プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

May 31, 2007

外務省副大臣室で、、

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午後2時、昔、デジタルハリウッドのサンタモニカ校で働いていた広瀬圭子さんが訪ねてくる。現在CGプロデューサーとして活躍されていて、「Tokyo Punch」が現在進行している。

今日は、ご友人の詩人のMarcellus Nealyさんを紹介してくれた。アメリカで大学を出た後、なぜか日本に住み着いてしまったというマーセラスさんは、十数年在住というだけあって、日本語はペラパラ。ずっと個人アーティストが、商業主義の中で、生き抜く方法を模索してきたという。

彼がやっていたパーフォーマンスを見たドリカムからオファーがあり、ここ数年は、なんとドリカムのツアーで、ダンスやコーラスをやっているのだそうだ。

そんなマーセラスさんだが、デジタルグラフィックにも相当強い。今日は、ぼくに、「マルチスペース」という8つのHDビデオ出力を持つサーバーと8つのプロジェクターとスクリーンのシステムを紹介してくれた。

こういうシステムをクラブなどに設置すると壁全体にぐるっと囲むように大きな窓が開いているようになり、そこに様々な映像を、繋げて動かすことができるのだ。ぼくも昔、似たようなシステムをアナログ機器を利用して構築したことはあるけれど、今は、サーバーを一個立てるとできてしまうのだからイイね。

この「マルチスペース」、今は、青山のSeco Loungeにインストールしてあるそうで、そのシステムを動かしてDJとのコラボをやっているとのこと。常時というわけではないので、サイトでチェックして行けとのこと。

午後3時から、経営企画のメンバーとミーティング。

午後5時15分、神戸校からやってきた榎本幸博くんと広報スタッフと共に、霞ヶ関の外務省へ。出迎えてくれた官僚と、副大臣室の控え室に通された。

今日は、「JENESYSプログラム」のロゴコンテストで選ばれた榎本くんが、外務大臣麻生太郎名の感謝状を、浅野勝人副大臣から頂くのだ。

5時35分、予定より少し遅れて、副大臣室へ。さっそく榎本くんが感謝状を頂き、しばし浅野副大臣と歓談。麻生大臣は、ヨーロッパを歴訪中とのことだった。その後、執務机のところへ行き、記念撮影となったのであった(写真Click!)。

ぼくは、大学院の講義が今晩あるため、そこから秋葉原メインキャンパスへ移動。浅野副大臣や榎本くんたちは、JENESYSプログラムのレセプションパーティ出席のため、東京プリンスへ向かった。プログラムの第一弾として、中国から青少年たちが来日したのである。

午後7時、「デジタルコンテンツ産業概論」の講義。今日からは、ゲスト講師シリーズ。

その1回目のゲスト講師は、経済産業省 商務情報政策局文化情報関連産業課 産業活性化担当課長補佐 高砂義行さん(写真)。正式にはとても長いセクション名だけれど、業界では、経産省メディアコンテンツ課と呼んでいるところだ。

高砂さんは、経済産業省のコンテンツ政策を中心として「日本のコンテンツ産業の現状と課題について」という題名で講義をしてくれた。経済産業省が、どのような点に関心があり、力を入れているか、とてもよく理解できた。院生たちからの質問も活発だった。

高砂さんは、今度は産業技術環境局基準認証政策課へ移動されるとのことで、今日がメディアコンテンツ課としての最後の公務とのことだった。これからのさらなるご活躍をお祈りしたい。

講義は、予定通り9時に終了。そのまま午後11時まで大学で仕事。なぜか今日は眠くて、秋葉原から直接JRで高円寺へ戻ったのであった。
  

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May 30, 2007

夜、「ビートルズ」特別講義を聴講

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朝、薬を貰いに病院によって、午前11時から経営会議に合流。午後2時に終了。

午後2時、某大手ゲーム会社の役員の方々と学長室でミーティング。意見交換をさせていただいた。

午後4時、慶応大学3年で、デジタルハリウッド総合プロコースとダブルスクールをやっている御手洗紘子さんが、短期のカナダ留学から戻ってきたと報告に来てくれた。あちらで一本、CGアニメーションを作ってきたということで見せてくれた。

御手洗さんとは、2001年、彼女がまだ中学生のとき作ったCGアニメーション作品がモバイルムービー部門で大賞をとったところからの知り合い。ぼくは、そのコンテストの審査員だったのだ。中学の時から、ずっと映像作家を目指しているって凄いね。

午後5時半、外務省の方々が、「JENESYSプログラム」のロゴコンテストの件で訪ねてこられた。デジタルハリウッド全学でのコンテストだったのだが、デジタルハリウッド神戸校榎本幸博さん作成のロゴが選ばれたのだ。

JENESYSは、正式名「21世紀東アジア青少年大交流計画」というもので、今後5年間、毎年6000人程度の青少年を日本に招く350億円規模の交流計画なのだ。そのロゴに選ばれたのだから素晴らしいね。

午後8時、秋葉原メインキャンパスへ駆けつける。今日は、サクサク氏というか本学・学部長の櫻井教授が「ビートルズ」について特別講義を行うのだ。教室は、学生でいっぱいになっていた。

櫻井先生(写真)は、30年間、ビートルズを聞き込んでいて、「ビートルズ心の旅―リバプール、ロンドン--運命の糸を探る 」という本を出している。もうファンとかマニアを通り越して、研究家のひとりかもしれない。

ぼくは小学校のとき、AMラジオから聞こえてきたビートルズのサウンドにひっくり返ったリアルタイム世代。まさに思春期をビートルズを基軸としてロックミュージックの中で過ごしたわけだ。だから今もそのまま髪を切らない態度というわけだ。

さて、櫻井先生は、自分の独断と言いながらも、ビートルズの音楽的進化について、デビューアルバムからアビーロードまで、アルバムの内容を解説しながら、じつにわかりやすく説明してくれた。そして櫻井先生の音楽への愛もひしひしと感じられたのだった(写真Click!)。

残念ながら現在の学生たちは、ほとんどビートルズについて知らない。しかしポップカルチャーを学んでいる学生が、ビートルズという古典を知らないというのは、クラシック音楽をやる人が、バッハやベートーベンを知らないのと同じということで、今日の講義が行われたのだ。

そのまま午後11時まで大学に居て、そのまま仕事したのであった。

  
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May 29, 2007

生放送「マンスリー・デジタル・ラボ」

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午前9時半、東京本校へ、メールチェックなどをして、喪服に着替えて、午前11時、池袋の斎場へ。今日は、スタッフのご家族の告別式。元デジタルハリウッドのスタッフも大勢来てくれていた。有り難いことだ。

12時半に東京本校に戻り、ランチと着替え。午後1時半、迎えのハイヤーで、赤坂のTBSへ。エントランスホールでは、TBSの有料オンデマンド映像配信サービスのキャラクター「BooBo」(写真)が出迎えてくれる。

今日は、月に一度のニュースバードでのレギュラーコメンテーターの仕事。番組名は、「マンスリー・デジタル・ラボ」。今日のゲストは、ドワンゴの創設者で会長の川上量生さん。

ほとんど、メディアに出ない川上会長が出演ということで、番組ディレクターも、杉浦舞キャスターも、いつもより緊張しているようだった。

川上さんは、日本では、本当に少ないコンピュータサイエンスを勉強したソフトウェアエンジニア出身のベンチャーの経営トップだ。ぼくは、ますます進化するコンピュータとネットワーク関連事業では、エンジニア出身の企業トップでなければ、確実に来る未来が見えないと思うのだ。

番組では、ドワンゴの歴史を振り返りながら、着メロの制作風景などビデオで紹介していったのだが、前半にいろいろ紹介し過ぎて、後半は、ちょっと駆け足になった。このへん生番組の醍醐味。

そして、最後は、今、ネットの世界で、たいへんな話題になっている「ニコニコ動画」の話になる。今週、2チャンネルのひろゆきさんと、「ニコニコ宣言」をするという発表があり、それがとても楽しみだ。

番組終了後、次回以降のことについて、石川ディレクターと杉浦キャスターといろいろ話し合い、東京本校に戻った。

午後7時、赤坂のバーOLD/NEWへ。今日は、国際IT財団主催のIT交流会だ。いつもながら慶応大学の中村伊知哉先生中心に、多くの業界人が集まる。中村先生は、テレ朝「スーパーモーニング」(木曜日)のレギュラーコメンテーターとなっていらっしゃるのだが、朝早くてたいへんとのことだった。

ぼくのほうは、いろいろな方から「Second Life」についてのお話をいただいた。デジタルハリウッド大学院が力を入れているということは、みなさん知っていらっしゃった。

確かに、この5月だけでも、マスメディアからのデジタルハリウッドに対する取材が40件もあったとのこと。まさに話題先行という感じだ。

午後10時に東京本校に戻り、残りの仕事をして夜中に終了した。
  
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May 28, 2007

湯河原から東京へ戻る

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朝6時に起きる。昨日と違って、とても気温が下がっている。

朝風呂に入って、午前8時半に朝食。午前10時に宿を後にする。帰りは、小田原厚木道路で、いっきに東名に向かう。

途中、海老名サービスエリアで、自衛隊のトラックの一段と出くわす。自衛隊の装備については、戦闘機などは興味を持って、ずっと見てきているけれど、車両には関心を寄せていなかった。

最近の車両は、やっぱりそれなりに進化しているのだなと、じっくり見てしまった(写真Click!)。どうも、こういうところにメカ好きの心が騒いでしまうのだ。

東名川崎で降りて北に抜けて、午後2時に母親の家に着いた。季節がら、庭にはいろいろな花が咲いていた(写真)。

午後4時、高円寺に戻り、喪服に着替えて、電車で池袋に向かう。今日は、古くからのデジタルハリウッドのスタッフのご家族にご不孝があり、お通夜。若い方が亡くなるのは、本当につらい。

午後8時過ぎ高円寺に戻る。丸2日間で、2度だけメールチェックをしたけれど、いっさいテレビも見ず、新聞も見ず、父親のことを思い過ごした時間。

ある意味、静かな気持ちで過ごしていたわけだけれど、JRのキオスクに差してある新聞の見出しで、いろいろ事件が発生していることを知り、報道番組を見る。

あっという間に、いつもの感覚に戻ってしまう。さっそく、電話でスタッフとのやりとりが始まってしまったのだった。

  
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May 27, 2007

父の七回忌で富士霊園へ

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朝、国立へ母親を迎えに行き、そのまま中央高速で、河口湖から須走に向かう。今日は、父の七回忌で、富士霊園まで行くのだ。

ぼくの祖父の田舎が御殿場で、まったくと言っていいほど、会ったことは無いのだが、遠い親戚筋は、御殿場にたくさんいらっしゃるようだ。確かに、こちらの方にお聞きすると杉山というのは、かなり多い名字のとのこと。

そんなわけで、父が昭和41年ぐらいに購入した墓地が、富士霊園なのだ。ぼくの祖父、祖母、父親が眠っているというわけだ。もう父が他界してから、6年間になったわけだ。

お昼に霊園に着く、手続きをして、午後1時から、礼拝堂でお坊さんに、じっくりお経を唱えてもらう。その後、霊園の墓地へ行き、墓石を拭いて、手を合わせた。親の有り難みというのは、失ってみて、はっきり認識できる部分もあるなと、今更ながら感じる。

そこから東名御殿場へ抜けて、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインとドライブ。途中、芦ノ湖スカイラインの展望台から、芦ノ湖を見た(写真Click!)。こんなことをしたのは、25年ぶりかもしれない。

さらに湯河原スカイラインへ進み、湯河原へ。今晩は、母親が、お友達に連れてきてもらったことがあって気に入ったという旅館に泊まることになっているのだ。

午後5時、旅館に着き、露天風呂に入り、夕食。とても美味しい和食。鮎は料理する前に泳いでいるところを見せてくれた。さすがに新鮮。ちょっとした苦みがイイね。(写真)

夕食後、布団をひいてもらったところで、すぐに眠りに就いてしまった。
  
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May 26, 2007

渋谷校NEXUS NIGHTに「山田くま子」登場!

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ほぼ、家に朝帰りだったので、午後から行動開始。午後3時に整体の先生のところへ。ぼくは極端な肩こりなのだ。

午後5時、東京本校へ。今日は、基本オフなのだが、今週中にやりたい仕事が残っているので、それらを片付ける。

午後8時過ぎ、ちょっと遅くなったが、渋谷校へ。今日は、渋谷校のNEXUS NIGHTなのだ。かなり大勢の受講生が集まっていて、すでにかなり盛り上がっていた(写真Click)。

デジハリ講師陣の重鎮である南雲治嘉先生も、参加してくれていた。有り難いね!

そして、NEXUS SNSのアイドル「山田くま子」(写真)が、渋谷校に乱入しているのを発見。今日も、わざわざ大阪校から、着ぐるみ持参でやってきたのだ。デジトモを増やそうという作戦だ!

「山田くま子」とは、毎日のようにSNSでやりとりをしているし、この前の東京本校でのNEXUS NIGHTで、初めて会って話しもしたのだが、未だに着ぐるみ無しの状況を見たことがない。すでに彼女の体そのものが、一般人には着ぐるみに見えているだけという主張のようだ。

現在の渋谷校は、とにかく受講生たちが学校を盛り上げてくれているとのこと。実際、パーティに参加してみると、そのことをヒシヒシと感じる。

午後10時、渋谷校を後にして、高円寺に引き上げた。
  
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May 25, 2007

モバイル広告大賞の審査会

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今日、野村総研も「2012年までの三次元仮想世界の進展を予測した「ITロードマップ」を発表」というニュースリリースを出した。

この中に「三次元仮想世界のロードマップ」が示してあるのだが、まさに昔から、ぼくが起こると信じてきた世界への流れが予見されていて、ちょっとうれしくなった。なんでもネットにアップしてくれる現在、情報の共有って本当に早いよね。

午後1時前に東京本校を出て、汐留にあるD2コミュニケーションズへ。今日は、もう第6回となった「モバイル広告大賞」の審査日なのだ。

ぼくは、クリエーティブ部門の審査員。D2コミュニケーションズ藤田明久社長(写真)も、ずっと審査過程を見守ってくれる。いつも思うのだが、なぜか藤田社長と会うと元気な気持ちになる。

今やモバイル広告と呼ばれるケータイ画面での広告は、年間390億円になっているとのこと。とくに今年からは、IT系などの企業ではなく、一般大企業からの広告が大きく伸びているそうだ。

今日、発売となったdocomo 904iシリーズでは、いよいよFlash Liteが採用され、モバイル広告の表現力が、極めて高いものになっていくのは間違いない。

早晩、ラジオの広告収入に、モバイル広告だけで、追いつくだろうとのこと。ケータイの勢いって、当面、止まらないね。

さて、審査だが、応募総数も多いし、実機で、デザインと動きも見ていくので、かなり時間がかかった。評価するのも、けっこう難しく、審査員たちも頭をかかえながら進めた(写真Click!)。(笑)

ここでは審査の詳細は書けないけれど、昨年と比べても、さらに広告としてのアイデアと質が上がっているのが感じられた。

夕方、東京本校に戻り、机の上の整理。ちょっと油断すると、たくさんの書類と書籍で山積みになってしまうのだ。

夜、じっくり学内SNSにアップされた受講生の方々の日記を読んでみる。率直に人生の悩みを表現しているものも多くて、それぞれの方の心情が垣間見える。学内SNSだから書きやすいことと、書きにくいことと両方があるようで、mixiとの併用の人も多くいる。

さて、午後10時頃から、秘書スタッフと電話、メール、skypeで、いろいろ打ち合わせを始めたら、案件が多くて、ぜんぜん終わらず、気が付くと午前3時過ぎ。80年代のパソ通の時代から、夜中メール合戦が身についてしまっているせいか、ちょっと気を抜くと、こういう状況に簡単に陥る。
  
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May 24, 2007

夜、大学院で「デジタルコンテンツ産業概論」の講義

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スタッフからのメールで、みずほコーポレート銀行産業調査部が、セカンドライフに関するアナリストレポートを出したことしる。

PDFだったので、さっそくダウンロード。「セカンドライフにみる仮想世界・仮想経済の可能性」という43ページのレポートだった。一般ビジネスマンがセカンドライフを理解するには、とても良い内容だと思った。今、デジタルハリウッド大学へのSecond Lifeについての取材が、非常に多いのだが、記者の方々も、まずこのレポートを読まれると良いと思った。

午後は、今晩の大学院の講義のための準備をした。予定の講義だけでなく、ぼくがその制作過程を詳細に見ていた「バーチャルアイドルDK96こと伊達杏子」を題材に、バーチャルアイドルの可能性を探る内容とした。

伊達杏子はホリプロのタレントさん。1996年11月にデビュー。あれから10年余り、コンピュータとネットの進化は凄いものがある。Second Lifeのようなメタバースが当たり前となる世界では、新たなバーチャルアイドルが出現する余地があるかもしれない。

そんなことを思いながら、午後7時から秋葉原メインキャンパスで、大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」。院生たちに、バーチャルアイドルについて、いろいろと問いかけ、その場で話し合ったもらったのであった(写真Click!)。

さて、講義が終わり、午後9時。キャンパス内には、夜からやってくる院生たちだけでなく、大学生たちも、けっこうたくさん残っている。教室を覗くと、ちょうど撮影の真っ最中。

女子高校生を撮っていると思ったら、本学3年生のTさんだった。なんかのプロモーションビデオになるとのこと。いつも、たくさんのユニットが作品を作っているのが、デジタルハリウッド大学の特徴になってしまっているね。

メインキャンパスから山手線を挟んで、富士ソフトビルにある大学のPC教室へ。ここでも、3年生たちが残って、MAYAでCGアニメーション制作中だった。

午後10時半、御茶ノ水の東京本校に戻り、部屋で仕事。今日も夜中になった。

  
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May 23, 2007

「リカちゃん」の生みの親・小島康宏さんがゲスト講師!

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さて結局、昨日の最後の長いフライトで、またノド風邪がぶり返し、午後までダウン。

午後3時半に、秋葉原のメインキャンパスへ。今日は、島田勝夫先生の「キャラクター・コンテンツ・マーケティング」の講義に、なんと「リカちゃん」の生みの親・小島康宏さん(写真)が来てくださったのだ。

みなさんも、今年が「リカちゃん」40周年ということで、いろいろな番組に紹介されているのを見ていらっしゃると思うが、やはり生みの親のお話は、格段に違う。若い頃、「リカちゃん」の仕事に携わったという島田先生も、初めて聞く話があったとのこと。

「リカちゃん」のドールハウスや関連商品、さらにプロモーションビデオなども持ってきていただき、学生たちは、真剣な様子で聞いていた(写真Click!)。「40年間商品寿命がある玩具って、ほとんど無いですよ。3世代続けてファンという家も珍しくないんです。」って、確かに凄いね。

午後4時半から、定例の大学会議。大学と大学院の両方の事務局と集まる会議となっている。

会議後、しばらく大学生たちとコミュニケーションをとって、東京本校へ。3日間いなかっただけなのだが、本部で、役員室のスタッフと打ち合わせなければならないことが、山のようにあった。

東京本校にある学長室に戻り、普通に仕事開始。夜になって学内SNSで、いろいろな受講生たちの日記を読んでいたら、終電を乗り逃がしていた。ということで、さらに腰を落ち着けて読んだのだった。

  
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May 22, 2007

天津→北京→東京・移動日

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朝8時半、水谷社長と共に天津のホテルを出る。お土産に、水谷社長が一番美味しいと太鼓判の天津甘栗をいただく(写真)。天津飯は無くても、天津甘栗は、ちゃんと名物なのだね。

水谷社長によると、この1年だけでは、天津は大きく変わってしまったとのこと。天津と言えば19世紀に進出した列強が、ヨーロッパのような街並みを作ったところで、小さくまとまった街というイメージだったそうだ。

ところが、あっという間に道が広くなり、たくさんの建物が建ち、北京オリンピックのために北京から引っ越すことになった工場群がやってきて、さらに港近くに大規模な工業団地が出来て、地下鉄が新たに開通し、というようなことが、1年で起こったというのだ。

土地が国のものだから、できることとしか思えないけれど、凄いエネルギーを感じることは確か。そして、朝、街はすでに交通渋滞。ほとんどの車がここ数年の車で新しい。

その車とともに、平気で道路を進んでくるのが、自転車。これを見ると、やっぱり生活が生き生きしているように見えるね(写真Click!)。

高速に入り2時間ほどで北京の外周道路へ。環状3号線のところで、北京の事務所に戻る水谷社長と別れて、そのままワゴン車で、北京空港まで送ってもらう。

さて、北京空港での出国は、ちょっと面倒だった。ボーディングパス発券のカウンターに行く前に、まず書類を一つ出さないと、そのエリアに入れない。チャイナエアのカウンターはとても混んでいた。

今回、ジュラルミン製のRIMOWAのスーツケースで行ったのだが、金属製のスーツケースは、航空会社のカウンターの検査機では対応しないということなのだろう。タグを発行して付けてもらった後、また別の場所に自分で運んで、セキュリティチェックを受け、そのまま預かられてしまった。ちゃんと、ぼくのフライトに乗るのか、一瞬、不安になる。

その後、出国書類を一枚出して、出国審査。その後、セキュリティチェックを受ける。例の液体規制で、ペットボトルを捨てている人がたくさんいた。

さて、ゲートエリアは、免税店など、オリンピックムードいっぱいになっている。オリンピック関連も含め、急激に北京空港の利用者が増えているのだろう。ボーディングパスを発券してもらった後に、指定されたゲートに行くと、ゲートが、まったく違うところに変更となり、さらに時間通り2時過ぎにボーディングしたものの、なんと80分も、テイクオフするまでタクシーウェイで、テイクオフを待たされてしまった。

ということで、成田へのランディングは、日本時間で午後7時になっていた。成田エクスプレスで東京へ。御茶ノ水の東京本校に着いたら、午後9時近くになっていた。天津からの移動に、丸一日使ってしまった感じだ。

本部でスタッフと打ち合わせて、午後11時に仕事終了。さすがに、疲労感たっぷりだ。

  
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May 21, 2007

天津2日目の後編・南開大学で講義

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午後3時、南開大学に到着。校門をくぐってから、車で学内を回ったのだけれど、ひとつの街というスケール。幼稚園から大学まで、すべて揃っているそうだ。

こちらの大学はすべて国立。その中でも南開大学は、政府が力を入れている11大学のひとつだったとのこと。こちらの大学受験は、たいへんな競争率。その中でも、名門と呼ばれる大学に入学するのは並大抵ではないとのこと。

さっそく、ソフトウェア工学部の黄学部長を始め、こちらの教授陣とミーティング。黄先生から、この1年の南開大学とソランとデジタルハリウッドの共同事業が、どのような成果をあげて、どのように天津市などから、評価を受けているかという報告をいただいた。

やはり、コンテンツ制作人材育成での、大学と民間の取り組みというのは、珍しいとのことで、周囲の期待は大きいとのことだった。

普段、ソフトウェア特別開発区にある索南数字(Sounan Digital)で、PCでの実習を受けている受講生たちは、デッサンなど美術の授業は、この南開大学の本館の教室で受けているそうだ。とても良い協力体制だ。

午後4時、広い学内を車で移動して、大講堂へ。入口には、ぼくが「デジタルメディア産業概論」の講義をやるという看板(写真)が出ていた。全部、漢字だから、発音はまったくできないが、意味はわかるね。

講義は、逐次通訳。まずは2時間ちょっと、いつものように全産業界でのデジタルメディアの進展という観点で展開。集まってくれた学生たちは、南開大学の学生と索南数字の受講生だけでなく、一般の方や天津に留学している日本人も来てくれていた。

最後、質問タイムになる頃、南開大学の学生たちは、夕食をとる食堂が午後7時までに閉まってしまうということで、だいぶ抜けたが、けっこう、たくさんの質問を受けた。最後に、このスギヤマスタイルを紹介して、壇上から会場の写真を撮らせてもらったのだった(写真Click!)。

午後7時過ぎから、学内の訪問者接待用のレストランで、黄先生ら南開大学の先生方と索南数字のスタッフや先生、そしてソラン北京の水谷社長と会食。

牛肉、豚足、羊、川魚などなど、いろいろな中華料理を出てくる。必ず、日本人に聞かれるのだろう、黄先生が、「天津飯」は、天津には無いので、でませんよ」と笑いながら教えてくれた。

今日は、ぼくの体調が完璧でないということで、みなさん、強いお酒でなくビールを飲み続ける。で、自分から、ちびちび飲んではいけないそうで、飲むときは、誰か相手を決めて、その人に一言なにか言って、二人、またはそれ以上で乾杯して、一気に飲むのだ。

飲みたいときは、何か話題を提供しなければならないので、コミュニケーションを深めるには、とても場が盛り上がる。とても有効な方法だと思った。

午後9時半、ホテルに戻り、ネットをつなげて、NEXUS SNSを徘徊。みんなの日記を読むのが日課になってきた。
  
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天津2日目の前編・索南数字を視察

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朝9時半、ホテルのレストランで、今回、講義の通訳をしてくれる張靜秋さん(写真)と打ち合わせをした。

今回、北京から来てくれた張さんは、筑波大学で2年間、言語学を勉強していたという方。韓国語と日本語の翻訳と出版を専門とする会社の経営者だ。CGワールド誌の中国語訳もやっているとのことで、デジタルの専門用語に強いということで、頼まれたのだそうだ。凄いね。

午前11時半、やはり北京から来てくれたソラン北京株式会社の水谷社長とホテルで昼食。水谷社長の案内で、天津の開発地区にある索南数字へ向かう。

天津は、ここ1年ぐらいでも、恐ろしいスピードで開発が進んでいるそうで、索南数字も、天津市が進めているソフトウェア開発特別地区に入居している。市が、何もなくて牛がのんびり飼われていたような場所に、いきなり道路を作り、最新のオフィスビル群を作り、どんどんソフトウェア開発会社を、格別の条件で誘致して、あっという間に拠点を作ってしまったとのこと。

そんな話を聞いていて、こちらの等間隔の街路樹、幾何学的な土地の造成、ビル群の間の公園のように整備された空間、そしてモダンなデザインのビルを見ていると、ちょっとセカンドライフの中に、実際にいるような感覚になった。

ソフト開発地区のメインビルの8階に索南数字が入居している。さっそく、教室を視察させてもらう。基本、デジタルハリウッドの拠点校とまったく雰囲気が変わらない。第2期生が頑張っていた(写真Click!)。徹夜をする受講生もいるとのこと。Mayaも英語版でやっている。ここにもデジハリDNAが受け継がれていると感じる。うれしかった。

午後2時、いよいよ、本日、講義を行う南開大学へ向かう。

本日、この後の状況は、もう1本、ブログをアップするので、そちらで続きをどうぞ!
  
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May 20, 2007

東京→北京→天津・移動日

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朝5時半に家を出て成田へ。チャイナエアで、北京に、現地時間12時に着く。初夏の陽気だ。ここで、迎えの人たちに、拾ってもらって、車で天津に向かった。

途中、北京郊外で、100m×100mぐらいある天井がすべてガラスの大規模なビニールハウスのような空間のレストランで、昼食。風邪をこじらせていると伝えたら、ロバの肉を食べるとイイよ頼んでくれた。初めての経験だった。

高速で2時間、ワゴン車は、天津市街に入りホテルに入って、午後4時半。
天津は、中国政府の直轄市のひとつというのを今日、知った。北京と上海がそうだというのは知っていたけれど、他には最近、重慶がなったのだそうで、全部で4つの市が重点都市というわけだ。

今回、天津に来たのは、デジタルハリウッドと、天津の南開大学と、中国進出している日本企業ソランの3者で、昨年設立した索南数字(Sounan Digital)というデジハリの専門スクールのような学校があるからだ。

さっそく、夜6時、索南数字の日本人スタッフや中国人スタッフが集まってくれて、「狗不理」(ゴブリ)という天津で、一番有名なレストランで夕食会となった。なんと大きなビルひとつ丸々、レストランになっていた。

このレストランの名物は、それぞれの個室に来て、その場で、料理人が中身を詰めて蒸かしてくれる包子(写真)。ようは中身がいろいろの肉まん。大きさは二口で食べられる小さなものだ。

さて、ここに集まった十数人の人のうち、なんと3人の方が、元デジハリスタッフ(写真Click!・中央の3人)。左から、初期に大阪校を立ち上げた佐藤さん。今は、佐賀県のために天津市とコンテンツ関連の仕事をしているとのこと。真ん中は、小野田さん。デジハリの本部や韓国での学校で活躍した方。そして、東京本校の運営の仕切りをしていた佐々木さん。

小野田さんが、今回の提携を取り持ってくれたことも、佐々木さんが索南数字の学校運営を手伝っていることは、知っていたが、まさか、ぼくの訪問に会わせて天津に来てくれているとは思わなかった。

94年のデジタルハリウッド設立以来、デジハリを巣立っていったスタッフたちもいらっしゃるが、その多くの方々が、今でも、デジタルコンテンツの世界に従事しているし、また、デジタルハリウッドとの仕事をしてくれている人が、たくさんいる。とてもうれしいことだ。

ということで、天津で、旧交を温めた夜になったのだった。

  
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May 19, 2007

東京本校で「デジタルメディア概論」

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11時に東京本校へ。12時から、一階セミナールームで「デジタルメディア概論」の講義。いつものように3時間半、参加してくれた受講生は、みんな熱心に聞いてくれた(写真Click!)。

午後6時頃から、明日からの出張の準備で、本部でスタッフと作業とミーティング。

連絡がとれるように、NOKIAのケータイを借りる(写真)。このケータイに、いつも使っているケータイからUIMを抜いて、こちらに指せば、ぼくのいつもの電話番号でローミングされるというわけだ。それなりに便利ではある。

昨日、クアルコムの技術者の方から聞いた話だが、次の世代には、周波数や方式の違いも、ケータイのチップセット内のプログラムで対応可能となってしまうのだそうだ。自分のケータイが、世界中のどこに行ってもスムースに使える日も近いのだろう。

夜、家に戻ってパッキング。といっても、荷物はほとんどパソコン関連とデジカメ関連のものだけだ。ネット見たら、北京は、最高気温29度。明日も暑そうだ。
  
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May 18, 2007

八王子制作スタジオで取材

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高円寺から、直接、デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオへ。中央線で、立川に出て、そこからモノレールで、松ヶ谷へ。

午後1時過ぎに八王子制作スタジオに着く。今日は、ここで、取材を受けるのだ。

実は、八王子制作スタジオは、元小学校の校舎なのだが、その校舎の放送室に、日本HP社の協力により、高性能パソコンが10台設置され、本科2期卒業生である堀江弘昌さん(写真)が現在制作中のLove Rollercoasterのレンダリングをしているのである。

その10台のパソコンを、堀江さんは自宅からリモートでコントロールして、レンダリングを昼夜続けさせている。なんといっても、このLove Rollercoaster、538カットもあるのだ。それを、たった一人で制作しているのだ。これだけで、十分、驚異的なことだね。

かなり先が見えてきたところ日本HP社と日経BPからの今日の取材となったのだ。取材は、堀江さんと、この作品のプロシューサーであるシンク社のソンさんと、協力しているぼくの3人で対応した。

午後3時に取材が終わる。その後、ぼくは、八王子スタジオに残って、いろいろ見て回った。まずは、3階にあるゼロイメージワークスの制作場へ遊びに行く。そこには、東京本校と大学でお馴染みのベテランTAが作業中だった(写真Click!)。

元小学校の校舎ということで、八王子フィルムコミッションを通じて、いろいろな制作プロジェクトに施設が貸し出されているのだが、現在、進行中なのがフジTVの「わたしたちの教科書」。

昔、校長室だった何もなかった部屋に、再び校長室らしい什器や様々の小道具が持ち込まれ、中学校の校長室のセットになっていた。細かい書類や張り紙や表彰状なども用意されていて、美術さんの仕事って、ほんと凄いなと思った。

午後6時過ぎに八王子スタジオを出て、そのまま高円寺へ戻る。日曜日からの出張のために少し買い物をして、駅前の喫茶店で、ネットをつなげて、いつもの仕事をしたのであった。

  
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May 17, 2007

BREW JAPAN Conference 2007に参加

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午後1時、週刊ダイヤモンドから、「地上波デジタル放送」についての取材。2011年、地デジにスムースに移行できるのかということを、様々な点から検証して行くと、確かにたくさんの疑問点が浮かぶ。

キー局と地方局の経営問題、放送と通信の融合、廃棄されるアナログ受像器、地デジ難視聴地域、BML技術者不足などなど、ちょっと考えただけでも、いろいろ突っ込みたい問題が出てくるわけだね。

週刊ダイヤモンドの記者の方は、やはり財務指標などから、この世界を見ているので、取材を受けるだけでなく、いろいろ質問もさせてもらって、楽しかった。

午後3時、オークラホテルへ。今日は、今年で5回目を迎えた「BREW JAPAN Conference 2007」へ。

このイベントは、ケータイコンテンツの高度化を研究支援しているデジタルハリウッド大学が主催でやらせてもらっているのだ。ということで、ぼくが、最初に開会の挨拶。

基調講演の最初は、KDDI auサービス企画部長の竹之内剛さん。BREWアプリの累計ダウンロードが、1億6千万になったと報告。この1年だけで6000万増えたわけだ。BREWアプリの中で伸びているのが、ゲーム、ナビ、電子書籍だそうだ。もちろん、ぼくが関わっているデジタルラジオもBREWアプリだ。

基調講演の二人目は、KDDIモバイルソリューション推進本部長の山本泰英さん(写真)。ぼくの大学院の授業でもゲスト講師に来ていただいたことがある山本さん。日本にいる6400万人のサラリーマンと7000万台の車を市場と考えて、いろいろな開発を行っているのだ。

運送会社など、いろいろな企業で、社員に専用端末を持たせて仕事をしているわけだが、莫大な費用をかけて専用端末のハードとソフトとシステムを開発しなくても、じつはケータイのパワーが上がっているので、全部BREWアプリで出来てしまうはずなのだ。

そして最近、誰でも知っている大手運送会社が、これまで専用端末でやって来たことを、ケータイでやれるようにしてしまったのだ。これも山本さんたちが開発をしたものだ。この世界は、素晴らしく発展しそうだ。

また、クアルコムジャパン株式会社東山弘昌さんが発表した「MSM7500チップセットで実現する3Dアプリ」には驚いた。これからメインのチップになっていく7500なのだが、グラフィックパワーは、DSよりずっと上で、PSPと非常に近いところにあるのだ。

このチップをBREWは、直接、叩いて計算するので、3DリアルタイムCGが驚くほどのパフォーマンスが出るのだ。OpenGLがベースになっているので、開発もやりやすそうだ。デモを見る限り、second lifeでの表現レベルは、軽くクリアしている。今にケータイで、second lifeのようなメタバースを利用するのかもしれないね。

ぼくは、大学院の授業があるので、カンファレンスを途中で抜けて、6時に東京本校に戻り、機材を持って、秋葉原メインキャンパスへ移動。

午後7時から、大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」の講義。今日は、ぼくが1987年から3年ほど研究員をやっていたMITメディアラボの初期の研究成果について紹介した。

午後9時、講義が終わり、教室から出てくると、まだたくさんの大学生たちが残って何やら活動している。ひとつのグループを覗いてみた(写真Click!)。

3年生が指導して、2年生や1年生が。オリジナルPVを作るプロジェクトとのこと。好きなことを勉強している大学生って、やっぱり、とても幸せそうだ。

午後10時半、御茶ノ水の本部に行き、スタッフと、今後のスケジュールについて、じっくりミーティングをして、0時に終了した。


  
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May 16, 2007

second lfeを探求

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午前10時から、毎週の定例会議。4つの部門の会議をやる。ランチタイムは、常勤取締役のミーティングも兼ねている。今日は、予定通り、午後2時に終了。

その後、来週、中国の天津にある提携校「天津ソランデジタルメディア」で、講演するためのパワポ準備をする。

明日から、いよいよ「「セカンドライフ公式ガイド」が発売となるのだが、今、チェックしてみたら、なんとアマゾンで、ベストセラーの5位に入っていた。予約数がかなりの数になっているのだね。

さて、ぼくは、先行発売の本屋で一足先に手に入れたのだが、本の内容は、もちろんなのだが、付録のデジタルハリウッド大学院セカンドライフ研究室で監修したCD-ROMが、とても良い。アニメーションやテクスチャーデータも、たっぷり収録されている(写真)。

午後7時、日経新聞から「second life」に関する取材。記者の方の前で、実際にsecond lifeに入って、すでに、いろいろな記事で話題になっている場所を案内。また、Second Lifeのサイトで公表されている、様々な統計数字についても、紹介した。なんか、second life国の駐日大使館の館員になって、広報を仕事でやっているような気持ちになるね。

セカンドライフ研究室が運営しているデジハリランドにも、メインの建築物だけでなく、いろいろな建物が建設されている。ぼくが好きなのは、グラスの壁で出来た繊細な部屋。ここの椅子に座って、ガラス越しに、遠景を見ると、何か落ち着くのだ(写真Click!)。

午後11時まで、ちょっと集中して、second lifeのツールの勉強をしたのであった。
  
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May 15, 2007

「とくだね!」でSecond Lifeを解説

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朝7時半、高円寺駅に迎えのハイヤーが来る。広報の川村さんと、乗り込み、お台場のフジTVへ。「Second Life」ネタで、9時15分ぐらいから「とくだね!」の特捜部というコーナーで、ちょっと解説をすることになったのだ。

8時半に到着。すでに番組は始まっている。楽屋で番組を見ながら、担当ディレクターの方と打ち合わせ。9時過ぎには、スタジオに入り、セットの後ろで出番を待つ。生だと、ぼくでも緊張する。

さて、見ていただいた方は、わかると思うけど、「Second Life」を、あまりパソコンも利用しないような方々に説明するつもりで構成されていたはずだったのだけど、ニューヨークからの取材や、レポーターの荘口彰久さんの日本での取材映像を流しても、なかなか上手に伝わってない感じ。

ぼくも、なるべくわかりやすく説明を試みたのだが、夢中で解説している状態で、時間に。最後の一言が、「このセカンドライフの中だけで、夫婦という方もいるんですよ」、と、メインキャスターの小倉智昭さんが「へぇー!」と言って終わったのだった。

午前11時に、東京本校に戻り、午後1時には、半蔵門の東京FMへ。今日は、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの第二期総括総会をTFMホールで行うのだ。
2011年、現在のテレビが、すべて地デジになり、現在、使われている地上波アナログ電波の帯域が、すべて開くのだが、実は、その空きの使い方を、総務省がなかなか決めることができなかったのだ。

電波の帯域というのは、確かに有限で、これまでの通信や放送事業者だけでなく、いろいろな事業者が、この電波帯域を使いたいという要望が出ており、その調整に数年かかってしまったのだ。

やっと、ほぼ決まったのが、昨日ということで、その件も含めて、デジタルラジオニュービジネスフォーラムのメンバーに報告しなければならず、今日が第二期の総括となったのだ。

また、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究所機構教授・中村伊知哉先生が、『メディア融合2.0』という題で講演をしてくれた。いつもながら、とてもわかりやすい議論(写真Click!)。

日本の若者たちが、YouTubeで、お笑いやハロプロを見ている現状は、放送と通信の融合の議論やいろいろな規制というものを乗り越えてしまっているとも言える。放送業界の方も、たいへんな変革が、一般ユーザーによって起こされていることを理解していただけたのではないかと思った。

一度、東京本校に戻り、午後5時に汐留へ。今日は、大学院の亀田卓教授に、3学期の最優秀教員のトロフィーを渡すのだ(写真)。

ぼくたちの大学院では、毎授業後、院生たちがウェブから詳細な授業評価を行う。そしてその授業評価をまとめた表は、ネットで、全教員に公開されているのだ。今回、亀田教授は、「映画製作におけるファイナンスとリクープ」という講座を受け持たれたのだが、大好評だったのだ。

これまで3年間、授業評価が高かった先生方には共通の傾向があることがわかってきた。どうもデジタルハリウッドの院生たちは、知識や経験だけでなく、事業に対して熱い気持ちがある先生に心が動かされているのだ。考えてみれば、当たり前のことだね。

夜、7時45分から、秋葉原メインキャンパスへ行き、小倉先生と共に、今年のSIGGRAPH 2007 Tourについての説明会をやった。このツアーも、1995年から毎年続けている伝統のものになってしまった。今年は、エレクトリックシアターに本科の卒業作品が選ばれたこともあり、なかなか楽しみなツアーになりそうだ。

10時過ぎ、東京本校に戻り、普通に仕事。なんだか、とても忙しい一日が、夜中に終わったのだった。
  
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May 14, 2007

ザクセル鈴木社長に会い感激

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セカンドライフのSNSを見ていたら、今週17日発売の「セカンドライフ公式ガイド」を先行発売している本屋がいくつかあることを知る。

一番近かったのが、ヨドバシAkiba7階の有隣堂だったので、さっそく行って買ってくる。デジタルハリウッド大学大学院セカンドライフ研究室監修ということで、ぼくのアバターとコメントも出ているのだ。

英語版を完訳しただけでなく、日本のユーザーの紹介も足してある。とても楽しく読める本だ。このガイドブックを片手に、Second Lifeを楽しむ人は、急激に増えるに違いない。

さて、ぼくは、ウェブ仮想社会「セカンドライフ」の著者・浅枝大志さんの会社メルティングドッツ社を訪ねた。訪ねたといっても、もちろんセカンドライフの中である(写真Click!)。

ここで、魔法の絨毯をタダでもらった。これはなかなか便利だ。その後は、公式ガイド片手に、リゾート地であるCocololo Island Resortへ。とても整備された島の高級リゾートホテルという雰囲気。海岸に面したデッキチェアーに座って、しばらくぼうっとする(写真)。

だんだん、Second Lifeでの体験と現実体験が融合してきているので、ちゃんとリラックスしている気になるのだから、不思議というか、人間、何事も気の持ちようということかな!

さて、現実の校長室、午後4時。アメリカに開発拠点を持つザクセル社の鈴木則久社長が、主要フォーマットの映像データをリアルタイムで、フルHDの信号にしてしまうボードを紹介しに、わざわざ来てくださった。

ぼくのような経歴の人間にとっては、鈴木社長のキャリアは神様に会ったようなものだ。スタンフォード大を卒業して、かのゼロックス・パラアルト研究所で研究員。その後、日本IBM東京基礎研究所の所長やカーネギーメロン大での教授経験もあり、コンピュータアーキテクチャーの権威と言える方なのだ。現在でも先端の製品開発をされているって、本当に凄い方だ。

デジタル映像は、ますます高精細度化して行くことは間違いない。この世界では、とっくにテラバイトで、ディスクの容量を数えるようになってしまっている。

一方、Second Lifeを低解像度の世界だからリアル感が無いという人がいるが、ぼくは、十分、現実感を得られるだけの表現力を持っていると感じている。しかし、超高精細の世界は、数年の間にSecond Lifeのようなメタバースにも適用されていくことも、また疑いの無いことだ。

リアルの世界と、メタの世界の境界を、論じていた頃があったなあ、というような感想を持つ日も、そんなに遠くないと思う今日この頃なのだ。

そんなことを思いながら、「セカンドライフ公式ガイド」を午後11時までに読破。面白かった。

  
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May 13, 2007

大学でオープンキャンパス

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お昼に秋葉原駅に着く。メインキャンパスがある秋葉原駅北側は、再開発が終わり、駅前に大きく広場がある。そこにいっぱい半被姿の方々が集合していた。それぞれの町内会がおそろいの半被姿を揃えている。ここが江戸の神田なんだと感じる。

5月10日から5月15日は、神田明神の「神田祭」で、今日13日は、神輿宮入ということで、午後から、たくさんの神輿が繰り出すことになっているのだ(写真Click!)。

午後1時から、メインキャンパスで、今年度最初のオープンキャンパス。高校生と保護者の方々、100組近くが参加された。

ぼくたちのデジタルハリウッド大学も、3年目となり、学生たちの活動がいろいろな形で顕在化してきている。そんな生の声を届けようと、今日は、4人の現役学生が、オープンキャンパスに参加してくれた(写真)。

3年生からは、大久保くんと大館くん、2年生からは、荒木さんと小林さんが、ぼくの質問にいろいろと答えてくれ、ぞれぞれ、これまでの作品や活動をプレゼンしてくれた。

午後2時に、学生とのトークセッションが終わり、その後は、スタッフによる学校説明と入試概要の説明があり、3時に終了。終了後も、ぼくも学生も残って、いろいろな質問に対応した。

現役学生たちは、もっと、みんなに大学の良さを伝えたかったと感想。「カタカナ名の大学なので親から反対を受けた、それを説得するのがたいへんだったから」と、有り難いね。

午後6時、御茶ノ水へ移動。東京本校の校長室で、本や資料の読み込み。さすがに日曜日の夜は、誰からも連絡が無い静かな時間を過ごせる。

午後11時、家に戻り、録画しておいたF1スペイングランプリを見る。今年は、新世代レーサーの台頭がめざましいね。


  
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May 12, 2007

オフ、上島珈琲店で、のんびり作業

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本日オフ。

朝、木曜日の夜の講義、そして昨晩のパーティで、大きな声でしゃべることが多かったせいか、咳が出る状況になってしまっていることに気付く。ゴールデンウィーク前半にひいていた風邪が最後に咳だけを残したという風でもある。

午後、咳止めの薬でも買おうと家の外に出てみる。ずっと家にいるのも飽きるので、VAIOとGR DIGITALを持ってでる。なぜか、近所は、いつもより静かな感じだった(写真Click!)。

高円寺駅北口にある上島珈琲店の高円寺北口店へ。上島珈琲店のロゴは、ちょっとアールデコ調に見えてクラシックなイメージで、ぼくは好きだ(写真)。

しばらく、工業デザイナー柳宗理デザインの椅子に座って、ゆっくりコーヒーを飲みながら、デジカメから写真を取り込んで、写真の整理と加工をしていた。喫茶店らしい喫茶店で、こういう作業をするのも、気分転換でイイね。

さて、咳止め薬を買って帰り、さっそく飲む。すると睡魔が襲ってきて、夕方4時から寝てしまう。はっと目が覚めると、ちょうど8時50分。F1スペイングランプリの公式予選の生中継が始まる時間。睡魔と戦いながら、最後まで見たのだった。

  
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May 11, 2007

「月猫恋愛行動学」と「NEXUS PARTY」

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12時から東京本校8階で、定例のNCGミーティング。NTTデータと開発中のいくつものPCを使ってレンダリング行うセルコンピューティング・レンダリングのテストが内部で始まろうとしている。

午後1時、95年の総合プロコースの卒業生である佐藤聡子さんが訪ねてくる。佐藤さんは、いくつかのゲーム会社を経て、3年前に独立。翠猫館というサイトを制作し運営している。

とくに力を入れているのが、「月猫恋愛行動学」というケータイコンテンツ。Yahoo!コンテンツストア経由で、全キャリアの対象機種で、このコンテンツを楽しめるとのこと。

今日は、FOMAでデモを見せてくれた。テンキーの操作により、愛らしい仕草をしてくれる猫は、リアルタイム3DCGによるもの。長年の改良で、猫たちの動きは、本当に素晴らしくなっていた(写真)。ホームオフィスで、ここまで作れるのだから楽しいね。

佐藤さんから、みなさんへメッセージ。「なぜか恋愛運の強い人が知らずにやってる行動があるのです。幸せな恋愛はその「行動」で9割決まります。月猫という3DCGのキャラクターが8つのコンテンツをサポートします。月猫のCGについては猫のしなやかな動きを追求し続け、いつからかニンテンドッグスの可愛さを超えてしまったと思います」とのこと。

「月猫恋愛行動学」は、Softbank公式コンテンツに決まったそうで、7月2日からリリースということだ。猫好きの方、ぜひ試されてはどうだろうか?

午後6時、一階セミナールームでは、「NO BORDER」をキャッチフレーズにして行われるNEXUS PARTYの準備で、受講生たちが会場セッティングを行っていた。このイベントを仕掛けたのは大学院生となった映画監督のコニーくん。

デジタルハリウッドのNEXUS SNSなどでも呼びかけ、各拠点校から幹事を募ったのだ。デジタルハリウッドでは、本格的に拠点校の枠を超えて集まるパーティは初めてだろう。

午後7時、パーティが開始される。最初に挨拶をさせてもらって、そのとき確かめたのだが、今日は、東京本校、池袋校、渋谷校、秋葉原校、横浜校、大阪校、大学、大学院からの参加があり、さらに、4月から東京本校4階にやってきたENBUゼミナールからも参加があった。また、デジタルハリウッド以外のご友人たちも参加されていた。

途中、スペシャルゲストで、「スキージャンプペア」の真島理一郎さんが登場。学生時代からの作品を見せて、いろいろな話をしてくれた。有り難いね。

ぼくも、NEXUS SNSで「デジトモ」になった多くの受講生に実際に会うことができた。ある意味、ぼくにとっては、SNSのオフ会のようでもあった。

その中で、今夜のパーティのメインキャラクターでもあり、大阪校から参加してくれた山田くま子さんに会えたことは、うれしかった。至るところに、くまの着ぐるみで登場するとのことで、NEXUS SNSの中で大人気の山田さんだけど、今晩もやっぱり、最初から最後まで「くま」のままだった(写真Click!)。

パーティは、9時過ぎに終わったをけれど、みんなの話は尽きない。ぼくもいろいろな受講生と名刺交換をした。参加された受講生や学生たちは、とても愉快で有意義な時間を過ごせたのではないだろうか。

午後10時に校長室に戻り、2時間ほど仕事をして、0時に終了としたのだった。
  
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May 10, 2007

大学院講義で、初代Macintoshを動かす

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午前10時、秋葉原メインキャンパスへ。午前10時半から委員の教員と自己点検委員会。引き続き11時半から、大学教員会議。最近の教員会議では、様々な意見が積極的にいただけるようになってきた。

今日の教員会議では、10年、20年という先の大学の在り方という議論になった。大学の中にいろいろルールを確立させていかなければならない時期なので、細かい文言や条文の作成は、とても重要なのだが、その一方、同時に大きなビジョンをもって大学運営をしなければと、心を新たにできたのだった。

午後3時、御茶ノ水へ移動し、三淵先生に、サンワサプライの山田社長を紹介。関係者9人あまりで、Second Lifeに関するシンポジウムを行う話を進めた。

午後5時に、秋葉原メインキャンパスへ、初代Macintoshを持って移動。今日の大学院講義でデモをするのだ。

午後6時、セカンドキャンパス7階で畑中先生の「新日本様式論」のゲスト講師として、前半の45分を担当。新日本様式100選を選んだ評議員として、100選の紹介と自分の考えを述べさせてもらった。

7時から、大学院の授業があるので、ぼくは、そこで退席したのだが、もう一人のゲスト講師は、やはり評議員を務められた建築家の彦坂裕先生が、ぎっくり腰を押して来てくださった。たくさんの作品がある先生だが、愛知万博の長久手日本館は記憶に新しいところだ。

午後7時、メインキャンパスに移動し、大学院の「デジタルコンテンツ産業論」の講義。コンピュータの歴史をデジタルコミュニケーションという立場から論じた。

その歴史の中で、エポックメイキングな事柄として、初代Macintoshがいかに産まれたかという話をした。実は、ぼくが昔、ある方から譲り受けた初代Macintoshは、当時の専用のキャリングケースに入っている(写真Click!)。

そこから取り出して、あっという間にセットできることを示し、さらに1Dという懐かしすぎる規格のフロッピーディスクを読ませて、ビル・アトキンソンの初期の名作「Mac Paint」をデモ。

現在のパソコンとまったく同じ感覚で動くインターフェースに、院生たちは、とても感動してくれた。実際、現在のパソコンとは比べものにならないスペックのはずなのだが、なぜかとても使い心地が良い。また最後の最後までSteve Jobsが拘ったという筐体のデザインも、今見ても美しく感じる。23年前のコンピュータが動くって不思議な気もするね。

1984年発売当時、Macintoshには、ハードディスクが積まれていない。その後、ハードディスクが積まれて行くことになるし、また改造して後からハードディスクを内蔵した人もいる。そんなわけで、発売当時のまま残っている初代Macintoshは、けっこう少ないのかもしれない。起動したMac OSも、なんとversion 1.0のものなのだ。

講義は9時半に終了。院生たちが、デジカメで、初代Macintoshを撮っていた。午後10時半、御茶ノ水に戻り、通常の仕事を少しして、0時に終了。初代Macintoshが今年もちゃんと動いたので、ちょっと幸せな気持ちになった夜だった。

  
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May 09, 2007

学内でいろいろな先生と交流した日

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午前10時から、定例の経営会議。ランチを挟んで、午後2時過ぎに終了。

午後2時半、今年から大学でも教鞭をとっていただいている小林愛心先生の授業の終わりに合わせて、セカンドキャンパスへ。大学院では、3学期制をとっているのだが、それぞれの学期で、院生評価のトップ3に、記念トロフィーを渡しているのだ。

小林教授は、3学期の「新IT産業論」で、トップ3となったので、ぼくからトロフィーを差し上げた。先生は、最近、週末は、なんと日本一美味しいパンを産み出そうということで、ずっと自ら手作りで努力されているとのこと。先生の回りの食通の方々からも、すでにかなりの評価とのこと。

小林先生は、ワイン好きが高じて、本場フランスにワイナリーまで持ってしまった方。自分の興味のあることを、ちゃんと極めようとするマインドには敬服してしまう。

その後、この4月から、新たに教壇に立っていただいている竹内聖先生(写真)と挨拶。竹内先生は、ロンドンで6年間もWEBデザインオフィスをやっていたという方。Webディレクションを担当していただいてる。

午後4時半、メインキャンパスに移動し、大学と大学院の事務局スタッフと大学会議。大学では、3年生が一期生なので、開設から2年間、デジタルハリウッド大学教員であっても、実際の講義が始まったのが、この4月からの先生もいらっしゃる。

3年になるとさらに専門科目が面白くなってくる。大学院の人気教授の一人吉田就彦先生も、この春から大学の教壇に立っている。「ヒットプロデュース能力開発演習」という科目。まさに吉田先生の「ヒット学」研究を実践しようという試み。ぼくも受けたいような授業だ(写真Click!)。

午後7時半、御茶ノ水に戻り、学長室に籠もってパワーポイント制作。帰宅前にしばらく、Second Life内をうろつく。ぼく自身、自分の家をどこかに作りたいとは思っているのだが、それよりは、まだまだ、いろいろな場所を訪れてみるだけでも、十分楽しんでいる状態だ。

午後11時半に終了。
  
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May 08, 2007

Think!×デジハリ×jobweb共同セミナーで講演

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午前9時半、東京本校に到着。ここ10年、夏に近づいていくと、早起きになる傾向があり、6時半に起きてしまうので、必然的に活動を始める時間も早くなる傾向にある。

午前11時、秋葉原のメインキャンパスへ。午前11時半から大学院教員会議。産学協同を積極的に進める大学なら必ず詳細な検討が行われているのが、「利益相反」問題だと思う。

大学院も4年目、大学も3年目ということで、利益相反を検討する委員会だけでなく、これまでの経験を踏まえ、ガイドラインを策定したので、そのことについて説明と討議がメインの話題となった。

ただ、デジタルハリウッド大学の場合、まさに産学協同がプラスアルファの要素ではなく、それを基礎に全体の運営を行っていることが特徴。

実業界を考えれば、すべての関係は、どちらか一方だけが利益を得るということではなく、必ず関係者一同、納得するラインで事柄を決めて進んでいるわけだから、利益相反といっても、ぼくたちにとっては、特別なことを考えるわけではないという感覚だ。

さて、今朝の日経産業新聞の19面の半分を費やして、吉田就彦先生の「ヒット学」について、かなり詳しく紹介されていた。最近、デジタルハリウッド大学の教員たちが、マスコミに取り上げられることが増えていて、とてもうれしいね。

午後2時、御茶ノ水に戻り、キヤノンマーケティングの幹部の方々とミーティング。これからのコラボレーションについて前向きなお話となった。

午後3時、来年に迫ったサラゴサ博覧会の日本館の具体的な展示計画についてのミーティング。経済産業省の担当官の方、JETROの方、さらに展示計画を受けた大広や、展示設計を進めるプロデューサーの方々がいらした。

スペインのサラゴサで行われる博覧会のテーマは「水」。日本は、歴史的に見ても、また現在も、「水」について、様々の取り組みをしてきている。世界に紹介したいことは、もの凄くたくさんあるわけだが、それを、スペースも時間も予算も限られている中で、どこまで表現できるか? 相当、難しい問題なのだ。

「水」と言えば、セカンドキャンパスのすぐそばに、輸入食品中心の店があるのだが、そこで売られているのが、イタリアのGOCCIA BLU。98円で買えるので、大学スタッフに人気。中硬度なので飲みやすい。イタリアの製品らしくボトルのデザインがイイね。ちなみにGOCCIAというのは、水滴という意味とのこと。それがボトルデザインになっているんだね。

午後7時、秋葉原セカンドキャンパスへ移動。午後7時半から、Think!×デジハリ×jobweb共催イベント「キャリアアップ勉強法」講座で、講演。30代の社会人の方々を中心に30人ほどが集まってくれた。今回は、第1回ということで、今後も続くので、よろしく!

さて、ぼくは、いつものように、いかにデジタルコミュニケーションが世界の産業を変化させるかということを下敷きに、プロデューサーの重要性について講義、途中アクティブラーニングも使って、ワークショップもやった(写真Click!)。

直接、キャリアアップの手法を伝授したわけではないけれど、未来への方向性は示せたと思った。まったく初対面の方々と、いきなりアクティブラーニングをやるというのは、ちょっと他流試合のような雰囲気だった。

講演後も、いろいろと質問をいただき、午後10時半ごろ終了。そのまま歩いて御茶ノ水へ戻り、通常の仕事を片付けて、午前0時で終えた。

  
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May 07, 2007

CREATERS AGENT TOKYO、オープンへ

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ゴールデンウィーク開けということで、朝からメール合戦。

12時、スタバでランチを買って、校長室で食べながら、明日の講演のパワポ作成に入る。ビジネスマン向けということで、いつもとは異なる切り口で、パワポを制作していく。講演の流れを作るって、ストーリーを作ることと似ているね。

午後4時、ほぼ作業が終わったところで、今日から東京本校3階に専用スペースが出来たということで、引っ越してきたキャリアマネジメントグループを訪問して、責任者の水田裕教さん(写真)と、いろいろ話をした。

この場所は、受講生からは、CREATERS AGENT TOKYOと呼ばれることになるそうだ(写真Click!)。ロゴも入り口の壁に描かれ、なかなか様になっている。

受講生に向けての業務開始は、5月10日から。これまで以上に、就職転職サポートが行われることになるだろう。関東地域の受講生の方々は、ぜひ、ご利用を!

結局、午後10時半まで、仕事をして、本日終了した。
  
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May 06, 2007

高円寺のニューレストラン「ABRAXAS」へ

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ゴールデンウィーク最後の日、今日は、家でゆっくりすることに。

家のすぐ近くにシルバーアクセの店がオープンした。名前は、「ビルドスクラップ」、作家のアクセサリーを中心に扱っているとのこと。ストイックな感じのする店だ(写真)。

午後8時、ジョンに教えてもらったレストランへ行く。名前は、欧風居酒屋「ABRAXAS」、オープンして、ちょうど2ヶ月とのこと。

アブラクサスというのは、ギリシャ語だそうで、アブラカダブラの語源とのこと。おしゃれなカウンターが特徴のお店だ(写真Click!)。

フランス料理を中心にシェフの清水哲也さんが、腕をふるってくれる。ソムリエと接客は清水麻衣さんが担当。お料理のラストオーダーが午前0時という夜型人間には、有り難いお店だ。

高円寺駅北側の仲通りを入って、最初の小さな十字路にあるパン屋さんを右に、そして左側を見ていくと、上がマンションとなっているライオンズプラザがあり、そこの1階だ。まだ、サイトがオープン前とのことなので、電話番号を記しておこう。03-3338-4666
  
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May 05, 2007

横浜中華街へ

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毎年、ゴールデンウィークには、横浜中華街に行くことにしている。

湘南新宿ラインで横浜へ。そこから、みなとみらい線で中華街へ着いたら午後1時になっていた。もの凄い人が出ている。人気店には、列が出来ている。

エディ播さんがやっていた鴻昌本店は、エディさんがプロミュージシャンに完全復帰ということで昨年閉店ということで、今日は、鴻昌支店で、たっぷり点心類を食べた。

昼食後、中華街の人混みの中を進んで、関帝廟へ(写真Click!)。初めて、ちゃんと線香を5本買って、定められた順番で、お参りをしてみた。外側で5カ所、お線香を上げ、本殿の中で、5カ所でお参り。

そこから、山下公園へ。しばらく、のんびりとした後、歩道橋を渡って行くと、下に降りずに、そのまま港の見える丘公園へ上る階段へ。10年ぶりぐらいに行ってみることにする。

昔と比べるとずいぶんと整備が進んでいるようだ。洋風庭園がきれいに手入れされていて、花々が咲いている。またバラ園も初めて訪れた。やっぱり、真っ赤なバラは美しい(写真)。

午後7時、高円寺に戻り、そのままスペイン風居酒屋「ラス・メニーナス」で夕食。通常の席は、満席。WEBサイトは無いので、口コミで集まってきているわけだけど、今では本当に人気店になっている。

ということで今晩は、ジョンが目の前で料理をするところを見ながらカウンターで食べる。ここに来ると、まったくのお任せ、それでも好きな料理ばかり出てくる。味から言えば、六本木でも西麻布でも通用するはずだけど、ジョンは、高円寺の人たちが大好きとのことで、このままのスタイルでやっていくのだろう。

さて、ジョンは、アーティストとしてのキャリアも実は長い。アーティストJohnny Millerとしての作品は、ドイツのBarbara Thummギャラリーで見ることができる。

9時半に家に戻り、さすがに歩き疲れていたのか、ほろ酔い気分で、そのまま、ソファーで寝てしまったのであった。
  
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May 04, 2007

Spiderman 3を観る

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午前中、呆然として、午後から東京本校へ。今日は完全に休校日となっているのだが、システム管理者たちは、機材の入れ替えやシステムの更新で、大忙しとなっている。

また、連休明けに本校の3階には新たに受講生たちのための就転職オフィスが新たに開設するのだが、そちらのマシンやネットのセッティングもほぼ出来上がったという状況になっていた。

ぼくのほうは、ゆっくり部屋の片付けなどをして、夕方に六本木ヒルズへ。さすがにゴールデンウィーク、東京ミッドタウンや新丸の内ビルがオープンしたとは言え、たくさんの人で賑わっていた。毛利庭園のツツジ?がなかなか綺麗だ(写真Click!)。ツツジ?と書いたのは、ぼくはサツキとツツジの見分けがつかないからだ(笑)。

TOHOシネマズで、息子と待ち合わせて、Spiderman 3を観た(写真)。連休前にネットでチケットを押さえておいたので、ど真ん中の席で観ることができた。さすがに5月1日の初日に44万人を動員したという映画。夕食の時刻にも関わらず、隅々まで満席だった。

もの凄く素早い戦闘シーンに眼がついていかないぐらいだったけれど、さすがに3作目ということなのか、VFXでの演出は隅々までまったく隙が無く、本当に楽しめた。エンディングを観て、これがシリーズの終わりかと思ってしまったら、まだ続くということ。次作も楽しみだ。

  
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May 03, 2007

山本浩司先生の自宅兼スタジオを訪ねる

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湘南新宿ラインで大船まで行き、乗り換えて、一駅、北鎌倉に、午後1時に着く。

今日は、デジタルハリウッドのスクールと大学で、CGアニメーションを教えている山本浩司先生が、自宅兼スタジオを新築されたということで、東京本校のメンバーと、お祝いをしようと訪ねることにしたのだ。

北鎌倉の駅で降りたのは、30年ぶりぐらいかもしれない。山本先生が迎えに出てくれていて、みんなで鎌倉の散歩を楽しみながら向かった。小倉先生や山下くんも、GR DIGITALを携えてきていて、途中、写真を撮りながら、「あじさい寺」こと名月院へ。まだ、あじさいは咲いていないけれど、連休とあって多くの人が訪れていた。

その先、ずっと丘を登っていくと、斜面に山本邸が見えてきた。山本先生は、デジタルハリウッド本科を卒業後、研究科に進み、そのときの作品『小虚庵』が、SIGGRAPH 2000でElectronic Theaterに選ばれている。その後、ずっとナムコで活躍をしてきた。

しかし、いつかは、映像作家として活動していこうと心に決めて準備を進めてきたのだ。そのひとつが、今回の自宅兼スタジオという場所を作ることだったわけだ。

東京本校のメンバーたちは、ちょっとモダンは招き猫を贈って、お祝いをした(写真)。ちなみに奥様の麻季子さんも、山本先生と同期の本科卒。現在もIMJで働いている。ということで、お二人ともデジタルクリエーターというわけだ。

建物は、一階にスタジオ、ダイニング、寝室がコンパクトにまとめられていて、中2階に、富士山が望める開放的な浴室。そして2階は、多目的に使える大広間と奥様用の書斎になっていた。たくさん収納があり、随所に忍者屋敷のような楽しい仕掛けがあり、建築家とのコミュニケーションがとてもうまく行ったのだなと感じた。

夕方5時半まで、ビールやワインを飲んで楽しく食事。大きく開いた窓からは、向いの山にとんびがゆうゆうと飛ぶ姿が見える。ここが、都心から1時間あまりのところかと疑うぐらいの場所だ。

帰りに、前面道路から敷地を見上げて、建物の写真を撮ったのであった(写真Click!)。

山本先生のように、十分に産業界での経験を積んだ上で、映像作家を目指すアーティストが出てきたのは、とてもうれしいことだ。ここ数年、デジタルハリウッド卒業生の中から、そのような方向を目指す方々が目立ってきている。

1994年、デジタルハリウッドを設立したとき、ぼくは、21世紀には、CGアーティストも、現代の画家のように、60代でも若手、70代が中堅、80代で、やっと大御所なんて言われるようになると言ってきたのだが、自分のスタジオ設立は、まずは、その一歩だね。
  
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May 02, 2007

PX-5500を学校長室にセット

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朝、ゴールデンウィーク中に、いつもより多く写真を撮ろうと決めて、GR DIGITALにフィルタを付けたり、液晶モニタのフードを付けたり、外部仕様にしてみる。もう、コンパクトとは言えない外観になってしまった(写真)

いろいろ迷っていたフォトプリンタだが、結局、EPSON PX-5500を購入した。

午前11時、家に届いていたPX-5500を学校長室にセッティング。家に置くには、ちょっと大きいPX-5500だが、ここではエレキアンプのケースがぴったりの台となった(写真Click!)。

さっそく、ここ数日、勉強したカラーマネジメントの問題を、いろいろ試してみる。しかし、基本的問題として、常に持ち歩いているVAIO note Tの液晶モニターの発色の正確性は期待できないということがある。

もちろん、コントロールパネルからAdobe Gammaを立ち上げて、微調整をしているが、その程度の調整では、追い込めないのは明白だ。

GR DIGITALの液晶モニタでの色と比べると、Macのシネマディスプレイでの色がほとんど同じで、VAIO Tでは、少しだけ青みが強い。本格的に色調整するときは、Macで行うことにしても、普通にプリントするときは、VAIO Tも使いたいので、今日は、そちらで作業を進めてみた。

PX-5500でプリントをとりあえずしてみると、極端に赤味がかっていて失敗。ドライバのプロパティで紙の種類とカラーマネジメントの設定をしないのが原因。まずは、写真データに含まれる色補正情報とEPSONのドライバの標準設定だけでも、普通にプリントして写真を楽しむという域では、十分な結果が得られることがわかった。

カラーマネジメントは、カメラでの設定を利用したり、Photoshopでやったり、ドライバでやったり、また、その組み合わせでもできるので、当面、いろいろ試してみることができるという感じだ。

夜、来週の講演に備えて、パワポの制作を行う。午後9時過ぎ、友人たちと食事をして、夜中に帰ったのであった。
  
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May 01, 2007

Second Lifeの取材が続いている

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土日月と3日間も高円寺北地域だけにいたら、さすがに飽きてきた。しかし、あいにくの雨模様。

東京は近郊も含めて、非常に広い範囲で、街がつながってしまっているけれど、それでも好きな街並みというのはある。

いろいろ運ぶ荷物が多いとき、車で東京本校まで移動するのだが、そのとき必ず通るのが、早稲田大学の大隈講堂の横を通る「早大通り」。幅広い中央分離帯に大きく木が育っていて、両側の並木といっしょになって、雨でも、なかなかの雰囲気だ(写真Click!)。

午後、東京本校に着き、ノートPC環境のメンテを開始。普段の忙しさの中では、ファイルの整理や、大量のフォトデータのバックアップなどをするタイミングって、なかなか見つからないものだ。

今日は、さらに、CドライブもDドライブにも、デフラグをかけた。これは、さすがに時間がかかる。昔のPCなら、ハードディスク容量が数十メガだったから、それほどでもなかった作業だが、現在のように数十ギガ以上をデフラグをかけると、けっこうな時間が必要だ。

その間は、ぼくのデスクトップ機であるMac miniで仕事。タイニーなマシンだけど、シネマディスプレイをつないでいるので、仕事はとてもやりやすいのだ。

さて、東京本校、本部もいつも通りの状況。そんな中、最近、富みに忙しくなっているのが、IRを含めて、マスコミ対応している川村さん(写真)だ。

なんといっても、Second Lifeについて、新聞、雑誌からの取材が続いてきたのだが、今期に入ってからは、いよいよテレビからの取材が増えている。各局、真面目にニュースでとりあげられた後、ニュースバラエティ的な番組からも、どんどん取材が入ってきている。当面、Second Lifeネタが続きそうな状況だ。

夕方からは、昨晩の続きで、カラーマネジメントについて勉強。これまで、写真はサイトにアップして見栄えが良い程度の調整しかしてこなかったので、プリントまで含めた世界って、ぼくにとっては新鮮なのだ。

気が付けば午後11時半。東京本校には、もう誰もいないので、ちょっとエレキギターを掻き鳴らしてから、家路に着いた。

  
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