August 21, 2005
「MECプロジェクト エンターテイメント セミナー」でナビゲーターをやる
午前10時半、IMSにある福岡校へ。午前11時から、KDDIとのEZアワードの関連イベントで、福岡から世界的ヒットとなっているプレステ用のゲームを出しているCyberConnect2の石原学さんと四ヶ所鉄也さんと百武みずほさんと、ぼくがナビゲーターで、トークイベント。 まず、広報を担当している百武さんが、会社の概要を話してくれて、その後、石原さんと四ヶ所さんとトーク。石原さんは大阪校、四ヶ所さんは福岡校の出身だ。二人のゲームにかける強い想いが伝わってきて、とても良い話が聞けた。 12時半に、終わってすぐに、福岡国際会議場に移動。今日は、ここで、「第2回MECプロジェクト エンターテインメント セミナーが催されるのだ。国際会議場には、いっぱいの人が集まっていて、このプロジェクトへの関心の高さが伺えた。 MECプロジェクトは、2010年に福岡県久山町に「パラマウント・ムービー・スタジオ・パーク」を開設するという壮大なプロジェクト。そこにUCLAエクステンションが進出して、Media Instituteを設立して、Movie Studio Parkと共になって、アジアのコンテンツ発信の基地としようというものだ。 午後1時から、まずKelly Kiernanさん(写真)がメインスピーカーとして登場。現在の20世紀フォックス社プロダクションエクゼクティブになるまでのご自分の経歴を話しながら、映像制作の醍醐味とプロフェッショナルトレーニングの必要性を熱く語ってくれた。現在、映画監督が実現したい映像を最大限に実現してもらいながらも、予算と日程を守るという二足の草鞋を履くことが多いという。 Kiernanさん自身、レギュラーで、UCLAエクステンションの教員もやっているとのことだが、「パルプフィクション」、「マイ・ボディーガード」、また一連のJanet JacksonのPV、さらに年末、日本で公開となる「Mr. & Mrs. Smith」の制作現場を渡り歩いていて、素晴らしいキャリア。 午後3時からは、ぼくがナビゲーターになって、スギヤマスタイルではお馴染みのUCLAエクステンションのEntertainment StudiesのJane Kagan学部長と、エンタメ専門弁護士のKelly Charles Crabbさん、九州大学大学院の源田悦夫教授の3人の方がパネル(写真Click!)になり、「コンテンツ産業における人材育成」というタイトルでトーク。 3人の方のそれぞれの発表に時間がかかり、十分なディスカッションの場を設けることは、できなかったのだが、現在の大きな変化の中で、ハリウッドのエンタメ産業自体が変化していることが、ひしひしと伝わってきた。国や業界を超えて、知を結集することのみによって発展するのがコンテンツ産業。日本の可能性も少し見えた気がしたパネルディスカッションとなったと思う。午後4時半に終了。 午後5時すぎ、いったん福岡校に戻る。 本日、福岡校で「MOJO NITE」につき、もう一本、夜にアップ予定! |
Posted by
mojosgy
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18:30
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