August 31, 2008
久しぶりに晴れ、撮影を楽しむ
本日オフ。息子は、「24時間テレビ」を観るために徹夜のつもりだったらしけれど、ソファでテレビをつけたまま寝ていた。ぼくも、あの番組が始まった頃は、24時間観ようとしたことを思い出した。 ぼうっとしている間に12時に。急に蕎麦を食べたくなり、いつものように信濃へ。もちろん十割そばの大盛り。ここの蕎麦の味を知ると、なかなか他の蕎麦屋さんに行けなくなる。 帰りに空を見ると、素晴らしい雲。さっそく家に戻り、GRとポラロイドカメラを持って、息子と近くの馬橋公園(写真)へ。花と蝶や、池を泳ぐ亀などを撮ったけれど、お目当てのトンボは、うまく撮れなかった。しかし、なんと言っても、高円寺の空に浮かぶ雲が良かった(写真Click!)。 夜、案の定、雷と強い雨。そんな中、午後8時、ひさしぶりにBocca al Lupoへ。三島シェフが作るきちっとしたイタリア料理は、正統派でとても美味しい。 明日からは、いよいよ9月だ。 |
August 30, 2008
大学の保護者会
August 29, 2008
うれしい訪問が多かった日
午前10時、秋葉原のオフィスへ。12時半、メインキャンパスで、久しぶりにYAPPAの伊藤正裕社長とミーティング。YAPPA社は、これまで大勢のデジタルハリウッド専門スクール卒業生が採用してくれている。今日は、仕事のパートナーでもあるジュリアさんといっしょに来てくれた(写真)。 YAPPA社は、プラグインのいらないWEB3D技術により、世界のいろいろな自動車会社のWEBサイトや営業ツールに、次々と採用されてきた実績を持つ。 しかし今では、その技術を発展させ、ケータイでの3D表現技術と、それを用いたインターフェースデザインの仕事が、どんどん大きくなっているのだそうだ。彼の話を聞いていると、いつもワクワクとしてしまう。素晴らしいベンチャー起業家だ。 午後2時、オフィスで、加賀電子の藤本さんらとミーティング。ある会社が開発している新技術の展開に関するものだった。藤本さんとは、MIT Media Lab時代からの付き合いなので、もう20年だ。 午後6時半、現在、ニュージーランドのWETA DIGITAL社で活躍する多田学さんと、昨年、フルCGアニメーション作品「Love Rollercoaster」を発表した堀江弘昌さんが、オフィスに遊びにきてくれた。 2人とも、本科2期生なのだ。彼らの先生で、現在は、大学のカリスマ先生の一人である黒田先生も加わって、ぼくと4人で、いろいろとCG制作について語り合った(写真Click!)。彼らのような凄い実力とキャリアと作品を持つ卒業生が、デジタルハリウッドのブランドを作ってくれているわけだ。そんな卒業生を育て続ける黒田先生も、ほんとうに凄いと思う。 あまりに話が楽しく、気がついたら10時半。4時間も、ただただ語り合った。彼らのこれからの夢を聴いて、ぼくのモチベーションが、さらにあがってしまったのであった。 その後、あわてて今晩〆切の仕事を仕上げて0時に終了とした。 |
August 28, 2008
DVDライブラリが充実
11時、直接、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。今、ぼくのオフィスの前の図書室では、専門スタッフたちが、最近、どんどん届いているDVDソフトの登録作業をしている。 大学で資料として、ハリウッド映画やNHKの映像を中心にDVDを資料として購入しているのだが、今年度中にかなりの数になる予定だ。大学の図書館で利用するDVDは、一般の値段とはまったく違う。著作権処理がされているので、一枚5000円から2万円ぐらいのものが多い。500円でハリウッド映画の旧作が販売されている現在から見れば、けっこうな値段なのだが、もちろん、これが正当な値段なのだ。 また、大学としてDVDを購入したからと言って、プロジェクターなどで上映して、大勢で見ることは許可されていない。ということで、基本、学生は、自分のPCなどで、一人で観るということになる。図書館の本を、同時に何人もの人が読むということが無いのと同じ発想というわけだ。 ところで、この夏まで、ほぼ消えてしまったのが、Polaroid社のピールアパートタイプのインスタントフィルムたち。ネット通販でも、カラーフィルムは、探せない状況だ。アメリカからは、まだ購入できそうではあるが、輸送代と入れるとかなりの出費になってしまう。独特の写り方や色のファンは、世界中にいると思うのだが、これも時代の波だ。インスタントフィルムは、2年以上保存しておくと、乳剤が固まったりして使えなくなってしまうので、今、持っているフィルムも使ってしまうしかない。 では、まったく、インスタントフィルムが市場から消えるかと言えば、まだ富士フィルムが8.5×10.8cmサイズのピールアパートタイプ・フィルムを生産してくれているので、今のところ、だいじょうぶだ。ただ品質が良いので、Polaroidのような味が出ないなんて、贅沢を言う人もいる。ただ、もうピールアパートタイプは、プロの撮影現場用が主な活躍場でもあるので、品質が安定しているほうが良いのだが。 午後2時半、東京本校へ徒歩で移動。3時から定例のボードミーティング。その後、5時半まで東京本校の本部のデスクで、そのまま仕事を続けた。 午後7時、成城学園の「OFFCIAL TABOO」を集合場所として、旧知のプロデューサーの方々や映像関係の方々と待ち合わせ、その後、レストランで懇親会。夢を実現させようと語り合うことから、すべてが始まるんだよなと、今日も実感。0時過ぎに、高円寺に戻ったのだった。 |
August 27, 2008
「花より男子ファイナル」特別講義
朝8時半、東京本校へ。9時から毎週の経営会議。12時に終了。 午後1時、渋谷GIGOへ。今日は、ディスカバリーチャンネルからの取材。近い将来の新しいエンターテインメントやテクノロジーをテーマに、その最先端である日本を取材するというのだ。 ディレクターは、NYとLondonでダイナミックに仕事をするCelia Lowensteinさん。東京が好きでチャンスがあれば住みたいとおっしゃっていた。彼女の演出で、渋谷の交差点でロケ。その後、GIGOの施設内でのインタビューとなった。エンタテインメントの未来イメージということで選んだとのこと(写真Click!)。撮影隊が照明をセットして、Lowensteinさんが、さらにカメラ周りに演出を加えると、まさに、それらしい背景になっていた。 午後5時に秋葉原サードキャンパスに戻り、大学マネージャー会議に合流。6時半、メインキャンパスへ。 今日は、デジタルハリウッド大学の十八番ともいえる映画の特別講義。今日は、なんと「花より男子ファイナル」の石井康晴監督と瀬戸口克陽プロデューサー(写真)。 テレビシリーズからのコンビなので、ファーストシリーズから、今回、ファイナルを映画として制作するに至るまでの様々なエピソードを紹介してくれた。本学の学生も院生には、とくにテレビプロデューサーの役目について理解できる内容だったと思う。 じつは、ぼくは、テレビシリーズは見ている。ぼくの年齢でも楽しめるドラマだ。特別講義は、一般の方にも公開しているのだが、それなりの年齢の女性たちがいらしたので、花男ファンの熱心なファンの方たちだろうとお見受けした。 石井康晴監督は、若い頃、バックパッカーとして世界を旅して歩いたとのこと。今回の映画では、日本の若者たちに、ぜひ海外に出て、いろいろな体験をして欲しいという気持ちを込めたとのこと。なるほどね。 さて、ぼくは、2000年頃、伊集院光さん司会の「電画な!」というCGアニメーション投稿番組のコメンテーターをやっていたのだが、瀬戸口プロデューサーは、その番組を一時期担当されていて、本当に久しぶりの再会だった。 現在の日本では、テレビ局から、映画がどんどん作られていく。そして、その監督は、テレビ局の社員であることが多い。これは映画に夢を持つ人たちが、若いとき映画産業に場が無く、テレビへと流れていたと見ても良いと思うのである。テレビ局には、まだまだ映画監督ができる逸材が眠っていそうだ。 その後、セカンドキャンパスのオフィスに戻り、11時まで仕事をして本日終了。 |
August 26, 2008
家に籠もっていたが、、
火曜日、今日まで夏休みだったのだが、結局、今日も雨だ。 昨日、寒い寒いと思っていたのだけど、どうも風邪の一歩手前。背中や節々が痛い。ということで家の中で大人しく寝たり起きたり。 それでも、HDDに溜めてあるWOWOWから録画した映画の中から「恋空」を観た。”魔法のiらんど”が確立したケータイ小説の世界については、大学院で講義をしていただいたり、ビジネスモデルの検証もしたのだが、じつは映画は観ていなかった。昨年大ヒットしたことについて、いろいろな意味で納得できた。 夜、ずっと家にいたのが、耐えきれなくなったのと、急にGuinnessを飲みたくなり高円寺の街へ。駅前近くにアイリッシュパブがあるのが、今日は閉まっていた。0時近くでも、駅前のMacは流行っている(写真Click!)。Macのイメージって、ここ数年で、とても良い方向に変化したと、つくづく思ってしまう。 さて、仲通りにもGuinnessを飲ませる店があったと思い出し、ショットバーRays classicへ。Guinnessは、やっぱり瓶や缶じゃ、その良さは味わえないと思うのだ。店長によれば、炭酸ガスも専用のもの、容器も2種類の薬を使って毎週洗浄しなくてはならい決まりだったり、いろいろたいへんなので、生という形で置くバーが少ないのだろうとのこと。 10年ほど前、アイルランドのギネス工場で飲んだギネスは本当に美味しくて、時々、思い出してしまうわけだ。専用ディスペンサーから流れでるGuinnessは、1パイントのグラスの中で白濁状態。3分ほど待つと、上に信じられないほどのクリーミーな泡の蓋ができる。待つ時間も含めてGuinnessを飲むということなのだよね。 |
August 25, 2008
「攻殻機動隊2.0」を見る
先週の天気予報だと、今日から天気が回復するはずだったのだけど、またも雨。せっかく夏休みをとったというのに、ドライブに出るとか、海に行くとか、そんな気分になれないどころか、なんか寒い。 パソコンも開かず、家でぼうっとしていたのだが、まだ「攻殻機動隊2.0」が、どこかで公開中ということを思い出して、ネット検索。「新宿ミラノ3」でやっていることがわかる。ということで、午後、今日も新宿へ。 押井監督は、リメイク版を作らない主義なのだそうだが、「スカイクロラ」の音の編集で、かの”Skywalker Sound”を使ったところ、「攻殻機動隊」のファンだったサウンドデザイナーとの出会いから、リメイクを作る気になったとか。声優さんたちも再度集められ、再収録。音楽も手を加えてリミックス。ぼくの尊敬するプロデューサーが、映画の映像と音では、音が70%ぐらいの力を持つと言っていたことを思い出す。 これからの家で、フルハイビジョン、Blu-rayが標準となる時代、音も6.1chサラウンドがホームシアターでの常識となるだろう。多チャンネルのミックスについての”Skywalker Sound”の腕は凄いと、いろいろな映画でいつも思うのであるが、彼らのサイトに行くと、QTVRで、音の収録スタジオやミックススタジオなど、いろいろな施設を見て回れる。素晴らしいの一言。 さて、「攻殻機動隊」は、もともと大好きだったのだが、最期のシーンの広がる都市の背景だけ、ぼくは好きじゃなかった。その部分は、CGで、どこまでも広がっていく都市となって、素子が広い電脳の世界へ消えていくんだなと思わせてもらえた。この13年間のデジタル映像の技術変化は、恐ろしいものだ。押井監督は、これからのジャパンアニメへの架け橋という意味でも、2.0を制作されたとのこと。重要な作品だね。 さて、冷房が効きすぎのミラノ座を出て、夕方の新宿東口(写真Click!)、夏という感じがしなかった。高円寺に戻り、仲通りを歩いていくと、ふとDizzの店先に置いてあるケロちゃん(写真)に気がつく。雨の日には、ぴったりの風情だった。 |
August 24, 2008
夏休みをとる・オリンピック閉会式
今日から、3日間のぼくの夏休み。今日も一日中、雨だ。 ブランチに、佐世保生まれということで、東京でも有名になってきている佐世保バーガーの高円寺本店へ。阿波おどり期間中ということで、メニュー限定だったけれど、”ザッツ佐世保バーガー・ジャンボ”(写真)を食べたのであった。 一度、家に戻り、オリンピック中継などを見て、午後3時高円寺駅へ向かう。仲通り商店街では、商店街の方々中心に、この時期、阿波おどりに合わせて夏祭りもやっていて、御神輿が出ていた。馴染みの店長たちが、担いでいた。 午後4時、映画「ハンコック」の先行上映へ。初めて、話題の新宿ピカデリーへ行った。チケットはネット購入なので、便利だ。 昨日は、ここでWill SmithとCharlize Theron が舞台挨拶したとのこと。ぼくは、Men in Blackあたりから、ついWill Smith主演映画を見てしまうようだ。 帰りは、本当に久しぶりに伊勢丹のデパ地下へ。小学生の頃は、両親と伊勢丹によく来た覚えがある。その頃とは、もちろん比べようもないけれど、そこには充実しすぎぐらいの食が溢れていた。日持ちがしなそうなお総菜が、売れ残ったら、その先どうなるのだろうなんて、昔は考えなかったことが、頭によぎる。とは言え、和食を中心に買って帰る。 夜、家でご飯を食べながら、オリンピックの閉会式を見る。今回、柔道、レスリング、ホッケー、サッカー、ソフトボール、バレー、卓球、バトミントン、シンクロなど、日本の女子選手の活躍は素晴らしかったというのが印象だ。 しかし、まさか2008年の夏、ジミー・ページが、北京で「Whole Lotta Love」を、すこぶる美しいレスポールで弾いているなんて、びっくりだ。レオナ・ルイスなら、もちろんロバート・プラントと同じキーで熱唱できるわけだけどね。 |
August 23, 2008
八王子スタジオで、ミニ合宿・夜は高円寺へ
午前11時、高円寺を出て立川へ。立川駅前で軽くランチを食べて、モノレールで松が谷へ。久しぶりに本学の八王子スタジオへ。 夏休み中は、大学生を中心に、いろいろなサークルや団体が、八王子スタジオを使っている。オールナイトでの使用もできるので、今日も、2年生を中心としたグループが撮影を行っていた。 ぼくは、さっそく最近、八王子スタジオにセットされたモーションキャプチャーシステムを見に行った。八王子スタジオは元は八王子市立の小学校。その教室をひとつモーションキャプチャースタジオとした。 システムは、Vicon社のもので、カメラ16台、測定可能エリアは、4.5x4.0x3.0mで、同時に2名のアクターを追跡できる。これから卒業制作にも使われるようになるだろう。外部からの案件も対応できるので、モーションキャプチャーが必要な方、問い合わせをどうぞ。 さて、午後1時から、本学の大学院について、運営、事務、広報のスタッフたちが集まって、詳細に議論(写真Click!)。秋葉原だと、みんな忙しく、じっくり腰を落ち着けた議論ができないということで、ミニ合宿のような感じで集まったのだ。 窓から緑がいっぱいに見える、まるで軽井沢にでも来てしまったような環境の中で、4時間、集中しつつもリラックスして議論ができた。環境を変えてのミーティングするというのは、やはり重要だね。 後片付けをして午後5時過ぎに、八王子スタジオを後にして、皆で高円寺へ。今日は、あいにくの雨模様、しかし、「東京高円寺阿波おどり」は、いつものように大盛況で行われていた。高円寺駅も通行規制がかかっていた。 たいへんな人混みの中、少しだけ阿波踊りを垣間見て、皆でLas Meninasへ向かう。阿波おどりの2日間は、高円寺のすべてのレストランがいっぱいになるだけでなく、道路にもテーブルや椅子がはみ出してくる。ブティックや美容室まで、店先で飲み物やおつまみの露店を出す。街中カーニバル状態。 そんな中、いつものようにジョンが明るく迎えてくれる(写真)。皆、ジョンの料理をいっぺんに好きになってくれた。ワインを飲みながら、おおいに盛り上がり笑い転げたのだった。 |
August 22, 2008
東京本校で「クリエーターズ・オーディション」
午前10時、御茶ノ水の東京本校へ。11時から、8階で定例の取締役会。お昼に終了して、そのまま3階の本部で、広報と優秀卒業制作集のDVDのデザインに関して打ち合わせ。 その後、徒歩で秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。午後4時半、メインキャンパスで、「フジサンケイ・ビジネスアイ」からの取材。 その後、オフィスに戻り、しばらく仕事。午後8時に東京本校へ。今日は、総合プロコースのWeb系の「クリエーターズ・オーディション」。優秀な卒業制作を行った受講生が選ばれて、企業の方々の前でプレゼンするのだ。ぼくの世代には懐かしい「スタ誕」方式だ。 ほぼ3ヶ月に一度行われるのだが、今日は、企業から70人もの方々が、リクルートのために集まってくれていた。Web系のクリエーター人材は、まだまだ足りないのだ。 「クリエーターズ・オーディション」は、専門スクールのスタッフたちにとっても、ある意味、自分たちの日々の仕事の積み重ねを、外部から評価を受ける場でもある。今日は、福岡校の就職担当の樋口くん(写真)も、東京の状況を知るために来ていた。 オーディションの後の懇親会は、企業の方々と受講生が自由にコンタクトする場でもある。ほぼ終了したところで、今回の発表者たちと記念撮影をした(写真Click!)。プロの前でのプレゼンは、とても緊張したはずだ。みんなの顔に、ちょっと安堵感が漂っていた。 午後9時半、スタッフの送別会に途中から合流。そこには古い仲間もやってきていた。お互いに近況などを報告しあい、楽しい時間を過ごした。ということで、夜中の帰宅となった。 |
August 21, 2008
メタバース協会の勉強会
10時、秋葉原メインキャンパスへ。11時、日米国商工会議場の雑誌「ACCJ Journal」からの取材。ジャーナリスト兼フォトグラファーのTony McNicolさん(写真)がインタビューに来た。デジタルハリウッドの話から、コンテンツ産業の話まで、いろいろな話を楽しくした。 午後1時から、東京大学の羽倉先生らと、立体映像に関するセミナーシリーズの企画について打ち合わせ。 午後2時からは、メタバース協会の勉強会。Second Lifeに代表されるメタバースは、昨年と比べれば、めっきりマスコミで扱われることも無くなり、利用者も増えていない状況となっている。しかし、本格的に利用される近未来を信じて、腰を据えて取り組んでいる企業も選別された状態だ。 今日は、三淵教授を中心に勉強会、いくつもの企業が参加してくれていた(写真Click!)。メタバースは、21世紀の重要な生活空間となることは間違い無い。しかし、まだ地道な活動が大事な時期だろう。 午後3時からは、大学院研究科委員会。来年度のカリキュラム検討が行われている。 午後5時、セカンドキャンパスのオフィスへ。夜、デジタルハリウッド専門スクールで、Maxell社の協力で制作している優秀卒業制作集DVDのプロデュース作業。 メインキャンパスでは、7時からジェニファー・ロペス主演映画「ボーダータウン・報道されない殺人者」の先行試写会と、グレゴリー・ナヴァ監督による特別講義が行われた。 最近、映画監督たちが、デジタルハリウッドで特別講義をしてくれることが、とても多くなっているのだが、先行試写会までやってくれたのは初めてだ。映画を見た直後に、監督による講義を聴けるなんて、デジタルハリウッドの学生たちは、本当に幸せだと思うのである。 |
August 20, 2008
中学3年生からインタビューを受けた
August 19, 2008
シンガポールメディア開発庁から視察団
朝、直接、秋葉原のメインキャンパスへ。午前11時、シンガポールメディア開発庁Deputy CEOのMichael Yapさん(写真)らが本学を視察。案内は、電通シンガポールの酒井さん。 日本のデジタルコンテンツの状況について、いろいろ視察をしているとのこと。シンガポールは、政府をあげて、IDM(Interactive & Digital Media)分野を発展させるという政策をとっており、ILMスタジオを誘致したり話題にも事欠かない。 日本については、もちろんマンガ、アニメというコンテンツに興味があるとのこと。同行していたNANYANG 技術大学の謝教授は、アニメ制作用の特別なツールを開発したとのことで、コラボレーション先を探していらした。 2時間近く、ミーティングをしたのだが、Michael Yapさんは、たいへんなアイデアマンで、いろいろな意見もいただいた。最後に訪問メンバーの方々と記念撮影(写真Click!)をした。 この12月には、アジアで初めて行われるSIGGRAPH ASIAがシンガポールで行われる。ぜひ、行ってみようと思っている。 午後1時半、大学院の産官学連携チームと研究運営委員会。午後3時半からは、大学の杉山賞について、スタッフと打ち合わせ。その後、セカンドキャンパスへ移動し、2年生の森君が企画している英語によるスピーチコンテストの企画について説明を受け、協力を約束。 午後4時半からは、大学カリキュラム検討委員会。今日も、2時間ほど、細かい議論を積み上げた。その後、しばらくぶりに自分のオフィスに入り、SIGGRAPHから持ち帰った資料の整理。 午後10時半に、とりあえず本日終了とした。 |
August 18, 2008
オリンピックを見ながら、オフ
August 17, 2008
帰国・SIGGRAPH感想
August 16, 2008
SIGGRAPHツアー6日目
August 15, 2008
SIGGRAPHツアー5日目
August 14, 2008
SIGGRAPHツアー4日目(その2)
1時半、NOKIA Theatreへ。Polygon Picturesの25周年を記念したスクリーニング。年代順に並べられたリールは、現在の最高峰の上映機材のお陰で、とても新鮮だった。データが劣化しないデジタル映像ならではのことだろう。 "In Search of New Axis" は、SIGGRAPHのElectronic Theatreで上映されたとき、参加者全員のStanding Ovationを受けた作品として、SIGGRAPHのコミュニティに強く記憶されている作品だ。 これを見たJames Cameron監督から、「ターミネーター2」に参加しないかとオファーがあったのだ。実現には至らなかったが、あのピカピカの金属が自在に変化して筋肉美になる映像が、T-1000の表現につながったことは間違いない。 25年分の映像を一気に見ると、様々なCG表現があるものの、何か一本、背後に受け継がれているDNAのようなものを感じたのである。 見終わった後、Polygon Pictures社長の塩田さんも、自分で、編集に立ち会っていたのだけれど、改めて客席で、客観的に見ると、感じるものがあったとおっしゃっていた。 夕方、Internatinal Resourcesに立ち寄る。ここには、ソファーがあって、ぼくたち外人たちの情報交換の場になっている。そこでフランスから戻って、日本科学未来館の科学コミュニケーターになった白井暁彦さん(写真)に会った。 今、白井さんたちは、この秋のDIGTAL CONTENT EXPO 2008に向けて企画を進めているとのことで、そのベースとなるビジョンについて、ちょうど居合わせた三淵教授も加わって、楽しく議論させていただいた。こういう時間が取れるのもSIGGRAPHの良さだ。 さて、SIGGRAPHもいよいよ大詰め。今晩は、恒例のReception。今年は、Dodgers Studiumでやるというのだ。いったいどうなるのだろうと思っていたのだが、シャトルバスで着くと、なんと一塁側の外野席が、すべてSIGGRAPHのReceptionのために貸し切られていた。試合は、Los Angeles Dodgers対Philadelphia Phillies。 そして、その外野席の下で、食べても食べても食べきれない料理が用意されていた。さっそく、いろいろ食べて、ツアーメンバーたちと適当に席を陣取る。ぼくは、数十回はLAに来ていると思うのだけれど、Dodgers Studiumに来たのは初めてだ。 幸運なことに、今日の登板は黒田博樹投手だった。素晴らしい雰囲気に、一気にみんなで楽しい気分になる。これが大リーグというわけだ(写真Click!)。 僕は、Bostonに居たということもあり、Red Soxファン。一番好きな選手はマニー・ラミレス選手だった。そのラミレス選手が、この8月からトレードで、Dodgersに移籍した。球場は、ラミレス選手がバッターボックスに立つと「マニー、マニー」と大声援。さすがに人気選手だ。 試合は、黒田投手が7回まで投げて1点で抑えて勝利投手になった。8回、ピンチヒッターで出た田口壮外野手も見ることができた。試合は、3-1でDodgersの勝利。 SIGGRAPHに参加して長いけれど、こんなに楽しいReceptionは珍しい。ツアーメンバーたちも十二分に楽しめたようだった。 ホテルに戻ったら午後11時だった。 |
SIGGRAPHツアー4日目(その1)
August 13, 2008
SIGGRAPHツアー3日目(その2)
Exhibitionの会場を回っていると、日本から参加している企業も多いことに気がつく。そんな中、AMDのブースで、新感覚ビデオ編集ツール「LoiLoScope」をデモしていたのが、LoiLo社COOの杉山竜太郎さん(写真)。同じ姓だと、やはり親近感が沸くね。 LoiLo社は、杉山さんの弟と2007年に設立した会社とのこと。それまでは、弟の浩二さんはナムコ、竜太郎さんはセガで働いていたとのこと。 デモを見せてもらったけれど、VJソフト開発の経験も生かして、リアルタイムでの反応がとても良く、まったく感覚的に編集ができてしまうツールとなっていた。今なら、サイトから無料ダウンロードができるとのこと。楽しいツールだ。 午後6時にExhibitionが終わるまで、いろいろ見て回り、その足でNOKIA Theatreへ行き、Competition Screeningを見る。 午後7時からは、「Sony Pictures Imegeworksの夜」。今宵は、この6月、62歳という年齢で亡くなられたStan Winston氏に捧げられた。 Stan Winston氏が産み出し映画で活躍したクリエーチャーたちをあげていったらキリがないぐらいだ。特殊メイクアップから、アニマトロニクスなど、多くの技術を開発したことも事実だが、つねにストリーテリングのためにキャラクターを産み出すことに全力を捧げた方だ。 ターミネーター、エイリアン、プレデター、バットマンのペンギン、ジェラシックパークの恐竜などなど、素晴らしいクリエーチャーたちを残し、アカデミー賞も受賞されている。 Stan Winston氏は、Scot Ross氏、James Cameron監督の3人で、1993年に、後に名門VFXスタジオとなるDigital Domain社を設立。ということで、ステージには、James Cameron監督が登場。Winston氏がチームをまとめていくリーダーシップから、たくさんのことを学んだことなどを紹介。 その後9時からは、「Terminator 2」の上映となった。最新のSONYの4Kプロジェクターと十分に調整された音響で見ると、何度も見た映像も、とても新鮮に感じられた。映画自体は、ほとんど記憶しているので、30分ほど見てNOKIA Theatreを後にした。夜のNOKIA Theatreは、とても綺麗だ(写真Click!)。 外で、シャトルバスが来るのを待つ間、LA Convention Centerから漏れてくる無線LANを拾って、東京のスタッフとSkypeでチャット。 10時半にKyoto Grand Hotelに戻り、そのまま、このリトル東京エリアにある有名なラーメン店「こう楽」に、夕食を取り行くと、小倉先生を始め、末田くんや、ツアーメンバーの院生、卒業生がいた。さっそくジョインして、ワイワイとSIGGRAPHの話で盛り上がったのであった。 |
SIGGRAPHツアー3日目(その1)
August 12, 2008
SIGGRAPHツアー2日目(その2)
会場内のフードコートで、ランチにサンドイッチを食べた後、New Tech Demoのコーナーへ。 New Techは、いつもながら、日本の工学系の大学からの参加がたいへん多い。ここ数年は、これまでデジタルコミュニケーションの世界には持ち込まれなかった数々の工業用センサーと映像を巧みに組み合わせた新しい方向のインターフェースなどが多い。 その中で、わかりやすくて楽しいと思ったがの、BOUNCING STAR「跳ね星」。開発したのは、電気通信大学の児玉幸子先生と小池英樹先生(写真)と研究室のメンバーだ。 児玉先生は、工学系の大学所属では異色のメディアアーティスト。磁性流体アートプロジェクトで、数々の賞をとっていらして、ここ数年、世界の注目が集まっている方だ。 今回は、透明なブチルゴムのボールの中に、赤外線を出すLED、加速度センサー、フルカラーLED、マイクロホン、無線LANまで仕込んであるというもの。これは凄いね。まさにデジタルボール。 デモでは、天井に吊したカメラが、赤外線LEDの光からボールの位置を割り出し、同じく天井から垂直に吊されたプロジェクターで、ゲームのためのコートエリアの映像を描き出すというのが基本。 ここまでなら、すでに、いろいろなところで試されたものだが、その上に、いろいろなセンサーが付いているので、ボールは、加速度によって光の色を変化させたり、ボールの中に響く音の大きさで、ボールの軌跡のエフェクトが変化したり、いろいろな表現がされていた。 ボールが光りながら、マンガに見るようなエフェクトを引きずりながら走る様は、見ていても楽しい(写真Click!)。このボールを使って、いろいろなゲームが考えられそうだ。ボールは、それなりに重いので、ころがしているだけでも、相当の運動量になるとのこと。都会の夜のスポーツに良さそうだと思った。 ハリウッド映画のVFXばかりが注目されるSIGGRAPHだけれど、世界のデジタル系アーティストが集まる場にもなっているのだ。 午後3時45分からは、「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」の制作チームによるトーク。映画の中で、圧倒的な存在感を示すAslanについての説明は楽しめた。まずはAslanの豊かなたてがみや人間にも勝る微妙な顔の表情には、本当に感心する。またラストに近いシーンで川から出現するThe Rivergod of Narnia。全身が大量の流れる水で出来ている表現。CGの物理表現を高度に使った例といえるだろう。このセッションは、5時半に終了。 そのままLA Convention Centerの隣にあるNOKIA Theatreへ。なんと7100席もある大きな劇場だ。今年は、ここで、期間中ずっとComputer Animation Festivalが行われているのだ。Competition Screening 2の途中から見始める。 午後8時からは、引き続いてNOKIA Theatreで、今日のメインイベントともいえる「Pixer Animation Studiosの夜」。アカデミー賞を2回もとっている伝説のアニメーターであるFrederic Backを敬愛してやまないMr.PixerともいえるJhon Lasseterが、Back氏を招いてトークを通じて、アニメーションとは何かに迫る内容。 会場は、Jhon LasseterとFrederic Backがステージに上がると、全員Standing ovation。Back氏の代表的な作品"The Man Who Planted Trees"を見て、彼らのトークを全員が堪能したのであった。 9時からは、引き続きJhon Lasseterが、ドキュメンタリー作家として名高いLeslie Iwerksに、なぜ「The Pixer Story」をこの時点で制作してもらったかについて説明。しばらくIwerksさんとのトークをした後、「The Pixer Story」の上映。 百人以上にインタビューし、歴史的な映像もたくさん入ったドキュメンタリーは非常に面白かった。Jhon Lasseterの子供時代からディズニーを辞めるまで、Pixerを設立したEdwin Catmullがユタ大学にいた頃からILMに至るまで、またSteve Jobsとの出会いから、Toy Storyをヒットさせ上場するまで、数々のエピソードが、本人たちの言葉で語られていた。 会場からシャトルバスに乗ってホテルに戻ったら、11時半。SIGGRAPHで困るのは、見たいものが、常に3つぐらい平行して行われていることだ。またも内容の濃すぎる一日が終わったのであった。 |
SIGGRAPHツアー2日目(その1)
August 11, 2008
SIGGRAPHツアー1日目(その2)
West Hallの入り口近くにあるロボット(写真)が、音声と身振り手振りで参加者を迎えているのだが、カメラとマイクが内蔵されていて、背後に人がいてやりとりしているので、当たり前だけれど、ちゃんと会話が成立する。最初は、すべてロボットが人工知能で答えているのかと思う人も多いようだ。 その他、ロボット系の展示が、いろいろなところで目に付く。NewTechと呼ばれている部門の展示が、会場の中に散らばって置いてある影響だろう。 今日は、まだExhibitionが始まらないので、Show Artと呼ばれるデジタルアートの展示。さらにDesign & Computationと名付けられた部門を見る。CGモデリングならではの造形が、そのまま光造形技術などよって、実際の大きな立体物として展示されており、とても良い。 午後7時にいったんホテルに戻り、PCなど荷物を置いて、Wilshire Grand Hotelへ。今日は、これもSIGGRAPHの名物「Sake Barrel Opening at SIGGRAPH 2008」へ。 河口洋一郎先生を中心に行われてきた鏡割りをやる恒例のパーティなのだが、今年で21回目。実質的なオープニングパーティとなっているので、SIGGRAPHの重鎮たちが鏡割りをする(写真Click!)。 ここでは、毎年、懐かしい仲間とも再会する。今日は、20年前にいっしょにMedia LabにいたMargaret Minskyさんと15年ぶりぐらいに会った。日本から参加している、ほとんどの大学の先生方もいらしゃるので、いろいろな話ができる場でもある。 9時過ぎ、そのままWilshire Grand Hotelで、まだ夕食をしていない大学の先生たちと夕食しながら歓談。11時過ぎに宿であるKyoto Grand Hotelに戻り、長い一日が終わった。 |
SIGGRAPHツアー1日目(その1)
August 10, 2008
「夏キャン」に参加
August 09, 2008
本日オフ
本日オフ。 まずは、昨晩、「東京オンリーピック2008」を開幕をバルト9で見てしまったため、見逃した北京オリンピック開会式の録画を見る。 開会式での演目は、企画を立て演出を決めたとしても、それを実際に演じるパフォーマーたちの練習が、たいへんだっただろう。人間って凄いと思わせてもらった。 ぼくが、案外、選手入場が好きだ。いろいろな国の名前を聞き、顔を見て、衣装を見て、歩き方を見て、なぜか飽きずに見ることができる。人口が数十万人以下の国って、たくさんあるのだなと再認識。 夕方、高円寺駅前から純情商店街あたり(写真Click!)で、月曜日からのSIGGRAPHツアーに備えて、ちょっと買い物に出る。高円寺では、8月23,24日の東京高円寺阿波おどりへ向けて、少しづつ雰囲気が出てきている感じ。 さて、SIGGRAPHでは、毎日、朝から晩まで、いろいろな会場やイベントを見て回るため、とにかく歩く。ちょうど徒歩用のスニーカーが買い換え時期だったので、手に入れたのが、new balanceの2001というタイプ(写真)。 ぼくは、25年前にちょっと右膝を痛めてから、一年中、スニーカーを履くようになった。いろいろなメーカーのものを履いてきたが、ぼくにとって、もっとも履き心地が良いのが、new balanceだった。その中でも、この2001は、抜群にかかとのクッションが良い。 夜、やっとまとめて時間ができたので、googleが今週から開始して、たいへんな話題になっている「ストリートビュー」をじっくり試す。大学では、学生たちが、「とりあえずロケハンができるね」と喜んでいるのだが。 まずは良く街並みを知っている秋葉原、御茶ノ水。そして高円寺へ。高円寺には、車が入れない幅の道が多く存在するので、その辺りのデータは無い。しかし、ほとんとの住宅街でくっきりと住宅の様子がわかってしまう。これを問題視する声が上がるのは十分納得できる。 ただ逆に、ここまで行けば、後はその家の玄関に立つと、中に入って部屋の中を見られるというところまでやりたいという人たちも現れるだろう。 世界のすべてをデジタル化して公開する活動は、人間社会にこれまでとは異なるコンセプトを持ち込むことになるのだろう。 |
August 08, 2008
「東京オンリーピック2008」開催!
今日は直接、セカンドキャンパスのオフィスへ。 ちょっと、忙しくて時間が無かったので、ランチは最近、セカンドキャンパスのスタッフの中で人気のキングケバブ・アキバに行き、テイクアウト。 秋葉原には、いくつか有名なケバブ屋さんがあるのだが、このキングケバブがセカンドキャンパスの裏のほうにあり、ぼくたちにとっては便利なのだ。 秋葉原では、おでん缶でもわかるように、その場でハンディに食べられるものが受けるようで、ケバブは、アキバではかなり受け入れられていると感じるのである。 午後3時、ビ・ハイアの清水有高社長とミーティング。清水社長は、心から日本のアニメ・ゲーム産業の発展を願って活動されている方だ。自分の信じる世界を発展させるために、ビジネスを進めていく姿勢は素晴らしい。今後、いろいろ協力し合っていくこととなった。 午後6時過ぎ、新宿の「バルト9」へ向かう。今日は午後7時から、「東京オンリーピック2008」の初日なのだ。 初日ということで、まずは舞台挨拶(写真Click!)。総監督の真島理一郎さんとアナウンサー役の茂木淳一さんがメインにたち、制作側を代表してファンワークス高山社長がMC。そして、彼らを囲んで、ドバトダンサーズがステージに立った。 ぼくは、関係者向けの試写会で一度、見ていたのだが、今回のほうが楽しめた。真島ワールドのギャグは、ある意味けっこう奥深くて、2度見て納得というタイプの作品もあるからだろう。どの作品も、ギャグの壺が異なるので、誰が見ても、心に刺さる作品を見いだせそうだ。 上映は2部構成なのだが、その間の休憩時間には、ドバトダンサーズがライブで不思議なダンス。さらに映像には登場しない秘密キャラも登場した。 この「バルト9」での上映では、上映後に毎回のように真島監督を中心とした「ディーチ・イン」が設けられている。今日は、もちろん真島監督と茂木純一さんの組み合わせ。けっこう爆笑だった。 今回の「東京オンリーピック2008」は、ぼくが94年の開学当時に夢見たことが、かなり実現できた例となった。 まず、メインのプロデューサーは、大学院で、「映画製作におけるファイナンスとリクープ」を教えてる亀田 卓教授。総監督には、デジタルハリウッド本科卒の真島理一郎監督。 また、クリエーターとして本学4年生の沢田裕太郎くんが一作品を担当し、本学の八王子スタジオで制作。さらにいくつもの作品のCGやVFX制作に、多くの卒業生たちが携わっている。バルト9で流されている「東京オンリーピック2008」上映の案内ムービーも、本学の1年生が制作している。 またこのプロジェクトに関わる広報などの仕事に、現役の大学生やスタッフも参加。デジタルハリウッドとして制作委員会にも名を連ねている。 なかなか、こういう形になるような巡り合わせは来ないのだが、次々とこんな形で、世の中にエンタテインメントを発信していけたらと思うのだ。 |
August 07, 2008
大学で「Office Oasis」が定着
August 06, 2008
川井教授とスピーシーズ社を訪問
朝8時半、御茶ノ水の東京本校へ。9時から定例の経営会議。お昼に終了。 その後、東京本校の事務局で仕事。そのまま午後1時から、新しく採用したメールシステムなど、セキュリティ強化のために、これから数ヶ月間で行われることについての説明会に、スタッフと共に参加(写真Click!)。 午後3時、渋谷にあるスピーシーズ社へ、大学院の川井教授と共に訪ねる。インターネットロボットについて、いろいろとデモを見せてもらう。クロスメディアを専門とする川井教授からも、いろいろなアイデアが出され、今後のコラボレーションを約束したのだった。 午後6時にメインキャンパスへ。今日は、南雲教授のゼミの中間発表。そのゲストとして、木村旨邦さん(写真)が来てくれた。木村さんは、昔、デジタルハリウッドで運営をやっていた。その頃から「画伯」と呼ばれていて、素晴らしい絵を描く人だった。 その後、独立され「大人が楽しむ塗絵」シリーズで、11万部ものヒットを飛ばしている方だ。じつは、木村さんが、南雲先生を最初にデジタルハリウッドに引き入れてくれたのだ。そんなわけで、彼がゲストで来てくれたわけだ。昔の仲間に会うことは、いつでも、うれしいことだね。 夜は、セカンドキャンパスのオフィスで、原稿打ちに専念した。10時半に終了。その後、メインキャンパスに寄って、大学院スタッフと打ち合わせをして、本日終了。 |
August 05, 2008
ある高校のオープンキャンパスに参加
August 04, 2008
卒業生から絵本が届く
今日は、お昼から、ある学会設立のための準備委員会の予定だったのだが、急にキャンセルになってしまった。 ということで朝、直接、秋葉原のオフィスへ。オフィスに着くと郵便が届いていて、中から、絵本が出てきた。 絵本の名前は、ロコモコップ(写真)。ハワイの警察官の楽しいお話で、英語も学べてしまうというもの。 その絵を、デジタルハリウッド本科卒の北沢直樹さんが担当したのだ。この絵本、単に絵本だけで世界が終わっているのではなく、ケータイから朗読してくれたり、いろいろ仕掛けがある。絵本の世界にも、デジタルコミュニケーションが取り込まれてきたわけだ。 午後ちょっと遅く、ランチに出る。外は、本当に暑くて、太陽からの光もとても強い。本郷通りの聖橋のところを外堀通りに降りる階段で、写真を撮ってみた(写真Click!)。 夏らしい夏だけれど、こう暑いと電力が心配だ。関東の電力のかなりの割合を受け持っていた柏崎の原子力発電所が地震の影響で停止したままだからだ。 夕方まで、オフィスで通常業務をやり、夜は、大学院の授業の採点をやり、11時に終了とした。 |
August 03, 2008
ultimate earsでiPodを再評価
本日オフ。一日中、高円寺で楽しむつもり。 ブランチに、高円寺の蕎麦の名店「信濃」へ。今日も「十割そばの大盛り」(写真)をいただく。腰のある手打ち蕎麦で、少し濃いめのつゆをちょっとだけつけて食べるのが美味しいのだ。 その後、駅前の「上島珈琲店」へ行き、iPodで、夏らしくボサノバを聴きながら、じっくり読書。 じつは愛用していたSHURE E5Cを2年前ほどに落としてから、ヘッドフォンは、ずっとSONYのノイズキャンセラーヘッドフォンMDR-MC22を使ってきた。 新幹線や飛行機内では、非常に効果が出るので、今でも重宝しているのだが、やっぱり音質に満足がいかない状況だった。 しかし、それでも良いのである。所詮、iPodに録音されたAACの音声圧縮なのだから、そんなに気張って聴く必要も無いと、さらっと流してきたわけだ。 ところが最近、データの大きさを気にせず、AppleのロスレスでCDからiPodに落として、今一度iPodの限界を知ろうという気になった。そこで、かねてから一度試そうと思っていたultimate earsの製品を購入したのだ。 ぼくが選んだのは、低域のドライバが2つと高域のドライバが1つ、合計3つのドライバが内蔵されているTriple.fi 10 Pro(写真Click!)。低中域のしっかり感が素晴らしい。iPodは、やっぱり裏側がピカピカなのが、ぼくは好きだね。 さて、ultimate earsは、本来、プロミュージシャン用のカスタムヘッドフォンから始まった会社。customシリーズでは、個人個人が指定場所で自分の耳の型をとってもらって、その型を米国本社に送り、自分の耳専用の最高峰ヘッドフォンを制作してもらうことができるのだ。価格はもはやヘッドフォンの域では無いけれど、今回のTriple.fi 10 Proがけっこう気に入ったので、いつか購入を試みたい。 しかし暑い。カレーが食べたくなり、夕食はインドカレー。夜9時からは、F1ハンガリーグランプリの生中継を見て寝た。 |
August 02, 2008
ゼミの中間発表を見せてもらう
午前中は家にいて、午後から秋葉原メインキャンパスへ。 今日は、黒田先生の4年生のゼミの中間発表。このゼミは、3DCGアニメーション制作に特化しているので、4年生の夏前に、どのぐらいのところまでやっているのか、とても興味があったので、見せてもらった(写真Click!)。 今日もゲスト講師として、黒田先生の昔の教え子である大手ゲーム会社のトップクリエーターたちが来てくれていた。さすがに3年間CGをやってきた学生たちの技術はかなり高くなっている。卒業制作で、どんな作品ができあがってくるか楽しみになった。 夕方、セカンドキャンパスの自分のオフィスへ。しばらく部屋の整理をして、高円寺に戻る。ちょっとエスニックな夕食を食べたくなって、前から行ってみようと思っていた「極楽町食堂」へ。雰囲気がある店で楽しかった。 明日オフなので、本屋で雑誌を買い込む。「新建築」の表紙に眼がいった。高円寺の仲通りにできた店舗+賃貸の集合住宅が表紙になっていた。さっそく購入。 実際、毎日、見ている建物について、建築家のコンセプトや、図面を見ることができるというのは、とても面白い。高円寺というある種濃いカルチャーがあるところで、建築家の意図が、どのように根付いていくのか楽しみだ。 |
August 01, 2008
夜、WEB系業界人たちと懇親会
午前10時半、直接、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。 今日は、夕方までアポが無いので、オフィスに籠もって、いろいろと仕事。5月にこちらに引っ越してきた余波が残っていて、完璧に書類の整理がついているわけではない。ということで、午前中は、ちょっと書類整理。 ランチ後は、大学院のレポートの採点をやる。留学生たちの視点は、日本の社会人院生たちと異なるところがあり、読んでいて勉強になる。 午後3時半、徒歩で、御茶ノ水の東京本校へ。午後4時から、日経新聞夕刊のあるコーナーからの取材。デジタルハリウッド設立に至るまでのぼくについて、いろいろ質問されたのだった。 午後6時前に、オフィスに戻り、仕事の続き。そして午後8時には、表参道駅からすぐの「青山ワインホール」に到着していた。 今日は、主にWEB系の知人の方々が、なんとなく集まって交流する会とのこと。デジタルハリウッドの関係者や卒業生も多いとのことで、お誘いをいただいた。 IMJ、メンバーズ、ネットイヤーなどの方々を中心に30人ほどが集まった(写真Click!)。卒業生も96年3月卒の一期生から、ずらっと来ていた。みんな、もうそれなりのポジションで仕事をしている。うれしいね。 そんな中、しばらくぶりにCREATIVE HOPEの大前創希社長(写真)に会った。普段はコンサルティングの仕事が中心で、ネクタイにスーツ姿とのこと。さっそく、大学生のインターンについてお願いしたのだった。 気がつけば、11時45分。その場で解散となり、家に戻ったのであった。素晴らしい夜だった。 業界で頑張っている卒業生と実際に会って話すことは、ぼくにとっては、とても重要なことだと改めて感じた。 |