プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

November 30, 2009

今日は、夜中から始まり、巨匠とミーティング

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日曜日の25時、つまり月曜日になってから、高円寺仲通りのFREE BarDへ行く。

今日は、オーナーバーテンダーのマークのお友達の誕生日で、前日から仲間たちと夕食会をして盛り上がったとのこと。

ぼくも良く知っている方なので、昨日の帰り、つまり数時間前にロールケーキを買ってあり、それを持っていった(写真)。

長い蝋燭が3本、短いのが2本。11月30日で32歳とのこと。まだまだ、これから、どんなことも挑戦できる年齢だね。

午前2時半までFREE BarDに居た。今日も元々、午前中オフ。午後から秋葉原メインキャンパスへ。

メインキャンパスの教室では、川元卓央先生が、ビデオカメラ撮影の講義をしていたので、しばらく見学。ちょうどブームスタンドの取り回しについて、現場での注意点をやっていた。確かに気をつけないと危険だ。

午後2時から、久しぶりに河原敏文さんとミーティング。河原さんは、日本初のCGディレクター&プロデューサー。現在もCG映像制作で活躍しているPolygon Picturesの創業者でもある。また最近までは、名古屋学芸大学で教授もされていた。いつもながら話していると、いろいろ勉強になる。

午後4時半、今度はMusic Videoの巨匠・板屋宏幸先生とミーティング。ちょっといっしょにプロジェクトを始めようという話。

1時間ほど話して、セカンドキャンパスのオフィスへ。そこで、7時まで仕事をして、夜は業界人と夕食となった。

  

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November 29, 2009

『アジアデジタルアート大賞(ADAA)』エンタテインメント部門審査

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午前11時過ぎにホテルをチェックアウト。九州大学の大橋キャンパスへ向かう。大橋キャンパスは、統合前は、九州芸術工科大学。今でも、福岡では、芸工大と言ったほうが認知が高い。

12時半に九州大学芸術工学研究院の総合研究棟に到着。午後1時から、『アジアデジタルアート大賞(ADAA)』のエンタテイメント部門の審査。

審査員は、大学の先生たちだけでなく、CMディレクターで東北新社専務・中島信也さん、『週刊ファミ通』社長の浜村弘一さんが加わっており、産業界の意見も反映される。

最終審査に残ったエンタテイメント部門の作品は、90作品ほど。8割方がゲーム作品ということで、審査するほうも、かなり頭がかき回される感じ。しかし、そこは、この分野の猛者ばかりなので、集中力を切らすことなく審査が進んでいったのだった(写真Click!)。

午後6時、5時間あまりの審査を終え、大橋から西鉄で天神へ。デジタルハリウッド福岡校に寄り、スタッフとしばらく打ち合わせ。

午後7時半に福岡空港へ。空港は、非常に混んでいて、セキュリティチェックが長蛇の列だった。並んでいる間、twitterのTLを辿ると、同時刻、斉賀先生が宮崎空港で、同じように混雑に巻き込まれていることを知る。全体に混んでいるわけだ。

午後10時過ぎ、羽田空港に到着(写真)。夜の第2ターミナル、けっこう好きだ。

到着ロビーを出たところで、なんと斉賀先生にばったり。同じタイミングで、ランディングだったわけだ。

twitterを始めてから、近しい先生たちの状況が、ほぼわかるという日々。この感覚が、ちょっと面白いかな?
  
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November 28, 2009

福岡への移動日

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午後3時に家を出て羽田空港へ。今日は、福岡への移動日。

羽田空港の第2ターミナル、ここにも、大きなクリスマスツリーが設置されていた(写真)。ここ数年、東京にいると、青と白をを基調としたクリスマスツリーが、非常に多くなってきてしまっている。

数年前までは、まだ新鮮な感じがしたのだが、ちょっと食傷気味。今の世相があるので、余計、寒々しく感じてしまう。世の中に暖かみが欲しい今、赤と緑のオーソドックスなツリーが見たいな。

午後5時のフライト。空港の本屋で買ったENGINE誌を読んでいるうちに福岡空港へ。世の中で、車を文化として捉えることがマイナーならば、さらに趣味性が高まるということだね。

午後7時、福岡校へ。土曜日ということで、大勢の受講生が来ていた。さっそくクラスにおじゃまする。15年間、変わらないデジタルハリウッドの実習教室の雰囲気だ(写真Click!)。大人が本気で学んでいるときのオーラが漂っている。

ぼくは、福岡校のデスクを借りて午後9時まで仕事。9時半にホテルにチェックイン。

今日の宿は、IL PALAZZO。今年、内装が、すっかり変わってしまったのだが、今回は2回目ということで、それにも慣れた。

時間が遅かったので、メインバーのカウンターに座って、軽く夕食。一人の時間を楽しんだ。
  
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November 27, 2009

TANGRAMのセミナーに参加

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『フジテレビ短編アニメ大賞』のサイトに行き、「再生回数順」のボタンを押してもらうと、今のところ4位に、『AOA』という作品が出てくる。

この作品、デジタルハリウッド大学の1年生が、仲間と2500枚もの原画をペンタブで書いて作ったもの。作者名は、"秋季"となっているが、彼は中国からの留学生。高校生のときからアニメ制作を始めているとのこと。

ぼくは、実際、キャラクターデザインや設定が、まさに日本アニメがお手本なのだが、それでも彼なりのオリジナリティが感じられるところに驚いた。

このまま成長していったら、どんな制作者になるのか楽しみだ。そして、これを見ると、確実に中国のクリエーターたちがレベルアップしているということも背後に感じられる。日本の業界も学生たちも頑張らねばね!

朝10時、東京本校の本部のデスクで仕事開始。

12時、「駿河台下デンタルオフィス」へ。ここの治療は、ぼくにとっては、まったく痛くないので、いつも治療中に寝てしまう。その話が、スタッフにも伝わって、ぼくの周りで通う人が増えている。

本部に戻り、午後1時から内部打ち合わせ。午後2時半から定例の取締役会。午後4時半に秋葉原のオフィス。

午後7時、再度、徒歩で御茶ノ水の東京本校セミナールームへ。今晩は、TANGRAM社の企業説明を兼ねたセミナーがあるのだ。外部の人も含めて、70人近い人たちがセミナーに来ていた(写真Click!)。

TANGRAM社は、東京の本科2期生たちが中心になって作った会社。それぞれ、いろいろな会社で力をつけて、集まった仲間で、クリエイティビティが担保できる仕事だけをやっているように見える会社だ。

また、仕事と仕事の間に、それぞれが、自分の表現領域で、自主制作を行ってもいる。デザインの世界で生きる人なら、ちょっとうらやましいような状況に見えるはずだ。

今日は、社長でもあるプロデューサーの永倉政信さんと映像作家の矢吹誠さんが来てくれた(写真)。会社の中のタイトルなのに、"映像作家"と名乗れるのが、いかにも、この会社らしいね。

矢吹誠さんは、独特なCG表現を持っていて、もう4年連続、SIGGRAPHのAnimation Theaterに選ばれている。素晴らしいね。

また、プロデューサーの赤地剛幸さんは、2年間ほど第三世界を中心に世界を旅。その中で撮影された膨大な映像をまとめて、12月18日から『The Time Of World』という個展をやるとのこと。

彼らのように、ちゃんとやりたいことも実現しながら、社会とも仲間とも折り合いをつけて、質の高い仕事をやっていくって、美しいなと思うのだ。

デジタルハリウッドの卒業生たちに目指して欲しい方向の一つだと改めて感じたのであった。
  
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November 26, 2009

「NTT再々編問題はどう決着をつけるべきか」というシンポジウムに参加

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最近、毎朝、起きるとすぐtwitterのTLを追いかける。みんな夜中まで起きてるんだね。ちなみに、ぼくは、Tomoyuki Sugiyamaで検索すれば、すぐ出てくるので、フォローよろしくね。

午前10時、秋葉原のオフィスへ。15周年記念で年末年始に使うグリーティングカードのデザインを考える。

午後1時、メインキャンパスで「デジタルコンテンツビジネストレンド」の授業。今日のゲスト講師は、九州大学発のロボットベンチャー「メカトラックス」の永里壮一社長(写真)。ロボットとコンテンツ産業の関わりは深いという観点からだ。

ちょうど今、お台場のビックサイトで、「2009国際ロボット展」をやっていて、そちらにも展示をしているとのこと。

全国のゲームセンターに納入している「ROBO CATCHER」の企画、開発、販売の話から、最後は、ベンチャーを起業するということまで、学生たちに話してくれた。

午後3時半、御茶ノ水の東京本校へ移動し、ボードミーティング。

5時半、御茶ノ水を出て、三田の慶應大学へ。今晩は、情報通信制度改革3部作シリーズのシンポジウム。本日が第三回でテーマは、「NTT再々編問題はどう決着をつけるべきか」というもの。

例のごとく、会場から、"tsudaる"参加者が多く、もうこれは、この手のシンポジウムのスタイルとして定着した感じ。パネラーの意見が終わった瞬間に、それについての感想が、パネラーの背後のスクリーンに上がってくる。ダイナミックにシンポジウムが進行するね(写真Click!)。

1週間ぐらいは、ハッシュタグ#gie2009で探せるはずなので、ご興味ある方は、ぜひTLを追いかけてね。

午後8時、シンポジウムが終わり、そのまま懇親会。今日も、津田さんが来ていた。9時に終わって、本日終了。

NTTが民営化されたのが、1985年。その心は、NTTが独占している電話事業に、市場の競争原理を入れて、料金の値下げとさらなるサービスの向上を謀るものだと、その頃のぼくは理解していた。もちろん国の政策によるものだ。

そしてアメリカのATT分割を習って、NTT分割という話が進むが、実際に分割になったのは、1999年だった。しかし、このとき時代は、すでにインターネットの時代。いずれ全世帯がが光ケーブル網でつながることが予見できる時代になっていた。

国内での競争を促進すること、つまりNTTグループを相対的に弱くするということより、国境を越えて通信会社が戦う時代に入っていたはずなのだ。事実、ドイツテレコムなど国境を越えて事業を広げた。

分割から10年、ますますインターナショナルな戦略が必要な現在、このままで良いわけがないというのが多くの識者の考えだろう。しかし、NTT問題は、総務省の政策や政治家の考えが大きく影響してしまう世界。

技術的に見ても電話網のようなシステムなら、日本を東と西、そして長距離というような分け方もあったのだろうけど、現在のネットでは意味が無いだろう。さらに扱えるものも電話のような通信分野だけでは無い。

今、日本の成長戦略が見えない中、ICT分野は、規制が見直され、良い政策が打たれれば、まだまだ成長できる産業だ。そういう意味でも、余力があるNTTグループが、どう舵をとるかが、日本にとって大きいわけだ。
  
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November 25, 2009

「TBS DigiCon6」で3作品が受賞

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毎年恒例となった「TBS DigiCon6」の受賞結果が出た。もう第11回なんだね。

今年は、デジタルハリウッド関係では、BS-TBS賞「恋するネズミ」日高晋作さん(福岡校 本科卒)、TBS DigiCon6.com賞「THE・キングおさる」藤勝友侑也さん(大学1期卒)、奨励賞「百鬼」百人組&大森清一郎さん(大学院2期生)の3作品が受賞となった。

おめでとう!それぞれ、まったく異なるテイストの作品、楽しめるよ。

午前9時半、御茶ノ水で経営会議。15周年記念事業について議論。

12時半に徒歩で、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ移動。

1時半、ランチに久しぶりに秋葉原の隠れ家的レストラン「オステリア・ラ・ピリカ」へ。玄関の横にグラスボールが綺麗なツリーが飾られていた(写真)。相変わらず、ここの980円のランチセットは、コストパフォーマンスが高い。

午後3時、早稲田大学の4年生で、現在、デジタルハリウッドの専門スクールとダブルスクールをしている受講生からのインタビュー。大学の卒論のテーマを「クリエーター論」として研究を進めているとのこと。的確な質問で、こちらも答えやすかった。

午後4時半、いよいよ来月に迫った「SIGGRAPH ASIA 2009」のデジタルハリウッドのブースについて、乃村工藝の担当の方々と打ち合わせ。詳細を決めた。

午後6時から大学の入試関連の会議。

会議が終わって、午後8時、UDXビルの山手線沿いの電飾が目に入った。グリーンとホワイトが基調。赤が無いので、またちょっと違ったクリスマスのライトアップだ(写真Click!)。

その後、オフィスに籠もって11時まで仕事をして本日終了。

  
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November 24, 2009

「3D立体映像制作プロジェクト」開講記念「立体映像セッション2009」開催

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午前9時半、赤坂の博報堂へ。今日は、総務省から委託を受けている「メタバース著作権検討委員会」の第1回。

今後の論点を決めていくために、まず吉田就彦教授が、メディアの歴史の流れを押さえながら、メタバースでのコンテンツ流通の問題点について発表。パワポ数十枚で、わかりやすくまとめられていた。

委員会には、著作権専門の弁護士や著作権保護団体の方々が参加していて、議論百出。ぼくが委員長なので、方向性を出していかなければならないのだが、なかなか今後の論点をしぼるのが難しかった。

12時過ぎに終わり、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。午後4時から、大学のカリキュラム検討委員会。来年度からのカリキュラムの細かい調整を行っている。若手教員と教務スタッフが熱意をもって取り組んでいる。

午後7時、メインキャンパスへ。今晩は、大学院主催で始まる『特別講座「3D立体映像制作プロジェクト」開講記念「立体映像セッション2009」〜3D立体映像がもたらす未来〜』。立体映像に四半世紀取り組んでいる羽倉弘之先生が中心。1週間たらずの告知期間だったのだが、多くの業界人が駆けつけてくれた(写真Click!)。

羽倉先生の基調講演の後、ゲスト講師がプレゼン、メンバーは、ビジュアルコミュニケーションの小山一彦さん、白組の月岡英生さん、ステレオグラファーの宇井忠幸さん。今日は、とくに現場での立体撮影における問題や機材について、多くのことが語られた。

9時過ぎからは、隣のセミナールームで懇親会。そのときに、白組の技術部長である月岡さんの手作りのステレオ撮影用の機材を見せていただいた(写真)。カメラは市販のビデオカメラだ。

手作りの台座は、レンズの向きも、レンズ間の距離も細かく調整できるようになっている。もちろんシャッターも同期するようにモデファイされている。小物を近距離で撮るために試作したものとのことだった。

これから全7回で、立体映像の試作まで行えるプロジェクトセミナーを行う予定。ますます立体映像の映画は増えていく。来年はいよいよ民生用に立体テレビジョンが売り出される。立体映像制作を勉強したい方、ぜひご検討を!

  
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November 23, 2009

代休のつもりだったら祝日だった

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本日代休と思っていたら、世の中、祝日なんだね。

昨日、秋葉原のクリスマスをイメージしたライトアップを紹介したけれど、キャンパスの中にもツリーが置かれている(写真)。

なぜか七夕のように、学生たちが、次々と短冊に願いごとを書いて吊している。クリスマスツリーに、そんなの風習なかったよね。

さらに南雲先生の授業で、オリジナルデザインでクリスマスツリーを制作するという課題が出たので、キャンパスには、いくつものミニツリーが飾られている。楽しい雰囲気だ。

家族は出かけているので、午後は家でひとりで読書。たまにはゆっくりと過ぎる時間もイイね。

午後7時、家族とAbraXasへ。ここは、フランスのオーガニックワインに拘っているレストラン。お料理は、基本フレンチで、丁寧な仕事で、とても美味しい。

テーブル席が、けっこう埋まっていたので、今日は、カウンターで食べた。ソムリエと相談しながら、ワインとお料理を選ぶ。この雰囲気で、もちろん高円寺値段。じつは高円寺北口から近い。午前1時までオープンなので、遅くからの夕食も大丈夫だ。高円寺のレストランの穴場だ。
  
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November 22, 2009

指定校の入試

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午前9時半、秋葉原メインキャンパス。今日は、指定校の大学入試。

ぼくも面接官の一員だ。10時過ぎから面接が始まる。学校推薦で来た受験生たちだが、やはり面接ということで、緊張している受験生がほとんどだった。終わったのは午後5時。

5時ともなると、外は暗い。秋葉原UDXビルでは、もう秋葉原の風物詩として、すっかり定着しているブルーのLEDによる電飾。街にクリスマスの雰囲気が漂う(写真Click!)。

秋葉原は、Windows7のリリースで、活気を取り戻している。ウィークデーの人の出が戻っているのだが、土日の大型店はかなり混んでいる。

帰りに、Akibaヨドバシに寄り、いろいろ物色。結局、何も購入しなかったけれど、どのジャンルであろうと新製品を見て回るのは楽しいね。

夜9時半、『BEATLES in MONO』の輸入盤のセットボックスを持って、FREE BarDへ。普段は、Greatful Deadが中心にバックグランドミュージックが流れているバーなのだが、今日だけは特別。

今、『BEATLES in MONO』が大きな話題になっている。ビートルズのデビュー当時は、モノラル再生が主流であり、ステレオは、いわゆるマニアの世界のもの。ということで、69年までは、モノラルでのサウンドバランスが完成品という認識。

ビートルズの音の記憶は、まずは小学校のとき家で使っていたラジオからの音、そして、ここ四半世紀ほどは、CD化された音だったわけだ。そして今晩ここで聴いた音は、そのどれとも違うものだった。

音質は、現在のデジタル技術で良くなっているわけだが、その部分ではなく、ヴォーカルと楽器それぞれのバランスが違う。音場感も違う。

良いか悪いかじゃなくて、21世紀の今になって、再度、ビートルズをまったく新鮮な感じで聴くことができるのが、単純にうれしいね。

FREE BarDのマークくんといっしょに、他のお客さんたちも巻き込んで、3時間ほど聴いていたのであった。

  
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November 21, 2009

オフ、引き籠もり状態で過ごす

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本日オフ。

今週、wowowで『Dangerous Days: Making Blade Runner』というドキュメンタリーを朝やっていた。これは2007年制作ということで、さすがに関係者の本音が聞けて面白かった。『Blade Runner』のファンは必見という内容。ハリウッド大作映画の制作現場の力関係を知るという面もあった。

そのことがあったので、午前中、家にあるDVDを引っ張り出して、久しぶりに『Blade Runner』を見た。レーザーディスクでも持っているのは、1982年の公開版。DVDは、『ディレクターズカット ブレードランナー 最終版』というもの。いろいろなヴァージョンがでるのも、世界的に根強い人気の証拠だ。

公開当時は、『Star Wars』のハリソン・フォード主演ということで、たぶん明るい未来のヒーローものを期待していたのだろう。当時の興業成績は惨憺たるものだったとのこと。

今、見るとリドリー・スコット監督が描いた未来って、現代の流れでみたとき、違和感なく見ることができる。生物科学の発展や、他人種と多言語が混じる社会も納得ができる。

また生体認証によるセキュリティや映像操作など、デジタルテクノロジーの発展は、まさに現実化している。82年が、Macintosh発売の2年前と思うと、優れた未来社会予測だ。

午後2時あたりから夕方5時までは、昼寝をしてしまった。今週は、連日、忙しかったので、さすがに寝不足だったようだ。

夕方、高円寺の仲通りに出る。仲通の一番奥にある「山森農園の八百屋」さんは、三浦半島の農園からの直送で、土日だけ開いている店。夕方ともなるとイイ雰囲気を街に醸し出す(写真Click!)。

夜、卒業生で元スタッフの安藤直紀さん(写真)から、昨日いただいた『インターネット&Webの必須常識100』を読む。

イナムラシンヤ氏による図解がわかりやすいし、ビジネス、技術、制作、運営を全部カバーしているのも良い。もちろん、モバイルやクラウドもカバーしている。

一気に読み上げるというより、ちょこちょこ、必要に応じて確かめるように読むのが良さそうだ。受講生や学生には、ぜひ読んで欲しい本という気がしたけれど、案外、業界人にもお勧めかも。

午後10時あたりから、ずっとtwitterで、いろいろコミュニケーション。飯野賢治さんの'つぶやき'を読んでいたら、午前1時から、ライブのリハをストリーミングで流すとのことで、それを聴きながら、さらにtwitterの世界で遊んだのであった。
  
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November 20, 2009

ポーツマス大Craven副学長が本学を視察

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昨晩、遅かったので、11時にオフィスへ。

12時半、メインキャンパス。今日は、University of PortsmouthのVice-Chancellor、John Craven先生(写真)が、デジタルハリウッド大学を視察されるのだ。

今年の夏、Cool Japanというテーマで、欧米の学生向けのサマープログラムをテスト的にやったのだが、そのとき、真っ先に来てくれたのが、ポーツマス大学のゲーム専攻の学生たちだった。

ということで、来年からは、交換留学も含めて、お互いに検討していこうというミーティングも含めての来校だった。Craven先生は経済学が専門とのことだが、大学としては、これから、ますますCreative Industoryに力を入れて行くとのこと。

欧米でのCreative Industoryというと、日本のコンテンツ産業にさらに、ファッション、建築、工業デザインも入れたような幅広い世界だ。英国や日本のように文化的な成熟度が高い国では、21世紀、もっとも重要な産業分野だね。

ところで、Vice-Chancellorを直訳すると、副学長となってしまう。開学当時、文部科学省とのやりとりの中で、イギリスとの大学との協定書のサインが、Vice-Chancellorのものになっていたら、副学長では、正式と認められないのではと指摘を受けたことがあった。

というぐらい日本では知られてないようだけれど、英国系の地域では、社会的な地位が高い組織のトップって、名誉職なのだ。つまりVice-Chancellorは、実質、日本での学長。

実際、英国では、その大学に縁も所縁もない文化人が、学長に選ばれることが多いとのこと。学長を学生の選挙で決めるところでは、いわゆる有名人が指名されることもしばしばとか。貴族の国という歴史の中では、自然な感じなんだろうね。

UDXビルで、いっしょにランチを食べて、秋葉原駅前まで送り、記念撮影(写真)。

午後3時半から、大学院の一年生が、進路選択について相談してきた。まずは、いろいろとヒアリング。良いアドバイスをする第一歩だ。

午後5時、メインキャンパスへ移動。15周年記念で、大きなイベントをするのだが、その詳細について、昔のスタッフたちにも来てもらってミーティング。なんの違和感もなく、とてもリラックスした感じでディスカッション。「同じ釜の飯」って、こういうことか?

午後7時半、御茶ノ水の東京本校1階セミナールームへ。今晩は、昔、デジタルハリウッド設立時、母体となった研究所でいっしょに働いていた小野さんが、アメリカに拠点を移して仕事されるということで、それを切っ掛けにして、昔の同僚たちが集まることになった。

まさに10年以上の時を隔てて、集まった感じ。幹事たちに聴いたら、今回、連絡がつかなかったり、もれてしまった人もいたとのことだが、結果80人ほどが集合。

ぼくの気持ちとしては、「同じ部隊に所属していた戦友たちに再会」というシチュエーション。ほとんどが、ゲームやCG映像やプログラム開発の仕事に従事していた。また大学教員になっている人たちも数人いた。素晴らしいことだね。

10時半過ぎ、集合写真を撮って、流れ解散となったのだった。
  
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November 19, 2009

「国境なき医師団」応援プロジェクト〜BEYOND THE BORDER PROJECT〜

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午前10時、秋葉原のオフィスへ。

12時半、メインキャンパスへ。午後1時から『デジタルコンテンツビジネストレンド』の講義。本日のゲスト講師は、IBM、Alliances Systems Business Developmentの園田哲也さん(写真)。

クラウドコンピューティングを利用するコンテンツ制作が、いかに日本のコンテンツ産業において重要か、かなり突っ込んだ話をしてくれた。

すでに園田さんたちは、プロの現場で使われている主要なツールを、クラウドで使う実証実験に成功しているとのこと。

今年の『ほったらけの島』や『よなよなペンギン』で、いよいよ日本もフルCGアニメーションの映画が出てきたわけだが、制作コストを下げて、さらなる高画質を求めるなら、クラウドコンピューティングはなくてはならないものになるだろう。

午後3時、御茶ノ水の東京本校へ。8階でボードミーティング。

午後5時、赤坂ガーデンシティの18階にある「ベクトルラウンジ」へ。今日は、ここで、「国境なき医師団」応援プロジェクト〜BEYOND THE BORDER PROJECT〜の記者発表があるのだ。

デジタルハリウッドも、映像制作支援で正式に参加。参加アーティストの方々と組んで、受講生や学生が参加して、映像制作をさせていただくことになったのだ。

この応援プロジェクトは、プロデューサーの望月衛介さんがリーダー。記者会見は、望月さんの挨拶から始まった(写真Click!)。その後、参加アーティストたちからも挨拶。そして懇親会となった。

望月衛介さんは、今回の応援プロジェクトを通じてDonation Musicというものを確立しようとしている。配信されるコンテンツの料金の半分が寄付される仕組みなのだが、そこを透明性を確保して行っている。素晴らしい試みだ。ぜひ根付いて欲しい。ということで、ぼくたちも協力!

午後7時、三田の慶應大学へ。今日は、午後6時から、情報通信制度改革三部作シリーズ の第2回目、「独立行政委員会(日本版FCC)は創設すべきか」というシンポジウムをやっているのだ。

途中参加となったわけだが、すぐにtwitterに入って、これまでの流れをチェック。「tsudaる」のお陰で、だいたい前半の議論の流れを知ることができた。こんな使い方もあるわけだ。

目の前で、國領先生や中村先生らの聴きながら、「tsudaる」のお陰で、オーディエンスの意見も知ることができる。このリアル空間でリアルタイムでの立体的な情報摂取感覚がうれしいね。

午後8時過ぎ、シンポジウムが終わり、そのまま関係者たちの懇親会へ参加。早稲田大学から経済産業省に戻った境真良さんらと歓談。

1時間ぐらい経ったかなと思うところで、ボージョレヌーボー目当てだった?、朝日新聞の服部桂さんが「tsudaる」の津田大介さんといっしょに懇親会に登場。スーツ姿のおじさん軍団の中、津田さんの金髪は目立つね。って、ぼくも人のこと言えないか。

今日、一日のことを振り返っても、やはり、大きなうねりを感じる。ぼくたちは確かに未知の大嵐の大海に出ようとしている。その前に、良い船を創っておきたいなあ、と漠然と思うのである。
  
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November 18, 2009

Yahoo! Japan Internet Creative Award 2009贈賞式

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午前11時、秋葉原のオフィスへ。

午後2時、メインキャンパスで、海外の公館で働く現地の職員の方々向けに、「クールジャパン」の成り立ちの話を講義。40人近い方々がいらした。本当にいろいろな国の方々だった。

日本語でOKということだったけれど、なんか途中から英語も混ざる変な講義になってしまった。これは、外務省による『外務省在外公館現地職員研修』の一貫。その中に、デジタルハリウッド大学の視察が入るということは、とても名誉なことだと思う。

ぼくは、次のアポのため、自分のパートだけで退席したのだけれど、その後、学生作品の紹介やキャンパスの視察などを行ったとのこと。素晴らしいことだ。

午後3時、グランドハイヤット東京に到着。今日は、ここの「グランドボールルームイースト」で、Yahoo! Japan Internet Creative Award 2009 贈賞式なのだ。

午後4時から、贈賞式。司会は、なんとショーンKさん。いや〜、イイ声で聴き惚れる。贈賞式も盛り上がる(写真Click!)。たくさんの賞があるあるところが、良いね。

今年、デジタルハリウッドが協賛。デジタルハリウッド賞を出させていただいた。受賞したのは、『英語発音マップ』 。制作者は、長澤智也さん(写真)。企画とプログラミングを評価した。

長澤さんには、副賞として、デジタルハリウッド本科を受講する権利を差し上げた。長澤さんは、現在、ワーキングホリディを利用して海外に居るとのこと。これまでは、ほぼ独学でサイトを作ってきたという。凄いね。これからは、デザイン力をさらに上げていきたいとのこと。

午後6時からは、同じフロアの「タラゴン」で懇親パーティ。受賞者の方々や審査員の方々としばし歓談。

午後8時に秋葉原メインキャンパスに戻り、そのまま定例の大学教員会議。午後9時半に終了して、ぼくの予定も終了。今日はなかなか忙しかった。

  
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November 17, 2009

渋谷校で、CCO講座のプレイベント

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午前10時、秋葉原のオフィスへ。午後1時、メインキャンパスで定例の大学院教員会議。

午後3時から、大学院の齋藤茂樹教授と海外からのお客様の対応。

午後4時、セカンドキャンパスで、映画『ボルト』のオリジナルCGキャラクターコンテストの一次審査を、小倉先生とHAL先生と共に行う。この一次審査を通った作品が、一般からの公開審査に行くのだ。

午後7時、渋谷校に到着。今日は、アルファブロガーとしても有名な橋本大也先生(写真)とCCO講座のプレイベントなのだ。

CCOと言えば、Chief Creative Officerを思い浮かべる方も多いと思うけれど、ここでいうCCOは、Chief Communication Officerのことだ。

ぼくは、デジタルコミュニケーションというものが、臨界点に近づいているというような感覚を持っている。臨界を超えると、液体とも気体とも異なる状態になるというのが物理での言葉。

すべてのコミュニケーションの基盤がデジタルになるとき、企業の在り方や運営の仕方が、これまでの延長では発想できなかったような世界へ突入するというような感覚だ。

いろいろなSNS、blogに加えて、twitterに代表されるようなコミュニケーションツールを利用しなければ、遅れているなんていうことを言いたいのでは無い。

一般生活者が、企業のビジネスモデルをすべてお見通しという成熟した消費社会の中で、企業はどうすれば、生活者たちから、支持され、事業を維持できるのか? そこを考えてケーススタディを積み重ねたいのだ。

渋谷校には、予約数より多い45名の方々が集まってくれた(写真Click!)。ぼくがコンセプトを話した後、橋本先生が、アメリカにおける豊富な先行事例を解説してくれた。ぼくもとても勉強になった。

短い休憩後、橋本先生と対談。来てくれた方には、Chief Communication Officerの必要性が伝わったのではと思った。質疑応答も活発。午後9時半に終了。

午後10時過ぎに、渋谷校を出て、本日終了。
  
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November 16, 2009

本日、代休。 夜FREE BarDで、McIntoshを聴く!

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本日はオフ。何も予定が無いので、まずは、昼間でゆっくりする。

午後1時、ブランチということで、ぼくがスパゲッティを作る。材料は、冷蔵庫の中から、適当に残っているものを選ぶ。

大学院3期生の武藤さんがリーダーの我武者羅應援團が、講談社から『押忍! ガムシャラにあなたを応援します』というDVD付きの本を出した。

いろいろなシチュエーションで、我武者羅應援團が映像で、応援してくれる。ネーミングや外見からは、お笑い分野であろうと誤解されている方もいらっしゃると思うが、実際に彼らの応援を体験すると、本当に感動するし応援されてしまう。

彼らの応援を生で経験していだくのが一番良いわけだが、このDVDからも、十分に彼らの本気度が感じられる。もちろんエンタテイメントとして見ていただいても十二分に楽しめる内容だった。

午後10時、ずっと家に籠もっていてもと思い、何枚かCDを持って、FREE BarDへ。お客さんが居なかったので、普段FREE BarDではかけないJazzやPopsなど、ぼくがオーディオのリファレンスに使ってきたものを聴いてみる。

土曜日の夜にセットをしたMcIntosh 250は、だいぶ鳴ってきた感じだ。スピーカーケーブルもBeldenにしたのだが、こちらも落ち着いた。オーディオ機器は、最初の数日のエージングで、信じられないほど音が変化するものだ。

McIntoch 250は、管球からトランジスタへの移行期のパワーアンプ。ということで、シャーシーや外観は、まるで名器275を二回り小さくしたような感じ(写真Click!)。

たぶん1968年製ということで、その前後の音楽を鳴らすと、気持ちが良い音がする。オーディオ的に正確に鳴らしているというより、全部の音楽が、ライブで目の前で展開されているような雰囲気になるのだ。

これは、FREE BarDのようなバーには、最高の音ではないだろうか? 高域がまろやかに響くのは、カンターの背後にびっしりと並んだお酒のボトルたちの形状により、反射音が四方八方に拡散するせいだろう。と、ちょっと建築音響的考察(笑)。

  
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November 15, 2009

東京本校で「デジタルメディア概論」の公開授業

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毎朝、iPhoneで読んでいる産経新聞が、なぜかダウンロードできないと思っていたら、バージョンアップしたソフトの不具合とのこと。

なんと! データ読み込みって、もっとも重要なところじゃないの?とちょっとびっくり。app storeからアプリも削除されていた。

毎朝、ベットに入ったまま読める新聞に慣れてしまったので、ある意味有り難みがわかる。この感じなら、有料コンテンツになっても購読するだろう。

午前9時半、御茶ノ水のスタバで、ランチ並にちゃんと朝食。デジタルハリウッド15周年記念でスタッフ用に配られたマグカップ(写真)も出動。後ろにひとりひとりの名前が入っている。

今日は、これから「デジタルメディア概論」の講義。

10時過ぎ、1階のセミナールームで準備開始。公開授業ということで、受講者が多くなりそうなので、東京本校スタッフだけでなく、広報スタッフも応援に来ている。

授業開始の11時には、140人あまりの受講者で、セミナールームは満席状態になってしまった(写真Click!)。

この10月から、かなりリニューアルして「デジタルメディア概論」をやっているので、まだ時間配分がつかめない。しかし、途中2回の休憩を入れて、予定より5分早く、2時55分に終了することができた。みなさん約4時間、ご苦労さまでした。

一般参加の方々に、何人か卒業生も来てくれていた。その中の一人、藤田さおりさんは本科の四期生。卒業後、ポルシェジャパンでマーケティングやWEB関連の仕事をしていたところまでは知っているのだが、なんと現在は、「レノバリスコンサルティングGmbH」をスイスで起業し、CEOとなっていた。

スイスは、企業に対して、いろいろな優遇処置があることと、ヨーロッパ全域を相手にする拠点としても便利とのこと。主な仕事は、ネット関連のコンサルとのこと。素晴らしいね。

4時からは、ギャラリーのテーブルを借りて、しばらく仕事を続ける。5時過ぎオーディオユニオンへ行き、しばらくぶりに、じっくりスピーカーやアンプを見て回った。

その後、東京本校に戻り、スタッフや先生たちと歓談をして、本日終了。

  
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November 14, 2009

FREE BarDにMcIntoch 250をセット

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本日はオフ。朝、昨晩の広瀬香美さんのtwitterコンサートについての"つぶやき"を読む。ネットのニュースにも出ていて、かなり反響があった感じだ。

ぼくは、今、やっとデジタルコミュニケーションならではという部分を、多くの人が、それぞれの形で発見している時期になってきていると感じている。

15年前、デジタルハリウッドを設立したときから、ぼくの主張は変わらない。それは、コンピュータをこれまでの社会のどこかを置き換えるものと捉えている限り、なぜ変革が起きているかということを理解できないというものだ。

そしてこの変革は、数字の変化で理解するようなものではない。自分が、新たなデジタルコミュニケーションの中に身を投じて感じることが大切だし、それが一番楽しい。

午後6時半、昨日が息子の誕生日だったということで、"ラス・メニーナス"で家族で夕食。今日も、いろいろな国の人たちが来ている。高円寺にいながらに、海外旅行しているような気持ちになるレストランだ(写真Click!)。ジョンの料理は、ほんとに美味しい。

午後9時、御茶ノ水のオーディオユニオンから修理に出していたパワーアンプ"McIntosh 250"を引き取ってきたので、今日は、それを持って、FREE BarDにセットしてみた(写真)。

FREE BarDには、昭和40年代のものと思われる日本製のプロの現場で設えたと見られるスピーカーセットがある。ということでメーカー不明のもの。紙のコーンのシングルスピーカーで、なかなか味のある音がしている。

今日は、スピーカー配線のためにボックスを開けたところ、マッチングトランスが入っていた。配線が長くなるところで使われていたのだろう。今回は、音質を考えて、トランスをバイパスして配線してみた。

とりあえず、試聴したところ、前より、中高域の歪み感が大きいし低音が出ていない。まあ長期間アンプも使われていなかったし、配線もしたばかりということで、しばらく鳴らしてみないと結論はでないだろう。ということで、これも楽しみの一つ。


  
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November 13, 2009

DRP番組審議会、夜は、広瀬香美さんのtwitterコンサートへ

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午前9時半、御茶ノ水の東京本校で、経営会議。11時に終了。

早めのランチを済ませて、徒歩で秋葉原のオフィスへ移動。ぼくのオフィスの隣りにある大学事務局で、スタッフたちとコミュニケーションをとりながら、いっしょに仕事。

午後2時、赤坂へ向けて移動開始。午後3時から、DRPの番組審議委員会。多くの方は、ほとんど知らないと思うけれど、2011年7月以降、テレビのアナログ波が停止した跡地に、デジタルを使った新たなサービスが、いろいろ提案されてきた。デジタルラジオもそのひとつである。

すでに東京タワーから、試験放送が始まっており、一部のデジタルラジオ対応ケータイやUSBスティックタイプのチューナーをパソコンに付けるなどして、視聴することができる。視聴と書いたように、音だけでなく映像やプログラムなども配信できるものだ。

民放数社とNHKが放送を行っているのだが、番組が行われている以上、法律で番組審議会が必要であり、ぼくは、たぶん4年ほど、このデジタルラジオの番組審議委員もやらせてもらっている。

アスキー社の編集主幹の福岡さんも番審なのだが、多くの方が、twitterのつぶやきで知っているように、福岡さんは、ひどいぎっくり腰で歩くこともままならないので、本日、急遽欠席。

今日は、番組の内容だけでなく、これからデジタルラジオが、どのような形で、放送事業社や番組提供社や受信機メーカーが、実現に向けて進んでいくかというスケジュールについても説明があったのだった。

午後4時半、東急本店の手前にあるデジタルハリウッド渋谷校へ。ここで仕事をしながら、今夕、行われる広瀬香美さんのtwitterコンサートの開場までの時間を過ごす。スタッフとの話題も、twitterについて。

午後6時30分、開場の渋谷BEAMへ。昔、大きなゲームセンターだった頃は来たことがあるけれど、今は、吉本が入っているんだね。ライブは、この建物の7階、ガラスがはめ込まれたドーム状の空間のJ-POP CAFÉ。外からは、ドームがあるのは見ていたけれど、入るのは初めて(写真)。

ぼくが着いたときは、すでに開場していて、9割方のお客さんが集まっていた。さっそく川井先生を発見。いっしょに前から2列目に陣取る。

川井先生が、「この空間、見覚えありますか? 映画『バベル』で、菊池凛子さんのシーンで使われてたんですよ」(写真Click!)。そう言われると、確かに見覚えがあるような。

会場のほとんどの人が、iPhoneかケータイで、すでいtweetを初めている。座れた人やテーブルがあるところでは、ノートパソコンが開かれている。客席後方の大きなスクリーンには、twetterの画面が表示されている。

いよいよ広瀬さんが登場、このムーブメントのきっかけとなった「ヒウィッヒヒー」という言葉が広瀬さんから出たのが、7月23日だっけ? twitterらしいスピード感で、事が流れていく感じだね。ということで、もちろん1曲目は『ビバ☆ヒウィッヒヒー』。

そこからは、曲が終わると、ステージのMacで、MCをすべてtweet。なんとこのライブ、最後まで広瀬さんは、tweetのみでMC。観客たちもtwitterからの応募で集まった人々、みんなも、どんどんtweet。

さらに会場外からも、twitterユーザーたちが、どんどんつぶやく。1曲ごとに200ぐらいtweetされるので、タイムラインが追えない状況となる。ストリーミングも、アクセスが多すぎて、スムースに動画を見ることができないと、全国からtweet。

詳しくは、ネットニュースや広瀬香美さんのブログなどで見ていただきたいのだが、なんとも不思議な雰囲気のコンサートとなったのだった。

コンサート後、エントランスホールで、観客ひとりひとりと握手をしている広瀬さんが印象的だった。今晩、たしかにデジタルコミュニケーションの新たな局面を、生で体験したわけだ。

  
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November 12, 2009

「デジタルコンテンツビジネストレンド」のゲスト講師に宮谷大さん登場!

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午前10時、東京本校に寄って、その後、徒歩で秋葉原のオフィスへ。仕事開始。

午後12時半、メインキャンパスへ移動。午後1時から、ぼくの「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講座。今日のゲスト講師は、OwaraiTV宮谷大さん(写真)。

宮谷さんは、東京本科のプロデュースコースの卒業生。大学4年生のときにダブルスクールで、デジタルハリウッドに来ていた方だ。

そのとき、卒業制作として企画し制作したのが、お笑い動画チャンネルのbrst.TV。2002年、まだブロードバンドが普及していなかった時期、動画を扱うサイトは、ほとんど無く。それを学生がやったということで、注目が集まった。

その頃から、自分たちで芸人さんたちと交渉、撮影、著作権の獲得など、きちっとやってきたことが、現在、ケータイコンテンツ、テレビ番組、DVD制作などにも生かせされているとのこと。

起業することが目的ではなく、まだ認められていないお笑いの人たちを世に動画で紹介したいということを続けるために、幼なじみの仲間4人でやるメディアブレスト社になった。

「未だに動画サイト部門は、大幅な赤字。でも、それをやりたいから、やりつづけるノウハウを身に付けたのです。会社は、7期目ですが、2期目からずっと黒字です」とのこと。素晴らしいね。

午後3時、東京本校へ。3時半、8階の会議室で、読売新聞の記者の方から、「フジテレビ短編アニメ大賞」 展についての取材を受ける。

審査員が、フジテレビの現役のプロデューサーやディエレクターらということで、メジャーデビューを期待できそうなコンテストだ。ネットやケータイやサイネージや、新たな出口が増える中、民放テレビのビジネスは、次々と赤字に陥っている。新たな才能に期待したいのは、フジテレビだけではないよね。

午後4時半から定例のボードミーティング。7時半、来週、セミナールームでパーティをやるぼくの知人が、会場の下見に来る。

その後、10時まで本部のデスクで仕事。荷物をまとめて、2階の東京本校の事務局へ。受付カウンターの後ろでは、スタッフとTAさんたちが、真剣に打ち合わせ(写真Click!)。

デジタルハリウッドの15年間を振り返って、まさに、この学校の歴史は、夜から明け方にかけて創られてきたと思う。それを支えてきたのが、スタッフとTAさんたちだ。TAは、みんな卒業生。

旅立っていくまでの時間をTAをやってくれる卒業生が多いのだが、ちゃんと会社に就職した後も、TAを好きで続けてくれる卒業生もけっこういる。本当に有り難いし、素晴らしいことだと思うのである。
  
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November 11, 2009

「'09デジハリ南雲塾」 展へ

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週末、仕事が続いたので、今日は代休でオフ。

午前中は、月曜日に三省堂で平積みされていたGeorge Friedman著の『100年予測』を読み始める。

デジタルコミュニケーションの未来予測は、ぼくが専門とするところだけれど、地政学的な観点というものは、ぼくには無いので、この本を読むことにしたのだ。

午後1時過ぎ、ブランチを食べたら眠くなり、昼寝をしてしまった。午後3時半に起きて、外出の支度を始める。今日は、「'09デジハリ南雲塾」 展のオープニングパーティに行くのだ。

あいにくの雨の中、5時過ぎに、青山のH.A.C.GALLARYに到着。すでに会場には、たくさんの塾生たちが来ていた。南雲塾は、デジタルハリウッドの中でも、とてもユニークな塾。

南雲先生は、東京本校、渋谷校などの専門スクールでの講座を長年担当されている。その上、大学設立時からは、教授として、大学生の指導にも当たり、さらに大学の1期生が卒業するに当たり、大学院進学者の指導もされるため、大学院でもゼミを担当されている。

さらに、「イメージビジュアルデザイン講座」、通称「イメビ」の受講生が、専門スクールを卒業していっても、勉強できるようにと、定期的に南雲塾を主宰されている。この塾には、現在、現役の大学生、大学院生、専門スクール生、卒業生が集まっており、世代やスクールを超えたコミュニケーションの場ともなっている。

今年で3回目の展覧会、まさに作品たちは、アナログハリウッドとも言うべき作品たち。表現や画材も様々、インスタレーションや立体、スイーツを使った作品まである。とても楽しめた。

今日は、初日ということで、オープニングレセプション(写真Click!)。それにしても、南雲先生(写真)は、本当にタフだ。ご自分の役割を理解しきっているので、迷いなく、どんどん前進されているように見える。見習いたいね。

  
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November 10, 2009

丸一日オフィスに張り付いて仕事

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午前11時、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。この10月、デジタルハリウッドは15周年を迎えた。この1年、いろいろと記念イベントとか、記念事業をやろうと計画している。その関連で、いろいろ文章を作成しなければならず、その作業に入る。

午後3時半、大学1年生の土井さんと面談。ある企画を持っているとのことで、スポンサー獲得などについての相談だった。学生時代にいろいろ挑戦することは重要だ。失敗も許されるのが、学生時代の良いところだと思うのである。

午後5時半、オフィスで、大学院スタッフたちとミーティング。午後6時半、オフィスで、大学スタッフとミーティング。

午後7時から、デスクでゆっくり仕事。最近、vaioの画面は、TweetDeckに占領されることが多い(写真Click!)。現在、twitterをやっている方は、どのぐらいいるのだろうか? ぼくは、mojosgyというユーザー名でやっているので、よろしく!

さて、大学の萩原先生に、これ大学生に読んでもらいたいですねと進められた苫米地英人さんの『テレビは見てはいけない』を読む(写真)。

苫米地博士が、どの本でも展開してきた時空を超えた大きな世界観については、なかなか我々が、同じように感覚できるというのは、難しいと思うのだが、この本に書いてあることについては、素直に納得できることが多い。とくにクリエーティブな世界を仕事としようとする若い人たちには、お奨めだ。

苫米地さんとは、90年代初頭、人工知能の父の一人と言われるMarvin Minsky博士との関係から知り合った。その関係で、ぼくが2001年、『ポストITは日本が勝つ!―トップランナー7人の提言』という本を出したとき、インタビューをさせていただいている。苫米地さんの章が、その本の中でも、もっとも面白いという反響だった。とにかく頭の回転が素晴らしく速い方だ。

また、デジタルハリウッドが、デジタルハリウッド出版局という出版部門を持っていたとき、『CIA洗脳実験室―父は人体実験の犠牲になった』の翻訳もお願いしている。

苫米地さんは、いつも多くの種類の仕事を平行してやっているが、ネットの世界へは、「キーホールTV」というものを仕掛けている。これについても、いつか紹介したいと思っている。

  
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November 09, 2009

大阪→東京→エチオピア

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いつもより遅く、朝8時に起床。ホテルの窓から空を見ると、鱗雲が広がっていた(写真Click!)。

9時45分に新大阪へ。10時の"のぞみ15号"で、東京へ。

午後1時、御茶ノ水の東京本校に到着。本部のデスクで、仕事開始。今日は、移動日ということで、アポは無し。

午後2時、十分にランチタイムを外れたところで、大好きな「エチオピア」へ。もちろん、野菜カレー・辛さ15倍・ライス半分にアイスコーヒーというぼくの定番(写真)。

その帰り、久しぶりに三省堂書店に寄る。なんだかんだ6冊ほど買い込む。土曜日に、『Twitter社会論』を読んだら、ときどき入る読書病にスイッチが入ったようだ。まあ"読書の秋"ということで。

ぼくは、一冊づつ読むスタイルじゃなくて、一度に3から4冊を読み進めていくタイプ。適度に区切って読んだほうが、内容に集中できる。読んでいるのが小説じゃないから、こういう読み方になるのかも。

本部のデスクに戻り、ずっと本を読みながら、ときどき15周年記念サイトのことで、広報スタッフたちと打ち合わせ。午後9時半、本日終了とした。


  
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November 08, 2009

大阪校で「デジタルメディア概論」

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午前8時過ぎに家を出て東京駅へ。今日は、大阪校で講義。

いつもの通り"深川めし"(850円)を買って、「のぞみ8号」へ。さっそく朝食代わりに、駅弁を食べる。

新横浜を過ぎたところで、vaioを開き、コンセントから電源をとる。すぐに車内無線LANへ接続。ぼくは、ヨドバシカメラで入ったmobilepointを利用して、アクセス。

さらに、iPhoneもネットへつなぐ。こちらのほうは、購入した後、1回設定するだけで、mobilepoingが使えるので問題ない。

twitterにアクセス。『Twitter社会論』の感想が、次々と上がっていた。いろいろ読みながら、ときどき"つぶやき"ながら、ウトウトしている間に新大阪へ。

12時過ぎに、大阪校に着き、スタッフが用意してくれていたスタバのサンドを食べる。午後1時から、大学院の説明会に出て、デジタルハリウッドについて説明。

午後2時から、地下のセミナールームで、「デジタルメディア概論」の講義。15周年ということで、内容を大幅に変えている。伝えたいことが、たくさん在りすぎて、全部やったら10時間分はあるだろう。

日曜日の午後、集まってくれた受講生は熱心に聴いてくれた(写真Click!)。予定どおり午後6時に終了。

午後8時、近くの近江料理屋さんで、東京本校から大阪校に、今月異動になった甲田さん(写真)の歓迎会を兼ねて、スタッフのみんなと夕食。楽しかった。

11時45分、ホテルにチェックインして本日終了。

  
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November 07, 2009

昼間は大学生のライブ/夜は『Twitter社会論』を読む

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午前中は家で過ごす。午後、デジタルハリウッド大学の八王子スタジオへ向かう。今日は、その体育館で、大学のSoundArtsというサークルが、『MAXIMUM ATTENTION TO AUTUMN』と銘打って、ライブをやるのだ。ロック系学長としては、応援しないわけにいかないのだ。

午後2時に到着。午前11時半からということで、すでに数バンドが演奏し終わった後。全部で14バンドも出るということ。

デジタルハリウッド初の本格的な軽音的なサークル。楽器演奏自体、最近始めたというメンバーも多いとのこと。確かに演奏は、まだまだというバンドもあったけれど、下手でも人前でバンドとして演奏して行くことに意味があるわけで、楽しく聴かせてもらった(写真Click!)。

各バンドとも、演奏する曲のほとんどが、ぼくが聴いたことがないものばかり、元のバンド名を言われてもわからない。それだけ、違う音楽を聴いているのだなと実感。

土曜日ということもあって、ライブのほかに、八王子スタジオは、いろいろなグループが活動をしていた。CG制作に励む学生たちや、大学院の山本教授が率いるSML研究室のメンバーにも会ったのだった。

夕方、都心へ戻り、本屋へ行き、津田大介さんの『Twitter社会論』を購入。さっそく、家に戻り読む。Twitterを利用していたり、興味があるという人だけでなく、パソコンを使うすべての人たちに読んでもらいたい内容だった。

また、津田さんの本職であるジャーナリストとしての視点で、Twitterをひとつの事例として、今後のジャーナリズムについても、わかりやすく論じてくれている。

巻末の勝間和代さんとの対談には、広瀬香美さんについての話もあり楽しめる。この本、きっとベストセラーになるだろう。

読み終わったら0時。すでにtwitterのタイムラインに、「読了」というテキストが、どんどんあがってきて、次々と感想が述べられていた。それを、すぐに津田さん本人がRTして、コメント。これが、まさにリアルタイムという感じなんだね。
  
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November 06, 2009

平山たいろう衆議院議員を訪ねた

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午前10時に、御茶ノ水の東京本校へ。さっそく本部のデスクで仕事開始。

スタバで早めのランチ。午後1時から、青山の東京ウィメンズプラザで、メタバース協会の総会。

来年早々、シンポジウムを開催することにしたのだが、その会場候補が、この東京ウィメンズプラザのホール。さっそく理事たちといっしょに、ホールを見学(写真Click!)。この施設、渋谷区立ということで、使用料もリーズナブル。借りることにした。

総会の後も、シンポジウムについての議論が続き、3時半に終了。千代田線で"国会議事堂前"へ。

午後4時過ぎ、衆議院議員第二議員会館に到着。受付を済ませて、735号室に入られた平山たいろう衆議院議員を訪ねた。

平山議員は、昨年までデジタルハリウッド大学院で、eコマースなどネットビジネス関連の講座を担当。その平山先生が、民主党から次の衆議院選挙を挑戦したいと聞いたのが、1年半ほど前だった。

今日は、いろいろな話が出たのだが、これまで行政が、電子政府化などに使ってきた予算が、民間のICTビジネスの感覚から言えば、非常に大きいという話にもなった。実際のビジネスを知る平山議員が、行政内で活躍できる場は、いくらでもありそうだ。

デジタルハリウッド大学院から、いろいろな提案を出して欲しいという要望もいただいた。確かに新たなビジネス創造を考えて行くとき、行政と共に変革をさせたほうが良いものはたくさんあるよね。

午後6時半、御茶ノ水の本部へ。デスクで、午後10時半まで仕事をして本日終了。
  
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November 05, 2009

@kohmiさんと初対面、夜は『僕の初恋をキミに捧ぐ』メイキングセミナー

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朝10時45分に、東京ミッドタウンに着く。

11時、"SILIN火龍園"で、広瀬香美さんと早めのランチ。広瀬さんとお話するのは、もちろん今日が初めて。

毎日毎日、twitter界を賑やかにしている広瀬さんが、秋葉原をテーマにした『ビバ☆秋葉原』という楽曲を作ったとき、デジタルハリウッドの大学生がグラフィックを作らせていただいたのが、ご縁。その縁も、大学院スタッフの石島くんが、広瀬さんの"つぶやき"にレスをしたのが、ご縁。

今朝、広瀬さんは、日本で初めて、「twitterコンサート」を開くと、これまたtwitterで宣言。本日、午後9時までに応募した人の中から抽選でコンサートに参加できることになるのだが、チケット代は、なんと140円なのだそうだ。そのコンサートは11月13日。このスピード感が、まさにtwitter文化だね。

午後1時、5分前に秋葉原メインキャンパスに到着。すぐに今日のゲスト講師の佐藤聡子さんと尾形薫さんに挨拶(写真Click!)。午後1時から「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義開始。

今日のテーマは、iPhoneアプリ。佐藤さんは、デジタルハリウッドの総合プロコースの1期生。卒業後、東芝を始め、いくつかの企業でCGクリエーターとして活躍、最後は、ナムコの鉄拳チームで、セットアップやモーションのスペシャリストとして活躍した方だ。

尾形さんは、デジタルハリウッド設立時の最初のシステム管理者。その頃は某国立大学の院生だった。その後は、いろいろな経験を踏んで、今はフリープログラマー、なんて軽く紹介してはいけない。たぶん日本でも屈指のCG関連のプログラミングに長けている方だろう。現在、セガサミービジュアル・エンタテインメント社でシステム開発に当たると共に、、デジタルハリウッド大学の講師もしてもらっている。

さて、佐藤さんは、酷い腱鞘炎になってしまったのを機に、ナムコを退社。そこから翠猫館を起業。セラピストの資格も取り、占いのケータイコンテンツを展開。今では、3キャリア全部に公式コンテンツとして提供するまでになっている。

その佐藤さんに、翠猫館を脅かす存在として映ったのが、iPhoneだったとのこと。研究熱心な佐藤さんは、さっそくiPhoneの性能をチェック。そこで、3DCGエンジンの性能が、ケータイゲーム機に比べて、かなり高いことを理解。そこで大好きな猫を題材に作ったiPhoneアプリが、「Petting Cat Really」。

このアプリ、猫を撫でたり、じゃらつかせたり、猫鍋になるようにおびき寄せたり、まあ癒し系といえるものだ。必ずしも、すぐに言うことをきいてくれないのが、猫らしくて良い。

猫のしなやかな動きを再現するために、人間の倍以上のボーンを設定したとのこと。ぼくも「Petting Cat Really」のアメリカンショートヘアを楽しんでいるのだが、本当に猫の動きは素晴らしい。

そして、この猫の動きを実際に、iPhoneに実装して動くようにプログラミングをしたのが尾形さん。開発者向けの3D用のパッケージを使わずに、ゼロからプログラムしたとのこと。iPhone用のリアルタイムCGの実装ツールは、これだけでもたいへんな価値があると思う。使いたい方は、尾形さんに問い合わせをどうぞ!

なんと、このアプリ、8割が海外で売れているそうな。アメリカが3割で、ベンガルが人気とか、フランスでは、ロシアンブルーが人気とのこと。

たった2人で、世界中のiPhoneとiPod touchの市場に、アプリを投入できる醍醐味は、まさに現在のネット環境がなせる技だ。まだまだ知られていないアプリだが、全世界の猫好きに、徐々に広がっていくだけのアプリだと思ったのである。

講義後、東京本校に移動。4時半からボードミーティング。6時に秋葉原のオフィスに移動して、6時半から音元出版の取材で、ドイツのゼンハイザー社の最高峰のヘッドフォンとしてされた開発HD800の試聴レポートを行った。

市価16万円というヘッドフォン。新開発のリング状のダイヤフラムが、重低音まで綺麗に伸びていて、それでいて超高音域までスピード感があり切れが良い音を出していた。演奏での細かいニュアンスや繊細な音色の変化まで、すべて聴き取れた。凄い解像度だった。

午後8時、メインキャンパスに移動。新城毅彦監督と畠山直人プロデューサーによる『僕の初恋をキミに捧ぐ』のメイキングセミナーを聴講。会場には、本学の学生だけでなく、一般の方々も多く来ていた。

ずっと撮影風景のビデオが流れている中、新城監督と畠山プロデューサーが、映画制作の中で起きたことをつぶさに話してくれた。とくに主役の井上真央さんと岡田将生さんが役づくりをする様子は、興味深かった。こういう話が聴けるというのは、本当に有り難いことだ。
  
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November 04, 2009

これは便利!『Chordette Gem』

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午前11時、秋葉原のオフィスへ。午後1時、メインキャンパスで、立体映像の専門家の羽倉先生と、新カリキュラムに関しての打ち合わせ。

午後2時、「こどもホームページコンテスト」で使うビデオ撮影。大学院スタッフの坂本さんが、撮影してくれた。

メインキャンパスでは、三淵先生のWEBプログラミングの講座が中間試験とのこと。今年は、かなり多くの学生が、WEBプログラミングを習っており、頼もしい限りだ(写真Click!)。

その後、高橋先生と、来年度の海外研修の内容について打ち合わせ。もうそんな時期なのだね。

午後4時、オフィスに戻り、4時半から音元出版の樫出編集長と、いつもの取材と打ち合わせ。今回、ぼくが取り上げたのは、イギリスのCHORD社のBluetooth対応DAコンバーター『Chordette Gem』。

オーディオ用の独立したDAコンバーターは、ハイエンドオーディオマニア向けのものが、ほとんどだったのだが、パソコンが音源ライブラリーとなってきた現在、USBオーディオというジャンルが現れ、USB対応の小型DAコンバーターが、どんどん開発され、市場に出てきている。

その中で、『Chordette Gem』は、Bluetoothでの入力に対応している。だから本体からアンテナが出ているのだ。

ノートパソコンやケータイなどBluetoothでデータを飛ばすことができるハードは、いろいろあるけれど、この製品が主に狙っているのは、iPhoneだろう。

ということで、さっそくオフィスのオーディオシステムに繋いで、自分のiPhoneとペアリングしてみた。iPhoneのsettingから簡単にBluetoothのペアリングは終わる。

iPhoneのiPod機能で、さっそく音楽再生、するとステレオシステムから、音楽が流れてきた(写真)。これは便利だ!なんといっても、手元で、再生したい楽曲を選んで、操作できる。これは想像以上に便利だし、楽しかった。

さらにCHORD社の得意なDAコンバーターの技術で、自動でアップサンプリングされるのだ。つまり音質が良くなったアナログ信号が、オーディオシステムのプリアンプに放り込まれることになる。

今日は、取材ということでChordette Gemを借りて試聴したのだが、確実に自分の欲しい物リストに入ったのであった。

試聴を繰り返しながら、仕事を続けていたら、午後10時になり、本日終了。

  
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November 03, 2009

『THIS IS IT 』を観る

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今日もオフ。昨日と打って変わって、気温が一挙に下がっている。朝から、エアコンを暖房に切り替えて、スイッチオン。

風邪の症状が出て、3日経つけれど、熱は上がらなかった。インフルエンザでは無いのだろう。症状もほとんど無くなってきた。

ということで、今日は予定通りの行動をすることにした。まず息子を連れて、"THIS IS IT"を観るために、新宿ピカデリーへ。

新宿ピカデリーは、よく利用するのだが、これまでで一番混んでいた(写真Click!)。チケットカンターも長蛇の列だ。

ほとんどのシネコンで、ネットから座席指定でチケットを購入できるので、映画を良い席で観ることが容易くなった。もちろん、チケットは購入済み。

"THIS IS IT"は、マイケル・ジャクソンが音楽とダンスの両方で天才であると共に、エンタテインメントのプロ中のプロであることを思い知らされるものだった。ただただ凄い!という感想。BDやDVDになるときは、リハーサルの日にちに沿って、すべての記録映像を乗せて欲しいね。

映画公開は2週間ということだったのだが、余りの大ヒットに、上映可能な映画館では、さらに2週間延ばすことになったのだそうだ。ここ新宿ピカデリーでも、土曜日に4023名という新記録を達成したとのこと。本当にマイケルは凄い。

帰りに、伊勢丹会館のグリル満天屋で名物のオムライスを食べた。

最近、面白いと思っているガジェットにPOKEN(写真)がある。

常に最新ガジェットを使いこなしてきた川井拓也先生の薦めで購入したもので、基本、電子名刺といえるものだ。

パーティやミーティングで、相手がPOKENを持っていれば、POKENの手のひらの部分を重ねることにより、お互いの個人データが交換できる。

そのPOKENをパソコンのUSBに繋いで、指定サイトを立ち上げると、相手の個人データが取得されているのだ。この個人データは、本人がいつでも書き換えられるので、一度、POKENで繋がってしまえば、いつでも相手の最新データが手元にあることになる。さらにtwitterなど、最新のツールと連携がとってある。

まだまだ使いこなせていないのだが、ディスプレイ上では、人と会った順番でタイムライン上に、相手のPOKENのアイコンが並んで行く。そういう意味では、一種のライフログのような機能を持つ。

確かに、実際の名刺も、アルファベット順とか、会社ごととかに整理するよりも、時系列で順番に溜めていくほうが、後から利用しやすい。

POKENは、デジタルハリウッド大学院周辺では、だいぶ普及してきている。これからも、ときどきレポートしてみようと思う。
  
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November 02, 2009

本日オフ

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今日もオフ。今日は、夜中のF1グランプリの最終戦を観るところから始まった。今年のF1も激動だったな。

これだけ世界でエコが叫ばれる中、ガソリンエンジン車のレースの社会的価値が急激に低下しているはずだ。来年は、さらなる変化が起きそうだ。

午前3時に寝て、10時ごろ起きた。起きたとたんに、けっこう咳が出る。しかし、平熱なので単なる風邪だろう。

今日は、通常の月曜日なので、家族はそれぞれ学校や仕事。ということで、一人で、とりあえず寝込む。

夜9時、家族が全員、揃ったところで、近所に出来たイタリア料理屋「BEONE」に食べに行く。厨房のカウンターの上に、ずらっと今日のメニューが白墨で書いてあって、雰囲気がある(写真Click!)。

ここは2度目だが、今日も、なかなか美味しかった。シェフの仕事が丁寧なのだ。ワインのセレクトもけっこう種類が置いてあって、選ぶ楽しさも味わえる。そして、ここが肝心なのだが、高円寺値段。

風邪と闘うには栄養が必要ということで、ドルチェまでしっかり食べた。帰りに店長が店先まで送ってくれたので、記念に一枚撮影をしたのだった(写真)。

  
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November 01, 2009

オフなのに風邪だ

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今日から3日間のオフをとったのだが、風邪となってしまった。午前中は様子を見ていたのだが、悪くなっていく予感。

そこで、5時半、掛かり付けの「高円寺きたさんクリニック」へ。この医院は、土日にオープンしているので、通うようになった医院だ。

さっそく診察。熱は無いということで、今のところインフルエンザの兆候は無いとのこと。それでも5種類の薬を処方してもらった。

処方箋を持って薬局へ。ケンタン、メジコン、ムコダイン、ペリアクチン、ストガーと5種類の薬が出てきた(写真)。これだけ飲めば、症状は押さえられそうだ。

帰りにリニューアルしたKFCの前を通る。赤のキーカラーと金属パネルの銀色の反射が、強い印象を与えている。カーネル・サンダースおじさんの顔のグラフィックが、アイキャッチになっている{写真Click!)。

マクドナルドもそうだったけれど、店舗のデザインって、売上に直結するものだと思う。一般的にみれば、かなり斬新な方向へ進んだKFC。どんな感想が寄せられているのだろうか? ちょっと興味がある。個人的には好きなほうの部類に入るデザインだ。

夜は、ひさしぶりにリアルタイムでテレビを見ていた。ぼくの見方は、ザッピング。あちこちのチャンネルを、いっぺんに見るのが好きなのだ。
  
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