February 28, 2006
人間ドック2日目
![]() | 朝8時半からドックが始まる。今日は、まず腸の中をすべて空にすることから始まる。薬が溶かされた液体が、1.8リットル用意され、これを、すべて飲んでいく。けっこうきつい。その間にも、眼底などの検査もする。 午後2時、落ち着いたところで、いよいよ内視鏡で、腸の検査。昨日と同じように、麻酔をかけてもらう。前に、麻酔なしで、検査を受けたこともあった。自分の目で、内部のビデオ映像を見られるのは楽しいと思ったのだけれど、大量の空気を送り込まれるため、じつは苦しくて、痛くて、モニターを見るどころではなかった。ということで、意識が無くなるほうをとった。意識が戻ったところで、映像を見せてもらった。 聖路加国際病院で感心するのは、至るところに、グリーンがあり(写真)、絵画が飾ってあることだ。また、昔から大事に使ってきたアンティークの家具も、丁寧に使われている。医師たちも、看護婦さんたちも、またボランティアで細々したサポートをされている方々も、本当に親切で気持ちがイイ。かの日野原重明先生の考えが、隅々まで浸透していることを感じた。 その後、脳のMRIを撮る。防音用のヘッドフォンをかけて、頭を固定されて、例の大きなドーナツ状の装置の中に入り、スキャンされていく。断続的に、いろいろなタイプの機械音というか電子音みたいな音がする。 20分ほどで測定され、その後すぐに、モニターで、3D処理された脳の血管の映像を見せてもらう。リアルタイムで、どの方向からも見られるので、複雑に曲がっている血管の様子がよくわかった。それにしても、自分の頭の中が可視化できるって、ちょっと感動。 午後6時、日曜日の夕食以来、やっとまともな食事。ハンバーグだった(写真Click!)。2日ぶりに生き返った気がした。その後、整形外科の検査を受ける。午後8時半には、看護婦さんが見回りにきて、本日、終わり。 その後、vaio noteをAir Edgeで繋げて、「ベストECショップ大賞」の審査員になっているので、最終候補の30のサイトを順番に見ていった。もともと、たいへんな実績のあるECサイトばかりなので、審査は、とても難しく、今晩だけでは、終わらなかった。 |
February 27, 2006
聖路加国際病院の人間ドックへ
![]() | 朝、7時半、家を出る。朝のラッシュアワーで、ぎゅうぎゅうになりながら、築地に着く。今日から、聖路加国際病院で3日間の入院ドッグに入るのだ。 8時半に着く。この前も、聖路加国際病院で同じスタイルで、ドックに入ったのだが、そのこの前が、3年ぐらい前だと思っていたら、看護婦さんに、2001年11月以来と聞かされた。この4年間、自分の人生の中でも、一番、忙しくしているから仕方がない。 52歳、相変わらず、いつも睡眠不足だし、食生活も不規則だし、まったく運動しないし、何がでてきても仕方がない状況である。ぼくが健康で、気をつけているのは、ただひとつ、暴飲暴食をしないことだけだ。 すでに昨晩9時からは、何も食べていない。さっそく部屋に案内され、看護婦さんからブリーフィング。窓からは、聖路加のツインタワーがそびえている(写真)。 さっそく血圧や血液採取などが始まったのだが、今日のハイライトは、食道から十二指腸あたりまでの内視鏡検査と脳のCT撮影。薄緑青の検査着に着替えて、病院の中を歩くと、なんとなく、緊張してしまう。 内視鏡が終わったところで、午後遅く、ランチ。すでに明日に備えて、かなりの流動食。その後、脳のCT撮影、レントゲン撮影、肺機能検査、負荷心電図、眼科検査、聴力検査。 夕方6時に、これ以上無いというぐらいの流動食(写真Click!)。ほうれん草のポタージュスープ、完全米粒が無くなっている重湯、ゼリー、ヨーグルト、レモネード。まさに飲むだけ。 その後、内科検査などがあり、1日目が終了。普段から、1日2食ぐらいなので、空腹には慣れているのだが、カロリーが低い食事だけで、過ごすのは、やはり力がでない。午後11時からのニュースを見て、寝たのであった。 |
February 26, 2006
大学院入試の面接と学校説明会
![]() | 朝10時半に、御茶ノ水に着く。駅前のSoup Stock Tokyoでブランチ。自分で作ったら、相当手間がかかるスープを、さっと食べられるのが、魅力だ。 午前中、東京校で仕事をした後、12時半から、大学院入試の「自己プレゼンテーション」の面接官をやった。午後3時からは、東京校の学校説明会に出て、デジハリについてトーク。午後3時半からは、テレビ会議で、大阪校と福岡校の学校説明会に出た。 夕方、東京校の1階セミナールームでは、企業からのリクルーティングを仕切っている黒川智久ディレクター(写真)が、卒業制作が終わった卒業生に向けて、就職活動のアドバイスやポートフォリオの作り方について、熱弁していた。 良い作品を作れる能力があるからといって、それを企業に対して、理解してもらう能力がなければ、就職にはつながらない。いかに作品を説明し、自分のパーソナリティを伝えるのか? とても重要なことだね。 久しぶりに早く仕事を終え、午後7時半に高円寺に戻った。今晩は、久しぶりに高円寺の北中商店街の串焼き屋DIZZで夕食。 ここの焼き鳥は、リーズナブルな値段で、とても美味しい。それと大将がセレクトしている焼酎が、とても美味しいものばかり。並んでいる一升瓶のラベルを見るのも楽しい(写真Click!)。 |
February 25, 2006
「クエストエデュケーションプログラム作品発表会 全国大会」
![]() | 午前11時に、一ツ橋の学術総合センターへ。今日は、「クエストエデュケーションプログラム作品発表会・全国大会」なのだ。 「クエストエディケーションプログラム」は、日経新聞社の活動が独立してできたベンチャー「教育と探求社」が、全国の高等学校や中学校に展開する教育プログラム。素晴らしいアイデアが詰まったテキストを元に、ワークショップ風のプロジェクトを進めていくことにより、ビジネスについて深い理解が生まれるようになっている。 「教育と探求社」を率いるのは、敏腕記者だった宮地勘司さん(写真)だ。午前11時半、宮地社長の挨拶で、全国大会が開始された。宮地さん、中高生を前に、本当にイイお顔をされていた。 ぼくは、12時から、「人物ドキュメンタリー」部門と「自分史」部門の審査員を務めた。どのグループの発表も、非常にしっかりした内容と、信じられないぐらい素晴らしいプレゼンテーション。デジハリの受講生に見せてあげたいぐらいだった。 かなり多くのマスコミが取材に来ていて、注目度の高さを感じた。デジタルハリウッド大学院の川井拓也先生も、このイベントを記録するために、自らビデオカメラをかかえて、インタビューをしていらした。新しい教育プログラムとして注目しているのだろう。 平行して審査が行われた「企業プレゼンテーション」部門は、企業から出題されたお題に答えるというもの。参加企業は、コナミ、NTTドコモ、野村證券、積水化学工業、日産自動車、日立製作所、全日空という素晴らしい顔ぶれ。まずは、それぞれの企業の方々が、全国から選ばれた5チームを審査した。 午後3時すぎ、それぞれの企業別テーマで、トップに選ばれたチームが、発表され、メイン会場で、再度、プレゼンテーション。さらに「自分史」部門の最優秀にあたる「クエストカップ」が発表の引き続き、プレゼン。「人物ドキュメンタリー」部門の「クエストカップ」も発表され、プレゼン。 高校生と中学生のプレゼンなのだが、それを聞きながら、、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎先生や、多摩大学大学院の田坂広志先生らも、感動で、思わず涙。もちろん、ぼくも、何度も、涙が出た。まっすぐな情熱を、そのままに表現されてしまうからだと思った。 そして、最後に「企業プレゼンテーション」部門の「クエストカップ」が発表(写真Click!)され、表彰式となった。午後6時過ぎ、このイベントを支えたスタッフや企業の方々、審査員の方々と、会場で懇親会。ぼくは、午後7時半、会場を後にした。 今日は、本当に凄い中学生や高校生に出会って、うれしかった。あれだけのストーリー構成力とプレゼンテーション能力、ぜひ、デジタルハリウッド大学に進学して欲しいなんて、つい学長としては、思ってしまうのであった。 |
February 24, 2006
「私の頭の中の消しゴム」のヒット記念のパーティへ
![]() | 朝9時に東京校へ。9時半から定例の取締役会。年度末が迫ってきたこともあって、議案が多く2時間あまりかかった。 11時半から、4月に行われる講演会のための打ち合わせを外部の方とやる。事前の打ち合わせがあると、安心して講演会場にいけるから有難い。 午後1時からは、サクサク氏と4月2日に行われるデジタルフロンティアについて打ち合わせ。デジタルフロンティアは、全国の本科の卒業制作の中で、グランプリを争うもの。今年は、大学院に加えて、大学からも発表がある。楽しみだ。 午後2時半からは、定例の大学院運営ミーティング。今年は、企業からの推薦で、大学院入試をされる方々も出てきた。午後7時からの大学院なので、仕事と学業の両立が可能なので、企業として、デジタルハリウッドのような大学院を、社員の育成に利用するということは、もっとあっても良いのではないかと思っている。 午後5時すぎからは、来年度の大学院のパンフレットのための写真撮影。商売柄、写真を撮ってもらうことは多いのだが、撮られるだけと言っても、エネルギーを使うものだ。 午後8時に、今晩は、マンダリン・オリエンタルホテル東京で、「私の頭の中の消しゴム」が、韓国映画の日本国内の興行成績の記録を作ったことを、直接の関係者で祝う会に出席した。興行成績は、30億円を超えたそうだ。 このパーティのために、韓国から、「私の頭の中の消しゴム」の監督(写真)イ・ジョハンさんがいらした。イ・ジョハン監督は、とても知的で、どちらかというと、成功しているITベンチャー社長のような雰囲気のオシャレな方だった。監督自身に女性ファンがいるのもうなずける。 USENの社長でもあり、ギャガ・コミュニケーションズの社長でもある宇野康秀さんが、「この映画で、これまえ韓国映画を見なかった人たちが、非常にたくさん映画館に足を運んでくれた。原作は、日本で生まれ、韓国で映画化されヒット、それが、日本に来て、さらに大きなヒットになった。このことを機会にさらに韓国と日本の文化交流が進んだ」と挨拶。本当に、そのとおりだ。 今後さらに、いろいろな展開が見込まれる「私の頭の中の消しゴム」には、ワンソースマルチユースの成功例となって欲しいと願っている。パーティの最後に、ギャガ・コミュニケーションズの依田会長、イ・ジョハン監督、宇野社長、音楽を担当された大島ミチルさん、お馴染みデジタルハリウッドエンタテインメントの木村元子さんに集まってもらって、記念写真を撮った(写真Click!)。 ぼくとしては、映像に音楽をつけるという点で、本当に天才的かつ職人的な仕事をされている大島ミチルさんにお会いできたのは、とてもうれしかった。 午後10時すぎ、東京校に戻り、普通に仕事。飲んだあとでも、仕事するって、自分でも、どんな神経だろうと思うときがある。金曜日の夜、異常に混む終電に乗るのだけは嫌なので、12時前に仕事を終えた。 |
February 23, 2006
学生CGコンテストの表彰式と文化庁メディア芸術祭
![]() | 朝10時、東京都美術館へ。今日は、学生CGコンテストの表彰式なのだ。 リハーサルと打ち合わせをやった後、11時半から表彰式が始まる。ぼくも審査員のひとりとして、静止画部門のプレゼンターと、部門の講評をやらせてもらった。受賞者の方々は、舞台上で、とてもうれしそうだった(写真Click!)。 学生CGコンテストは、今年で第11回。最初の頃は、CGを教えている専門学校からの応募が、ほとんどという状況だった。しかし、ここ数年、大学と大学院の学生からの応募が、増えてきている。 受賞者も、そのほとんどが大学4年生か、大学院生。デジタル表現を教える大学の研究室同士の戦いという面もある。その中で、レベルはとても高くなっていて、ほとんどが、プロたちの戦いとなる文化庁メディア芸術祭の受賞作品とのレベル差は、とても小さいと感じる。 12時半からは、隣のウェスティンホテルで、受賞パーティ。審査委員長の九州大学大学院教授の源田悦夫先生(写真)の挨拶と乾杯で、和やかに始まった。今日の一連のイベントの映像製作を行うスタッフの中にも、クリエーター獲得を目指す企業人の中にも、デジハリの卒業生がいた。いろいろなところで活躍していて、うれしいね。 午後2時からは、関係者ということで、一足先に、東京都写真美術館で、明日から開催される文化庁メディア芸術祭の受賞作の展示をみた。 地下から3階までをフルに使っての展示。「アート」、「エンターテインメント」、「アニメーション」、「マンガ」という異なる表現の先端を、いっぺんに見ることは、とても刺激的だし、日本の表現者の素晴らしさを認識できるものでもある。 インターラクティブ作品は、実際に体験できるものも多く、とても楽しかった。無料とのこと、ぜひ、ご覧になることをお薦めしたい。 夕方、東京校に戻る。普通に仕事開始。午後7時、今晩は、東京校と渋谷校合同のCG系のクリエーターズオーディション、今晩も、昨晩に引き続き、たくさんの企業の方が、新たな才能を求めてやってきてくれた。その中には、たくさんの卒業生の姿が。CGプロダクションの社長になっている方もいる。うれしい限りだ。発表された作品も力作ばかりだった。 午後9時すぎ、毎週の大学院ゼミ。今日は、先週からの続きで、VRについて、ゼミ生と、いろいろ語り合う。リアルタイム3DCGのオンラインゲームがある現在、VR技術自体は、身近なものになったが、ゲーム以外のVR空間の使い方って、そんなにあるものではないね。 午後11時半にゼミを終え、0時に東京校を出た。 |
February 22, 2006
セガ社の中裕司さんが東京本校を訪問してくれた
![]() | 午前中、直接、大学へ。11時半から、サクサク氏とミーティング。12時から、通常の大学運営会議となった。春休みではあるが、学生たちが来て、コンテンツ作りに励んでいる。良いことだ。 午後2時すぎ、東京校へ。今日は、「ソニック・ザ・ヘッジホック」の生みの親で、現在、セガ社のクリエイティブオフィサーであり、テクニカルオフィサーでもある中裕司さん(写真Click!中央)と、チームの方が、デジハリのCGアニメーションの授業を見学にいらしていた。90年代、メガドライブで、「ソニック・ザ・ヘッジホック」を、ずいぶんやったことを思い出した。 今日、見ていただいたクラスの講師は、小倉先生、じつは、中さんのチームの伊藤武志さん(写真Click! 右端)と、同じ東京本科の第3期生だ。伊藤さんは、素晴らしい卒業制作を残されたので、たいへん良く覚えている卒業生だ。 中さんは、セガ社随一のスーパープログラマーであり、ソニックシリーズなど大ヒットを持つプロデューサーでもあったわけだが、セガ社がいくつもの開発会社に分かれていた時期には、「ソニックチーム」の社長もされていた。じつは、ぼくは、「ソニックチーム」が素晴らしいインテリアの制作環境を構築されていたことを知り、ずいぶん前から、憧れていたのだ。 そんな中さんが、新たなプロジェクトのために、人材を集めていらっしゃるのだそうだが、ヘッドハンティングや中途採用で最終面接する人たちの多くが、デジハリ出身者であることに、興味を引かれ、どんな学校だろうと見に来られたとのこと。有難いね。 午後3時すぎから、中さんたちとミーティングをさせていただいた。セガ社には、累計では、すでに数百人の卒業生がお世話になっていると思う。今後、さらにお付き合いが深まることを期待したいと思った。 午後4時過ぎ、リコー社の情報誌「VIVIDNAVI」からの取材を受ける。これからのデジタルコミュニケーションについて語らせていただいた。 その後、途中から、社内のプロデューサー会議に出席。午後7時過ぎに終わると、そのまま1階のセミナールームへ。今晩は、東京本校と渋谷校合同のWEB系のクリエーターズオーディションなのだ。 15人の発表者に対して、46社80人もの企業審査員の方々が集まってくれていた。本当に業界は、できる人を求めているのである。ぜひ、見たかったのだが、今晩は、国際IT財団の交流会へ行くことになっているのだ。 午後8時から、交流会に合流。国際IT財団は、じつは、こどもたちとのワークショップを展開するRCANVAS同居している。実は中心人物がどちらも、中村伊知哉さん(写真)だからだ。 中村さんは、この交流会では、いつもエプロンをして、料理やお酒をサーブして、ゲストたちを歓待してくれる。素晴らしいホスピタリティだ。中村さんは、昔、郵政省の頃の官僚だった方。だから交流会も、通信系の方や放送系の方が多く、話題も、まさにホットなところになる。 今年は、中村さんや、デジタルハリウッド大学の福富先生たちと、コンテンツ政策研究会を活性化させたいと思っているのだ。それはそれとして、中村さんは、バンド活動を再開しようとしている。そう中村さんは、嘗て、あの「少年ナイフ」をプロデュースした方でもあるのだ。 |
February 21, 2006
昼間は懐かしい方々とミーティング、夜は本の打ち上げ!
![]() | なんだか、明け方、たくさんの種類の夢を見た。ぼくは、よく現実の状況とほぼ同じ環境の夢を見るので、夢を見終わっても、それが現実に起きたことのように感じてしまうことが多い。今日も、そうだった。 さて、普通に東京校へ。ランチは、スタバで買う。午後1時、14年前、いっしょにCG系のベンチャーをやっていた松浦克樹さんが、訪ねてきた。会うのは、9年ぶりぐらいかもしれない。現在、松浦さんは、映像ストリーミングに強いASPタイプのeラーニングシステムの会社を起業され、それについて、いろいろ説明をしてもらった。 次のアポまで、時間があったので、例のsplume社の梶塚社長から、インビテーションメールから、テストサイトに、ぼくを登録して、さっそく、ヴァーチャルリアリティの世界へ入った。 最初、空から、街の上に浮く、ターミナルのようなところに、降り立つ。そこで、コンシェルジェ(写真)の案内を受け、街へ降りて、VR空間をウォークスルーで探索。街に来ている、ほかのユーザーから挨拶されたり、HUBと呼ばれるアバターに、演技をさせたりと楽しかった。 ぼくは、90年代は、その頃で世界最速のワークステーションを使って、大掛かりなVRのコンテンツを作ってきたのだが、今では、インターネットとノートPCで、同じ以上のものが出来てしまう。VRコンテンツ自体は、それほど進歩はしていないのだが、ハードと環境だけは、確実に進歩しているね。 午後5時、昔、デジタルハリウッド出版局があった頃、編集のトップをやっていた徳永修さんが、お仲間と訪ねてきた。こちらのほうも、映像配信のソリューションを持っていらして、それを、どう使って、面白いことをやるかというブレーンストーミングのようなミーティング。近未来の夢の実現する方法を考えるのは、ほんとうに楽しいもんだ。 午後7時、学士会館に入っている料理屋さんで、「クールジャパン 世界が買いたがる日本」の打ち上げ。今回、本の企画をしてくれた祥伝社の岡部康彦さん(写真Click!左)、取材や調査をしてくれたライターの五反田正宏さん(中央)、単行本の統括の角田勉編集長(右)が、いらした。 3人とも、いろいろな本を作られてきた方ということもあり、普通の人が知らないことばかり、とても良く知ってらして、話題が尽きなかった。また、いつか、いっしょに本を作りましょうということで、散会となったのであった。 しばらくぶりに出したハードカバー単行本「クールジャパン 世界が買いたがる日本」だが、日曜日に、朝日新聞に広告がでたり、アマゾンでも、書評が出始めた。出版された以上、なるべく多くの方に読んでもらいたいという気持ちになるね。 |
February 20, 2006
札幌から東京へ戻る
![]() | 午前中、ホテルでメールチェックをして、昼前に、ホテルをチェックアウト。午後1時に千歳空港に着いた。 フライトまでに余裕があったので、ブランチを食べたところで、札幌出身の東京校スタッフに、何かお土産を頼まれていたのを思い出し、東京校に電話。ROYCEのポテトチップチョコレートを買ってこいとのこと。 さっそくお土産物店が、ずらっと並んでいる中から、ROYCEの販売コーナーを見つけて購入。出発ロビーから見る千歳空港は、いかにも冬とうい空気感だった(写真Click!)。午後2時半のフライトで東京へ。 午後5時、東京校に戻り、スタッフと共に、ポテトチップチョコレートを食べてみた(写真)。甘くてしょっぱいくて、サクサクしている。なんとなく人気の理由がわかった。 その後、普通に仕事開始したのだった。 午後11時すぎ、家に戻り、「ワールドビジネスサテライト」を見る。特集「ブロードバンド映画争奪戦」の冒頭、デジタルハリウッド大学でプロモーション用の写真を撮られている竹内謙吾監督と、彼の初作品「はなれ砦のヨナ」が紹介された。 画面に「デジタルハリウッド大学」と映っているのに、秋葉原の専門学校とナレーションが。デジハリって、設立から12年間、専門学校って、紹介されがちだけど、デジハリが、専門学校だったことは一度も無い。そこのところ、よろしく、といいたい。 さて、竹内謙吾監督は、デジハリ東京校本科の3期生。デジハリの卒業生は、ゲーム会社などの企業内で活躍している人が、ほとんどなので、個人名が、なかなか表に出てこなかった。 ただ、最近では、映像作家として、活動している人が増えてきたので、個人の名前を聞くようになってきた。これも、ネットというメディアが出てきて、映像作家としても、食べれる道が見えてきたお陰だと思うのである。 |
February 19, 2006
札幌校で、授業とトークイベント。
![]() | 朝8時半に羽田空港へ着く。さすがに、ちょっと眠い。9時半のフライトで千歳へ。今日は、札幌校で、授業なのだ。 お昼に札幌に着いたら、ぱらぱらと雪が降っていた。毎年、冬に札幌に来ると思うのだが、こちらのみなさんって、薄着だ。こちらでは、ダウンジャケット着てる人を見ると、東京モンだと思うそうだ。 午後1時から、「デジタルメディア概論」の授業。いつものように、午後4時50分までかかる。終わって、すぐに評価シートを読んだけど、授業内容に満足していただけたようだ。みなさん、ご苦労さま。 午後5時、映像ディレクターの守屋健太郎さん(写真)が、札幌校にいらした。昨日、福岡校で、トークショーをされ、今日は、直接、札幌に飛んできてくれたとのこと。 守屋さんは、テレビマンユニオンに所属しながら、テレビのタイトルの仕事やJ-POPのPVなどの仕事を続けているのだが、2年前、自らが原案と脚本を仕上げた映画「スクールデイズ」の監督となりメガホンをとり、さらに編集も自身で仕上げて完成。 この映画、「世界の中心で、愛をさけぶ」のサク役の森山未來さんの主演作品としても話題となり、東京では、昨年12月ロードショー。7週間というロングランとなり、現在、全国で順次公開されているのだ。札幌でも、先週からロードショーとなっている。 午後6時、ぼくがナビゲーターとなって、トークショー。2時間ほど、映像や映画に対する思いを、さまざまに語ってもらった。守屋さんの「あきらめないのも才能」という言葉が、とても印象に残った。 トークショーの後も、札幌校のギャラリーで、1時間も、受講生たちの質問に真摯に答えていた(写真Click!)。ほんと気持ちがやさしい方だ。現在、次回作の脚本を執筆中ということで、楽しみだ。 午後9時すぎ、札幌校のスタッフと共に、狸小路にあるジンギスカン「ヤマダモンゴル」へ。食べ放題なのだが、守屋さんとぼくは、けっこう小食。でも、ワイワイと語らいながら、食べきれなくなるまで、食べたのであった。 11時、ホテルにチェックインした。 |
February 18, 2006
大学院「特ゼミ」の『ビジネスプラン発表会』
February 17, 2006
CANVASの石戸奈々子さんとミーティング
![]() | 午前11時、定例のNCGプロジェクトのミーティング。研究チームと開発チームと制作チームが、それぞれ進行状況を確認しあった。 午後1時、CANVASの石戸奈々子さんが、ミーティングのために、訪ねてきてくれた。CANVASは、こどもたちの創造性と表現活動を推進するために、様々な活動を行っている団体で、とくにワークショップは、参加したこどもたちや保護者の方だけでなく、専門家からも、たいへん評価が高い。 この3月も、CANVASは、大学が入っている秋葉原ダイビルで、ワークショップコレクション2006をやるのだが、ネットからの申し込みは、あっという間に締め切りとなってしまったのだそうだ。 さて、石戸さん、昨日から、CANVASのメーリングリストをとっても賑わしている。ぼくは、今日、会えるとわかっていたので、直接、「おめでとう!」と言えた。メーリングリストのみなさま、抜け駆けしました。ごめんなさい(笑)。やっぱり、とっても幸せそうなお顔でした(写真)。 午後2時半からは、毎週の大学院運営会議。ただし、今日は、デジハリの広報チームが出席して、来年度のパンフレットについて、話し合った。さすがに2年経ったので、院生たちの活動の事例が、たくさんあるので、充実した内容になりそうだ。 午後5時、教育と探求社の宮地勘司社長と伊藤さんと「クエストエデュケーションカップ」の審査の件で打ち合わせ。 教育と探求社は、基本、高校生向けの「クエストエデュケーションプログラム」という素晴らしいカリキュラムを持っている。今や公立の半数近い高校が導入しているとのこと。このプログラムを行った高校生たちにも、たいへん評判が良い。ぼくも、ずっと応援してきた。ぜひサイトをご覧になると良いだろう。 午後7時からは、秋葉原の大学へ移動し、入試関連の作業を、スタッフと共に行ったのだった。 さて、CANVASの活動といい、教育と探求社の活動といい、これまでの教育を縦糸とすれば、それを横に結ぶような教育が、子供たちにどうしても必要になっているのではないだろうか?と深く感じた一日だった。 |
February 16, 2006
bloomの制作発表記者会見に葉加瀬太郎さんと参加
![]() | 午前中、普通に仕事。12時すぎ、となりの会議室に、葉加瀬太郎さんがいらした。今日は、2004年11月にキック・オフして、ついに完成間近となった「bloom」プロジェクトの制作発表記者会見があるのだ。 午後1時すぎ、1階のセミナールームで、記者会見が始まった。かなり大勢の記者の方々がいらしてくれた(写真Click!)。壇上には、CG監督を務めた船戸賢一さん、葉加瀬太郎さん(写真)、そしてぼくが上がり、このプロジェクトに寄せる思いを語らせていただいた。 葉加瀬さんの、「このプロジェクトは、誰かに頼まれたわけじゃない、自分たちの音楽に、学生たちが創るCGが、出会ったら、どんな面白いだろう、やってみたい!、純粋にそういう気持ちから始まったということに、意義ある。いくら一流のプロと言われても、やりたいからやるというアマチュア精神を忘れたら、なんの意味もない!」という言葉には、とても感動した。 午後2時に記者会見が終わり、その後、8階で、Gyao向けの個別インタビューがあった。4月の発売が待ち遠しいね。 午後3時15分、秋葉原にあるILTJ社に、向井利光さんと、酒井明彦さんを訪ねた。向井さんと酒井さんは、日大時代からの古い付き合いだ。1990年に設立したメディア科学研究所でも、いっしょに研究員をやっていた仲だ。 今、彼らは、日本ではトップといえるVRやMRの研究開発者となっていて、デジタルハリウッド大学で、プログラミング系の授業を持ってもらっている。今日は、最新の成果を見せてもらったり、来年以降の授業の打ち合わせなどをしたのだった。 午後5時、外部の方と3月にやる講演について、詳細の打ち合わせ。午後7時、ある球団の方とコンテンツ制作に関するミーティング。 午後9時すぎからは、いつものように大学院ゼミ。今日は、2月6日に福富先生に紹介していただいたスプリューム社の梶塚千春CEOに来てもらい、splumeのデモをしてもらいながら、技術的な説明をしていただいた。ゼミの院生たちは、もともとVRが好きな人たちが集まっているので、質問が尽きなかった。 梶塚さんは、VR空間というものを、技術だけではなく、人間社会に与える影響も含めて、非常に深く追求されていて、話が哲学的であったりもするので、とても勉強になる。院生たちと共に、しばらく、この日本発のVR環境を追いかけてみようと思っている。 11時半にゼミは終了。その後、仕事をして、午前1時に東京校を出た。 |
February 15, 2006
デジタルラジオニュービジネスフォーラム成果報告会
![]() | 午前10時に、秋葉原の大学へ。本日は、大学入試B日程。午前中の英語の学科試験に続き、11時すぎから、面接。ぼくも、面接官をやったのだった。 午後4時半、青山のスパイラルホールへ。今日は、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの成果報告会なのだ。 成果報告会は、午後1時から始まっており、10のワーキンググループが、順番に成果を報告した。会場には、300名以上の方々が来ていた(写真Click!)。 ワーキンググループは、以下の10個。「楽曲ダインロード」、「緊急災害情報」、「放送連携データ配信」、「マーケティング」、「車載向け音楽レコメンデーションサービス」、「PUSH型コンテンツ配信」、「防災情報データ配信」、「広告」、「クリックCM」、「車載機連携」。デジタルラジオが、放送と通信の融合で、何をしようとしているかわかっていただけるだろう。 5時すぎ、最後に、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの代表として、ぼくが、フォーラムとしての提言を述べさせていただいた。昨年までの予定では、フォーラムは、この成果発表会をもって、解散と考えていたのだが、1セグメント研究会と連帯して、第2ステージへ進化することにした。 放送事業者、デジタルラジオの最初の会社であるマルチプレックスジャパン、ハードウェアメーカーが、いっしょに集うフォーラムは、デジタルラジオが拓く新しいラジオの形を作るために役割があると結論づけたのである。 5時半すぎからは、スパイラルホールのホワイエで、そのまま懇親会となった。ホワイエには、ワーキンググループによるサービスイメージが、試作機やPCを利用して展示してあり、大勢の関係者が、飲みながら食べながら、デジタルラジオの将来像を話し合った。 デジタルラジオは、決して未来のメディアでは無い。本放送を今年11月には開始したいということなのだ。幹事会代表で、本放送にも携わる藤勝之さんは、「もう首が回らないほど、たくさん、やることがあるよ」と苦笑(写真)。 でも藤さんの顔にも、多くの関係者の顔にも、これから、すべてが新たに始まるというワクワク感が、十分感じられた。ぼくも微力ながら、21世紀のラジオの創造に貢献できればと思ったのだった。 |
February 14, 2006
「しずおかデジタルコンテンツグランプリ」の審査会
![]() | 朝、東京校で、普通に仕事開始。11時半、東京駅に。今日は、静岡で「しずおかデジタルコンテンツグランプリ」の審査なのだ。 午後1時半、「B-nest」静岡市産学交流センターで、審査が始まる。全国から、静止画、動画、WEB、ケータイコンテンツなど、いろいろなタイプの作品が、数百集まっていた。 審査をするのは、審査員たちの感性や知恵を試される場でもある。審査員たちも、それが十分わかっているので、リラックスした中でも、真剣な議論になる。 今年は、ぼくが、審査委員長を務めさせてもらったのだが、良い審査結果を出せたのではないかと感じた。午後5時過ぎの「ひかり」で、東京へ。途中、車窓から、富士山が見えた(写真)。山頂だけに、帽子のように雲がかかっていた。 午後6時半、東京校に戻り、普通に仕事開始。午後7時半、歩いてすぐのところにある「オーディオユニオン」へ。店長に、実際にどうなるのか聞いてみたいことがあったのだ。 最近、話題になっているのだが、3月31日を持って、5年間の猶予があった「電気用品安全法」が本格施行となるので、PSEマークが無い、例えば、ビンテージのオーディオアンプや、シンセサイザーなどが、店舗で売ることが法律違反となってしまうのだ。 オーディオや電気楽器には、名機と呼ばれるものが多々存在し、古いものでは、1950年代のものも流通している。このままでは、マッキントッシュの真空管アンプたちや、オールドのマーシャル・ギターアンプや、ムーグシンセサイザーとか、ビンテージの中古を扱う店から消えることになってしまうのだ。 「オーディオユニオン」でも、いろいろと準備と対策をしているとのこと。また、ちゃんとした輸入業者がいる製品については、ある程度、遡って、PSEマークを取得し、中古市場にも対応していくとのこと。しかし、いわゆるビンテージものは、なかなか対応ができなそうで、ちょっと心配だ。 ただ、「電気用品安全法」の対象になるのは、基本、家庭の100Vの電源が、直接、機材に入っていくものなので、スピーカーや、電池で動くエフェクター、エレキギターなどは、対象外。また、オークションでの個人売買も、対象外とのこと。 ただ、PSEマークだけの話ではなく、世界的な伐採により失われつつある、希少な木材を保護するために、マホガニーなどの木も輸入禁止になるという話もあり、このへんも、楽器好きには、気になるところだ。 |
February 13, 2006
「はなれ砦のヨナ」の竹内謙吾さんと会う
![]() | 本日は、半休。午後遅く東京校へ。デジハリは、土曜日と日曜日に出勤するスタッフが多いので、月曜日は、一番、社内が静かな曜日だ。 午後8時、大学へ移動。今日は、東京の本科の第3期生の竹内謙吾さんと、しばらくぶりに会うのだ。 竹内さんは、本科のビジュアルサイエンスコースを卒業後、スクエアに入社、その後、ハワイで制作していた「FFムービー」に1年間参加。その後、日本に戻り、自分の作品を作るために、スクエアを退社。そして、2年、ついに竹内さんのデビュー作「はなれ砦のヨナ」が完成したのだ。制作は、個人作品を次々とヒットさせているコミックスウェーブ社だ。 竹内さんが、デジハリ卒業生ということもあって、4月の劇場公開と、その後のDVD販売に向けて、デジハリも、全面的に応援することにした。そのための写真撮影が、今晩、大学で行われるのだ。 ぼくは、「はなれ砦のヨナ」のことを、人には、「ひとりFF」と紹介している。つまり、たった一人の製作者が、ほとんど、ゲーム「ファイナルファンタジー」のムービーパートと同等のクオリティを出しているのだ。 34分のフルCGアニメーション。ハリウッドで、100分ほどのフルCGアニメーション制作に、500人ほどのスタッフが関わって、2年ほどかかっていることを思えば、脚本から2年で、一人で34分間のCGアニメーションを、ホームスタジオで仕上げたことは、驚異的だ。 そんなことが、業界で話題となっていて、今日は、あるテレビのニュースショーからの取材も入った。最後に、「はなれ砦のヨナ」を教室のスクリーンに流すことになり、大学へ来て残っていた学生たちと、みんなで、スニークプレビューとなった。学生たちは、大学で習っている同じツールで、ここまで出来るのかと、そのクオリティに、とても感激して、闘志を燃やしていた。素晴らしい先輩を持つって、いいね! その後、東京校に戻り、夜中まで仕事をしたのだった。 |
February 12, 2006
デジタルハリウッド大学で保護者会
![]() | 午前中、東京校に出た後、午後1時、秋葉原の大学へ移動。本日は、デジタルハリウッド大学の保護者会があるのだ。 大学の教室のひとつで、ヒューレットパッカード社が社会貢献活動として行っているHPスーパーサイエンスキッズが行われていた。 アラン・ケイ博士が、中心となって開発された一種のプログラミング言語であるスクィークを、小学生の子供たちが教わっているのだ。ロジックを理解して、図形を動かす方法など、みんな真剣に試していた(写真Click!)。 午後2時、保護者会が始まる。予定より多い70人あまりの保護者の方々が参加された。後期の状況報告や英語の履修状況、さらに留学について説明。その後、質疑応答となった。保護者の方々から、たいへん活発にご意見をいただき、たいへん有難かった。 とくに英語の教育については、留学先の大学が、それぞれTOEFLの最低点を設定しているので、英語担当の松崎教員(写真)に、いろいろな質問があった。 今年から、TOEFLに、これまでに無かったスピーキングが入る予定とのこと。通常授業の中で、スピーキングを重んじて、やってきているので、本学の学生に有利になるのではないかと期待しているところではある。 保護者会の終了後も、個別の相談を希望される保護者の方々と、いろいろお話をした。本学では、留学を推進しているということがあるので、大学側と保護者の方々とのコミュニケーションは、非常に重要である。1年後には、最初の留学生が日本を出発するはずだ。それまで、十分に準備を重ねていきたいと思っている。 |
February 11, 2006
仕事仲間の結婚披露宴
![]() | 朝4時までは起きていたのだが、結局、睡魔に勝てず、開会式を見なかった。目が覚めたら、テレビの前のカウチだった。 さっそく録画をみたのだが、最近のオリンピックの開会式って、パフォーミングアートとエンターテインメントと舞台技術が高度に融合していて、とても素晴らしいと思う。フェラーリF1が出たところは、さすがイタリアだね。 午後4時、渋谷のEスペースタワー「レガート」 へ。今日は、仕事仲間である相川賢一さんの結婚披露宴パーティがあるのだ。 相川さんは、藤本さんが学生時代に起業したときのスタッフ。その後、藤本さんがIMJの初代社長となったとき、相川さんを呼び、ぼくたちといっしょに仕事をしていた。その後、独立されている。 披露宴は、デジタルハリウッドエンタテインメント社の柳原社長の司会、そしてデイハリ藤本社長の乾杯で始まった。 会場は、IMJやIMJの関連会社の方々、デジタルスケープの関連の方々、またデジハリの元社員で、今は起業されている方々などなど、完全な同窓会状況になってしまった(写真Click!)。また、たくさんのデジハリ卒業生たちにも再会できた。 ぼくが、うれしかったのは、元の仲間たちの多くが、デジタルコンテンツ系の会社を起業され、代表や役員として、活躍されていることだ。そして、そこに多くの卒業生が働いている。それが実感できたのだ。 こんなに人が集まったのも、新郎相川さんが、主催する「民家バー」などを通じ、彼が、多くの人たちとの交流を大事にしてきたからだろう。新婦和美さんとの出会いのきっかけも「民家バー」とのことだった。 夜は、家に戻り、1週間の間に、適当に録画してあるテレビ番組を、適当にザッピングしたのであった。 |
February 10, 2006
ひさしぶりに「あかね丸」に会った
![]() | 午前中は、普通に仕事。午後1時、最近、横浜校も卒業した木下淳さんとミーティングをした。独立ということで、今後のことを、いろいろ相談した。 木下さんのことは、1月31日のスギヤマスタイルでも紹介したのだが、実は、彼は、本科卒業後、1年間、研究生もやったのだ。その頃、研究生の部屋は、現在の8階のセミナールームだった。ミーティングの後、木下さんは、懐かしそうに部屋を眺めていた。 午後2時半からは、定例の大学院運営会議。年度末に向けて、修了を目指す院生も多いので、審査の流れなど、再度、細かく確認したのであった。 午後4時半、韓国のHOSEO UNIVERSITY(湖西大学校)から、李元求教授と金井修省講師(写真Click!)がミーティングにいらした。湖西大は、CGアニメーションや映像では、韓国でもトップ校とのこと。そこで、デジタルハリウッドにとても興味を持たれたとのことだった。 湖西大は、15000人ほどの学生が在籍する総合大学とのこと。1978年設立ということで、まだ新しい大学とのこと。驚いたことに敷地面積は150万坪、ベンチャーインキュベーションが、とても盛んで、なんとキャンパス内に120の企業があり、そのうち5社が上場しているとのこと。液晶ディスプレイの工場まで学内にあるのだそうだ。 学長が、全教員に、ひとり1社づつ会社を持ちなさいと励ますそうで、いろいろ聞くうちに、日本の大学発ベンチャーという言葉が、まったく色あせるほど、産学協同の取り組みが成功しているなと感じた。ミーティングの後、東京校の中を案内させていただいた。 午後5時半、来週に迫ったデジタルラジオニュービジネスフォーラムの成果発表会の段取りについて、事務局の関谷さんとミーティング。充実した成果発表会になりそうだ。 午後7時すぎ、東京校3階では、2004年度のデジタルフロンティアのグランプリ作品「あかね雲」を作ったグループ「あかね丸」の阿曽多寿子さん、川口鉄也さん(写真)が、受講生向けにメイキングセミナーをやっていた。 最近、デジハリのテレビCMに使わせてもらった「あかね雲」だが、現在まで1年半ほど、阿曽さんと川口さんで、DVD作品化に望んでいるのだ。30分以上のフルCGアニメーション作品として、生まれ変わるとのこと。3月中には、完パケを上げられそうな状態まで来ているとのことだった。 卒業制作が膨らんで、そのままDVD作品となり、世に出るという流れでは、「スキージャンプペア」に続く形になりそうだ。ぜひ、がんばって、良い作品を仕上げてもらいたいと思った。 午後9時すぎから、再び、普通に仕事。今日は、いろいろ文章打ちがあって、気がついたら、午前1時を回っていた。 |
February 09, 2006
デジタルハリウッド大学入試の面接日
![]() | 朝9時半、秋葉原の大学へ。今日は、センター入試を利用して、デジタルハリウッド大学を受験された方々の面接の日だ。 午前11時から面接が開始され、午後6時近くに終わった。今日も素晴らしくモチベーションの高い受験生たちに会うことができた。うれしい限りだ。 午後6時半からは、入試関連作業を行い、午後8時すぎに、東京校に戻った。さっそく、総合プロコースの卒業生の方とミーティング。そのまま9時過ぎからは、大学院のゼミ。 今日のゼミには、株式会社空調服の取締役の川窪さんと顧問の高柳さんが、来てくれた。今後、いろいろコラボレーションしていこうということになった。 午後11時半、ゼミが終わって、部屋に戻ると、各拠点校や部署から、ぼくの誕生日を祝うスタッフのコメントが書かれた色紙が届いていた(写真Click!)。励ましの言葉ばかりだ。有難い。 ぼくとしては、出版されたばかりの「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(写真)を、デジハリのスタッフのみんなにプレゼントすることにした。せっかくなので、スタッフの名前とぼくのサインを始めた。ひとりひとり名前を書いて行くと、改めて感謝の念みたいなものが沸いてきたのであった。 |
February 08, 2006
第60回毎日映画コンクールの表彰式
![]() | 12時に、大学へ。今日は、定例の大学運営会議。春休みとはいえ、学生たちが、英語の研修で来ているので、大学の雰囲気は、それほど、いつもと変わらない。1時半からは、さらに留学系の会議に出る。 午後3時、東京校に戻り、内部のミーティングをして、午後5時に、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルへ着く。今日は、ここで、第60回毎日映画コンクールの表彰式があるのだ。 毎日映画コンクールは、今年で、60周年。まさに戦後の日本映画の歴史をずっと見ているコンクールともいえる。60周年ということで、今年は、1次選考に、映画を学ぶ学生を参加させるという試みがなされた。デジタルハリウッド大学からも大学院生が、審査員となった。そんなわけで、ぼくも表彰式に来た。 毎日映画コンクールの特徴は、脚本、撮影、美術、音楽、録音、技術といったスタッフ部門の受賞があることだ。これは、とても大切なことだと思うのである。普段、映画制作を支える側の方々だが、ステージ上では、みなさん、晴れがましい雰囲気だった(写真Click!)。 アニメーション部門のアニメーション映画賞には、水島精二監督の『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』が選ばれた。ブロンズ像を持って、水島監督は、とてもうれしそうだった(写真)。日本映画大賞は、「パッチギ!」。男優主演賞は、浅野忠信さん、女優主演賞は、田中裕子さんだった。 表彰式の後、さっそく、水島監督にお祝いを言った。もう新作で忙しいとのこと。デジハリは、4月にから池袋校で開講するジャパンアニメのコースで、水島監督に、お世話になっている。そのことについて、お礼も言ったのだった。 午後7時半、東京校に戻る。その後、普通に仕事。今日は、ちょっと早めに11時すぎに仕事を終えた。 |
February 07, 2006
夜、東京校で、パーティ!
![]() | 朝、恵比寿ガーデンプレイス地下1階のワインマーケットPartyで、チリの赤ワインと4本と、イタリアのスパークリングワイン2本を購入。どちらも、ボルドーやシャンパンを買うより、とてもコストパフォーマンスが高いと思う。今晩、社内のイベントがあるのだ。 11時には、東京校に着き、普通に仕事を開始。今日も、打たなくてはならない原稿が溜まっているのである。 総合プロコースの4年前の卒業生が、ヨーロッパのほうの大学へ、デザインの勉強に行くというので、推薦状を書く。本人に、いろいろ電話でヒアリングもした。 卒業生が、数年間、コンテンツ制作の仕事をした後、世界に点在する有名なデザイン系の大学に留学するというのは、年に数度はある。こういう方々は、最終的に自分の名前で、仕事がくるレベルを目指す方が多い。 一度、プロとなってから、大学や大学院で学ぶのは、実はとても良い。基礎スキルは十分あり、そこから自分が、どこをさらに伸ばしたいか、自分自身で、わかっているからだ。おのずとモチベーションも高いし、効率も良い学業となる。 午後6時すぎ、スタッフと8階セミナールームをパーティ会場にセッティング。実は、10日間ほど遅れて、ぼくの誕生日パーティをやるのだ。 今日にしたのは、実は、昨年の春から、コツコツと進めてきた単行本が、ついに出来上がったのだ。店頭には、まだ並んでいないが、著者用の本が届いた。ということで、内輪での出版記念という意味もある。 本の題名は、「クール・ジャパン世界が買いたがる日本」。この本については、後日、スギヤマスタイルで、紹介させていただくつもりだ。 午後7時すぎ、パーティが始まる。東京校にいるスタッフが、仕事を抜けて、入れ替わり立ち代わり会場に来てくれる(写真Click!)。本部、東京校、大学院、研究所、ソリューション、エンタメ、オンラインスクールなど、いろいろな部署からきてくれた。また、秋葉原校、大学からも、駆けつけてくれた。 デジタルハリウッドエンタテインメントの柳原社長自ら、コンビニにあるような大きな四角い鍋で、おでんを作ってくれ、風間章子さんのケータリングも、いつものように、とても美味しい洋風料理を出してくれる。 夜9時、余興ということで、ぼくがギターを弾いた。その後、秘書の千田さんが、オーダーしたケーキ(写真)が現れた。全体にシルバーアクセサリー調デザイン。ホワイトチョコで作られたドーム状の籠を持ち上げると、なんとレスポールギターとマーシャルアンプとシガーが、チョコで作られて置いてあった。ケーキ自体は、素晴らしく美味しいショートケーキだった。 午後11時にお開き。みんな、とても楽しんでくれたようだった。コミュニケーションの促進に、美味しい食べ物とお酒って、重要だなと、やっぱり思うのであった。 ぼくは、自分の部屋から引っ張り出したギターアンプやエフェクターボードなどを片付ける。この歳になっても、十代の頃と同じようにギターアンプを押している自分がいるんだなと、なんかうれしいような、恥ずかしいような、、、、だった。 |
February 06, 2006
春休みの大学で、、
![]() | 午前10時に東京校へ。昨晩、夕食が、ヨーグルトだけだったので、さすがにお腹が空き、11時半にブランチ。 午後2時、秋葉原の大学へ。福富忠和先生(写真)とスプリュームの梶塚千春CEOとミーティング。スプリューム社では、独自にヴァーチャルに作られた空間が、シームレスにつながっていく技術と、その空間内を自由に動き回る3次元のポインタともいえるHUBを開発したのだ。 昔を知る人なら、VRMLの現代版と言えば、少しはイメージが沸くだろうか? 梶塚さんによれば、WEB2.0の概念をさらに拡張したWEB3.0ともいえるコンセプトを盛り込んでいるという。 ぼくは、昔から、デジタルコミュニケーションの最終的なインターフェースは、VR的なものになると確信している。だから、梶塚さんの考えは、とてもよく理解できた。福富先生と、この国産の技術をいかに展開するかと、いろいろ相談したのであった。 さて、春休みになっているというのに、大学には、たくさんの学生の姿があった。その多くは、レギュラーの講義とは別に用意されたTOEFL対策講座に出ている。当初、ぼくたちが想定していたより、多くの学生が集まり、2クラスが運営されていた(写真Click!)。 しばし、大学生たちと歓談した後、東京校に戻り、たまっていた原稿打ちを集中してやる日となった。 夜、友人の玄さんの会社スポーツバンガードが運営するtennis365.netが、とても面白い技術を導入したと連絡があった。tennis365.netは、テニスの総合ポータルなのだが、その中のeコマースでは、60ブランド2万アイテムという国内最大級の品揃え。ここまで多いと、欲しい商品を探すだけでも、たいへんだ。 そこで、玄さんが導入したのが、ユーザーが、自分の切り口を選んで検索をかけられるサービス。このサービス、株式会社セレスタイルが提供しており、その名も「kirikuchi」というのだそうだ。 試しに「ラケット」を見てみたら、検索の切り口が、いろいろ用意してあり、切り口の項目をクリックするだけで、どんどんアイテムの絞込みが絞り込まれていく。これは便利だ。導入されたばかりなので、今後のtennis365.netでの運用実績をぜひ知りたいと思った。 |
February 05, 2006
ゆったり仕事を楽しんだ日
February 04, 2006
廃棄となる懐かしいマシンたち
![]() | 本日はオフ。しかし、いつものように目が覚める。土曜日、家にいる時は、午前中、テレビのザッピングをしていることがほとんど。 9時半までは、いろいろなチャンネルを見るのだが、そこからは、建もの探訪。住宅建築というのは、ほんとうに個性が様々だし、奥が深い世界。ぜんぜん飽きない。だから長寿番組なのだろう。 9時55分からの「ワッツ!?ニッポン」を、10時すぎから見る。いつものように猪瀬直樹さんとテリー伊藤さんの辛口のコメントが楽しめる。今日は、そこにデジタルハリウッド大学院で教鞭もとられているカフェグローブ・ドット・コム代表の矢野喜久子さんが、コメンテーターとして出演されていた。ちょっとうれしい気持ちになる。 さて、今日は、外気温がたいへん低い。にもかかわらず、「信濃」の十割そばが食べたくなり、震えながらお店まで歩く。もちろん、「ざる大盛り」。水が冷たいせいか、いつもよりさらにコシがある手打ち麺。やっぱり、「信濃」は美味しい。 毎週、いろいろな方から単行本を頂くのだが、今日は、その中から、「アイデアマンになる」(写真)を読んだ。テレビ番組の企画を通じて、いかにアイデアを出し、まとめていくかという、どんなビジネスマンにも応用可能な発想を教えてくれる本だ。とても参考になった。 夕方、ちょっと東京校に寄る。藤本社長と総務の人たちや、システム管理者もいっしょになって、古いマシンの廃棄を行っているのだ。 ほとんどが、デジハリのスクールのバックボーンを支えてきたサーバーマシンとそれらの周辺機器だ。数年で、陳腐化してしまうサーバーたちだが、レギュラーから外れても、もしものときのリザーブだったり、セミリタイア状態で、ちょっと実験に使ったりと、延命をしたマシンたちでもあった(写真Click!)。 そんなマシンも、いつしか忘れられ、棚の奥に仕舞われていたのが、4階の廊下に引き出されてきたのだ。いよいよ廃棄だ。とくに右下にあるdigital equipment社のalfa server 1000は、ぼくにとっても懐かしいマシン。「digital」のロゴを見たら、胸がきゅっとしたのだった。 |
February 03, 2006
大学で、一般入試A日程、面接官をやった
![]() | 本日は、大学が、一般入試のA日程。ぼくも、朝9時前には、大学で待機。 午前10時から、英語科目の試験が始まる。ぼくも、途中、試験教室の中を、ゆっくりと、5回ほど、回らせてもらった。なんともいえない緊張感だ。 試験後、面接を行う。面接は、まず受験生に自己プレゼンテーションを3分やってもらい、その後、質問に移るという形式。時間は余裕を持ってとってあるので、それぞれの受験生に、いろいろな角度から質問をすることができる。 ぼくとしては、なるべく受験生がリラックスできるような質問や、使う言葉を慎重に選んでやっているつもりなのだが、それでも、ほとんどの受験生が、たいへん緊張されるようだ。だから、受験生が退出されるとき、ぼくも自然と「おつかれさまでした」と言ってしまっていた。 午後4時前に東京校に戻る。今晩は、文部科学省による大学院のアフターケアの視察日。履行状況の説明の後、大学設置審議委員会の先生方から、いろいろご指摘やご質問をいただいた。 その後、大学院で教鞭をふるっている先生方3人が、視察団と面接。大学院は、ほとんどの教員が、実務家なので、どのように大学院での教育・研究活動を行っているかということが、話題となったようだ。 午後7時からは、実際に、大学院の授業を見学していただいた。2月、どの大学も修士論文の締め切りがあったり、入試があったりと、たいへん忙しい時期である。その間を縫って、アフターケアに関わる大学の先生方には、ほんとうに頭が下がる。ただただ感謝である。 午後8時半、週末、東京にいらっしゃるということで、昔、ぼくがMITメディアラボに行くときに、たいへんお世話になった佐久田昌昭先生(写真)が、わざわざ、デジハリを訪ねてくれた。 ぼくがお世話になったころ、佐久田先生は、日本大学理工学部海洋建築学科の教授でいらした。現在は、敦賀短期大学学長をされている。今、時代のニーズを先取りする新しいコースを企画されているとのこと。常に新しいことに挑戦されるバイタリティには、いつもながらではあるが、ほんと敬服だ。 さて、今、東京校の一階のエレベーターホールには、タブレットを使って描かれた人物の顔のデッサンが飾ってある。この前、東京校にいらした村上隆さんが、タブレットで描いたデッサンは初めて見たとおっしゃっていた。 ちょっと見ただけでは、デジタルの絵じゃないみたいなんだけど、紙と鉛筆で書いたものを、スキャナーで撮って、プリントアウトしたとしても、やはり、少し質感が違う。なんか、デジタルツールらしいところがあって、そこか微妙に面白い。 |
February 02, 2006
PAGE2006のクロスメディアカンファレンスに参加
![]() | 午前中、今日の講演のパワーポイントを準備。午後1時、池袋のサンシャイン60の文化会館へ。 サンシャインでは、今、PAGE2006が開催中。デジハリは、PAGE2006の中の「クロスメディアカンファレンス」の中で、セミナーを持たせてもらったのだ。 午後2時、セミナーが開始される。会場には、懐かしい卒業生の顔も何人も見られる。わざわざ、聞きに来てくれるなんて、うれしいね。(写真Click!) お題は、「クロスメディア時代の人材育成・コラボレーションプログラム」。まず、ぼくが、デジタルコミュニケーションを基礎としたクロスメディア時代の概要と、ここ12年のデジハリの歩みについて紹介。 その後、デジハリのアライアンスグループから求人やOJTに関して、コンサルティンググループからは企業研修の取り組み、さらにデジタルハリウッド大学院からは、企業とのコラボレーションの実績、そして最後にデジタルハリウッドエンタテインメント社から、サイト制作やイベント運営などの紹介をした。 セミナーに参加された方々は、ほとんどが企業人。そのような方々の前で、産学協同で取り組める、デジハリのいろいろな側面を、いっぺんに紹介する機会は、これまで、あまりなかった。ぼくも、あらためて聞いてみて、ほんと、いろいろな形で産学協同を行ってきたなと感じてしまったのだった。 5時に東京校に戻り、普通に仕事。午後8時、表参道ヒルズのオープニングに駆けつけた。 さすがに安藤忠雄の建築! 地下3階から地上3階まで、表参道と同じ勾配で、ぐるっと回廊が囲み、すべての店が路面店のような感覚で、回れる。中央の吹き抜けも気持ちがイイ(写真)。 ちょっと見て、帰ろうと思っていたのだが、好奇心旺盛なぼくとしては、ついつい見てまわるうちに、たくさんの知り合いの方とすれちがい、歩きながらパーティしているみたいだった。 午後9時半、秋葉原の大学へ。そこから、明日の入学試験のためにスタッフと共に、最終ミーティング。細かい段取りをチェックし、午後11時すぎに終了。大学の一般入試って、独特な緊張感があるものだ。 |
February 01, 2006
第11回AMD AWARD授賞式と懇親会
![]() | 10時半、月初めの水曜日にやる社員総会。一ヶ月の活動について、各部署から、報告をして、全員で、情報を共有する時間という位置付けだ。 12時45分、総会に続いて、いつもは、大学でやる定例の運営会議を東京校の8階でやる。午後2時に終了。その後、スタバで、サンドイッチを買ってきてランチ。その後、会議がひとつキャンセルになったので、そのまま仕事。 午後5時すぎ、信濃町の明治記念館へ向う。午後6時から、デジタルメディア協会の第11回AMD AWARDの授賞式。 最初にの山科誠理事長の挨拶の後、DIGITAL CONTENTS OF THE YEAR '05ということで、各部門賞が発表されていった。AMD AWARDの特徴は、審査員が、コンテンツ系の雑誌の編集長たちということである。このため、各部門で、受賞の理由が、いろいろな編集長から述べられるのだが、その薀蓄を聞くのも、とても楽しいのだ。 さらに今年は、プレゼンターとして、元アップル社長で、現日本マクドナルドCEOの原田永幸さんや、元マイクロソフト会長の古川亨さんらが、壇上に上がり、会場を沸かせた。 最後に、今年の大賞である総務大臣賞の発表が、審査委員長の東大の浜野先生からあった。作品は、GyaO、受賞者は、株式会社USENであった。 代表して、宇野康秀社長が、トロフィーの役目となっているモノリスと、AMDのフラッグを受け取り、受賞の挨拶(写真)。現在、登録会員は650万人。毎月100万人のペースで伸びているので、1000万人が見えてきたとのこと。 「成功の要因は、最初に、ここにいらっしゃるコンテンツの権利者の方々にお願いして、素晴らしいコンテンツを出していただいたことです」と述べられた姿は、とてもカッコ良かった。 その後、8時ごろから、懇親会となった。AMDのメンバーは、もう20年近く、デジタルコンテンツの世界にいる方が多く、話が尽きない。最後まで残って、いろいろな方とお話をしたのであった。 そういえば、今週、GyaOのMUSICの左のTopicsところに、葉加瀬太郎さんとデジタルハリウッドのコラボレーションであるbloomの紹介がアップされた。いよいよDVD発売へのカウントダウンだ。 |