プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

August 31, 2006

「インディーズアニメ進化論」でパネラー

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今日で8月が終わりだ。東京はイイ天気だ。

午後2時、内部会議。午後4時、秋葉原の大学へ。社員教育研究所の元橋康雄社長兼校長と対談をした。この内容はアイティメディアのサイトの記事になるとのことだった。

午後6時、東京校に戻り、サクサク氏と会議。そして、午後7時、本日のメインイベント『デジハリ×FANWORKS共催セミナー「インディーズアニメ進化論」〜ネットアニメの過去・現在・未来〜』が、1階セミナールームで始まった。

ネットアニメを推し進めるFANWORKSの服部さんが司会(写真Click!)。ゲストは、ネットアニメ界をまとめるアニメ作家・ルンパロさん(写真・左)とフリーの編集家・竹熊健太郎さん(写真・右)。そして、ぼくも加わった。

まずは、ルンパロさんが、現在までのインディーズアニメの歴史を、とてもわかりやすく話してくれた。竹熊さんは、手塚漫画成立とネットアニメの類似性について解説。なるほどだった。ぼくは、未来の部で、インディーズのアニメ作家が、それだけで食べていくための問題点について、ルンパロさんや竹熊さんに質問をした。

100人ほど集まってくれた参加者の多くが、業界人とマスコミの方々。ネットで映像を見ること、そしてケータイで映像を見ることが、まったく当たり前となった今、たしかにインディーズのアニメ作家に、大きなチャンスがあることは間違いない。そんな風に確信した。

午後9時過ぎから、大学院関係の仕事、午前0時に、本日、終了。

  

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August 30, 2006

秋葉原校第1期生の卒業制作講評会

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午前10時に東京校。メールチェック後、秋葉原の大学へ。

午前11時から、石川雅己・千代田区長(写真)も参加して、「万世橋ルネッサンス」というイベントの告知用ポスターの審査会をやった。地元のイベントということで、今回は、デジタルハリウッド大学の学生の有志が、急遽、ポスターを作ることになったのだ。2年前に出来た大学が、じょじょに地元に馴染んでいくことは、うれしいことだ。

午後は、セカンドキャンパスで、大学運営会議。午後4時に東京校に戻り、2つほど内部の会議。

午後7時、秋葉原UDXビル4階にあるデジハリ秋葉原校へ。今日は、「秋葉原校第1期生の「短期速習Javaプログラマー専攻・卒業制作講評会」があるのだ。

この講評会について、企業の方々に参加を呼びかけたところ、24社32人の方々がいらっしゃり、実習教室に椅子を入れての対応となった(写真Click!)。集まられた方々の業種も、ウェブだけでなく、ゲーム、ケータイ、システム系、放送系と広かった。

発表者が4名と少なかったので、心配だったのだが、3ヶ月の成果とは思えないほどの出来栄えだったので、ちょっと安心した。発表後も、企業の方々が熱心に受講生と話し込んでいて、Javaプログラマーのニーズの高さを、改めて実感した。

午後10時、東京校に戻り、残りの仕事。11時半にアップ。

  
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August 29, 2006

堀江弘昌さんとミーティング

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午後1時、財団法人産業雇用安定センターの月刊誌「かけはし」の『しごとの風景』のためのインタビュー。デジタルハリウッド設立に至る話などをさせていただいた。

午後3時、広告代理店の方々とコンテンツ開発に関してブレーンストーミング。

午後4時、動画革命東京のプロデューサーのソンさんと、動画東京革命からファンドを受けることとなった本科2期の卒業生の堀江弘昌さん(写真)とミーティング。

堀江さんが、制作する『Love Rollercoaster』は、素晴らしい作品になりそうだ。 40分ほどのフルCGアニメーション作品ということで、これから1年余り、一人で、厳しい制作スケジュールをこなしていかなければならない。デジハリとしては、いろいろな面で、全面的に協力していくことになっている。

午後7時、1階セミナールームへ。今日は、デジハリ受講生向けに、業界からの求人のキーマンとなっているベテランスタッフの黒川くんが、「CG/映像業界動向セミナー」をやった。広い産業界が、今、CGアーティストを求めているということだけでなく、実際の待遇や仕事の環境について、卒業生たちから生の情報を集めている黒川くんの話は、とてもわかりやすかった(写真Click!)。ぼくも最後に、就職戦線に向かう受講生たちにエールを送った。

その後、通常通り仕事をして、午後11時半にアップした。
  
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August 28, 2006

クィーンズランド州のゲーム会社が大学を訪問

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午前中、東京校で仕事。午後2時に秋葉原の大学へ。

今日は、オーストラリアのクィーンズランド州政府の方々が、クィーンズランドのゲーム会社2社を連れて来てくれた。ファジーアイズ・スタジオ社長ウェイ・ヤオ・ルーさん、ハーフブリック・スタジオ社長シャニール・デオさんとも、若くて、まさにデジタル系ベンチャー社長という感じだ。

クィーンズランドでは、州政府をあげて、ゲーム会社を育成しているとのこと。これまで、多くのゲーム会社が、アメリカ市場をターゲットにして、PS2、ゲームボーイ、DSなどのゲームを開発してきたということだが、今後は、これまで以上に日本市場向けの開発にも積極的に取り組んで行くとのこと。

そこで、日本人も求人したいという流れなのだそうだ。クィーンズランド州へは、デジタルハリウッド大学から、いくつかの大学へ3年生が留学することになっている。そのときのインターンシップについても、前向きに取り組みたいとのこと。とても良い話だった(写真Click!)。

オーストラリアにあるゲーム会社といっても、社員の構成を聞くと、アジアを中心に、多民族、多国籍、多言語という状況。これからの世界情勢を予想するとき、そのような環境に飛び込む日本人が少しでも増えてもらいたいと思った。

午後4時に東京校に戻り、通常の仕事。午後10時過ぎに、代官山へ。知人が、まさに隠れ家というようなお店をオープンということで、そのお祝いに行った(写真)。

ぼくのような午前0時過ぎに仕事が終わるような人たちには、夜中、大人が、ゆっくりできる場所を知っていることは、精神衛生上、必要だったりするのだ。

もちろん、同様の人は、たくさんいらっしゃるわけで、お店「Retter」には、ぞくぞくと大人が集まってきていたのだった。
  
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August 27, 2006

高円寺で「東京阿波踊り」を見物!

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朝、ゆっくり起きて、まったりできるカフェ「DogBerry」でブランチ。そのまま本屋に行って、雑誌を買い込んで、家に戻って、バラバラと読む。

実は高円寺は、昨日から、かの有名な「東京阿波踊り」。今年はなんと50回目とのこと。今年は、土曜日と日曜日に設定されたので、いつもより多くの見物客が、高円寺の街に訪れている感じだ。

午後6時、ぼくも高円寺駅北口の広場の踊り場へ行って見物。もの凄い人が見ていたけれど、たまたま抜ける人がいて、前のほうで見ることができた(写真Click!)。まさに老若男女、いろいろな方達が混ざって連を作って、思い思いに踊っている姿は、なんか愛らしいものだなと思ってしまうのであった。

見物は立ち見、お腹が空いて、仲通りに入ると、抱瓶グループの長、高橋さんが、声をつぶして、見物客を出迎えていた(写真)。ということで、今晩は、グループの中の1店「ルート58」で腹ごしらえをして、また見物をしたのだった。

お祭りで商店街に一体感が出るって、やっぱり素敵なことなんだ。高円寺というコミュニティは、やっぱり楽しい。

  
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August 26, 2006

授業をやって、「震度8」へ行った

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午後1時から、東京校セミナールームで、久しぶりに「デジタルメディア概論」の授業。今日から、東京本科のグラフィックアートの受講生に作ってもらったタイトルをパワポに採用した。

内容を少しリニューアルしたのだが、、10分ほど押しただけで、4時40分に終了。長い授業にも関わらず、みんな熱心に聴いてくれてた。

ちょっと休んで、横浜に向かう。今日は、デジタルハリウッド大学の2年生たちが中心になって行うアートイベント「震度8」があるのだ。あの「スキージャンプペア」の真島理一郎さんも、トークイベントに参加する。

午後7時に会場のYOKOHAMA BankART Studio NYKに着いた。会場は、みなとみらいのある埋立地のすぐ手前にある元倉庫。まさにウォーターフロントの立地で、海から来るそよ風が気持ち良かった。野外に、いくつかの出店も出ていて、飲んだり食べたりできる。

そして倉庫の中には、彼らが持ち込んだ16台ものプロジェクターからの映像が、みんなで縫い合わせたという薄い布のスクリーンに映し出されていた。映像は、布に映り、さらに透過して、その先の壁にも映る。そこにクラブミュージックが、かなりイイ音響で流れていた(写真Click!)。

仕掛け人の谷岡くん(写真)も、中心になったスタッフたちも、準備で徹夜が続いたとのことで、体力的には疲れているとのことだったけれど、みんなイベントを作れたという喜びが顔に溢れていた。

大学生たちに囲まれて、外の屋台で、水面を見ながら、ワイワイと話していたら、なんだか自分が25歳ぐらいのときの感覚に戻ってしまっていた。今、見ている場面が、若いときの記憶に直結したのかもしれない。

とは言え、肉体年齢には勝てず、午後11時に退散。とてもじゃなけど、午前4時までは付き合えない。
  
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August 25, 2006

八王子キャンパスを黒須市長が視察

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朝9時すぎに家を出て、JRで立川へ。そこから乗り換えて、モノレールで松が谷へ。家から、ほぼ1時間で、元・三本松小学校だったデジタルハリウッド大学のキャンパスのひとつである八王子制作スタジオに着く(写真Click!)。

7月に2階と3階の一部の内装工事を終えて、現在、ネットワーク工事を行っている状況。内装は、とてもセンス良く仕上がっているので、クリエイティビティを発揮する場として機能するはずだ。また、窓の外を見れば、とても緑が多く、ここが都心から1時間の場所だとは思えないほどだ。

午前11時、9月の新学期から本格利用になるということで、今日は、わざわざ八王子市黒須隆一市長(写真)と、副市長のお二人、さらに市の幹部職員の方々など20人余りで、施設の視察にいらした。ぼくは、案内役というわけだ。

黒須市長から、その場で、廃校となった小学校の跡地利用という意味で、とても良いリニューアルが行われたと評価をいただいた。ぼくたちも、本当に良い環境を使わせていただけることになったと感謝している。ここから、次々と新しいプロジェクトが行われていくはずだ。

午後2時に東京校に戻る。帰りは、立川から中央特快に乗ったら、新キャンパスから70分でお茶の水まで来た。やっぱり特快は早い。

午後2時半、国の科学振興調整費で行っているNCGプロジェクトの件で、全体を管理するJSTの方々と、こちらの主要メンバーで打ち合わせ。最近、研究費の不正利用や虚偽の研究成果が見られたりしたこともあり、とくに国のお金を使う研究については、今まで以上に厳しく状況や内容を吟味されるようになってきている。ということで、緊密なコミュニケーションが必要なのだ。

夕方からは、最近、頂いた単行本を読みつつ、明日の授業に向けて、パワポをリニューアルして、午後11時に仕事を終了した。
  
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August 24, 2006

キノトロープ生田昌弘社長にトロフィーを渡す

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大学院では、当初より、院生による授業評価を、毎授業について行ってもらい、より良い教育体制を作るシステムを行ってきた。

具体的には、院生は授業を受けて48時間以内に、専用サイトから、かなり細かい項目がある授業評価をしなければならない。この評価することで初めて出席をしたということにもなるので、評価はちゃんと集まる仕組みにもなっている。

また、総合評価として1から5まで1点刻みで、点数ももらうことになっている。そして、この評価表は、すべての教員に、毎週、送られるのである。これにより自分の評価だけでなく、他の先生方の評価も共有しているのだ。

2004年、開校当初の1学期目、ぼくは、20人ぐらいの院生を相手に、「デジタルコンテンツ産業概論」という授業で、12回の平均で4.4いくつかで、トップ評価を得ることができた。3位までは、トロフィーをもらえるのだが、もちろん1位のは、ちょっと大きい。

今年、3年目、「アクティブラーニング」を院生たちにも教員にも取り入れた影響も出て、全体の評価も上がり、なんと1学期の全教員の平均が4.5という高得点となった。その中でも、50人の院生を相手に「Webメディア」を講義された生田昌弘教員(写真)が、4.71という歴代最高点で、トップになられた。普通は、受講人数が多くなると、平均点は下がるのだが!

生田昌弘さんは、ぼくたちの業界では知らない人はいない名プロデューサー中の名プロデューサー。午後3時、トロフィーを持って、生田さんが社長を勤めるキノトロープ社へお邪魔した。生田さんは、「真剣な社会人院生への講義は、まさに一回一回が、真剣勝負だが、とても楽しい!」とおっしゃっていた。なんか、有難い言葉だった。

東京校に戻って、通常に仕事。午後7時からは、来週の木曜日に、デジハリとFANWORKS社の共催で行う「インディーズアニメ進化論」というイベントの打ち合わせを、FANWORKSの服部さんと行った。

午後9時15分、大学院ゼミ。今日は、次世代インターフェース研究室の大槻さんが、VRについて、1930年代ぐらいからの現在までの流れを説明してくれた。

ぼくのほうは、今、一部の院生の中で話題となっている「Second Life」について、実際に世界を見てもらいながら説明した。

VR技術を応用したサイバー空間を多くのユーザーで共有して何かを起こすという試みは、ネット創世記よりあるが、当初は、どれもが失敗してきた。ここ数年では、それがオンラインの3Dゲームとなって商用になって発展をしている。

しかし、「Second Life」は、ゲームとは言えない。まさに、我々が、もう一つの地球に、住むような環境を与えてくれるものなのだ。今はまだ、開拓者たちが集まり始めた状況ともいえる。この世界で、一旗あげようという人も多く、実際にこの中だけで完結するビジネスも起こされてきている。

この「Second Life」を楽しむには、本当は、まともなGPUが乗っているPCが良いのだが、ぼくのVaioTでも、ちょっと重いけど、支障なく動いている(写真Click!)。中で、動き回るにも、常に看板などに表示されたり、オブジェクトの説明として開くダイアロゴとか、英語をバリバリ読む必要があるので、英語嫌いの人には、ちょっと辛いかもしれない。

午後11時半、ゼミが終了して、本日、お開き。

  
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August 23, 2006

エイドリアン・ロザーノくん

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朝9時半に東京校に着く。10時すぎ、秋葉原のセカンドキャンパスへ徒歩で移動。10時半から、定例の自己点検の内部会議。12時、引き続き、大学運営会議をやり、午後2時過ぎに終わった。

その後、セカンドキャンパスにいる英語講師のエイドリアン・ロザーノくんを訪ねた。エイドリアンは、デジハリがサンタモニカに学校をやっていたときに、最初は受講生として出会った。もう7年前ぐらいだろうか? その後、サンタモニカ校に勤めた。彼は、良い意味でアニオタ。とくに「マクロス」関連に詳しい。

英語講師として、この夏も、MAYAを英語で教えるという講座を、大学で受け持っているのだが、その準備の傍ら、あらゆる漫画・アニメ系のイベントに参加しまっくているとのこと。その中で、友人も増えているそうだ。

エイドリアンは、秋葉原に起きている新しいムーブメントを、ウェブで発信しようと準備しているとのこと。そんな彼のことが、この夏、共同通信の記事で発信され、いろいろな新聞に紹介された。彼は、本当にアニメを愛していて、本場の日本にいることを心から楽しんでいる様子だ。こんな日本ファンがもっと増えて欲しいと思うのである。

午後4時から、管理系の会議。午後5時から、定例の全国プロデューサー会議となった。

大学生と大学院生のコラボレーションということで、ちょっとうれしいので報告。元フジテレビ・アナウンサー大坪千夏さんのオフィシャルサイトChinatsu-Otsubo.comを、デジタルハリウッド大学生、大学院生がOJTとして制作した。

午後8時、修了生で、大学院の次世代インターフェース研究所の研究員の大槻くんとプロジェクトの打ち合わせ。

午後9時、隣の多目的ホールでは、新プロジェクトの立ち上げのため、修了生を含む院生たちが集まっていた(写真Click!)。三淵先生の呼びかけで集まったもので、ぼくも藤本さんも、協力体制をとるものだ。

また、大学院から面白い試みが始まりそうな予感だ。

  
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August 22, 2006

デジタルコンテンツ白書2006

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午後1時から定例の取締役会。午後3時、「新日本様式100選」の選定候補が出揃ったということで、事務局の方々とミーティング。

午後4時、デジタルコンテンツ協会の方々と今年度のデジタルコンテンツグランプリとデジタルクリエーターズコンペティションについてミーティング。

今年度のデジタルコンテンツ白書2006(写真)をいただいのだが、この白書は、本当に我々にとっては、有難い。議論をするときのベースとなる統計がたくさん出ているからだ。また今年は、これまで以上に細かく、アジアのそれぞれの国のデジタルコンテンツ産業について、項目をわけて説明してあって、これもたいへん興味深い。

今年もデジタルハリウッド大学の福富教授が、この白書の編集委員長をやっているのだが、副題が、「日本のコンテンツパワー、新たなビジネスモデルの構築に向けて」となっている。

なるほどと思っていたら、本日、やはりいただいた本が「萌えるアメリカ」(写真)だった。アメリカに進出した漫画出版社が、たくさんの苦難を乗り越えながら漫画を広めていくドキュメンタリー。今週末、じっくり読んでみたい。

その後、午後11時まで、普通に仕事。帰りがてら、校長室がある8階を出て、実習室を回った。どの教室にも、本科生たちが中心にオールナイトの制作が続いていた(写真Click!)。グラフィックアートデザイナー専攻では、雑誌作りの課題が出ているとのこと。企画、取材、撮影、DTPと一連の流れをやるわけだ。たいへんだけど、楽しそうな課題だ。
  
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August 21, 2006

「Fire Mama」で大仁田厚議員と夕食

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最近、朝5時半に目が覚める。ぼくは真夏になると平均睡眠時間が4時間前後になってしまう傾向がある。午前9時半に校長室。

午後1時、友人のSONYのロウさんが、9月から、ケータイの事業に参加するとのことで、フィンランドのほうに異動するとのことで、挨拶に来てくれた。

午後2時、ワッチミー!TV について、デジハリ広報と打ち合わせ。

午後3時、外部企業とのコラボレーションについて、藤本さんと三淵先生と打ち合わせ。

午後4時、秋葉原の大学へ移動して、「やくみつるのパラパラマンガ道場」の2次審査会。ずらっと並べられた作品を、ひとつづつパラパラやりながら、審査を進めた(写真Click!)。まだまだ、募集は続いているので、みなさん、ぜひ応募してね!

午後8時、五反田へ移動。大仁田厚議員のお母上の店「Fire Mama」へ。大仁田さんと共に食事をしながら歓談(写真)。ヘルシーなイタリアンという感じで、とても美味しかった。

今回、大仁田さんの「大仁田厚公式サイト」リニューアルをデジハリのOJTとして取り組まさせてもらったのが縁で、知りあうことができたのだが、マスコミから受ける印象とは、異なる人格を感じる人だ。お話をしていても、本当に引き出しが多くて楽しい。もちろん、熱い心の持ち主であるというのは、イメージ通りの方だ!

大仁田さんは、まったくお酒を飲まないということで、コーヒーを飲みながら、午後11時まで、いろいろ話し合った。大仁田さんは、これから、家庭教師について勉強と、トレーニングをするとのことだった。ぼくは、帰りの電車の中で眠りに落ちて、もう少しで、高円寺を乗り過ごすところだった。
  
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August 20, 2006

T-JOY大泉で映画

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今日はオフ。外は暑すぎて、家で、クーラーに当たりながら、ギターを弾いていた。

夕方から、映画をみようと、東映大泉撮影所近くのT-JOY大泉へ。T-JOY大泉の道路を挟んで前にある建物って、なんかパリのポンピドーセンターを思い出す(写真Click!)。

チケット売場には、9月2日公開の「アキハバラ@DEEP」のポスターが貼ってあった(写真)。館内では、アキハバラ@DEEPの予告編も見ることができた。

この映画のCG部分については、大学院修了生の船戸賢一さんが起業したゼロイメージワークスが担当している。また東映の企画側にデジハリ卒業生もいる。さらにロケ地は、もちろん秋葉原と、何かと、ぼくたちと縁がある映画なのだ。

最近、つくづく邦画が頑張っていると感じる。映画制作者たちの頑張りで、作品自体が良くなっている点は、第一にあるが、民放各社が、積極的に映画製作に関わるようになったことが、ヒットを生む要因になっていると思う。

テレビ連動でのキャンペーン効果って、確かに大きい。このようなメディアミックスによるプロモーションと、DVDのセルとレンタルまで含め収益モデルの確立は、日本映画産業のビジネス環境は整えたが、それがイコール、収益に結びつく魅力的な作品を作れる環境というところまでは行っていない。

最後まで取り残されている制作側の労働環境、賃金、権利など、制作費に直接影響する所とはいえ、もっと向上すべきなのではないだろうか?
  
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August 19, 2006

Macの原点を顧みた

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今日は、時間があるので、一度、読み比べて整理したいと思っていた3冊の本を引っ張り出した。

その3冊とは、「未来をつくった人々―ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明」、「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」、「レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏」。

もう一度、現在のパソコンの原点となった流れを確認したい気持ちになっていたのと、読んだ3冊の本が、補完しあう部分と、重なった部分の印象が異なるという気がしていたのだ。

デジハリ社内で、同じ会議に出ていても、出席したメンバーが異なる印象を持つことは良くあるわけで、当事者たちからのインタビューを基に本をまとめていても、それぞれの本で、多少、異なることは当たり前だろう。むしろ、異なる部分に面白さがある。

「誰もが使いこなせるコンピュータ」の実現に、どのようなアイデアがこめられたのか、パラアルトのALTO開発からアップルのMacintosh発売までの流れは、何度、反復しても、新鮮な発見がある。

ドットによるCRTディスプレイと、そこに表現されるウィンドウ、アイコン、ポップアップメニューなどのGUI、マウス、Ethernet、レーザープリンターなどなど、今も世界中の人が、お世話になっているものばかりだ。

本当に残念なことだけど、今や多くの人が、マイクロソフトのWindowsの真似をアップルMacintoshがやっていると思っているのだ。かくも歴史というのは、誰かが、ちゃんと教えなければ、非常に短期間に、こんなことになってしまうのだ。

夕方、気分転換に、近くのが仲通りに出る。青空だ!と、ふと上を見上げると、そこには街灯と電線に区切られた狭い空があった(写真)。なんか高円寺らしいと、ふと思った。

夜も、比較しながら、本を読み進めた。ということで、ちょっと充電した一日だった。
  
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August 18, 2006

「ワッチみー!TV」に参加して思うこと

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80年代のNEC PC98シリーズ全盛のときから友人の村上徹さんのボーンデジタル社が、ハリウッドで25年の歴史を持つVFX専門雑誌「Cinefex」の日本語版を創刊した(写真)。

ますます日本で増えているVFXのプロたちにとっても、コアな映画ファンにとっても、日本語で読めるというのは、かなり有難いことだ。書店売りはしないということなので、みなさん、Cinefexサイトからどうぞ!

最近、フジテレビが、社内ベンチャー的に、LLPとして始めた「ワッチミー!TV」のブログキャスターズというコーナーに、ぼくも参加して、週に1度程度、動画をアップしている。

ユーザーによる動画アップサイトは、まさに今年ブレイクしたサービス。もっとも有名なサイトは、もちろんYouTube。生放送などのハプニング映像など、後から話題になる映像が、誰かがアップしてくれているのは、一人の生活者としては、有難いのだが、もちろん著作権を無視してアップされているわけだ。

いろいろな記事によれば、すでにNHKや民放各社の担当者が、YouTubeの担当者と、信頼関係があって、指摘すれば、すぐに削除してくれるとのことだが、YouTubeの広大なデータを検索し続けるのは、たいへんなマンパワーだ。

それというのも、映像は、人間が目で見なければ、著作権などの権利を侵害ているかどうかわからないからだ。そのため、それを自動検出できるというシステムが業界向けに多く提案されている。

業務用であり、通常はハードとソフト一体で、サーバーとして開発されていることが多いので、高価なものがほとんどだ。しかし、どれも侵害の検出は、完全ではない。

YouTubuも、なんでも公開されているわけではないと推測される。それは、アダルト向けどころか、性的なものが、まったく見られないからだ。著作権無視は、アメリカ社会の中で、ぎりぎり許容範囲だけれど、性の部分のモラルを無視すれば、抹殺される社会だからだろう。

ということで、「ワッチミー!TV」でも、放送コードなどの知識を持つスタッフが、投稿されるビデオすべてを見て確認しているのだ。しかし、ビデオの中で使われていたり聞こえる音楽のすべてをプロのものか、アマチュアのものか判断することはできないとのこと。確かに世界中の権利が発生している音楽を聞いて、すぐわかる人などいるはずもない。

基本、テキストベースで、急速に発展したインターネットの世界。テキストベースだからこそ、プログラムである検索エンジンが神のようなパワーを持ちえたし、サイトを見て回るロボットなども発展してきたわけだし、フィルタリングもできたわけである。

ネット全体が、リッチメディアになるとき、コンテンツ内容の確認のために、ものすごいマンパワーがかかっている現状は、またもデジタル技術が、乗り越えるべき課題なのだと感じる。

さて、本日は、午後2時半から大学院運営会議。

4時、御茶ノ水の丸善にいったら、本屋の前の野外にワゴンが出ていて、ぼくが好きな出版社のTASCHENの本が、まとめて出ていた。TASCHENの25周年を記念して、スペシャルエディションとして出ているシリーズは、誰でもが楽しめる内容で、とてもいい。

フルカラーの400ページぐらいの本が定価1900円なのだ。日本の出版社と比べると、とても安く感じる。ちょっと買い込んだ(写真Click!)。このセール、8月31日までとのことだ。

夜、同じ業界の仲間と六本木へ。久しぶりに真夏らしい天気。街には、非常に多くの人たちが溢れ出ていた。数軒ハシゴしたら、午前2時になっていた。
  
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August 17, 2006

「アキバ経済新聞」が好調

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ウェブ上で、地域限定情報を産業や経済という観点から集めた「経済新聞」が、連動して次々と立ち上がっている。

その一つに、「アキバ経済新聞」がある。オープンして約1ヵ月のこの新聞、関係者たちには「キバ経」と呼ばれている。

この「キバ経」、我々デジハリが秋葉原に拠点を置いていることもあり、デジタルハリウッドエンタテインメント社に編集局がある。ということで、編集長は、同社の社長でもある柳原秀哉さん(写真)が兼任している。

編集局を訪ねると、副編集長も記者らも、昔、デジハリを卒業したスタッフたち(写真Click!)。彼らは毎日、秋葉原を歩き回って、細かい取材を続けており、コンテンツの充実度で、じりじりと読者数を増やしている。「萌え」だけでない今のアキバが見えてくる。

みなさん、秋葉原に少しでも関心のある方は、「キバ経」を訪ねてみてくれ! 柳原編集長のビデオをはワッチミー!TV/ブログキャスターズにアップしたので、どうぞ!


本日は、昨日まで調べた数字を基に、授業で使っているパワポの数字のリニューアル。ちょうど、1週間前、デジタルコンテンツ協会から、コンテンツ産業の市場規模が、13兆6811億円、そのうちデジタルコンテンツは、2兆8892億円と発表があり、日経新聞などに取り上げられた。

ちょっと前まで、コンテンツ産業全体で12兆、そのうデジタルコンテンツは2兆というツカミだった。デジタルコンテンツ産業を、どこまで広げて数字を拾うかということを、ぼくは、いつも気にしている。街の商店のサイト制作の中にも、コンテンツといえる内容は、含まれているだろう。ネットの世界では、広告と広報とコンテンツの区別をすることも難しくなっている。

いずれにしろ、iTMSにより大きく売上が伸びたことも後押しとなって、デジタルコンテンツの市場規模が、大きくなったのは確かなこと。勇気づけられる状況だ。


  
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August 16, 2006

100の悩みに100のデザイン 自分を変える「解決法」

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今、多くの書店で、デジハリの名物先生の一人である南雲治嘉教授が書き下ろした新書『100の悩みに100のデザイン 自分を変える「解決法」 』が、平積みになって売られている。

大手書店に南雲先生のコーナーがあるぐらい実用デザインという観点から、デザイナー向けの本を出されてきた先生だが、今回は、デザイナーだけでなくビジネスマンでも誰でもが、思わず納得という本を出された。卒業生の中でも、かなり話題になっているし、レビューの反応もとても良い。

南雲先生がいつも掲げられてきた「人を幸せにするデザイン」が、とても感じられる内容。南雲先生に習った受講生たちが、卒業後もずっと先生を慕っている根っこがわかるような本だ。一人でも多くの人に読んでもらいたいと思った。

ここ数ヶ月、東京本校では、古くなったネットワーク機器やサーバーを入れ替えている。この中で廃棄されていく機材たちが、なんか物悲しいく感じるのである(写真)。

今日から、本科の一部が始まったので、5階と6階の実習教室には、受講生たちが戻ってきていた(写真Click!)。課題制作について、熱く語り合う世界を見ると、ちょっと、羨ましいような気になる。

さて、まだ世の中、夏休みモードということで、アポが少ない。こういう時こそ、読み込みたかった資料を、引っ張り出すのに最適。

お蔭で、机の上に、紙や本が積み重なっていく。まだまだ紙に頼る部分って大きいと、思い知らされた。
  
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August 15, 2006

日本のメディア芸術100選

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終戦記念日、小泉首相がついに公約を果たした。このことについて意見を持つための知識を、戦後の教育を受けたほとんどの国民が持っていないようにも思える。

小学校から、日本がどんなことを祖国にしたかを教え込まれた国民が大半の国と、そんなことはちゃんと習わなかったし考えてもこなかった国民が大半の国が、議論を交わすことも、できないようにも思うのである。テレビを見て、戦後が終わっていない、そんな感想を持った。

そんなとき、戦後のメディア芸術の位置づけを行うとでもいう大事なアンケートが文化庁により行われている。「日本のメディア芸術100選」という企画だ。誰でもサイトから参加できる。候補リストに異議を持つ人は、新たに作品候補を送ることもできる。

この候補リスト、1950年代から始まっているので、広い世代が参加しないと、結果に大きく差がでるようにも思う。いずれにしろ、投票は、10作品しか選べないので、本当に自分の心に残っているものしか選べなさそうだ。みなさんもぜひ参加されると良いと思う。

さすがにお盆。昨日より、さらに東京校は閑散としている。そんな中、東京校のシステム管理者の仲田博道くん(写真)が、Macの実習教室のシステムを全台、リニューアルしていた。クラスが無いときこそ、ゆっくりとメンテナンスができるというわけだ。

大学院では、児玉徹先生が、ゼミをやっていた(写真Click!)。お盆は、関係無いということなのだろう。

午後1時、教育と探求社の宮地社長と内藤さんが、ぼくも参加させてもらった2006年度の「クエストエデュケーションプログラム」の教材が完成したとのことで、説明に来てくれた。ぼくが、センスのいいアニメになって動いていた。

午後2時、本科1期の卒業生であるDOE馬渕社長が、新任でCOOとなった田中義啓さんを紹介ということで、校長室にやってこられた。WEB制作業界も、どんどん変化しているとのこと。インターンも受け入れてもらえそうだ。

午後6時過ぎ、毎年、日立マクセル社の協力で、制作しているDVDのCGアニメーション優秀作品集のパッケージデザインの件で、広報スタッフとミーティング。

0時まで仕事をして、その後、スタッフと夕食を食べて、本日、終了となった。

  
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August 14, 2006

Jupiterを手に入れる

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午前11時、青山のA-POCへ、織り上がったというジーパンを取りに行く。

A-POCは、1枚の布から展開するIssay Miyakeから展開しているファッションブランド。服飾に工業デザインを持ち込んでいる部分もあり、過去にグッドデザイン大賞も受賞している。

そのA-POCから出たジーパンが、あまりに面白いので、店頭にサンプルが並べられた一ヶ月前に衝動的に頼んでしまったのだ。

ぼくが、子供だった頃、ブルージーンズはアメリカ文化の代表みたいなところがあって、わざわざ御徒町アメ横まで買いにいったものだった。

で、言われていたのは、ワンサイズ大きいものを買って帰って、家で穿いたら、そのまま風呂に入って、自分の体に合うように縮めると良いなんていうワザだった。そして、毎日穿いている間に、自然と膝や腿がヤレて、白っぽくなって、雰囲気が出るというものだった。

ところが近年は、ストーンウオッシュをほどこして、それらしい感じを出したものが新品として売られるのが当たり前だし、さらに、それなりの年月を経たジーパンは、ビンテージとして高価な値をつけるようにもなった。膝に穴が空いている新品を、誰もが不思議に思わなくもなった。

そのなんとも言いがたい地位を築いたジーンズを、A-POC流に解釈したのが、三宅一生氏が自ら「Jupiter」と名付けたというジーンズだ。

一見、かなりダメージを負ったビンテージジーンズのようだけど、実際には、CADで作られたデータを基に、コンピュータ制御の織機が、模様として織り上げたもので、布は、まったく傷んでいない(写真Click!)。一枚の布なのに、裏がオレンジ色に織れてしまうのも、A-POCらしい。

午後、東京校へ。通常クラスは、お盆ということで無い。本部スタッフもお休みをとっている人が多いので、全体に閑散としている。

そんな中、広報業務は、いつもどおりに行っている。東京校の奥芝徹くん(写真)も、現場の要として、受講検討の方々とコミュニケーションをとっている。

面談、電話、メールだけでなく、ウェブサイトのニュース更新も、彼ら現場のスタッフたちが行っている。さらに内部では、SNSの試験運用が始まっている。今、確実に広報の方法が変化してきている。

確かにどこでも、コミュニケーションの手段も機会も、飛躍的に増えているのだが、そのことで、我々がどのような恩恵を得ているのか、今しばらく、ネット社会の成熟を待ってからでないと、真の答えはでないような気がする。

夜7時半、友人が校長室を訪ねてくる。午後9時、そのまま高円寺に移動して、夕食を共にして、本日、終了となった。

  
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August 13, 2006

オフにしたこと

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昨日に引き続きオフ。

あまり乗っていないとは言え、ほぼ1年ぶりに古いほうの車を、近くのセルフ洗車場へ持っていって洗車。その後、駐車場へ戻ってきてワックス掛けをした。

雨漏りがするオンボロ車なので、洗車機にかけることはできないのだ。実用というより趣味だから仕方ないのだが。

夜、それほど暑くもないので、外に出る気になり、代官山のモンスーンカフェへ。

代官山のモンスーンは、夏の間は、旧山手通り側のサッシを開放していて、半分、外気が入ってくる。その感じが、なんだか東南アジアのどこかの国に来ているみたいで好きなのだ。それに夏は、やっぱりエスニック料理が食べたくなるし。

サンタモニカにデジハリがあったとき、校舎のすぐ近くにモンスーンカフェがあり、出張のたびに、サンタモニカ校のスタッフを連れて、食事をしていたことを思い出した。

ということで、のんびりした休日だった。
  
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August 12, 2006

ひたすら寝ていた

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ほぼ朝帰りだったことと、月曜日にニューヨークから戻って以来、睡眠不足だったこともあって、夕方まで、ほぼ寝ていた。

午後7時、いきつけの眼鏡屋ボストンに、最近購入したフレームにレンズを入れてもらうために立ち寄る。近視で老眼で乱視。自分にあった遠近両用レンズ無しには、生活に支障を来たすのだ。

それから、ライブをやっている老舗を覗いたり(写真)した後、午後10時、ラスメニーナスで夕食。相変わらず、お客様の半分は、海外の方々。

いきなり日経CNBCのテレビ放送で、ぼくがインタビューに答えているところを見たよと言われた。確かに海外からの駐在員の方が見ている確率は高そうだ。

いつものようにスペインから直輸入の豚の生ハムを頼む。目の前で切ってくれるのが良い(写真Click!)。これにスペインの赤ワインは、とても合うのだ。

ほろ酔い加減となり、ぐっすりと寝たのであった。

  
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August 11, 2006

麻生外務大臣からの感謝状が届く

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体に時差が残っていて、まだ、朝6時に目が覚める。東京校に出て、11時にランチ。ちょっとずれている。

12時から定例のNCGプロジェクトのミーティング(写真Click!)。CG制作部隊も合流してきているので、メンバーが増えてきた。

午後1時、伊藤忠商事エグゼクティヴプロデューサーの吉田雅尋さんと、リンクスデジワークス常務取締役の福本隆司さんが、情報交換ということで、校長室にいらした。

世界でももっとも多くのCGクリエーターたちが住む東京で、たくさんの大型プロジェクトが動き始めている。それは、うれしいことだが、プロデューサーたちが、作品としての完成度への執着を見せないと、結局、継続的に次々と制作が続けられる状況が消えてしまうのではないか、と思うのである。

午後6時、外務省の影山さんが、麻生外務大臣の直筆の署名入りの感謝状(写真)を持って、校長室にいらした。ASEAN拡大外相会議の夕食会で、各国大臣がかくし芸を披露するということが恒例となっているとのこと。マレーシアのクアラルンプール7月27日の夕食会で麻生外務大臣主演による寸劇の上演が行われたのだが、その背景の映像を、デジタルハリウッド大の学生たちが制作したのだ。

ぼくも、そのときの様子を報道したニューヨークタイムスを渡米していたときに読んだのだが、奇抜な発想の劇に、他国の記者たちも、びっくりしたらしい。話題になることが重要なので、大成功というところだろう。頂いた感謝状は、大学に飾ることとしたい。

夜、いろいろ溜まっている仕事を片付ける。0時に終了。残っていたスタッフたちと、御茶ノ水駅前の居酒屋で夕食。アルコール抜きで、午前4時まで、いろいろしゃべった。
  
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August 10, 2006

大学に台湾「龍華科技大学」から視察団

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この秋、デジハリでは、ちょっと面白いコラボによるコースが始まる。

「演劇ブック」(写真)という雑誌を出している演劇ブック社が、ENBUゼミナールという映画監督や俳優を目指す人たちのためのスクールをやっているのだが、そのENBUゼミナールと「映画監督&映像ディレクター専攻」を始めることになったのだ。

日本映画もついに、VFXやデジタル編集などが、当たり前になってきた。その中で、輝かしい実績を持っているENBUゼミナールとデジハリが組んで共同でコース開発と運営をあたることは、非常に良いことだと思っている。

今日は、午前10時半から、大学で、自己点検委員会。11時半からは、教員会議をやる。

午後1時すぎ、台湾「龍華科技大学」の学部長・徐方正教授ら8人の先生方と6人の学生の方々14名の方が、大学を訪問された。大学事務局には、上海出身の裘(キュウ)さんというスタッフがいるので、コミュニケーションには困らない。

徐先生に聞くと、国からデジタルコンテンツ制作者育成には、大きな補助が出ているとのことだが、悩みは、大学教員には、博士号を持っていないと任命できないので、産業人を教員に招けないこと。さらに非常勤であっても、やはり産業人が忙しく、なかなか大学に教えに来てくれないとのことだった。350人程度の学生を8人程度の教員で見ているとのこと。

デジタルハリウッド大学に、非常勤を入れて80人程度の教員がいて、産業人の教員が多いことが、とても羨ましいとのことだった。最後に、大学のエントランスで、記念撮影をした(写真Click!)。

午後4時、東京校に戻り、ニッポン放送の取締役・岩崎正幸さんと文化放送の総務部長・小岩寿樹さんとミーティング。秋の民間放送全国大会でのシンポジウムについて打ち合わせをした。

午後5時、動画革命東京の竹内さんと宋さんとミーティング。応募作品から支援作品を選び、それぞれをLLCとしてプロジェクト化して、25分間のパイロットフィルムを作るというのが、動画革命東京。

このほど、第1期支援候補作品が4つ決定したのだが、その中のひとつが、本科2期生で、卒業後、SCEで活躍していた堀江弘昌さんのLove Rollercoaster。デモ映像をみたら、96年度の卒業作品で活躍したキャラも脇役で使われていた。デジハリとして、できる限りの応援をすることとした

午後9時から、大学院のゼミが始まる。3年目となったヴァーチャルリアリティ関連のゼミだが、ここから次世代インターフェース研究室が立ち上がった。今年は、11人ほどがゼミ生となった。

11時に終了、そのまま部屋で仕事をしていたら、午前1時になっていた。
  
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August 09, 2006

会議デー

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午前10時半、8月の社員総会。いろいろな部門のスタッフが一階セミナールームに集まると、けっこう満席(写真Click!)。

午後1時、徒歩で、秋葉原のセカンドキャンパスへ移動して、大学運営会議。

午後3時、東京校に戻り、福岡県商工部商工政策課長松永さんと、福岡コンテンツ産業拠点推進会議の今後の企画についてミーティング。

午後4時、イギリスに留学中の卒業生が一時帰国ということで、校長室に寄ってくれた。12月まで英語のレベルアップをして、海外の映像系の大学院への入学を目指すということだった。

午後5時、いつものようにプロデューサーたちが集まっての会議。午後8時に終了。

さて、7月まで福岡校の責任者だった角野浩幸くん(写真)が、池袋校の責任者として赴任。これまで、大阪、神戸、福岡と拠点校を経てきているので、彼と接点があった卒業生の方も多いだろう。しばらくは角野君は、池袋校にいるので、よろしく!
  
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August 08, 2006

1日ビデオ編集、夜は大学院入試

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午前10時半、社長室で、取締役たちとミーティング。楽しい企画を話し合った。

午後、SIGGRAPHを、直前に購入したHDDカムEverio GZ-MG505-Bで撮ってきたので、映像をMacに取り込んで、簡単に編集を開始。といっても、この作業は時間がかかる(写真Click!)。

午後7時から、大学院入試で、面接試験官をやる。今日の試験にも、前にデジハリの総合プロコースを卒業された方がいらした。卒業生が、大学院を受けてくれるということは、ぼくとしても、たいへんうれしい。

午後9時すぎから、ビデオ編集したものをDVDに焼く。11時、さすがに時差の関係で、眠くなり、本日、終了とした。

帰りに4階の本部によると、そこに小林さんと荒さん(写真)がいた。内部移動で、スクールの戦略関係を担当することになったのだが、二人が、いっしょに、東京校の4階にいたのは、1999年のこと。なんだか、とても懐かしい気がしたのだった。

  
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August 07, 2006

日本への機内から、そして帰国

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テイクオフして、昼食が出て、映画を見て、寝た。

起きたて、ディスプレイで地図表示にしたら、なんとお馴染みの平面表示じゃなくて3DCGでのリアルタイム表示になっいた(写真Click!)。

日本時間のお昼ごろ、日付変更線を越えて、月曜日となった。

午後4時過ぎにランディング。午後7時すぎに家に戻った。

さっそく、荷物を解く。SIGGRAPHからは、論文集やパンフレットなど、かなりたくさんの資料(写真)を持って帰ってきた。

10時過ぎ、夕食を食べに、串焼き処DIZZへ。日本人の味付けって、繊細だなと改めて感じてしまった。
  
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August 06, 2006

ニューヨークを出発。

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朝6時に起きて、パッキング。8時、ホテルのレストランで朝食をとった。ここもカッコいいインテリアだ(写真Click!)。

ニューヨークに来て思うのは、家具の選び方や置き方とか、壁の処理など、インテリアが決まっているところが多いことだ。日本では、壁の目地とか、タイルの揃い具合とか、家具の細かい仕上げとか、たぶん世界でも、もっとも良いと思う。

こちらで、ディテールを見ると、単にペンキが適当に塗ってあるだけとか、タイルがガタガタに貼れているとか、がっかりもするけれど、ちょっと遠めに見たときのプロポーションの良さや配色の良さがある。それに照明のセンスが違う。

まあ、日本人が、室内の照明が明るいということが好きな人が多いから、なかなか光と影を生かす感覚が育たないのかもしれない。

午前9時半、チェックアウトして、JFK空港へ。ここでもチケットレスで登場手続き。ボーディングパスをもらい、例によって、靴まで脱いで、セキュリティを通過。

空港で、適当にワイヤレスネットワークを拾って、ネットにつなげて作業。

ほぼ定刻に機内に入ったのだが、貨物室に入るコンテナに不具合があったとかで、コンテナを全部、入れ直すとのことで、出発が1時間遅れることに。

JFK空港は、いたるところが、工事中で、どんどんターミナルを近代化しようとしている感じだ。非常に発着数の多いこの空港の管制塔を初めて意識して見ながら、テイクオフした。

日本との時差、13時間。日曜日は、短く終わるわけだ。
  
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August 05, 2006

ニューヨークの土曜日

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今回の旅も終わりに近づいた。ニューヨークの土曜日。今までと違って、スケジュールを決めていない日。起きてから、ネットとガイドブックで探索。

まだ一度も、グランドセントラルステーションに行ったことが無いことに気が付く。何度も映画などで見てきたけれど、実際に中に入ると、その空間の広さと重厚さに、ちょっと圧倒された。地下の食堂街で、朝食をとった。

次に外側が大きな改修をやっているグッケンハイム美術館へ(写真)。建築家Zaha Hadidの30年間の活躍を振り返る企画展が行われていると知ったからだ。ぼくは、建築を離れてから20年になるけれど、建築は大好きなので、いつも建築家たちの作品は雑誌などで気にして見ている。

Zaha Hadidは、国際コンペには勝つけれど、あまりの複雑さや、もちろん予算の問題で、実際には建つことが無い建築を多く設計してきた人だ。しかし、その図面のドローイングスタイルは、多くの建築の学生たちに大きな影響を与えてきたのではないだろうか。

実際に見ると、図面たちは、大きく華麗で美しく大胆で、そのまま飾ってあったら、誰でも現代アートと思うような線と面の集合体。雑誌の写真で見るのとは大違いだった。また、非常にたくさんの模型も展示されていて、彼女が実際に、どのように現実空間に形を収めたかを、じっくり味わうこともできた。

午後3時、見終わって、そのままセントラルパークへ。そこには、ちょうどJacqueline Kennedy Onassis Reservoirが広がっていた。ここの水面は、すぐ隣のFifth Ave.より高い。西側を見ると、そこには、20世紀初頭のニューヨークといったスカイラインが残っていた(写真Click!)。ニューヨークって、本当に古い建築が、きれいに残っている都市だ。

夕方、ショッピングを楽しんだ後、夕食は、ホテルの近くのBB KING BLUES CLUB & GRILLへ。そこでやっていたGINUWINEというグループのコンサートをたまたま見て、その後、グリルで、枯れたギターを弾く黒人のおじさんのブルースを聴きながら、南部のケージャン料理を食べた。

明日、日曜に帰国だが、日本に到着すると、月曜日の夕方になっているわけだ。
  
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August 04, 2006

1日たっぷりMoMAを見る

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今回、ボストンでSIGGRAPHがあったわけだが、ボストンへの直行便は、無いので、いずれにしろ乗り継ぎとなる。どうせ東海岸まで来るわけだから、ニューヨークへ来ようと思った。

ニューヨークへ来たかった理由が、リニューアルなったMoMAを、じっくり観たいということだった。

MoMAは、ご存知のように20世紀初頭から現在までの現代アートの殿堂。ぼくは、今、「新日本様式100選」を選ぶ評議員のひとりになっている。

もうすぐ、審査が始まるのだが、21世紀に日本を考える上でも、責任が重いと感じている。審査を始める前に、20世紀のアートとデザインを振り返っておくには、最適の場所のひとつが、ニューヨークのMoMAというわけだ。

午前10時半に入って、午後6時近くまで、途中、彫刻が並ぶ中庭(写真Click!)で、足を休めると共に、冷え切った体を温めながら、5階から1階まで、じっくり見た。実際、それだけの時間を使っても、作品を味わう時間が、不足と感じるぐらい多く展示されている。

ちょうど5階で企画展の20世紀初頭に起こったダダイズムの展示をやっていて、世界同時に起きた、このアート運動からの作品を、世界の都市から集めていた。

観てみると、第一次世界大戦後に、それに対する芸術家たちの表現と、機械文明への警告と憧れみたいなものが融合していて、その機械の部分をデジタル技術に置き換えると、ある意味、現代に通じるところがあって、とても考えさせられた。

そして、MoMAには、もう一つ、ぼくが親近感を覚える理由がある。それは、ぼくが1986年にデザインしたセラミック製エンクロージャーを持つスピーカーが、日本の工業デザインのひとつとして収蔵されているからだ。

ぼくが、まだ建築音響の世界にいたとき、INAX社に提案して、ぼくが音響的な配慮から図面を起こし、INAX社の型作りの職人さんのところに通って、作りあげたスピーカーで、「Bubble Boy」という名前で販売されたもので、ぼくの名前で意匠登録がされたものだ。

2002年のMoMAのカレンダーは、2002が、左右シンメトリなので、2つでセットになっている所蔵品が取り上げられて作られたのだが、その中に、ぼくのスピーカーが使われていた。今回、ミュージアムショップで、「Japanese Modern」という葉書50枚入りのBoxを見つけたのだが、その中の一枚に、確かに、ぼくのスピーカーがあった(写真)。ちょっと、うれしくて購入した!

その直後、ミュージアムショップの中で、デジハリ東京校3期生の壇上誠さんと同じく3期生の奥様に声をかけられた。SIGGRAPHの帰りにニューヨークに来たとのこと。壇上さんは、今、女子美のメディアアート学科・内山博子先生の下で、専任助手をやっているとのこと。デジハリ出で、いろいろな学校の先生になっている人が、最近、ますます増えている。うれしいことだ。

夜8時からは、ブロードウェイでLION KINGを観る。ディズニーのアニメ映画のストーリーを正確に再現しているので、ちょっとぐらい台詞や歌詞が聞き取れなくても十二分に楽しめる。人間が動物たちに扮する衣装というか着ぐるみは、本当に素晴らしかった。キャストも黒人の方々がほとんどで、アフリカが舞台の話に、まさにぴったり。そのへんは、劇団四季版を見るのとは、かなり違う印象だった。

今夜のタイムズスクエアの様子はワッチミー!TV・ブログキャスターズの8月4日にアップしてあるので、どうぞ! スクープ映像かも?? 
  
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August 03, 2006

「BoNES」の日高くんがSIGGRAPHに来た!

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朝6時に起きて、パッキング。今日、ボストンを離れるのだ。午前9時、飛行機の時間までSIGGRAPH会場へ。

SIGGRAPHの教育部門が毎年開催している学生作品のコンペティションSPACEで、卒業制作の「BoNES」入賞した福岡校卒の日高晋作さんが、昨晩、到着して、今日、行われる表彰式に出るということで、会えるかと思って来たのだが、広い会場で、どこかですれ違ってしまったようだ。

今回の会場からボストンのLogan空港までは、地下鉄で10分ぐらい。すでにお気に入りになったjetBlueのチケットレスシステムで、ボーディングパスをとり、セキュリティゲートへ。いつもながら、靴も脱いで、時計もはずして、バンドもはずして、やっと通る。

ぼくは、小型の旅客機が好きなのだが、E190(写真Click!)と呼ばれているEMBRAER 190に乗れた。jetBlueの機内席は、すべて革張りで、けっこう気持ちがいいのだ。

JFKからニューヨークへのフリーウェイが、いろいろなところで工事中。夕方4時に、タイムズスクエア近くのホテルにチェックインした。

夜、気温が下がってからタイムズスクエア辺りを散歩。ニューヨークでは、暑さのため、いくつかのアパートが停電になり、中にいる老人が、そのまま亡くなったとニュースが流れていた。

ホテルのレストランで夕食。ここでも思ったのだが、SUSHIが完全に市民権を得ていて、メニューの中にSUSHIとMAKIが、通常の洋風のアントレと独立して、項目を持っていた。食べたら、すぐに眠くなる。

メールをチェックするとボストンにデジハリツアーメンバーといるサクサク氏から、日高くんといっしょに出た表彰式の写真が届いていた。サクサク氏も指導者のひとりとして、大学生の船橋くんの作品「AWAKE」の表彰状を、代わりにもらったとのこと(s(写真)。

ちょっと幸せな気持ちになって、そのまま寝る。

  
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August 02, 2006

あのIBVAが、15年ぶりにバージョンアップ!!

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午後2時半にSIGGRAPH会場へ。午後3時から、今回、10年ぶりぐらいに再会したのが加畑将裕さん。彼が90年代に開発した小型脳波測定装置は、世界に根強い需要を持っていて、研究からVJにまで広く応用されている。

この装置IBVAについては、ネット上で、たくさんの書き込みを発見できる。その加畑さんが、午後3時からのセッションで、なんと15年ぶりにバージョンアップとなったIBVAと、その教育での応用について、彼の協力者と発表するというのだ。

セッションでは、脳波を使って、ディスプレイ上のオブジェクトを動かすというデモが行われた。その後、加畑さん(写真)に、いろいろ開発の苦労を聞いた。IBVA4は、オールインワンのパッケージに収まっていて、今月から、日本でも販売されるようになるそうだ。

加畑さんは、今回、3年間をかけて、bluetooth対応、Mad OS Xのネイティブに対応。また、ほとんどの音楽制作ソフトとリンクが取れるような豊富なドライバ類も用意したとのこと。

加畑さんは、本当にレベルの高いプログラマーなのだが、もともとはサイキックやUFOの研究をするために始めた脳波測定だったのだ。来週から、アメリカ最大のアートショーで、IBVAを使ったVJやるために、南部のどこかに行くと言っていた。

彼は、主にニューヨークを中心にPsychic Lab Inc.を構えて活動を続けているので、興味のある方は、サイトを訪ねてくれ。午後4時半、彼と別れて、LEGOのセッションなど、6時過ぎまで、いろいろ回った。

午後7時、ホテルのロビーで、デジハリツアーのメンバーと合流。みんなで、ボストンでも、もっともおしゃれでカワイイ、ストリートのNew Bury St.のレストランで、食事。夕方には、ちょうど良く気温が下がったで、みんなで外の席で、夕食(写真Click!)。

いよいよ明日で、SIGGRAPHが終了だ。

IBVAを試した様子を撮ったビデオは、ワッチミー!TV・ブログキャスターズの8月2日にアップしてあるので、よろしくどうぞ!
  
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MIT Media Lab.を訪問、新所長に会う

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朝、昨夕から借りてあったレンタカーで、チャールズリバーを渡って、ケンブリッジへ。この地域に、ハーバードとMITがある。

19年前とほとんど変わらない街並み。87年にMITに赴任したとき、英語がまったく駄目だったので、ハーバードのエクステンションで、英会話を2ヶ月ほど習ったことが懐かしい。ちょっと、ぐるぐると街を回った。

11時、MIT Media Lab.(写真Click!)へ。Media Lab.といえば、全世界のコンピュータに関する仕事をしてきた人が、設立者でもある所長のNicholas Negroponte教授を思い浮かべるだろう。ぼくをMedia Lab.に迎えてくれた彼も、最近、Media Lab.を離れた。

1985年にラボが立ち上がってから、20年にして、スーパースターともいえる所長を無くしたMedia Lab.が、どのように21世紀にも存在感を示すかということは、新しい所長にかかっている。

昨晩、Tod Machover教授に聞いたのだが、彼が中心となって、1年をかけて新しい所長を探したのだそうだ。条件のひとつが、自分たちの仲間から昇進をさせないで、これまでMedia Lab.に、ゆかりの無い人物から、探すという方針があったのだそうだ。

そして、新しい所長として起用されたのが、Frank Moss教授(写真)だ。Moss先生は、コンピュータ業界での長いキャリアがあるとのこと。Todが、アポをとっておいてくれたので、ゆっくり話すことができた。秋に来日の予定があるとのこと。再会を約束した。

その後、Todの案内で、Media Lab.のいろいろな研究を見せてもらった。修士論文の締め切りを抱えている院生たちが、自分のブースで頑張っていたのだが、みんな、快くデモをしてくれた。このへんは、「Demo or Die」というMedia Lab.の精神が受け継がれている感じだ。

ぼくが在籍していた約20年前は、まさに合言葉は「マルチメディア」だった。ほとんどの院生が、コンピュータディスプレイ上でのあらゆる表現をトライしていた。それでも、少数の院生たちが、「私たちは、やっぱりマシンが好きなんだ」と言っていた。

今日、Media Lab.を見ると、まさにここがMITだと感じる状況。どの研究室にも、ストレンジなマシンたちが、溢れていた。なんと近未来のシティコミューターになる自動車のデザインまであったし、アメリカでトップレベルのロボティックスの教授もいる。

地下では、義足や義手の研究も行われていた。どの研究も、人間とコンピュータの間をさらにスムースに、最終的には意識することなく、シームレスに繋ぐという感覚。Todは、それを、地球上すべての人間の能力の限界を広げるための研究と説明してくれた。

TodとMITに出来た、いくつもの建物が曲がって重なりあったような建物で、ランチを取りながら、さらに、いろいろMedia Lab.の方向を聞きながら、いつか何か、いっしょにやろうと言って別れたのであった。

外は、ボストンでも記録となるような暑さになっていた。街中では100度Fに近づいた。地下鉄に乗って、SIGGRAPH会場へ向かった。

本日、後で、もう一本アップ。
  
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August 01, 2006

夜、Tod Machover教授の家へ

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午後6時過ぎ、レンタカーを借りて、ボストン市内からフリーウェイで30分ほどの郊外にあるMIT Media Lab.の教授、Tod Machover先生の自宅へ行く。

20分ほど走ると田舎という風景になってきて、彼の自宅あたりは、日本でいえば中軽井沢のような雰囲気。そこに築200年以上という家を改装した彼の自宅があった(写真Click!)。

現代音楽の作曲家であり、Media Lab.を代表する教授の一人となっているMachober先生だが、ぼくと同じ年齢ということで、付き合いも、そろそろ20年になろうとしている。お互いに兄弟だと思っている(写真)。

奥様はJune Kinoshitaさんといって日系、彼女は研究者でもあり、編集者でもあり、世界中を飛び回って仕事をしている。今晩は、彼女に会えるチャンスということで、自宅まで、お邪魔した。

もう少し、彼の家族について書けば、お父上は、Carl Machoverさんといって、1970年代からのCG界のパイオニア。CGをいろいろな産業に結びつけた大きな功績がある方で、National Computer Graphics Associationの会長だったこともある方だ。

今週は、そのお父上もSIGGRAPHを見るためにニューヨークから来ていて、Todの友人の方々と共に、みんなで楽しく夕食となった。夕食が終わった後、母屋のさらに50mほど奥にある大きな納屋だった建物の案内してもらった。そこは、半分、改装が終わっていて、大きな書斎とレコーディングスタジオになっていた。

Todは、また新作オペラを書いているとのことだった。10時半、空を見上げると星がよく見える中、帰路についた。

  
Posted by mojosgy at 23:30 Comments( 0 )TrackBack( 0 )

SIGGRAPHの火曜日、Exhibitionがスタート!

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午前9時に会場へ。Inrternatinal Centerにいると、いろいろなな方に会える。しばらく情報交換をかねて歓談。

午前10時、いよいよ、今日からExhibitionの開始。西海岸でやるときよりは、こじんまりしているが、それでも、いつもの会社が、ずらっとブースを構えている。今年は、もちろんAutodeskが、Mayaを持ったということもあり、真っ赤な箱型のブースを出して、存在感を示していた(写真Click!)。

機器やソフトの展示は、いつもどおりだが、いろいろなプロダクションが、いつもにも増して、求人に力を入れていることを感じた。

Job Fairの会場には、数十社の求人ブースが並んでいた。その中で、日本からPolygon Picturesも参加していた。

ブースにいらした塩田周三社長(写真)に話を聞いたところ、今、日本のゲーム業界で、映像制作に乗り出す企業が増えており、中堅層のCGアーティストの移動が起きており、人材の流動性が高くなっているとのこと。人材不足気味の中堅層をここで確保しようとのこと。

すでにPolygon Picturesでは、現場の10%以上が、海外の人材になったということ。社内コミュニケーションにも英語が必要となり、それはとても良いことだと塩田社長がおっしゃっていた。

インドも、マレーシアやシンガポールなどの東南アジア地域も、凄い勢いでデジタル映像の世界に進出してきている。彼らの英語力で、どんどん欧米から仕事を受注してもいる。日本のCG界も、英語もしゃべれない閉鎖的な状況では、生き残れないと塩田社長が、強調していた。まさに!

本日、もう一本、blogをアップ予定。
  
Posted by mojosgy at 17:00 Comments( 0 )TrackBack( 0 )