プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

August 31, 2007

シャ乱Qはたけ氏が、大学でセカンドライフセミナー!

Click!
午後1時から、学長室で、スクールで使うメッセージのビデオ撮影。東京本校の運営スタッフが手伝ってくれた。

その後、秋に配布されるスクールの学内用手引きの校正。ページ数が多いので、かなりの作業量だ。

午後4時から本部で、内部の取締役たちとミーティング。

午後6時半、秋葉原メインキャンパスへ移動。今日は、いよいよ、シャ乱Qはたけ氏による「セカンドライフにおけるヒットメイキングの極意」というセミナーの本番だ。

メインキャンパスのセミナールームには、ぞくぞくと参加者が集まってきていた。8割ぐらいの方々が、コンテンツ産業の業界人だ。そこに、デジタルハリウッドの院生と学生、さらに20人以上のマスコミの方々が参加。都合100人以上の人が集まった。

始まる前、はたけさんは、「一万人集まった武道館より、ずっと緊張する」と言いながら、会場に入っていった(写真)。

午後7時過ぎ、セカンドライフ住人たちからの暖かい電報が披露され、はたけさんのセミナーが始まった。前半は、三淵教授やマグスルの新谷卓也社長から話を引き出す感じで、そろそろと入っていったはたけさん(写真Click!)。

しかし、後半は、はたけさんが考える仮装世界でもヒットを生む「拾の極意」を披露。このへんからは腕に自信のある業界人たちも、大いに納得して、話に引き込まれていったのであった。さすがにエンタテインメントのプロだ。本当にお客さんをいかに楽しませるか、その心得ができているのであった.

最後は、マグスルのUri Kuri姉さんがはたけさんとレコーディングしたセカンドライフを題材にした演歌「低スペックな女」のPVを初公開。大きな拍手と共に120分間のセミナーは大成功で終了したのであった。

参加者からは、はたけさんが心から楽しんでセカンドライフでの活動をして、たくさんの仲間といろいろなトライをしてきたからこそ、得られた知見で、とても役に立ったという声があがっていた。

その後、マスコミからの囲み取材を受け、関係者で、金曜日夜の秋葉原の居酒屋で打ち上げ。はたけさんは、ワインを飲みながら、「今日の経験で、次はどうすべきか、いろいろアイデアが出てきたので、もっと実際のセミナーをやっていきたい」と発言。素晴らしいことだと思う。

午前1時に解散となったのであった。

  

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August 30, 2007

大学で天野教授とミーティング

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午前中から、部屋に篭って仕事。午後2時半、秋に審査が行われるメジャーなコンテストに、デジタルハリウッド受講生作品として応募する作品について、本部スタッフとレビューした。

多くの受講生たちの素晴らしい作品が、コンテストに応募している。一昔前のコンテストと異なって、ただ優秀な作品を見つけて表彰するだけでなく、表彰後にいろいろなチャンスが与えられるコンテストが、ほとんどとなっており、これはクリエーターの卵たちにとっては、とても良い傾向だと思う。

午後4時、秋葉原メインキャンパスへ。サークル活動やプロジェクトのため、けっこう多くの学生が登校している。

午後5時、天野昭教授(写真)と後期の授業についての打ち合わせ。その打ち合わせに入る前に、天野先生が、最近受けられたコンピュータグラフィックスを駆使した高度な医療診断について、お話を伺った。

最近の医療画像情報処理は素晴らしいレベルということは知っていても、自分の体の断面を3DCGリアルタイムで見せられ説明されると、とてもエキサイティングだったとのこと。

午後7時、秋葉原から御茶ノ水に徒歩で帰ることにする。久しぶりに、散歩がてら、いろいろと秋葉原の路面店を見てまわったのだが、多くの店頭に、中で売っているものとまったく関係なくラーメン缶が売られている。

現在の秋葉原は、夏ということもあるのだろうが、完全におでん缶よりラーメン缶がブームになっている。このラーメン缶、最近は、一般のコンビニでも見られることがあるが、秋葉原にはさらに、ここでしか手に入らないようなデザインの缶もある。

途中、セカンドキャンパスに寄る。そこからの帰りは、御茶ノ水まで上り坂なので、それなりに運動になるのだ。

午後8時、東京本校へ戻る。いつも、スギヤマスタイルで紹介しているけれど、今、一階のエレベーターホールでは、中吊り広告の課題の展示をしている。ひとつひとつ見ていくと、かなりレベルが高い作品が多い。東京本校にいらしたときは、ぜひ見ていただきたい。

その後、学長室に戻り、そのまま仕事をしながら、Second Lifeで、いろいろな方と打ち合わせて、午後11時、仕事を終了した。



  
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August 29, 2007

IGFXチームがセミナー

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午前10時から、毎週の経営会議。常勤役員のランチミーティングを挟んで、午後3時まで続いた。

学長室でしばらく執務をした後、午後4時に秋葉原メインキャンパスへ移動。4時半から大学院の内部会議。

本日、午後4時から、東京本校セミナールームでは、プロダクションI.GのCG部門のIGFXとボーンデジタルが主催するセミナーが行われている。

このセミナー、本科2期生で、現在、IGFXプロデューサーの水谷英二さんが、IGFXで働く、BortolussiさんとBrussinoさん(写真)の持っている技術を、セミナーで公開して、もっと業界全体でレベルアップをしていこうというコンセプトで仕掛けたもの。素晴らしいことだ。

ぼくも6時から聴講。ちょうどBortolussiさんが、前職で関わったハイウッド映画の海から出てくる怪物について講演をしていた。ZBrushを使ったとのことだったが、映画のクローズアップに耐えるには、結果的に10Kという超高解像度のテクスチャーを用意しなければならなかったとのこと。会場には大勢のプロたちが集まって熱心に聞いていた(写真Click!)。

午後7時半、セミナーが終了。しばらく水谷さんと歓談した。午後8時から、学長室に篭って仕事。

さて、ぼくの界隈では、もうすぐ公開となる「エヴァンゲリヲン新劇場版」の話題で盛り上がっている。全四部作となるそうだが、エヴァンゲリヲンに関しては、ハリウッドでの実写映画化も決定している。実写とアニメ、ぜひ両方とも見てみたい。

午前0時に仕事を終了した。
  
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August 28, 2007

オンラインスクールに曽和裕次さん登場!

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午前9時に東京本校へ。午前10時に秋葉原メインキャンパスへ。そのまま定例の自己点検会議。

お昼に終了して、午後2時から取締役会議。今日も実のある議論ができた。午後4時に終了。

すぐに学長室に戻り、アクティブビット社の福岡貴志代社長とミーティング。福岡社長は、とくに世界最高水準のプログラミング開発管理能力を示すCMMi-5レベルのインド人エンジニアの派遣という非常に特徴あるビジネスも展開されている。

しかし、そのレベルのエンジニアを管理できる日本人が大手企業にもほとんどいないという日本の現状にたいへん危惧をいだかれているとのこと。

インドのコンピュータサイエンスの一流大学では、1年間だけ講義をした後、残りの3年間は、実際に欧米から受注したシステム開発を教授陣といっしょに進めることにより、実践的にプログラマーが育成されることを目の当たりにされたきたとのこと。

そこで、株式会社立のデジタルハリウッド大学にとても興味があるとのことだった。いかに世界で通用するソフトウェアエンジニアを育てるか?、本当は国家戦略の一つとして日本が取り組まなければならない問題だ。

午後5時、しばらくぶりに、アキバ経済新聞の編集スタッフたちと会う。みんな元気そうだ(写真Click!)。購読者も順調に伸びていて、月間80万以上のアクセスがあるそうだ。

午後7時、秋葉原セカンドキャンパスにて、大学院の面接試験。

試験が終了したところで、同じビルにあるオンラインスクールへ。今日は、昔、デジタルハリウッドの名物スタッフだった曽和祐二さんが、オンラインスクールで講演をするのだ。

ぼくも本の帯に、サンプラザ中野さんと共に、応援メッセージを出させてもらったのだが、曽和さんは、最近、「イヤでも売れる露出力」を上梓されたところなのだ。

話題の本の著者が、オンラインスクールに登場とあって、今日のオンラインスクール体験イベントには、60人を超える参加者が全国から集まり、講演中、チャットによるコミュニケーションもとても盛り上がっていた。

仲間の活躍をオンラインスクールで紹介できるなんて、とてもうれしいことだ。

午後10時、御茶ノ水に戻り、午前1時まで、資料を読み込んで、今日は終了とした。

  
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August 27, 2007

Second Lifeの「世界陸上」

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本日は、アポイントは無いので、家で午前中は、家でバーチャル東京でやっている世界陸上へ遊びに行く。400m走や砲丸投げをやってみた(写真Click!)。

大阪で実際に行われている世界陸上があり、その事実を十分に知らされているうえで、それにリンクしたSecond Lifeでのイベントがあるというのは、Second Lifeの中で、独立してスタジアムがあって、そこのトラックを走れるというのとは、ぜんぜん違う感じがする。

リアルとバーチャルを重ねて扱うというところに、Second Lifeを利用する新たな局面が見える感じた。

午後から、東京本校へ行き、学長室で、しこしこと仕事を始めた。

デジタルハリウッドでは、ご存知のようにSecond Lifeの研究・開発・製作・教育と、あらゆる方向に、何人もの教授たちや大学院生、修了生、さらにスタッフたちが力を入れている。

とくに教育と普及においては、デジタルハリウッドのソリューション事業部が、展開している。当初、Second Lifeとは何か?という感じのセミナーが多かったのだが、現在では、Second Lifeで、オリジナル展開をするときの肝であるす「リンデンスクリプト」のセミナーに人気が集まっている。

大学院の一期生で、ぼくのゼミで、ヴァーチャルリアリティ関連ビジネスの研究をしていた大槻透世二.さん(写真)は、今やSecond Lifeのエバンジェリストとしても、自身サイバーアドベンチャー社を起業し、とても頑張っている。

その大槻さんが、講師を務めるセカンドライフ・トレーニング講座でも、だんだん「リンデンスクリプト」を受講する人が増えてきているとのこと。

日本には、3Dを扱えるクリエーターは多いのだが、「リンデンスクリプト」の名手は、とても少ない。そこが、企業がセカンドライフで面白い企画を考えても、実現するのに手間取る原因ともなっている。デジタルコンテンツ産業の新しい職種として、挑戦する人が増えて欲しいものだ。

という、ぼくも、夜は、「リンデンスクリプト」の勉強をしていたのであった。昔からのことだけれど、プログラミングの世界にいると、あっという間に時間が経ってしまう。気がついたら夜中だった。

  
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August 26, 2007

東京阿波踊り

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本日はオフ。午前中、世界陸上を見て、午後は、昨晩、録画しておいたF1トルコグランプリ予選を見る。

夕方からは、東京阿波踊りの見物に出る。毎年のことながら、街中、たいへんな人出だけれど、車の交通規制だけでなく、歩行者が通る道にも、入れる方向などの規制があるし、地元警察だけでなく、ボランティアの人たちの活躍もあって、混乱なく見物することができる。

しばらく北口の特設ステージでの踊りを見物(写真Click!)。様々な連の個性ある踊りが見れるのは、本当に楽しい。

午後8時過ぎ、十分にお腹が空いたのだが、もうどこの居酒屋もレストランも満席か予約でいっぱい。ということで、隠れ家的な場所にある「ラス・メニーナス」へ潜り込む。

いつもながら、座っていれば、お任せで、ジョン(写真)のおいしい料理が適量できてくる。ここで選んでいるスペインワインも安くておいしい。

10時半に家に戻り、そのまま寝てしまったのであった。
  
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August 25, 2007

24年も続く「土曜会」で後援!

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朝、早起きして、世界陸上の男子マラソンを見る。朝とはいえ気温が高くて、選手たちが辛そうだった。

午後から表参道へ。午後2時前に、南青山会館に着く。今日は、ここで、「土曜会」という勉強家で、講演をさせていただくのだ。

土曜日の午後2時というのに、会場にはぞくぞくとメンバーの方々が集まっていらした(写真Click!)。講演のテーマは、 「COOL JAPAN」は、日本の国力になる!〜クリエイティビティをビックビジネスにせよ〜。

2時10分から講演をしたのだが、講演を始めた頃には、席が全部うまってしまい、社会を動かす中核のビジネスパーソンたちにも、興味が沸くテーマなんだなと実感。

さて、この「土曜会」、なんと24年も続く異業種の方々が集まる勉強会とのこと。継続は力なりというけれど、それだけメンバーたちに意味のある活動になっているのだろう。

ぼくも十分楽しんだのだけれど、1時間あまり早口で講演をさせていただいた後、質疑応答が2時間あった。質問は次から次へと途切れることがなく、簡単には答えられないような質問ばかり。これが「土曜会」の文化なのだろう。

さて、5時半からは、会場を近くのワインバーに移して、ノミニケーション。おひとり、おひとりと、いろいろお話をすると、じつにいろいろなお仕事の話を聞けて、とても勉強になったのだった。

午後8時過ぎにお開きになり、その後、用事を済ませて、午後11時半に高円寺に戻る。高円寺は、今日から2日間、「東京阿波踊り」。12000人の踊り手が繰り出し、120万人の人が見物に来るというスケール。

ということで、JR高円寺駅は、まだまだごった返していた。踊りは10時で終了しているのだが、もちろん、その後は、街中、飲み会で盛り上がっている。路面店の飲食店はほとんど、ビール箱を積んで、その上にベニア板を載せただけのテーブルを路上にまで出して、集まった人たちにサービスをしている。

さて、そんな中、開店3周年記念パーティをやっている「FREE BarD」へ。仲通り商店街にあるこのバーは、オーナーのマークくんの世界観がとてもはっきりしていて、とっても良い感じだ。

今日はパーティということで、ライブでジャムバンドも入っていて、冷房が効かないほど、大勢のお客さまが来ていた。マークくんは、首にタオルを巻いて、頑張っていた(写真)。

この飲食店激戦地区の高円寺で、しかも、DEEPなエリアで、生き残るって、本当にたいへんなのだ。マークくん、おめでとう!
  
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August 24, 2007

ECO EXPOからの取材

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12時から定例のNCGミーティング。このスギヤマスタイルの右側のほうにバナーを貼ってあるが、いよいよ、みなさんのPCに参加していただく「デジタルエコロジー」というコンセプトのもとに行う分散レンダリングのプロジェクトが開始された。

プロジェクト自体、ネットに常時繋がっている1Gのメモリーを積んであるPCであれば、参加していただけいるようになっている。ぜひ、バナーをクリックして登録を進めていただきたい。

また、このプロジェクトでは、協力してくださる方々や、バナーを貼っていただけけるサイトやブログを求めている。ご検討をお願いできる方は、ぜひNCG研究室にご連絡をいただきたい。

午後1時、大学院修了生でもあるE-SPACEの両角由美さんと現院生でもある奥寛昭くんと写真家の大庭佐絵子さんが、取材にやってきた(写真)。

これまでE-SPACEでは、クライアントに対しての仕事をメインとしてきたが、いよいよ自分たちで、媒体となるサイトを立ち上げることになったのだそうだ。素晴らしいトライだね。

秋にオープンが予定されているサイト名は「ECO EXPO」。エコ商品とサービスオンライン展示場というものだそうだ。さっそく、「デジタルエコロジー」について取材してもらった。

しかし、エコって、僕たちの生活のメインコンセプトとして、そこから、すべてを見直さなければならない事態に陥っているのではないだろうか? 

例えば、二酸化酸素に限っても、京都議定書では、日本はー6%を目標としたわけだけれど、実情はあれから+8%になっている。しかし、温暖化の影響だろうか、こんな暑い夏を越すには、みなさん冷房が欠かせない生活になってしまう。こんな環境変化の中で、電気を使わずに、熱射病で死ぬというわけにもいかない。

もう、できることからやるという状況ではなく、できることはすべてやるという状況なのだろう。戦争なんてやっている場合じゃないことだけは確かだ。

午後4時、大学院で教鞭をとっていただいている吉村毅先生とミーティング。いろいろと有益なアドバイスをいただいた。

今日は、午後7時過ぎに仕事を終わらせて、久しぶりに外部の仲間に誘われて飲み会へ。場所は、中目黒の亜細亜食堂 目黒川店

集まった方々は、いずれもWEB業界人たち。いろいろと面白い話をたくさん聞けた(写真Click!)。こういう少人数での飲み会って、じっくり話せるという点がいいね。

11時前に解散となった。
  
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August 23, 2007

「バーチャル東京」プレス発表!

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朝、東京本校によって、そのまま秋葉原メインキャンパスへ。今日は、午前10時から、自己点検委員会。11時から大学の教員会議と続く。

12時半に教員会議が終了し、そのまま汐留の電通へ。今日はいよいよ、兼ねてから準備が進んでいた「バーチャル東京」のプレス発表なのだ。

電通ホールの壇上には、今回の「バーチャル東京」のプロデューサー水口哲也さん、映像作家の真島理一郎さん、アスキーの福岡俊弘さんらが並んでいた(写真Click!)。

今回、大企業がセカンドライフに進出する場として電通が所有する広大な土地の真ん中に「バーチャル東京」が創られたのだが、その街のアトラクションとして、最初に取り上げられたのが、真島さんの「スキージャンプペア」なのだ。

なんと街の中央にランドマークとして、200mの高さを誇る「東京シャンツェ」が出現。スキージャンプペアのスタート地点は、地上170mに設置されている。ここで、出会った人と、二人で、実際にスキージャンプペアを体験できるのだ。

今日のプレス発表では、さっそく目の前で「スキージャンプペア」が行われた。地上170mから見下ろすと、凄い高さだ。最初のジャンプは、なんとあの崇高なジャンプ「ジーザス」。自分が「ジーザス」を飛べると思うとワクワクしてしまった。
また「バーチャル東京」に建設されたスタジアムでは、25日からの世界陸上とリンクして、いくつかの競技をやることができるというイベントも開催されることも発表となった。

午後3時過ぎに東京本校に戻る。午後4時から、「週刊東洋経済」からの取材。毎年、秋に出す大学特集に関連した取材とのこと。

午後5時、スタンフォード日本センターの山下さんとミーティング。スタンフォード大学から、日本のコンテンツ産業でのインターンシップを希望する学生のお手伝いをさせていただいた件。今後もそのような希望の学生が増えそうとのことだった。「Cool Japan」のひとつのエピソードといえるだろうね。

午後6時から、やっと今日の通常の仕事。午後10時に終了。

家に帰る前に、ちょっと一息ということで、久しぶりにエレガット(写真)を引っ張りだす。弦が錆びてダメになっていたので張り替えて、アンプを調整して、それらしい音にして弾く。

夏が終わりに近づいてくると、なんかボサノバが弾きたくなるのだ。エレキとはいえ、ガットギターの音は、心に優しく響くもんだ。

  
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August 22, 2007

内部会議が続いた日

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午前9時、東京本校へ。午前10時から定例の経営会議。ランチタイムは、ボードメンバーと打ち合わせ。午後1時から、さらに会議が続き、午後3時に終了。

午後3時から、内部ミーティング。45分ほどで終了。

午後4時半、秋葉原メインキャンパスへ移動。そのまま大学の全事務局スタッフが集まる大学運営会議。1時間ほどで終了。

夏休み中とはいえ、大学には、けっこう多くの学生たちが登校してきている。とくに今日からは、安楽先生(写真)が、3年生向けに就職対策セミナーを開始。かなりの数の学生が集まっていた。

また夏休み中は、いくつものプロジェクトがさかんに動いている時期。櫻井教授が水島精二監督と組んで進めているアニメ製作も、いよいよ2つのストーリーの骨子が出来上がり、キャラクター開発の段階になってきており、ひとつの会議室を占有して連日のように打ち合わせが行われている(写真Click!)。

しばらく、学生たちと交流して、午後7時に御茶ノ水の東京本校へ戻り、通常の仕事に入る。

夜、Second Lifeへ行き、しばらく活動。シャ乱QはたけさんによるSecond Lifeセミナー「セカンドライフにおけるヒットメイキングの極意」も近づいてきた。

明日は、いよいよ電通で、セカンドライフに出現する「バーチャル東京」のプレス発表もある。いろいろ言われていても、セカンドライフは、地道の日本社会に根を下ろし始めていると思うのである。

そんなことを考えながら、In Worldを徘徊していたら、夜中1時になっていたのだった。

  
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August 21, 2007

いろいろな出会いがあった日

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9時に東京本校へ。メールチェックをして、秋葉原へ移動。午前10時から大学で自己点検会議。

お昼に終わって、御茶ノ水に戻り、午後1時半からイーブック イニシアティブ ジャパンの鈴木雄介社長(写真)と学長室でミーティングをした。

鈴木社長は、早くからマンガの電子書籍化に取り組まれ、現在、業界ナンバーワンの地位を築いていらっしゃる。マンガは、日本の出版物として、他の出版物と比べようもないほど多く、翻訳され出版されている。しかし、外国の出版社と契約し、一度渡してしまうと、実際、どの程度売れたかもわからないような例を多いとのこと。

その点、デジタル化されたマンガは、販売権だけを、それぞれの現地に渡し、データは日本のサーバーから、直接読者へという方法がとれるという点で、ビジネス的にも非常に大きな可能性があるというのだ。素晴らしいチャレンジだ。

鈴木社長は、若い人への教育にも強い関心を持っていらっしゃる。さっそく、秋から大学のゲスト講師として、電子出版についての講義をしていただく方向で検討していただくことになった。

午後2時半、スタッフと面談。その後、3時から、東洋経済新聞社の学生向け就職情報誌『GO TO→』からの取材。主な読者は、大学3年生とのことで、ビジネスとクリエイティビティについて話させていただいた。

午後4時からは、ディーライツ社の佐伯さんらと、コラボレーションの可能性について、ミーティング。デジタルハリウッド大学院との共同プロジェクトが始まるかもしれない。

午後6時、昨晩から何も食べる時間が無いことに気がついて、長年通っている御茶ノ水駅前の中華飯店で五目そばを食べる。

さて、大学キャンパスがある秋葉原では、今、古いビルが壊され、新たなビルの建設ラッシュが続いている。メインキャンパスの隣でも、2つのビルの建築が進んでいるのだが、新たに隣接した古い大型家電店の取り壊しが始まった。ますます秋葉原は変化していきそうだ(写真Click!)。

午後9時、大学生の荒木さんが学長室に来て、作ってもらっていたICBENという国際学会のプロモーションビデオの最終確認。その場で、少しだけ手直しして完成。

午後11時、さっそく映像データを、MEGAUPLOADというサービスを使って、オハイオにいる友人へ転送。このサービス、プレミア会員になると、アップロード容量制限が無いのだ。2G近いデータを、海外と簡単にやりとりすることができる時代、海外との仕事も本当に楽だ。

アップロードの状況を見ながら、仕事。ふと気がついたら午前2時だった。


  
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August 20, 2007

東京本校で過ごすオフ?

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今日まで基本オフ。しかし、自分のオフィスで、やりたいことがたくさんあるし、仕事もあるので、朝、クリニックに寄った後、東京本校へ。

今、東京本校の隣では、御茶ノ水美術専門学校の新校舎の工事が始まっている。いよいよ基礎工事となり、大型重機が昼間さかんに動いているのが、部屋から良く見える(写真Click!)。

今日はまず、実際にPCで試しながら、読み進めたかった「リンデンスクリプト入門」(写真)に取り組んでみた。

セカンドライフの楽しさを理解するうえで、リンデンスクリプトを知ることは、とても重要だ。セカンドライフには無限の可能性があるとよく言われているけれど、その可能性を実際に実現するのが、リンデンスクリプトということになる。

実際、セカンドライフでは、クリエーターとエンジニアが上手にコラボしている姿をよく見かける。プログラミングにアレルギーが無い方は、ぜひ、リンデンスクリプトを勉強していただきたい。

夕方、近くの腕の良いリペアマンがいるギターショップへ。そこで、ギターのコンデンサをセラミックのものから、オイルのものに取り替えてもらった。

午後7時からは、仕事モードとなり、午後10時、大学生とプロジェクトの件で、ミーティングを1時間ほどして、午前1時に仕事を終えたのであった。
  
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August 19, 2007

国立へ行く

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午前中、資料が必要となったので、東京本校のオフィスへ寄る。午後、御茶ノ水から中央線で国立へ。今日は、母の家を訪ねるのだ。

母の家に行くと、今年、ちゃんと梅雨で雨が降り、その後、たいへんな天気となったためか、とにかく庭の植物が大きく育っていて、どの木も、すごい勢いで葉が広がっていた。

母は、近年、かなり腰が悪くなってきていて、長く歩くことができない。ケータイを買い換えるついでに、家に光ファイバも入れようということになり、夕方、少し涼しくなったところで、国立の街へ出る。

この街では、モスバーガーも、ちょっとロゴが違ったりして、おしゃれな雰囲気を出している(写真)。結局、auからもうすぐ発売となる「簡単ケータイ」が、GPS搭載となり、母親には良さそうなので、その発売を待って、同時に光の契約もすることにした。

午後6時半、カジュアルなフランス料理屋さんルミエール ドュ ソレーユへ。国立は、フランス料理屋さんの激戦地区。

初めてきた店だったけれど、お料理も接客も丁寧。一人暮らしだと最低限栄養がとれることだけ考えて食べているという母が、しばらくぶりに料理らしい料理を食べたと喜んでくれた。

ぼくも、普段、さっぱりしたものしか食べていないので、ちゃんとしたフランス料理は、けっこうどっしりきた。薦められたワインも美味しく、最後のデザートも、たっぷりの盛り合わせ。こんなに満腹感を味わうのは、久しぶりだった。

午後9時半、高円寺に戻り、早めに寝たのであった。「食べて飲んで寝る」という、ぼくの休みの基本が今日も繰り返されたのであった。
  
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August 18, 2007

趣味に没入した日

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今日は、昨日までと比べると気温が10度も低い。とは言っても28度だ。しかし、かなり涼しく感じる。

これなら出歩けるので、昼間、家族と買い物。夕方、整体の先生のところへ行き、帰りに普段は行かない渋谷のギターショップをハシゴする。

エフェクター用パワーサプライを探していたのだが、ちょうどProvidence社から、ぼくが探していた仕様のものが出ていたので購入した(写真Click!)。

エレキギター用のエフェクターは、だいたい006Pと呼ばれている9Vの直方体の電池が使われるのだが、ネジ止めしてある蓋を開けるなど、交換に手間がいるうえ、入れたままにしておくと、けっこう消耗してしまっていたりする。

ということで、エフェクター用に直流9Vをサプライする電源って、いろいろ出ているのだけれど、この品質はかなり重要だ。というのも、電源のクリーン度から言えば、電池が最も良く、従って音質も電池が良い。だから、パワーサプライは安物ではダメなのだ。

まあ、クリーンで安定した電源というのは、エレキギターに限らず、すべてのオーディオの基本になるもの。ここをケチってはだめなのだ。

さて、夜、ギターアンプの調整をしていて、昔からストックしてある真空管を見ていたら、懐かしいGeneral Electric社の真空管が出てきた(写真)。現在、世界の真空管はロシアや中国や東ヨーロッパの一部でしか生産されていないと言っても過言ではない状況。

オーディオ用というだけでなく、昔の軍事用機材の中に、まだまだ真空管が使われている現役のものがあるというのも生産工場がある理由だそうだ。

アナログオーディオマニアや音楽スタジオの技術者の中には、イギリスのMullardやアメリカのRCAやGEなどの真空管を探す人もたくさんいるのだ。出てきた12AT7WAは、まだ使えそうだ。

いつもはデジタルの世界にどっぷりなので、同じ仕様なのに、ひとつひとつ音の違いが出る真空管が楽しくて仕方がない。

そんなことをしている間に、夜は更けていったのであった。

  
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August 17, 2007

突然はたけさんの誕生日パーティへ行く

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朝8時に、デジタルハリウッド大学のAさんと高円寺駅前のマクドナルドで打ち合わせ。ぼくの友人のアメリカの研究者から頼まれていた学会発表用でビデオ制作をAさんに頼んでいたのだ。

徳島にVJの仕事で行っていたというAさんは、今朝6時半に新宿駅にバスで着いたとのこと。しかし疲れている様子がない。さすがに若さだ。

マクドナルドで、二人で、ノートPCを広げて、映像をチェック。とりあえず、この形で、アメリカに送ってみることにする。

午後、御茶ノ水の本部へ。ちょっとだけスタッフと打ち合わせをして、六本木ヒルズへ。息子と待ち合わせて、TOHOシネマズで、「トランスフォーマー」を観る。SIGGRAPHで、VFX部分のメイキングについてセミナーを受けていたのだが、実際、映画館で見ると、本当にトランスフォームする部分が素晴らしい。夏休み息子とみるには、もっとも適した映画という感じだった。

せっかくヒルズまで出たので、そのまま森タワーの5階のレストラン街で夕食。ちょうど、森美術館の入り口につながるガラスタワーが綺麗に見えていた(写真Click!)。

そこで、ケータイをチェックしたら、はたけさんから留守電が入っていた。セカンドライフに行ったら、うちのスタッフから、ぼくが六本木にいると聞いたので、ぜひ、今晩のはたけさんの誕生日パーティに顔を出してねというのだ。はたけさんって、本当に腰が低くて優しい人なのだ。

夜9時、六本木の「ロックの殿堂六本木バウハウス」へ。行くと、そこには、お馴染みのセカンドライフで活躍している面々たちが大集合していた。しゃ乱Qのはたけさんの誕生日というより、セカンドライフのはたけさんの誕生日会のような雰囲気。

しかし、演奏が始まると、VIPルームから次から次へと大物ミュージシャンさんたちが出てきたのだった。TUBEの前田亘輝さん、SHOW-YAの寺田恵子さんなどが唄ってくれて、もちろん、はたけさんもギターを弾きまくりだった。リッチー・ブラックモアみたいな早弾きだった。

貸切というわけではなかったので、今晩、たまたま、バウハウスに来てしまった方は、びっくりだっただろう。はたけさんは、30代最後の誕生日ということで、ちょっと感慨深いとのことだったけれど、とてもハッピーそうだった(写真)。
  
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August 16, 2007

夏休み初日

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今日から夏休み。普段、家族とゆっくりいっしょにいるというようなことが無いので、家族といっしょにいるというのが基本の過ごし方となる。

朝、起きて、映画館では見逃した「ナイト ミュージアム」のDVDを息子と見る。

お昼に高円寺の街に出てランチ。仲通りの中華料理屋「成都」は、店の入り口を石獅子が守っている(写真)。ここはコストパフォーマンスが高いので、ときどき夕食に来るのだが、ランチタイムは初めて。

ランチはバイキングで800円とのこと。しかし、看板をよく見たら、月曜日と木曜日は700円。これはお得だ。店内は中国の裏通りにある食堂のような雰囲気(写真Click!)。

さらにウェートレスもシェフも中国の方々。味付けや使っている食材の選び方も、日本風中華ではない。バイキングということで、ひとつの料理を大量に作るわけだが、それだからこそ、かえって美味しくできているという印象だった。

午後2時半、ちょっとだけ、昨日中に終わらなかった仕事をするために、東京本校の隣にある本部オフィスへ。役員室のメンバーと打ち合わせて、高円寺に戻る。

夜は、この暑さで、やっぱり沖縄料理が食べたくなり、今日は、沖縄居酒屋「抱瓶」の系列店の沖縄料理本店「きよ香」へ。この店、1961年開業ということで、「抱瓶」からみると本店にあたる店。

とても小さなお店なので、いつも満員。「抱瓶」とほぼ同じメニューでも、少しだけ味付けが大人っぽくて、なんか落ち着けるのである。いつものように「石垣地ビール」を飲んで、ゴーヤチャンプルーを食べた。

家に戻ったら、もう眠くて起きていられない。「食べて飲んで寝る」というお休みの始まりだ。

  
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August 15, 2007

猛暑は続く

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終戦記念日。毎年、この日になると幼稚園から小学校低学年の頃を思い出す。その頃の東京には、まだ戦争が終わったばかりというような状況が、いたるところにあった。だから、ぼくには戦争があったという実感が残っていると感じる。

午前10時から、定例の経営会議。少し早めに午後1時前に終了。

ランチを買いに外に出てみると、恐ろしく暑い。昨日も、ビルの空調に調子が悪いところが出ていたり、あまりの猛暑に機械も悲鳴を上げているのかもしれない。

こんなとき、ちょっと気になるのが、サーバールーム。小さな部屋に、重要なサーバーたちが納められているのだが、ここの空調はとても大事。

どの会社もそうだろうが、システム管理者たちは、夏に起こりやすい停電だけではなく、空調にも気を使っているのだ。もちろん東京本校のサーバーは問題なく動き続けていた(写真)。

ぼくは、基本、明日から夏休みに入る。ということで、いろいろ細かい仕事を片付けることにする。やり始めたら、次から次と、雑用が山のようにあった。

午後10時、とりあえず仕事を終える。帰りに1階エレベーターホールに展示してある課題作品を見る。今回の課題は、「氷菓パッケージデザイン」。アイスクリームなど、いろいろな氷菓のパッケージと、そのポスターをじっくり見る。真夏らしい課題だ。

午後11時、友人たちと夕食。お酒抜きで午前2時まで話をしたのだった。
  
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August 14, 2007

スローに一日を過ごす

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今日も非常に暑い。なんだかスッキリしたものが飲みたくなる。

普段、コーラは、まったく飲まないのだけれど、今日は話題のPEPSI NEXを飲んでみた。こういう夏にはぴったりという感じだ。全国的にとても売れているそうなのだが、ボトルのデザインがイイよね(写真)。

午後1時、ボードミーティング。お盆とあって、世の中がスローになっているせいもあって、じっくりと時間をとって話し合いをした。午後3時から、昨日に続き、講演用のパワポ制作。

夕方6時過ぎ、休憩時間に秋葉原の方向を見ると、沈んでいく太陽に照らされて、タイムズタワー、UDXビル、ダイビルの3つのビルが黄金色に輝いていた。光線の方向がぴったりあったのだろう。ちょっと綺麗だったので、写真を撮った(写真Click!)。

夜は、SIGGRRAPHから持ち帰った資料をゆっくりと読み始める。DVDなどで持ち帰る資料がたいへん多く、読んだり見たりするにも、相当の時間がかかるのだが、まあ楽しい勉強である。

なんとなくスローな一日、午後10時半に終了。
  
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August 13, 2007

しゃ乱Qはたけさんの「セカンドライフ・トレーニング講座」

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8月後半から、いろいろ講演を頼まれているので、今日から、パワポ作りを始める。

Cool Japanについて本を書いたお蔭で、そのお題での講演を頼まれたのだ。この件で、まともにパワポでのプレゼンを作ったことがないので、けっこう一から作るスライドが多い。まあパワポであったも作る楽しさはあるのでいいのだけれどね。

そんなこんなしていたら、本部の広報から、「シャ乱Qはたけさんが、デジタルハリウッドで講座を開くことが決定した」と連絡があった。

デジタルハリウッド「セカンドライフ・トレーニング講座」特別企画とのこと。うたい文句は、

今、セカンドライフ界で最も注目を集める
キーパーソン・シャ乱Qはたけ氏が伝授!
〜セカンドライフにおけるヒットメイキングの極意〜
グッズ、イベントからSIM(島)づくりまで
仮想世界でもヒットを生み続ける秘訣とは?
豪華ゲストを迎え、ユーザー、企業、マスコミも必聴の120分!
特別ゲスト:マグスル社長・新谷卓也氏、
デジタルハリウッド大学院教授・三淵啓自

開催日時:2007年8月31日(金)19:00〜21:00
会場:デジタルハリウッド大学・秋葉原メインキャンパス

プレスリリースも出ている。申込は、セカンドライフ・トレーニング講座サイトから。8月の最終日、ぜひ秋葉原キャンパスへ、足を運んでくれ!

夜、Second Life内の「はたけ御殿」のエントランスあたりを散歩。巨大なはたけさんの彫像の真下にいる小さなぼくのアバターが見えるだろうか(写真)?

夜8時半、デジタルハリウッド大学のアラキさんに頼んだビデオ編集をチェック。明日、またチェックすることになり、今日は終了。

午後10時、いつもは24時間煌々と明かりがついている東京本校も、お盆休みとあって、常夜灯をつけている1階と2階以上は、まさに真っ暗(写真Click!)。

帰り、月曜日というのに、電車も道路も空いている。お盆だからこそ東京にいると気持ちがいいんだけどね。

  
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August 12, 2007

SpaceTravelerを試す

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時差ぼけで、4時間ほどの睡眠時間で、朝5時半に起きてしまう。先週、録画しておいたテレビ番組を見る。

そして、なんだか「ひら石」のごまみそラーメンが食べたくなり、高円寺北口の大一市場に向かう。市場といっても最近は、ラーメン屋さんなどが、どんどん集合して飲食街化している。

家に戻り、昼寝。夕方、東京本校へ。先週、日本にいなかったので、ちょっと仕事が溜まっている。

一段落したところで、SIGGRAPHのエキジビジョン会場で、SHOW価格で、半額で売っていたSpaceTraveler(写真)をVaioに繋いで試してみる。

じつは、この製品、深野先生も、三淵先生も、SIGGRAPH会場で購入したのだ。Googleブースで、GoogleEerth用として使われていたのだが、そのすぐ裏のブースで売っていたのだ。

この製品、3Dオブジェクトを上下左右前後に動かせるだけでなく、ひねると好きな方向に回転もさせることができる。

20年前に、MITメディアラボで、同じことができるデバイスを使っていた。もちろん、もっと大きなデバイスだったけれど、80万円ぐらいしたことを思うと。これが99ドルで買えたのだから有難い。

夜10時、大学生に頼んでいたビデオ編集をチェックする予定だったけれど、今晩は、まだチェックできるところまでいかないということでキャンセル。

11時、帰りに2階の東京本校事務局によると、まだ運営スタッフが仕事をしていた(写真Click!)。明日からPC教室を、3日間ほど夏休みで閉めるとのこと。普段、連続的に忙しい運営スタッフたち、少しはゆっくりできるといいのだが。

12時、高円寺に戻り寝た。



  
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August 11, 2007

帰国、無事、成田に着く

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太平洋上で、日付変更線を超えると、そこは、もう土曜日。短い金曜日が終わったというわけだ。

ときどき、ウトウトしながらも、映画を3本ほど見る。国際線の映画は、日本でのロードショー前の最新映画が観れるので、まず、自分で、映画館にいかないだろうと思われる映画を観るようにしている。

テイクオフから11時間で、日本の海岸線が見えた。先がとがっていて、そこに河が見える。千葉県の犬吠崎だ。地上近くのもやっとした空気が、いかにも真夏の湿度90%の日本に帰ってきたという感じだ。

定刻より少し早く、ランディング。午後3時には、ツアーメンバー全員、荷物が回ってくるカルーセルの前にいた。

今回のSIGGRAPH Tourも、JTB菊池さん(写真)のお世話になった。2000年からずっと菊池さんが添乗してくれている。来年もお願いすることになるだろう。

午後5時過ぎ、いったん東京本校に寄り、SIGGRAPHの資料や機材を校長室において、しばらくメールチェックなどをやり、午後8時に高円寺に戻ったのであった。

  
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August 10, 2007

SIGGRAPH Tour 6日目

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午前6時半のモーニングコールで起きて、身支度とパッキング。

午前7時50分に、ツアーメンバーがロビーに集合。午前8時にバスでLAXへ向かう。

大韓航空カンターで、搭乗手続きをして、預けるバゲッジにタグをつけてもらう。普通なら、そのまま荷物がカンター奥に流れていうわけだが、ここでは、そうはいかない。

航空機に爆発物などを持ち込むことを防ぐために、預けるバゲッジを、専用のブースに持っていき、強力な透視装置で中を確認されるのだ、少しでも不審物がある場合は、すぐに開けて調べる。このためバッゲジの鍵をかけることは許されていないのだ。

そして、検査を通ると、鍵が開いたまま、コンベアで運ばれていってしまう。鍵の種類によっては、運ばれる途中、バゲッジが開いてしまうのではと、いつも心配になる。

出発の11時40分まで、十分時間があったので、たまたま同じフライトになった深野暁雄先生(写真)と久しぶりにゆっくり話す。

深野先生は、デジタルハリウッド設立時から、長らく講師をやっていただいた方。現在は、東大、神奈川工科大、そして東工大で研究を行っており、Web3Dの専門家でもある。もちろんSecond Lifeでも活動を始められているとのこと。

さて、今日のフライトは、Boeing777だ(写真Click!)。最近、この機体で海外出張に行くことが多い。1994年デビューの飛行機なので、まだまだ、どこの航空会社の機材も新しく、安心感がある。

定刻どおりに出発。これから11時間以上の長いフライトが待っているというわけだ。




  
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August 09, 2007

SIGGRAPH Tour 5日目その2

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午後4時前に、LAのリトル東京にあるミヤコホテルに着く。

まだLAを楽しむには、十分に時間があるというわけで、学生たちは、さっそく地下鉄に乗って、ユニバーサルスタジオへ向かった。

ぼくは、部屋で東京とやりとりをした後、サンタモニカへ。そこで、デジタルハリウッドのサンタモニカ校の設立時からスタッフとして活躍してくれていたRioくんと連絡をとり、Apple Storeの前で待ち合わせた。

さっそく、iPhoneを操作してみる。Mac WorldでのSteve Jobsのデモが頭に焼き付いているので、初めてなのに、すんなり基本操作ができてしまった。さらにRioくんの説明を受けて、いろいろな使い方を試してみた。やっぱり、良くできている。

Rioくんは、すでにIPhoneのディスプレイにぴったりのサイトを作っていて、それにアクセスしてくれた。「AWAGOT」というサイト、まさにデザインがiPhoneの世界になっていた。

この「AWAGOT」サイトから、Rioくんは、Last.fmとiTunesの仕組みを使って、自分の音楽を世界に向けてデビューさせてしまった。クラブ系の音楽が好きな方、ぜひ聴いてみてくれ!

さて、Apple社は、iPhoneのアプリの開発キットを、今のところ公開する気はないとのことで、Jobs氏は、Webアプリを薦めているとのこと。とはいうものの、全米で、iPhoneに対してハッキングが夢中で行われていて、いろいろなアプリが巷に出回り始めているとRioくんが教えてくれた。

夜8時、東京から、SIGGRAPHに来ていた友人のKeikoさんとTomさん、そしてこちらに住み始めた戸田夫妻、そしてRioくんと、サンタモニカのMonsoon Cafeで夕食。11時まで、いろいろと話し込んだのだった。

Tomさんの車でホテルまで送ってもらう。さすがに眠かったけれど、メールだけはチェックして寝たのであった。
  
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SIGGRAPH Tour 5日目その1

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朝6時に目が覚める。パッキングを終えて、午前9時半にSIGGRAPH会場へ。SIGGRAPH 2007は、本日が最終日だ。
9時半に会場に着き、エキジビジョンのブースで、じっくり見れなかったところ行き、それぞれのところで話し込む。

11時半、E-Techへ行き、筑波大学岩田研究室の今年の作品を試させてもらう。今年の作品は、両足が、糸で周りの装置と繋がっていて、それを履いて歩くと、ディスプレイに写っている街中を歩き回れるというもの(写真)。

バーチャルの街は、デジタルハリウッドの卒業生の坂井さんが制作したもの。バーチャルの街を、足で実際に歩いて、見て歩けるというのは、とても楽しかった。

午後12時45分、今回のツアーメンバーが、Inrternational Resource Centerへ集まってくる(写真Click)。午後1時過ぎ、チャーターしたバスで、LAに向かった。

  
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August 08, 2007

SIGGRAPH Tour 4日目その3

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今日は、スギヤマスタイルは、「その3」となってしまった。

午後6時、今年、初めてトライされた連続32時間で、CGアニメーション作品を制作するというFJORG!の表彰式。世界から15組が選ばれて、このコンペティションに望んだ。2組の日本チームが参加。その6人のうち3人が卒業生ということもあって、ぼくも表彰式を見に行った。

表彰式では、15組すべての作品上映と、10分にまとめられたドキュメンタリーも流した。そしてトップ3が発表された。日本チームは、惜しくも選ばれなかったけれど、会場に集まった500人ほどの人々から、熱い拍手を浴びたのであった。

このイベントをやるには、hpからの51台のPCの貸出し、AutodeskからMayaのインストール、そして業界のトップクリエーターたちによる審査員と運営。大勢のボランティアと、いろいろな企業家からの食べ物の差し入れなど、たくさんの協力があって成功したわけだ。素晴らしいオーガナイズ能力だ。日本で、SIGGRAPH ASIAをやる2009年もぜひ、やりたいイベントだと思った。

午後8時から、会場から10分ほど歩いたハーバーの先端部分にあるEmbarcadero Marina公園を貸切にして、SIGGRAPH 2007 Reception(写真Click!)。

このレセプションには、SIGGRAPHの濃いコミュニティが、毎年必ず参加してくる。十分な食べ物とバー。仲間と話込み、新たな方と知り合い。そして、うれしい再会もある。

稲垣匡人さん(写真)は、なんと95年の本科第一期生。卒業以来の再会だ。稲垣さんは、卒業後、メジャーなゲーム会社を4つほど渡り歩いた後、daisyという会社を起業。卒業生をたくさん雇ってくれているそうだ。うれしいことだ。

午後10時、シャトルバスに乗って、ホテルに戻る。明日は、LAに移動するので、パッキングを少しやろうとしたのだが、眠くて12時に寝てしまった。

  
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SIGGRAPH Tour 4日目その2

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午後は、昨日まで、エキジビジョンを見たところで、興味が持てたところで、ゆっくり説明を聞く。

赤色レーザーを上下から発射して、リアルタイムで立体をスキャンするPOLHEMUS社のSCORPION(写真)は、スキャンしたときの穴が開き難く、とても使いやすく改良されていた。

アメリカでは、キャラクターや怪物など作るとき、必ず彫刻のスキルのあるクリエーターがモデルを作るので、こういう3Dスキャナーは、日本より頻繁に使われるている。

あいかわらず、いろいろなメーカーから、少しづつ方式の異なるモーションキャプチャーシステムが紹介されている。その中でも、注目を集めていたのが、organic motion社のStageだった(写真)。

このシステム、手のひら大の明るいLED照明付きのハイスピードカメラを何台か使って、人を撮影するだけで、リアルタイムで正確にモーションキャプチャーができるというもの。一般的なモーションキャプチャーのように、体にマーカーといわれる球形の反射板をつける必要がないところが、使いやすそうだった。

さらに、nVIDEA社のボードパワーを利用したリアルタイムレイトレーシングや、SONYのセルコンピュータを利用した4Kデジタルシネマ映像のリアルタイムでのカラーコレクションなど、圧倒的な計算力を利用したアプリケーションが印象的だった。

本日のその2、ここで終わり、今日は、その3もあるのだ。

  
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SIGGRAPH Tour 4日目その1

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朝8時半に会場へ。今日は、SIGGRAPHの学生作品コンテストであるSpace-Time Awardsの表彰式があるのだ。このコンテストは、制作した学生だけでなく、インストラクターや学校も同時に評価されるものでもある。朝一番にも関わらず、受賞者たちと関係者が会場に集まって、公表と贈賞式が繰り返された(写真Click!)。

毎年のように、デジタルハリウッドの学生作品が入賞はしてきたのだが、今年は、「扉」を制作した山崎伸浩さんが、Visual Effects部門のFirst Place Winnerとなった。

もちろん山崎さんも、今回のSIGGRAPH Tourに参加。栄えある賞を直接、審査員から授与される機会を得たのだ(写真)。今回のTourメンバーも、会場に駆けつけ、彼の受賞をお祝いしたのであった。

その後、ぼくは、Spiderman3のサンドマンのメイキングのスペシャルセッションを見た。ランチは、会場でメキシカンを買い、コンベンションセンターの大きなテラスに出て、強い日差しを浴びながら、のんびり食べた。

本日のその1、終わり。
  
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August 07, 2007

SIGGRAPH Tour 3日目その2

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午後は、現在LA在住の映像ディレクター小山桜さんと夫の戸田さんが夫婦でデジタルハリウッド関連の人たちの撮影で来てくれた。ぼくは、インタビューのコーディネーターとなって走り回った。

そして5時半、会場近くのレストランで行われたデジタルコンテンツ協会のレセプションに参加。ここでは今秋行われる「ASIAGRAPH」についての発表があった。

そして、この発表、三淵教授がSecond Life内のデジハリランドに作った特設会場でも、同時に行われた。その様子は、レストラン内に設置された大型スクリーンで、集まってきた方々にも見えるようにした。

東京からも、セカンドライフ研究室の研究員たちのアバターが参加。ぼくも、レストランの回線をわけてもらって、自分のVaioノートから、アバターとなって、特設会場に乗り込んだ。

ASIAGRAPH」への関心は高く、会場には、日本の主要な教授陣と研究者たち、そして海外の有名な研究者やデジタルアート界の仕掛け人たちも集まっていた。

そして、さらに午後9時からは、San Diego Marriott Hotelのボールルームで、Tokyo ACM SIGGRAPHのパーティ。先のデジタルコンテンツ協会のレセプションから、ほとんどの人が流れてきて、そのまま盛り上がる(写真Click!)。ここでの中心人物は、もちろん慶応大学の稲蔭正彦教授(写真)。

じつは、今年のSIGGRAPHのサプライズは、来年から、夏にアメリカで行われるSIGGRAPHに加えて、冬にアジアで、SIGGRAPH ASIAが定期的に行われることになったという発表だ。

来年は、シンガポール政府の全面的なバックアップもあって、シンガポールでの開催が決定し、早くもブースが出ていたのだが、その次の年、2009年は、横浜での開催が、本日、発表されたのだ。そして、そのChairが、稲蔭先生なのだ。

開催まで、後2年ちょっとしかない。アメリカでのSIGGRAPHのクオリティを考えると、日本のデジタル系を教える全部の大学やゲームや映画の産業界が、全面的に関わっていかなければ、SIGGRAPH ASIA 2009を成功させることはできないだろう。ぼくも、もちろん協力していくつもりだ。

午後10時、パーティを抜け出して、NCG研究室のメンバーや小山・戸田夫妻らと、オーストラリア料理屋で夕食。ホテルに戻ったら12時だった。ちょっと東京本部とやりとりをして就寝。

  
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SIGGRAPH Tour 3日目その1

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SIGGRAPHの朝は早い。6時半に起きて支度をして、7時半にシャトルバスに乗り、8時からのプレスカンファレンスに出る。

記者たちが集まり、今年のSIGGRAPHについて説明を受ける。その中で広報官からこんな言葉が出た。「証券アナリストたちは、ハリウッドのVFXスタジオが、2重3重のセキュリティで、それぞれのスタジオの情報や技術を守っていて、アクセス不能に近い。それなのにSIGGRAPHでは、なんとすべてが明らかにされシェアされているではないか?これはなんだ!という」。そして彼は、にっこりして言った。「でも、それがSIGGRAPHなんだ」。確かにそうだ。

午前8時45分、プレスは一足先に、今年のエキジビションに入る。まず目に入ってくるのがMayaとMAXを持つAutodeskのブース(写真Click!)。会場をざっと見てまわる。毎年のことだが、モーションキャプチャーのデモ、リクルーティングのための各スタジオのブース、デジタルハリウッドのような学校のブースが目立つ。

少し足が疲れたところで、映画トランスフォーマーのスペシャルセッションへ。会場は満席。映像だけ流している会場も満席。現在のところ、メイキングが紹介されていないということもあり、もの凄い人気だ。思ったとおり、大量の物理シミュレーションが使われていた。

会場内でランチを食べて、SIGGRAPH文化だからこそ存在しているGuerilla Studioへ。ここでは、会期中、PCといろいろな出力機器を使ってものが作れたり、アーティストが思い思いに何かやっていたりする工房なのだ。

ここで毎年会うのが、デジタルハリウッドのサンタモニカ校の講師もやってくれていたアーティストMichael Wrightさん。ここ数年は、人物の写真を絵画風に加工して並べるという作風だったのだが、なんと今年は、Second Life内で撮影したアバターの写真を、独自手法で加工して、大型のキャンバスに出力するということをやっていた。

もともと写真家でもあるので、Second Life内での撮影でもライティングが上手で、縦1mほどあるポートレートが素晴らしく仕上がっていた(写真)。Wrightさんは、これらのポートレートを貯めていき出版しようかとも思っているとのこと。

さっそく、三淵教授をWrightさんに引き合わせた。二人は意気投合して、熱く話を続けていた。こんな風に、いろいろな人を紹介することができるのも、SIGGRAPHの楽しさだ。

ということで、本日の前半。

  
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August 06, 2007

SIGGRAPH Tour 2日目その2

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午後4時、アートギャラリーに選ばれた末田航院生(写真)のパフォーマンスを見に行く。

末田さんは、早稲田大学大学院の頃から、インタラクティブアートを作っており、Chang-Teiシリーズを展開している。今回、SIGGRAPHに持ち込んだのが、「Chat-Tea」。チャットを続けないと、お湯が沸かないので、お茶をいただけないというコミュニケーションをテーマにしたアートだ。

ハイテクがあふれる中で、和の空間があるだけでも異次元で面白い(写真Click!)。末田さんは、実際に茶道をたしなめており、おいしいお茶を立ててもらった。
午後6時、会場から、San Diego Civic Theatreへ、シャトルバスで移動。午後7時から今年の最高峰のデジタル映像を見ることができるElectronic Theaterへ。

映像が始まる前にコンピュータゲーム初期のゲームが大スクリーンで再現。それをコンピュータグラフィックスの巨人たちが、それをプレー。会場から大喝采を受けた。

デジタルハリウッドからも、久しぶりに、Electronic Theaterに選ばれた作品が出た。鈴木勝之さんの卒業作品「近未来ロボ ヘルパー」だ。一発芸のお笑いなのだが、アメリカ文化では意外な結末に、会場は爆笑だった。

午後9時過ぎに終了して、ツアーのみんなと、近くで夕食。絶頂期に飛行機事故で亡くなった大スターJim Croceさんの奥さんがやっているレストランだった。

午後11時にホテルに戻り、本日終了となった。
  
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SIGGRAPH Tour 2日目その1

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朝7時、ホテルのカンファレンスルームに全員集合。朝食をとりながら、まずは、今回のツアーメンバーが自己紹介。

今回は、スクール生、大学生、大学院生に加えて、大学院の修了生、自動車関連メーカーの方々、公務員の方、他大学の教授の方、留学生など、多彩な顔ぶれだ。

その後、小倉先生とぼくで、SIGGRAPH 2007の見所、楽しみ方などをレクチャー。8時半に終了して、シャトルバスで会場に向かう。

SIGGRAPHの今年の目玉企画にFJORGと名付けられたイベントがある。副題は「an iron animator event at SIGGRAPH」となっている。世界から選ばれた15組のアニメーターチームが、今日の午前7時から明日の夕方5時まで、32時間で、与えられたお題で、CGアニメーション作品を制作し、その結果を競うというものだ。

デジタルハリウッドのスクールの卒業生が参加していると聞いて、さっそく会場を訪ねた。日本からは、ポリゴンピクチャーズと大日本のチームが選ばれていた。

1チーム3人。日本人は6人というわけだが、3人がデジタルハリウッドの卒業生だった。7年前に、僕のツアーで、受講生として参加していた人もいて、それが、今では、SIGGRAPHのイベントに参加しているのだから、うれしくなってしまう。

お昼過ぎ、ポスターのプレゼンテーションが始まる。今年のポスターセッションは、参加者が必ず通るSails Pavilionというオープンスペースにあるので、大勢の人が寄って、発表者に熱心に質問をしていた(写真Click!)。

ここには、デジタルハリウッド大学院NCG研究室が選ばれている。プレゼンは、英語となるので、ここは研究員のミハイくん(写真)が、メインでプレゼン。ミハイくんは、ルーマニアから来ているCGプログラマー。とても優秀なのだ。

この後のことは、本日、もうひとつブログをアップする予定。
  
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August 05, 2007

本日からSIGGRAPH 2007に参加

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今日は、一日が40時間となる日。今年のSIGGRAPHは、サンディエゴ。サマータイムのため時差16時間だ。

11時半過ぎ、新宿からNEXに乗り、午後1時前に成田空港へ。カンターで、7年連続でSIGGRAPH Tourの添乗をしてくれているJTB菊池さんが、チェックインを手伝ってくれる。

午後2時42分、定刻どおりゲートを離れ、3時にテイクオフ。途中、日付変更線を越えて、ロスアンゼルス空港についたら、日曜日の午前9時だった。

ツアーメンバー全員が、入国を済ませて、空港からチャーターバスで、サンディエゴのホテルへ向かう。ホテルに荷物を置き、そのままSIGGRAPHが用意しているシャトルバスで、会場のSan Diego Convention Centerへ。

着くとすぐに、みんなでRegistrationに向かい、バッチやチケットなどのキットをもらう。これで、SIGGRAPHに参加することができたわけだ。

さっそく、散会して、それぞれ興味のあるところへ向かう。エキジビジョンは、火曜日からなので、今日は、まず、Emerging TechnologiesとArt Galleryを重点的に見る。

お腹が空いてきたところで、いつも待ち合わせ場所にしているInternational Resource Centerへ。ちょうど今やセカンドライフといえば、この人と言われる三淵教授と出会う。

会場の目の前は、ハーバーになっていて、10分ほど歩くと、海岸沿いにレストランなどが並んでいる。そこで海を見ながら、早めの夕食。シーフードパスタを食べながら、三淵先生と、じっくりセカンドライフの可能性について話し合う。

午後7時からは、会場に隣接しているマリオットホテルで行われている河口洋一郎先生(写真)がホストのパーティへ。ちょうど先生が壇上から、日本酒を振舞っているところだった。

このパーティ、SIGGRAPHの恒例イベントになっていOpening Barrelと呼ばれている。今年で20周年、毎年、日本の酒造メーカーがスポンサーになって樽酒の鏡割りをするのだ。枡が配られることもあって、たいへんな人気になる(写真Click!)。

9時過ぎ、さすがに眠くなり、タクシーでホテルに戻る。日本は月曜日のお昼、仕事が佳境の東京本部とメールでやりとりした後、寝たのであった。やっと40時間という長い日曜日が終わった。
  
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August 04, 2007

バーベキューパーティと高山清彦さんの結婚披露宴

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12時半にスタッフと待ち合わせて、午後1時から、都内某所で、関連する会社の幹部の方々と、バーベキューパーティで懇親会。

今日の東京は、まさに真夏らしい猛暑。木陰とはいえ、バーベキューの熱風で、くらくらするぐらい暑かった。

しかし、野外パーティは楽しく、普段は短い時間しかコミュニケーションをとれない方々と、ゆっくり、いろいろ話すことができて有意義な時間が過ごせたのであった(写真Click!)。

午後4時過ぎに終了。その後、スタッフと打ち合わせをして、午後6時、南青山へ。今日は、いつもデジタルハリウッドへ講演に来てくれるサンライズ者の高山清彦さんの結婚披露パーティというわけで、途中参加させていただいた(写真)。

高山さんは、東京本科を卒業した後、研究生になり、その後サンライズへ入社。現在の仕事は、あの「日清カップヌードルFREEDOM」プロジェクトだ。まさに日本を代表する作品のひとつだ。

高山さんは、本科生のときから、その期、全体をまとめてくれるような人だった。ということで、会場には、本当に多くの卒業生たちが来ていた。とくに3,4、5期生が多かった。

それぞれの方々と、ちょっとづつ話すことができたのだが、みんな卒業後、7年以上というところなので、いいポジションで、素晴らしい仕事をしている方々ばかりだった。

みんなとも話したのだが、デジタルハリウッド卒業生って、諦めない、辞めない、しつこい、というような傾向があるとのこと。だから、みんな一流のプロフェッショナルになっていくわけだ。

午後8時、高円寺に戻り、荷物をパッキングして寝たのであった。

  
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August 03, 2007

SIGGRAPHT Tourへの準備

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お昼前にスタバに行って、ランチを買う。自分のタンブラーを持っていって、いつものようにテイクアウト。

飲み物は、「アイスグランデラテ」。そして、「レミーのおいしいレストラン」を観て以来、食べている「ラタトゥーユパイ」。これが、けっこう美味しいのだ。

そのランチを持ち込んで、12時から、定例のNCGプロジェクトの全体ミーティングに出る。デジタルハリウッド大学院NCG研究室として、SIGGRAPH 2007のポスターセッションで途中経過を来週、発表するのだが、まだまだ研究開発しなければならないことは山積みだ。

午後1時、デジタルハリウッドエンタテインメントの中西さんと、BSジャパンの「天下統一CG将軍」というスペシャル番組の件で打ち合わせ。審査員をやることになった。

午後3時、本部へ行き、役員室のメンバーと打ち合わせ。その後、校長室に戻り、SIGGRAPHへ行くための準備。オフィスから出張に行き、またオフィスに戻ることが多いので、旅行に必要なものも含めて、ほとんど、部屋にあるのだ。

今回、試しに持っていくのが、GRDのリモコンシャッターCA-1(写真)。SIGGRAPHの会場では、いろいろな展示物をとんでもない角度から撮ろうとすることもあったので、役立つことがあるかも?

その間に、ロスアンゼルスにいる修了生の小山桜さんと連絡を取り合う。今回、SIGGRAPHでの撮影をお願いしているのだ。

夕方、ちょっと気分転換で、御茶ノ水橋へ。ここから見る聖橋は、とても絵になる(写真Click!)。

午後9時過ぎ、仕事を終えて、外部の方と夕食となり、本日終了。
  
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August 02, 2007

「新日本様式論」最終講義

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今日は、午前中休んで、昼からオフィスへ。

午後2時、セミナールームで、NCGプロジェクトの「セルコンピューティングによる分散レンダリング」に関する記者会見。いよいよ、一般の方々にお願いしての800万画素のCG映像のレンダリングが始まるのだ。

最初に、10分ほど、今回のプロジェクトの概要について、ぼくから説明させていだいた。後は、研究員たちに任せて、ボードミーティングへ。

午後3時、「オーディオアクセサリー」誌の取材で、オーディオ評論家の山之内先生と樫出編集長が、オフィスにやってくる。本日、パイオニアが発表したAVマルチアンプとブルーレイディスクプレーヤーのスペックが素晴らしく、DVDがレガシーになってしまったという話題になった。

午後4時から、内部の会議。ちょっと雑談も踏まえて、90分ほど話した。

午後6時、徒歩で、秋葉原セカンドキャンパスへ。今日は、畑中朋子先生の「新日本様式論」の最終授業なのだ。

この講義では、新日本様式に関わっているといえる様々の分野の専門家が、それぞれの立場から講義をしてくれたのだが、学生たちは、その講義録を、本という形でアウトプットすることになっていたのだ。

今日は、提出された本を、学生たちが、それぞれプレゼン(写真)。それを、「新日本様式」協議会の方々とぼくで、聞きながら評価させてもらった。

本の出来は、素晴らしいものが多く、学生たちが熱意を持って、この授業を受けてくれたことがわかった(写真Click!)。こんな授業、自分が学生のときに受けたかったと協議会の方々と話したのであった。

午後7時半過ぎに終了して、しばらく、学生や畑中先生と歓談。「新日本様式」のコンセプトを広めるという意味でも、価値ある講座になったと感じた。

午後8時過ぎ、東京本校に戻り、普通に仕事。午後11時、帰り際に、ちょっとエレキギターをかき鳴らして、オフィスを後にしたのであった。
  
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August 01, 2007

今日から8月か!

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朝起きて、今日から8月だと気付く。関東では、ずっと梅雨が明けずに来ていたので、8月がもう少し先のように感じていた。天気予報を見たら、関東も梅雨明けとのこと。いよいよ夏だ。

午前9時に東京本校へ。10時から、定例の経営会議。お昼に終わり、そのまま幹部スタッフたちと、いろいろ雑談。

午後2時、ランチで外へ出る。自然と足がエチオピアへ。どうも最近、ハマっている。今日は、野菜カレーの辛さ10倍でルー大盛。

午後3時、校長室。アメリカで、ある国際学会を開催する先生から頼まれたプレゼンテーション用ビデオの作成を、デジタルハリウッド大学の女子学生にバイトとして頼む。かなりビデオ編集に長けている学生なので、安心して頼めるのだ。

午後4時、秋葉原メインキャンパスへ移動。4時半から大学運営会議。6時半に終了。

さて、大学は、まだ前期の最後の授業が行われている。試験や課題もあるので、学生たちも夕方までワイワイやっている(写真Click!)。

ぼくが大学生だった頃とは違って、現在ほとんどの大学で、前期で14週、文科省で決められている通り、きちっと講義をやるので、8月1週まで、授業が食い込むことが多いのだ。

そんな中、ちゃんと気分だけは、夏真っ盛りで来た男子学生を発見。サンダル、バミューダ、赤のシャツ、手には、沖縄産シークワーサー、そして金髪。ある意味、正しい大学生の夏の姿だ!

午後7時半、ヨドバシアキバで、壊れた部品をオーダーして、8時に東京本校に戻る。

後は、校長室に篭って、暑い夜らしく、ちょっとダラダラっと仕事。夏らしさを味わいたい気分だったのだ。

  
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