プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

October 31, 2009

景観デザイン支援機構総会記念シンポジウムで講演

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朝起きたら、喉が痛い。もしかして風邪だろうか? インフルエンザではないと思うのだが、、

午前10時半、家を出て、東京本校へ。しばらくスタッフと歓談しながら、本日の講演のためのパワポ作成。

一段落したところで、スタバでtwitterのタイムラインを見ながら、ランチ。最近、導入されたList機能が、どんな風に使われていくのか、ウォッチしている。いつの間にか、10以上のListに入れられている。

午後2時半、浜松町のコトブキD.I.センターへ。今日は、ここでNPO景観デザイン支援機構総会記念シンポジウムがあるのだ。

午後3時過ぎ、ぼくが『ソーシャルメディア革命と都市景観』という題名で講演。景観デザインの知恵が、メタバースでも必要なことなどを話した。

次に、多摩美術大学の堀内正弘教授が『市民と専門家との新たな関係性』という題名で講演(写真Click!)。ご自分の家のご近所の方々とやっている活動の紹介がとても面白かった。

その後、日本総合研究所の高見公雄所長がコーディネーターとなり、3人でパネルディスカッションとなった。なかなか面白い展開となったのだった。

6時半、会場の近くの中華料理屋さんで、景観デザイン支援機構の皆様と懇親会。普段の集まりと違って、ぼくと同じ年齢の方々と何人もいらっしゃった。さらにぼくたちが、ちょっと若い方だったたりする。先輩たちの経験から学ばせていただくことは多いと感じた。

午後8時過ぎ、秋葉原のメインキャンパスへ。今日は、大学院主催で、ハロウィンパーティをやっているのだ。6時半から始めたということで、キャンパス内は、かなり盛り上がっていた。

大学院スタッフや、大学の卒業生も来ていて、ほんと楽しそうだった(写真)。けっこうみんな気合いが入った格好をしてきているのだが、ハロウィンというよりも、コスプレ。まあアキバには、それで良いのかもしれないね。

午後9時半、お開きとなり解散。この時間ま、ちゃんと風邪らしい症状が出てきた。とにかく本日終了。

  

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October 30, 2009

twitterに嵌っている

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午前10時、東京本校の本部のデスクで仕事開始。

午前11時、駿河台下デジタルオフィスへ。今日は奥歯の歯周ポケットを掃除するとのこと。

例のごとく痛くないようにやってくれる。BGMのボサノバを聴いているうちにうたた寝。何度も口を閉じてしまって、はっと気がつくという繰り返しだった。

三木院長の実家は、山梨で代々歯医者さんを営むそうな。四代目に当たる三木先生は、歯科大学勤務後、東京で開業したのだそうだ。歯医者という職業を心から愛していることが、患者に伝わる先生だ。

12時過ぎに本部へ戻り、仕事を続ける。1時半までは何も食べないようにと言われていたので、ランチは午後2時、スタバで。

食べながらiPhoneで、twitterのタイムラインを眺める(写真)。一日の生活の中で細切れになっているスケジュールの隙間が、twitterの時間になってきている。

twitterが、何なのか? 自分でもまだよくわからない。ただ時代の波を体感している感覚が気持ち良い。ほとほと、人は一人で生きたく無いのだなとも思う。

午後2時半、定例の取締役会。4時に終了。秋葉原のオフィスへ移動。

午後5時、大学1年の土井雪江さんと面談。春休みに日本一周の計画を立ててるそうで、スポンサー候補にプレゼンしてきたとのこと。そこで宿題をもらったということで、相談に乗った。

午後5時半、大学院のストーリーマーケティング研究室の研究員の高橋さん、水澤さん、柳谷さんとミーティング。科研費の申請を行うとのことで、研究の方向性について、ディスカッションした。

専門職大学院として設立されたデジタルハリウッド大学院なのだが、ここ数年、どんどん研究が盛んになってきている。小倉以索先生は、秋に卒業した本科生と共に、立体映像制作手法について研究している(写真Click!)。

オブジェクトを画面より飛び出させたり、奥行きがある映像を作るだけなら、すぐ出来る。しかし目の疲れを考慮したり、自然な立体感とか、演出としての意味など追求すると、研究しなければならないことは、けっこうあるのだ。

午後8時、仕事を終了。夜は、業界の友人たちの夕食会に合流したのだった。ハロウィンということで、街には、特殊メイクやコスプレの人が、けっこう出ていた。

  
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October 29, 2009

サイバー特区プロジェクトのキックオフミーティング

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午前10時に秋葉原のオフィスへ。さっそく、通常業務開始。

午後12時半、メインキャンパスへ移動。午後1時から、"デジタルコンテンツビジネストレンド"の講義。今日からは、ゲスト講師が続くのだが、1番バッターは、今、話題の川井拓也先生。

本学の大学院の専任教授である川井先生は、常に時代をリードする動きをしている。大学院では、アンビエント研究室を主宰している。

今日のトピックは、もちろんtwitter。じつは、毎日、大学に出てくれば仲間に会えてしまう学生たちには、twitterは、ゆっくりとしか普及しないだろうというのが、川井先生の見立て。

事実、デジタルハリウッド大学では、まだまだtwitterの普及度は低い。しかし、社会人大学院生が多いデジタルハリウッド大学院では、ほとんどの院生がtwitterを使っている。毎日、顔を合わすわけではない仲間や、大学院の今を感じるには、twitterは最適だし、また人脈作りにも役立つというわけである。

今日の川井先生の講義で、学生たちは、コミュニケーションの大きな変化に気がついたようだった。デジタルの世界では、常に流行と廃れが繰り返されている。しかし廃れた後、元に戻っているわけでは無いのである。流行を経験すると、私たちが変化しているのである。今、twitterを使うと、その変化を体感するのである。

もし、twitterを使っていない方がいたら、だまされたと思って、登録して使い始めてもらいたい。だんだんフォローする人が増えていくと、ネットから流れ出る、今を面白く感じることができるだろう。ちなみにぼくは、"mojosgy"というネームで出ているので、フォローをどうぞ!

午後3時前、御茶ノ水東京本校へ。1階のセミナールームでは、受講生がグリーンバックとブルーバックの背景を立てて、撮影をしていた(写真Click!)。一生懸命やっている姿は、ぼくのモチベーションの源泉だ。

午後3時から定例のボードミーティング。1時間余り、いろいろ話し合う。

4時過ぎに、御茶ノ水を出て、赤坂の博報堂へ。今日は、サイバー特区のプロジェクトのキックオフミーティング。コンテンツ産業の知財に関わる専門家を中心に20人余りの関係者が集まった。

このプロジェクトは、総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課情報通信経済室より請け負った『メタバース空間を利用したデジタル コンテンツの管理流通ルール整備促進のための調査研究』というもの。

メタバース空間では、まるで実際の世界のように人々が出会い、集まり、行動する中で、これまでのコンテンツが利用されたり、新たなコンテンツが制作される場所でもある。しかし、この世界での、知財の扱いについては、まだまだ未整理というわけで、まずは調査を行うことになったわけだ。

このプロジェクトの進捗状況については、その都度、ここで報告していこうと思っている。じつは省庁からのプロジェクトでは、研究者と省庁の間に入る事務局にたいへんな作業が発生するのが常。今回は、博報堂の千田光昭さん(写真)が事務局のまとめ役なので、安心だ。

午後7時に終了。赤坂から、スタッフに電話でいろいろ連絡。とりあえず緊急なものは無いということで、本日は、赤坂から直帰することにした。
  
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October 28, 2009

セガサミービジュアル・エンタテインメント社を訪問

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午前9時半、東京本校で定例の経営会議。12時半に終了。

午後1時、小倉以索先生が専門スクールで受け持っている秋本科のCGクラスで、ぼくから、この15年間の卒業生の活躍状況について説明。来年の9月まで、モチベーションを最大限高く持って頑張って欲しいと激励した。

午後3時、羽田空港の近く大鳥居にあるセガサミービジュアルエンタテインメント社を訪問した。この会社は、セガのVE研究開発部が独立したもの。取締役にVE研を引っ張ってきた伊藤武志さん(写真)が就任した。

伊藤さんは、東京本科3期の卒業生。98年3月の彼の卒業作品、舞台は近未来の都市、そこに現れる謎の宇宙人と、逃げる地球人の女性。まるでスケールの大きい映画のトレーラーのようだった。

そのときから、彼の心の中にフルCGアニメーション長編映画というのがあったのだろう。まさにVE研は、そのためのものだったと感じていたし、今回の会社は、さらにミッションを鮮明にしたものだと理解できた。
今日は2時間ほど、アニメーション制作のフローに沿って、社内を案内してもらった。その中で、たくさんの卒業生に会うことができた。各セクションのチーフになっている卒業生にも多くあった。セガからの生え抜きの方々だけでなく、他のゲーム会社などから途中入社した人たちも多い。

そんな中、シェーダーのスペシャリストになった卒業生やファーのスペシャリストになった卒業生にも会った。インハウスでいろいろなツールを研究開発しているのは、まさに長編映画を、連続的に制作できる体制を整える上で重要なことだ。

さらにデジタルハリウッド設立時、ぼくはCGスタジオで研究開発に当たっていたのだが、そのときの仲間3人にも再会できた。またこの会社には、20人ものプログラマーがいるのだが、デジタルハリウッドのスクールの最初のシステム管理者で、デジタルハリウッド大学院で、群衆シミュレーションの研究開発を3年間いっしょにやった尾形薫さんにも会えた。

日本で、本格的なフルCGアニメーション映画を制作することをメインの業務として会社ができたということは、たいへん頼もしいことだ。CGに関して日本では、テレビ、映画、アニメというところより、ゲーム産業で働く人たちのほうが、遙かに多い分、才能のあるデザイナーやプログラマーもたいへん多い。その彼らが映画に挑戦することに、大きな可能性を感じるのであった。

じつは、卒業生たちが、集合してフルCGアニメーション映画を作るということは、ぼくのデジタルハリウッド設立時からの夢でもある。そして、その夢を多くの受講生に伝えてきた。

ということで、今、その夢に向かって確実に一歩を踏み出している伊藤さんたちを、背後から援護させていただくのが、ぼくの使命でもあるのだ。

実際に映画制作が始まれば、100人ではできない。少なくとも後100人〜200人は、手が必要になる。そのとき、多くの卒業生が、そのプロジェクトに馳せ参じるはずである。楽しみだ。

午後6時半、秋葉原サードキャンパスに到着。さっそく大学スタッフと会議。2時間ほどで終えて、本日終了となった。
  
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October 27, 2009

業界別連続講座Twitterビジネスセミナー第1回「音楽業界のTwitter活用法」

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朝9時半に東京本校の本部のデスクで仕事開始。

11時半、新宿のハイアットリージェンシー東京へ。今日は、"ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの10周年記念のチャリティーパーティ。

ドナルド・マクドナルド・ハウスは、難病をかかえる子供たちの親が、一泊1000円で、病院に隣接しているハウスに宿泊できるという活動を行っている。

日本では、国立成育医療センターの隣に建てられたハウスが最初。現在まで、全国で6つのハウスが可動しており、その活動は、数千人におよびボランティアたちに支えられている。素晴らしい活動だ。

世界では、74年にフィラデルフィアに作られたハウスが最初で、現在では288のハウスがあるとのことだが、もちろん十分な数では無い。医療全体を見たとき、国だけで支えられるものでは無くなっている。こういう民間の活動は大事だと思う。

午後1時、東京本校1階セミナールームへ。セミナールームへは、多くの業界人が、ぞくぞくとやってきていた。それもそのはず、午後1時半から、業界別連続講座Twitterビジネスセミナー第1回「音楽業界のTwitter活用法」という旬なセミナーがあるのだ。

講師は、大学院の吉田就彦教授、川井拓也教授、そしてデジタルガレージの佐々木智也取締役の3人だ。吉田先生と川井先生によるtwitterとは何かという入門編を楽しく話し始めた頃、会場は、立ち見も出る状況になっていた(写真Click!)。

セミナーの中では、いろいろな先行事例が語られたのだが、とくに先鋭的な利用者としてSweet Vacationというグループがあげられ、ここのリーダーDaichiさんも登壇してプレゼンをした。twitterでは、Sweet_Vacationでフォローできる。

最後の佐々木さんのパートでは、デジタルガレージが、今後、twitterをどのように日本で展開していくかという方向が明らかになった。やはり本人認証については、客席からの感心が高かった。

このセミナーは、全3回。第2回は、11月19日、テーマは「タレントマネジメント業界のTwitter活用法」だ。感心がある方は、ぜひお申し込みを!

セミナーが終わって、この会場で知り合えたのが、NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタの真田武幸理事長(写真)。真田さんは、毎夏、秋葉原で行われる恒例の打ち水の仕掛け人だ。

今年はなんと、メイドさんたちが育てるアキバ米に挑戦している。あのシブヤ米とは違い、このアキバ米、本当に秋葉原の街の中でバケツ稲という形で育てたのだ。いよいよ収穫、試食はUDXの"東京フードシアター5+1"で行われるとのこと。名前の"リコリタ"って、つまり利己利他なんだと後から気がついたのだった。いいネーミングだね。

午後4時半、秋葉原のオフィスへ。後は、ずっとオフィスに籠もって仕事。午後10時に終了したのであった。

  
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October 26, 2009

TOKYO FMで収録、夜は辻真先先生の話に感動!

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今日は、かなり強く雨が降っている。土日とも仕事をしたので、今日は半休。

午後4時に家を出て、午後5時、半蔵門のTOKYO FMに到着。

午後5時半、3階のスタジオに入る。日曜日の朝5時からやっている『PEOPLE』という番組の「編集長!お時間です」のコーナーへの出演。生番組ではないので、プレッシャーを感じないで済む。

パーソナリティは、ジャーナリストの池上彰さんと、中田美香さん。さっそく金魚鉢の中に入って、収録が始まった(写真Click!)。

基本、人にフォーカスするコーナーとのことなのだが、ぼくがなぜ15年前にデジタルハリウッドを設立したか?とか、なぜ大学院を開設したのかなど、デジタルハリウッドに関することが話題となった。

どうしても、背景を説明しようとすると専門的な話や単語が出てきて、そこをわかりやすく説明しようとすると、話の筋からは、脱線していく。そこを中田さんが、修正しつつトークを進めてくれた。

6時半に収録終了。11月15日にオンエアとなるとのこと。ただし関東エリア以外でだ。TOKYO FM以外のJFNネットのFM局でどうぞ!

午後7時、秋葉原メインキャンパスへ。

今日は、コンテンツ学会主催の「手塚治虫80周年記念シリーズ」の勉強会の第3回。脚本家で、現在はミステリー作家として名高い辻真先先生が、「手塚治虫と私」という題で講演をしてくれた。

辻先生のこれまでの仕事は、あまりにも膨大。ぜひWikipediaのほうで、確認していただきたい。ぼくなどは、たぶん小学校から中学校ぐらいまで見ていたアニメの半分ぐらいが、実は辻先生の脚本だったという感じだ。

今日は、テレビ創生期の時代の生放送しかなかった頃、ディレクター兼プロデューサーとしても活躍されたことから、虫プロ時代、脚本家として活躍した状況を、まるで昨日のことのように、ぼくたちの頭に鮮明に浮かび上がる描写で話をしてくれた。勉強会に来たみんなが感動した。

辻先生は、つい最近、ぼくたちにとって、たいへん重要な本を上梓された。"『鉄腕アトム』から『電脳コイル』へ―アニメとはなにか (単行本)"というこの本、テレビアニメの誕生から、現在のアニメまで分析。コンテンツ産業に関わる人たちには、もちろん必読なのだが、ぼくとしては国民全員が読むべき本と思うのである。

  
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October 25, 2009

「東京国際映画祭2009」クロージング

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朝9時前に、メインキャンパス。本日は、デジタルハリウッド大学のAO試験。受験生ひとりづつ、時間をかけての面接となるので、午後6時までの予定。

大学入試においてのインフルエンザ対策については、文部科学省からの通達もあり、ひとりひとりの受験生の様子をしっかりチェックして行うことになる。

午後6時、無事終了。午後7時に、六本木ヒルズのアカデミーヒルズ49へ。今日は、東京国際映画祭のクロージング・レセプションなのだ。

会場には、映画産業の方々を中心に多くの関係者が集まっていた。成功裏に最終日まで迎えたということで、非常に良い雰囲気。ぼくも、いろいろな方々に挨拶をさせていただいた。

東京国際映画祭は、エコをテーマにした昨年から、国際的にも特徴を持つ良い映画祭になってきた。これを強力に推進しているのが、依田巽チェアマン(写真)。映画祭のためにオーダーされた濃いグリーン色のタキシードが素敵だ。

9時にお開き。最後は、日本らしく三本締めで終わったのであった。

  
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October 24, 2009

澤田裕太郎くんがDCC「銀の翼賞」を受賞!

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お昼に、お台場の未来科学技術館に着く。まずは、ここで開催されている"DIGITAL CONTENT EXPO 2009"を観る。

"DIGITAL CONTENT EXPO 2009"は、いくつかのイベントが統合されているもので、ASIAGRAPHも、そのひとつなのだ。

最新技術を使った展示も多く、こちらのほうは、"次世代コンテンツ技術展(ConTEX)、SIGGRAPHのE-Techが、日本で体験できるという感じ。また立体映像のハードもいろいろなメーカーのものが出展されていた。これは"国際3D Fair 2009 in Tokyo"。一般の人たちが、こういったものに触れることができるのは、ここしかないと思えるので、なかなか貴重だ。

毎年、ASIAGRAPHを観ていて思うのは、中国、韓国を中心とするアジアの若手クリエーターたちの基本的な画力の高さだ。今年も素晴らしいCG静止画が集まっていた(写真Click!)。

アニメーション作品公募部門では、デジタルハリウッド関連の作品が6つほど選ばれていた。公募部門では、「恋するネズミ」日高晋作さん(福岡校卒)が、最優秀作品。「百鬼」大森清一郎さん(大学院2期生)が入選。

学生(25歳以下)アニメーション作品公募部門では、「テブラハ」チームテブラハ ・舟橋英志さん、守金育夫さん、吉村祥伍さん(大学1期卒)が優秀作品。

「風洞」谷 勇佑さん(大学生)、「Muscular Union」伊藤大輝さん(東京本校卒)が入選。「夢日記」高村祥子さん、塙学さん(大学生)が準入選となっていた。

喜多見先生からは、「テブラハ」という実写に見えるぐらいの精緻に、想像上の生き物を表現した作品を褒めていただいた。

アーティスティックな表現、日本アニメ的な表現、ヘタウマな表現など、どんな表現もできるのがCGだ。しかし、ぼくは4年間という時間がある大学では、ハリウッド映画のVFXのような実写よりも実写に見えるようなCGの世界を追求する学生たちが居て欲しいと思っている。その方向の作品が認められたのは、うれしかった。

午後3時、隣の東京国際交流館へ移動。今日は、ここのホールで、「第24回デジタルコンテンツグランプリ」、「デジタルクリエーターズコンペティション」、高校生たちのための「映像甲子園2009」の3つの贈賞式が、いっぺんにあるのだ。

「映像甲子園2009」で表彰された高校生たちが、とても初々しい。未来の天才がここから出てくるかもしれない。

若いクリエーターを対象とする「デジタルクリエーターズコンペティション」では、2位にあたる「銀の翼賞」に本学の澤田裕太郎さんの「奴との遭遇」が選ばれた。数々の賞をとっているこの作品、またひとつ名誉ある賞を加えた。

審査員の中島信也さんが、間や台詞が好きだと総評で述べられていた。いかにも。トロフィーと共に座席に戻ってきた澤田君を撮影(写真)。

最後に「第24回デジタルコンテンツグランプリ」の贈賞式。グランプリは、「サマーウォーズ」。これは納得だ!現代の日本アニメの代表作といえる内容と表現。さらに興行も大成功。15ヶ国以上に配給が決まっているとか。細田監督が贈賞を受けたのでった。

夜は、山手線円内に戻って、深夜まで業界人と懇親会。コンテンツ一色の一日を送った。
  
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October 23, 2009

フィンランド公共放送YLEの視察団が大学を訪問された

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午前10時過ぎに秋葉原のオフィスへ。

発売以来、iPod touchを愛用してきたのだが、twitterを覗く頻度が、非常に上がっていることと、セカイカメラを楽しみたいという2つの理由で、iPhoneに移行して、2週間ほど経った。スタッフたちも、最近、日本のケータイからiPhoneに乗り換える人が増えてきている。

ぼくは、iPod touchの背面の金属の肌触りが好きだったのだが、iPhoneでは内蔵アンテナの関係で、そこが樹脂。前面も背面もそのままでは、指紋で汚くなるので、ディスプレイ部分には、アンチグレアの保護シートを貼り、ボディにはジャケットを付けた。あまり本意ではないのだが、仕方がない(写真)。

12時、いつものように"ベンガル"でランチ。カレーが好きなことは事実だが、短い時間で食べられるのも通う理由。

午後1時半、メインキャンパスへ移動。午後2時からフィンランド公共放送YLEの視察団の方々が、デジタルハリウッド大学を訪問。アテンドは、フィンランド大使館の方々。

ぼくのが、デジタルハリウッドの沿革と概要。大学と大学院の教育カリキュラムの内容についてプレゼン。また卒業制作からCGアニメーション作品をいくつか観ていただいた。質疑応答の後、記念撮影で終了(写真Click!)。

午後5時からは、メインキャンパスで、"総務省サイバー特区(メタバース)委員会"の事前打ち合わせ。この委員会、今後、一般社会での利用が大きく進むと想定されるメタバース内の知財などを主に調査研究することになっている。

本委員会の座長は、ぼくがやることになり、副座長は、慶應大学の菊池尚人先生。事務局は博報堂。デジタルハリウッド大学院の産学官連携チームがサポートに入ることになっている。

夜8時過ぎ、大学スタッフの歓送迎会へ。カラオケルームを貸し切って20人あまりのスタッフが集まる。結局、おしゃべりに夢中で、誰も歌わない間に時間が来て終了。11時半、高円寺に辿り着いた。

  
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October 22, 2009

ASIAGRAPH2009 オープニングレセプション

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午前10時、秋葉原のオフィスへ。さっそく、今日の午後の授業準備。ほぼパワポは完成しているけれど、細かく修正。

早めにランチを済ませて、12時半、メインキャンパスへ。午後1時から、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義。

今日の後半は、twitterを利用しての授業展開を試みた。まずは、まだtwitterに入っていない学生もいたので、学生の愛用者にも協力してもらって、アカウント作成。

学生に今日の講義内容から、考察すべきお題を出し、その答えをtweetしてもらう。その画面をスクリーンに表示。学生の回答をどんどん紹介して、すぐにシェアできるという点も良い。学生からは、発言しやすいという感想も。予想通り、教室外からの発言も出てくる。これちょっと面白かった。午後2時半に終了。

午後3時半、御茶ノ水の本部で定例のボードミーティング。ぼくは午後5時で退席して、一路、お台場の日本科学未来館へ。今日は、ASIAGRAPH2009 オープニングレセプションなのだ。

到着すると、ちょうどレセプションが始まるところだった。SIGGRAPHでも恒例となっている鏡割り(写真Click!)。もちろん、河口洋一郎先生が音頭。今日は、そこに山本寛斎さんも加わっていた。

文教大学の喜多見先生が、アジアのクリエーターたちに声をかけ、アーティストたちの自発的なイベントとして始まったASIAGRAPHだったけれど、今ではCoFesta に正式に組み入れられていて、大きな広がりを見せている。

レセプションには、アーティストたちと共に、長くCG教育に携わってきた方々や関連の団体・スポンサーたちが詰めかけていて、たいへん賑やかだった。

今年、アニメーション部門の最優秀作品となったのは、デジタルハリウッド福岡校出身の日高晋作さん(写真)の「Love Mouse」。

日高さんは、卒業制作の「BoNES」がSIGGRAPH2006student部門コンペティション入選したことを切っ掛けにCG作家となることを決意。一生懸命働いて貯金をして上京。一人で家に籠もっての制作活動をしてきたとのこと。素晴らしい頑張りだ。

しばらく、いろいろな方々とお話をしているとあっという間に中締め。本日終了となった。
  
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October 21, 2009

いろいろな人と会った日

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午前11時、高円寺南にある健康保険組合指定の窪田クリニックで、季節性インフルエンザのワクチンを注射してもらう。インフルエンザのワクチンの注射は、産まれて始めてだった。

12時に秋葉原のオフィスに着く。

午後1時半、大野誠一さん(写真)が、大学を訪ねてくれた。大野さんは、リクルートを経てパナソニックへ行き、あの「アクトビラ」をゼロから立ち上げ、アクトビラ社の社長を務めた方だ。

今日は、大学を観ていただき、ゲームコンテンツ産業について、いろいろとお話をしたのであった。デジタルハリウッド大学が、単に表現系の科目だけでなく、ビジネス系の科目も充実していることに賛同をいただいたのであった。

午後3時、新会社NTTナレッジ・スクウェアを立ち上げ中の青木さん、丹羽さん、和田さん(写真Click!)とミーティング。3人とも、元デジタルハリウッドのスタッフ。NGN時代の教育インフラ構築を目指す会社ということで、ネットスクールの可能性について、いろいろ話し合った。

この15年間、ぼくは多くのスタッフと働いてきた。デジタルハリウッドから巣立っていったスタッフも多いけれど、その多くの人たちが、仕事の提案を持って訪ねてくれる。そして、実際にいくつものプロジェクトを行ってきた。有り難いことだ!

その後、オフィスに戻り、オンラインスクールのパンフレットのデザインについてミーティング。

午後8時から、メインキャンパスで大学教員会議。いつもは議事進行をやっている高橋教員が、東大の河口洋一郎先生と共に、中国の大学に講演に行っているので、ぼくが議事進行を務めた。

9時半過ぎに終了。10時半にメインキャンパスを後にして、本日終了。

  
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October 20, 2009

川井拓也塾長の「寺子屋ヒマナイヌ」に参加

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午前10時に秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。

午後1時、メインキャンパスで、大学院の教員会議。出だし、亀田卓教授がプロデュースしてきた『秘密結社鷹の爪』がテレビシリーズとなりテレビ朝日でオンエアが始まったとのことで紹介。あまりにも斬新な広告手法に、一同びっくりしたのだった。毎週・火曜日深夜1時21分から。ぜひ、ご覧あれ!

会議後、しばらくメインキャンパスで、大学生たちとコミュニケーション。午後4時にオフィスに戻り、そのまま籠もって仕事。

午後7時半、千駄ヶ谷へ。今日は、ソーシャルプレイス"神宮前WhiteROOM"で行われる川井拓也塾長の「寺子屋ヒマナイヌ」へ生徒として参加するのだ。

今日のお題は、「ビートルズが来た日〜”ティーン・ビート”誌が見た60年代のポップ界」。講師は、元ティーンビート誌の編集人・川井彰夫さん(写真)。なんと川井先生のご実父だ。

川井さんは、集まった塾生たちに、1950年代ラジオを通じて洋楽を好きになった川井少年が、20代半ばで起業し音楽雑誌を刊行して、ビートルズ日本公演の取材をするところまでを語ってくれた。

ビートルズが10階すべてを借り切った、あのヒルトンホテルに、一部屋を陣取り、そこから密着取材を試みたのだそうだ。

ティーンビート誌は、1967年の時点で、ビートルズの楽曲のカラオケが、ソノシートとして挟み込まれていた。今日は実際にそれを確かめた。あの懐かしい赤い透明なペラペラのソノシートだった。

カラオケの始まりは、一般に1971年とされているわけだが、川井さんは、それより早く、付録としてカラオケを雑誌を通じて、世に出していたことになる。凄いね!

講義と質疑応答が終わって、9時過ぎから懇親会。そこで出てきたのが、1966年来日時のビートルズの生写真と、海外の通信社から取り寄せた生写真(写真Click!)。ファンが撮ったという武道館の客席からの写真もあった。

40年以上経った今でも、モノクロ写真は、まったくセピア色になんかなっていなかった。ぼくもGRDをモノクロモードにして、その写真たちを撮ったのであった。

これは貴重なものだと思ったのだが、川井さんの家には、もっと大判の写真が眠っているとか。なんだか、夢のような時間を過ごさせてもらって、午前0時に高円寺に着いた。
  
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October 19, 2009

「よなよなペンギン」のプレミア試写/TIFFCOMのセミナー

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午前10時半、六本木ヒルズのTOHOシネマズへ。今日は、りんたろう監督による「よなよなペンギン」のプレミア試写上映。もちろん東京国際映画祭の一貫だ。

TOHOシネマズに上がる大階段のところで、さっそくこの映画のCGアニメーション制作を担当したダイナモピクチャーズの広川社長(写真)と会う。広川社長は、デジタルハリウッド本科の1期生。アニメ制作の老舗マッドハウスとの仕事は、非常に勉強になったそうだ。

上映は、一番大きいスクリーン7で行われた。土曜日に鳩山首相夫妻も臨席して行われた映画祭のオープニングと同じ場所だ。ここでも、いろいろなプロダクションで働く多くの卒業生に会えた。

みんな、日本のアニメ制作とアメリカで育ったと言えるCGアニメーション制作の融合が、どのような映像を産むのか興味があるのだろう。また今回は、そこにフランスの制作会社も関わっている。制作体制についても、いろいろ苦労があったはずだ。

11時、まずは舞台挨拶。りんたろう監督と共に、爆笑問題さん、田中麗奈さんなどの声優人たちがステージに現れた。いつもの太田さんの過激なボケを、正確に英語で伝える通訳さんが面白く。そこにまた太田さんがボケを入れていた。

「よなよなペンギン」は、まず美しい色と全体に丸っこいモデリングで、幼稚園から小学生ぐらいの子供たちに、ぴったりという映画だった。りんたろう監督も、大人たちに向けて「10歳の子供に戻って観てください」と述べられた気持ちがわかった。クリスマスシーズンの公開。ぜひお子様たちと観ていただきたいね。

午後2時に上映が終わり、ヒルズ内のSoup Stock Tokyoでランチ。その後、アカデミーヒルズ40へ上がり、明日から開幕となるTIFFCOM2009の会場へ。

ここは、映画やテレビ番組の売買をするプロたちが集うマーケットプレイス。明日のオープンに控えて、ブース内の飾り付けをしている海外の人たちが働いていた。ぼくは、資料をもらって、アカデミーヒルズ49へ。

午後3時から、Seminar@TIFFCOMの「全米人気テレビライター・プロデューサーによるハリウッド式クリエイティブ・プロセス」に参加。

会場は満席(写真Click!)。それもそのはず、講師は『ビバリーヒルズ高校白書』、『ビバリーヒルズ青春白書』、『メルローズプレイス』、『セックス・アンド・ザ・シティ』のTVシリーズと映画の企画と製作総指揮を担当したDarren Starさん。

何シーズンにも渡るヒットが産まれた現場のエピソードが披露された。最後は、Starさんからの"SATC"についてのトリビアクイズになる。トリビア過ぎて、3問目にやっと正解者が現れた。セミナーは和んだ感じでお開きとなった。

六本木から日比谷線で秋葉原へ。午後5時、ヨドバシAkibaに着く。2時間ほど、テレビ、パソコン、ケータイ、カメラなどを観て回る。パソコン売場では、いよいよWindows 7が発売直前という雰囲気が漂う。ケータイ売場では、iPhoneが売れていることを実感。

今日は、もともと一日中、外で勉強というスケジュール。スタッフに電話をして、もろもろ確認して本日終了。高円寺に戻った。さすがに足が疲れたのだった。

  
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October 18, 2009

オフ、阿佐ヶ谷→妙正寺川→高円寺

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本日オフ。午前中は、体力回復のため、ゴロゴロしながら、twitterに次々あがってくる"つぶやき"を読んでいた。kohmiさんとkazuyo_kの2人のやりとりを中心にフォローしている。

午後1時、自転車で阿佐ヶ谷へ。今日は、阿佐ヶ谷神明宮の秋の大祭。各商店街ごとの御輿がたくさん出ていた。御輿を担いでいる人たちを見ていたのだが、いろいろな国の方々が混じっていた(写真Click!)。良いことだね。

一頻り御神輿を見たところで、ブランチ。北口側の"PIZZERIA PARADISO"で、石窯焼きのピザを食べた。美味しかった。

帰りは、中杉通りを北へ登って、妙正寺川へ行き、川沿いを東へ向かった。マンションと共に、団地的な集合住宅群が続くのだが、川沿いが整備されていて、なかなか気持ちがよい散歩道になっていた。自転車での散歩って、足を伸ばせるから楽しいね。

夕方からは、昨日、amzonから届いた「Twitterマーケティング」という本を読む。いよいよビジネスへの適用が本格的にトライされるようになってきたわけだ。

これまで、放送・通信が"リアルタイム"メディアで、ネットが"後から出会ってゆっくり味わうタイプ"のメディアだったわけだが、なんだか最近は、ネットがどんどんリアルタイムメディアに育っているわけだ。むしろ放送は、録画しておいて、後から観る系のメディアになってきている。

この変遷は、予想されていたけれど、ソーシャルメディアがリアルタイムコミュニケーションの場になる思っていた人は少なそうだね。

そんなことを考えていたら、午後9時に、近くの居酒屋"えんじ屋"へ。いつもここでは、旬のお刺身と釜飯を食べる(写真)。テーブルの上で炊きあがるまで待つところが良いんだよね。


  
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October 17, 2009

東京国際映画祭のオープニングへ

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午前中はオフ。午後から、ボチボチ支度。東京国際映画祭の事務局から送られてきたグリーンタイとグリーンのチーフを着けて、タキシード姿となる。

夕方4時半、六本木ヒルズへ。今日は、"第22回東京国際映画祭"のオープニングセレモニーなのだ。

東京国際映画祭は、昨年から依田巽チェアマンとなり、エコを全面にかかげる国際映画祭となった。4時半、六本木ヒルズの2階、車寄せとなるメインサークルのところは、何十台もの白いプリウスで溢れていた。ここから映画関係者が、次々とプリウスに乗り込んで、けやき坂のグリーンカーペットのスタート地点へ行くのだ。

ぼくは、先にセレモニーと上映が行われるTOHOシネマズのスクリーン6へ。ここのスクリーンには、ハイビジョン映像で、けやき坂の様子が実況中継されているのだ。もちろん、この映像はネットにも同時に流されている。

けやき坂には、レッドカーペットのかわりにエコ素材で出来たグリーンカーペットが敷かれ、長い坂をゆっくりと映画関係者たちが歩いてくる。途中の俳優さんや監督へのインタビューも含めて、ここなら、ゆっくり観ていられるのだ。

午後5時半過ぎ、スクリーン6は、グリーンカーペットから上がってきた関係者たちで、会場は満席になり、依田チェアマンの開会宣言。そして鳩山首相夫妻がステージに現れ、メッセージ。その後、中央に着席。SPたちが甲斐甲斐しく動いていた。

オープニングの上映は、「Oceans」。 2人の監督が自らステージに立ち、映画に込めた想いを語ってくれた。そしてオープニング映画としての上映が始まった。

ぼくは、かなり動物系の映像は見てきているのだが、「オーシャンズ」の撮影の凄さには感動した。人間が動物界を観察しているのではなく、その動物の視線になって、仲間と移動したり、敵と戦ったりという感じで撮れていた。エコを掲げる映画祭として、非常に相応しい特別招待作品だった。

さらに今日は、「Avatar」のスペシャルプレゼンテーションがあった。ステージには、プロデューサーと共に、主演の2人。そして助演をしているSigourney Weaverさんが現れた。まさに大物ハリウッドスターというオーラ。ちょっと感動。

この映画は、立体映像として公開されるのだが、ロスアンゼルスで編集作業を続けているJames Cameron監督からのビデオメッセージも、立体映像。みんなで液晶シャッターの眼鏡をかけてみた。

ぼくは、実際にニュージーランドで、CGやVFXの仕事をしているクリエーターたちから、非常にハードな制作現場となっていることは聴いていた。そのハードワークは、確かにもの凄い映像を産んでいた。

この「Avatar」のクオリティが、21世紀の映画の指針となると思うと、現場を知る人間としては、ちょっとぞっとする。しかし、映画ファンとしてみれば、拍手喝采。そんな25分間の体験だった。

午後9時半、今度はオープニングパーティに出るために、隣りのGrand Hyatt Tokyoへ移動。ゲストたちは、旧交を温める感じで、なかなか着席せず、おしゃべりが続く。

映画祭のスポンサー企業や政府関係者、放送・映画・音楽の各界の経営者が多い中、Sigourney Weaverさんらの俳優さんたちや、映画評論家のLiLiCoさんなどなど、多彩なゲスト。

依田チェアマンの挨拶(写真Click!)で、やっと晩餐会というべきものが始まる。乾杯は、すずかんさん。民主党政権になったということで、"すずかん"さんこと鈴木寛参議院議員は、文部科学省副大臣に就任。経済産業省でメディアコンテンツ政策をやっていた方なので、まさにぴったりの役だろう。しばらくぶりに"すずかん”さんと話すことができた(写真)。

大人たちの晩餐会ということで、お開きは、0時ちょっと前。気持ちの良い夜となった。

  
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October 16, 2009

ドクター藤原が「back vitalizer」を教えてくれた

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午前9時、東京本校へ。9時半から定例の経営会議。12時に終了。徒歩で、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。

午後2時、東京本科2期生の藤原邦康さんが訪ねてきた。藤原さんは、卒業後、映像プロデューサーとなったのだが、自身が腰を痛めて、カイロプラッティクへ行ったことが切っ掛けとなり、アメリカで、米国政府公認ドクターの資格を取得し、世田谷の成城で、"オレア成城"の院長として活躍しているという異色の経歴。

そのドクター藤原が、持ってきてのが、「back vitalizer」という製品(写真Click!)。アメリカのカンファレンスで、その存在を知り、効果が素晴らしいので、カナダの本社とかけあって独占販売権を得たのだという。

ちょっと見ると、ただの空気が入っている薄い枕のようなもの。しかし、開発した会社は、軍事用のライフベストや浮き袋を作っている会社とのことで、そのノウハウで作ったものとのこと。

実際、非常に強いということで、さっそくドクター藤原が、その上に乗る(写真)。裏に青色の直径3cmほどのシリコン製のキャップがあるのだが、空気圧で空気が漏れることもない。空気を入れるのは、蓋を開けて、蓋を持ったまま持ち上げれば、機能するに十分な空気が入る。

back vitalizer」には、バランス・トレーニング、姿勢のサポート、リラックス・クッション、コア・エクササイズ、ストレッチ補助などいろいろな使い方がある。

まずは、基本の椅子の下に挽いて、その上に座ってみる。まるでバランスボールのような効果。これにより、脊柱起立筋が鍛えられ、腰痛になりにくくなるとのこと。5分程度座っていれば十分な効果が出るとのこと。

実際、ただ座って、いつものようにキーボードを打っていたのだが、それだけで確かに背中の下のほうに効いていることが感じられた。

ドクター藤原は、まずは同業者の先生たちに使い方を十分に理解してもらって、そこから実際の患者さんたちに使ってもらうということを考えている。正しい使い方により、長く利用してもらえる製品という自信があるからなのだそうだ。

ぼくも、さっそくユーザーになることになり、さっそく、エクササイズで利用する方法が習った。長期リポートをすることを約束。こういう卒業生とのつながりは、とっても楽しいね。

午後4時半、メインキャンパスで、31日に行われるNPO景観デザイン支援機構総会での基調講演とパネルについてのミーティング。ナビゲーターをされる法政大学の高見公雄教授といろいろと打ち合わせをさせていただいた。

午後7時、青山こども劇場へ。今日は、デジタルハリウッド大学でシナリオを教えている岡本貴也先生が、脚本・演出の舞台「abc〜青山ボーイズキャバレーの舞台を見るのだ。

男優さんばかり20人が出演。劇、歌、踊り、殺陣、お笑いとすべての要素が入っている、とても楽しい舞台。イケメンくんたちが多いということで、会場は、女性たちでいっぱいだった。ぼくが楽しめるのだろうか?と、ちょっと心配だったのだが、良質なエンタテインメントで、とても楽しめた。

舞台が終わり、楽屋口で岡本先生を待って、いっしょに夕食に出かけた。男優さんたちのパフォーマンスを褒めると、「今は、演技が出来て、唄えて踊れるのが当たり前」とのこと。子供の頃から訓練を受けている人たちが多いのだそうだ。昔に比べて、エンタテインメント界の層が厚くなっているのだなと感じたのだった。


  
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October 15, 2009

「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義に初代Mac

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午前10時に秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。

午前中は、いろいろメール合戦。11時半過ぎ、早めのランチ。今日も、"ベンガル"へ。キノコ野菜カレーを辛口でソース大盛り。そこにハラペーニョなど加えて、さらに辛めして食べる。

12時半、メインキャンパスの教室へ行き、講義準備。午後1時から、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の講義。

今日は、XEROX PARCで開発されたコンピュータAltoから、Apple社のMacintosh誕生までのストーリーを解説。

最後に、動体保存している1984年発売当時の初代Macintoshを専用バックから取り出して、学生たちの前で、さっと組み立て、MacPaintを動かす。

みんな、今のパソコンとほとんど変わらないインターフェースとマウス操作に感動している様子だった(写真Click!)。

毎年2回ほど、初代Macを講義のために引っ張り出すのだが、いつまで動いてくれるのか? 心配ではあるね。

午後3時、フランス人監督Laurent Gerverauさん(写真)と撮影クルーがメインキャンパスにやってきた。ドキュメンタリー「映像の世界(仮)」の撮影を進めているとのこと。

ドキュメンタリーの目的は、戦後の日本人アーティストがどのように欧米の芸術・文化に影響を受け、そこから、日本独自の映像空想を作り上げ、今では逆転のように日本映像が世界中に発信されているかを追跡することとのこと。

ぼくも少し監督からのインタビューに答えた。その後、撮影クルーは、佐藤大先生のアニメ脚本の授業風景を取材していた。2010年にフランス・ドイツ・スイスのアートフェスティバルで順次公開されるとのこと。楽しみだ。

オフィスに戻り、午後4時半にメインキャンパスに移動。定例のボードミーティング。

午後7時からは、本部の広報スタッフと共に、デジタルハリウッド15周年に関しての、もろもろのデザインについての検討。いろいろなデザイン案をその場で作った。

午後10時過ぎ、2階の東京本校事務局に寄って、本日終了。

  
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October 14, 2009

1日中、会議。夜は、手塚治虫について勉強

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朝、9時半、秋葉原に着く。いよいよ中央通りの新築ビルに入居する紳士服の"AOKI"が10月23日(金)にオープンとのこと。

店内は、すでに服がきれいに並べられており、ディスプレイも終わっている。今日にもオープンできそうな雰囲気。これから接客のシミュレーションなどのスタッフの訓練があるのだろうか?

そんなことを思いながら、中央通りを渡り、秋葉原住友不動産ビルの前に行くと、1階の貸スペースそこではなんと紳士服の"コナカ"のOUTLETが開催していた(写真)。AOKIを意識したものなのだろうか? いずれにしろ秋葉原に紳士服市場があるという時代というわけだ。

午前10時から、セカンドキャンパスで各部門のスタッフたちが集まって会議。現在、大学全体の自己点検作業が始まっており、様々な項目について自己点検を進めている。

今日は、点検すべき全項目について、最初の回答の文面が、それぞれの担当から出てきた。それらについての検討を行うのだ。

午後1時からランチタイム休憩となったのだが、その間も、SIGGRAPH ASIA 2009の打ち合わせと、留学生の奨学生選定など、会議が畳み込まれた。

今日の予定は、午後5時まで、全体の3割ぐらいのチェックを行えた。これから、数ヶ月、検討作業が続くことになるはずだ。

午後7時、メインキャンパスへ移動。今日は、コンテンツ学会の研究会。手塚治虫生誕80周年ということのシリーズ。

本日は、マンガ産業アナリスの中野晴行さん(写真)を招いて「メディア対手塚治虫 〜先駆者はメディアといかに闘い、いかに利用したか?〜」という題目での講演。

中野さんの講演は、手塚治虫が生前、いろいろなメディアからのインタビューで残してきた言葉が多く引用されていて、そこから手塚治虫の心情を、実際に起きていたことと照らし合わせて、解説してくれた。

手塚先生が、アニメ制作の価格破壊をしてしまったということや、虫プロの倒産から再び脚光を浴びるまで数年ブランクがあったなどの定説が、事実誤認であることも理解できた。

何よりもメディアを最大限利用して、世間に対してのセルフプロデュースをきちっとやっていた人だったのだという新たな認識を持つことが出来た。中野先生、ありがとうございました!
  
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October 13, 2009

自転車通勤は時代の要請だね

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秋葉原セカンドキャンパスのオフィスで、仕事開始。

午後1時から、"フジサンケイビジネスアイ"からの取材。「21世紀の大学力」コーナーに載るものとのこと。

夕方、図書スペースのテーブルに陣取っている学生が何やら面白そうなことをやっているのを発見。聴けば、パッケージ専門会社のショールームで、パッケージの作り方などを習ってきて、サンプル品をもらってきたとのこと(写真Click!)。

興味が出たことを、どんどん実際の行動に移している学生たちを見ると、こちらもうれしくなる。ぼくもサンプルを見せて貰ったのだけれど、驚くほど精巧に出来ていた。さすがにメイド・イン・ジャパンだ。

午後7時からは、セカンドキャンパスで大学院入試。来年度からのカリキュラム改変に合わせて、面接試験の内容も少し変えている。一人30分かけての面談となるので、一度に数人づつの試験となっているのだ。

午後10時半、メインキャンパスへ。ちょうど大学院スタッフの猪野さんが、自転車で家路に着くところだった。天気が良かったので乗ってきたとのこと。本格的な出で立ちだ(写真)。

鳩山首相の発言により、日本は25%もの温室効果ガス削減を目指すことになった。その意味では、自転車通勤などは推奨どころか、積極的に仕組みを作って推し進めるべきものだと思う。

自転車用レーンや、オフィス街での駐輪場など、たくさんの施策が必要そうだ。自治体と民間が協力してやるべきことも多くなるだろう。

車社会の台頭により大気汚染が問題になったのは、昔の話になりつつある。エンジンが吸い込んだ空気より、エキゾーストからの排ガスのほうが、きれいになる車すらある。さらに電動となれば大気汚染の問題は、ほとんどなくなるだろう。

最近、自転車が広い世代にわたってブームになってきているという。空気がきれいな都会なら、国民の健康増進のためにも、自転車利用を広げる意味があると感じるね。

  
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October 12, 2009

オフ、高円寺を楽しむ

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本日はオフ。世の中も三連休の最終日。

土曜日と日曜日が、怒濤のようなスケジュールだったので、疲れているはずということで、ゆっくりすることにした。

ただし、2日間で、500人程度の卒業生、受講生、大学生と交流したせいか、気持ちはやたら元気で、疲れている気が全くしない。しかし、この感じを信じてはいけない年齢なので、ここは客観的に判断。

午前中は、ゴロゴロして、ブランチに、"エトワール通り"の「信濃」へ。十割の手打ち蕎麦が食べられる高円寺の名店。ときどき、本格的な寄席もやっている。

「信濃」に着いて、十割そばを頼んだら、FREE BarDの店主マークくんもやってきた。昨晩、彼の店へ行って、高円寺のレストランの話をしていて、「信濃」の話も出ていた。ご近所コミュニティが楽しいのが高円寺の良さ。

北口駅前に割と大きなマンションが建設中。たまたま南側のPal商店街の近くにモデルルームが出ていたので、興味本位で入ってみる。最近の分譲マンションは、なかなかハードウェアが充実しているのだなと感心した。まだ建設中なのだけれど、2/3以上が決まっているとのこと。さすがに高円寺駅徒歩1分の物件だ。

ついでに住宅ローンの説明もしてもらった。ぼくは、今までの人生で、マンション購入ということは考えたことがなかったのだが、80歳まで支払えるという設定。これって、どこかで借り直したり、売買したりということで、回っていくのだと理解できた。

夜8時半、家族がみんな帰ってきたところで、夕食へ出た。いつもと違うものが食べたいということで、"HowHightheMoon"へ。

高円寺のカフェやレストランの中でも、もっともシンプルで大人の女性が好みそうなインテリアや小物でまとめている(写真Click!)。テーブルに置かれた花瓶と花のセンスも抜群だ(写真)。

ここは基本ワインバー。かなり良く研究していて、特徴あるワインを地域を限定せずに揃えている。グラスワインを頼むと、毎回、異なるワインを開けて飲ませてくれるので有り難い。店主のチョイスは間違いない。

食事のメニューは、なんと東欧料理が中心。今日は、ハンガリー料理を中心に頼んだ。なかなか美味しかった。こういう店があるのが高円寺の楽しさ。

今日、モデルルームで高円寺の環境という説明で知ったのだが、高円寺の北側は、東京で若者が居住している地区No.1、南側がNo.3とのこと。街が元気なわけだね。
  
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October 11, 2009

「デジハリ祭」と「杉山賞」

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朝9時過ぎにホテルをチェックアウトして、10時の"のぞみ8号"で東京へ向かう。

さっそく、昨晩、大阪大学院の講師でもある渡辺康一さんからいただいた「これからは歴史で稼ぎなさい!」を読む。

この本は、渡辺先生が、自身の成功体験も含めて、マーケティングの立場から、日本の歴史文化の有効活用について述べた本。ブームとなっている"歴女"についても理解できる内容となっていて、とても面白かった。

静岡通過あたりで、新幹線内無線LANサービスに繋いで、さっそくtweet。ここ数日は、twitpicを併用して使うのが楽しくなってきた。

12時40分に秋葉原メインキャンパスに到着。さっそく「デジハリ祭2009」を見てまわる。各サークル、この学園祭のために多くの作品を製作していた。

午後2時からは、ぼくがモデレーターで、トークイベント「クリエイターほど素敵な商売は無い」。ゲストは、ヨシヤスさんとナオッキーこと北沢直樹さん(写真)。
ヨシヤスさんもナオッキーさんも、一目で気がつく作風を壊すことなく、大企業との仕事もしている。アーティストとしてのスタンスを持ちながら、コマーシャルな仕事もして活動しているというのは、ひとつの理想的な形だろう。

お二人の作品の紹介だけでなく、今日は、プロデューサーの役割やその大切さなど、普段は表に出てこない実際の仕事の様子も聞き出すことができた。とても楽しいトークイベントになった。

イベントが終了して3時半からは、じっくりと学園祭のブースを見てまわった。サークル活動では、学生たちは、より自由に創作を行っているので、それらの作品を見ることは、とても楽しい。

大学で学んでいることと、サークル活動で必要な知識とスキルが、一致しているのが、デジタルハリウッド大学らしいところだね。

午後5時から、片付けには入る。今回、実行委員会がエコを取り入れていて、ゴミの分別をきちっとやりながらの後片付けとなっていた。

午後7時から、後夜祭。実行委員たちを始め、まだ百数十人の学生が残っている。乾杯が終わって、一頻り歓談があった後、特筆すべき学生を表彰する「杉山賞」の発表。

それぞれの学年の成績優秀者、英語力がもっとも伸びた学生、外部で活躍した学生、就職戦線で活躍した学生など、計12組を表彰。記念の盾と副賞のeneloopを、ぼくから贈った。みんな、うれしそうに賞を受け取ってくれた。

最後は、全員でビンゴ大会。実行委員が用意した賞品が、最新PS3など、なかなか魅力的で、かなり盛り上がったのであった。
  
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October 10, 2009

大阪校で講義、そして15周年記念・同窓会

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朝9時50分の"のぞみ107号"で新大阪へ向かう。さっそく、新幹線の無線LANサービスに繋いで、tweet。

今日から、「デジタルメディア概論」を15周年ということで、50%ほどパワポを入れ替えて、新バージョンでやるのだが、まだ、仕上がっていなくて、新幹線の中でずっと作業。

12時45分、大阪校へ到着。京銘菓"阿闍梨餅"をスタッフから貰って食べながら、作業の続きをしてパワポを仕上げた。

午後2時から、地下のセミナールームで、新バージョンの「デジタルメディア概論」の講義開始。約4時間、みんな真剣に聴いてくれた。

午後7時からは、デジタルハリウッド15周年記念の同窓会。大阪校は、元の関西テレビの局舎。大きなスタジオがあるので、そこが会場。

6時半ごろから、ぞくぞくと卒業生、先生たち、昔のスタッフたち、そして在校生が集まってくる。7時10分、関五朗さんの司会で始まる頃には、名物受講生だった"くま"さん(写真)を初め250人近い人たちが集まっていた。

最初にぼくが挨拶。そして栩木先生の乾杯でスタート。しばらく歓談の後。大阪校伝統の「名前でビンゴ」大会。なかなか商品が豪華で、会場は盛り上がった(写真Click!)。

大阪校を開校してから13年、今日は1期生から在校生まで、多くの年代の人たちが来てくれていた。最後のコーナーは、何かみんなに言いたい人がステージに立つというもの。

「34歳になって、デジタルハリウッドに来て、ゲームクリエーターを目指した。派遣からのスタート、そこから正社員登用されて、今では戦国ものをヒットさせてます」という昔の卒業生。うれしいね!

戦国ものって、歴女ブームを作っているCAPCOM「戦国BASARA」だ。地元ということもあって大阪校からは、CAPCOMに就職した卒業生が多くいる。卒業生の活躍こそ、デジタルハリウッドを15年やってこれた源泉だと深く感謝。

9時半、スタジオでのパーティが終わり、事務局には、2000年ぐらいまで大阪校で活躍してくれた女性スタッフが8人集まってくれた。キャリアを積み上げている方、ママさんになった方、いろいろだけれど、みんなとても元気そうだった。とてもうれしい再会だった。記念撮影をして、さっそくtwitpicにuploadした。

11時50分、ホテルにチェックインして本日終了。
  
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October 09, 2009

「こどもホームページコンテスト」の審査会

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朝9時半、秋葉原メインキャンパスへ。

午前10時から、大学のカリキュラム検討委員会。2時間ほど、たっぷり議論。

ランチは、久しぶりにベンガルへ。今日は、秋野菜のカレー。もちろんソースを大盛りで辛口。

午後2時からオフィスで、業界紙「月刊 文化通信ジャーナル」からの取材。15周年をキーに、いろいろと質問を受けた。

さて、メインキャンパスでは、明日から学園祭ということで、学生たちがやってきて、飾り付けが始まっていた(写真Click!)。ぼくも日曜日に学園祭のイベントに出る予定だ。

午後4時前、西新宿のアスキー社へ行こうと、秋葉原駅近くまで歩いたところで、ケータイを充電したままデスクに置いてきたことに気付き、とって返す。

10分遅れで、アスキー社の会議室へ。今日は、ここで「週刊アスキー主催こどもホームページコンテスト」の最終審査会があるのだ。

審査会では、久しぶりに東京大学の浜野保樹教授とお会いした。ここでも子供たちの話から、話題はインフルエンザへ。

審査を終えて、6時半に東京本校の本部のデスクに荷物を置いて、すべての教室を見て回った。受講生の人たちとの、ちょっとしたやりとりが楽しい。

ぼくたちも学校ということで、インフルエンザ感染予防をやっている。見ていると、手の消毒をしてくれる人は確実に増えている(写真)。もちろん、ぼくも外から帰ってきたら、まず手を洗って消毒をしている。

今日から、デジタルハリウッド専門スクールの教育カリキュラムを60ステップに分解して、個別学習用教材とした「パーソナルプログラム」の受講が始まっている。

このプログラム、好きな日時に、自分の必要なスキルを選んで、個別学習していただくスタイル。

このようなスタイルの学習については、社会人の多いデジタルハリウッドでは、前から要望があったのだが、良い教材開発とマシンスペックが上がったことで開講する決断ができた。

午後9時半まで、本部のデスクで仕事をして本日終了。明日は大阪だ。

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お知らせ: やっとtwitterに慣れてきた。生活の一部として、ゆるく楽しめそう。

どなたでも、すぐにアカウントが作れるtwitter、毎日、面白いことが起きている。

"友だちを検索"でmojosgyと入れて、"フォロー"をどうぞ!
  
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October 08, 2009

台風一過、夜は「ホッタラケの島」メイキングセミナー

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朝、7時に起きて、さっそくニュースで台風の状況を見ながら支度を始める。東京では午前9時には、暴風圏に入るとのこと。

ぼくは、小学生の頃、台風が好きだった。みんな帰ってしまった後、校舎の屋上から、ずっと雲の動きを見ていたこともあった。一度だけ、台風の目の通過に当たったことがあった。理科で習ったとおり、青空が見えたときは感動した。

高円寺は8時頃から、外が明るくなってきて、雨が止んだのだが、そこからは風が強くなる一方。中央線も総武線も運休とのこと。自宅待機だ。

午前10時過ぎ、いよいよ天気が良くなってきたので、外に出た。いろいろな形の雲が太陽に照らされて次々と高速で流れていく。都会でも、こんなダイナミックな空が見えるんだと感動。写真を撮った(写真Click!)。

JRサイトなど、運行状況のページが混んでいるのだろう、アクセス不能のメッセージ。テレビの文字放送の情報も遅そうだ。

そこで、twitterで”中央線”で検索。たくさんのつぶやきがリアルタイムで上がっていく。どこかのホームにいる人から、「今、動き出しました」とのつぶやき。それを確認して、家を出た。

総武線が動いていなかったので、中央線で神田まで行き、山手線で秋葉原へ。午後1時にオフィスに入った。

午後2時半、メインキャンパスで教務とミーティング。優秀な成績の学生や、意味ある課外活動などをしている学生を1年に1回表彰しているのだが、今日から候補者の選定に入った。

午後6時半まで、オフィスに籠もって、来週からの授業準備をして、徒歩で御茶ノ水へ移動。

午後7時、セミナールームで特別講義「〜エンドクレジットから読み解く〜CGアニメーション映画に必要な製作布陣」。

講師は、『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』で、CG監督をした長崎高士さんと、CG助監督の多家正樹さん(写真)。2人ともデジタルハリウッドの卒業生で、ポリゴン・ピクチュアズの所属だ。

プロダクションI.G.で日本のアニメ映画のクオリティを支えてきた、いろいろな職能を持つアニメ職人から、ポリゴン・ピクチュアズでフルCGアニメーション制作を行ってきた比較的若いクリエーターたちが学ぶことが大きかったとのこと。

CGについては、どうしてもアメリカを見て、表現や技術を磨いてきた経緯があり、じつは世界トップのクオリティを持つ日本のアニメ制作のノウハウが、ほとんど日本のCG制作側に伝授されていない。そういう意味では、今回の『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』の制作は、大きな意味があったと言えるだろう。

特別講義後、休暇で日本に来ているDigital Domainの三橋忠央さん、CGプロデューサーで院生の広瀬圭子さん、講師の小倉以索先生と4人で夕食。後から取材対応が終わって、長崎さんと多家さんと、ラインプロデューサーの牧野治康さんが合流。

話題はもちろんCG制作について。好きだからこそ良いものを創りたい。これってクリエーターにとって、一番重要なところだよね。

  
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October 07, 2009

CEATEC JAPAN 2009で、マルチメディア放送についてのセミナー

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朝、8時に家を出て幕張メッセに向かう。今日は、CEATEC JAPAN 2009へ行くのだ。

海浜幕張駅に着くと、雨だった。いよいよ台風の影響か? 9時40分にメッセに到着。パスを見せて中へ。

ホール5の特設セミナー会場で、午前10時過ぎから、本日のセミナーの打ち合わせ。ぼくがモデレーター。パネルには、慶應大学の中村伊知哉教授、ユニークラボの高藤丈也さん、電通の岸勇希さん、福岡市の長尾友夫さんの4人。

午前11時、マルチメディア放送ビジネスフォーラム主催の「2011年見えてきたマルチメディア放送のサービス内容」セミナー開始。

ぼくが挨拶した後、まずは中村伊知哉先生に、デジタルメディア発展の歴史とマルチメディア放送の位置づけ、さらに情報通信法について解説していただいた(写真)。

コミュニケーションデザインの専門家の岸さんは、その様子をさっそくtwitterで、tsudaる。さすがCEATEC会場、ただちに100人ぐらいに届き、少しだけ空きのあった座席も、満席になってしまった。

その後、マーケティングという視点で、高藤さん。市民サービスという視点で、長尾さん。新しいメディア表現とコンテンツいう視点で、岸さんがプレゼン。どれも非常に興味深い内容だった。

その後、ぼくが、パネラーにいろいろ質問。最後に客席からも、重要な質問が出て、非常に良いセミナーが出来たと感じた。

マルチメディア放送ビジネスフォーラムのスタッフたちとパネラーたちといっしょに昼食。若者たちを中心に新しいコミュニケーションが起きていることについて、話が盛り上がった。

午後1時半、ぼくは会場に戻り、CEATECの視察。まずは、車を持ち込んでマルチメディア放送で可能となる5.1チャンネルのカーオーディオのデモをやっているマルチメディア放送ビジネスフォーラムのブースを訪ねた(写真Click!)。

さすがにCEATECに来る人たちは早い、iPhoneで”セカイカメラ”を使っている人をけっこう見た。ちょっと覗かせてもらったら、メッセの会場には、今回の展示についてのたくさんのエアタグが浮いていた。

昨晩のテレビニュースで観ていたとおり、確かに各メーカーから立体映像用のディスプレイがたくさん発表されていた。市販のタイミングが近づいてきているのだろう。

技術的には、SONYが開発した単眼ビデオカメラによる立体映像表現が面白かった。眼鏡無しなら通常の映像に見えて、眼鏡をかければ立体視となるというデモ。これからの可能性を感じた。

また、NISSANの群れとして行動するロボットカーたちが良かった。壁にも接触せず、お互いにぶつからず、急な障害物も避け、ぐるぐるとコースを回る様は、将来の自動運転に繋がるものだ。ロボットそのもののデザインもカワイイ。

さて、その後も夕方まで、いろいろ観たのだが、オーディオビジュアル機器と情報機器とその周辺機器だけでなく、自動車と、その関連技術もいっしょに混じっていることが面白かった。エコ技術に関するものも目立つ。

近未来には、モーターショーとCEATECとロボット展がいっしょになって、さらにコンテンツも融合してしまうような大規模な展示会が必要になりそうな気がした。

午後5時半、秋葉原へ。休校となっているキャンパスの様子をチェック。午後6時過ぎからオフィスで仕事開始。午後10時半までやって本日終了。

  
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October 06, 2009

「ホッタラケの島」と「サマーウォーズ」を観る

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本日、代休にてオフ。

午前中、家で郵便物の整理。まだまだ紙で送られてくるものは多いね。

午後2時前に、新宿駅南口へ。ここに新たなターミナルビルが建設されるということで、ここ数年ずっと工事中。

そこに最近、街でよく見かけるようになったカエルの形をした仮設の柵のための脚が、たくさん並んでいた(写真)。ぼくでさえ、ちょっとカワイイと思ってしまう。こんなところまでキャラクターが進出するのが、いかにも日本だ。

初めて、近寄って見たら、ちゃんと国土交通省のお墨付きが表示されていた。安全基準に合致しているということなのだろう。

午後2時、シネコン’バルト9’に到着。今日は、夏休み中、忙しくて見ることができなかった「ホッタラケの島」と「サマーウォーズ」を2連チャンで見ることにしたのだ。

ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜」は、とても良い話だった。日本のすべての幼稚園生や小学生に観てもらいたいと思った。

入間市の出雲祝神社に伝わる民話をベースにしたオリジナルストーリー。3DCGアニメーションなんだけど、日本のアニメ表現ととてもよく融合していてた。

フルCGアニメーション映画が、高いクオリティで作れるということを証明したとも思った。日本の映画産業とって、とても良い前例が出来た。

サマーウォーズは、これぞ日本の最新アニメの境地という感想。素晴らしい設定とストーリー。細田監督は、本当に凄い!

さらに美しい日本の景色や家屋の表現が、ぐっと郷愁を誘う。この画力、素晴らしい。さすがマッドハウス!

もちろん電脳世界も描いているので、随所にCGだからできる表現もある。とくに数億というアバターたちが動くシーンは、プログラミング無しには出来ないね。

どちらも最後のスタッフロールを必死で観る。大勢の卒業生たちの名前が確認できた。また、「サマーウォーズ」では、CG技術で大学院で群衆シミュレーションの研究開発を3年間いっしょにやったルーマニアから来たMihai Ciorobaくんの名前もあった。うれしいね。

午後8時、高円寺に戻り、最近、近所にオープンしたイタリアンレストランBEONEへ。たぶん仲通りに本格的なイタリアンが来たのは初めてだろう。

メニューも味も、王道のイタリアンだった。シェフのトミー大塚さんは、フィレンツェでの修行から戻ったばかりとのことだし、店長の宇座さんもピッツァリアをやっていたとこと。ワインセレクトもイタリアからのもの。ドルチェも美味しかった。

朝5時までの営業。これで真夜中でもイタリアンが食べられそうだ。また、ひとつ高円寺で楽しめるレストランが出来たと感じた。


  
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October 05, 2009

大学で「アトム」のメイキングセミナー

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昨日、社員総会の解散前に、八王子スタジオの校庭で、15周年を記念して、15の数字の形にスタッフが並んだ。

その写真が、朝メールで届いていた。ぼくがどこにいるか、すぐにわかるね(写真Click!)。

大学では、午後から、この週末から公開のハリウッド版「ATOM」についての特別講義。

製作のマリアン・ガーガーさんと制作総指揮のフランシス・カオさんが講師として登壇してくれた(写真)。マリアン・ガーガーさんは、DreamWorks SKGの14番目の社員。カオさんは、香港に本拠地を置くCGアニメーション制作会社IMAGI社の創立者。モデレーターは、高橋光輝准教授。

高橋先生は、午前中に監督のデビット・パワーズさんのビデオインタビューも撮ってきており、なかなか充実した講義になった。

渋谷校では、専門スクールのスタッフが丸一日研修。後半、ぼくも参加。最近のソーシャルメディアの動向にてついて講義をした。

夕方、御茶ノ水の東京本校へ。本部でボードミーティング。午後7時に終わって、そのまま本部のデスクで仕事。午後10時に仕事を終えた。

さて本日、大学において、インフルエンザになったという報告が、次々とメールで届いた。午後7時までに20人ほど。週末には、学生たちが楽しみにしている大学祭もあるので、ここは先手をとって明日火曜日から金曜日まで休校とすることにした。急だったため学長判断となった。

夕方、大学事務局では、千代田区の保健所や文部科学省にも問い合わせたのだが、現在のところ、大学での休校の報告は無いとのこと。しかし、実際にはかなり流行っている状況とのこと。

高校などでは、クラスの30%が感染というところが目安。また、いくつかの大学も全学生の10%になったら対処法を考えるろいうような基準を持っているとのこと。この数字を本学に置き換えると数百人の学生がインフルエンザになってからということになる。

しかし、幼稚園などでは、早期の対処で感染の拡大が防げているという例が、ニュースなどで報告されていることから、拡大防止という点で休校に踏み切った。今日から5日間あれば、潜伏期間が終わって、感染している学生は発症する可能性が高いはずということも考慮した。

現在、インフルエンザとの診断が出ても、新型であるかどうかまでは、そのままでは調べてくれない。今年、新型がどの程度、これまでのインフルエンザと共に猛威をふるうのかわからないが、メールにより学生たちの状況把握がやりやすいので、適宜判断できるのではと思っている。

  
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October 04, 2009

八王子スタジオで、社員総会!

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午前10時、デジタルハリウッド大学・八王子スタジオへ。

10時から、あの「華麗なる一族」のロケをやった体育館で、まずは社員総会。大阪からも福岡からもスタッフが参加している。

各部門から、活動報告があった後、社歴10年以上になったスタッフに記念品を贈呈。最後にぼくが15週年記念で作った名刺のデザインコンセプトについて、スタッフに向けて説明したのであった。

その後、お昼からは、屋外でバーベキュー。みんなで15周年を祝って乾杯(写真Click!)。やっぱり、いっしょに食べるって楽しい。その間、齊藤TOMOZOさんが、アコースティックギター演奏で、みんなを楽しませてくれた。

そして、15周年記念ケーキを、ぼくが全員分、切り分ける(写真)。みんなお腹がいっぱいになったところで、午後4時にお開き。しかし、体育館でバスケットボールの試合が始まって、エネルギーが余っているスタッフは、走り回って楽しんでいたのだった。

これから1年に渡り、15周年ということで、新たな試みをいろいろやる予定だ。また大同窓会も予定しているので、卒業生の方々、ぜひ楽しみにしていただきたい!

  
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October 03, 2009

デジタルハリウッド創立15周年・感謝!

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みなさま、本日、デジタルハリウッドは創立15周年を迎えました。

設立日1994年10月3日、それは、まさにデジタルコミュニケーションという世界に大変革を起こす新世界の夜明け寸前だったのです。

その年末には、SONY PlayStation、SEGA Saturnが発売となり、お茶の間に、Virtual Reality 技術がやってきたのです。

そして、12月、Net Scape社が、Navigator ver.1.0をパソコン向けにリリースしたのです。

あれから15年、街のパソコン教室という規模から始まったデジタルハリウッドが、今や、専門職大学院と大学を持つまでになりました。

これも、多くの方々のご支援とご理解に支えられてきたお陰であると、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

ただただ感謝!

杉山知之

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海外出張から帰って来て、余ってしまったコインを投げ込んでおく引き出しがあるのだが、その中から、15年前の最初の名刺を発見した。ロゴは、まさにハリウッド映画のイメージだ。

受講生の説明用に製作したパンフレットの表紙に使われたグラフィックが、とても良かったので、そのままそれが初期のロゴとなったのだ。デザインは、後にIMJで活躍する梶野徳衛さん。

午後、F1日本グランプリの予選を地デジで、生中継で観ていたのだが、事故により2回の中断があったため、トップ10のグリッドが決まる大事なQ3が始まったところで、なんと番組終了。

その後の番組は、2時間ドラマの再放送。これには、ちょっと怒りを感じた。F1には事故が付きもの。生放送なのだから、延長になることも想定して、段取りをすべきだと思ったのは、ぼくだけでは在るまい。

夜は、アモイで買ってきた茶器セットで、習った方法で、鉄観音を入れた(写真Click!)。

15周年という中で、起こった数々の印象的な事柄を、ゆっくり思い出しながら、茶を楽しんだのだった。
  
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October 02, 2009

雨、SENZ XLを使ってみた

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9時半、東京本校8階で、定例の経営会議。12時半に終了して、徒歩で秋葉原のオフィスへ。

今日は、雨ということで、ネットで手に入れたSENZ XLを使う。強風でも丈夫な傘ということが売りなのだが、ぼくは、後方に長く延びる傘にある期待をして買ったのだ。

最近、若者もビジネスマンも、普段の移動時にトロリーバックをごろごろと曳いて歩いている。ぼくも、そのひとり。いつも「今日は、どこへ出張ですか?」と訊かれる。

雨の日、トロリーバックを引きずっているとバックが傘の外に出ていて、水浸し状態になってしまう。そこを一回り大きいXLタイプなら、雨が少しは、トロリーバックに当たらないのではないかと思ったのだ。

結果は上々。ただ傘を畳むと前後で長さが違うことから、ちょっと見たら完全に壊れた傘のように見える(写真)。通常の傘より、ちょっと畳みにくいけれど、問題を感じるほどではない。

午後2時から、メインキャンパスで、橋本大也先生と渋谷校のスタッフとで、新しいコースについてのミーティング。

橋本先生は、ネット系のことについて、実にいろいろな活動をされている。とくにアルファブロガーとしても有名で、ぼくも先生の「情報考学」というブログは、ちょくちょく読ませてもらっている。

ミーティングが終わって、ビデオメッセージの撮影。

大学は、後期の授業が落ち着いて行われている雰囲気になってきた。ぼくは、いつも彼らのクラスを見ていて、うらやましいと思うことがある。それはクラスが活性化していて、楽しく学んでいる感じだからだ。

今日は、しばらく2Dグラフィックス演習の講座を覗いてみた。グループを組んで課題について話し合っていた(写真Click!)。先生も学生の中に入って話を聴いているので、どこにいるのか、ちょっと見るとわからない。本当に良い雰囲気だ。

午後4時半、セカンドキャンパスのオフィスに戻り、15周年を前に、いろいろな部署からリクエストがあった文書作成。昔のことを思い出さなければならないものもあり、頭の中をつつきましながら、ひたすらテキスト打ちとなる。

午後8時までやる。リクエストされていた〆切をちょっと過ぎたけれど、ぎりぎりセイフだった。

夜は、友人たちに呼び出されて、ひさしぶりに会食。夜中に高円寺に戻った。

  
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October 01, 2009

『ビバ☆秋葉原』、夜は『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』の特別講義

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アモイからも報告したように、あちらでは、Twitterが繋がらなかった。しかし、その間、デジタルハリウッドでは面白いことが起きていた。

Twitterの源氏名「ヒウィッヒヒー」で、サイバーコミュニティにインパクトを与えた広瀬香美さんが、そこから「ビバ☆ヒウィッヒヒー」という楽曲を創作し、これをネット上で公開。マスコミにも大きく取り上げられた。

広瀬さんのアイデアが、Twitterの認知につながったなあと思っていたのだが、今度は、広瀬さんが現在の秋葉原を訪れ、アートシティだという感覚をもたれたようで、「ビバ☆秋葉原」製作発表があり、先週末からTwitter上で盛り上がっていた。

広瀬さんが秋葉原へいらしたとき、すでにデジタルハリウッド大学を見ていただいていたとのことで、Twitterで大学院の日常をつぶやいているスタッフが、プロモーション協力をTwitterでしたところ、デジタルハリウッド大学サイトを見られたようで、ジャケットのグラフィックを担当することになった。

納期は2日間ほど、これに院生も学生も素早く反応、事務局でまとめられ、たくさんの作品が広瀬さんに届けられた。選ばれたのが、本学4年生の本田裕実子さんの作品。

詳しくは、広瀬香美さんのブログビバ☆秋葉原 制作レポート2をご覧ください。ネットコミュニティの良い面が、すごく伝わってくる。

それにしても、『ビバ☆秋葉原』の楽曲、こう来たかという感じ。歌詞の内容もちょっと納得。今のアキバのテーマ曲になりそうだ。これからも、どんな「ビバ」シリーズが出現するのか? 楽しみだ。

午前10時、秋葉原のオフィスへ。さっそく授業準備。ネタとパワポのアップデート。

午後1時から、メインキャンパスで、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の授業。2時半に終了。

その後、オフィスで、4年生の三浦麻理絵さん(写真)と対談。学園祭に向けて、自分をテーマにしたムックを制作中とのことで、その中に、ぼくと人生を語るというコーナーを設けたとのこと。

学生と対談という形をやったことがないので、面白いので受けてみた。三浦さんは、ニューヨーク大への留学や、雑誌媒体のインターンでの経験から、人生の目標が見えてきたとのことだった。アパレル系の企業から内定が出ているとのこと。きっと社会人になってもクリエイティビティを発揮してくれることだろう。

午後4時半、徒歩で御茶ノ水へ。本部でボードミーティング。6時半からは、広報スタッフとサイトのデザインについて打ち合わせ。

午後8時、メインキャンパスに戻り、『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』の特別講義に参加。

今日は、プロデューサーの森下勝司さんと演出の塩谷直義が来てくれてのトーク。モデレーターは本学の高橋光輝先生。プロダクションI.G.によるフルCGアニメーション映画ということで、業界では注目を集めていた。

そのせいか、驚くほど業界人参加率が高かった。内容も制作組織や制作工程についてのことに重点が置かれていて、単なるメイキングセミナーとは違う、映画のネタがどのようにして産まれ、プロデュースされていったかということが、とても良くわかる内容だった。

予定を超えて、9時50分ぐらいに終了。ぼくは、10時45分まで、スタッフたちとコミュニケーションをとってから高円寺に戻ったのであった。
  
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