プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

December 31, 2005

大晦日

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大晦日、午前中、支度をして、母親の家へ。途中、国分寺で、母から頼まれた食料品を買って、午後2時に到着。なぜか、さっそく昼寝をしてしまった。

夕方、国立の学園通りへ出る。毎年ながら、イルミネーションがきれいだ(写真Click!)。しかし、やっぱり23区内より、気温が低い感じで、シャッターを押す手が冷え切った。

夜、元旦を待たずに、母親が用意しておいたおせち料理(写真)を食べることに。「紅白歌合戦」をバックグランドに、母親と、いろいろ昔話をする。それが毎年の恒例なのだが。

息子が、ジャニーズ・カウントダウンライブを見ながら、カウントダウンを開始。今年も、怒涛の展開だった2005年が終わったのだった。
  

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December 30, 2005

自分らしいオフを過ごす

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今日から3日まで、お正月休み。毎年なのだが、年末は、恵比寿ガーデンヒルズの地下にあるワインマーケットPARTYで、ワインやチーズなどを買い込むことにしている。

新年用のシャンパンやワインを買ったついでに、ときそき、夜、一杯飲んで寝るGRAHAM'S(写真)も手に入れる。リラックスして寝るには、とてもイイ味なのだ。

そして、今日はeBayMotorsで、競り落とした1962年頃のAlfa Romeo Giuliettaシリーズのshop manual(写真Click!)が、アメリカから届く。オリジナルなので、かなりボロボロだし、汚れてもいるけど、うれしい。

このshop manual、北米市場向けのものなので、英語版なのだが、イタリアで印刷されたものなので、サイズは、アメリカンレターサイズでは無く、A4判なので、クリアファイルに入ることが判明。ということで、文房具屋でクリアファイルを購入して、270ページほどのマニュアルを、一枚一枚クリアファイルに入れて、一冊のバインダーに収めたのであった。

そんなことをしながら、今日が終わった。
  
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December 29, 2005

年末、院生たちが頑張っていた!

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午後、近くにあるカーオーディオのインストーラーであるALPITへ行く。実は、今年の初めのころ、長年、使ってきたCDプレーヤーが作動しなくなり、その修理に出していたのだが、ぼくが忙しいことと、ALPITも常に忙しい店なので、タイミングが合わず、修理したCDプレーヤーを取り付ける時間が無かったのだ。

たまたま、ALPITは、ご近所という距離なのだが、ホームオーディオに迫るようなハイフェディリティなカーオーディオを構築を目指す方には、本当にお薦めの店だ。またスピーカーなどを新たにドアなどに取り付けるとき、その仕上げは純正を超えるものがある。もちろん、それなりのお値段だが、ぼくは、まさにプロフェッショナルという彼らの仕事が大好きなのだ。

取り付け後、そのまま東京校へ。この時期、学校を検討される方もいるということで、広報室のメンバーが出勤している。

さて、この時期こそ、ゆっくりと勉学に打ち込んでいるのが、社会人院生たちだ。普段とは違って、昼間からじっくりと、それぞれのプロジェクトに打ち込んでいる(写真Click!)。

ふと見ると、見慣れない犬のキャラクターが、院生のラボにいた。このキャラクター、院生たちが開発したキャラで、アランくん(写真)というのだそうだ。どうも、元、人間で、それも映画監督だったとか、なぜ、今は、犬になってしまったのか、ぼくは知らないが、アランくんが、実写のムービーに登場して活躍するらしい。

映像制作は、アランくんが3DCGとなり、実写と合成されるわけだが、この実写とCGの合成を不自然じゃなく仕上げるというのは、本当にたいへん。数人のプロジェクトでは、まさに挑戦というものだね。

夜まで、来年早々に、出版予定の本の原稿に取り組んだのであった。
  
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December 28, 2005

オフ、水餃子を作って食べた

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なぜか3時間程度の睡眠時間で起きてしまった。ということで、午前7時半から、ぼうっとしながらテレビを見ていた。

ぼくは、ゆっくり自分の家にいないので、せっかくなので、自分の物をいろいろ整理して、年末らしく過ごす。

なぜか夕食に、水餃子が食べたくなり、息子と作ることに。ということで、夕方の高円寺に買出しに。仲通りの入口には、天津甘栗の専門店が。これを見ると、ぼくが小学生の頃、父親が冬になると、買ってきてくれたことを思い出す。

午後6時すぎ、餃子を作る。中身は、息子用に豚肉が大目のタイプと、ぼく用にほうれん草がたくさん入っている2タイプ。その他、韮、小ネギ、しいたけ、にんにく、竹の子が、みじん切りで入っている。水餃子なので、皮を二つ折りにするだけなので、簡単で、これなら息子でも作れる(写真Click!)。

プロジェクトXの最終回を見ながら、つるつると食べて、気がつけば、恐ろしく満腹状態。基本、ぼくも技術者なので、プロジェクトXは、大好きだった。再現シーンも勉強になったが、何よりも、開発者たち本人がスタジオに来て、言葉少なに語る言葉の中に、真実と心意気が見られる番組だった。

ということで、のんびりした一日だった。

  
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December 27, 2005

本日、仕事納め。夜は、「語らいの会」に参加

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朝9時半に、東京校のお堀を挟んで向かい側にある順天堂医院へ、定期検診に行く。

主治医の指示で、今日は、しばらくぶりに血液検査を行うことに。午前中、スケジュールを抑えていたので、そのまま結果が出るまで待つ。90分後、先生に呼ばれて、いろいろな数値を知る。すべて正常値内とのことだった。

午後から出社となり、普通に仕事を開始。スタッフと、新春早々、六本木ヒルズのアカデミーヒルズで行われる「知のライブハウス”2006年を読む”」について、スケジュールの打ち合わせ。

竹中平蔵総務大臣が、第一部で講演をされるのだが、ぼくは、総務省が、来年こそ、本格的に通信と放送の融合を推進する政策や法令を出すと思っているので、どんな話をされるか、たいへん楽しみにしているのだ。

1月4日の講演で、この話が出るのかどうかは、わからないが、このまま2012年に地上アナログ波を停止して、すべてを地上デジタル波としたとき、間違いなく出るデジタル波の難視聴地域。この対策を、デジタル波の鉄塔を増やしていくという方法ではなく、テレビをインターネットに繋いで対策すれば良いという流れができつつあるように思う。

すべてのテレビメーカーが、いわゆるIPTVを生産することを義務付けられたら、コンテンツ産業やITビジネスが、いっせいに次世代メディアのプラットホームとして、テレビを再度、生まれ変わらせるだろうと予測する。

今晩は、デジハリの目の前ビル横を入ったところにある「ぷらざ」で、NPOエコロジー・カフェの「語らいの会」があるのだ。ようは忘年会だ。

「ぷらざ」は、飲み会にはぴったりの洋風な居酒屋。お茶に水エリアの老舗だ。じつはこの店のオーナーが、サンプラザ社の奥村滋社長(写真)で、エコロジー・カフェのメンバー。

遅れて参加したのだが、店には、デジハリの受講生たちも来ていた。「語らいの会」の参加者は、2階の奥に陣取り、もうワイワイとやっていた(写真Click!)。今日も、じつにいろいろな方々と話すこともできたし、ビジネスのアイデアまで頂いた。

午後11時前、校長室に戻り、原稿のチェック。本日は、とりあえず午前0時半に終了して、午前1時過ぎ、知人とTableaux Loungeへ。ジャズの演奏もあるし、とても落ち着けるし、好きな店だ。午前3時すぎ解散。
  
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December 26, 2005

ノン・コンペチティブ・マーケティングを知る

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午前10時半に東京校に着く。今日は、YAMAHAのウェブサイトからの取材。楽器を楽しんでいる人のオンとオフがテーマのシリーズ記事とのこと。家から2本ほどギターを持参。

そのうちの一本が、GibsonのエレアコのChet Atkinsモデル(写真Click!)。なぜか前のオーナーがピックガードを付け加えている。ピック弾きで使っていたのだろう。ケースの内張りの色が、ほんとアメリカという感じでイイ雰囲気。エレアコなので、そのままでは小さな音しかでないので、よく寝る前に家で弾いているギターだ。

午後1時前、取材が始まる。まず前半は、女性の編集者の方とデジハリについて、まじめに仕事の話。後半は、男性の編集者の方と、まるまるギター談義。エレキギターとエフェクターとアンプ、これを眺めていても仕方がないので、昼間からちょっと爆音で演奏。

この取材には、ぼくのことを何度か撮影したことがある写真家の畠山誠一さんが来たのだが、校長室に転がる、たくさんの機材をバチバチとカメラに収めていた。いったい、どんな記事になるのか楽しみだ。ということで、たっぷり2時間の取材だった。

午後4時から、大学院スタッフの猪野さんと秘書の千田さんと2006年度のスケジュールについてミーティング。ここ数週間、2007年の3月までのスケジュールが組んでいる。これをしっかりやらないと自分もみんなも困ることは頭ではよく理解しているつもり、それでも、あんまり気分が良い気がしないのは、自由が無いように感じるからだろう(笑)。

午後5時から渡部嘉巳院生(写真)と面談。渡部さんは、実際にeコマースを運営している社会人院生。ITビジネスに関して、高度な戦略を研究しており、Business Creative Machineというサイトも持っている。

そのサイトで販売しているDVD「普遍的戦略思想×最先端マーケティング=非競争戦略」をもらった。これは渡部院生の外部での講演を記録したものとのこと。

午後6時すぎ、サクサク氏とミーティング。サクサク氏は、今、全国のプロデューサーたちと来年度の予算策定のために、毎日ハードに仕事をしている。ちょっとお疲れのようであった。

午後7時すぎ、さっそく渡部院生からもらったDVDを見た。孫子の教えと、現代のSEMが、巧みに交差し、なおかつ、たいへん実践的な内容で、パワポの資料もとてもわかりやすかった。eコマース関連ビジネスの方々には、お薦めできる内容だ。

渡部院生が示したノン・コンペチティブ・マーケティングというコンセプトは、最近、Harvard Bisiness schoolから出た「ブルーオーシャン戦略 競争のない世界を創造する」にも通じると思った。この本が出るずっと前から、その方向に舵をとっていたのだから、素晴らしいね。

午後8時からは、秘書の千田さんと、ここ半年ぐらいにいただいた名刺をホルダーに入れながら整理。今年も、本当にいろいろな方に出会わせていただいた。感謝!

夜中に、南青山3丁目交差点の近くにある業界人御用達の「日月譚」へ。ここの水餃子とタンメンは、今でいうところの漢方的健康食材で作られているのだが、なんと来年の1月23日で、開店40周年とのこと。凄いね!
  
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December 25, 2005

東京校で過ごしたクリスマス

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今日は、クリスマス。

毎年クリスマス用にCDを購入するのだけれど、今年は、Diana KrallのChristmas Songs(写真・上))を選んだ。部屋がジャージーな雰囲気になる。最近、ずっとジャズばかり聴いているので、この選曲となったのだ。

それともう一つ、12月に発売となった深町純さんと和田アキラさんのDigit Cafe(写真・下)を、ゆっくりと聴く。今まで、たくさんのアルバムで、二人いっしょの演奏を聴くことができるが、このアルバムは、本当に二人だけで音を作っている。円熟した音楽家の素晴らしさを聴くことができる。

深町純さんと和田アキラさんは、ぼくが、もっとも尊敬するミュージシャンの方々。忘れもしない1987年、ぼくがMITメディア・ラボに赴任する前に、深町さんがスタジオに呼んでくれ、そのとき二人で、ぼくのためだけにデュオをやってくれた。音楽という方法でエールを送ってくれたのだ。今でも、そのときのことは感謝している。

午後2時に東京校に出て、昨日の続きで、整理をしながら、いろいろ資料を読み込む。あっという間に時間が経って、夜7時に。家で、女子フィギュアスケートは、HDDに録画しているのだが、やっぱり気になって、テレビを付けて、演技のときだけ観ながら、整理を続けた。

しかし、人間の精神力って、凄いもんだ。どう考えても歴史的な競技会だった。夜中に放送されるエキジビジョンも楽しみだ。

結局、午後11時。日曜日、クリスマス。しかし東京校のスタッフは、年末、入学を検討する方々の対応に追われていた。スタッフに声をかけて、不夜城の東京校を後にしたのだった(写真Click!)。

  
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December 24, 2005

Digital HollywoodのHolly Nightは?

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スケジュールでは、今日もオフ。しかし、こんなときこそ、ほっぽらかしになっている部屋の整理を始めようと、午後2時、東京校の校長室へ。

いつものことだが、整理を始めると、つい出てきた資料を読み込んでしまうので、なかなか進まない。

夜、東京校の中をうろつく。まったくいつもと変わらない土曜日の雰囲気。4階では、オンラインスクールのチームのスタッフと講師が仕事中。オンラインスクールの人気講師・栗谷幸助さんも、オンデマンドでの授業をチェックしていた。

今年も、デジハリには、たくさんのニュースがあったけれど、オンラインスクールも、そのひとつだろう。リアルタイム双方向コミュニケーションを生かしたインターネット上の教育は、数十メガというスピードを、一般ユーザーが持てる日本のブロードバンド環境だからこそ、やっと可能だというのが、ぼくの感想。逆を言えば、まだ他国では、実際のスクール運営は、難しいはずだ。

そういえば、オンラインスクールでは、12月26日まで、クリスマスプレゼントを展開している。なんだかファンキー過ぎる写真で、ごめんなさい!

さて、本日は、日本の若者が、プライベートに一番盛り上がると言われているクリスマス・イブ。このHoly Nightに、あいも変わらぬ姿があるのが、デジハリ。いつものように淡々と作品制作に打ち込む受講生たちが集うDigital Hollywood Nightがあるのだ(写真Click!)。

こういう気持ちと努力に報いるコンテンツ産業を創ることが、ぼくたちデジハリの役目だと、改めて思うクリスマス・イブの夜であった。

  
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December 23, 2005

祝日、半日、昼寝をしてしまった!

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午前4時すぎに寝たのに、朝、普通に起きてしまった。祝日なので、ゆっくりテレビなど見て、ぼうっとする。

外は寒い。こんなとき食べたくなるのが、「ひら石」のごま味噌ラーメン。開店は11時半。ブランチとなった。

お腹がいっぱいになったら睡魔に襲われ、そのままベッドへ。起きたら、なんと午後7時だった。ここ2週間ぐらい、ずっとかなり寝不足だったので、その反動だ。

午後9時半、お馴染みスペイン風居酒屋「ラスメニーナス」へ。相変わらず混んでいる。予約無しだとカウンター席に行くことになる。しかし、これがこのレストランを一番楽しめるのだ。

オーナーシェフのジョンのお任せで楽しむ夕食は、いつものようにオリーブと生ハムと自家製のパンで始まる(写真Click!)。パンにオリーブと生ハムを挟んで食べると、これだけでも、相当美味しい。

料理も並ぶ、このカウンターが、ジョンの調理台でもある。とてつもなくコンパクトな調理場に2m近い巨漢のジョンが、繊細な手さばきで、次々と料理を、まさに目と鼻の先で、仕上げていく。その間、カウンターには、いろいろな国の人々がやってきて、いろいろなアクセントのある英語で、コミュニケーション。

今日のジョンのお薦めワインは、TOROのワイン。名前は、なぜか、その逆の「OROT」(写真)。フルボディだけれど、すっきりとした後味。食べて、飲んで、しゃべって、楽しく夜が更けたのであった。

  
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December 22, 2005

CCC全社員総会に出席・藤本社長もプレゼン

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午後4時過ぎ、東京プリンスホテルパークタワーの宴会場に到着。今夕は、ここで、CCCグループの全社員総会があるのだ。

少し遅れたが、増田宗昭社長による今後の事業の方向性に関するプレゼンを見ることができた。CCCは、みなさんご存知のようにTSUTAYAの運営母体である。しかし、昔から増田社長は、CCCを世界一の企画会社にしたいと言っておられ、その意味では、TSUTAYAは、最初に大ヒットした事業だということなのだろう。

今年、デジタルハリウッド、IMJ、デジタルスケープは、CCCグループの一員になった。これを意外と思った方も多いようなのだが、CCCは、上場されるまでデジタルハリウッドの大株主だった経緯もあり、ぼくたちにしてみると戻ってきたというイメージなのだ。

新聞には、デジハリがCCCグループへという部分が強調されて報道されたが、実際、コンテンツ業界的にインパクトがあるのは、日本のレンタルビデオやDVDの流通をほとんど行っているRENTRAKCCCがマージし、TSUTAYA事業が独立した事業会社となることだと思うのである。

来年度には、CCCが持株会社となり、いろいろなタイプの会社が集まっているグループをバックアップして、デジタルコンバージェンスの時代をリードするビジネスを形成していくことになるのである。

その中で、デジタルハリウッド、IMJ、デジタルスケープの3社が、人材とコンテンツという面で大きな役割を持つことになるはずだ。ということで、藤本社長もプレゼン(写真Click!)。デジハリの概況を説明した後、来年発売となる葉加瀬太郎氏とデジハリのコラボによるDVD映像を紹介したのだった。その後、デジタルスケープ藤川社長、IMJ樫野社長もプレゼンをしたのであった。

6時すぎからは、懇親パーティとなった。ぼくも久しぶりに増田社長(写真)にお会いして歓談。増田社長は、デジタルハリウッド大学設立に際して、教員となることを快く受け入れてくれた。若い人を育てるということに、とても積極的な方なのだ。

じつは、現在、大活躍中の多くのIT系ベンチャーが、その創成期、苦労しているときに、増田社長がエンジェルとなって支えてくれたという事実がある。今から大学での講義が楽しみなのである。

午後8時半、東京校に戻り、やっと落ち着いてメールチェック。午後9時半からは、今年最後の大学院ゼミ。11時半に終了。その後仕事をして、終電車に乗り損ねたスタッフを連れて、やっと夕食。いろいろ話をして午前3時半、家路に着いたのであった。
  
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中小企業ホームページグランプリ多摩の表彰式へ

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朝9時半、東京校で、今年最後の取締役会。サクサクと終わる。お昼前にブランチを食べて、JRで立川に向う。本日は、まず「学生がつくる!! 中小企業ホームページグランプリ多摩」の表彰式なのだ。

午後1時すぎ、表彰式が始まる(写真Click!)。デジハリ東京本科の藤永忠雄さん(写真)が準グランプリとなった。今回は、多摩美術大学からの作品にとても良いものが多かった。

ぼくも審査員の一人だったわけだけど、藤永さんの作品は、SEO対策まで講じているまさにプロというものなので、ある意味ちょっと学生らしさに欠けたというのが、この結果だと思っている。

30以上の大学から200チームほどが参加し、2年目にして非常に良い結果が出てきていると思う。広域多摩地域の中小企業のサイトを制作するというこのコンテストが何故、成功し始めているかというと、その中小企業に声掛けしているのが、地元の青梅信用金庫、八王子信用金庫、太平信用金庫、多摩中央信用金庫の4つの信用金庫ということが、たいへん大きい。

常日頃、中小企業の相談に乗っている信用金庫の現場の方々が動き、学生たちと社長さんたちのマッチングをしているからこそ、このようなコンテストが続けられるのだ。産学の間を地場の信用金庫が取り持つというのは、とても良いモデルだと思う。ぜひ、多摩だけでなく、多くの地域で取り組んで欲しいものだ。

そんなことを思いながら、立川を後にして、そのまま浜松町へ向った。

本日、もう一本、ブログをアップ。続きは、そちらのほうで。
  
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December 21, 2005

ASP「デジタルコンテンツ王」は凄い!

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午前11時、東京校から秋葉原の大学へ移動。しばらくラウンジで学生たちと交流。12時から大学運営会議。

午後2時半、文部科学省初等中等教育局の増子さんと杉浦さんが視察にいらした。初等中等教育における英語教育について、いろいろ検討されているとのことで、デジタルハリウッド大学での英語教育法や、現場の教員たちが自ら制作しているビデオ教材などを紹介したのであった。

ちょうど同じ頃、大学では、大学院の研究グループのNCGプロジェクトのメンバーが、研究用に購入したHDTV用のビデオ編集システムの使用方法について、納入業者の方から説明を受けていた(写真Click!)。これを使って、いろいろと映像のクオリティチェックができそうだ。

東京校に戻り、本日のオープンカレッジの講師としてグランスフィア取締役営業部長・服部直人さん(写真)が来ていた。服部さんは、昔、デジハリでいっしょに働いていた仲間だ。

グランスフィアでは、デジタルコンテンツ課金決済著作権管理ASPを月々4万円というとんでもない低価格で展開している。このASP「デジタルコンテンツ王」と名付けられており、ようするに映像でも音楽でも誰でもが配信し課金までできるソリューションだ。今日のオープンカレッジでは、その詳細を解説。配信ビジネスを行うハードルは、もう無いと言えそうだ。

午後4時半に社長室での会議に出た後、午後5時から、毎週定例のプロデューサー会議。年末で、いろいろ話し合うことがあり、9時前に終了。

9時半から院生との面談の予定だったのだが、キャンセルということで、普通に仕事を続ける。仕事を持つ院生たち、年末は学業との両立がたいへんだろう。そのまま午前2時まで、調べ物をしたのだった。
  
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December 20, 2005

オープンカレッジに「惑星大怪獣ネガドン」襲来

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朝、東京校に出て、午前11時すぎ、秋葉原の大学へ。本日は、大学教員としても人気があるサクサク氏とともに、就職に備えて、まずはコンテンツ産業の概観について、学生たちに紹介した。

また、その場で、今年度、特筆すべき活動や結果を残した学生たちを「杉山賞」として表彰(写真Click!)。

午後1時過ぎに東京校に戻り、通常に仕事開始。午後3時に杉浦取締役とミーティング。午後4時にサクサク氏とミーティング。

そして、いよいよ本日のメインイベント。4時半から、今年3度目の粟津順監督とのトーク。本日は、デジハリのオープンカレッジということで、「惑星大怪獣ネガドン」の制作のフローや、カットカットでの3DCGのモデリングやカメラの動き、さらに編集の仕上げに使われた「粟津フィルタ」と呼ばれる昭和テイストが出るエフェクトについても、そのノウハウを公開してくれた。非常に中身の濃いメイキング講義だった。

午後6時、久しぶりに高嶋夫婦が訪ねていらした。アニメやゲームのメカニックデザインやキャラクターデザインの専門家を紹介してもらった。

午後7時すぎ、学校説明会で、少しデジハリについて説明させてもらう。午後9時半からは、矢治院生と面談。話題は、ネットTV向けのコンテンツについて。中身のあるディスカッションができた。

夜中、テレ朝の「やぐちひとり」のスペシャルを観た。今回は映画祭ということで、応募作品の上映と審査が番組内で行われていた。

デジハリからも、春本科生がチームで制作した3作品を応募。そのうちのひとつの「LOVE MACHINE」が最優秀作品となっていた。とてもカワイイCGアニメーションだった。応募していたことを知らなかったので、ちょっとうれしかった。

最優秀賞は、年末24日から年明け6日まで、ワーナー・マイカル・シネマズ多摩センターの全スクリーンにて、本編前に上映されるとのこと。こういう賞は、素晴らしいね。大スクリーンで観る「LOVE MACHINE」って、どんなだろう?
  
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December 19, 2005

都知事を囲む創業経営者の会に出席

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朝、名古屋が60年ぶりの大雪とのこと。新幹線は70分ほど遅れて運行しているということだった。昼には雪があがるというので、そのままホテルの部屋で、メール合戦をして、お昼にチェックアウト。新大阪へ向った。

1時ごろの「のぞみ」に乗ったのだが、東京に着いたのは4時。30分ほどの遅れで東京に着けた。1時間ほど、部屋で仕事をして、都内某所へ。本日は、6時半から、アジア経済人懇話会の前野徹さんが世話人の「東京都知事を囲む創業経営者の会」に出席するのだ。

「望年会」と副題が付いた今日、石原慎太郎知事が、最近の国際情勢の懸念点や、2016年に東京に誘致しようと動き出したオリンピック招致について語られた。

その後、参加者ひとりひとりが、それぞれ取り組んでいる問題や社会情勢について述べるのが恒例(写真Click!)。ビジネスのオリジナリティを持っている経営者ばかりなので、それぞれのお話は、とても刺激になる。

今日は、先の衆議院選挙で、初当選された石原ひろたか議員も出席されていた。初めてお会いしたので、挨拶をさせていただいたのであった(写真)。

最近、知事が出された本で、「息子たちと私」という本があるのだが、本当は、副題である「子供あっての親」をタイトルにしたかったとのことだった。

9時過ぎに解散。その後、知人のお店へ流れ、そのまま午前さまとなったのであった。なんか年末らしい夜だった。
  
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December 18, 2005

大阪校で、「デジタルメディア概論」の授業

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午前10時にホテルを出て、博多駅から「のぞみ」で新大阪へ向う。関門トンネルを越えたら、あたりは、雪景色に。

そんな景色を見ながら、LapTopとiPodを広げる(写真Click!)。さすがに走行中は、AirEdgeは、繋がってはいるのだけど、ほとんとデータ通信できないので、途中の停車駅で、十分にメールは拾える。

今回の旅のお供の音楽は、かのRudy Van Gelderが、新たにオリジナルテープからマスタリングした全盛期のBlueNoteレーベルのJazzたち。この「RVG」と呼ばれるシリーズは、ほんと素晴らしいサウンドだ。とりあえず20アルバム分ほどiPodに落ちているので、十分だ。

それにしても、いつも思うのだけど、新幹線の中に有料でもいいから、無線LANがあればいいのにね。結局、寒波のため、新大阪に20分近く遅れて到着したのでった。

大阪校に2時半に着き、3時から来年の講演会の件で、関西ソーホー・デジタルコンテンツ事業協同組合の石井研二さんとミーティング。その後、2階の教室で、DTPコースの卒業制作の講評会をやっていたので、ちょっと見せてもらった。

大阪校のある「デジタルエイトビル」の中は、細い廊下が迷路のように続いていて(写真)、初めての人は、迷うこと間違いない。関西テレビの旧局舎なので、収録スタジオのまわりに廊下が囲む形になっているためだ。

でも、そのせいで、何かこの古いビルには、ものづくりのオーラみたいなものが残っているのを感じるのである。

午後5時から「デジタルメディア概論」の授業。今回から京都校と神戸校の受講生が、それぞれのスクールの授業後に来れるようにと、5時からになった。なるべく急いでしゃべったのだが、8時50分までかかった。

夜10時過ぎ、やっと仕事が終わったスタッフを連れて、夕食へ。いつものように橙家へ。0時30分解散。その後、ホテルへチェックインしたのであった。
  
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December 17, 2005

福岡校で、授業とネクサスナイト

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午前7時、家を出て羽田へ。本日は福岡で、デジタルメディア概論の授業なのだ。9時すぎテイクオフ。天候のせいでコースを変えたのか、いつもよりフライト時間が長く、天神にある福岡校には12時ちょっと前に着いた。

12時半から、福岡県商工部商工政策課の方々とミーティング。午後1時から、いつものように「デジタルメディア概論」の授業。途中2回休憩をとりつつ終わったら5時10分だった。受講生もたいへんだ。

そのまま福岡校を後にして、スタッフの案内で、今夜の福岡校の「ネクサスナイト」を行う市内のクラブへ。5時半からパーティが始まる。最初に挨拶と乾杯。

最初は集まった人たちが、なんとなく大人しい感じ。そこを司会の二人が、吉本漫才モードで大盛り上げ。KING坂本さん(写真・右)はVFXコースの方、タカスィー山本さん(写真・右)は、WEBコースとのこと。凄いエネルギーだった。

パーティも、「フィーリングカップル」や「ビンゴ」で、どんどん盛り上がっていったのであった(写真Click!)。

ぼくは、8時半にホテルへチェックイン。9時すぎ、「ネクサスナイト」が終わった福岡校スタッフたちが、やってきて、中洲で、鳥鍋を囲んで夕食。楽しい夜となったのであった。
  
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December 16, 2005

livedoor Internet Animationが、本日よりオープン!

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午前11時から、NCGプロジェクトの定例会議。プロジェクトが始まって約半年。研究開発の流れがだいぶクリアになってきた。1月には、最初の研究成果のまとめを行う予定だ。

午後1時からは、大学在学中の総合プロコースの卒業生とミーティング。まだ学生の期間があるので、将来設計について話し合った。

午後2時からは、本日、オープンしたlivedoor Internet Animationから、さっそく取材を受ける。

取材にいらしたのは、このライブドア・ネットアニメを運営しているファンワークスの高山晃社長(写真・右)と服部健太郎CFO(写真・左)。高山さんはアニメ業界出身、服部さんは某メーカー出身。お二人が設立したファンワークスは、クリエーターとクライアントを結ぶエージェントとして、新たなコンテンツビジネスを確立しようとしている。ぜひ応援したいね。楽しく90分ほどの取材となったのだった。

その後、すぐに半蔵門に移動。JFN会館で、デジタルラジオニュービジネスフォーラムの幹事会。1月末に都内で行う成果発表会について詳細を議論。さらにフォーラムの今後についても、幹事たちの間で、建設的な議論となり、予定をはるかにオーバーしたのだった。

その後、7時すぎ、そのまま関係者の方々と夕食会。今日から市場に出た1セグ放送を受信できるauのケータイを、みんなで試しながら、さらに議論は続いたのであった。大きく言えばインターネットという通信側のビジネスの世界にいるぼくにとっては、放送側のプロたちの話は、たいへん勉強になるのだ。

午後10時すぎ、東京校に戻り、やっと普通の業務開始。師走は、ほんと、いろいろやることがあって忙しいね。
  
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December 15, 2005

第11回学生CGコンテスト最終審査会

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午前10時、大学へ。10時半より定例のカリキュラム検討会議。2時間ほど、細かく議論。

午後1時に東京駅近くのCG-ARTS協会に移動。今日は、2005年度の学生CGコンテストの最終審査会。静止画、動画、インターラクティブの3つの部門のすべての審査員が集まり、全員で討議して入賞者を決めるのだ(写真Click!)。

発表前なので、審査の状況は、ここでは述べられないが、5時間後、すべての入賞者が決まったのであった。

ちょっとたいへんな審査ではあるが、メディアアートの普及と、デジタルコンテンツ制作の教育に携わっている先生方と1年に一回、じっくりと議論させていただくのは、とても勉強になるのだ。

午後6時過ぎから、近くの料理屋さんで、一年に一度の懇親会となった。ビルの間に囲まれた2階建ての小さな料理屋さんで、中に入ると昭和30年代のような雰囲気。魚がとても美味しくて、和食はいい。

懇親会の最後は、源田悦夫先生と原田大三郎先生が、かなりの航空オタク同士とわかり、お互いのレアな体験を披露。一同、感心して聞き入ってしまったのであった。

午後9時半から、大学院のゼミということで、東京校に戻った。今日は、最後にアメリカでのアニメ事情の話題で盛り上がり、気がついたら12時前になっていた。

デスクに戻ると、数年前までデジハリでアート系のスタッフとして活躍してくれていた木村旨邦さんから、「大人が楽しむ塗絵」という本(写真)が2冊届いていた。今、大人の間で、塗絵がブームとは知っていたが、見るのは初めてだ。

この本、小学館から来年早々に発売とのことだが、木村さんが、塗絵のもととなる線画と絵の解説を行っている。塗絵のための線画を起すことは、なかなかの作業だと思うのだが、さすがに「画伯」とデジハリ内で呼ばれていた木村さんだ!

気がつけば、本日も、午前2時だった。
  
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December 14, 2005

夜、映像系のクリエーターズオーディション

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午前11時に、お茶の水から秋葉原の大学に移動。12時から、定例の大学運営会議。

午後1時半、12月からデジタルハリウッド大学の教室で開催されることになったHPスーパーサイエンスキッズの打ち合わせで、HP社の方々が、秋葉原にいらした。公式サイトも、12月にオープン。

HPスーパーサイエンスキッズは、HP社の社会貢献活動のひとつとして取り組まれているプロジェクトで、社員の方々がボランティアで、パソコンの父アラン・ケイ博士が推進している「スクイーク」を、子供たちに伝授し、それを通じて科学の得意な子供を支援していこうというプロジェクトだ。

デジハリとしても、このプロジェクトになんからの貢献をしたいということで、抜群の交通の便で、子供たちが通ってきやすい大学をワークショップの実施場所として提供することにしたのだ。

HP社では、このプロジェクトを取り組むにあたって、HP-Squeakersというスクイークの講師陣をNPOとして組織している。その中心人物が、阿部和弘さん(写真)だ。子供たちから見れば、中心的な先生になる方だ。スクイークの素晴らしさを最大限、子供たちの伝えることができる人として、ぼくは尊敬している。

午後4時からは、東京校で定例の総務系会議。さらに5時からプロデューサー会議、そして引き続き、人事系会議と会議集中日。

その後7時半からは、東京校と渋谷校の総合プロコース1月生の映像系の卒業生の「クリエーターズ・オーディション」。30社近い企業が、オーディションに詰めかけ、会場はプロたちと、受講生たちで、いっぱいになっていた。今、コンテンツ制作が伸びていることを肌で感じる瞬間だ。発表者も、ちょっと緊張気味でプレゼンをしていた(写真Click!)。

そんな中で、1月生たちの卒業制作のレベルは、非常に高いものだった。半年の受講期間、実習は週1回+2ヶ月の卒業制作期間、多くの人が仕事か大学などの学業も続けながらという条件で、これだけの作品が出てくるのは、素晴らしい。ぼくも、最後に、詰め掛けた企業の方々に、お礼を言わせてもらった。

午後9時半からは、大学院生の秋葉大輔さんと面談。ここ数年に起きそうなコンテンツ配信環境の激変について予測しあった。院生とのやりとりは、ほんと頭のリフレッシュになる。11時半に終了。

その後、午前1時半まで仕事をして、本日、終了した。
  
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December 13, 2005

夜、2つのパーティに参加

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午後1時、デジタルネンドに関する芸術特許について、開発者である芸術家の中ザワヒデキさんとミーティングをさせていただいた。PCの計算能力が飛躍的に高まった現在、デジタルネンドの可能性は、さらに高くなっているなと感じた。

午後2時、國立臺南藝術大学のYu Wei Cheng教授(写真)が、東京校の視察にいらした。Cheng先生がいらっしゃるGraduate Institute of Sound and Image Studies in Animationという修士号と博士号が取れる大学院の専攻は、すでに運営されて5年ということ。アニメーション制作を中心にしながら、博士号まで取れるのは、なかなか無い大学院だ。

途中から、今回、Cheng先生にデジタルハリウッドを紹介した東京大学の河口洋一郎先生もいらして、しばらく学長室で、いろいろ歓談したのだった。近い将来、大学間で、いろいろ交流が生まれるかもしれない。

午後7時、青山へ。今晩は、Gi!nz(ギインズ)の「クリスマス・スペシャル・ライブ2005」なのだ。ぼくは、自民党コンテンツ議員連盟発足時に、事務局長の林芳正参院議員と初めてお会いし、骨髄バンクの支援として活動しているGi!nzのことを知った。

バンドマスターは、林芳正参院議員。メンバーは、小此木八郎衆院議員、浜田靖一衆院議員、松山政司参院議員だ。林先生の作曲とエレキギターの腕前、小此木先生のソウルフルなボーカルは、クロウトの粋。著名な音楽家たちが、見守るステージで、楽しそうに演奏されていた(写真Click!)。

午後9時、西麻布へ移動。デジタルハリウッドエンタテインメント社(DHE)の忘年会に途中から参加。女性のスタッフは、木村副社長を始め、ほとんどの方が、ナースのコスプレ、男性スタッフは、レーザーラモンHGのコスプレということで、ゲストたちを楽しませていた。

柳原社長は、DHEの江頭美智留さんを中心とする脚本家チームの大ヒットドラマに敬意を表したつもりなのだろう、ヤンクミのコスプレ。しかし、なぜかジャージーの胸には、「萌え」の字があった。

また、DHE社でエンタメ系法務の仕事をしていただいている「サンジャポ」でもお馴染みの八代英輝弁護士も参加。聞けば、日曜日の朝5時、東京FMで生放送番組をもっていらっしゃるとのこと。あの「サンジャポ」の前にもお仕事とは、たいへんだ。

DHE社の制作関係の仕事のほとんどが、独立して活躍しているデジハリ卒業生で行われている。ということで、会場には、たくさんの懐かしい卒業生も参加。こういうコミュニティができることが、ぼくの目標でもあたので、とてもうれしく感じたのであった。

ということで、年末らしい晩を過ごした日となった。
  
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December 12, 2005

この20年間を思い出した講演と懇親会の日

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朝、東京校に出て、仕事開始。いつもより早めにランチ。冬になると駅前の中華飯店の「五目そば」を食べる。ここの五目は、五目どころでなく具沢山。でもあっさりとした味。何年も食べているけれど飽きない味だ。

午後1時に東京校を出て、東京駅前の丸ビルへ。今日はここで、「起業立国:”ベンチャーハビタット”創生のための処方箋」というwinwin主催のイベントがあるのだ。

1時半から、今日の講演者やパネラーと打ち合わせ。午後2時から、まずは、スタンフォード大学のファイゲンバウム名誉教授の基調講演があった。ファイゲンバウム教授は、人工知能研究のパイオニアの一人で、シリコンバレーでいくつものベンチャー企業設立にも携わってきた方だ。

基調講演は、アメリカには、ファイゲンバウム教授らが名付けた”ベンチャーハビタット”というベンチャーの起業がとてもやりやすい環境が、いろいろなレベルで縦横に揃っているというのだ。

その後の2つのパネルディスカッションは、ファイゲンバウム教授の「なぜ日本には、Apple、Yahoo、Googleのような超大型のベンチャー企業が現れないのかについての分析」を受けての内容となった。winwinの主催者でもある九州大学の五十嵐伸吾先生が、コーディネーターとなって、ディスカッションを進めた。

最初のパネルのテーマは、「起業家とキャピタリストの距離」。サンブリッジ社長のアレン・マイナーさんの「現在の日本は、アメリカの80年ごろの状況にたいへん似ている」という分析が、とても面白かった。マイナーさんによれば、レーガン大統領が進めた数々の行政改革の成果が、情報分野を中心に多くのベンチャーを産む下地になった時期とのこと。それが日本では、小泉内閣により進められているというわけだ。

ぼくが参加した2つ目のパネルのテーマは、「人事とビジネスのリスクシェアリング」。このパネルには、いろいろお世話になっているフューチャーシステムコンサルティング社長の金丸恭文さんや、経済産業省大臣官房総務課長の石黒憲彦さんらが参加。金丸さんの「日本は、少なくとも世界第2位の国でいると決めて、戦略を立てていかないと何も始まらない」という言葉が重かった。少なくとも現在は、アメリカ、日本、中国、インド、EUという5極が想定されるが、その中に日本がいることができるのかということだ。

2つめのパネルが終わり、全部を聞いていたファイゲンバウム教授が、総括を行った。その中で、シリコンバレーの環境は、「Hollywood Model」という言葉で表現されていると教えてくれた。昔のハリウッドは、大きなスタジオに監督から俳優からすべての人が属する垂直型。それは昔のIBMやDECのような東海岸の会社のスタイルだと。

それが、現在のハリウッドは、あらゆる職能を持つ人材がいて、映画製作プロジェクトごとに自由に資金調達、制作、配給とチームを、必要に応じて組むことによって、水平に繋がって成り立っているというのである。そして、そのようなモジュラリティが、ここ20年間のシリコンバレーに揃っていると。

まさに、ぼくが、12年前に「デジタルハリウッド」と名付けたのも、まったく同様の理由。今、日本のデジタルコンテンツ産業は、とてもモジュラリティが高くなっていると思うのである。ということは、ベンチャーが成功しやすい環境に日本もなってきているのかな?

講演が終わっての懇親会で、ファイゲンバウム先生とスタンフォード大学に所属されていたこともある石黒さんの2ショットを撮らせてもらったのだった。ファイゲンバウム先生は、なんと日本で、東京フォーラムでの第九の合唱に参加してから帰国するのだそうだ。

懇親会を途中で失礼して、午後6時半に秋葉原の大学へ。今晩は、ここで第99回を迎えた「デジコンサロン」の会合があるのだ。当時、ニッポン放送にいらっしゃった西尾安裕さんが15年前に始められ、毎年、年末には、東大教授の浜野保樹先生が、一年間のコンテンツ産業の総括を行うことになっているのだ。

デジタルハリウッドの院生や学生も参加したが、参加者の多くは、長い間、情報産業に関わってきた方々やジャーナリストの方々だ。

浜野先生は、今年はgoogleの年だったとした上で、iPodの話へも広がっていった。また99回ということで、ここ15年間の懐かしい写真を見せながら、いくつものプレヤーが、じつにいろいろなトライをしてきたことを思い出させてくれた。後半からは、ぼくも講演に参加して、いろいろと発言させていただいた。

その後、恒例の懇親会。学生たちも積極的に話しに加わっていた。最後にみんなで記念撮影(写真Click!)。午後10時過ぎに終了。

その後、東京校に戻って、午前2時まで仕事。ぼくにとっては、なぜか、20年間ぐらいの情報産業やコンテンツ産業の歴史を、生々しく思い出す日となったのだった。
  
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December 11, 2005

卒業生たちのCG映像をDVDで鑑賞

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今日は基本オフ。ということで、見ようとためていた卒業生関連のDVD作品を集中して家で見た。

まずは、3作目なのに、なぜかシリーズ8となる「スキージャンプ・ペア8オフィシャルDVD」。東京校の受付にも飾られている(写真Click!)のだが、ボックスに入ってくる上に、国別にパッケージされたDVD-Rが付いてくる。映像だけでなく、パッケージでも真島ワールド炸裂だ。

次に、一足早く手に入れた「惑星大怪獣ネガドン」のDVD。特典映像として、監督の卒業制作作品である「マガラ」も入っていて、懐かしかった。

最後に、「ファイナルファンタジーVII アドベンドチルドレン」。まさにハイクオリティCGなのだけど、ハリウッドから出てくるフルCGアニメーション映画とは、まったく異なる質感がある。このへんが、ゲーム映像から発展してきた流れなのだろうか。エンドロールにたくさんの卒業生の名前を確認。素晴らしいプロになっているのだなと確認。

夕方、東京校へ。日曜日の東京校は、たくさんのクラスが運営されていて、夕方、とても賑やかな感じだなのだ。

そんな中で、この週末に、監視カメラ(写真)の記録装置がリニューアルされ、カメラの台数も増えた。なにかと物騒な世の中になってきているので、抑止力としては、十分機能してくれるはずだ。

夜11時まで、篭って原稿の執筆した。
  
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December 10, 2005

大学で、指定校入試

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午前10時に秋葉原の大学へ。今日は、指定校入試なのだ。

面接官が全員集合し、手順の確認と打ち合わせ。11時過ぎから、面接が始まり、午後3時前にすべて終了したのだった。

その後、そのまま、執筆中の本について出版社の方々と打ち合わせをした。来年の早いうちに出版できそうだ。

試験ということで、大学スタッフたちが、全員集まるということで、みんなで、大学の教室の視聴覚機器のセッティングについて勉強会をしていた(写真Click!)。教室のパーティションが開閉するので、教室をどのように組み合わせるかで、マイクやプロジェクターのセットが、いろいろ異なるので、ちゃんと理解しないと、すぐ操作がわからなくなりがちなのだ。

夕方5時にお茶の水の東京校へ。そこから、普通に仕事をする。さすがに土曜日なので、メールは少ない。東京校では、GONZOのソエジマヤスフミ監督による「3DCGキャラクターアニメーション講座」が、今日から開始となっていた。

受講生全員がMAYAをすでに使えるので、よりハイレベルな表現を教えてもらうことができるはずだ。来週からは、この講座は、秋葉原で行われる。

午後8時半、高円寺に戻って、最近よく通っているスペイン風居酒屋ラスメニーナスへ。ラスメニーナスの入口には、なんと生ハムとして切り出される前の足が2本吊るされていた(写真)。これを、専用の台に据え付けて、オーダーが入ると、目の前で、よく切れるナイフで、薄く切って木の皿の上に乗せてくれるのだ。

ということで、今日も、オーナーシェフのジョンさんのお任せで、夕食を食べさせてもらったのだった。ワインは、ジョンさんが選んでくれた「g」というワイン。美味しく飲んで、家に戻って、そのまま眠った。
  
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December 09, 2005

立体Expo'05へ行った

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午前11時、横浜パシフィコで開催中の立体Expo'05へ。この展示会は、日本のほとんどの立体映像産業の方々が出展している。とはいえ、出展数は多くない。85年の「つくば科学博」の頃でも、CGアニメーションによる立体視の展示があったことを思うと、ある意味20年、ブレイクしないのが、立体映像という感じではある。

会場では、3Dコンソーシアム事務局次長でもある泉邦昭さん(写真)は、PSPの画面を2分割して、気軽に立体映像を楽しむ提案をしていて、注目を浴びていた。そこにデジハリ大阪校の卒業生で、現在、ブラザー工業で活躍されている嶋田佳子さん(写真)が現れた。

聞けば、嶋田さんは、左右の目の網膜に、視差を持つ画像を直接スキャンして、空中に立体画像が浮かんだように見えるディスプレイ技術に携わっているとのこと。アニメとかVFXを使った映画では、空中に浮かぶ立体映像は、良く見る光景だけど、実際にできるのだから凄いね。来年、デモを見せてもらう約束をしたのだった。

また、Viconのモーションキャプチャーシステムなどを扱うクレッセント社のブースでも、二人のデジハリ卒業生に会うことができた。若井雅幸さん(写真Click!中央)は、東京校でCGを学び、今では業界でもトップのモーションキャプチャースペシャリストとになってしまったとのこと。また鈴木理之さん(写真Click!右)は、卒業後、MAXのTAを最近まで、やっていたとのこと。みんな、頑張っているね。

クセッセント社では、最近、群集シミュレーションソフトとして、世界的に有名なMASSIVEを扱い始めている。この件で、小谷創社長(写真Click!左)から、いろいろお話を伺うことができた。すべてのデジタル映像が、より高精細度化していく中、群集の表現は、ますます盛んになっていくだろう。卒業生に向けて、MASSIVEの講習をやる日が来るのかもしれないと思った。

午後3時半に東京校。普通に仕事開始。午後4時半、元祖マルチメディアコンテンツ・プロデューサーといえる前田融さんが、学長室にいらしてミーティング。1991年、東芝EMI時代にプロデュースされたCD-ROMタイトル「Alice」は、今見ても、素晴らしいクオリティだ。98年からご自身の会社TEDを設立されて、デジタルコンテンツの世界で活躍されている。今後、いっしょにプロジェクトができそうな予感だ。

午後6時からは、大学の英語講師をやるために、ロスアンゼルスからやってきたエイドリアン・ロザーノさんと校長室でミーティング。エイドリアンは、デジハリのロスアンゼルス校でCGを学んだ後、長い間、スタッフとしてロスアンゼルス校を支えてくれた人だ。

じつは、エイドリアンは、非常に日本のマンガとアニメの詳しい。当初、来日して秋葉原を探索していたのだが、同じような売れ筋の商品を扱っている店が多すぎるということで、現在は、中野ブロードウェイがお気に入りとのこと。今日は、アメリカでのマンガとアニメが、80年代終わりから、どのように若い世代にインパクトを与えたのかという話を、詳しく教えてくれたのだった。
  
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December 08, 2005

「オタク・ジャポニカ」の著者バラールさんからの取材

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朝、起きて、あれから25年にもなったのだと、ふと思う。ジョン・レノンが打たれた日のことは、今でもはっきりと覚えている。

"All we are saying is give peace a chance."

朝10時に大学へ直接出る。そのまま会議室で仕事。午前11時半からは定例の大学教員会議。報告事項が多く、淡々と進んだ。

また、新設大学ということで、教員同士の相互理解が、十分に進んでいるとは言えないので、毎回2名の教員に、自己プレゼンテーションをしていただいている。今日は、「マーケティング・ベーシックス」を担当されている長田有喜先生と、「メディア概論」と「現代カルチャー入門」を担当されている福冨忠和先生から話をいただいた。以前から知っている先生でも、改めて聞かせていただくと、知らなかったことってあるものだ。

午後1時からは、大学入試関連の会議をやり、2時半からは、サクサク氏と特別講義について打ち合わせ。年末に、掛け合いで、大学生たちにコンテンツ産業での職について、具体的なイメージを持ってもらおうというものだ。

午後4時半からは、日本のオタク文化について正面から取り組んで2000年に世界的ヒットになった
オタク・ジャポニカの著者エチエンヌ・バラールさん(写真)の取材を受けた。バラールさんは、もう20年近く日本を中心に活動をするジャーナリスト。コミケの取材を始めて、もう15年にもなるということで、ほとんどの日本人よりオタクについては、詳しいはずだ。

100分ほど、いろいろ話し合った。バラールさんが、この世界を良く知っているということもあって、質問もとてもレベルが高くて、ぼくも、頭を総動員して回答させていただいた。ぼくのほうからも、大学院のゲスト講師として、バラールさんに来ていただきたくお願いしたのであった。

ところで、今、大学生の中で、流行っているのが、ポータブルゲーム機を使ってのワイヤレス通信でお対戦ゲームだ。任天堂DSでは、8人がいっぺんに対戦できるMARIOKART、PSPでは、MONSTER HUNTER。ネットで知らない相手とオンライン対戦ゲームをやるより、目の前の友達とする対戦のほうが、リアルに相手に勝ったとか負けたとか感じることができているなと、観察させていただいた(写真Click!)。

午後7時すぎに、東京校に戻り、通常の仕事。学校説明会に顔を出し、その後9時15分からゼミ。サイバーファッションについて、院生たちが、実際のメーカーなどを訪問し、いろいろ検討を始めている。いつものように11時15分に終了したのだった。
  
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December 07, 2005

映画「schooldaze」のメイキングイベント

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今日は朝10時半から月一度の社員総会を一階セミナールームでやった。拠点校をテレビ会議で繋いで行うので、ほとんどのスタッフが出席する。相変わらず報告事項がたくさんある。

12時15分に終了して、12時半から東京校で、いつもの大学運営会議。デジタルハリウッド大学が八王子市にキャンパスを構えるにあたり、八王子市が特区認定され、それに関連した記事が、いくつかの新聞に出た。

デジタルハリウッドは、専門学校だったことは一度も無いのだが、記事では、そのように表記されることが多いが、それは間違いである。デジハリが最初から専門学校であったなら、1994年開校のときに、文部省から認可を受けていなければならないはず。ぼくたちが、文部科学省からの認可を受けた学校となったのは、昨年の大学院設立と今年の大学設立のときからである。なかなか誤解が解けないものだ。

午後4時からは、人事系の会議。午後5時からは、毎週定例のプロデューサー会議。普通なら、そのまま8時近くまで会議となるのだが、今日は、夜、この12月からロードショーとなる映画「schooldaze」のメイキングに関するイベントがあるのだ。

午後6時から、学長室で、schooldazeの守屋健太郎監督とCGを担当した秋元きつねさんと関係者の方々と打ち合わせ。守屋監督とは初めてお会いしたのだが、秋元きつねさんとは、1999年頃、深夜にやっていた「電画な!」というCG映像投稿番組で、いっしょにコメンテーターをさせていただいていた仲。しかし、それ以来なので、本当に5年ぶりぐらいにお会いしたことになる。

午後7時から、一階セミナールームで、主にメイキング中心にトークイベント。ちょっと参加者が少なくて、残念だったけど、その分、アットホームな感じで、けっこう突っ込んだ話ができた。

映像なども見ながら80分ほど話した後、会場からの質問タイムとなったのだが、次から次へと質問が出て、お二人が真剣に答えていらした(写真Click!)。「ものづくり」に拘って生きているプロの真摯な姿を垣間見た気がした。

さて、この映画、ウォーターボーズで頭角を現し、映画セカチューで一躍、国民的人気となった森山未來くんの主演作。セカチューとは、まったく違う濃い演技を見せてくれている。今度の土曜日、テアトル新宿で公開、順次、全国展開とのこと。お薦め映画だ!

9時すぎから、部屋に戻って、守屋監督ときつねさんといっしょに、「惑星大怪獣ネガドン」を見た。最初は、こんな映像作家が出てきたとお二人に紹介するつもりで、ビデオを流したのだが、みんな映像に見入って最後まで見てしまったのだった。

その後、いつものように、夜中まで仕事をして、本日終了となった。
  
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December 06, 2005

2つのコンテストの審査会を渡り歩いた

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午後1時、東京駅八重洲口の近くのCG-ARTS協会へ行く。今日は、ここで、学生CGコンテストの静止画部門の最初の審査会があるのだ。

今回は、900ほどの応募作品。すでに事務局で、プリ審査が行われていたが、それでも、今日は600以上の静止画作品を見ることになる。審査員は、東京都写真美術館学芸員の森山朋絵さんと、武蔵野美術大学教授の小林昭世先生とぼくだ。

静止画なので、どんどん見ていけるのだが、さすがに600作品を見るのは、ちょっと時間がかかった(写真Click!)。今日は、本審査に向けて、30ほど候補を残す審査だったので、審査員間に、ほとんど意見の違いがなかった。本審査で賞を決めるときは、こうはいかないはずだ。

審査が終わって、森山さんから、今週末の土日に、に東京都写真美術館で行われる「Ubiquitous Sounds」の話を聞いた。このイベントは、「コンピュータミュージックとマルチメディア・パフォーマンスに関するシンポジウム」ということ。

フランス大使館主催ということで、なんと無料。フランスと日本から、コンピュータミュージックを追求している一流のアーティストたちが19人も集合するとのこと。時間を作れれば行ってみたいと思う。デジタルアートを追求している人たちには、とてもお薦めのイベントだ。

夕方、東京校に戻り、ミーティングに出たり、普通に仕事。

午後7時、今度は、紀尾井町にあるデジタルコンテンツ協会へ行く。今晩は、第20回デジタルコンテンツグランプリの海外部門の審査会なのだ。

審査員は委員長が、デジタルハリウッド大学の先生でもある月刊ニューメディア発行人の天野昭さん(写真)と、GDH会長の村濱章司さん。

デジタルコンテンツ協会では、正式に台湾と韓国から作品応募をしてもらっていて、今日の審査も、両国からのデジタル映像作品を観た。これからさらに審議があるので、詳細は言えないが、韓国の大学の表現レベルは、凄いものがある。ここ10年韓国政府が力を入れてきたということが確実に現れていると感じた。

3時間あまりの審査が終わり、午後10時過ぎ、東京校に戻る。そのままちょっと仕事を片付けて、本日は終了したのだった。
  
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December 05, 2005

本日オフ。映画を観てeBayにはまりピッツァとなる

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本日は、オフ。最近、月曜日のオフというのが、固定化してきている。今年から大学も開校したので、働いている日のスケジュールの濃さが違ってきて、かなり体力消耗。これまでみたいに、2ヶ月休み無しでも、だいじょうぶという感じでは無くなってしまった。そこで可能な限り休日をもらうことにした。

午前中、ゆっくりして、午後から車で、ちょこっと行けるTジョイ大泉で「Mr&Mrsスミス」を観る。まさにエンタメ作品。四の五の考えてはいけない、ハラハラしながら笑える大人のメルヘンかな。もちろん、お薦め作品!

午後4時に戻って、Vaioを開いてメールチェック。その後、eBayにはまる。車の部品で欲しかったものが出ているのだが、最後の数時間の攻防となる品物が出てきてしまった。

今日は日本が寒気団に包まれたということで、一気に寒いし、オークションの状況はウオッチしたし、頂いたRobert MondaviのCabernet Sauvignon(写真)もあるし、ということで、夕食は出前に決定。

実は出前を試したかった店があったのだ。それが、XEX代官山のオープンから大ヒットになったサルヴァトーレ・クオモ・ブロスの系列のPizza Salvatore Cuomo。中野店があるので、高円寺までのデリバリーが可能なのだ。

ピッツァだけでなく、メニューも豊富。これまでのデリバリーピザとは一線を画す雰囲気。都内の出店も進んでいる。電話のオーダーから30分ほどで届く(写真Click!)。

ほんとの外側はパリッと焼けているのだけれど、食べると生地は、もちっとしていて、これが本場ナポリだよという感じ。サラダもデザートも十二分に美味しい。もともとイタ飯好きなので、これ家で、病み付きになりそう。

eBayのオークションのほうは、まだ先が見えない。
  
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December 04, 2005

東京校で、「デジタルメディア概論」の授業

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日曜日なので、いつものように朝8時ごろからテレビをブラウズイング。11時、東京校へ。本日は、「デジタルメディア概論」の授業だ。

先週と同様に午後1時から授業開始。途中2度休憩を挟んで、予定を20分オーバーして、午後4時50分に終了。実質で、3時間半を一気に講義すると、さすがにエネルギが消費する。

6時ごろまで部屋で、ぼうっとして、その後、お勉強開始。本日は、メールも少ないし、電話も無いし、アポも無しということで、じっくり本を読みながら、関連のことをgoogleを使いながら調べる。

午後11時、大学院生のラボに降りていくと、そこには、チョコレートンのCG監督を務めている斎藤瑞季院生(写真手前)が、第二弾の制作にかかっていた。チョコレートンは、大学院のストーリーマーケティング研究室と明治製菓のコラボによるプロジェクトで、マーケティングの新しい方法として広告業界で注目を集めている。

また、もう大学院ではお馴染みの光景なのだが、音楽家の葉加瀬太郎さんとのDVD作品「bloom」の制作を進めている船戸賢一さん(写真奥)も、CG映像制作の仕上げを頑張っていた。ほんとCG制作って、時間がかかるのである。

さらに下に降りて2階に行くと、そこには、東京校のメンバーが、バリバリと働いていた(写真Click!)。ぼくも含めて、デジハリのスタッフの仕事は、受講生や卒業生の方々を支える仕事であるわけだが、「チョコレートン」や「bloom」のような結果が出ることが、まさにモチベーションの源泉になっている。

そんなことを思いながら、午前0時、東京校を出た。
  
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December 03, 2005

デジタルハリウッド大学・一般推薦入試の日

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朝9時半、秋葉原の大学へ。ダイビルの一階に設置されたブルーを基調色にしたクリスマスツリーが迎えてくれる(写真)。

しかし、とてもクリスマス気分とはいかない、本日は、デジタルハリウッド大学の入学試験なのだ。

ぼくの学生時代と異なって、現在の大学には、いろいろな入試形態があり、どの大学でも複数を併用している。ということで、本日は、一般推薦枠と芸術推薦枠の入試だ。朝、ぞくぞくと面接を受けるために受験生が到着。こちらも、面接前のブリーフィングをしながら、だんだん緊張してきたのだった。

11時過ぎから入試開始となり、午後3時前に終了。いつもなら、大勢の学生で賑わう施設内に人影は無いが、張り詰めた空気だけが残っていた(写真Click!)。

夜は、高円寺のラスメニーナスで、オーナーシェフのジョンから紹介されたリシャール・ロードさんのレストランへ行くことにした。荻窪のずずらん通りの環八近くにあるブラン ド ミュゲは、とてもアットホームな雰囲気のフレンチレストランだった。

内装は、リシャールさんの手によるものとのこと。それが家庭的な雰囲気を出しているわけだ。前菜、メイン1皿、デザートという一番シンプルなフルコースにしたのだけれど、どのプレートもリッチで、十分な量だった。味は、とても美味しくて、この量とこの味で、こんなに安くていいのだろうかというお値段。もちろんワインの品揃えも素晴らしかった。

改めて、美味しいものを食べることって、幸せなんだと感じた(笑)。
  
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December 02, 2005

NPOエコロジーカフェの定例理事会に出席

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11時から、NCGの定例ミーティング。人工知能の手法を応用して群集を動かす部分の検討が進んでいるのだが、人対人の距離や動きの関係性については、情報系じゃない学会での研究論文がいろいろ役に立っている。NCGと名付けている大学院の研究プロジェクトについては、もうすぐサイトを公開する予定だ。公開したら、スギヤマスタイルで、お知らせしたい。

昼、打ち合わせしながら、スタッフとランチ。午後1時半から、個人面談を1時間やる。午後2時半からは、毎週の大学院運営会議。いつもながら、本当にたくさんの議題がある。

午後4時半からは、秋葉原の大学で日経新聞からの取材。デジタルハリウッド大学内におけるデジタルコミュニケーションということが話題の中心。元旦の特集記事の一部に出るかもしれないとのことだった。

そのまま大学で仕事を続けて、午後7時から、東京駅の近くで行われた特定非営利活動法人エコロジーカフェの第17回定例理事会に出席した。

総務省の山崎俊巳さんが提唱されて始まったNPOエコロジーカフェは、地に足が着いた活動を続けていて、いろいろな研究機関やNPOとの連携も、どんどん盛んになってきている。素晴らしいことだ。理事たちは、たいへん忙しいビジネスマンたちも多いのだが、出席率もたいへん高い(写真Click!)。

今晩は、理事会の後、京都大学フィールド科学教育研究センターの白山義久先生(写真)が、「海の生態系と気候変動について」というタイトルで、講演をしてくれた。地球温暖化を示す、数々のデータとグラフは、とても説得力を持っていた。現在の人間が生きていくことができる環境が、とても微妙なバランスの上に、かろうじて成り立っているものなのだと思い知らされた。

その後9時から、みんなで銀座に移動して、大きな居酒屋さんのようなところで、忘年会を兼ねたような懇親交流会となった。

その後、11時からスタッフとさらにミーティング。終電を逃したので、タクシーで帰宅したのだった。
  
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December 01, 2005

中馬弘毅内閣府特命担当大臣が大学を視察

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朝10時に東京校。すぐに移動して秋葉原の大学へ。10時半から、定例のカリキュラム検討会議。昼休み時間に、福富忠和先生とミーティング。

午後1時すぎ、スタッフと昼食。午後2時からは、そのまま大学で、音楽之友社の「教育音楽」という雑誌からの取材。デジタルハリウッド大学のカリキュラムについてや、コンテンツ産業での音楽人材の活躍の場というような話題となった。90分ほど、話し込んだ。

午後4時前、千代田区広報の方々が来る。今日は、なんと行政改革・規制改革担当、構造改革特区・地域再生担当の中馬弘毅内閣府特命担当大臣が、デジタルハリウッド大学を視察にいらっしゃるというのだ。構造改革特区で、実際どのようなことが起きているのか、しっかり確かめたいということなのだろう。

4時過ぎ、大学に到着。藤本社長とエレベータホールでお出迎えした。まず、ぼくのほうで学内を案内。その後、さっそく、特区を利用して設立された株式会社立大学院と大学について、設立の背景について、藤本さんから、視察にいらした内閣審議官の方や内閣官房のみなさんにプレゼンテーションさせていただいた(写真Click!)。

40分ほどのプレゼンと質疑応答の後、さらに大学生3人が加わった。中馬大臣からも直接、学生に質問をいただいた(写真)。学生たちは、普段より緊張気味だった。大臣の忙しいスケジュールの中で、1時間もの視察をしていただいたことは、有難いことだと感じた。

午後5時半、ダイビルの5階に行き、「アキババラテクノクラブ」のロゴコンテストの審査をやる。全部で120点ほどの応募があり、それがすべて壁に貼られている。ロゴの審査は、何度もやったことがあるが、なかなか難しいものである。今日は、ある程度、候補をしぼり、まだ見ていない審査員の方もいるので、結論は、持ち越すことになった。

午後7時前に、お茶の水に戻る。今週から大学院は、3学期目に入っているのだが、今日から、かのKINOTROPE社の生田昌弘さんが、12回の講義を受け持ってくれるのだ。ということで、「よろしくお願いします」と挨拶。生田さんは、デジタルコンテンツ界で、もっとも尊敬するプロデューサーの一人だ。ぼくが授業を受けたい!

午後8時、チョコレートンの監督をやったデジハリ本科生の辻下さんとミーティング。午後9時半からは、いつものようにVRゼミ。メンバーが揃わなかったので、映画「ALWAYS三丁目の夕日」のVFXのメーキングビデオを見ながら、その技術について雑談。早めに10時半に終了。

11時過ぎ、スタッフとミーティング。ということで、本日は、0時前に東京校を出た。
  
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