May 31, 2006
朝、「新日本様式」のミーティング、そして、ずっと会議
![]() | なぜか、朝5時半に、なんとなく目が醒めてしまう。テレビをつけたら、ドイツ戦をやっていて、そのまま見てしまった。中盤のパスワークが、とても良かったと思った。 朝9時、東京校へ。夜中のうちにきたメールをチェックして、9時半に東京校を出て、午前10時、「新日本様式」評議会の選定委員のミーティングで、汐留にある電通本社25階へ到着。 委員の方々と事務局の方々と、いろいろ議論。この活動については、6月8日に、公式に発表になるということだ。素晴らしいプロジェクトなので、ぼくも頑張るつもりだ。 お昼過ぎに終わって、電通本社を出て、ぺディストリアンデッキを通って徒歩で、新橋駅に向う。その途中、汐留の日テレのアンテナショップの上に、寝っ転がっているオブジェを発見。面白いので、写真を撮った(写真Click!)。 その足で、秋葉原の第2キャンパスへ。毎週の大学運営会議。午後2時すぎに終了。午後2時半、東京校へ戻る。そのまま、あるコンテストの件で、スタッフたちとミーティング。 午後3時、デジタルラジオニュービジネスフォーラムのワーキンググループで、デジタルラジオ用BMLの講習会を夏にやろうという話があり、その件で、東京FMの藤さんやクワトロメディアの広本さんらとミーティング。 夕方、昨日、最終的な検討を行った投稿動画コンテストの審査結果がサイトに発表になった。 午後4時半から、管理系の会議に途中参加。午後5時からは、全国のプロデューサーたちが参加する経営会議。毎週のことではあるが、水曜日は、ほんとに会議ばかりだ。8時過ぎ会議が終わる。 夜9時、アキバヨドバシの8階にある中華料理屋で、大学室のメンバーと藤本さん、サクサクさん、そして今年からデジハリの監査役になった中嶋勉さん(写真)と懇親会。11時に終了。その後、東京校に戻り、終電まで仕事をして帰った。 |
May 30, 2006
「Beat☆Scratch」のメンバーとミーティング
![]() | 午前中、普通に仕事。午後1時、取締役会。第12期(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)の決算を確認した。 午後3時、TVバンクの方々と関係者で、「投稿動画コンテスト」の最終審査。結果は、明日には発表になるとのことだった。 午後4時、今年オープンするデジタルハリウッド大学の八王子校舎の内装をお願いしているアールプロジェクトの永井社長と甲斐マネージャーとミーティング。今後のコラボレーションについても、いろいろ提案をさせていただいた。 午後5時半、Free Paper「Beat☆Scratch」を発行している大学2年生の長谷川さんたちが、校長室にやってきた。この6月1日に出す号で、5号とのこと。毎号、確実に内容がレベルアップしている音楽系のFree Paperだ。 ぼくは、この「スギヤマスタイル」の広告を出している。彼女たちは、自分たちの足で、バンド活動しているミュージシャンを見つけ、「Beat☆Scratch」に登場させている。 その活動の延長で、この7月1日にShinjuku Future Nature Valveというスペースで、「Beat☆nipple」と名付けたライブをプロデュースするのだそうだ。彼女たちが選んだお薦めの5バンドが出演。ということで、今号の「Beat☆Scratch」は、そのバンドの特集とのこと。この一連の流れって、まさにプロデュース業。頼もしい。 午後6時半から、通常に仕事開始。ここ数週間で、取材を受けた記事内容のチェックなど、文書関係の仕事が溜まっている。その取材の段取りや対応、さらに毎週のように出しているマスコミ向けのリリースなどをこなすのが、デジハリ広報・川村めぐみさん(写真)の仕事。 月曜日の朝の「とくダネで!」も、特集をやっていたけれど、最近の若い女性たちが、もっともやりたい職種が、企業の広報なのだそうだ。川村さんは、「外部との仕事が多いので、華やかに見えることがあるのかもしれないけれど、実際は、細かい調整ごとが多い地道な仕事ですよね」と。確かに。 今晩は、ちょっと早めに11時に仕事終了。この時間、東京校には、多くの受講生とスタッフが残っている。ほんと夜型の学校だ。 |
May 29, 2006
東京に戻り、夜は、親睦会。
![]() | 朝10時半にホテルをチェックアウト。午前11時の「のぞみ」で東京へ。午後2時、東京校。今日は、基本、移動日ということで、昼間のアポは無い。スタッフと今後の予定についてミーティングをする。 さて、ここのところ社内で、食べられる食べられないで、話題になっているのが「99%カカオのチョコレート」。 ぼくは、昔から、ビターなチョコが大好きだったので、ずっと輸入される70〜80%ぐらいの板チョコを買ってきたのだが、ついに国産で、99%が出たわけだ。こういうものが商品化される背景には、健康志向があるのだろう。 まったく甘さの無いこの板チョコ、ぼくは、おいしく食べているけど、社内での意見は、二つに割れている。みなさんは、試されただろうか? 夕方、部屋の北側にあるデッキ部分に出る(写真Click!)。外が気持ちイイ季節になってきた。このデッキ、98年に、このビルに引っ越してきたときに、板張りにして、飾りの板塀も設置したのだが、8年も経つと、かなり痛んできた。撤去しようという話が出ている。 午後7時、溜池のレストランへ。大学2年生の福田さんと、サクサク氏と、ぼくで向う。今晩は、麻生外務大臣が、デジタルハリウッド大学で、政策スピーチをしたときに、いろいろやりとりさせていただいた外務省広報文化交流部長の岡田眞樹さんらと、親睦会。 岡田さんも、また麻生大臣と同じように漫画やアニメを本当に好きだ。そして、ドイツに赴任されていたとき、実際にいかに日本のアニメが多く放映され愛されているかということも、目の当たりにされている。このような方だからこど、日本の最新コンテンツを、文化外交の中に組み入れていこうと動かれているわけだ。 さて、麻生外務大臣の政策スピーチ用のパワポを制作した福田さんは、その後も、広報文化交流部の方々と、パワポ制作法などについて、交流をしているそうだ。そういう機会があるのは、学生には、とても有難いことだ。 いろいろな省庁や、議員の方々から「コンテンツ政策」という言葉が聞かれるようになった昨今、このエリアの中心人物の一人である中村伊知哉先生が、日本のポップパワー―世界を変えるコンテンツの実像を上梓されたと、友人からメールがあった。さっそく読んでみるつもりだ。 午後9時半、解散。今日は、2泊3日の主張帰りということで、まっすぐ家に戻ったのであった。 |
May 28, 2006
大阪校で「デジタルメディア概論」の授業
May 27, 2006
福岡校で「デジタルメディア概論」の授業
May 26, 2006
八王子の中央大学で講演、夜は秋葉原
![]() | 午前中、家で仕事。ブランチは、しばらくぶりに「ひら石」へ。ここのゴマ味噌ラーメンは、何年通っても飽きない。体に良いものしか使ってないのが、この店のコンセプト。素晴らしい。 午後2時すぎ、立川駅の近くの喫茶店で、モバイルで仕事。そこからモノレールに乗って、3時半、中央大学へ。今日は、ここで、学術・文化・産業ネットワーク多摩が毎年、主催している「学生がつくる!!中小企業ホームページグランプリ多摩」の事前研修を行うのだ。 グランプリに参加する学生たちが100人近く集まって、事前研修が始まった(写真Click!)。ぼくは、「企業ホームページ作成のための実践的企画法」という題で講演をやった。内容は、以下に、企業とコミュニケーションをとって、ホームページの企画を立てていくかというもの。 デジタルハリウッド大学からも20人近くの学生が参加。今回からグランプリに関わっていただく、デジタルハリウッド大学の安楽先生も来ていた。午後6時からは、中央大学の学食で、学生とグランプリ事務局とで懇親会をやった。ぼくも、しばらく参加して、秋葉原へ向う。 午後8時すぎ、秋葉原の新校舎に着く。今晩は、午後7時から、ここで、エコロジー・カフェの第2回通常総会が行われているのだ。ぼくが、着いたときは、すでに午後8時からの懇親会となっていた。 通称エコカフェの活動は、だんだん広がってきている。エコというコンセプトは、今だけに限らず、今後の人類社会が、基本の有様として、身につけていなければならない生きる方針みたいなものだと思うのである。中心となってエコカフェを引っ張っている山崎俊巳さん(写真)も、ますます力が入ってきている。ぼくも、今年度から、さらに力を入れて協力することになった。 午後10時、東京校に戻り、そこから普通に仕事。いろいろとスタッフと調整ごとがあって、午前1時半に終了。明日は、早いので、あまり寝られそうにない。 |
May 25, 2006
大学で、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの会議
![]() | 午前中、今晩の大学院の講義のパワポを制作。午後、秋葉原の大学へ移動。 午後2時から、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの今年度の第1回運営推進会議。(写真Click!)今年の運営方針と、試験放送の利用方法とガイドラインの説明。 いよいよ、13ほどあるワーキンググループで、検討してきたデジタルラジオを利用した新しいサービスやコンテンツやビジネスモデルを実際の電波と端末で確認できる段階まで来たということだ。 午後3時半、ちょっとメンバーが入れ替わって、幹事会。そこで、本放送までの流れについて説明があった。デジタルラジオをやる会社は、東京FMを中心として設立されるマルチプレックスジャパンとなるはずだが、この会社は、今後、総務省へ免許申請をし、免許取得後、設立される段取り。 その流れのイニシアチブは、総務省が握っている。ということで、民間側で、すべてスケジュールを決めて、どんどん進めるということができない。放送という国民に大きな影響を与えるメディアが、デジタル技術により、大きな変革期を迎えているのは確かなので、総務省が、どのように舵取りをしていくのか? コンテンツ産業に大きな影響があることは事実だ。 午後5時すぎに東京校に戻り、普通に仕事。午後7時からは、大学院で「デジタルコンテンツ産業概論」の第5回目の授業。今日は、Media Mix戦略についてやった。 さて、デジハリの今年度は、池袋校と秋葉原校のオープン、大学の秋葉原の新キャンパスが重なり、そこにルーチンである、いろいろな拠点校でのマシンの入れ替え、ツールのバージョンアップなど、システム管理者たちには、たいへんな負荷がかかる状況となってしまった。 そのシステム管理者たちを親分としてまとめているのが、飯塚淳士さん(写真)だ。デジハリに限らず、現在の企業において、システム管理者たちが担う仕事は、じつはたいへん増えている。 もちろん、セキュリティの要もシステム管理者がやっているのだが、サーバーへの攻撃を防ぐというようなことも当然ながら、廃棄となるPCからのデータ流出みたいなことまで指導にあたっていたりする。 四六時中、何が起きても、おかしくないのがシステムなので、寝ていても気が抜けないという状況に、いつでも冷静に迅速に対応できるという精神力も必要。飯塚さんを見ていると、どんどん一般運営スタッフからの質問や要望が増えている感じがする。とてもいいことだけど、たいへんな専門職であるね。 授業後、11時半まで仕事をして、それからラーメンと餃子を食べて、帰途に着いた。 |
May 24, 2006
いつものように会議デーの水曜日・土井宏文先生の新刊
![]() | 午前10時、秋葉原の大学へ。10時半から、定例の自己点検会議。この数ヶ月で、相当な成果が出てきた。 12時、秋葉原の新キャンパスに移動。ほとんどのスタッフが参加して、大学運営会議。午後2時前に終了。英語がネイティブの先生たちと、しばしコミュニケーション。その後、新キャンパスに同居している、オンラインスクールとソリューションズを訪ねた。 御茶ノ水まで徒歩で帰り、駅前に出来たインド人シェフのカレーショップで、ブランチ。校長室に戻り、3時半からサクサク氏と秘書の千田さんとミーティング。 午後4時から、社長室で管理戦略会議。午後5時から、全国のプロデューサーが、テレビ会議で参加している定例の経営会議。この会議で、デジハリの様々な動きが報告されたり決定されたりする。 午後8時からは、近くの山の上ホテルで、ジェイアール東日本企画の吉田紀之局長(写真)と食事。吉田さんとは、同じギターディーラーからエレキギターを購入していたということでの出会いだったのだが、今日は、真面目にビジネスの話。 しかし、随所にディープなロックミュージックのエピソードを用いながら、話が展開。何かしらの共通理解があると、かくもコミュニケーションがとれるのかという感じだった。 午後10時半、会食終了。校長室に戻ってみると、大学院の土井宏文教授の「コンテンツビジネス法務・財務/実務論〜デジタルハリウッド大学院講義録」(写真Click!)が、大学院事務局より、ぼくの手元に届いていた。 土井先生の講義は、たいへん人気が高い。ただし、内容は専門的かつ実務の詳細に即したものなので、そう簡単ではない。 本をざっと読むと、この2年間の講義が醸成された素晴らしいものになっていた。この内容をここまで、まとめられるのは、土井先生以外にはいないだろう。こういうアウトプットが出てくるのは、本当にうれしい。 と、気がついたら、終電を逃してしまい、午前1時すぎ、タクシーで帰宅したのだった。 |
May 23, 2006
東京MXテレビ「テクノポリス東京」のインタビュー
![]() | 午前中、普通に仕事。午後1時から、BMW JapanがZ4を題材に行ってくれたNew Z4 Creative Conpetition 2006の審査会。審査員の一人は、あのスキージャンプペアの真島理一郎さんだ。 午後4時半、秋葉原の大学へ。東京MXテレビのこの4月からの番組「テクノポリス東京」から、クルーが来てくれた。番組のコンセプトは、IT達人に聞く業界最新事情とのことで、土曜日、午後10時半の放映だ。 番組の司会の金澤カオルさん(写真)が、インタビュアーで、ぼくが、デジハリの設立から始まって、大学、大学院に関しての質問に答えるという形だった。MXテレビでも、7月からワンセグ放送を始めるとのことだった。 大学では、1年生たちが、すっかり大学生活に慣れた様子だった(写真Click!)。午後6時からは、三菱総研の方々と大学でミーティング。今、自主的に50年、100年といったロングタームでの流れを研究されているとのことで、70分あまり、21世紀の日本について、ディスカッションした。頭が刺激されて、とても良かった。 午後8時に東京校に戻る。サイバーファッションショーに興味があるという大学2年の横山くんたちが、ぼくが持っているSIGGRAPHで毎年行われているサイバーファッションショーのDVDを借りにきた。 夜、「Yahoo ショートムービーコンテスト」に集まった映像作品の審査をこつこつとやる。今日は、事前審査という段階。素晴らしい実写作品が多かった。 その後、今週の講演に使うパワポの作成に入り、本日は、ちょっと早めに0時に終了 |
May 22, 2006
半休を利用して4K Digital Cinemaの映画を見た!
![]() | 朝、起きて、今日は半休をもらったことに気付く。せっかく起きたのだからと、vitでTOHO Cinemas Roppongi Hillsの予定を見る。なんと3つのシアターで、「ダ・ヴィンチ・コード」をやっている。迷わず、4K pure digital cinemaでの上映を選ぶ。ネットでチケットがとれるのは、上映が始まる時間に映画館に着けばいいので、ほんと便利だ。 全米では、空前の大ヒットということだが、キリスト教の世界観が沁みこんでいないぼくに、どの程度インパクトがあるのか、ちょっと疑問ではあった。見終わって、この内容だと、確かに上映禁止になったり、成人映画指定になる国が出るのもうなずけるというものだった。 帰りに、TOHO Cinemas Roppongi Hillsのチケットカウンターの前にある表面が滝になっている大きなガラス面に、公開間近の「GOAL」の看板(写真Click!)があった。こういう映画も、まさにワールドカップを盛り上げる一つなのだろう。 ぼくは、サッカーファンということはないのだけど、それでも、だんだん頭の中でワールドカップが占める割合が多くなってきている。国対国というところが、気持ちが盛り上がる要因であることは間違いない。ぼくにとって日本国って、大きいんだなと感じるわけだ。 午後3時過ぎ、東京校へ。ここ2週間ほど、NCG研究室で、画像電子学会の年次大会へ発表する論文を書いていて、ぼくも執筆者の一人。今日は、その締め切りということで、全体の校正をやったのだった。 |
May 21, 2006
デザインフェスタを見てまわった!
![]() | 朝、9時半、東京ビックサイトに向けて、家を出でる。今日は、時間が作れたので、「デザインフェスタ」をゆっくり見るつもりだ。 「デザインフェスタ」は、今や春と秋にやる一大イベントになっている。今回も、サイトを見ると、何百も参加者が出てきて、いったい全部で、いくつブースが出るのか、数える気にもならないほどだ。 この「デザインフェスタ」には、何年も前から、本科を長く担当していただいていた黒田順子先生が、卒業生と「アナハリ」というグループで出展している。今回は、現在の教え子のデジタルハリウッド大学の現役生の作品も参加しているとのこと。 午前11時、開場と同時にビックサイトの西ホールへ。絵画、人形、キャラクター、衣類、アクセサリー、陶器、家具など、ありとあらゆる種類の表現物を、思い思いに飾ったブースが、果てしなく展開している。思わず岡本太郎の「芸術は爆発だ!」という言葉を思い出した。 1階を半分見たところで、4階にあがる。派手な紙製のバイクが目を引く(写真)。その先に、「アナハリ」のブース。さすがに手馴れたディスプレイ(写真Click!)。卒業生が作ったという暖簾が目印だ。 卒業生たちの作品は、企業にデザイナーとして務める傍らに作ったもの。さすがにレベルが高い。店番をしていた黒田先生に聞いたら、ポストカードなどが、とても良く売れているとのこと。また黒田先生の手作りの人形たちも、大人気とのこと。 同じ4階には、デジハリとしてもブースを出していて、こちらは、やはり「スキージャンプペア」の映像が大人気。午後2時からは、大きなスクリーンで、デジタルハリウッドの大学生たちが、自分たちのCGアニメーションをプレゼン。みんな、ちょっと緊張気味だった。 それから、いろいろなブースを見て歩く。結局、午後4時まで、5時間ほど見て歩き、まさに足が棒になって、もう歩けないという感じとなって、帰宅。 早めの夕食を食べて、午後8時から、寝てしまったのであった。 |
May 20, 2006
日本医学写真学会で基調講演
May 19, 2006
校長室に訪問者が多くいらした一日
![]() | 昨年度、佐賀県をIT最先端の自治体にするために 「最高情報統括監」を公募していたのだが、その任に採用された川島宏一さんが、11時半にミーティングでいらした。 川島さんの前職は、世界銀行。佐賀県庁に、赴任して2ヶ月、ほぼ状況を把握され、これからの計画を立てているとのことだった。コンテンツ産業が、地方に根付くことについては、ぼくも応援を惜しまないつもりだ。 午後1時、高千穂大学経営学部の鹿住杜倫世先生とドイツのUniversity of MarburgのCornelia Storz先生(写真Click!)が、インタビューにいらした。 Dr. Storzの専門は、日本の中小企業とのことで、もう20年も、日本に来ては、いろいろ調査をされ、ドイツとの比較研究をしているとのことだった。今回のテーマは、日本のゲーム産業と、そのクリエーターの教育ということ。そこで、鹿住先生が、デジハリを紹介してくれたのだ。 今回、3週間の予定で、調査をされているとのこと、たっぷり1時間半ほど、お話したのだが、まずDr. Storzの仮説があり、それについて、どう思うかという形の質問がほとんどだった。ぼくのほうでは、その仮説が、なるほどということばかりで、勉強になってしまったのだった。 午後2時半からは、定例の大学院運営会議。大阪のスタッフと、テレビ会議で、いろいろ議論をしたのだった。 午後5時、サプライズゲストで、95年の総合プロコースの卒業生で、その後2年ほどコンテンツ業界で働き、さらにデジタルハリウッドのサンタモニカ校のdhimaで学び、現在、ハリウッドで、映画やテレビドラマのタイトルの仕事をしている宇治悦子さん(写真)が、突然、訪ねてきてくれた。 もうアメリカでの仕事も6年になったとのこと、現在、yU+Co.で働いているとのこと。宇治さんのデモDVDを見せてもらったのだけど、素晴らしいクオリティの仕事だった。休暇だったので、ちょっと日本の様子を見に来たということで、日本の制作現場を回ったそうだが、やはりハリウッドの環境とは、比べ物にならないようだ。 宇治さんは、近い将来、日本の仕事もしてみたいとのことだった。ここまで高速ネットになったわけだから、日本からの彼女に仕事を頼むことは、もう容易いはずだ。ハリウッド仕込のタイトルが欲しい方、ぜひ、どうぞ! その後、明日の講演のために、パワポ制作に入る。明日は、しばらくぶりにコンピュータグラフィックスについて、現状と未来をしゃべることになっている。 ちょうどいいので、この2年間のSIGGRAPHの研究発表のDVDから、気になるところをザッピング。2004年からは、SIGGRAPHの全セッションがDVDパッケージになって販売されるようになったので、会場であわてて聞かなくても、帰ってから、じっくり見て理解できるようになった。これは、とても助かっている。 CGの制作過程に沿って、それぞれの部分の最新の研究開発動向を報告するという形で、パワポを作成。最終パートに、大学院のメディアサイエンス研究所の研究を入れて完成。終わったら、午前2時過ぎだった。 |
May 18, 2006
大学院の授業の日
![]() | 朝、朝食がわりに、よくバナナを食べるのだが、便利にしているのが、バナナハンガー(写真)。なんかオブジェのようでもあって、楽しい。 東京校に出て、午前中から、今晩の大学院講義のパワポを制作。午後1時、ぼくが会長を務めている「福岡コンテンツ産業拠点推進会議」の担当をされている福岡県庁商工部の橋本さんと佐野さんが、ミーティングのため校長室にいらした。 「福岡コンテンツ産業拠点推進会議」については、麻生知事も国のコンテンツ専門調査会などでも積極的に宣伝をされているとのこと。会員企業・機関も153となり、順調に一期目がスタートしている感じた。 午後2時、日刊工業新聞の山本記者より取材を受ける。大学・産学連携面の連載記事の中で、社会人向け大学院のひとつとして紹介してくれるということだ。とくに、社会人教育という視点での質問を多くいただいた。 午後4時、ぼくが評議員のひとりをやらせてもらっている「新日本様式」の事務局とのミーティング。事務局長の樫葉さん、事務局次長の蓑島さん、電通佐々木さんから、いろいろとヒアリングを受けた。 午後5時からは、ふたたび、授業の準備を行い、セミナールームで6時半からセッティング。午後7時から、「デジタルコンテンツ産業概論」の授業。先週に引き続き、MIT Media Lab.の有名なdomoの数々について考察をしたのだった。 大学院の授業は、毎回、院生たちが、ネットを通じて、必ず評価を行う。その評価の内容と点数については、グループウェアにより、教員間で閲覧。毎回の評価の平均点のグラフも出る。常に競争という中で仕事をしている実務家教員だから、このシステムを、普通に受け入れているが、一般的に考えれば、ここまでオープンに教員が比べられてしまう状況を作るのは、難しいかもしれない。 午後9時すぎから、校長室のスタッフと打ち合わせ。その後、仕事を続け、午前2時に、終了。帰りがけ、1階のエレベーターホールに展示してあるグラフィックコースのチョコレートのパッケージデザインの課題を見て、投票(写真Click!)。こういうのを見るのは楽しいね。 |
May 17, 2006
ポップカルチャー政策フォーラムのキックオフ
![]() | 午前11時から、普通に校長室で、仕事開始。午後2時、汐留住友ビル18階にあるディーツーコミュニケーションズへ。今日は、ここで、モバイル広告大賞のクリエイティブ部門の審査会があるのだ。 ぼくは、この審査に参加するのは、今回が初めてなのだが、モバイル広告大賞は、すでに5回を迎えている。ケータイ画面に展開される広告が対象となるものだが、毎年、ケータイやインフラの状況が進むに連れて、クリエイティブのレベルが、どんどん上がっていることは、想像が付く。 ぼくは、時間の都合が付く限り、いろいろなコンテンツの審査委員をやらせてもらっているけれど、これは、審査というのが、本当に勉強にからだ。自分の生活の中では、出会えない素晴らしい最新コンテンツに出会えるし、また、審査委員の方たちの見方や批評は、なるほどと思うことばかりだからだ。今日の審査員の方々からも、いろいろ学べたのであった(写真Click!)。 午後5時半に東京校に戻り、そのまま、メールチェック。そして、午後7時に、青山の東京サロンへ。今晩は、ここで、「ポップカルチャー政策フォーラム」のキックオフがあるのだ。 会場には、ここ10年ぐらい、省庁と産業界を繋げてきたコンテンツ産業の中では、ベテランのビジネスマンたちというか、いつものメンバーが、たくさん参加していた。また超党派で議員の方々も見えた。フォーラム代表の野田聖子衆議院議員(写真)にも、久しぶりにお会いしたのだけれど、たいへんお元気そうだった。 GDHの村濱章司会長が、今年の夏公開の「ブレーブストーリー」の予告編を見せてくれたり、メディアアーティストの八谷和彦さんが、例の飛行装置の人が乗っての初飛行の様子をビデオで見せてくれたり、アートプロデューサーの山口裕美さんが、日本の現代美術家の海外での評価の高さについて講演してくれたりと、あっという間の2時間だった。 ぼくは、最後まで残って、仕掛け人であるスタンフォード日本センター研究所長の中村伊知哉さんを初め、業界人の方々と懇談。4月末にデジタルハリウッド大学で、ポップカルチャーと外交について、麻生外務大臣が政策スピーチをしたことは、みんな知ってくれていた。やっと、日本のポップカルチャーが政策にもなる時代になったわけだ。 午後10時、東京校に戻り3階へ。今晩は、1階セミナールームで、WEB系のクリエーターズオーディションがあったのだ。16人が発表したとのことだが、そこに50社から100人あまりのプロが、スカウトに来てくれ、3階では、懇親会の真っ最中。ぼくも、混じって、いろいろな方に挨拶をした。とても良い作品が多かったとの感想。確かにWEB系の作品レベルは、ずっと右肩上がりの気がする。 11時から校長室に戻って、普通に仕事。スギヤマスタイルを打ち終わったら、午前1時半だった。 |
May 16, 2006
SIGGRAPH2006ツアーの説明会、夜は異業種交流会
![]() | 午前11時半から、大学院の専任教員会議。通常の事務局からの状況報告の後、プロデューサーの教育について議論となった。 教員が気にしているのは、知識、発想、技術というもの以外のプロデューサーの在り方をどう伝授できるかという点だ。プロデューサー養成を学校というものができるのか?という挑戦も、デジタルハリウッドのやるべきことだという発想で、大学院を設立したということもあり、この点は、どんどん深めていくべきテーマだ。 午後1時から定例の取締役会。この取締役会には、CCCの増田宗昭社長も非常勤取締役の一人として参加されていて、最後に最近の興味ある事柄を話してくださるのが、とても為になる。 午後3時半、AP通信社から、日本のkawaii 文化についての取材を受けた。まだまだ「COOL JAPAN」のムーブメントが世界で続いている感じだ。 午後4時半からは、オープンカレッジの枠で、SIGGRAPH 2006ツアーの説明会に参加。サクサク氏の司会で、小倉講師がSIGGRAPHの醍醐味を、ビデオで説明。ぼくも、挨拶。会場には、大勢の受講生が集まっていた(写真Click!)。 午後6時半、六本木から近い国際文化会館へ。今晩は、3回目となる「21世紀のコンテンツ産業を支える異業種交流会」があるのだ。 この会は、自民党コンテンツ産業振興議員連盟の事務局長でもある林芳正議員(写真)が音頭をとって行っているもので、本日は、今やハリウッドで大活躍するプロデューサーとなった一瀬隆重さんの講演もあった。 一瀬さんが、最近プロデュースされたThe Juonの次回作は、日本での撮影があったのだが、この仕事にデジタルハリウッド大学の学生を誘っていただいたのだ。条件は英語でコミュニケーションがとれることだった。 一瀬さんに、実際に学生が何の仕事をやったのですかと聞いたところ、なんとカチンコ打ちを英語でやったのだそうだ。素晴らしいチャンスをもらったものだと感謝した。 午後9時、本日は、この会で仕事は終了。そのまま近くの、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIへ。自動車の洋書がけっこう揃っているので、時間が取れたときは、ここに来るのだ。 1時間ほど、ゆっくり立ち読みして、今日も4冊ほど、いい本と出会えた。ついでに、1年ごとの更新なくなり、いろいろお得なWカードの申込手続きもした。 そんなこんなの一日だった。 |
May 15, 2006
矢川にある滝乃川学園を訪問した
![]() | 午前中は、家で仕事。午後、国立市の矢川へ行く予定がるので、JR国立駅へ移動。駅から近い大学通りにあるスタバへ。ここには、大学通りの並木に面したテラス席があって気持ちがいい。そこに陣取って、モバイルで仕事を続けた。 午後3時半、矢川駅近くの滝乃川学園(写真)へ。学園内は、まだ緑が非常に多く、川が流れている。林の中にある学園というのが第一印象。ここに140人余りの利用者が居住しているのだそうだ。 1891年からの歴史を持つ学園は、知的障害者の施設としては、日本で最初のもの。最近、国の重要文化財ともなった本館には、創設者の一人、石井筆子が使っていたという机など、学園の重厚な歴史を感じる数々の資料や物がが集められていた。 成人部施設長の熊岡耕一さん、日中活動支援センター長の山本信俊さん、福祉文化室長の河尾豊司さん、児童部の永田一彦さんから、いろいろお話を聞くことができた。 午後7時、東京校へ。通常の仕事開始。夜9時、大学院スタッフとデジタルハリウッドエンタテインメントの本沢さんに手伝ってもらって、校長室に保管していたオーディオアンプやチャンネルデバイダーの運び出しをやった。なんせ重いので(笑)。 その後、東京校に戻り、仕事再開。午前1時半、仕事を終了して帰った。 |
May 14, 2006
大学でオープンキャンパス
May 13, 2006
東京校で、デジタルメディア概論の授業、
May 12, 2006
リクルート社で講演をした
May 11, 2006
木曜日の夜は、大学院の講義
![]() | 朝9時に東京校。メールのやりとりをやって、10時に秋葉原の大学へ。10時から、担当教員の方々と自己点検委員会。そのまま11時半からは、教員会議。新学期の状況について報告と討議をした。 午後2時、東京校に戻り、「ネットワーク多摩」の事務局の方々とミーティング。今年も、学生がつくる!! 中小企業ホームページグランプリ多摩が始まるのだ。 このコンテストは、多摩地域の中小企業のホームページを、学生たちが、企業の方々をクライアントとして、実際に取材や打ち合わせをして、その結果を踏まえてホームページ制作を行いグランプリを争うものだ。今年も、すでに64の企業が参加するということで、現在、コンテストに参加する学生たちを募集しているところだ。 ぼくは、審査員の一人でもあるのだが、5月26日に中央大学で、参加学生に対して、企業とのコミュニケーションの取り方についての事前研修を行う。今日は、その打ち合わせをしたのだった。 午後3時、昨年、一期生として大学院を修了した新條欽一さんが、ぼくを撮影に来た。新條さんは、写真家でもあり、グラフィックデザイナーでもあり、専門学校講師も長くやられていた方なのだが、修了後は、デザイナーとしての仕事と、日本大学理工学部やデジタルハリウッド大学で講師をされている。 今日は、大学でのフォトショップの授業で、素材を抜く課題で、ぼくを題材にしたいとのこと。確かにぼくなら肖像権はクリアだし、何より、ぼくのボアボアした髪の毛を抜くには、相当の技術がいるというのが理由(笑)。さすがに、新條さんの写真をとるポーズ決まっていた(写真)。 午後4時からは、町田ひろこインテリアコーディネーターアカデミーの町田瑞穂さんたちとミーティング。いろいろなお話をした。 午後5時から、今晩の大学院の授業で、ぼくが1987年から3年ほど所属していたMIT Media Lab.について話すので、記憶が間違っているといけないので、Nicholas Negropote教授のThe Architecture Machineと、Stewart BrandのThe MEDIA LABの必要箇所を読み直した。さらに1987年ごろ作られたMedia Labオリジナルのレーザーディスクも見た(写真Click!)。 午後7時から、「デジタルコンテンツ産業概論」。授業では、レーザーディスクから、Media Labの有名なDemoを見たのだが、20年経った今でも、十分に通ずる素晴らしいコンセプトだ。院生たちも、驚いていた。 午後9時から、4階のスタッフルームで、校長室のメンバーと打ち合わせをしながら仕事。午後10時に部屋に戻り、そのまま調べごとをやっていたら、午前1時になってしまっていた。 |
May 10, 2006
月初めの社員総会から始まった会議デー
May 09, 2006
BREW JAPAN Confarence 2006に参加
![]() | 午前中、仕事をして、12時にホテルオークラへ向う。今日は、デジたるハリウッドが主催、クアルコム共催の「BREW JAPAN Confarence 2006」が、午後1時半からあるのだ。 BREWは、米国の通信メーカー大手であるQualcomm社が、世界市場でたいへん大きなシェアを持つ同社のケータイ用チップに載るOS的な役目をするプラットフォームだ。 世界中で、いろいろなケータイメーカーから、様々な特徴を持つケータイが、次々と発売されるわけだが、ケータイアプリの開発者たちは、その都度、そのケータイの機種に合わせたアプリを用意してきた。 たいへん非効率的な仕事が要求されていたわけだ。しかし、BREWが載っているケータイであれば、BREWがその違いを吸収。開発者は、ひとつのソフトを開発して、市場に出さば済むようになったのだ。日本では、2003年2月から、auのEZアプリとして、ダウンロードが始まった。 そして、ちょうど、昨日、KDDIからリリースがあったのだが、EZアプリが、この4月中で、1億ダウンロード達成とのこと。素晴らしい数字だ。最近も音楽サービスのLISMO!は、異なるメーカーの7つの新機種で、いっぺんにサービスインとなったわけだが、これもBREWプラットフォームの上での開発だったから可能とのことだ。 午後1時半すぎ、主催者を代表して、ぼくが挨拶。2003年、デジハリ東京校のセミナールームで始まったカンファレンスが、4回目は、500人ものプロが集まるカンファレンスになった(写真Click!)。 その後、カンファレンス開始、午後4時前まで、KDDI社のBREWの取り組みついて、コンテンツ推進部長の竹之内剛さん(写真)らの3つの基調講演があった。具体的な話で、とても勉強になった。 休憩を挟んで、クアルコムからの講演が始まるところだったのだが、ぼくは、大学での会議があるので中座。4時半、秋葉原へ。7時まで、事務局とじっくり会議をした。 7時過ぎから、大学で、2年生の大久保くんとミーティング。彼は、一人で、秋葉原のポータルサイトを立ち上げ、そのプログラミングをすべてやったのだそうだ。コンテンツはこれからなので、その相談をした。 午後8時すぎ、東京校に戻り、普通に仕事開始。11時、外の倉庫に移動する機材や空き箱を運び出し、倉庫に収めて、本日は終了。 |
May 08, 2006
ファンネックス・アセット・マネジメント社で講演
![]() | 朝から東京校へ。メールは連休中もやりとりしているので、とくに連休明けだからといって、バタバタはしない。 午前11時すぎ、日比谷にあるファンネックス・アセット・マネジメント社に招かれて、「コンテンツ産業の現状と未来」というタイトルで講演をした。昼食会を兼ねた形で、リラックスした会だったが、ぼくが、ファンドマネージャーという職業の人たちに講演するのは、とても珍しいことだ。 西澤賢社長が、「クール・ジャパン世界が買いたがる日本」を読まれたとのことで、呼んでいただいたのだが、思った以上に、今回の本の反響を、各方面で頂いている。 西澤社長(写真)は、日本株を中心に数千億円規模で、運用をされているとのこと。そんな資金をお客様から、預かっていたら、気持ちが休まることが無い気がするのだが、お会いしたイメージは、とてもジェントルマン。フットサルをやられるとのことで、一度、デジハリの「F.C.MOJO」とやりたいという話になった。 午後2時に東京校に戻り、そのまま仕事。午後4時、今週の金曜日に銀座のリクルート社で行う講演のことで、リクルートのコンピタンスマネジメント部門の方々とミーティングをした。「クール・ジャパン」を読んでくれていて、いろいろ感想が聞けた。1時間ほど、リクルート社の歴史などを教えていただいて、とても勉強になったのだった。 6時半、日本工学院の小山敬治先生とアニメ監督の森田広幸さんとミーティング。今後、森田監督が、デジハリのスクールや大学に関わっていただけそうだ。 午後7時半から、また普通に仕事に戻った。1階セミナールームでは、大学院生たちが、コンテンツ界の名プロデューサーである生田昌弘先生の講義を熱心に聴いていた(写真Click!)。今や生田先生の熱のある講義は、デジタルハリウッド大学院の名物講義になっている。 それにしても、院生たちのほとんどが、昼間は、それぞれ企業で、第一線で働き、午後7時からの授業に駆けつけているわけだ。連休明けから、フル回転、この調子で、最後まで頑張るしかないのが、社会人院生の宿命だ。 |
May 07, 2006
GWの最後は雨、家に篭る
May 05, 2006
今日は部屋の整理
May 04, 2006
夜、高円寺で、母親と食事
![]() | デジハリ全体が、ゴールデンウィークに入ったはずだが、メールのやりとりが、けっこうある。 このスギヤマスタイルには、アメリカからと思われるスパムコメントが、一日100件は付く。数日、油断すると、何百ものコメントを削除しなければならないことになる。もちろん、ちゃんとしたコメントも頂くので、確認無しに消去することもできないので、それなりにブログのメンテナンスに時間がかかってきた。 しかし、ついにオール英語のコメントを自動的に撥ねる機能がlivedoorBlogに付け加えられたので、これで、コメント整理の時間が、かなり軽減されそうだ。 午後3時、古い車のインテリアに手を入れるために、必要な材料を求めに、新宿の東急ハンズへ。いつもより、お客さまが、多いようだ。この休み中に何か、DIYでやろうとする方々が、多いのだろう。もちろん、ぼくも、その一人だが。 午後6時半、高円寺駅で、母親と待ち合わせ。可愛いイタリアンレストランBocca al Lupoへ(写真Click!)。席は、もういっぱい。お昼に、予約を入れておいて良かった。 Boccaは「口」、Lupoは「狼」。イタリアでは、In bocca al lupoと使うそうで、直訳なら「狼の口の中へ」となる。意味は「Good Luck!、頑張ってね」という感じなのだそうだ。 前菜から、最後のドルチェまで、とても美味しくいただけた。母親とも、しばらくぶりに、ゆっくり話せた。帰り際、オーナーシェフの三島光次さん(写真)と歓談。シェフの丁寧さが、ここの味を創っているなと、つくづく感じたのだった。 |
May 03, 2006
アジアグラフ2006ヨコハマへ
![]() | 今日から、ぼくも完全にオフ。朝から、主要な高速道路の下りは大渋滞とのこと。 こういう日の移動は、電車が良い。息子と共に、新宿湘南ラインで、横浜へ。みなとみらい線に乗り換え、日本大通り駅で降りて、徒歩で、神奈川県民ホールへ。 今日は、アジアグラフ2006ヨコハマに参加したアーティストたちの作品展示を見に来たのだ。 デジタルの作品というと、プリントアウトできる大きさが限られていたし、何よりも、たいへんなデータ量となるので、ちょっと前までは、それほど大きな作品に挑むアーティストがいなかった。 ところが、現代、プリントアウトは、帯状に長くプリントアウトできるようになったし、たいへんなデータ量を扱い、重いフィルタ処理なども超高速でこなせるのが、普通に売っているパソコンになってしまった。ということで、このアジアグラフ2006ヨコハマでも、4×8mという壁一面の作品や、床に展開する曼荼羅や、1億ピクセルのグラフィック作品など、とんでもないものを見ることができた(写真Click!)。 また、ここ数年間、常に天才少年アーティストとして、注目を浴びている須藤健斗くんと、林俊作くんの大型作品も見られる。二人とも、たしか、まだ中学2年生だと思う。また、アジア諸国のグラフィックやアニメーション作品も多数展示されている。 主催の事務局をやっているアーティストの喜多見康さん(写真)も、自ら「こどもCG教室」をやっていらした。なんか心を感じる展示会だ。土曜日までやっているので、ゴールデンウィークに、どこかに行く計画が無い方、ぜひぜひ、素晴らしいデジタルアートをご覧ください。 見終わって、午後2時、さすがにお腹が空いたので、そのまま徒歩で、中華街へ。まさに歩けないほどの人人人。目指すは、「鴻昌本店」。ここは、30年ぐらい前、ぼくが大学院1年生だった頃、同じ院生の友人に連れてきてもらった以来、年に1度は来ている店だ。 じつは、ずっと後になって、ここが、かのゴールデンカップスのリードギタリストだったエディー藩さんの店と知った。今日も、エディーさん自ら、前菜の腸詰をテーブルに持ってきてくれた。なんか恐縮。 グループサウンズ全盛時代、本当に、ゴールデンカップスは衝撃的だった。彼らは、まさに本物のミュージシャンたちだった。エディーさんは、今もライブをときどきされるので、いつかはせ参じたいと思っている。 カップスのことは、ぜひ、DVD「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」を見ていただければと思う。 その後、中華街から、横浜赤レンガ倉庫へ。夕方まで、ぶらぶらして、高円寺に戻った。まさに休日らしい休日だった。 |