プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

November 30, 2010

秋葉原で『近未来教育フォーラム』を開催

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午前11時、秋葉原の富士ソフトアキバホールへ。今日は、デジタルハリウッドの「近未来教育フォーラム」

さっそく会場の状況をチェック。普段、ぼくたちは、日本のビジネスシーンから言えば、かなり自由なファッションで、働いているのだが、今日は、スタッフが皆、黒のスーツ。ちょっと見違えるね(笑)。

ホールの楽屋で、基調講演のゲスト、ソフトブレーン創業者の宋文洲さんと文部科学省大臣官房企画官伊藤学司さんと軽く進行だけ打ち合わせ。後は、ぶっつけ本番。そのほうが良い議論になると思っているからだ。

午後1時から『デジタルコミュニケーション時代の人材育成』という題名で、基調講演が始まる。会場には多くのビジネスマン、教育関係者が来てくれていた。

講演が終わったところで、野中ともよさんに声をかけられた。野中さんには、本学でゼミを担当していただき、その彼らが今年4年生になっていて、素晴らしく育っている。今日も、率直に感想をもらい、とても有り難かった。

2時45分からの特別対談では、『デジタル時代に求められるビジネススタイル「プロデュース」とその能力開発』という題名で、本学の吉田就彦教授と橘・フクシマ咲江さんが対談。ぼくもホールの後ろから聴講した(写真Click!)。

3時45分からは、『デジタルハリウッド大学の教育革命』という題名で、本学の羽根拓也教授とぼくで、本学が開学前から現在まで取り組み数々の成果を上げてきたFD活動について詳しく報告をした。そこまでやっているのか!という感想を会場からいただけたのだった。

英語教育、スクールPad構想、メッセージデザイン時代の教育手法など、いろいろなセッションが同時進行。

ぼくは、4時から『電子書籍は儲かるのか!? 新出版ビジネス奮闘の今と未来』を聴講。福永充利さんの司会で、アスキーの福岡俊弘さん、ポルタルトの速水裕さんが、本音トーク。これは面白かった。

福岡さんは、iPhoneで「Tokyo Kawaii Magazine」を英語で展開している。福永さんが最後に、なぜ電子書籍に挑戦しているのですか?と質問すると、福岡さんは、「これなら世界を取りに行けると思ったから」と堂々と答えた。福岡さん、なんとカッコイイ!(写真)。

夕方となり、『「つぶやく」だけでは意味がない!』、『アニメクリエイターに未来はあるのか?』などのセッションが続き、「近未来教育フォーラム」が終わったのだった。

デジタルハリウッドでの教育を公開するという試みは初めてだったのだが、とても意味があることと感じた。

夜8時半、高円寺に戻り、高円寺南4丁目に明日オープンするスペインバルの「La Cocina del Cuatro」のプレオープンに顔を出す。ちょっとお祝いを言って、CAVAと生ハムをごちそうになって、家に戻った。
  

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November 29, 2010

近未来教育フォーラムの準備

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テ朝6時に起きる。午前中は、家で、『スティーブ・ジョブズの王国-―-アップルはいかにして世界を変えたか?』で読む。この本は、最近、再編集されてアメリカで出版されたものの日本語版。

スティーブ・ジョブスだけでなく、ウォズニアックの少年期のこともわかる。Apple社の創世記を知るだけでなく、いかにパーソナルコンピュータという新産業が立ち上がっていったかを、小説を読むような感覚で読むことができる。

さらに今回の版は、スティーブ・ジョブス復活劇までが足されている。Appleファンには、とくに読んでもらいたい本だね。

先週、読んだ『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』も、なかなか良かった。現在、ジョブスの有名なプレゼンは、ほとんどYouTubeで観ることができる。それを観て、本の該当部分を読むのがお薦めだ。

さて明日は、デジタルハリウッドの「近未来教育フォーラム」

基調講演の「デジタルコミュニケーション時代の人材育成」に参加予定だった鈴木寛副大臣が、政府の代表としてチューリッヒで行われているFIFAのワールドカップ開催地を決めるプレゼンに急遽参加ということが、金曜日に決定。

鈴木副大臣が、同じ文部科学省の仕事をしている石井としろう衆議院議員を送り込んでくれることになった。

ということで、12時半、国会議事堂の隣りの第二議員会館へ。ここで石井議員と面会するのだ。

石井議員には初めてお会いしたのだが、とても爽やかな方だった。神戸製鋼でのサラリーマン経験や、アメリカでの留学経験など、新時代の議員らしい経歴だ。

しかし、石井議員も、急に明日、本会議が開かれることになり、基調講演の時間と重なってしまうとのこと。ということで、ぼくのほうで用意した質問をさせていただき、その回答をビデオ撮影させていただいたのだった。

1時過ぎに議員会館を出て、秋葉原のオフィスへ。さっそくビデオの編集を大学院スタッフにやってもらい、午後4時半から、それを見ながら、明日の構成を行った。

その後も、なんだかんだと準備。午後9時、徒歩で御茶ノ水へ向かう。ぼくは、秋葉原から線路沿いに東京医科歯科大学へ向って登っていく坂の夜景が好きだ(写真Click!)。

聖橋と横の立体交差に使われているアーチが、なんとも、ぼくの郷愁を誘う。自分が小学生の頃持っていた街のイメージがあるからだろうね。

その後、東京本校の本部で、クリエイティブのメンバーと打ち合わせをして、午後11時、本日終了とした。
  
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November 28, 2010

ADAAの審査で、九州大学大橋キャンパスへ

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8時半に羽田空港第2ビルに到着。いつものようにWest Park Cafeで朝食。

9:45発のANA247で福岡へ向かう。今日は、アジアデジタルアート大賞(ADAA)のエンターテインメント部門の審査なのだ。

12時半、九州大学大橋キャンパスに着く。元の九州芸工大だ。毎年、審査をこのキャンパス内で行うのだが、今年は、その中で、多次元デザイン実験棟というところで、審査を行うという。

午後1時、審査員が揃ったところで、粛々と審査開始。エンターテインメント部門の審査員は、ADAAの中心人物、九州大学の源田悦夫教授(写真)、早稲田大学の坂井滋和教授、東北新社の中島信也専務、 上海工程技術大学マルチメディア学院/上海音楽大学の金鐘棋教授とぼくだ。

今回、小ホールのような多次元デザイン実験棟での審査になったのは、ここにSONYの4K解像度のプロジェクターがあるからだ。

応募作品の中に2つほど、4Kの解像度で制作されたCG作品があるのだ。4Kのデジタル映像でのCG作品は、素晴らしかった(写真Click!)。CGとデジタルシネマの相性は、やはりとても良い。

ひと通り、それぞれの作品を審査し、その後、各賞を決めるために結果集計と、その後の審査員たちの真剣なディスカッション。皆で納得して賞を決めたときには、すでに午後6時半になっていた。審査員の先生方、ご苦労さまでした。

本当は、福岡で一泊して、先生方と食事をしたかったのだが、デジタルハリウッドの「近未来教育フォーラム」が迫っているため、ぼくは、大橋キャンパスから福岡空港に直行。

帰りのフライトが30分ほど遅れ、羽田に着いたら午後10時近かったのだった。
  
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November 27, 2010

『トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑』に参加

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午前6時に起床。支度をして7時40分に家を出る。今日は、『トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑』に、家の旧車を駆って参加するのだ。

土曜日の朝ということで、まだ空いている都内を神宮外苑まで走っていく。会場は、ここの絵画館前なのだ。

ぼくがトヨタミュージアムの事務局からもらった集合時間は、8時から8時45分に到着とのこと。絵画館前に着くと、大勢の運営スタッフたちが出迎えてくれた。

絵画館内に設けられた受付で、参加費3000円とゼッケンをもらう。さっそく車に戻り、ゼッケンを貼る。9時半からは、ドライバーズミーティング。

今日のパレードは、絵画館から銀座までの往復。地方からの参加車両も多いので、パレードのコースについては、写真付きで細かく説明があった。

出発までは、しばらく参加車両を観て回る。戦前の車は、まさにクラシックカー。大きいものが多く、凄い迫力だ(写真Click!)。

昭和40年代の国産車も多数参加。日産のブルーバード、フェアレディ、トヨタのパブリカ、レビン、本田S800など、懐かしい車が新車のような輝きだった。

外国車では、英国車が多かった。やはり旧車は英国車が人気だ。部品が豊富に手に入る状況ということも関係しているように思う。

10時半過ぎから、順にパレードにスタート。青山通りから、皇居の南側を抜けて銀座へ。銀座和光で左折して、ぐるっと戻るコース。12時半頃には、全車、絵画館前に戻ってきたのであった。

絵画館前には、いつもお世話になっているメカニックの小柳さんたちが来ていて出迎えてくれた。指定された位置に駐車すると、すでに多くの旧車ファンや見物の方々が来ていて、会場はたいへん盛況だった。

ぼくの近くでは、蛍光グリーンのカウンタックの人気が高かった。今観ても、SFの中に出てくる車のようだ(写真)。イタリアのデザイン力って、本当に凄いと思ってしまうね。

回りのオーナーの方々や小柳さんたちと、車談義をしながら、午後3時半まで過ごした。最後に絵画館の階段に今回の参加車両のオーナーたちが並んで、記念撮影で終了となったのだった。

家に戻ると、さすがに疲れが出て、そのまま3時間ほど昼寝。

午後8時、夕食に出たのだが、いつも行く店どころか、ほとんど全部のレストランがいっぱい。たまたま席が空いた「波やし」に潜り込めた。お陰で、おいしい鮨を食べることができたのであった。

明日は、福岡に出張だ!
  
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November 26, 2010

長い1日、ブログ記事も長くなった!

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朝9時半、日本橋のソフトブレーン社へ。今日は、ソフトブレーン社ファンダーの宋文洲さんと11月30日の「近未来教育フォーラム」の講演の打ち合わせ。

宋さんは、昨日、上海から戻ったばかりとのこと。ITベンチャーとしてソフトブレーングループを育て、今は中国に居を構え、中国でのビジネスに力を入れていらっしゃるのだ。

しばらくぶりだったので、最初は、2000年前後に活躍していたベンチャー起業家の消息などについて話をした。表舞台から消えたベンチャー起業家たちについて、とても残念に思っていらっしゃるようだった。

その後は、宋さんに登壇していただく「デジタルコミュニケーション時代の人材育成」について、キーワードをいただいたのであった。当日は、そのキーワードを利用して議論をさせていただくつもりだ。

10時半に秋葉原のオフィスへ。秘書といっしょに、溜まっていた書類の整理をした。

午後1時、メインキャンパスの会議室で、特許庁審査業務部生活用品・上席総括審査官の小林裕和さんと、特許庁審査業務部意匠課・意匠審査企画官の宮田荘平さん、同課・課長補佐の石坂陽子さんとミーティング。

特許庁でも、セカンドライフのようなメタバースでの知財について関心を寄せているということで、ヒアリングにいらした。来年には、勉強会をやりましょうということになった。

小林さんとは、20年前、ぼくがメディアラボから戻ってきたときからの知人。その頃から、とても勉強家で、仕事が終わってから、メディアラボを修了して、日本にやってきた若手の研究員と、いろいろと勉強をされていた。ちょっと懐かしかった。

今日は、いろいろ忙しい。午後2時半、御茶ノ水の東京本校に滑りこんで、定例の取締役会。第17期決算承認などを行った。

午後3時半からは、デジタルハリウッドのブランドステイトメントについてのミーティング。なかなか良いものが出来てきたのであった。

午後4時半に、セカンドキャンパスのオフィスに戻る。5時に、集英社の男性誌『UOMO』の連載「可士和談義」からの取材。カメラマンやライターの方々が、忙しく準備。

そこに、佐藤可士和さんがやってきた。今や「ユニクロ」の海外拠点をすべて手がけるなど、世界的にも注目されているアートディレクター。大学生たちから、将来、可士和さんのような仕事がしてみたいという声を良く聞く、憧れの存在でもあるね。

可士和さんとは、デジタルハリウッドエンタテインメント社が手がけたKITTY30周年の森美術館での展覧会からのお付き合いだ。ずっとどこか少年のような雰囲気が残っていて年齢不詳のクールな感じは、ぜんぜん変わっていらっしゃらない。

11月2日の「COOL JAPAN TOKYO-CONFERENCE」で、いっしょにセッション1で登壇したので、そのことで、僕を指名してくれたのだろう。

記事の載る号は、12月24日発売とのこと。楽しみだ。最後に、可士和さんは、ぼくの椅子に座って、レスポールを手にして、「オフィスにギターがあるってイイよね」と(写真)。確か、可士和さんのあの整然としたオフィスにも、フェンダーのアンプとギターが置いてあったことを思い出したのであった。

6時半からは、パソコンのテレビ会議システムで、羽根拓也教授とミーティング。11月30日の「近未来教育フォーラム」のセッションでのパワポの確認を行ったのであった。

午後7時からは、セカンドキャンパス7階で、大学のカリキュラム検討委員会。この委員会には、とにかく教育熱心な先生たちが集まっているので、常に議論は百出状態。

しかし、ぼくが助かるのが、みなさん実務家なので、理想の形を論じながらも、実際にどこまで出来るかという検討もしていただけることだ。次の1年生たちから、さらにきめ細かいカリキュラム編成となりそうだ。

9時半に終了して、オフィスに戻る。いろいろなことをやった長い1日だった。

さて、スギヤマスタイルでの人物写真が、これまでと違うという指摘を、何人もの方からいただいた。確かに、11月6日のショーン・Kさんの写真から、人物写真は、もう3代目となったGRDでは無く、SONY α900とCarl Zeiss・Planar f1.4 85mmに組み合わせで撮っている。

Planar 85mmは、アナログカメラ時代から、ポートレート用として、プロ、アマを問わず、愛好者が多いレンズだった。

ぼくは、父親の影響もあって、中学や高校の頃は、父のPENTAXの一眼レフを使っていた。次にカメラに目覚めたのは、25歳。助手になってからだ。同僚の先生に、とてもカメラに詳しい方がいて、Nikonの入門機といくつかのレンズを使って、リバーサルで写真を撮っていた。コダクロームとエクタクローム。今でも、たくさんのスライドが残っている。

そして、いよいよ、もう少し上をと思ったとき、Planar 85mmは、使ってみたい憧れのレンズになっていた。その頃、今は亡きCONTAXの高級一眼レフ用のものがあったのだが、僕には高くて手が出ないうちに、カメラは急速にフィルムからデジタルへ移行してしまったのだ。

そう、ずっと使いたかったレンズだったのだ。そして時は経ち、数々のカメラメーカー再編の中、ミノルタのαシリーズが、SONYブランドで蘇り、そのフラッグシップとして35mmフィルム相当のセンサーを持つα900が発売され、そこに一連のCarl Zeissレンズが用意されたのだった。

しかし、α900は、ぼくごときの腕前で使うにはもったいないと思って、発売以来、ずっと静観してきていたのだった。

そして2008年の発売から2年が経ち、ついにボディの実売価格が20万円前後にまで落ちてきた。ということで、重量のある一眼レフを持ち歩けると思えるうちに、使おうと意を決したのであった。本当に久しぶりの一眼レフだ。

ということで、縦位置での人物写真のほとんどが、これから、α900+Planar85mm(写真Click!)となるはずのなので、皆様、よろしく!
  
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November 25, 2010

千葉県私学教育研究集会で講演、夜はクール・ジャパン室3D研究会

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朝8時に家を出て、東西線快速に乗って、東葉高速線の飯山満(はさま)へ向かう。

9時30分、東葉高等学校の正門(写真Click!)に着く。文化財となっている、この地域の庄屋の門が、そのまま正門となっている素敵な私立高校だ。

今日は、ここで千葉県私学教育研究集会があり、「情報」の科目を担当されている先生方へ、ぼくが、コンテンツ産業についての講演をさせていただくのだ。

10時に開会し、ぼくの講義は10時半から12時まで、みなさん、とても熱心に聴いてくれていた。90分で、たくさんの情報を押しこんでしまったせいだろう、その場では質問が出なかった。

12時、控え室で、お弁当を食べさせていただき、そのときに先生方の感想を、聞かせていただいた。高校の授業の中では、すでに起きたことしか自信を持って教えられないが、未来の展望を聴けて良かったとのこと。それこそ、ぼくの役割なので、うれしいかった。

午後からは、「情報」の模擬授業を行うとのこと。そこには、デジタルハリウッド大学の栗谷講師が、アドバイザーとして参加。こういう機会を与えてもらったのには、感謝だね。

ぼくは、ランチ後、秋葉原へ直行。午後2時40分から、自分の「デジタルコミュニケーション論」の講義を行った。今日は、MIT Media Labの有名なデモをビデオと共に紹介。改めて1985年当時のMedia Labの研究者たちの発想の鋭さに気が付くのだった。

午後5時、御茶ノ水の東京本校セミナールームへ、滑り込む。今晩は、経済産業省クール・ジャパン室3D勉強会。

10月、クール・ジャパン室の官僚の方々に、3Dテレビが発売されていても、国内には、3Dコンテンツ制作のノウハウを持っているプロがほとんどいないという話をさせていただいた。

そのことを重く受け止めてくれたのが、室長補佐の伊藤慎介さん(写真)だ。さっそく、パナソニクとソニーのキーマンを呼んでくれて、ヒアリングをしてくれた。実は、3Dテレビを発売したメーカーも、そのことを多いに懸念していたのだ。

確かに、いくつかの団体が、3D映像制作のセミナーを開始しているが、まだまだ、その成果が映像作品として世に出るには、時間がかかりそうだ。

今日の勉強会では、まず、ぼくが問題提起させていただき、伊藤さんが趣旨説明(写真)。その後、パナソニックとソニーから、それぞれ、3Dテレビや3Dビデオカメラ、そして3D作品について解説をしてくれた。

勉強会には、講師や院生、さらにスタッフが参加。講師も院生も、映像制作のプロたちなので、かなり突っ込んだ質疑応答があり、参加者は少なかったものの、実りがあるディスカッションができたのであった。

しかし、この3Dテレビについても、サムソンの勢いは凄い。さらに韓国では、すでに2D、3Dコンパチの放送規格が決まり、すでに試験放送が始まっている。この部分、日本の総務省は、まだ方式の論議まで出来ていない。

NHKがステレオ方式の立体テレビの研究開発については、だいぶ前に終えており、すでに水平解像度8Kのスーパーハイビジョンに力を入れていることも、3Dテレビ放送に関心がいかない理由だとも思う。

全世界のテレビ販売台数から見ると、韓国での放送方式が、世界のスタンダードとして受け入れられる可能性は低くはないのだ。その結果、日本のテレビメーカーが、莫大なライセンス料を韓国に支払うことにも成りかねない。

3Dテレビ普及は、まだまだこれからなどと言っていられない国際情勢というわけだ。どの家庭にもあるテレビのブランドから日本のものが消えて行くと、他の産業の国際市場にも、影響があると思うのである。

ということで、第一回の勉強会が終了。問題が明確になってきたので、これから早急に仲間を増やしていこうということになったのだった。
  
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November 24, 2010

昼間、コンテンツ強化専門委員会。夜はカンファレンスの打上げ。

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9時に御茶ノ水の東京本校へ。9時半から定例の経営会議。

12時過ぎに終わって、すぐに溜池山王駅近くの知的財産戦略事務局の会議室へ。

午後1時から、今年度の第2回コンテンツ強化専門調査会。委員のメンバーは、昨年度と同じ。会長は、中村伊知哉先生だ。

今日から、関係各省からということで、総務省、経済産業省、文化庁の官僚の方々も出席。知財計画2010の海外展開について、様々に論議を重ねた。

各省から、我が国のコンテンツ産業強化に関連した予算要求が出ているのだが、実は名称や項目は、それらしいのだが、中身を良くヒアリングすると、予算規模や効果に疑問を持つものもある。

実際に何が行われるかというところまで、チェックしていくことは難しいのだが、そこをやらねばとも思ったのだった。

午後3時に閉会して、秋葉原キャンパスへ向かう。オフィスで、メールチェックや講義準備など行う。

5時過ぎ、大阪と福岡の専門スクールの講師の方々に向けたビデオレターの撮影。来年度からの「本科」の大きな変革についての説明だ。

午後6時から、サードキャンパスの会議室で大学の入試関連の会議。

7時に秋葉原を出て、六本木の交差点近くの「六本木農園」へ。農家の跡取りの方々が中心になってオープンした話題のレストランだ。デジタルハリウッド大学の一期生も、ここで働いている。

今日は、ここで、11月2日に行われた「COOLJAPAN TOKYO−CONFERENCE」の登壇者たちが集まっての打上げを兼ねた懇親会。

それぞれ産地も生産者もはっきりしている美味しい野菜を食べながら、カンファレンス当日は、ゆっくりとコミュニケーションできなかった方々と、クール・ジャパンについて、いろいろと議論(写真Click!)。経済産業省クール・ジャパン室の渡辺哲也室長らも参加したのだった。

とくに「COOLJAPAN TOKYO−CONFERENCE」のプロデューサーでもあるNPO法人デザイン・アソシエーション理事長である川崎健二さん(写真)と、たっぷり話すことができた。

長くデザイン運動をされてきた川崎さんの話には、とても重みがあり、いろいろと思うところがあったのだった。話題は尽きなかったのだが、気がつけば午後11時。ここでお開きになったのであった。
  
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November 23, 2010

オフ。大政さんのホームパーティへ。

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今日は祝日。ということでオフをもらう。

昼間、ちょっと荷物になる買い物ということで、恵比寿から新宿まで、車で回ったら、都内の道が思ったより混んでいて、けっこう時間がかかってしまった。

新宿の東急ハンズも、たくさんのお客さんが来ていて盛況。クリスマス商戦に入ってきた感じだった。

午後6時、かねてからの約束で、今日は落合に住む大政さんの家でのホームパーティへ。半年に一度ぐらいのペースで、海城高校時代の同級生たちと集まっているのだ。一度は、いっしょにバンドをやったメンバーでもある。

祝日ということで、少し光が寂しいとのことだったけれど、彼のマンションの部屋からの新宿副都心方向の夜景は、なかなか素晴らしい(写真Click!)。

今日は、大政さんの子供たちも参加。子供たちと言っても、兄妹ふたりとも、もう20代後半。立派に大人。ということで、集まった親父メンバーたちと、ワイワイとやる。

さて、その息子さん、じつはミュージシャンのLENOくん。シンガーソングライターとして地道に活動をしている。親父が果たせなかった夢を、息子が叶えた感じかも。

LENOくんの音楽、ロックテイストに溢れていて、なかなか良い。LENOくんの音源とライブ情報は、彼のMyspaceをチェックしてみていただきたい。

ということで、午後10時半まで、リラックスした時間を過ごさせてもらったのであった。
  
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November 22, 2010

FM東京の「メディアプレゼンテーション」へ

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本日は、ほぼ代休。ということで、昼間は、家でMacBookを広げて、半分仕事をしながら、ネットの中をブラブラしていた。

夕方5時からは、ホテルオオタニの宴会場へ。今日はFM東京の「メディアプレゼンテーション」というイベントに参加なのだ。

1年に一回あるFM東京に関わっているスポンサーや広告代理店の方々が集まり、東京FMの取り組みについてのプレゼンを受け、その後、大きな懇親パーティとなる。

ここで、FM東京とデジタルハリウッドが共催した来年度以降に開始されるマルチメディア放送をイメージして行った「マルチメディアコンテンツアワード」の受賞作品の展示も行った。12月に行われる授賞式で、入賞者に手渡されるトロフィーも展示となったのだった(写真Click!)。


さて先週、AppleのiTunesストアで、Beatlesのすべての音源が売りだされるということで、大きなニュースになった。

そのことで、「Beatlesって誰?」というような若者の発言に、多分、僕の前後の世代が、tweetでかなり批判し、そこで、双方の応酬となり、ネットでの話題提供になったとか?

子供たちが知らないということは、その親たちが、もう家庭環境の中で、Beatlesを流していないということだと思うのだ。子供たちに、常識だろ!と叫んでも仕方が無いとも思う。

そういう意味では、全世界の若者たちに、再度、Beatlesを発見してもらうという点で、iTunesストアからの配信は、意味があるね。だって、iTunesのキャッチのとおり「The band that changed everything」って、まさに真実だからね。若者にも知ってもらいたいとは、ぼくの世代は思うよね。

しかしである。2010年、40年前、誰も想像ができなかったほどに、高性能となったコンピュータとデジタル処理技術。今更、リアルタイムでBeatlesを聴いて、レコード、CDと全部聴いてきた僕ら世代は、もう一度、AACの圧縮音源でBeatlesを買うという気にはならない。

一般的には、あまり話題にならなかったのだが、Beatles Boxのmonoとstereoが出たときに、同時に林檎型の置物に入ったUSBメモリーでのデジタル音源が同時に発売されている(写真)。

CDは、1982年に世の中に登場したわけだが、今でも発売当時のままのフォーマット16bit・サンプリング周波数44.1KHzである。この40年余りのコンピュータやデジタル技術の恐ろしいほどの発展を考えれば、ここまで良く、このフォーマットで続けてこれたものだと思うのである。

もっとも、すっかり高度にデジタル化された現在の音楽制作現場においては、24bitで96KHzや192KHzという高度な音質で音源が作られている。Beatlesのアナログ音源からのリマスターも、もちろん、そのレベルで作業が行われたはずだ。

ということで、前置きが長くなったのだが、BoxのUSB音源は、じつは24bit/44.1KHzというフォーマットで販売されているのだ。パソコンのUSB出力からオーディオ用のDAコンバーターを介して、それなりのステレオセットに送り込めば、想像を超えるような素晴らしいビートルズの音楽体験をできる。Beatlesリアルタイム世代の大人には、ぜひこれで、聴き直して欲しいものだ。
  
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November 21, 2010

大学の学校推薦と自己推薦入試

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午前9時、秋葉原メインキャンパスへ。今日は、自己推薦と学校推薦の入試だ!

ぼくは、入試実行の責任者なので、入試本部に詰める。学校推薦の受験生については、面接試験は、最後の確認といった要素が多くなる。

自己推薦入試については、すでに他の専門で大学へ通っている学生が、進路変更ということで受験するというようなパターンもあり、いろいろな受験生がやってくるというのが興味深い。

午後からは、ぼくも試験官をやった。午後4時にすべて終了。その後、セカンドキャンパスのオフィスに戻る。こちらでは、大学院の講義が行われている。

午後5時、徒歩で御茶ノ水の東京本校に向かう。今日は、昌平橋を渡って行く道を選択。ここからJR総武線を見ると、都内では珍しい鉄橋の全景が見渡せる。秋葉原の中で、ずっと変わらない好きな景色だ(写真Click!)。

松住町架道橋という名前は、一般には知られていないと思うけれど、昭和7年に造られたものが現役というのは、鉄橋というのは耐用年数が長いのだなと思ってしまうね。

東京本校に着いて、しばらくギャラリーに居た。東京本校では、来年度からの「本科」の募集が始まっていて、順次、受験が始まっている。

「本科」には、一般的な昼間の2年間、仕事や大学との両立が可能な土日の2年間、美大生など美術教育を高度に受けている人達のための1年間のコースが開始されるのだが、その設定については、なかなか評判が良いとのことだ。

企業が新卒生や初心者を採用できない理由として、必ず上がってくる項目に、企業に必要な知識と技術が無いということが上がってくる。だから経験者の中途採用には積極的なのだと。

デジタルハリウッドの専門スクールは、開校以来16年、まさにそこに答えてきたつもりだ。今回の「本科」のコンセプトの中にフリーランスでもやっていけるまでのスキルというのがあるのだが、そこまでやれれば、産業界が要求する高いスキルにも、もちろん対応できると思っている。

午後8時、高円寺に戻る。午後11時、久しぶりにご近所のバー「FREE BarD」へ。オーナーバーテンダーのマークくん(写真)と音楽話で盛り上がったのであった。
  
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November 20, 2010

新潟でデジタルハリウッド大学の説明会

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朝10時過ぎに家を出て、東京駅へ向かう。今日は日帰りで、新潟へ出張。新潟で初めてデジタルハリウッド大学の説明会をやるのだ。

新潟の高校生の多くが東京の大学へ進学しているとのことだが、本学にはほとんど新潟の出身者がいないということで、一度、みなさんに知ってもらいたいということで開催することになったのだ。

東京駅から「とき」に乗り新潟へ。2時間ちょっとで着くのだから、あっという間だ。

説明会の会場は、新潟駅南口からすぐのビル。午後2時から、ぼくのミニ「デジタルメディア概論」。会場には、検討者の方だけでなく父兄の方々も来ていた。

3時過ぎ、後は大学の広報担当者に任せて、ぼくの出番は終了。

会場に、10年前まで、ぼくの秘書を3年ほどしてくれていた旧姓・島方直子さん(写真)が来てくれていた。駅前のタリーズの30分ほどお茶をしながら話ができた。

家族の仕事の関係で、高校からアメリカに住むことになった島方さんのデジタルハリウッドに来る前のキャリアは、Delta航空のフライトアテンダント。結婚後、こちらに引越して6年、二人の男の子を育てながら、今は、自宅でECCの先生を楽しくやっているとのこと。

新潟駅は、北口側のほうが、ずっと開けているとのこと。確かに南口は、整備はされているものの、なんとなく寂しい風景(写真Click!)。ちょっと空が広く感じるね。駅前の店舗やホテルも、あまり成功していないとのこと。

予定より、一本早く、二階建てのMAXで、東京へ向かう。午後8時前、高円寺に着く。

明日は、大学で、自己推薦と学校推薦の入試だ!
  
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November 19, 2010

本日オフ。趣味の一日

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本日は、今週の土日が仕事となるので、先にオフをもらう。午前中、家で郵便物の整理。まだまだ郵便で来るものは多いよね。

午後1時、日本堤のARDへ。今週は2度目。ときどきブレーキランプが点灯したままになってしまうので、見てもらうことに。

ブレーキのマスターシリンダーの後ろにブレーキフルードの圧力でオンオフするブレーキランプ用のスイッチが付いているので、それの経年変化によるものかと思ったのだが、小柳さんによると、少し中のシリンダーの戻りが悪くなっているのではないか?という診断。

もともと、エンジンからの排気管が集合するあたりにブレーキのマスターシリンダーがあり、その熱で、シリンダーの変形などで、内部のシリンダーの動きが悪くなったりする傾向があり、そのためシリーズ後半からは、そこに熱対策のための遮蔽カバーが追加されていた。

実際、数十年、その遮蔽カバーが残っている個体も少ないのだが、ぼくのは、もともと付いていた形跡が無いタイプ。ということで、アメリカ製のThermoTec社のCOOL ITという排気管用の遮熱テープと遮熱用シートで対策してみることに(写真)。

いずれにしろ、シリンダーやパッキングに問題が出ている可能性があるので、取替えセットの取り寄せをお願したのだった。

午後3時半に小柳さんのショップを出て、都内の渋滞の中を走った。トロトロ走るので、かなり油温も水温も上がったけれど、とりあえずブレーキランプが点きっぱなしになるトラブルは出なかった。

途中、秋葉原で昌平橋から、御茶ノ水の聖橋方向にカメラを向ける。高架下のレストランたちの温かい光と上を走る中央線のJR車両、総武線の鉄橋の冷たい雰囲気、、遠景の聖橋など、目で見ると良い景色なのだけど、カメラに収めるのは難しい。でもGRDの28mmレンズ向きなのでトライ(写真Click!)。

午後7時、高円寺に戻ったのであった。ということで趣味の一日だった。夜は、原稿のチェックをやった。
  
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November 18, 2010

FM東京のニュースのコメンテーターをやった

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いつものようにオフィスへ。午後からは、大学院生の修士論文の内容のチェックのため、メインキャンパスへ。

今年から、院生たちはメインに指導を受けている教員だけでなく、その教員の専門以外の先生二人にも内容を見てもらうことになったのだ。

基本、教授たちは、ビジネス系、クリエイティブ系、ICT技術系に別れているので、3つの方向から議論を受けることになるわけだ。院生、教員、事務局が、混乱しないようにスタンプラリーの形式になっている。

院生たちの評判を聞くと、普段、指導を受けている先生以外の教員に指導を受けるということは、緊張もするが、多分野からのチェックが、納得できることが多く、とても良いという評価だ。

教授たちも、普段、あまり交流の無い院生が、どんなことをトライしているかがわかるので、面白いということと、メインの教員の指導レベルもわかるということ。これも良いね。

午後2時過ぎにオフィスに戻り、講義準備。2時40分から「デジタルコミュニケーション論」。

今日は、後に「google street view」につながる1978年から80年の歴史的プロジェクト「Aspen Moviemap」について説明した。そして、その現在形である「google street view」についても、ビデオなどで説明をしたのだった。

その後、徒歩で御茶ノ水に移動。午後5時から定例のボードミーティング。1時間で抜けて、半蔵門にあるFM東京へ。

今日は、午後7時からのニュース番組「TIME LINE」にコメンテーターとして呼ばれた。経済評論家の伊藤洋一さんがお休みということで、急遽、大学1期生で、FM東京系のラジオ番組制作の仕事をしている宮本くんが呼んでくれたのだ。うれしいね!

6時半から、番組の進行とニュースの読み上げを担当するFM東京・今井広海さん(写真)と番組ディレクターや構成作家の方々と打ち合わせ。

7時から本番。自分の専門で呼ばれてラジオに出ることは、これまでも多々あるのだが、ニュースのコメンテーターというのは、まったく初めて。いつもより、ちょっと緊張するね。

後半の特集は、ぼくの得意な音楽配信の問題。Appleが、ついにビートルズの音源をiTunesストアに出し始めたということと、amazon.co.jpで1100万曲のMP3音源を売りだしたという2つのニュースが重なっての特集だ。

iTunesによる世界の隅々へのBeatles配信というのは、少しは意味を感じるけれど、日本では、そんなにインパクトがあるのだろうか?とぼくは発言。でも「The Band that changed everything」というiTunesのBeatlesのCMのキャッチ、確かにその通り!

だって、若い人にしても、お父さんお母さんがBeatlesのCD音源持っているでしょと。で、みんなリッピングして音楽プレーヤーに入れていると思うし、大人は大人で、最近、再度ミックスダウンされ直したボックスをMonoもStereoを購入していると思うしね。でもiTunesからの各アルバムに付いているミニ・ドキュメンタリーは欲しかったりして。

ぼくの世代だと、アナログ盤で、シングル、コンパクトLP、LP、CDを数度、そして最近のボックスなど、一体、一生の中で、何度Beatlesを聴くためにお金を払えば良いのだろうと。少なくとも、ぼくは、AACというフォーマットは、もう入りませんね。

さて、あっという間の30分。とりあえず無事、終えて、記念撮影(写真Click!)。FM東京の生放送用のスタジオはけっこう広い。みなさんに挨拶をして、秋葉原のオフィスへ戻る。

午後8時半からは、午後の続きで、院生と修士論文の相談会。ぼくにアドバイスを求めてきた院生は,5人、全員が終わったら、11時になっていた。後、数ヶ月、全力で頑張って欲しいね。

ということで、本日終了。
  
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November 17, 2010

昼間は篭って仕事、夜は大学の教授会

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朝5時に起きてしまう。さっそくMacBookを開いて、メールチェック。昨晩、メールをチェックしなかったので、けっこうメールが来ていた。

10時過ぎ、セカンドキャンパスのオフィスへ。そのまま篭って、土曜日の新潟での大学の説明会のためのKeynoteの作成をさっそく始める。

早めにお腹が空いたので、セカンドキャンパスの裏にあるカレー屋さん「Bengal」へ。いつものように野菜カレー。

12時半にオフィスに戻り、そのまま篭って、明日の講義のためのKeynote作り。前期にすでに同じ講義をやっているのだが、今回については、かなり改良をしたく、そのための資料を、ネットの中に入って探し回った。知りたいのは、1970年代のものなので、文献で知っているもの以上のものが探せなかった。

午後6時、デジタルハリウッド大学がある秋葉原を中心に活動されている千代田区議の小林たかやさんがいらして、ポスターのための写真撮影をいっしょにした。ぼくも小林さんを撮らせていただいた(写真)。

午後6時半、友人のデイブ・ウォンさんが学長室に来た。日本に家はあるだが、数ヶ月づつ、香港とシンガポールと東京の3箇所をぐるぐると回りながらファンド系の仕事をしている。英語、北京語、日本語が堪能な彼を見ていると、アジアが頼もしく見えてくる。

午後8時、定例の大学の教授会(写真Click!)。デジタルハリウッドの学生たちが指向するコンテンツ制作現場の就職戦線は、大企業よりはずっとゆっくり始まる。そんなわけで、先月と今月で、かなりの学生が正社員としての内定をとったと報告があった。うれしいね!

午後9時半に教授会が終了。しばらく、何人かの先生と、いろいろ打ち合わせ。午後10時過ぎに本日終了とした。
  
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November 16, 2010

昼間はずっと会議、夜はデジタルスケープ経営陣と会食

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今日は、ダイレクトにメインキャンパスへ。しばらく仕事をする。

午後1時からの大学院の教授会の前に、お弁当を食べてしまう。1時から、セミナールームで定例の教授会。現在、修士論文の途中経過のチェックが入っているところで、話題がそこに集中した。

デジタルハリウッド大学院では、ビジネス、クリエイティブ、ICTの3つの力を付けるということを目標としている。院生は、それぞれ、3つのうちのどこかに軸足を置いた研究を行うわけだが、必ず他の領域の先生のチェックも受けなければいけないというシステムになったのだ。

同じ専門ではなく、異なる専門の教員から指導を受けるというのは、コンテンツビジネスの実態を考えたとき、非常に重要だと思うのだ。院生たちからの評判も良いようだ。

午後3時からは、そのまま委員の先生たちが残って、大学院のカリキュラム検討委員会。今年から、大きく枠組みを作って系統化したカリキュラム。そこは良いとして、さらにひとつひとつの科目の中身の議論となっている。5時15分に終了。

その後、会議室に移って、学長室会議。高橋教員、小倉教員、栗谷教員、みんな忙しいね。彼ら3人のブログが、『Digital Stream 〜学長室教員ブログ〜』としてアップされているので、そちらもよろしく!

午後7時、新宿西口にある「石器料理いしかわ新宿店」へ。今日は、本当に久しぶりにデジタルスケープ社の藤川社長(写真)と会食なのだ。

メンバーは、デジタルスケープからは、藤川社長、大林専務、篠原取締役。デジタルハリウッドからは、古賀社長、廻取締役、そしてぼくだ。

デジタルスケープは、現在、イマジカ・ロボット グループに入っているが、元々は、デジタルハリウッド設立の1年後の95年10月に、藤川社長とぼくたちが設立した会社。日本で初めてのデジタルクリエーターの派遣を手がけた会社だ。ということで藤川さんとは16年の付き合いだ。

基本、懇親会なので、和気あいあいと食事が進み、午後10時過ぎに解散。

高円寺に帰り、ちょっと南口へ。なんとなく寒々しい雰囲気だ(写真Click!)。だんだん本格的な冬が近づいている感じがした。
  
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November 15, 2010

本日オフ。ARDへ車を取りに行く

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しばらくぶりに休み。iPadで天気予報をチェック。夕方から雨とのこと。

10時、ARDから電話がかかってきて、車が仕上がったとのこと。雨が降る前に取りに行くことにした。秋葉原から日比谷線で三ノ輪へ。そこからは徒歩。

古い車なので、ちょっとしたパーツが無かったり、オリジナルじゃなかったり、というところの作業。修理というより、レストアという感じだ。

しばらく、ARDの小柳さん(写真)と、いろいろと話し込む。小柳さんがARDを始めて、今年で30年。ぼくは、細く長く28年ほど、お世話になっているのだ。

まったく宣伝などしていないショップなのだが、Alfa Romeo旧車のエンジンのオーバーホールが、うまくいかないとき、アルフィスタたちが、最後に辿り着くショップなのだ。

車を受け取って、午後2時半には、高円寺に戻る。その後、家で昼寝。

午後8時、息子が高校から帰ってきたところで、彼の誕生日を祝うということで、ご近所のイタリアンレストランBEONEへ。街の気軽なイタリアンという感じなのだが、料理はおいしく、ワインもリーズナブルなものを揃えてくれている。雰囲気もあって良いよ(写真Click!)。

ということで、休みが終わったのだった。
  
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November 14, 2010

東京本校で「デジタルメディア概論」の講義

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午前10時半、御茶ノ水に着く。東京本校の斜め前のスタバで、ブランチ。11時過ぎに1階セミナールームに入って準備を始める。

2週間ほど前、セミナールームのプロジェクターとスクリーンをフルHD対応に取り替えたのだが、ぼくが使うのは初めてなので、ちょっと早めにセッティングを始めたのだった。

ぼくは、いろいろなところで講演をさせてもらうので、Keynoteのスライドの解像度を1024×768で作っている。今日、そのままプロジェクターにつなげたら、200インチのスクリーンの真ん中に、7割ほどの大きさでスライドが映ってしまった。

プロジェクターのほうの解像度は、最低が縦1024。これはMac側に、機材名や設定できる解像度がつなぐだけで読み込まれているので、すぐわかる。このへんも便利になったもんだ。

ということで、そのままかなと思ったら、Keynoteのプレゼンのインターフェースに、スクリーンサイズに合わせるメニューがあり、それを選んだら、ぴったりサイズに。やっぱりKeynoteは便利だね。

12時から「デジタルメディア概論」の講義開始。今日は、秋から受講生が来てくれたので、80人余りの受講生が来てくれた(写真Click!)。中1回の休憩を挟んで、3時45分に終了した。

終わって、すぐに「cut&paste」の日本でのオーガナイザーであるパーシャさんがセミナールームにやって来た(写真)。

昨日と今日で、東京での予選会が行われているのだ。クリエーターのアイデアと技を競技会という形にした「cut&paste」は本当に面白いね。日本での各部門の優勝者たちは、New Yorkでの世界大会に行くのだ。日本大会のCG部門は、ぼくがジャッジの一人になる。楽しみだ。

午後6時半まで、東京本校の事務局で、スタッフたちといっしょに仕事。その後、息子とヨドバシアキバで待ち合わせて、彼の誕生日プレゼントのDSi LLを購入するためだ。

色が選べるので、実際に見てみようということになったのだ。またそれに合わせて、本体のクリアカバーや液晶保護シートなども買う。ちょっとした出費だが、ぼくも勉強のため使ってみたいわけなので、、、

また、母親には、加湿器が付いた加湿タイプのプラズマクラスターイオン発生器を送った。年寄りが風邪を引くと、たいへんなことになる可能性が高いので、ウィルスにも効果があるとされているものは、試してみようというわけだ。

我が家用にも、最近発売となったポータブルタイプのプラズマクラスターイオン発生器を買った。

家に戻って、リビングの隅の猫のピートの屋根付きトイレのすぐ横に設置。近くで嗅げば匂いが少ししていたのだが、2時間ほど運転したら、匂いが消えていた。基本1畳用なので、本来は、トイレなどの小さな空間で使うべきなのであろう。そのまま24時間運用をしてみることにしたのだった。ということで、またガジェットが増えてしまった。
  
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November 13, 2010

校友会の総会、ゲストはAR3兄弟!

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午前中、自分の旧車を日本堤のARDへ転がしていく。最近、いくつかのマイナーなパーツをeBayで落として、それが送られてきたので、ARD小柳さんに取り付けてもらおうというわけだ。

旧車のパーツは、同じ車の同じ時期でも、部品納入メーカーが数社ある場合があり、同じ部品のはずが、微妙に異なり、取り付けに加工が必要なことが多いのだ。ということで専門家に頼むことになってしまう。円高は、eBayで落とすときは、有り難いと思うね。

午後1時半に大手町のKDDIホールへ。今日の午後は、デジタルハリウッドの校友会なのだ。

午後2時から、第一回の総会。さらっと議事が終わり、今日のゲストである「AR三兄弟」を会場に迎えた。

本日は、実際に作品を制作している次男さんと三男さんが、どのようなプロセスで、AR作品を作っているかを、作品を見せながら、解説してくれるということ。普段は、「AR三兄弟」のプロデューサーである長男さんが、しゃべり担当ということで、次男さんと三男さん自身で説明するのは初めてとのことだった(写真Click!)。

大学の研究室では、長年、各地で研究が進められてきていたAR(Augmented Reality)だが、パソコンやケータイのコンピュテーションパワーの飛躍的な増大、カメラ、GPS、WiFiなどの実装で、手軽に試作品を作れる状態になっている。

「AR三兄弟」の作品は、まさに目の付け所が素晴らしい作品。ということで注目度が高く、今日も、NHKさんが彼らの特集番組を制作中ということで、密着取材をやっていた。

長男さんは、都合で参加できないということで、ぼくたちも理解していたのだが、実はサプライズだった。最後、長男さんが客席から現れ解説。デジタルハリウッドということで、制作の次男と三男さんにプレゼンして欲しかったとのこと。長男が居ることは、次男も三男も知らなかったということで、本当にびっくりしていたのだった。

その後、懇親会。三兄弟も、そのまま参加。記念撮影をさせてもらったのだった(写真)。「AR三兄弟」のプレゼンが、とても面白かったので、それが切欠で、会場に和気あいあいとした雰囲気が流れ、交流が進んでいた。ちょっと参加者が少なかったのが残念だった。次は、もっと卒業生たちに集まってもらうように工夫したいね。

午後5時半、一端、東京本校の本部のデスクへ。MacBookを開いて、明日の講義のためのKeynoteの準備をやる。

この4月から、しばらくぶりにVaioからMacに戻った。移行したいくつかの明確な理由があるのだが、そのひとつは、もちろんKeynoteだ。パワポより、作り易いし、エフェクトも良いし、プレゼンのときの使い勝手もいいからだ。

午後8時、業界の友人から連絡があり、いっしょに食事をすることになり、六本木へ。その後、高円寺に戻ったのであった。
  
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November 12, 2010

建築学科77年卒の同期会

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朝9時、東京本校へ。9時半から定例の経営会議。いろいろ議論があり、1時近かった。その後、大学教員の公募についての確認を教員選考会議を招集してやった。

その後、秋葉原のオフィスへ行き、いろいろ仕事。午後6時半、御茶ノ水の日本大学理工学部1号館へ。今晩は、建築学科の同期会。

卒業年度は1977年度、ずいぶんと時間が経ったものだ。その間、なんと3回しか同期会をやらなかったということで、建築学科の教室主任となった岡田章教授(写真)の声がけで、今日、やることになったのだ。

今、理工学部建築学科には、同期で教授職となった仲間が、3人いる。岡田章くん、今村雅樹くん、重枝豊くんだ。同期から母校の教授に3人もなるというのは、日大でも珍しいことらしい。

さて、今日は、卒業以来で、初めて会った同期生も多かった。すでに33年の時間が経ったわけだ(写真Click!)。

いろいろ名刺交換をしていくと、さらに宮崎均くんが、前橋工科大学工学部長・大学院工学部研究科長で、岩本弘光くんが、岡山県立大学デザイン学部教授となっていた。

専任だけでなく、非常勤で大学で教員をやっている方々も多く、完全に若い人たちを育てる側になっているのが、ぼくの世代というわけだ。

話してみると、建築業界で仕事をしてきた人がほとんどなので、みんな、それなりに荒波に揉まれて人生を送ってきている。お互いの健闘を称えつつ、4年後にまた同期会をやるということで、午後9時前に解散となったのであった。
  
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November 11, 2010

夜、BITHAUSのメンバーとミーティング

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いろいろ原稿チェックがあり、午前中からオフィスに篭って仕事。

12時過ぎ、大学の非常勤の先生とミーティング。先生の受け持っている1年生の学生の学習状況をヒアリングした。

その後、本日の「デジタルコミュニケーション論」の講義で、デジタルハリウッドが取り組んでいる電子教科書研究会から出ている「School Pad 構想」のパワポを担当からもらい、それをKeynoteにして、レイアウトを直した。

午後2時40分から「デジタルコミュニケーション論」。1年生もだいぶ大学に慣れたのだろう、ちょっと出席率が落ちてきた。今日は、これまでの復習から始まり、iPadがなぜ出版産業に黒船のように捉えられたかという解説。そしてデジタルハリウッドの電子教科書の試作品のプレゼンをやった。

午後5時、東京本校へ移動し、定例のボードミーティング。午後7時に終了。

午後8時から、御茶ノ水駅前の沖縄料理屋で、久しぶりにBITHAUSのメンバーとの懇親会を兼ねた今後の戦略会議。

今日は、デジタルハリウッドから齋藤GMと石川さんが参加し、来年度からの新しい本科について紹介。このグループの永遠の事務局長秋庭隆司さん(写真)が、中心に今後の活動についての議論を進めた。

BITHAUSのメンバーは、伊藤穣一さんが、デジタルハリウッド内にビットハウスラボを持っていたときのメンバーが中心で結成されたもの。ということで、ほとんどのメンバーとは、12年以上の付き合いだ。

もちろん、彼らは、それぞれの分野のプロフェッショナルとなり大きな視点で世界を観ることができるようになった今、もっとハイコンセプトの活動をやろうということで再集結したということだ。

さらに今日は、業界の名物講師である深野暁雄先生も途中からジョイン。深野先生の心意気が16年前とぜんぜん変わらないところが、うれしかったね。

午後11時過ぎ、店の前で記念撮影して、本日終了となった。
  
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November 10, 2010

東京本校でMIT Media Lab 石井裕先生の講演

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今日は、午前中は家に居て、12時から秋葉原のオフィスへ行き、すぐ「ベンガル」でランチを食べた。

午後1時半からD2 COMMUNICATIONS広報宣伝部のキムさんと岸良さんとと来年の「第10回モバイル広告大賞」についての打ち合わせ。年々、この賞の持つ意味は大きくなっていると思う。

その後、講義準備で、Keynoteの作り込み。授業資料に動的な表現を入れると、動きやタイミングなど、いくらでも調整してしまいたくなり、なかなか終わらないね。

午後5時からは、学長室の教員と事務局スタッフとで、次の教授会の内容についてのミーティング。

午後6時半、御茶ノ水の東京本校セミナールームへ。今晩は、日本MITエンタープライズ・フォーラムとデジタルハリウッド共催で、MIT Media Lab副所長 石井裕教授(写真)の講演会があるのだ。

「タンジブル・ビット(Tangible bits)」というコンセプトで、世界的に有名な先生だ。ぼくは、先生がメディアラボの教員になる前の1994年ごろ知り合いになり、ずっと先生の研究や、そこから出てきたいろいろな作品は、なるべく体験してきた。

そんなわけで、講演の前に、ぼくも挨拶。まさにMedia Labが無ければ、デジタルハリウッド設立は無かったわけで、石井先生に、このセミナールームで講演して頂くというのは、感慨無量というわけだ。

講演が始まると、美しい写真を多用し、重要なキーワードが、機関銃のように飛び出すプレゼンに、会場が完全に引き込まれてしまった。

デジタルメディアや先生の研究作品の紹介だけでなく、そこに教育論、哲学、さらに死生観もあり、軽妙なしゃべりの中に物凄く深く重いテーマもあった。

教育者の一人として、ぼくが心に残ったワードは、『教育とは、学生に「飢餓感」と「屈辱感」を持たせること』というもの(写真Click!)。

ソフトに言えば、もっと勉強したり研究したいと思わせることが「飢餓感」。この先生には、とか、あの研究者には、今は負けているけれど、いつか勝つと思わせる、というのが、「屈辱感」ということだね。現代の日本の学生に、これをやるのは、かなり工夫がいるのだが、まさに真理だと思ったのであった。

午後9時、講演が終了、会場から、いろいろ質問が出た。講演はすべてUSTREAMで生中継。これは、USTREAMのスペシャリストとなってしまっている平田院生が担当。

『MITメディアラボ副所長 石井裕先生講演会』という名前でアーカイブされているので、ぜひご覧になることをお薦めしたいね。

講演後、石井先生との名刺交換のため、非常に長い列が出来た。その一人ひとりに丁寧に対応している石井先生がとても印象的だった。
  
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November 09, 2010

朝J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』でゲストトーク

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朝5時半に起きる。6時半に家を出て、7時20分には、六本木ヒルズ森タワー2階のスタバで、アイスカフェラテを飲んでいた。

今日も、J-WAVEの番組に呼んでいただいたのだ。番組は、ぼくも良く聴いている別所哲也さんがパーソナリティとして帯でやっている『TOKYO MORNING RADIO』。その中のMorning Loungeというコーナーでトークさせていただくのだ。

デジタルハリウッド広報の根鈴くんと川村さんもやってくる。午前8時に森タワー33階のJ-WAVEに上がり、ディレクターの方と軽く打ち合わせ。

8時半から曲も入れて約15分の持ち時間。話題はまずはCool Japan。そして昨日の知的財産戦略推進事務局のコンテンツ強化調査会の話、とにかく時間が限られているので、畳み込むように話してしまった。

後半は、別所さんが主宰する「Short Shorts Film Festival」とデジタルハリウッドの提携について紹介。そこでお互い映像コンテンツへの思いを確認。最後に11月30日にアキバプラザで行われる『近未来教育フォーラム』の紹介を別所さんがしてくれて終了。まさにあっという間だった。

別所哲也さん(写真)は、舞台や映画の仕事をやりながらも、何年も毎朝午前6時から9時まで生でこの番組を続けている。精神力が強くないと持たないだろうね。

午前9時半に御茶ノ水の東京本校へ。ちょっとスタッフと打ち合わせて、徒歩で秋葉原のオフィスへ向かう。

今日は、いろいろ原稿打ちがあり、そのまま学長室に篭って、iMacで仕事。原稿を打つときは、大きなディスプレーで、大きなフォントで打つのが好きなのだ。

午後2時半、学長室で大学院スタッフと次の教授会の案件などについてミーティング。

午後3時半、メインキャンパスで、大学全体のFD委員会。委員長は羽根拓也教授。

FDについては、2004年の大学院開学以来、かなり先進的なコンセプトを持ち、やってきたと思っている。

他大学のFDについても関わっている羽根教授によれば、まず全教員がコンピュータでのコミュニケーションをまったくストレスなく行えるということが、デジタルハリウッドでは当たり前なので、新しい試みがすぐ定着できるとのこと。

大学院での毎回の授業評価は、個々の授業改善だけでなく全体のカリキュラム改変にも、とても役立ってきた。また大学では、毎回の評価に、学生本人の取り組みについての質問が入り、これについても単なる授業評価ではない効果が得られている。

来年に向け、さらに改良をしようと今日も委員の教員たちが、3時間議論を交わした。とくに今年度から委員になった森祐治教授からは、アメリカのトップ校での例などとの比較があった。

羽根教授によれば、デジタルハリウッド大学の良いところは、教員だけでなく事務局の若いスタッフが一緒になって実行のための調査や準備をするということなのだそうだ。確かに今日も大学と大学院の教務からFD担当のスタッフたちが参加している(写真Click!)。ぼくにとっては当たり前なのだけどね。

午後7時過ぎにセカンドキャンパスの学長室に戻り、スタッフとスケジュールの打ち合わせ。その後、大学教務と教員公募についての打ち合わせ。

午後8時からは、またiMacに向って原稿打ち。朝早かったので眠気が襲ってきて、ふと居眠り。そんなわけで切りをつけら11時だった。

そこから片付けて秋葉原駅に向かう。なんと電車が停っている。線路内に人が立ち入っているとのアナウンス。各駅停車で中野まで着いたら、今度は日野あたりで人身事故ということで、快速も各駅停車も完全にストップ。高円寺に着いたら、午前1時になっていた。こんなこともあるんだね。
  
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November 08, 2010

1日に2度、中村伊知哉先生といっしょだった

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9時半に、南北線の溜池山王駅に着く。今日は、内閣官房・知的財産戦略推進事務局のコンテンツ強化専門調査会なのだ。

今年の2月から3月にかけて集中的にコンテンツ強化専門調査会が行われ、この会からの出た方針が、各省庁の事業の中にかなり盛り込まれたのだ。

調査会では、これから2011年度へ向けての方針や事業の中身についても検討することになる。やさらに2015年ぐらいまでを見通した方針について論じられることになるだろう。

午前10時、中村伊知哉先生が昨年度に引き続き会長となってコンテンツ強化委員会の第二ラウンドが始まった。まずは、近藤局長が挨拶。総理より「知財戦略について加速せよ」との政治指導があり、ご自分が進捗をチェックしたいという発言があったのだそうだ。確かに管総理は弁理士、知財の重要性は理解しているはずだね。

まずは「知的財産推進計画2010」の進捗状況について、事務局より報告。角川歴彦さんと久夛良木健さんは、いつもながら適確な疑問を投げかける。ぼくも、細かく発言させてもらった。

別所哲也さんも、アジア諸国がいかに国策として映画制作などに投資をしているかを紹介。経済の数字だけで国力を争う時代から、文化力も同時に問われる時代への対応が、日本が非常に遅れているという指摘だ。

中村先生のまとめで、12時に終了。別所哲也さんには、明日の朝、また会うので、ちょっと挨拶をして別れたのであった。

秋葉原のオフィスで、午後2時半から修了生の北田能士さんとミーティング。彼と二人で、この11月1日から、デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所の中に杉山研究室を立ち上げたのだ。

北田さん自身、CGプロダクションの取締役として活動しながら、自らは次世代の制作技術開発に取り組んでいるのだ。大学という枠組みでの研究を継続したいということで、ぼくと組むことになったのだ。

午後4時、大学事務局とミーティング。

午後5時からは、セカンドキャンパスのセミナールームで、『マルチメディアコンテンツアワード2010』の審査会となった。

審査員には、中村伊知哉先生を迎えていて、今日2度目のいっしょの会合ということになった。事務局からの説明の後、さっそく部門ごとの審査が始まった(写真Click!)。

ラジオのDJを代表してという感じで、人気パーソナリティのやまだひさしさん(写真)が、積極的に発言。お陰でとてもクリエイティブな雰囲気の審査会となっていった。

審査員を務めたFM東京の黒坂修常務は、まだ始まってもいないマルチメディア放送について、素晴らしい企画と作品が上がってきたと、とても喜んでいた。

午後7時半から、コンテスト事務局メンバーと夕食をしながら、今後の進捗についてミーティングをしたのであった。
  
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November 07, 2010

大阪校で「デジタルメディア概論』の授業

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9時40分、東京駅に着く。ちょっと風邪気味だ。10時の「のぞみ」で新大阪へ向かう。今日は、大阪校で「デジタルメディア概論」の講義なのだ。

今日の座席は、進行方向右側。ということで、途中、富士山が見える。今日は、富士山がかからず、久しぶりに裾野まで観ることができた(写真Click!)。

今日は、立冬ということだが、富士山の山頂のほんの少しだけ雪が乗っており、あとは夏山のような状態だった。だいぶ寒くなったけれど、まだ富士山には、まとまった雪が降っていないというわけだね。

午後1時に大阪校に到着。ぼくの大好物ということで、今日も関さんが、並んで神戸南京町「老祥記」の肉饅頭を50個ほど買っておいてくれた。

ランチとして14個ほど食べてしまった(写真)。二口で食べられるぐらいの絶妙の大きさで、しっかり味がついているので、醤油などにつける必要もない。人気があっても、その店に並ぶしか手に入らないというところも、なかなか良いね。

午後2時から地下のセミナールームで「デジタルメディア概論」の講義を開始。1度だけ休憩をとって午後5時半に終了。その後、質疑応答となった。

最近の大阪校は、女性の受講生が増えているとのこと。今日も、ビジネスウーマンという雰囲気の受講生の方々が多かった。経済状況が思わしくないときに、女性の受講生が増えるのは、過去15年も同じ傾向だったな。

6時15分、スタッフが呼んでくれたタクシーで、新大阪へ。6時38分の「のぞみ」で東京へ。車内で無線LANが繋がるので、帰りはMacBookを開いて仕事していた。やっぱり便利だね。

さすがに大阪への日帰りは、体が疲れる。高円寺の家に着いたらバタンキューだった。
  
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November 06, 2010

J-WAVEのショーン・Kさんの生番組に出る

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午前11時、新宿のヨドバシカメラへに行く。秋葉原では在庫切れだったものが、こちらにあるということで来て、無事ゲット。

高円寺に戻り、しばらくぶりに「モスバーガー」でブランチ。家に戻り、最近まったく聴いていないCDの整理をしたら、CDケースの上に舞い降りていた埃をかなり吸ってしまったらしく、途中から鼻が痛くなってきてしまった。ということで夕方には鼻声になっていた。

午後7時、広報スタッフと六本木ヒルズで待ち合わせして、夕食をしながら打ち合わせ。

午後9時に森タワー33階にあるJ−WAVEへ。今晩は、ショーン・Kさんがホストのロングラン番組『大和証券 Make It 21』にゲストとして出るのだ。生番組なので、ちょっとワクワクするね。

まずは、ショーンさんとスタジオ内で打ち合わせ。2002年にも、この番組に呼んでいただいたとのこと。と言われて、確かにそうだったと思い出したのであった。

ちょっと和んだところで、ポートレートを撮らせていただいた。さすが絵になってしまうね(写真)。

さて、『今の学校教育、社会人教育はどうなのか? 海外留学生の学習意欲を、杉山さんはどのように見ているのか?そんな教育の現状に迫ります。』というのが、今日の番組内容の紹介となっていた。

番組は午後10時から始まる。しばらく外のミキシングルームからスタジオの様子を観る(写真Click!)。プロ用モニタースピーカーからのショーンさんの声、低音が響いていて、聴いているだけで気分が良くなるね。

10時7分、スタジオに入る。38分ぐらいまでに、コーナーが終了ということ。途中、楽曲も入るので、賞味20分程度のトーク。もう少し突っ込んだ話をしたいというところで終わってしまうね。

最後は、ショーンさんが気を使ってくれて、11月30日にデジタルハリウッド主催で行われる『近未来教育フォーラム』のお知らせを話させてくれた。

ぼくのコーナーが終わって、スタジオから出て、番組の最後まで聴いていた。毎土曜日、生番組を何年も続けていくって、たいへんだろうなと思ったのであった。
  
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November 05, 2010

新カリキュラムの講師・TAへの説明会

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午前中、マンションに「光フレッツ」が来たということで、その工事。しかし、マンション内の配管と、現在電話線が出ているコンセントが、うまく繋がらず,結局、リスケジュールとなってしまった。

これまで、一番最初に高円寺近辺に来たUSENの光と契約していたのだが、マンション内は銅線の配線となることも原因のひとつなのだろうが、スピードが落ちていたのだ。もちろんエラー発生も多くなり、大きなファイルのダウンロードなど、途中で止まることも多くなっていたのだ。

光フレッツは、部屋まで光ケーブルのまま配線されるとのことで乗り換えることにした。ちょっと前までは、曲げに弱かったためマンション内の既存の配管では敷設が不可能だったのだが、今は材料が改良され、わりと自由に通すことができるようになったわけだ。

ということで、開通せずのまま、秋葉原のオフィスへ。午後1時半、日本WEBデザイナーズ協会(JWDA)のコンテストについて、JWDAの小林さんと米田さんと今年の改善について、いろいろアイデアを出し合った。今年は、さらに良いコンテストになりそうだ。

午後2時半からは、FM東京の増山さん、高浪さんらと「マルチメディアコンテンツアワード」の応募作品の内容確認と、プリ審査を開始。

企画書は、パワーポイントのプレゼンで何ページにも及ぶ大作から、一枚のものまで、いろいろ。じっくり内容を読ませていただいた。

映像部門は、家庭にあるマルチメディア放送の受信端末のひとつとなるフォトフレームに流れるという想定でのもの。事務局としても、まだ無いものが、どのように家庭で使われるのか想像しながらのプリ審査となった。そう考えると、通常の映像コンテストとは異なる視点が出てきた。

月曜日の本審査に向けて、順調に事は進み、午後6時半に終了することができたのだった。

午後7時、御茶ノ水の東京本校のセミナールームへ滑り込む。今日は、専門スクールの『新カリキュラム 講師・TA向け説明会』なのだ。

2011年4月から、15年ほどマイナーチェンジの積み重ねでやってきた専門スクールの教育カリキュラムを大幅に変更することにしたのだ。そのために講師とTAの方々に、何故、そのような改変が必要となったかを説明する会ということで集まっていただいたのだ(写真Click!)。

最初にぼくから経緯について説明。ぼくとしては、変革というより、建学の精神に則ってカリキュラムを見直したら、今回のようになるのが自然という感覚。

デジタルハリウッド設立は1994年10月。そのときは、デジタルクリエーターなる職業は無かったも同然だった。

それから16年、ICTの信じられないほどの技術革新と、デジタル表現ツールの急速な進歩により、プロフェッショナルたちの表現能力は、まさに飛躍的に高まっていったのである。

本物のプロの端くれになるために、身につけるべきことは、15年前とは比べ物にならないものになったわけだ。

それに対応していくためには、2年制というコースをメインに置くことにしたのだ。20歳以上という受験資格で、大学生のダブルスクールも可能とした。美術系大学の方々には、すでに十分にデザイン基礎を研鑽されているという解釈で1年コースも用意した。

ツールの使い方は、オンデマンドなど個人の進捗に合わせた学習を可能として、より本質的に表現を深めていこうというコンセプト。これは、講師の方々も、その方向に行きたかったというカリキュラムなのである。

このカリキュラムのコンセプト作りの中心となったのが、デジタルハリウッド大学院の立ち上げも行った齋藤知也ジェネラルマネージャー(写真)。ぼくとはツーカーというベテランスタッフ、ということで大学院での経験が生きたカリキュラム構成となったのだ。

すでに新カリキュラムの「デジタルハリウッドスクールサイト」もオープンしている。新しい「本科」のカラーはシアン。美しいブルー色に、僕たちの思いを託したのだ。

説明会が終わり、そのままセミナールームで講師とTAの皆さんと懇親会。照明が付いて、つくづく皆さんの顔みると、改めて卒業生たちが多いことに気がつく。多くの先生たちは40代になって、それぞれ業界のリーダー格として仕事しながら、母校で教えてくれているのだ。

スクール業界に詳しい児玉マネージャーによれば、こういう学校は多く無いとのこと。デジタルハリウッドに思い入れを持って教えてくれるということが、大きな財産というわけだ。まさに卒業生と共に創ってきたのが、デジタルハリウッドというわけだね。

午後10時過ぎ、懇親会が解散となり、ぼくも本日終了。
  
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November 04, 2010

デジタルコミュニケーション論の講義で初代Macのデモ

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午前中、学長室で執務。11時半、少し早めに「ベンガル」でランチ。いつものように野菜カレー。

12時10分、内閣府知的財産戦略本部の奈良参事官と渡部さんと、来週から始まる今年度のコンテンツ強化専門調査会の事前打ち合わせ。

菅総理ご自身が直接チェックする姿勢で強くコンテンツ産業振興にコミットされたいとのこと。確かに現内閣で、弁理士のタイトルを持っているのは総理だけだ。知財の重要性は十分に理解されているということと解釈したいね。

午後2時40分、大学1年生必修の「デジタルコミュニケーション論」の講義。今日は、Apple社設立から1984年のMacintosh発表までの解説。そして、恒例になった初代Macintoshのデモ。

MacPaintの完成度に、現在の学生たちも感激していた。今思えば、たった128Kのメインメモリーで、これが動いているというのは、マジックのようだ(写真Click!)。

午後6時、御茶ノ水の本部で、定例のボードミーティング。7時で中座。霞が関の東京倶楽部ビルディングへ向かう。

「RISTRANTE di HOKKAIDO Mia Angela 霞が関店」で、スーパーサイエンスキッズ総会後の懇親会に合流。

スーパーサイエンスキッズの活動に興味を持たれる政治家の方々は兼ねてより、けっこういらっしゃるということだったのだが、皆さん視察に来られる時間が取れないという現実問題があった。

それならと、出たアイデアが、議員会館を借りて、そこに子供たちと講師たちがやってきて活動を見せようというもの。議員たちと秘書たちが30人ほど見てくれたとのこと。

懇親会では、本日、フィンランドの小学校のスタイルで授業をやってくれたEija Pajarinenさん(写真)と知り合い、いろいろお話を聞かせていただいた。

フィンランドでは、クラスの平均人数は19.6人。カリキュラムや教科書については、現場の先生たちに裁量があり、児童一人ひとりの能力により、個別指導も普通に行われているとのこと。また良い形で家庭と学校が連携して、話し合いが良く行われているのだそうだ。

さらに、フィンランドの経済が非常に悪くなり、隣国との併合まで想定されるようになったとき、フィンランド政府が最も力を入れて投資を行ったのが、教育現場ということだ。見習いたい話が満載だった。

いつも思うことだが、スーパーサイエンスキッズのように、教育についてNPO法人を立ち上げ、真剣に取り組んでいる組織が、日本にはたくさんある。裏を返せば、現在の教育システムに大きな疑問を持っている人達が、大勢いるということである。

学校と交渉しても変わらない、文部科学省にアプローチしても進まない、政治家も取り組んでくれないという中、それなら自分たちでやろうというわけだ。その自由があるのが日本とも言えるけど、本来なら、通常の教育システムの中に、もっと新しいアプローチが取り込まれるべきなんだと思うね。

そんなことを考えながら、午後11時、家路に着いたのであった。
  
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November 03, 2010

八王子スタジオで社員総会と運動会

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朝8時半に家を出て、デジタルハリウッド大学八王子スタジオへ向かう。今日は、体育館で社員総会と運動会をやるのだ。

午前中の総会は、来年度から専門スクールの方向性とカリキュラムを一新することから、その説明を詳細に行ったので、1時間ほどオーバー。

また恒例の10年勤続表彰なども行った。ぼくは、昨日のCool Japan Tokyo-Conferenceについても報告した。

午後1時過ぎ、まずは用意されていた弁当を皆で食べ、その後、大阪校の責任者の関さんと法人営業の樋口くんの司会で、運動会が始まった。

ぼくは、大会委員長ということで、MVPなどを決めなくてはならず、舞台に陣取った。

まずは皆で、ラジオ体操第一、ぼくは本当にしばらくぶりにやったのだが、体が覚えているし、動かしたら小学生の頃のことを鮮明に思い出してしまった。脳は面白い。皆も間違えないのだった(写真Click!)。

その後は、6つのグループに別れて、対抗戦となる。三輪車の競争、綱引き、玉入れ(写真)などなど。競争となると、皆、真剣になって行き、どんどん楽しくなってしまった。大人になっても、こういう時間は必要だね。

午後4時半、無事終了。楽しい一日。高円寺に戻って、早寝をしたのであった。
  
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November 02, 2010

Cool Japan Tokyo-Conferenceに参加!

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11時半、神宮外苑へ。今週、ここで東京デザイナーズウィーク2010が行われている。

そのイベントのメインテントで、今日は丸一日、経済産業省主催で『Cool Japan Tokyo-Conference』があるのだ。

控え室で、スピーカーの方々と打ち合わせをして、午後1時からイベントが始まる。基調講演は、松岡正剛先生だ。この方の思想、哲学、文化、歴史についての知識と考察力は、桁外れ。

今日もCool Japanについて、1300年間ぐらいの日本の歴史と文化の中で、30分ぐらいで説明をされた。このまま終了予定の午後10時まで、先生の話だけ聴いていても良いのではと、本当に思った。

その後のセッション1に、佐藤可士和さんとぼくが出た。モデレーターは、生駒芳子さん。45分間があっという間に過ぎた。

そして、素晴らしいスピーカーたちが、それぞれのお題と立場から、Cool Japanについて語られた。ここからは、ぼくは完全に観客化。とても良い充電を開始したのだった(写真Click!)。

今回は、たった1日という時間、素晴らしいスピーカーたちに与えられている時間は、合計しても15分程度。もっと聴きたいのにという不満が残った。

全員のスピーカーに共通していたことは、日本には、素晴らしい職人たちとコンテンツは確かにある。しかし、それを世界市場に売りだしていく力を持つプロデューサーたちが不在だということだ。

その観点から、ぼくは大学院を設立したのだが、今ではみなさん、そのように認識しているというのは、心強いね。

第二部は、秋元康さん、茂木健一郎さん、猪子寿之さんという豪華メンバーが、一般公募と招待の方の日本を元気にするCool Japanのアイデアプレゼンを、その場で講評していくというもの。

3人の講評は、後半になると、どんどんラジカルになっていった。茂木さんが爆発してアジり、猪子さんがボケながら本質を突き刺し、秋元さんがまとめるという感じ。これは凄まじく面白かった。USTREAMのビューワー数も鰻登りになっていった。

最後を締めたのが、森美術館 館長 南條史生さんのプレゼン。会場全体が感動に包まれてしまった。多くの方がブログで、このプレゼンについてアップされているので、それを見ていただくと良いだろうね。

それにしても、「美しいか?美しくないか?」ということがあらゆる判断の基準となるとき、その感覚を高めていくには、人類が残してきた高いレベルの知を身につけて判断の基礎とするか、それを超えてしまうような発想を作って突っ走ってしまうのか、どちらかしかないだろうと思ったのであった。

午後8時半からは、ドーム内で懇親パーティ。猪子さん(写真)を始め、いろいろな方々と話をすることが出来て楽しかった。ドーム内に流れた美しい映像は、デジタルハリウッド卒業生たちの仕事だった。

午後1時から、最後の10時まで、9時間、本当に有意義な時間を過ごせた。経済産業省Cool Japan室の目論見を遥かに超えた何かが、今後、伝え広がるはずだ。

まったく、このイベントについて知らなかったという方のほうが多いだろう。ぜひブログなどの検索で、このイベントの余韻を感じていただければと思うのである。
  
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November 01, 2010

代休でオフ、日本堤のARDへ

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本日、基本オフ。午前中、MacBookを開いて、しばらく仕事。

午後4時、日本堤のARDへ、遊びに行った。オーナーメカニックの小柳さんと、現代の標準的な車から見て、ちょっと非力といえるAlfa Romeoの105系の四輪ディスクブレーキについて、前々から話をしていた。

アメリカのAlfa Romeo旧車専門の部品供給のCenterline社が、ベンチレーテッドの現代風のディスクブレーキを前後とも制作しているので、これを試しに取ってみようということになっていたのだ。

今日は、それが届いたということで、キットを見に来たのだ。前後ともかなり良く出来ていた(写真Click!)。ただ前輪用ディスクは径がオリジナルより大きいので、ホイールも14インチから15インチにする必要がありそうだった。

それにしても、1970年前後の車の部品が、インターネットの時代では、簡単に手に入るだけでなく、新しい部品さえ開発されているわけだ。世界に旧車を趣味として楽しむマーケットが成り立っているということだね。

午後7時、帰りに秋葉原に寄り、家のWindowsデスクトップ機のバックアップ用に1Tの外付けハードディスクを手に入れた。丸ごとバックアップするアプリ付きで、10800円。20Mが40万円ぐらいだった時から20年、その5万倍の性能が1万円とはね。車は、2倍も早くなっていないのにね!
  
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