January 31, 2008
南青山にあるアナハイム大学を訪ねる
午前11時、大学の留学担当の田宮さんと南青山にあるアナハイム大学を訪ねた。 アナハイム大学は、カリフォルニア州アナハイムに本部があるオンラインの大学として10年あまり運営を続けている。これまではMBAと英語教育の専門家を育てるTESOLを展開されている。カリフォルニア州私立大学・職業教育局の下での修士号授与を行っているとのこと。そして国レベルのAccreditation認定結果を待っている状況だそうだ。 面白いことにスクーリングは、南青山にあるファシリティで行われていて、月に2度、土曜日に学生たちが集まってくるとのこと。スクーリングに来る学生は、日本に駐在している外資系会社のビジネスマンが多いのだそうだ。 このファシリティは、SONY創業者の盛田昭夫さんの自宅だったとのこと。地下1階の2つの教室は、外に開いているピロティに面していて、太陽光も入り気持ちが良い。もちろんプロジェクターを始めAV機材は、SONY製だった。 昨年亡くなられた建築家の黒川紀章先生も、アナハイム大学の有力なボードの一人ということで、本日、行われる修了式に若尾文子さんも来られるとのことだった。 現在、数年後に開校するAkira Kurosawa School of Filmの準備をされているとのことで、Chair of the Board of Advisorsで教育学博士のClive L. Grafton先生(写真)にお話を聞いた。オンラインでの映像制作教育は、まさにブロードバンドだからこそ実現するものなのだろう。いろいろと勉強になったのだった。 午後3時から、東京本校で、内部会議。 午後5時から、スクールカリキュラム会議。 午後6時、「Virtual World of the Year」のミーティング。主催者のTHE SECOND TIMES編集長箱田さんがいらした。今回、ぼくが審査委員長ということで、最終審査の進め方などについて詳細を検討したのだった。来週には最終結果が発表になる。ぜひ、ずっと続いて欲しいアワードだ。 夜、明日、大学一般入試ということで、大学の状況を確認した後、少し早めに午後10時に仕事を終えた。 |
January 30, 2008
会議中心の水曜日
January 29, 2008
マンツリー・デジタル・ラボに暦本純一先生登場!
午前8時半、迎えの車で赤坂のTBSへ。今日は、月に一度のCS放送のニュース専門チャンネル“ニュースバード”の「マンツリー・デジタル・ラボ」のオンエア日。 9時半から、本日のゲストは、東京大学大学院教授で、ソニーコンピュータサイエンス研究所の研究員でもある暦本純一先生(写真)だ。 暦本先生は、現実世界とデジタル世界を橋渡しするような研究を長く続けられていて、10年前の研究成果が、製品化されたものとしては、現在ヒット中のPS3用ゲーム「THE EYE OF JUDGMENT」がある。 暦本先生は、この4月から大学院生を迎え、東京大学での活動にさらに力が入られると思うのだが、ここのところ、進めてこられたのが、市中に溢れているWi-Fiの電波を利用して、位置推定を行う「PlaceEngine」だ。 この仕組みがあまりにも素晴らしいので、今回、「マンツリー・デジタル・ラボ」に登場していただくことになったのだ。 番組では、石川ディレクター、杉浦キャスターはじめ、制作スタッフが、頑張っていてくれて、今日もWi-Fiの様々な利用の取材とビデオでの紹介も含めて構成してくれていて、暦本先生の取材も含めて、とてもいい内容の番組となった。番組終了後、スタッフと共に記念撮影した(写真Click!)。 東京本校に戻り、午後5時、エコロジー・カフェのニューズレターのための取材を受けた。エコカフェの活動には、多くのビジネスマンが関わっているが、いろいろな大学の学生たちや院生たちも、たいへん頑張ってくれている。 今日の記者の方々も、大学生と大学院生だった。「デジタルとエコロジーというと、一見、正反対のところにあるようなものに感じる」という質問からインタビューが始まった。たしかに、そんな風に感じている人は多いと思うのだが、それは、まったく違うと思うのである。 パソコンが世の中に出回り始めた頃、多くの人が、未来の姿をペーパーレス社会と予想したりしていた。21世紀になった現在、デジタルテクノロジーの観点からは、ペーパーレスになることに、まったく問題は無いのだが、我々の仕事のやり方や仕組みが、紙を使うことを見直すという姿勢が無いので、ペーパーレスにならないだけだ。 たとえば、そこの部分を推し進めるだけでも、相当の伐採を減らすことはできるわけだ。またバーチャルリアリティ技術で、臨場感がさらに上がれば、会議などのために出張するようなことも無くなるわけだし、多くの人が自宅にいても会社にいるような雰囲気で仕事ができるようになってしまうだろう。人が移動しなければ、ガソリンなども節約できるわけだ。 そんな話を、エコカフェのIT担当理事という立場で話させてもらったのであった。その後、通常の仕事。夜10時半に本日終了。 |
January 28, 2008
冬らしい日々
今日は半休。午前中、用事で母親の家へ行き、午後から東京本校オフィスへ。 今日は、会議もアポイントメントも無いので、勉強時間。毎年モバイル広告大賞でお世話になっているディーツーコミュニケーションズの藤田明久社長が、共著で出された「モバイル・マーケティング」を読む。 トレンドを解説した読み物ではなく、データや理論が展開されていて、大学や大学院の教科書としても使えると感じた。ケータイでのマーケティングは、ますます伸びていく中で、コンテンツビジネスを展開する方々には、お薦めの内容だ。 それにしても、今年の冬はちゃんと寒い。毎日見ている東京本校北側の景色も、本当に寒々しい(写真Click!)。と思っていたら、みぞれが降ってきたのだった。 そんな中、元デジタルハリウッドのスタッフだった方が、ぼくに誕生日のプレゼントを持ってきてくれた。L'OCCITANEのハンドクリームとリップクリームとシアバター(写真)だった。 ぼくは、こういうものは、まったく詳しくないけれど、良いものであるということは、多くの女性から聞いていた製品だ。ちょうど、この寒さで、唇も手も荒れていたので、さっそく使わせてもらったのだった。有り難いね。 午後10時、少し早めに本日終了としたのだった。 |
January 27, 2008
本日、ほぼオフ
本日、基本オフ。 午前中、HDDに録り溜めておいたTVドラマを見る。オープニング、CM、エンディングなどを飛ばすと、かなり短い時間で見ることできるのは、ユーザーとしては恩恵だ。 前のクールでは、本広克行監督が総監督の「SP」が、なかなか面白かった。もちろん映画化されて大ヒットになるのだろう。 このクールでは、本学の山本和夫教授が、プロデューサーを務める「だいすき!!」が始まった。原作は、「だいすき!! ゆずの子育て日記」というマンガだ。難しいテーマを扱っているドラマでもあるので、これからのドラマの展開が楽しみだ。 午後、母親への誕生日プレゼントを購入するために青山へ。その足で、東京本校に向かう。いつもスギヤマスタイルで紹介しているように、土日の東京本校はフル回転なのだ。 今日は、ギャラリーの空いているテーブルで、本田くんと原田さんと石川さん(写真)が、資料送付の準備をしていた。まだまだすべてをウェブサイトで済ますというわけにはいかないのが現状だ。 しかし、ぼくは、コンピュータとネットワークが高度に発達した社会は、ペーパーレスになるということを25年前ぐらいに信じた世代。エコが叫ばれる現在、再生紙じゃない年賀はがきが、数億枚売れ残りましたなんて、さらっと流していいニュースなのだろうか? 午後7時、家族と共に国立へ。駅の近くの家庭的なロシア料理屋さんで、母親と会食。ぼくも、母も、1月誕生日なので、合同での誕生日会という名目。 午後10時過ぎ、高円寺に戻る。ちょっとセカンドライフへダイブ。ジャパランドにあるデジハリ出張所がリニューアルされたとのことで行ってみた(写真Click!)。どんぐり型で中には、広報メグさん用のデスクとパソコンが置いてあった。 現在、THE SECOND TIMES主催で、「Virtual World of the Year 2007」が始まっている。Second Life以外からも、多くのノミネート作品が上がっている。投票は1月30日24時までなので、ぜひ清き一票を! |
January 26, 2008
大学でAO入試
午前10時、秋葉原メインキャンパスへ。今日は、大学のAO試験だ。面接を担当する。午後5時半に終了。 終わって東京本校へ移動しようとコートを着ていたら、大学事務局のスタッフがケーキを用意してくれていた(写真)。明日が、ぼくの誕生日だからだ。スタッフと記念撮影(写真Click!)して、ケーキを食べたのだった。 夜は、久しぶりに古くからの仲間のデジタルスケープの大谷さんらと秋葉原と御茶ノ水の中間点ぐらいにあるレストランで会食。10時に解散、そのまま東京本校に戻り、オールナイトへの受講生を激励して、終電で高円寺に帰った。 |
January 25, 2008
しずおかデジタルコンテンツグランプリ表彰式
午前10時、東京本校オフィスへ。昨晩、夜中まで東京本校を徘徊して、受講生としゃべっていたので、ちょっと寝不足だ。 午前11時、東京駅から、「ひかり」で静岡へ向かう。今日は、「しずおかデジタルコンテンツグランプリ」の表彰式なのだ。 会場は、静岡駅からすぐのサールナートホール。12時半に到着。独特な雰囲気を持つホールだ。 午後1時、控え室に石川嘉延静岡県知事も到着。審査委員長として挨拶をさせていただいた。このデジタルコンテンツグランプリが毎年続いているのも、石川知事の後押しがあるからだ。今日も、受賞者による作品プレゼンテーションを全部見て行かれるとのことだ。 午後1時半、受賞作品のプレゼンテーションと表彰式が始まる。最初に知事が挨拶された(写真)。ぼくも最後に、審査員を代表して今年審査結果について講評をさせていただいた。 午後3時過ぎからは、あのスキージャンプペアの真島理一郎監督を招いての記念講演。ぼくがナビゲーターをやらせてもらった。 真島さんは、自分の作品を世に出して、ご飯を食べていくという作家的なスタイルのクリエーターだ。今日の会場にも、そのスタイルに憧れるクリエーターがたくさんいるように感じた。質疑応答では、受賞者たちから、次々と質問が出て、とても良い講演になったのだった。 その後、サールナートホールの2階で、受賞者と事務局など関係者で懇親会。真島さんは、そこでも受賞者たちに囲まれていた。ぼくは、静岡産業大学の大坪檀学長と、いろいろお話をさせていただいた。 大坪学長が作られた情報デザイン学科は、デジタルハリウッド大学と同じようにデジタルコンテンツ中心の学科だ。一度、訪問させていただくことにしたのだった。 午後6時前に解散となり、6時過ぎの「ひかり」で東京へ。そのまま東京本校オフィスへ戻り、いつものように仕事をして、帰りにオールナイト体勢に入っている受講生を見回って、終電で帰った。 |
January 24, 2008
大学でFD委員会
January 23, 2008
「アキバが地球を飲み込む日」発刊イベント
午前9時にオフィスへ。10時から定例の全部の部門長たちが集まっての経営会議。来期の打ち合わせをたっぷりやる。 ランチをはさんで午後3時に終了。しばらく休憩。 午後4時に大学メインキャンパスへ移動。4時半から大学事務局との定例会議。 午後6時半、今夜のイベントの打ち合わせになる。今日は、アキバ経済新聞による『アキバが地球を飲み込む日』の発刊記念トークショーなのだ。 出演者は、地元でアキバを盛り上げるために日夜奔走している小林たかや区議(写真・右)と、TVチャンピオン初代アキバ王で秋葉原総合研究所代表取締役の寺尾幸紘さん(写真・左)とぼく。コーディネータは、アキバ経済新聞編集長の柳原さんだ。 こぢんまりしたイベントになったのだが、会場には、マスコミの方々やアキバカルチャーに非常に強い関心を寄せる方々が集まっていた(写真Click!)。 ぼくもアキバに通い始めて40年余り経つのだが、小林区議は、産まれたときからのアキバ育ち。そして寺尾さんは、アキバにオタクが登場して以来のアキバウォッチャー。 寺尾さんによると、今年は、ついにオタク第四世代がアキバを席巻していくのだそうだ。その第四世代とは、平成生まれのオタクたちとのこと。「アキバで流行るカルチャー、アキバで儲かるビジネス」という御題につながったり、脱線したりの楽しい90分だった。 質疑応答が終わって、午後9時近くになった。しばらく関係者でトークの続き。秋葉原では、元日通本社ビルの跡地に高さ100mのオフィスビルが2009年秋にオープン予定で建設中だ。 このビルの下層部分には、ホールが3つ出来ることになっているらしい。それが稼働するとき、さらにアキバは変貌すると思うのだ。ということで、まだまだアキバは面白い。 9時半、東京本校オフィスに戻り、半端仕事を片付けて10時半に終了としたのだった。 |
January 22, 2008
オープンカレッジにActionScript3.0が登場
朝9時半に東京本校オフィスへ。午前10時秋葉原メインキャンパスに移動し、自己点検会議。 会議が終わったところで、修了生の渡邉真さんが大学院に来ていた。渡邉さんは、一昨年、現在も院生の斎藤芳宏さんが起業したKensaKプロジェクト株式会社に、COOとして合流したのだそうだ。 KensaKは、ネットの中から商品に対する口コミ情報を集めてくる独特の仕組みを開発している。今や口コミは、商品が売れ行きに大きく影響する。良い口コミも悪い口コミも企業にとっては集める価値は充分あるだろう。 大学院卒業後、起業する院生が、さらに仲間の修了生を迎えて、ビジネスを展開することが多くなってきている。そんな彼らに会うと、みんな起業時の苦労を味わっているものの、素晴らしく生き生きしている。新たな知恵の構築、新たな仕事経験、新たな人との出会いがあるのが起業。面白くないわけがないね。 午後1時に東京本校オフィスへ戻る。午後2時から定例の取締役会。 午後6時半、セミナールームでやっていたオープンカレッジを覗く(写真Click!)。今日は、2月から開講予定のロクナナワークショップ監修のActionScript3.0マスター講座が始まるので、その紹介も兼ねて、制作業界でたいへんな注目を集めているActionScript3.0の概要についての紹介だ。 講座の講師には、林拓也先生(写真)が担当することになった。林先生は、デジタルハリウッド専門スクールが立ち上がった初期に5年間ぐらいメインの講師の一人として、活躍してくれた先生だ。しばらくぶりの登板。有り難いかぎりだ。 夜は、採点の続き。午後10時半に終了した。 -------------------- さて、昨日の続きなのだが、一晩経ってみて思ったのは、違法サイトであれば、法律に触れる部分があるということで判断基準は明確なはずだ。しかし有害サイトとなると、誰が何をもって有害と判断するかは難しいところだ。 日本は、教育レベルも高く文化レベルも高い国だとぼくは思っている。それであれば、ブラックリストに入れるべきサイトか、ホワイトリストに入れるべきサイトかは、本当は、各家庭で家族内の判断で決めれば良いことだと思うのである。 それには、子供たちを持つ保護者たちが、自分たちで判断できるだけのデジタルコミュニケーションに関する知識を勉強しなければいけないということになる。21世紀の社会を生きる上での基本的知識を、保護者たちが手に入れる機会を作ることは、国がやるべきこととも言えるだろう。 今回のフィルタリングの問題については、デジタルハリウッドの専門スクール生、大学生、大学院生が共通のプラットフォームとして参加できる学内SNSでも、議論が続いている。また機会を見て発言するつもりだ。 |
January 21, 2008
携帯フィルタリングサービス原則化の是非
January 20, 2008
卒業制作発表会を見る
午前11時、高円寺駅近くのMosで、息子とブランチ。彼は、そのまま英語劇の発表会へ。 ぼくは、ちょっと調子が悪いBoogie Mark IIを、家の近くに去年11月にできたGuitar Shop Z'sへ持って行く。 その足で、東京本校へ。本当は、本日オフなのだが、まだ宿題が終わっていないのだ。 日曜日とあって、今日も、昨日に引き続き、校舎内は活気に満ちている。 夕方、宿題が一段落したところで、セミナールームで開催されている東京本校と池袋校の映像系総合プロコースの卒業制作発表会を見させてもらった。 池袋校からの作品上映の後、池袋校を担当した武内哲雄先生に対する愛情が溢れる受講生からの映像メッセージが流れた。そのメッセージ映像を見て、武内先生の目に涙が光っていた。 CGを一から習う受講生たちが、最後に作品を残こすまでになる。講師にとっても、凄い感動の瞬間なのだ。発表の後、武内先生みずから、受講生ひとりひとりに修了証を嬉しそうに渡していた(写真)。 その後は、東京本校からの発表。司会をつとめた受講生が、まるでお笑いを見ているようなトークで楽しめた(写真Click!)。 今日も、ぼくは、素晴らしい作品を見せてもらった。総合プロコースは、入学から卒業制作完成まで8ヶ月あまり、受講生たちの努力は、凄まじいものがあるはずだ。 ぼくは、受講生たちと14年にわたる交流の中で、最近ますます、日本人のクリエイティブの力を信じるようになってきている。 イデオロギーや宗教に縛られず、マスメディアからもインターネットからも、自由に世界中の情報にアクセスできる現代の日本人は、どんなスタイルも技法も自由にあやつり何かをクリエイトしてしまうのだ。ここに経済指標では語れない日本の力があると感じる。 今日は、疲れ気味、早めに切り上げて高円寺に戻った。 |
January 19, 2008
メキシコから来たトナくん
January 18, 2008
フジヤマ吉井社長とミーティング、夜は講師TA会
午前10時、東京本校オフィスへ。さっそく、大学の国際アニメ研究所のメンバーと2時間ほど内部ミーティング。 午後3時、今日も、サードキャンパスで日本の企業の方々へのデモをしているポールさんとエイモンさんの様子を見に行く。 午後4時前、東京本校に戻り、株式会社フジヤマの吉井順子社長(写真)とミーティング。 フジヤマは、多言語字幕作成用にネット上でシステムと、実際の翻訳者ネットワーク構築をしているベンチャーだ。そして、デジタルハリウッド大学とNCGプロジェクトの研究開発を一緒に進めてきた関係でもある。 フジヤマのビジネスプランについては、すでにアメリカ、韓国、中国、インドでビジネスプラン特許が降りていて、今後、大きな伸びが予想される国際的な映像配信。フジヤマに、たくさんのビジネスチャンスがある時代になりそうだ。 その時代を見据えて、吉井社長は、昨年Jimaxという字幕に関するコミュニティサイトも立ち上げられている。同じ映像でも、字幕によって、ずいぶんと印象も変わるものだ。映画や翻訳に興味のある方々には、お薦めのコミュニティサイトだ。 午後5時から、専門スクールのカリキュラム会議。来年度のコースについて、基本設計は終わったのだが、さらに新しく設ける講義や、オンラインでの教材開発など、詳細について検討が始まった。 午後7時、3階セミナールームで、東京本校の講師TA会。ぼくも、冒頭に挨拶をさせてもらった。その後、滝村さんが、4月からの専門スクールの方針について説明。 ぼくは、ちょっと抜けて、秋葉原で、大学院産学連携チームと打ち上げをやっているポールさんとエイモンさんをピックアップして、彼らの宿泊先のニューオオタニホテルへ送っていった。明日帰国だ。彼らとは近々、日本かアイルランドで会うことになるはずだ。 すぐに東京本校に戻る。講師の先生方は、それぞれの専門グループに分かれて、スタッフと共に議論を重ねた(写真Click!)。この場で、いろいろなことが共有され、さらに学校運営やカリキュラム構成に生かしていくことになるわけだ。 その後、なんだかんだ午前1時まで、オフィスで雑用を続けて、本日終了となった。 |
January 17, 2008
ポールさんたちと昼間は技術ミーティング、夜は懇親会
午前10時半、直接、秋葉原サードキャンパスがある富士ソフトビルへ(写真)。 11時から、昨日に引き続き、ポールさんとエイモンさんが持つ技術説明が始まる。ランチをはさんで、午後3時まで、ミーティングをした。通訳は、英語の専任教員の江幡先生が対応してくれた。 ポールさんたちへのお土産をちょっと悩んでいたのだが、ぼくが関わった新日本様式100選から、紙で作られているペーパーナイフを思いついた。夕方、さっそく銀座の伊東屋で購入。 午後7時、南青山の某レストランで、アイルランド政府系のEnterprize Irelandの日本代表のアン・ラニガンさんと、ポールさん、エイモンさん、ぼくで食事(写真Click!)。 アンさんが外交官ということもあって、話題は、EUと宗教の問題や、そこから派生する外交問題、さらに国際紛争の具体的な話など、3人とも様々の国での実際の経験があるので、リアルだ。 さらにメインディッシュの肉が出てきたところで、アイルランドの食物についての話に。イギリスから狂牛病が来てから、生鮮食品のすべてにトラッキングできるデータが付いているとのこと。野菜ひとつひとつも、買うときに生産者がわかるようになっているのだそうだ。 さらに、牛の移動はもちろんのこと、農場間での車での移動など、必ず途中で、タイヤの土をきれいに落とさなければならないなど、たいへんなコストをかけて、国をあげて食品の安全と質を保っているとのこと。 3人が3人とも、アイルランドのビーフは最高に美味しいと、ぼくに言うのだが、残念ながら、日本ではBSE問題以来、食べることができない肉になっているのだ。ちょっと残念に思う。 最後は、エイモンさんが、科学者らしく、地球外生物の存在について、データを基にいろいろと話題を投げてくれた。ということで、楽しい夜を過ごしたのであった。 |
January 16, 2008
大学教員会議
なぜか朝6時に目が醒める。二度寝できないほうなので、昨夕に録っておいたテレビ東京の「正しい王子の作り方」を見る。1月8日から始まったとのことだけど、先週は見逃してしまったのだ。 このドラマ、原案はデジタルハリウッドエンタテインメント社の中西研二さん。制作もデジタルハリウッドエンタテインメント社。そして何より、全編ほぼ、デジタルハリウッド大学八王子スタジオでロケされたとのこと。 実際に見ると、確かに、見覚えのある建物や部屋ばかり。学園ものを撮るには、たしかに完璧なロケーションだ。 午前10時、東京本校へ。まず、いつものように定例の経営会議。ランチを挟んで、さらに内部ミーティング。午後2時半に終了。 すぐに大学に移動。大学にも、「正しい王子の作り方」のポスターが求人情報の下に貼ってあった(写真)。 午後3時、大学の委員の先生方と自己点検委員会。午後4時20分からは、大学教員会議。今日も、活発な議論があった。どの先生も学生たちのことを第一に考えていらっしゃる。有り難いことだ。 午後7時、大学を出て、秋葉原の街へ。久しぶりに“ラジオ会館”へ(写真Click!)。ここは、ぼくにとっては、70年代から80年代にかけて、オーディオショップに通った場所。 しかし、今では、フィギュア専門会館と言ってもいいぐらいに変貌している。しかし、4階には、ぼくが通った店のひとつである木村無線が、まったく昔と同じように運営している。売られているものも、大きくは変わらないし、店内のレイアウトも同じ。こういう店があるところも、秋葉原の魅力だ。 今日は、ポールさんとエイモンさんは、サードキャンパスの会議室で、日本企業に彼らの技術を説明していた。前向きな反応の方々が多く、大学院の産学連携チームも、日本での展開に自信を持ったとのこと。 ぼくは、午後8時前に御茶ノ水のオフィスに戻り、午前0時まで仕事をして、本日、終了とした。 |
January 15, 2008
ポールさんとエイモンさんとミーティング
January 14, 2008
ポールさんたちが来日
January 13, 2008
本日オフ、高円寺のギターショップへ
本日オフ。 午前中、テレビをザッピングしながら、ノートPCで、いろいろ最近興味があることをググって過ごす。 午後2時、高円寺北口近くにある上島珈琲店へ行って、コーヒーを飲みながら、スギヤマスタイルのアップ作業をやる。 家に戻った後、午後5時半、家から北側に行ってすぐのところの早稲田通り沿いにあるギターショップへ。 このショップ、Guitar Shop Z'sというのだが、11月にオープンしたばかり、ぼくは12月末にその存在に気が付いた。 高円寺は、ミュージシャンも多く住んでいるコミュニティなのだが、ここ数年は、本格的な楽器店が無い状態が続いていたのだ。 店長は、レコーディングスタジオでのキャリアを積んだ方。ご自身で設計して作ったオーバードライブがミュージシャンの間で使われていたり、ギターアンプも修理してしまうという。主にプロ向けにエフェクターボードもカスタムで作ってきたとのこと。 店内は、どちらかというとプロショップ的雰囲気(写真Click!)。店長も、「高円寺にやっとまともな楽器屋ができたとお客様に言われるんですよ」と言っていた。 午後7時、今年初めてスペイン風居酒屋“ラスメニーナス”へ。相変わらず外人率が多い店だ。 ここでオーナーシェフのジョンと共にソムリエとして働くのが、ジンくん(写真)。いつもお任せなのだが、スペインワインCASTELL DEL REMEI ODA 2004を出してくれた。美味しかった。 9時過ぎ、FREE BarDへ。ぼくが持っている80年代のギターアンプTwin Reverb IIをここで使ってもらっている。このアンプ、ギターアンプ作りの名人ポール・リヴェラ氏が設計。80年代に、ロスのスタジオなどでレコーディングで活躍したアンプだ。 今日はギタリストのお客様がいらしていて、Twin Reverb IIでとてもクリーンな綺麗なサウンドを出していた。Fenderのクリーンな音は、ある意味、ギターアンプのリファレンス的な音だね。 午後11時過ぎに家に戻る。まさにオフらしいオフを過ごして、日曜日が過ぎていったのだった。 |
January 12, 2008
東京本校では、
January 11, 2008
東京ミッドタウンへ初めて行く
午前10時、オフィスでの内部会議から本日開始。 12時からは、定例のNCGミーティング。群衆シミュレーションの計算と分散レンダリングは、ほぼ終了したのだが、実写の近景と群衆シミュレーションによる遠景の間に入る通常のCGアニメーションのレンダリングで苦労しているとの報告。 さすがに、ぼくたちがトライしている次世代シネマは、横4096ピクセル、縦2160ピクセルという解像度。64ビットCPUじゃないと、いろいろと計算エラーが起きる段階に来ているのだ。 午後2時、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの方々がいらしてインタビューを受ける。“新日本様式”について単行本としてまとめるということになっており、その関連で取材中とのこと。 午後3時、専門スクールのメンバーとスクールカリキュラム会議。 午後5時、予定より遅れて、エコカフェの活動で交流があるジェイ・エス・ビーグループ新年賀詞交歓会へ。場所は、ザ・リッツカールトン東京のボールルーム。 ぼくは、東京ミッドタウンは、六本木の交差点から眺めた程度。今日、初めて施設の中に入る。まず中央のプラザにかかるビックキャノピー(写真)の構造に惹かれる。 新年会は、すでに佳境、さっそく岡社長に挨拶をした後、ミッドタウンの裏側に拡がるライトアップを鑑賞。ブルーに煌めく河の流れのように、大量の青色LEDの点滅が波打つ。確かに一見の価値はある。 さっそく、写真に納めようとGRDのディスプレイをのぞき込んだのだが、目にはサファイヤブルーに見える光も、実際にもかなり光量があるようで、通常設定される範囲ぐらいで調整しても、ほぼ真っ白。 ということで、絞りを2段階近く下げ、さらにシャッタースピードと感度を調整して、やっと目に見える色と近い画像となったのだった(写真Click!)。 午後7時過ぎ、東京本校オフィスに戻り、頼まれた原稿打ち。なぜか11時頃、眠気に勝てなくなり、オフィスで寝てしまう。起きたら、午前12時半。ちょっと仕事をして、東京本校の実習教室をひとつづつ訪ねた。 金曜日の夜中、どの教室にもオールナイトで制作を続けている受講生たちがいた。全部で数十人。彼らの熱意を受け止められる学校であり続けるために進化せねばと、毎度のことではあるが、決意を新たにする。 午前2時、東京本校を後にした。 |
January 10, 2008
大学で後期試験
午前中は、原稿打ち。12時に秋葉原メインキャンパスへ。メインキャンパスからは、秋葉原に新しく登場する高層ビルの基礎工事現場が見下ろせる(写真)。まだまだ秋葉原は変化していくわけだ。 12時半、教室に入って、「デジタルコンテンツビジネストレンド」の期末試験の準備。午後1時から60分の試験。 デジタルハリウッド大学では、これまで大学院では講座やゼミを持ってきたのだが、大学生に講義をしたのは、今年度の後期からだった。 ぼくとしては、久しぶりにレギュラーで大学生に対する講義を行ったし、またペーパーテストをやるのも、日本大学時代以来だ。 いつもはリラックスした雰囲気で学生たちとやりとりしているのだが、今日は、ぼくも試験官モードなので、学生たちの間にも、ちょっとした緊張感が走っていた。午後2時終了。 期末試験開始とあって、キャンパスには、いつも以上にたくさんの学生が来ている(写真Click!)。そんな中に、年末、留学から帰国した学生たちも。午後3時から、コンテンツ産業から10社が集まってくれて、大学内で会社説明会をやってくれるので、それに参加とのこと。就活もいよいよ始動だ。 午後3時過ぎ、オフィスに戻り、内部会議。午後4時、経営コンサルタントの方とメーカーの方がいらして、ヒアリングを受ける。ぼくが考えていることや経験がお役に立つなら、うれしいことだ。 午後6時、静岡県庁の前田さんがいらした。1月25日に行うしずおかデジタルコンテンツグランプリ2007の表彰式について打ち合わせ。 静岡県は、知事が、このグランプリを強く後押ししてくれていて、この表彰式にも、知事自らがいらっしゃるとのことなのだ。このようなグランプリは、何よりも、関係者が熱意を持って毎年継続していくことが重要なのだ。静岡県の姿勢は、素晴らしいと毎年思うのだ。 また、記念講演に、「スキージャンプペア」の真島理一郎監督が来てくれることになり、ぼくがナビゲーターをやることになった。静岡周辺の方、ご参加よろしく。 午後7時からは、スタッフと、来期スケジュールの調整。定例の会議や講義が、どんどん決まり始めているので、よく考えて調整していかないと、実際にぼくが作業をする時間が無くなってしまうのだ。 その後、午後11時半まで仕事をして、本日終了。 |
January 09, 2008
エチオピアとメガネ
午前9時半にオフィスへ。午前10時から毎週の経営会議。午後1時前に終了。 いろいろメールをチェックしていたら午後2時過ぎに。この時間なら空いていると思い立って、「エチオピア」へ。 辛さはちょっと控えめの10倍にして、いつものように野菜カレーを、ライス半分にしてもらって食べる。ここのカレーは、独特なおいしさ。ときどき無性に食べたくなるのだ。 午後4時半、秋葉原メインキャンパスへ。大学と大学院スタッフが出席する運営会議。 午後6時半、御茶ノ水のオフィスに戻り、仕事。今、自分が書いたものも含めて、いろいろ資料を読み返しているのだが、いよいよ老眼(笑)になっていて、本を読むだけのメガネ(写真)にお世話になっている日々だ。 夜、IMJの柳沢さんに誘われて、IMJグループの方々と五反田のスタジオで楽しく新年会(写真Click!)。 今年は、これまで以上に、公私共に、グループ企業の方々と公衆が活発になる年になりそうだ。 |
January 08, 2008
大学院教員会議など会議が続いた
January 07, 2008
神田明神へ初詣
January 06, 2008
オフを楽しむはずだったが、、、
January 05, 2008
東京本校、今日から開講
January 04, 2008
2008年の仕事始め
January 03, 2008
代々木公園でのんびり
January 02, 2008
大宮八幡宮に初詣
午前中、母親のために、プロバイダのサイトからメールアドレスの取得と迷惑メール駆除などのサービスの申込みを行う。 MacBookのメール設定に、ちょっと手こずるも、無事、開通して、さっそくケータイから写真を送って確認。その後、母親に、まずはメール受信とメールを読む方法を教える。まったくパソコンを知らない人に教えるのって、かなりたいへんだなと、しばらくぶりに認識。 午後2時過ぎ、母親の家を出て、五日市街道を使って、高円寺方面へ向かう。途中、毎年、必ず家族で初詣に行く杉並区の和田堀公園の近くの大宮八幡宮へ。さすがに2日の昼間とあって、たくさんの人が初詣に訪れていた(写真Click!)。 この大宮八幡宮は、八幡通り側からの参道が、それなりに長く、両側にずらっと出店がでるので、こじんまりながらも十二分にお正月らしさを満喫できる。今日は、“のしいか”の露店で足が止まってしまった。 目の前で、スルメを炭火で炙って柔らかくしたところで、“のしいかマシーン”で、ずるずると伸して、くるっと巻いて渡してくれるのだ(写真)。十二分に薄くなっていて、食べやすいし味も美味しかった。 夕方、家に戻る。なんだか胃腸が疲れ気味。あり合わせで夕食を食べて、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見る。今晩は、“イチロー・スペシャル”だからだ。体を動かすということを通じて、脳を望む方向に作っていき、超一流の感覚をさらに伸ばしているんだなというのが感想。やっぱり超一流は凄い。 9時過ぎからは、「英語でしゃべらナイト」、今日のテーマは、“Jパワー”って、つまりCool Japanのことかな? ということで、メインゲストは麻生太郎前外相。2時間あまりのスペシャル番組の最後の最後に、デジタルハリウッド大学で、CGアニメーションを学ぶ留学生が紹介されていた。このためのロケを12月に大学でやっていたことを思い出した。 その後も、そのまま「爆笑問題のニッポンの教養」を見る。この番組、研究者たちの視点が面白くて、よく見ているのだが、今日は、新年会形式で議論が拡散している感じがしている間に眠くなって、そのままソファーで寝てしまったのであった。 |