プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

December 31, 2009

いつもの通りの大晦日

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大晦日。

11時に家をでて、国立の母親の家へ向かう。毎年、まったく変わらないスケジュール。

途中、Olympic小金井店で、母親に頼まれた雑貨を買い、国分寺マルイに寄り、年越しそばを買う。これも、毎年のこと。

午後2時半に到着。しばらくのんびり。午後7時過ぎ、紅白をときどき見ながら、家族で食事。料理は、母親が、毎年、手配してくれている。大晦日は、洋風おせち(写真Click!)。お肉が多くて、息子が大満足の様子。

11時になったところで、ぼくが、年越しそばを作り始める。今日は、十割そばに、飛魚だし。湯で加減に成功して、かなり美味しくできた(写真)。

食べ終わって、0時。テレビのカウントダウンの掛け声と共に、2010年が開けたのだった。

  

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December 30, 2009

IMAX3Dで『AVATAR』を観る

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やっと本日から休みらしい休みに入る。

昼間は家の整理をして、午後4時に家を出て、JR川崎駅とつながっているラゾーナ川崎プラザの109シネマズ川崎(写真Click!)へ。

東京国際映画祭のオープニングのときに、六本木ヒルズTOHOシネマズで液晶シャッター方式で、22分の予告を見た記憶と、『AVATAR』の予告を109シネマズ川崎のIMAX3Dで見た時の比べたとき、圧倒的にIMAX3Dが良いと感じた。

今、国内では3D映画については、4つの方式が、映画館の系列ごと、採用されている。

「XpanD」液晶シャッター方式。大きな筐体で、ちょっとHMDみたいだ。重いと感じる人がけっこういる。良い点は、スクリーンが通常のもので良いこと、東映機材のセッティングが容易なので、上映スクリーンを変更しやすいことだ。

「Dolby 3D」分光フィルター方式。メガネがちょっと重いが、首をかしげても立体が崩れない。暗くならず、色の再現性が良いのだが、高度なコーティングが必要なため、レンズの値段が高い。

「REAL D」円偏光フィルター方式。偏光レンズが、同心円状のものなので、首をかしげても、立体映像が崩れない。メガネは軽く。メガネの持ち帰りがOK。現在、アメリカでは、この方式のシェアが伸びている。実際Ray-Ban社からは、この方式のメガネが売り出されている。マイ3Dグラスを持てるわけだ。

「IMAX デジタル3D」偏光フィルター方式。メガネは軽い。IMAXなのでスクリーンが大きいので、視野が広くなる。ただし、スクリーンは輝度の高いシルバースクリーンとし、2台のプロジェクターを用意することからコストがかかる。

「IMAX デジタル3D」上映の評判が良いため、109シネマズ川崎のチケットは、4日前のネットでの売り出しのときに、手に入れないと、中央ブロックの良い席がとれない。そんなこともあって、本日、観ることとなった。

この『AVATAR』、CGの多くが、ニュージランドのWETA社で制作されている。今回、デジタルハリウッドの卒業生2人を含む4人の友人が、制作に関わったのだが、みんな「燃え尽きた」と言っていた。確かに、信じられないほど手間がかかった映像になっていた。162分、まさに大作だった。

高円寺に戻り、午後9時半。エレキギターの売買から友人となった高島元能さん(写真)と待ち合わせて、高円寺でアブラクサスで夕食。彼は、無類の映画好き。B級映画にも詳しいところが面白い。今日も映画の話で盛り上がったのだった。
  
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December 29, 2009

『Round Table Tokyo 〜ustreamの未来〜』に参加!

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やっと少し寝れた気がして、午前9時に起きる。とにかく休みに入ったはずの金曜日の夕方から、実はずっと忙しい。いろいろイベントごとが終わった後の真夜中過ぎに、友人たちと飲み食いしているせいなのだが。

さて、本日は、ぼくとしては今年最後の仕事。川井拓也先生に招集されて、千駄ヶ谷のWhite Roomで『Round Table Tokyo 〜ustreamの未来〜』というソーシャル座談会に参加するのだ。

本日のスピーカーは、若者代表で20歳代の松村太郎@taromatsumuraさんとそらの@ksoranoさん(写真Click!)。ネットシニア代表で、神田敏晶@knnkandaさんと、ぼく@mojosgyの4人、司会はもちろん、川井拓也@himanainu_kawai先生。

小学校の小さな教室といった趣のWhite Roomには、さらに8人ほどリアル空間での参加者もいらした。参加者のみなさんも、高度にデジタルコミュニケーションを操る方々ばかり。この状況を、ほぼ全員が、いろいろな最新ガジェットで、生中継しているという始まりに、神田さんが、「全員、発信することだけやろうとしている!」と、みんなで苦笑。

気がつけば、元祖「タダ漏れ」のそらのさんだけが、本日は丸腰状態だったのだ。ほとんどの方々が休暇に入って、家の大掃除などや買い物の時間帯。それでも、川井先生のUSTREAM生中継に、200人以上の人が視聴してくれていた。

外からのつぶやきも拾いながら議論を展開していくので、話題がぜんぜん尽きない。ということで6時までの予定が、7時になり、やっと終了となる。

この四半世紀、どこにでもコネ無しで一人で乗り込んで、ジャーナリストとして行動してきた神田さん。ずっとハラハラしながら見てきたのだけど、その中から神田さんが体得している立ち位置は、とても素晴らしいと思った。

実際に自分が経験したことの重さから出る言葉、説得力が全く違うね。このラウンドテーブルのハッシュタグは、#RTtokyo、生中継されたビデオはUSTREAMの『himanainu_TV』にアーカイブされているので、ぜひどうぞ!

ところで、蓮舫議員のつぶやきに、きょう、そらのさんと会うと。22才になったばかりでもデジタルコミュニケーションを体感し理解している人は、今をときめく事業仕分け議員でも会いたい人になるわけだ。

今日、そらのさんは、「どこへ向かっているか分からないけど未来に向かってることは確かみたいな」というコメントから始めた。そこで使われた未来は、暗い未来でもなく、不安な未来でもなく、なんとなく正しい方向へ向いている未来というイメージがあった。

もう2010年、今更、ネットやケータイやデジタルが無かった時代が良かったと言われても、とっくに後戻りできないところに来ているのだ。デジタルコミュニケーションという無限の可能性を信じて、正しい方向だと思うことを、ひとりひとりがやる時代なのだ! みなさま、よろしく!

  
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December 28, 2009

『Twitter議員との今年最後のつぶやき祭り』東京本校で開催!

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今年の後半は、twitterを本格的に始めてしまったため、ブログの更新が遅くなりがちになる。そして、12月、USTREAMのiPhoneアプリが出てからは、さらにこれで生中継を試して遊んでしまうため、どんどん睡眠時間が削られている。

ぼくとしては、95年、デジタルハリウッド設立から2年目、スタッフも増えて、朝10時から夜中4時ぐらいまで、大量のメール合戦をやっていた頃の感覚が戻ってきた感じ。そう、ずっと"つながりっぱなし"というやつだ。

東京本校は、今日の夕方まで広報チームが勤務で、次は年が開けて1月4日からだ。

しかし、クリスマスイブの日、knnkandaさんの「28日、twitter議員の集まりの会場を探している」とのつぶやきに、ぼくが返事をしたことから、今晩は、東京本校1階セミナールームで、『Twitter議員との今年最後のつぶやき祭り』が急遽、開催されることになったのだ。

午後5時半、ぼくも会場へ。大学院スタッフの中津川くん、石島くん、広報の川村さんが、ボランティアで手伝ってくれる。

6時頃から、ぞくぞくとtwitterでつながったボランティアスタッフがやってくる。みんなビジネスマンの方々だ。今日の主催者、田宮嘉一(@KaichiTamiya)さんとも初めて会う。

田宮さんは、エコヒルズ社の経営者だ。この5日間で、10時間しか寝てないとのこと。議員さんたちのブッキングがたいへんだったのだろう。

午後7時、会場は100人ほどの参加者で満席。議員さんたちも、ぞくぞくやってくる。国会議員だけでなく、中野区や文京区の区議の方々や、和光市長までいらした。

国会議員の方々は、参議院から民主党の藤末健三さん、自民党の世耕弘成さん、山本一太さん、公明党の谷合正明さん、自民党を離党した田村耕太郎さん、衆議院からみんなの党の浅尾慶一郎さんが参加された。

地元から飛行機で駆けつけてくれた世耕議員、ちょっと遅れて到着(写真)。わかりやすい話がとても受けていた。さらに遅れてきた山本議員は、挨拶代わりにボン・ジョヴィを熱唱。盛り上がる。

この模様は、もちろん@ksoranoさんが、「ダダ漏れ」でUSTREAM生中継。年末の夕食時という忙しい時間帯にも関わらず700人の人たちが生を見ながら、どんどんつぶやいてくれた。

ステージの横では、川井拓也先生(@himanainu_kawai)が、高度なパワポ技を駆使して、議員さん立ちの背後のスクリーンにリアルタイムで的確に情報を出していく。これ本当に素晴らしく、おおいに玄人ウケしていた。

司会は、もちろんネット界の名物男 knnkandaこと、神田敏晶さん。世界どこからのレポートでも、必ずテンガロンハットに真っ赤なジャケット。いつもながらエキサイティングな司会ぶり。

約2時間半で、「Twitter議員との今年最後のつぶやき祭り」が拍手喝采のうちに終わる(写真Click!)。この様子は、すべてUSTREAMの『そらの@日常』で再生できるので、ぜひどうぞ!

本年の最後の東京本校でのイベントを終えて、スタッフとともに、片付けをして本日終了となったのであった。

  
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December 27, 2009

映画『のだめカンタービレ最終楽章・前編』を観る

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休みと飲み会が続いてきたので、曜日の感覚が無くなってきていることに気づく。今日は日曜だ。

しばらくぶりにケースに入れたままだった「335」を引張りだして弾く。iPhoneアプリではかなり高い値段のPeaterson iStoroboSoftを使って、オクターブを細かく調整。まあまあ古いギターなのだが、弾きこまれた様子が無く、まだまだ楽器として落ち着いていない感じなのだ。

とりあえず調整を終えたところで、この前、 Guitarshop Z'sで手に入れた「Z's Drive」(写真Click!)を、いろいろといじってみる。

エレキギターにとって、ディストーションサウンドというものは、まさに革命的な音だったわけだ。綺麗でクリアに響いていると感じられる様々な生の楽器も、ちょっと聴けば、それぞれ歪んだ音が多く含まれ、多様な音色を作っていることがわかる。

しかしである、どんな生の楽器も、エレキギターとアンプにより作り出された音ほどには、歪まない。騒音のようにも聴こえる歪んだ音にも、良い音と悪い音があり、ぼくたちのようなロック系のギタリストたちは、自分が納得できる、気持ちの良い歪みで十分に伸びる音を、探す旅に出ることになるのだ。

「Z's Drive」は、加藤店長の開発によるもので、音痩せが無く、芯の輪郭がはっきりとした、歪がでるエフェクターだ。オーバードライブやディストーションなど、歪を増すと芯が痩せて、歪んでいるだけの音になりがちなのだが、それがこの「Z's Drive」には無い。現代的なサウンド過ぎると感じる人もいるかもしれないが、録音やステージで映える音色だと思ったのであった。
夕方、新宿ピカデリー(写真)へ。もちろん、大勢の人が来ていた。今日は、『のだめカンタービレ最終楽章・前編』を観る。

オーケストラものということで、TVシリーズを観てしまい、続きを見たいという気持ちなのだが、実はなんと言っても、この映画でロケした世界最高峰の響きを持つ、ウィーン楽友協会ホール(Wiener Musikvereinsaal)でのシーンを見たかったのだ。。

ぼくは、大学4年生から、33歳まで、建築音響を専門にしていたので、毎年のようにヨーロッパの有名音楽ホールを回って、実際にオーケストラの演奏と、それぞれの音楽ホールの音響を聴いてきた。

その中で、Wiener Musikvereinsaalの響きは、もの凄かった。チャンスを作って3度ほど行ったのが、いつも感動した。あのように立体的に美しく響く音は、どんなステレオでも再生不可能だと思ったものだ。

また、お正月のニューイヤーコンサートのテレビ生中継で、良く知られているように、伝統を感じさせる黄金色のインテリア映える、とても美しいホールでもある。

映画の冒頭に出てくるホールでの演奏シーン。千秋真一に扮する玉木宏の指揮姿、美しかった。野田恵のピアノ演奏も自然で、上野樹里のハマリ役だと感じたのだった。

帰りに伊勢丹のデパ地下で、夕食用に飲茶セットを買って帰ったのであった。


  
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December 26, 2009

今日から冬季休暇、でも秋葉原へ

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今日から冬季休暇。

最近の休みのパターンで、PCで仕事をしたりtwitterを追っかけたりしながら、横でずっとNHK BShiを流しておく。ナレーションでの解説が続く番組が多いので、ちょっとラジオみたいな感じで聴いていられるのだ。で、興味が湧いたところで、画面をチラチラと観るのだ。

午後4時、秋葉原へ。ヨドバシAkibaで、Bluetoothのヘッドセットを、いろいろと物色。結局、もう少しそれぞれの製品の特徴やBluetoothのバージョンの違いを勉強してから購入を再度検討することにする。

午後5時、メインキャンパスへ。今日は、完全に閉まっているのだが、事務局だけ明かりが点いていて、スタッフたちが、掃除や整理を行っていた。今晩は、大学スタッフたちの忘年会があるのだ。

メインキャンパスからは、UDXビルの横のイルミネーションが綺麗に見下ろせる(写真Click!)。秋葉原も、もう完全に年末の雰囲気。土曜日ということもあって、たくさんの人出。この盛況は、ネットブックとWindows7、そしてこの組合せに必ず必要なemやWiMaxが牽引しているようだ。

夜中、高円寺に戻る。マンションの玄関が、正月の飾り付けになっていた(写真)。

  
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December 25, 2009

J-WAVE『RADIO×SPIDER』新春特番の収録

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11時半、秋葉原メインキャンパスで、ぼくの恩師である関口克明先生とミーティング。

今年、日大を退官となった関口先生に、来年度からデジタルハリウッド大学で、光と音についての教養科目を持ってもらうという相談だ。

三十数年前、大学4年生のとき、関口先生の下に付いたところから、ぼくとコンピュータとの本格的な付き合いが始まった。

先生といっしょに3DCGのモデリングのプログラムを作り、音のシミュレーションのプログラムをゼロから作り、多変量分析、重回帰分析を習い、心理量と物理指標の関係を研究した。まさにぼくのエンジニアとしての基礎を作ってくれた先生だ。

関口先生は、その後、音だけでなく光についても、数々の研究業績を作られていったのだが、それだけでなく、通常の大学の講義の教え方がとても上手な先生だった。

それが、今回、ぼくがお願いした理由のひとつ。羽抜きの大学の先生で、講義がわかりやすい先生というのは、今でも少数派だったりするのだろうか?

午後2時半から、東京本校で、定例の取締役会。

午後5時前、六本木ヒルズ33F、J-WAVEに到着。今日は、サーシャさんが司会をする新春特番「81.3 J-WAVE RADIO×SPIDER NEW YEARS SPECIAL」への出演。テーマは、「2010年のネットコミュニケーションを考える」。

ゲストは、My Spaceの大蘿代表と、TwitterのCGMマーケティング代表、佐々木智也さん、それにぼく。さらに大学生などの5名の一般の方々。

大勢の人たちが、しゃべるということで、通常の収録スタジオでは入り切らないので、東京の街を眼下に見下ろす会議室で行われたのであった(写真Click!)。

サーシャさんも、最近、USTREAMの可能性に目覚めたとのことで、今日は、この収録の様子を、そのままパソコンを使って生中継。ただし1月1日のオンエアなので、音声は無し。それでも、けっこうな人たちがストリーミングを見てくれていた。

内容は、まさに大きなうねりとなってきたソーシャルメディアに関するもの。なかなか面白い話になったので、ぜひ元旦の夜、番組を聴いていただければと思う。

収録後、しばらく歓談したり、番組紹介のための写真撮影をしたりして、8時前に終了。サーシャさんのtwitterアカウントは、「348」。フォロー、お薦めだ。

帰りに、しばらく六本木ヒルズを散歩。そこには、師走の雰囲気が、十二分に漂っていたのだった(写真)。今年も、後少しで終わりだね。

  
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December 24, 2009

クリスマスイブの夜、東京本校

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午後1時、学長室にJTB菊地さんが来る。移動になるとのことで、後任の方を連れていらした。

菊池さんは、10年ほど、SIGGRAPHツアーの企画と添乗員をやってくれた方。スギヤマスタイルにも何度も登場している。「ありがとう!」。

学長室で2つ、東京本校へ移動して2つ、内部の会議をこなす。いろいろと決めることが多い年末だ。6時半からは、採用面接。

その後、ずっと本部で、広報のクリエイティブチームと、次期のパンフレットについての打ち合わせ。スタッフとともにアートディレクションをする作業は、とても楽しい。

という今晩は、クリスマスイブ。それでおもクリエイティブチームは、いつものように遅くまで仕事。まあ毎年のことだけれど。

10時半、仕事を終了して、東京本校のPC教室を全部回る。イブなんて関係なく、たくさんの受講生が、これから徹夜で制作という状況(写真Click!)。まさに、これが15年間変わらないデジタルハリウッドの姿。

高円寺、家の近くには、防犯と防火と書かれた自治会のちょうちんが吊るされていた。冬となると、日本中の町々に、このようなちょうちんが吊るされ、「火の用心」の夜回りが行われているのだと思うけれど、これって、ぜひ残っていって欲しいものだ。

  
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December 23, 2009

NHK・BShi「プレミアム8」、良いね!

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本日は、天皇誕生日。基本、家に篭もることに。最近、なんだかんだオフが重なっている。ちょっと珍しい状況。

さて、今年、家も安いチューナーを買ってきて、地デジに移行した。その結果、じつはテレビを見る時間が、少し増えている。

その理由は、NHKのBShiのプログラムのせいだ。とくに『プレミアム8』の文化・芸術の番組は秀逸だ。受信料と十二分に見合うし、ディテールが見える意味がある被写体なので、ハイビジョンで観る意味もある。

番組作りに十分な時間と資金をかけられるから、良いものが出来て当たり前という見方をする人もいるけれど、企画に対して、ちゃんとリサーチして、そのことを語るべき専門家や研究者に行きついているところに納得感がある。

今日も、午後、ずっと『プレミアム8』の再放送を観ていたのだった。

午後9時、家族が戻ってきたところで、ワインと料理の店『ABRAXAS』(写真Click!)へ。とても雰囲気がある店で、のんびり食べたいときに来る。

ちょっと試しで、店内の様子をiPhoneからのUSTREAMでストリーミング中継。今日も美味しく食べた。

カウンターに、シャンパンのような出で立ちなのだが、「Heineken」のラベルの瓶があった(写真)。聞けば、これはレストランだけに、この時期に毎年配られるビールなのだそうだ。年末に開けるとのこと楽しみだ。
  
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December 22, 2009

twitterとUSTREAMでブログも変化するかも

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このスギヤマスタイル、社内だけで公開してきた日記から数えると、そろそろ8年ぐらいになるのだろうか?

ブログという形になってから6年だ。その間、起きてから寝るまでの日記という感じで、文章を打ってきたけれど、これからは少しスタイルが変わるときもありそうだ。

というのも、twitterで、その時の状況など、いろいろつぶやきながら、いろいろな方々と、ほぼリアルタイムでやりとりして行くという場が、ひとつできたこと。これが出来たことで、ブログで書くべきものは何かという問ができたのだ。

そして、さらに12月からは、iPhoneアプリに、USTREAMが登場したことで、ストリーミング映像やストレージされたビデオ映像で、ぼくの経験したことを見てもらえる場もできてしまった。

前も紹介したけれど、iPhoneを高速で外部とつなげるために使っているのが、WiMaxとそれをWiFiにする端末。写真にある片手に収まる機材で、動画のストリーミングがどこからでもできる。

ただし、まだまだまともにWiMaxの電波を拾える場所が限られるので、現時点でどなたにもお薦めできるというわけではない。しかし、調子が良いと、上りで実測3Mも出ることもあり、確かに早い。

午前9時半から、今年最後の経営会議。

午後1時、総務省のサイバー特区の研究費でやっているメタバース内の知的財産に関する委員会に出席。

まだまだ、いろいろな関係団体や研究者や弁護士の方々からの意見をヒアリングしている段階。メタバースの中には、現実の世界にある、あらゆるものが、ほぼコピーといえるような形で、持ち込まれることが普通になってしまう。この中で、知財をどのようなルールで扱うのか、近未来のためのスタディだ。

午後7時からは、大学院入試。午後9時半に終了して、東京本校に移動。スタッフと打ち合わせ。年末になってもクリエイティブ系のスタッフたちは、連日、夜遅くまで仕事をしている(写真CLick!)。

まあ、その時間まで、相手先のデザイン会社や印刷会社も動いているのだが、どうにも夜型の業界体質だ。ぼくは、11時本日終了。

  
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December 21, 2009

本日オフ。ちょっとビストロパパ

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本日も代休なのだが、家族といっしょに朝6時に起きてしまう。昨日は、昼間仕事をしていたので、今日は、本当に休もうと思う。

午前中は、twitterのTLを見ながら、のんびりしていたのだが、お昼ごろ昼寝。

ブランチは、冷蔵庫にあるものを適当にピックアップして、パスタを作ることにした。A型なので、けっこう几帳面。まずは、ちゃんと材料を切って揃えてしまう(写真Click!)。

にんにく、たまねぎ、ハム、ホールトマトで、十分なのだが、ここに今日は、セロリを葉まで使い、さらに残っていたブラックオリーブ、最後にこれも余っていたしめじも使う。

調理には、中華鍋、これは後でパスタと和えるときに、やりやすいのだ。スパゲッティは、かなりアルデンテの状態で、あげてしまう。

前は、網で茹で汁を良く切るようなことをしていたのだが、じつは茹で汁がソースに少し混ざるほうが良いので、網で上げて、ざっと茹で汁が落ちたところで、そのまま中華鍋へ。これでちょうど良いのだ。

息子は、粉チーズをたっぷりかけて、お子様仕様。ぼくは、唐辛子で仕上げて、食べたのであった。

夕方、近所のコンビニまで出かけたら、近くの駐車場のところに、夏みかんと思われるものが大きく育っていることに気がつく(写真)。

普段、通る場所なのに、気がついてなかったわけだ。食べごろに見えるのだけど、誰も取らないんだね。自動販売機の間にみかんの木があるというのが、なんとも高円寺らしいと思ってしまった。

ちょっとのんびりと休日を過ごしたのであった。

  
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December 20, 2009

オフ、夜はGuitarshop Z'sの忘年会

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本日オフ。とは言っても、SIGGRAPH ASIA 2009での4日間が、あまりにも忙しくて、スギヤマスタイルのアップもできていないので、まずはその作業を開始。

途中、SIGGRAPHで手に入れてきたDVDをチェックしたりしているうちに午後6時を過ぎていた。

午後7時、高円寺の早稲田通り沿いにあるGuitarshop Z'sのスタッフと濃いお客さん立ちの忘年会に参加。場所は、最近、高円寺にオープンした「ひもの屋」。

みんな、一筋縄ではいかないギターフリークのお兄さんとおじさんばかりだ。出身地も職業も年齢も違うけれど、エレキギターが趣味というところで、昔から知っているように打ち解けての飲み会となった(写真Click!)。

3時間、飲み放題というコースにしてもらって、結局、3時間半ほど居て解散。その後、半分ぐらいの方々と二次会へ。二次会は、ぼくがいつも行くFREE BarD。

急に来たオタクな集団に、マークくん(写真)は、どう対処しようかという感じだった。結局、お店に流れているロックにあわせて、みんなが順番にエレキギターを弾き始めるという変な客になってしまったのだった。

気づいたら、午前1時半。さすがに眠くなったので、何人かを残して、退散したのであった。

  
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December 19, 2009

SIGGRAPH ASIA 2009・最終日、ブースが盛り上がる!

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今日は、SIGGRAPH ASIA 2009、最終日。

9時半、まずデジタルハリウッドのブースへ、顔を出す。いろいろな部署からスタッフが出て、ブースでの案内をしてくれている。今日は、大阪校からも、受講生たちが来る。

午前中は、Art GalleryとEmerging Technologiesで好きになった作品を、じっくり味あわせてもらった。

Art Galleryでは、WOWの制作による「TOKYO WONDER」が美しかった。すでに定評がある作品だけれど、デジタルならではのコンポジット編集が、これほど素敵な作品を産むのだなと感じた。

Emerging Technologiesは、もうずっと大好きで見てきているので、驚くものは無かったのだが、センサーやモーターや形状記憶合金やらLEDの組み合わせで作られた「ひまわり」に、何故か魅力を感じてしまった(写真)。オーガニックなものをマシンで表現したものが美しいと感じる僕の心は、なんなんだろうか?

午前11時からは、大ホールで、『“Astro Boy”: Updating a 2D Icon to Modern CG』の講演を見た。手塚プロとの細かいやりとりの中で、いかに海外のCGクリエーターたちが、あのアトムを、3Dとしてモデリングし、キャラクターを定義し、アニメーションを付けていったのか、その過程は、非常に勉強になるものだった。

午後2時15分からは、同じく大ホールで、『Story Structure and the Design of Narrative Environments(物語的構造と物語を語る環境のデザイン)』へ。講演者は、Disney Animal Kingdomの設計に関わったJoe Rohdeさん。

まさに実際のテーマパークをどのような考えでデザインし、建築設計に落としていったかという感じの話なのだが、それは、そのままCGで、都市や村や自然を創りだしているCGクリエーターにとって、そのまま役立つ話だった。物語を語るためにある環境デザインをいかに作るかということを非常に明確に説明してもらった。素晴らしかった。

その後は、デジタルハリウッドのブースへ。今日は最終日で午後5時に展示会部分は終了となる。しかし、仕事の都合で、この土曜日だけの参加の方々が多くいるとのことで、展示会も最後まで多くの人が、見て回っていた。

ぼくたちのブースでは、メタバースの中で映画の撮影をしてしまうマシネマの世界や、ステレオ映像制作の新しい講座の紹介、空中に映像が浮くデジタルサイネージなど、いろいろと出し物があり、多くの人に足を止めていただけた。

最後は、IBM園田哲也さんによるクラウドコンピューティングを用いた映像制作共通基盤の紹介。終わりを告げるバクパイプの音を聴きながらも、ブースには動かず、最後までプレゼンを聴いてくれる人が溢れていた(写真Click!)。

5時半から、ブースの解体。午後6時過ぎ、現場の撤収は、スタッフたちに任せて、横浜パシフィコを出たのだった。3日間だったけれど、多くの人との再会と楽しく勉強をできたSIGGRAPH ASIA 2009だった。

帰りは、秋葉原のオフィスへ寄り、しばらく仕事。午後9時半、本日終了としたのだった。
  
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December 18, 2009

SIGGRAPH ASIA 2009・ステレオ映像の時代へ

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9時半、SIGGRAPH ASIA 2009の展示会場へ。

今日は、展示だけでなく、カンファレンスのほうも、いろいろ参加して勉強する予定。午前中は、Educators Programをいくつか覗いて歩く。CG教育者向けの講座や論文発表が充実しているのも、SIGGRAPHの特徴だ。

ランチタイムは、展示会のデジタルハリウッドのブース(写真Click!)へ。かなりの数の卒業生が、頻繁に訪れてくれている。本科生が、この展示のために作ったステレオCGアニメーションが、なかなかの人気。

初めて制作したステレオ映像とのことだけど、奥行感も自然で、ときどき大きくスクリーン手前に飛び出るシーンでも、目が疲れない。ステレオのアニメーションのデモソースとして、借り受けたいというメーカーからの申し出もあった。素晴らしい。

昨年は、19本のハリウッド大作映画が、ステレオ映像だった。これが映画館興行成績を押し上げ、チケット売上が全米で100億ドルを突破したのだ。家庭でのDVD鑑賞で済ませてきた人たちが映画館に戻ってきたというわけだ。来年は、50本が公開予定とのこと。まさにステレオ映画ブームだ。

撮影をステレオで行うには、二つのレンズの距離や光軸など、細かい調整が必要となる。現在、市販されているHDカムなどで撮るとき、そのままカメラを並列に並べると、左右のレンズの距離が離れすぎることが多い。左右のレンズは65mmぐらいを基本にすることが多いのだ。

そこで不恰好なのだが、カメラの1台を逆さまにして、光軸が90度になるように固定し、45度傾けたハーフミラーで、自由なレンズ間距離を設定するということが行われる。その治具をシステム化すると、写真にあるようなセットになる。

午後2時15分からは、大ホールでの暦本純一先生の『Enhanced Realities』の基調講演へ。あらゆるセンサーとコンピュータがネットにつながり、すべてを記録し、様々な可能性を見せる近未来。いつもながらクリエイティビティを刺激される話が聞けた。

参加者からは、人間がいろいろな側面からデジタルでアシストされる世界へ向かったとき、その先に何が起きるのか?知りたいという感じの質問が次々と出た。

午後4時15分からは、『No Hints for Creation in Your Manuals』という題名で、「リング・オブ・ガンダム」の映像制作の過程についての講演があった。

まず西井育生さんが、制作に関する概要を説明した後、ガンダムの産みの親・富野由悠季監督がステージに登場した。ホールにいるのは、ほとんどが日本のゲームや映画の現場で、CG制作を行っているプロフェッショナルたちなだが、、、

その彼らを前に、「君たちのやっていることは壮大な無駄だ!」と、会場が震え上がるほど大きな声で述べられるところから始まった。もう、ここからは富野監督ワールド、どちらかと言うと、全員が怒られているという空気感になった。

アニメ作品にかける思いの大きさは凄いと思ったのは、富野監督が、「宮崎さんにも勝ちたい!」、「ファイナルファンタジーにも負けない」とおっしゃったところだった。結局、その後も、3度ほど、富野監督に、全員が大きな声で怒られてしまったのだった。

監督が主張されたことについて、賛否はあると思うけれど、コンピュータグラフィックスで、エンタテインメント作品を作るという当たり前になってしまったことを、原点から見直す機会を与えてくれたと思ったのだった。SIGGRAPH史上、もっとも緊張感のある講演になったことは間違いなかった。

午後7時からは、同じく大ホールで「Electronic Theater Screening」。2時間ほど、たっぷり最新のCG映像作品を楽しんだのであった。

ホテルに戻り、9時過ぎ、さすがに疲れて、夕食を食べて、すぐ寝たのであった。

  
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December 17, 2009

SIGGRAPH ASIA 2009・夜中までパーティ

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朝8時前に家を出て、横浜へ向かう。

9時過ぎ、SIGGRAPH ASIA 2009のレジストレーションを済ませる。

9時半から展示会場がオープン。さっそく、デジタルハリウッドのブースをチェック。今回、ぼくが看板など担当したので気になっていたのだが、まあまあ良い感じで仕上がっていた。

その後、院生の鎮目さんとEmerging Technologiesと、Art Galleryを見て回る。この二つがあるので、SIGGRAPHは、他の学会とは、まったく違う性格を持つことになっている。

Emerging Technologiesは、いつものように日本の大学の研究室から非常に面白いものが多く選出され展示されている。すべて、その場で試してみることができるので、研究成果を体感できるところが、とても貴重なのだ。

Art Galleryは、日本人作家の映像作品やインスタレーションがとても良かった。先端的な高い表現技術を使いながらも、難しくならず、コンセプトが理解しやすい作品が多かった。とても良いことだと思った。

さっそく、日本を代表するCGアーティストの河口洋一郎先生に会う(写真)。先生は、今回、CGだけでなく、かなり重量感があるオブジェクトを展示していた。本当は、後ろのオブジェを数十メートルの大きさで製作したいのだそうだ。

午後3時、会場を一旦出て、広尾のフランス大使館へ。ここで、大学の留学スタッフらと合流し、パリ第8大学 Pascal Binczak学長とミーティング。

第8大学は、芸術系で有名な大学だが、最近は、産学協同でデジタルコンテンツ制作にも力を入れているとのこと。交換留学などの将来の可能性について、前向きな話になった。第8大学には、世界150カ国以上からの留学生がいるとのこと。

今、欧米の大学は、学生を世界中から集めている。デジタルハリウッドも、そのような希望を持っているのだが、それには、英語での講義を行う必要がある。そこにハードルがある。

午後6時に秋葉原の富士ソフトビルの中のサードキャンパスへ。ここで大学関連の内部会議。

7時半に終了の後、東海道線で再度、横浜へ。まずは、横浜港大さん橋国際旅客ターミナルの大桟橋ホールに向かう。

"シーグラフ東京"主催のレセプションパーティがあるのだが、到着したときは、すでにほぼ終わっていて、多くの人々が帰り始めるところだった。しかし、主要なCG系の教授たちには会うことができた。

その後、徒歩で、BankART Studio NYKへ。今晩は夜中まで、SIGGRAPH ASIA 2009開催記念パーティ『ヨコハマル:Get Yokohammered!』があるのだ。主催は、ポリゴン・ピクチュアズ、オートデスク、ボーンデジタルの三社。

ここに集まっているのは、ほとんど現役のCGクリエーターたちと学生たち。ライブ会場には、CHRISTIE社から3台の高性能のプロジェクターが持ち込まれていて、素晴らしいVJが行われていた(写真Click!)。

ここでも、旧友たちや、日曜日に結婚式で会った方々など、いろいろな人達に会うことができた。CG業界の一体感が養えるのが、SIGGRAPHの良いところでもあるのだ。

パシフィコの近くのホテルに着いたのは、午前0時半になっていた。今夜は、横浜泊だ。


  
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December 16, 2009

明日から横浜パシフィコでSIGGRAPH ASIA 2009

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朝10時、東京本校へ。ちょうど大学院の産学官連携センターのスタッフたちが、明日からのSIGGRAPH ASIA 2009の準備のために、横浜パシフィコ(写真Click!)に向かうところだった。

今回、展示会の会場に、デジタルハリウッドとしてブースを出す。コンピュータグラフィックスに関わるもので、現在、大学院として追いかけているものを中心に、いろいろな企業からの協力を得て、展示をすることになっている。

午後1時半からはボードミーティング。定例なのだが、曜日も時間もずらして行った。

午後3時過ぎ、東京本校を出て、汐留住友ビルにあるビットアイル社へ向かう。新橋から近未来的な地下街を通って、そのままビルへ入っていける。ロビーには、なかなか素敵なクリスマスツリーが設置されていた(写真)。この時期、クリスマスツリーを比べるのが、楽しくなっている。

ビットアイル社は、データセンター事業をメインで行っている会社。今日は、大学院が音頭をとって進めている"コンテンツ制作共有基盤事業"について、天野信之COOに説明をさせていただいた。

午後6時、秋葉原のメインキャンパスへ。午後6時半から、2月17日に行う『大同窓会』について、当日のプログラムの構成を決めるミーティング。

午後8時から、定例の大学教員会議。午後9時半に終了。すべての先生の講義が終わってからということで、夜にやることになってしまっている。午後9時半に終了。

その後、しばらくメインキャンパスの事務室のデスクを借りて仕事。10時半に本日終了。
  
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December 15, 2009

エキサイティングなインタビューを受けた

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10時半、秋葉原のオフィスへ。

11時、ある高級ブランドからの調査ということで、"インターネット社会における消費行動"についてということで、インタビューを受けた。

Jean-Baptiste Welteさん(写真)は、ビデオカメラをセットし、ぼくにワイヤレスマイクを付けさせると、とても柔らかい物腰ながら、どんどん事の本質を理解したいという感じで、質問を続けてきた。

それを通訳してくれるのは、長年パリに暮らしてきたというMichihiro Hoharaさん。日本語でも、なかなか説明がたいへんなので、綺麗な日本語で、回答できないのだが、それを上手に訳してくれている。それは、次の質問を聞けばわかる。

100分ほど、頭の体操のようだった。いつも思うのだが、欧米人の方々からインタビューを受けると、曖昧な答えで終わることができないので、自分でも、ちゃんと答えを持っていなかったものについて、その場で考えたり、定義することになり、頭を使うことになるのだ。

そして、もちろん、どの高級ブランドから調査を請け負っているか、ぼくは知ることはなかった。

午後1時、メインキャンパスで、大学院の教員会議。来年度からの新カリキュラムにおけるゼミや修士論文や修士製作の単位数についての確認などをした。

午後3時、大学事務局から、学部委員会からの報告を受ける。

午後4時、セカンドキャンパスの7階へ。ここは英語のクラスルームが集まっているところで、真ん中には、大きなソファーがあり、学生たちがリラックスできる場所となっている(写真Click!)。

4時過ぎから、特進生として大学院進学を希望している4年生たちの面接。さすがにゼミの先生からの推薦がある学生たちばかりなので、みんな素晴らしい活動をしてきている。

社会人院生が負けているのではないかと思うほどだ。ここまで4年近く、専門的な教育を受けた上で、それぞれの方向性を見出して活動をすると、ここまでのことができるんだと改めて若者の力に感動した。

午後7時半、オフィスに戻り、仕事開始。10時半までやって本日終了。
  
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December 14, 2009

JAPAのオフ会へ

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本日オフ。しかし、このところtwitterやUSTREAMに忙してく、スギヤマスタイルの更新が遅れているので、その作業を半日ほどやる。

午後6時過ぎ、家を出て渋谷へ向かう。今日は、久しぶりにJAPA(日本ポップカルチャー委員会)のオフ会なのだ。

場所は、渋谷校の近くの"渋谷POINT"。午後7時からだったのだが、7時半頃には、ほとんどの人が集まってきた(写真Click!)。

民間の会社員たちだけでなく、省庁の官僚や、大学の教員たちも参加している。もちろんクリエーターも多くいる。

様々な組織の様々な立場の人たちの任意の集まりなのだが、日本を、日本から産まれて続けているポップカルチャーで元気にしようという思いは、共通している。

リーマンショックから引き起こされた不況を、多くの国で克服していく中、日本は足踏みをしている。それは、これまでのツケが一気に露呈している面があるように思える。単純に解決に向かうとは思えないものばかりだ。

そんな中、世界の若者たちに大きな影響を与えている日本のポップカルチャーが果たせる役割は確実にあるだろう。

午後9時半、渋谷校に寄って、しばらくスタッフと歓談。10時半、渋谷駅へ。そこには、ぼくが小さい頃、乗るのを楽しみにしていた東横線の車両が置いてあった(写真)。

その頃、確実に国鉄の車両より、未来的でカッコいい形だと思ったし、緑色も素敵な色だと思ったものだ。いつの世にも、良い未来の到来を想像させる存在というものは、大事だと思ったのであった。


  
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December 13, 2009

鬼頭さんと森泉さんの結婚式に出席

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朝10時、家を出て舞浜へ向かう。今日は、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで、鬼頭祐子さんと森泉仁智さんの結婚式と披露宴があるのだ。

鬼頭さんは東京本校の本科5期生。99年入学だ。鬼頭さんは、コミュニケーション力が卓越していて、すぐにクラスを超えて、大勢の仲間を作っていった。卒業後も、時あるごとに学校に来ていてくれた。

レベルの高いCGクリエーターたちは、大手ゲーム会社間で、転職をしていく方が多いのだが、鬼頭さんもそんなクリエーターの一人だった。そして長く務めることになったのが、現在の職場、スクエアエニックスのヴィジュアルワークスだ。

そして、ここでも鬼頭さんは、本領を発揮。業界にいる多くの卒業生を、自分のチームへ引き入れていったのだ。ということで、今日は、大勢の卒業生たちに会うことができるのだ。

また、ぼくがVSLの所長をやっていたとき、CGクリエーターとしてのキャリアを開始し、スクエアを経て、現在、ニュージーランドのWeta DIGITALで働いている黒田あや子さんも、帰国して参加。今回の「アバター」は、燃え尽きるほど働いたとのことだった。

さらに、驚いたことに、ヴィジュアルワークスのマネージャーをしている那須さんは、ぼくが日本大学短期大学部で最初に研究室を持ったときにぼくの研究室に所属していた方。15年ぶりぐらいに再会した。ちょっとうれしかった。

11時半、「ガラスのチャペル」での結婚式。教会での結婚式、これまでぼくの人生の中で、何度となく出席させていただいてきたけれど、牧師さんの言葉を聴く度に、結婚について原点を確認する想いにはなる(笑)。光が注ぐなく、素敵な結婚式だった(写真Click!)。

教会から出てくる二人に、花びらを投げる(写真)。iPhoneをWiMaxにつないでUSTREAMで生中継を試みるも、舞浜には、UQWiMaxの電波が届いておらず、3G回線での中継。ということで、音も映像も途切れ途切れ。まあ、観ていた人は、二人ほどなので、単なる個人的な実験なのだが。

新郎は、元スクエアエニックス、現在OLMデジタルで仕事をしている。披露宴、新郎側の主賓挨拶から始まる。言葉の中に、いきなりたくさんのCG専門用語が入る。そして映像での紹介。新婦側の主賓の方も、映像での紹介。いかにも、CG業界の人の結婚披露宴だ。

5時、舞浜のイクスピアリで、披露宴の二次会。ここにも、たくさんの卒業生が集まった。スクエアだけでなく、いろいろなゲーム会社やCG制作会社で、活躍している卒業生ばかりだ。一期生の人たちにも会えた。それにしても、Visual Worksにこれだけの卒業生が集まっているとは思わなかった。素晴らしいことだ。

さて、その彼らの実力を示しているのが、FINAL FANTASY XIIIだ。現在、CMなどで流れている映像を見れば、理解できることだが、これまで以上にライティングが素晴らしい。今更、モデリング、アニメーション、テクスチャーの良さは言うまでもないことだが。いよいよ12月17日発売だ!

今日のような日は、自分がこれまでやってきたことを実感として理解できる日でもある。15年間、理念を変えずにやれたことは、まさに卒業生の活躍があってこそだ。感謝の気持ちで、帰りの電車に乗ったのであった。

さて、デジタルハリウッドでは、この1年間を15周年記念行事を、様々に展開している。その中でも、もっとも大きなものが、来年、2月17日に行う「大同窓会」だ。

この同窓会は、卒業生ネットワークをさらに強めていただきたいというのがコンセプト。卒業生のみなさま、デジタルハリウッド社の関係者のみなさま、『Digital Hollywood Reunion』サイトへ、どうぞ!
  
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December 12, 2009

AO入試、そしてWiMaxのセットを購入

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朝9時半、秋葉原のメインキャンパスへ。今日は、AO入試。

12月に留学生向けの日本語能力検定が12月初旬にあることもあって、この時期のAO入試は、留学生が多い。母国で、ITや美術について専門教育を受けている受験生も多く、プレゼンもインタビューもなかなか素晴らしかった。

午後5時半、セカンドキャンパスへ。今日は、ここで通常の授業が行われている。

木曜日、東京本校で行われたtwitterセミナーの川井教授のコーナーで、いよいよ自分のプロジェクトを発表した土井さん(写真)とミーティング。春休みに日本一周の旅に出るという多くの学生がやってきたプロジェクトなのだが、twitterコミュニティに助けてもらいながら、旅を続けるというアイデア。

一ヶ月ほど前、このプロジェクトの話を聴いたとき、もちろんリスクがあるので、行かないほうが安全であるということは言ったのだが、本人の意思は固かった。しかし、考えてみれば、学生の間に自分の国を見て歩きたいということは、至って健全な話だ。

そこで、出てきたのが、twitterコミュニティに助けてもらうというアイデアだったとのこと。今日、留学生の受験生たち全員にに、日本に来て、どんな印象を持っているかと質問したのだが、全員が、「日本人は親切だ」と答えてくれた。
世界の国々の状況と比べれば、確かに日本人は親切な心を持っているのだろう。

現在、準備中ということで、土井さんの旅が、どのような形になるのかは、まだわからないが、日本人がもともと持っている人に優しく親切という気質を信じたいと思っているのである。

午後7時半、ソフマップへ。UQコミュニケーションズのUSB型WiMax通信端末「MW-U2510」と、それを差して使うWiMAX Wi-Fiモバイルルータ「URoad-5000」を購入。なんと、この土日だけ、両方で9800円だった。

店員さんによると、このところ急にiPhoneとつなげるという目的で、このセットを購入する人が激増とのこと。無線LAN圏外では、テキストのやりとりが主のtwitterなら3G回線でのネット接続でも、問題は感じないが、動画となると、やはりスピードの早いものが欲しくなる。

ここで、現在の選択としては、イー・モバイルの「ポケットWiFi(D25HW)」がある。大きさも小さし、サービスエリアも十分。そういう意味では、WiMaxは、まだまだサービスエリアが限られている。でも速さだけは期待できそうだ。

ストリーミング中継の楽しさが、どんどん広がっているけれど、こうなると、ネットは下りだけでなく、上りの速さが気になるようになる。実行速度がどの程度でるのか楽しみだ。

オフィスで、WiMax通信端末「MW-U2510」を直接vaioに差して使ったところ、下りで11Mbps、上りで1.6Mbps程度出ることを確認。さすが秋葉原では、なかなかのスピードが出るね。

午後9時半、閉店前のヨドバシアキバへ。iPhoneのほうも、それなりに負荷がかかり、バッテリーの消耗が早くなってきたので、USB用の電圧が出ているeneloop mobile boosterも購入。その後、帰宅。

今日、購入したセットで、明日からiPhoneからのUSTREAM中継を試みることにしたい(写真Click!)。結果については、スギヤマスタイルで報告するね。

  
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December 11, 2009

東京本校で、Xrayさんのセミナー

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9時半、東京本校8階で、経営会議。12時に終了。

午後2時、四谷の主婦会館で、「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」の幹事会と総会(写真Click!)。

今年、民主党政権となったため、地上デジタル放送へ完全に移行した後の跡地利用について、再度、大臣、副大臣からのヒアリングが始まっているとのこと。マルチメディア放送については、もう検討が重ねられて5年だ。ほぼ方針が決まったところでの政権交代。

これまで議論を積み重ねてきたことなので、大きな変更は無いと推測されているけれど、放送は、国からの免許がいる事業。実際に免許が出るまでは、誰がどのような形で事業を開始することになるかはわからない。

ただし、21世紀を迎えた今、単にアナログのラジオ放送が、デジタルとなっただけという放送では意味が無いだろう。そういう意味で、ぼくたちは、マルチメディア放送の実現を望んでいる。

5時半からの懇親会に出て、午後7時前、東京本校のセミナールームへ。今晩は、もう10年来、デジタルハリウッドと交流があり、アドバイザーなどもやってくれていたXrayさん(写真)のセミナーがあるのだ。午後7時、セミナールームは満席になっていた。

Xrayさんは、ハリウッド映画のVFXの仕事を長くやってきた方だ。子供のころ、最初に大々的にCGアニメーションを使った映画TRON(1982年公開)を見て、大人になったらCGの世界で働くと決めたのだそうだ。

Xrayさんは、来週、横浜で行われるSIGGRAPH ASIA 2009で、群集シミュレーションのセミナーを行うため来日。

ということで、今日は、これまで彼が携わってきた仕事の紹介と、大規模なプロダクションにおけるCGエンジニアたちの重要性について紹介してくれた。

参加者から、「自分のアイデアやアート性を、作品にどのように反映させるのですか?」と質問されると、ちょっと答えに困って、「ぼくたちは、監督の絵筆なのです。素晴らしい絵筆になるように技術を磨くのです。そこにエゴはいりません。」と答えた。まさにハリウッド映画のプロの考えだね。

午後10時から、Xrayさんと二人で夕食。夜中まで、ずっとCG映画製作の話で盛り上がった。彼の周辺では、これから、『TRON II』と『Yellow Submarine』の制作が始まりそうとのこと。ほぼ同時期での制作になりそうなので、どちらか一つしか関われないだろうと、贅沢な悩みを打ち明けてくれた。本当にCGが好きなんだね。

    
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December 10, 2009

N-DESIGN野崎社長がゲスト講師・twitterビジネスセミナーも盛り上がる

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午前10時半、秋葉原のオフィスへ。

昨日からリリースとなったiPhoneアプリ「USTREAM Live Broadcaster」を試し始める。無線LAN環境であれば、なかなかのクオリティで、ストリーミング中継ができそうだ。3G回線では、かなりコマ落ちするし、音声も途切れ気味になるね。しばらく使いこなしの研究が必要そうだ。

12時半、メインキャンパスへ移動。午後1時からは、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義。今日のゲスト講師は、N-DESIGNの野崎宏二社長(写真)。ぼくとは、もう15年ほどの付き合いだ。

N-DESIGNは、紀里谷監督との仕事で有名だ。宇多田ヒカルの一連のPVや「GOEMON」などの映画をやってきた。

また「20世紀少年」も彼らの仕事だ。そんな中で、野崎さんは、自らVFXスーパーバイザーとして、今、大活躍をしている。

これまでの映画作りとは異なり、今は、VFXを知らずして制作の中心に居ることはできない。
野崎さんが、映画の仕事で、最初に戦うことになる相手が、カメラさんとのこと。

伝統的な映画では、カメラさんは撮影監督という感じで、映画の絵作りすべてを任されているものだった。しかし、今、撮影の多くが、グリーンバックの前や、一部のセットが作られただけで撮られているのだ。

実際に、それぞれのショットが、どのような手順で、完成するかを決めているのは、VFXスーパーバイザー。そこで、撮影においても、レンズの選択やカメラの動きなどなど、野崎さんの仕事の範囲になるという。

また、VFXに頼り過ぎる傾向も出てきているとのこと。例えば、泣きのシーンの涙を付け加えるとか、視線の方向を合わせるために、眼球の方向を変えるなど、役者の演技を補うところまで頼まれるとか。なるほど、仕事が増えるわけだね。

午後2時半、講義が終わったところで、急いでお茶の水の東京本校セミナールームへ。今日は、Twitterビジネスセミナー第3回「コンテンツ業界のTwitter活用法」(写真Click!)。

ぼくは最後のほうだけ参加したのだが、今日は、サプライズゲストで、なんと広瀬香美さんが来て、吉田就彦のパートで登壇したのだ。

かの"そらの"さんが、「ダダ漏れ」をやっていたのだが、そのときから、急に視聴者が増え、昼間の仕事時間にも関わらず600近くのviewer数となった。USTREAMでのセミナー中継は、これから当たり前のものになりそうな勢いだね。とくにITC系では。

最後は、"そらの"さんも壇上に立ちトーク。彼女の姿を追いかけるために、ぼくが急遽、勝手にカメラマンに、ストリーミングしている映像が遅れるので、最初、右往左往してしまったが、なんとかなった。

午後4時、セミナールームの片付けも終わって、川井先生、吉田先生とゲスト講師の方々と、喫茶店へ行きミーティング。気がついたら43時間、ほぼ何も食べていなかった。とりあえずピザの1/6枚を食べた。

今日のセミナーの中では、最初の川井拓也教授のパートの「twitterの紹介」のプレゼンが非常に評判が良かった。会場には、すでにtwitterのヘビーユーザーも多かったわけだが、今までで一番良い説明ということで、多くの方々がレコメンドしていた。

その様子は、"そらの"さんのUSTREAMのアーカイブから視聴できるので、7分30秒あたりから、どうぞ!

午後4時半、ボードミーティング。その後7時からは、本部のデスクで、ずっと仕事。11時過ぎ、とりあえず終了して帰宅となった。今日も、勉強した一日となった。

  
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December 09, 2009

メタバース内のセミナーに参加

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朝、少し早めに「一日ドック」へ入ろうと、朝8時前に家を出て、高円寺駅へ。しかし中央線が止まっており、総武線も大混雑。まったくのすし詰め状態で、電車が着くので、4本ほど待って、やっと乗り込む。結局、有楽町に着いたら9時を過ぎていた。

有楽町電気ビルクリニックは、すでに大勢の人が、ドック検診ということで、順番を待っていた。どんな検査も楽しめるほうなのだが、バリウムを飲んだ後、台にはりつけられて、上下左右にぐるぐるとレントゲンを撮られるのは、好きになれないね。

12時前に終了し、秋葉原のオフィスへ。まったく食欲が湧かず、そのままオフィスで仕事をする。

午後3時半、1年生の女子学生(yukie0339)と、彼女が立てている春休みのプロジェクトについて相談。大勢の人たちの善意と協力が必要なプロジェクト。その呼びかけを、twitterで始めている。ぜひ、yukie0339をフォローしてあげてくれ。

午後4時半、1年生で、中国杭州からの留学生の金城くん(写真)とミーティング。金城くんは、高校時代からアニメ制作を開始。本場でプロになりたと留学してきた学生。日本語は、日本のTVアニメからも学んだそうだ。

今、彼が1年ほどかけて制作した作品が、今日現在、フジテレビ短編アニメ大賞の再生回数で、第4位にいる。中国にいる友達と二人で2500枚をペンタブで描いたそうだ。

彼の作品は、予告編として作られているのだが、その中の表現は、日本のTVアニメでの表現や世界観を基本としながらも、キャラクターの顔は、中国風に感じられるし、アートディレクションは、インターナショナルな雰囲気。

デジタルハリウッド大学でも、すでに日本人学生とアニメ制作に入ったとのこと。今回、彼は、作画監督とのこと。大学ではCG製作技術と脚本を学びたいとのことだった。ぜひ頑張ってもらいと思ったのだった。

午後7時半からは、3Di社の主催する「次世代サービス共創フォーラム 3Dバーチャルセミナー」に参加。

多くの人が「Second Life」に代表されるようなメタバースは、過去のものになったと感じていると思うが、実際には、着実に進化している。

メタバース利用を推し進めている企業のひとつが、3Di社だ。今日は、用意されているメタバースの中の会場(写真Click!)へ行き、情報通信総合研究所の志村一隆さんによる「3年後のテレビ」という講演を見た。

メタバースの中で、多くの人達といっしょに講義を聴くというのは、確かに臨場感があり、周りに人がいるということで、何かしらのるのだ。企業向けのセミナーなどは、まさにメタバースの会場で、十分できると思うのである。

夜、まだ食欲が出ず、10時過ぎにオフィスを出て帰宅。夕食がわりにクッキーを4枚ほど食べて寝てしまったのであった。

  
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December 08, 2009

中村伊知哉先生と石戸奈々子さんとミーティング

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朝、秋葉原のオフィスへ。一昨年度まで、群集シミュレーションの研究開発で、ハンガリーから来日して、いっしょに働いていたミハイくんが、12月のSIGGRAPH ASIAで研究発表するときに使うハイビジョン映像データを受け取りに大学に寄ったとのこと。

ミハイくんは、この夏大ヒットとなり、最近、文化庁メディア芸術祭・大賞を受賞した「サマーウォーズ」のCGプログライングを担当している。

そのミハイくんが、ぼくが、サンフランシスコのサイケデリックミュージックを好きだということを覚えていて、Grateful Dead Bean Bearをプレゼントしてくれた(写真)。タグには、1966年1月8日生まれということになっていた。ちょっとうれしかった。

午後1時半、大学院の教員会議に関する打ち合わせ。午後2時半から大学教員会議の打ち合わせ。

午後3時半からは、大学のカリキュラム検討委員会。来年度からのカリキュラムの最後の細かい調整。

午後5時半、慶応大学の中村伊知哉先生と石戸奈々子さんが、今日は、デジタルサイネージコンソーシアムの立場で、ぼくたちにインタビューにいらした。

来年、デジタルサイネージに関しての本を出されるとのこと。すでにお二人が著者の『デジタルサイネージ革命』は、良く読まれている本だが、今回は、さらに実際に増えてきている実例を紹介するとのことだった。

こちらは、本学のデジタルサイネージの研究者で、ノベーションアーティスツ代表でもある矢野浩二先生とインタビューに対応。デジタルサイネージは、デジタルコミュニケーションが、ますますリアルタイムメディアとしての機能を高める中で、最初は都市部を中心に立ち上がっていうだろう。

しかし、これまでの広告の延長だけでデジタルサイネージを捉えていると広がりが無い。結果、参入をしないと結論する企業もあるだろう。今の時期は、分野を超えたあらゆる可能性を試す時期だ。そういう意味では、もっといろいろな大学のいろいろな学科が研究開発しても良い分野だと思っている。

夜は、セカンドキャンパスのオフィスに篭って仕事。昨日から、googleがリリースした日本語変換をvaioにインストールして使ってみているのだが、これは、今後、どんどん良くなる可能性を感じた。

辞書を、googleが集めている、サイトなどからの日本語をベースにしているので、最近、流行っている言葉の変換効率が高い。またとくにネットに登場する固有名詞では、さらにその便利さは際立つ。

例えば、本日、来ていただいた中村伊知哉先生。名前の3文字が、普通は変換できず、一文字づつ変換していたのだが、google日本語変換では「なかむらい」と5文字打ったところで、第一候補でダイヤログボックスに現れた。ちょっと感動。ネットコミュニティの中では、TVアニメのキャラ名などが、正しく変換されることで、盛り上がっていたりする。

明日、健康診断なので、夜9時以降は、絶食とのことで、8時にベンガルでカレーを食べて、オフィスに戻り、11時まで仕事をして、本日終了。

  
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December 07, 2009

USTREMで、ウェブ学会シンポジウムを視聴

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今日は、代休でオフなのだが、一日、家で勉強をすることにした。

朝10時から、東大安田講堂で、第1回ウェブ学会シンポジウムがあるのだが、気がついたときには、もう〆切となっていて、リアルな会場には行けなかったのだ。

しかし、今日も"そらの"さんが、「タダ漏れ」ということで、すべてUSTREAMでストリーミング中継をしてくれるのだ(写真)。

シンポジウムは、リアルの会場にいる参加者も含めて、Twitterでしか質問を受け付けないというルールが、最初に主催者側から発表。会場から、ちょっとどよめきと笑いが出た。

シンポジウムの発表者のセレクトは素晴らしく、どなたも話を聴いてみたいという研究者や開発者ばかりだった。トップバッターは、本学の橋本大也先生だった。豊富な例から、明らかにソーシャルメディアがビジネスを変化させていることがわかった。

そのままずっと「タダ漏れ」で勉強。ぼくは、学会発表は、過去33年、いろいろ出てきた。この経験から今回、最初と最後に発表者の顔が見れて、途中がパワポの画面が写っていて、音声がしっかり流れてくれば、アカデミックな発表なら、十分に理解できると確信した。

午後は、twitter社会論の津田さん、気鋭の哲学者・東浩紀さんらのパネルが非常に面白かった。いずれにしろ歴史的な事象が今、起きているなと感じたのであった。

また夕方までの研究開発の最前線にいるスーパーエンジニア系の研究者たちの発表は、圧巻だった。ぼくは、1992年頃、パソコン内に存在するテキスト、写真、映像などの情報を、その関係度合を距離に直して仮想空間に布置するということを、当時のシリコングラフィックスのワークステーションでやったことがあるのだが、今は、そのようなコンセプトを全世界の無数ともいえるサイトでやってしまう研究があることがわかり、素晴らしいと思ったのだった。

午後6時近くまで、USTREAMで視聴した後、夕食。夜はBSフジのニュース番組で2時間のtwitter特集。慶応大学の金先生が出演。twitterコミュニティも、テレビを見ながら、激しく反応。

多くの方々から、タイムラインをそのままテレビに映せばいいのに、というつぶやきがあったけれど、やはり放送コードがあるテレビでは難しい。無責任な人が、放送では使えない言葉をそのまま打ち込むこともあるだろう。

また、twitterユーザーたちも、個人の活動という感覚で、気軽に著作権からみれば問題のあるアイコンを設定してしまっている人が多い。ハリウッドスターの顔だったり、有名なキャラクターだったり、そういうものは、そのままでは、テレビで放映はできないのは仕方がないね。

さて、ドイツの音響機器の老舗であるゼンハイザー社のヘッドフォンのカタログで、ぼくが最新のフラッグシップモデルを視聴している記事が出ている(写真Clcik!)。クリスマス商戦に入る中、オーディオ専門店に置かれるはずなので、お手にとっていただければと思うが、ゼンハイザー社が、ヘッドフォンだけで、いかに豊富なラインアップを持っているか驚かれるだろう。

もちろん宣伝ではあるが、視聴したHD 800の音質は、本当に素晴らしかった。新開発のリング状のダイヤフラムが成功しているのだろう。値段が値段だけに、どなたにもお薦めというわけにはいかないけれど、こういうレベルの製品があることが、文化の側面からも重要だと思う。なんでも安くてお手軽なモノが良いというわけではないからね。



  
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December 06, 2009

IMAXデジタルシアターで『クリスマス・キャロル』

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午前中、「きたさんクリニック」へ行って薬をもらう。インフルエンザっぽい大人たちで、けっこう混んでいた。マスコミであまり話題にならなくなっているが、確実に流行っているね。

帰りに本屋に寄る。ふと『アバター』という小説が平積みされているのが、目に入ってしまった。アバターといっても、あのジェームス・キャメロンの『AVATAR』ではない。

普段は、ほとんどもう小説は読まないのだが、SNSサイトが舞台らしいので、興味が沸き購入。小説なので、なかなか読む時間を作れなそうだけど、読み終わったら、感想文を載せるね。

午後2時、高円寺を出て川崎へ。今日は、川崎駅のコンコースと直結しているラゾーナ川崎へ行くのだ。

お目当ては、109シネマズのIMAXシアター。これまで、いろいろな映画館で、立体映像を観てきた。基本、ぼくはシャッター方式のメガネをかけるタイプより、偏光グラスによるメガネのタイプが好きだ。またIMAXでは、スクリーンが大きくなるため、座席からの画角が広くなり、没入感も大きくなる。

『クリスマス・キャロル』が始まる前、『AVATAR』のIMAXバージョンの予告編を観た。これは素晴らしかった。絶対に、このスクリーンで見ようと決めた。

さて、あまりにも有名な『クリスマス・キャロル』のストーリーだが、随所に思いもよらなかったようなカットがあって、とても楽しめた。幼稚園生だと、ちょっと怖がるシーンもありそうだが、基本、こどもたちに安心して見せられる映画だと思った。

もうこのような映画を、あとから通常のDVDやBlue-rayで観るのは、ちょっと残念だ。早晩、立体テレビシステムが一般市場向けの値段で発売されることを望みたいね。

さて、『AVATAR』だが、制作をしたWETAで働いている友人からは、「今回は燃え尽きた」とのメール。世界最高峰のCGアーティストたちが、燃え尽きるほどに作った映像というのは、観る価値があるだろうね。

帰りクリスマスムードがあふれるラゾーナ川崎(写真)(写真Click!)で、ショッピングをして、高円寺に帰ったのであった。

  
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December 05, 2009

FREE BarDでCCQのライブ

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昨晩といううか今日、午前2時半に家に戻り、午前4時半に寝た。しかし8時に起きたので、かなり眠いというところから、今日が始まる。

午前中は、献本していただいたtwitter関連の本や、iPhoneの使いこなしに関する本などを、斜め読み。

遅めのブランチ、野菜とキノコたっぷりのパスタを作って食べる。それを食べたら、眠くなり昼寝。夕方5時やっと起きる。

そこからは、twitterのTLを追いかけながら、つぶやきの中で紹介されているサイトへ、ブラージング。なんとなくお散歩という感覚か。

夕食後、午後10時過ぎ、ご近所のFREE BarDへ。今日は、ここで知り合いになった"こてちん"さんの40歳の誕生日LIVEということで参加。

こてちんさん(写真)の職業は、プログラマ。しかし、Greatful Deadが好きで、その方向性のサウンドのCrystal Closet Queenというバンドを長く続けている。レイドバックなジャムバンドという感じで、呑みながら聴くにはイイんだよ(写真Click!)。

ということで、本日終了。

  
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December 04, 2009

『強呑会』で、あの“そらの”さんとトーク

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10時、御茶ノ水の東京本校の本部のデスクへ。そのまま仕事。

午後12時45分、一ツ橋にあるパレスサイドビルへ。今日は、毎日コミュニケーションズの会議室で、マイコミ・Adobeクリエイティブコンテストの最終審査会。

審査員は、青池良輔さん、竹田良雄さんとぼく。パッケージデザインのコンテストということで、コンテスト事務局で、ちゃんと応募データを立体にしてくれていた(写真Click!)。

パッケージデザインという、すでにあらゆるアイデアがつぎ込まれたであろう世界で、どのような提案が出てくるのか非常に楽しみだったのだが、事実、いろいろな方向があり、審査は楽しいけれど、苦しいという感じになった。

今回、初めてのAdobeのコンテストということだけど、ぜひ、毎年続ければ、パッケージデザインのプロの方々や学生にとって、とても良い位置を持つコンテストに育ちそうな気がしたのであった。ぜひ続くといいね。

午後4時半、東京本校に戻り、しばらく仕事。午後6時、北の丸の科学技術館へ。野中ともよさんからのお誘いで、シンラドームへ。このシンラドームは、全天空スクリーンだ。

半球状のスクリーンに映像を映し出すために、周りの6カ所から映像を投影するのだが、ここではさらに立体に対応しているため、なんと12個のプロジェクターが設置されていた。

ここで、NASAの最新研究から得られたデータから構築された地球から遙か宇宙の果てまでの映像ソフトを観るのだ。それがBELLA GAIAだ。今日は、特別試写ということで、来ていたのは、ほとんど野中ともよさんのお知り合いばかり。

午後7時から1時間余りBELLA GAIAのダイジェストを見せてもらったのだが、インターラクティブな操作で宇宙のどこまでも、いけるのは凄かった。それも立体映像だ。

もちろん光の速度をはるかに超えたスピードで、137億光年先まで行った。地球上で、人間同士が起こしている数々の問題が、まったく取るに足りないものに思えてしまうのだった。宇宙飛行士の気持ちが少し実感できた瞬間だった。

午後8時半、タクシーを飛ばして、恵比寿へ。今日は、WEB業界の仲間たちが集まる『強呑会』。これまでWEB業界同業種交流呑会として、数年やってきたのだが、最近、会の名前が付いたのだ。

場所は、「恵比寿セブン」というところ(写真)。午後8時からということで、すでに100人近くの人が集まっていた。

ただ飲んで話してだけではということで、今日からトークをやることになっており、その第1回は、ネット界では「ダダ漏れ」と呼ばれるUSTREAM中継などで有名人となった"そらの"さんとぼくのトークとなった。

『強呑会』から降られたテーマは、やっぱりtwitter。そらのさんは、株式会社ソラノートの広報。なんとこの12月に22歳になるという方。若い! だから行動力が凄い。彼女を追いかけると、今がわかってくるはずだ。twitterでは、"ksorano"、フォローをどうぞ!

ということで、だんだん夜が忙しい感じになるのが、12月だね。

  
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December 03, 2009

ゲスト講師にun-T factory!の中川直樹さん登場!

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10時、秋葉原のオフィスへ。10時半、院生の鎮目さんとミーティング。

12時半、いろいろやっていたらランチの時間が無くなり、マクドナルドでセットを買って、メインキャンパスへ。

午後1時、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義。今日のゲスト講師は、アンティー・ファクトリーの中川直樹社長。

今や80人余りのスタッフを抱える中堅WEB制作会社となったun-T factory!は、品川の勝島の大きな倉庫の中を改装した、格好良くて楽しい感じのオフィスを持っている。

今日は、まず中川さんは、クリエイティブの業界に進む学生たちへの熱い想いを語ってくれた。中川さん自身の生い立ちから始まり、WEBの仕事の醍醐味まで、一気にしゃべられた(写真Click!)。ぼくも感動した。

午後3時半、文部科学省が、国費留学生の枠を広げることになったとのことになったとのこと。ということで、本学からも留学生を推薦することになり、その選考。

午後4時半、御茶ノ水の東京本校へ行き、ボードミーティング。

午後6時半からは、本部のデスクで、来年度の大学院での自分の講義のシラバスの詳細の検討。来年度からは、「デジタルコミュニケーション原論」という講義名でやる予定。

ちょっと集中力が途切れたら、twitterでTLを追ったりした。

ふと横を見ると、そこにCrystal Geyserの24本パックが積まれていた(写真)。ラッピングされた状態を初めてみたのだが、なんと大きく星条旗がプリントされているんだね。知らなかった。

日本のように飲料水になる美味しい水がふんだんにある国が、海外のミネラルウォーターを輸入する必要は無いはずなのだが、それでもマーケットは厳然として存在しているところが面白い。

星条旗を見たら、なんとなく、援助物資のように見えたので、こんな感想になってしまったのだった(笑)。午後10時半まで仕事をして、本日終了となった。

  
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December 02, 2009

セガサミービジュアル・エンタテインメントの深澤社長と伊藤さんが来校

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10時、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。

12時半、4月初旬に毎年行っている学内のコンテストであるDigital Frontier Grand Prixに関する打ち合わせ。来年度からは、本科の優秀作品だけでなく、大学、大学院、総合プロコース、オンラインスクールも参戦。より総合的なグランプリになる。

午後1時から、デジタルハリウッド大学から、特進生として、大学院への進学を希望する学生たちの作品審査。レベルの高い学生たちばかりなので、今後の面接審査も、かなりたいへんなものになりそうだ。

午後5時、御茶ノ水の東京本校へ。5時過ぎ、セガサミービジュアル・エンタテインメントの深澤社長と卒業生で取締役の伊藤武志さんがいらして、インターンシップに関するミーティングをした。

セガサミービジュアル・エンタテインメント社は、フルCGアニメーション映画を制作することを目的としてR&Dを行ってきている会社。非常に志が高く、ぜひ頑張ってもらいたいと思っている会社だ。

ミーティングが終わり、東京本校内のツアーをやった。11年ぶりということになるのだろうか?、伊藤さんは懐かしそうに、実習教室を見て回っていた。
伊藤さんが通っていた頃は、無かったのが、デジタルハリウッドのeラーニングの「オンラインスクール」と、好きな時間にオンデマンドで受講できる「パーソナルプログラム」、ということで、オンラインスクールのスタジオや、パーソナルプログラム用の実習教室(写真Click!)も見てもらった。

午後7時からは、本部のデスクで仕事開始。ちょうど届いた『Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本 』(写真)を読み始める。

この本は、知人の日英翻訳者・遠田和子さんが上梓したもの。英作文って、和英、英和、英英を引いて作っていっても、ネイティブが読むと、おかしな文章になっていることがよくある。

この本は、まさに文例の宝庫どころではないネットに公開されているテキストを、google検索を利用することにより、良い英文作成ができることを示したもの。英語の文章作成の必要がある人には、本当にお奨めだ。

夜10時過ぎ、メールの返事を出し終えて、本日終了。
  
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December 01, 2009

『東のエデン』と『マクロスF』をはしご。

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本日は代休でオフ。今日は、一日、仕事をしないことにする。と決めないと何かやってしまうので。

デジタルハリウッド卒業生で、現在はカイロプラクティック・オフィス「オレア成城」の院長となったDr.藤原がカナダで見つけたという「バックバイタライザー」を、10月16日に訪ねてきてくれて、ぼくにプレゼントしてくれた。

家に持ち帰って、朝と晩に、数分だけ、「バックバイタライザー」(写真)に座っているのだが、かなり腰周りに効くことを実感。お奨めできる製品だ。その他、いろいろな使い方があるのだが、それはサイトでどうぞ。

11時半、新宿へ。まずテアトル新宿で、『東のエデン 劇場版 I The King of Eden』を観る。とても混んでいると思ったら、今日は、どこの映画館も1000円で観られる日なんだということを、ここに来て気がついた。

さて、劇場版は2本作られるそうで、これはその1作目。2作目が1月初旬からのロードショーと発表されていたのだが、予告編が終わった後、変更となり3月とのこと。なんでも物語が大きく膨らんだとのこと。

フジテレビのノイタミナ枠で放映していたアニメ、けっこう観てない人も多いと思うけれど、お奨めのアニメだ。題材も、ある意味、凄く今日的。いろいろ深いところがあって、だから日本のアニメは面白いと思ってしまう。

劇場版は、TVアニメシリーズの続きだから、映画からスタートするのは、お奨めできない。今回の映画は、あれっという感じで終わってしまう。3月の後編を楽しみにするしかない。

映画が終わり、ブランチを伊勢丹のレストラン街で食べる。こんなところで、食べるなんて、いったい何十年ぶりなのか?

午後3時過ぎ、今度は、バルト9へ。バルト9も、たくさんの人で溢れていた。平日の午後なのに、チケット売場は、けっこうな列になっていた(写真Click!)。

3時半からの『マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』を観る。

バルト9でも、大きなスクリーン9での上映だったのだが、まさに満席。1000円の威力なのか、それともマクロスFが人気があるのか?

こちらのほうは、最近のTVアニメシリーズを観ていなくても、映画として独立して楽しめる内容。ぼくは、まったくアニソンには興味も無かったですが、Sheryl Nomeの歌声、かなり好きですね。映画を見たというより、スタジアムライブを観た後のような感覚が残った。

実際に唄っているのは、歌手のMay'nさんですが、11月28日発売の武道館単独ライブのチケットは、即日売り切れだったよう。12月6日に、見切れ席チケットを追加発売とか。人気あるね。

帰りに伊勢丹の地下の食品売場で、有機栽培による赤ワインを買って家に戻ったのだった。
  
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