April 30, 2005
母親の家で、バーベキュー!
April 29, 2005
高円寺・北中通りでフリーマーケット
![]() | 今日からゴールデンウィーク。基本、暦どおりに休むことにする。社会人になって26年ぐらいだけれど、ゴールデンウィークをちゃんと休んだということは、ほとんど無いので、ちょっと珍しい気持ち。 ブランチに高円寺エリアで、唯一だと思うけど、そば粉のみで打った「十割そば」を出してくれる信濃へ。辛めのつゆにちょっとだけ付けて、手打ちのそば自体を味わう感じで、もう10年以上、通っている。 今日は、みうらじゅん氏と安斎肇氏がFM番組の中でテーマ曲を作ったことで、ちょっと世の中に知られることになった高円寺北中通りの路上で、フリーマーケットがある。午後3時、スギヤマスタイルによく登場するFREE BARDのマークくんが、友人の古着屋さんと店を出すというので、ぼくも、ほとんど着なかった古着を数点預けてみた(写真Click!)。 その足で、これも長く通っている串焼処DIZZへ。ここもフリマに参加している。店先で、生ビールを飲み、休日だと実感。それにしても暑い。 DIZZは、焼き鳥が中心。秘伝のタレを使う、みそだれ焼きもおいしい。ぼくは、焼酎に詳しくないので、いつも大将・石塚卓司さん(写真)のお薦めで、いろいろレアな焼酎を飲ませてもらっている。お薦めは間違いなく美味しい。mixi内にコミュニティを持っているとのこと。DIZZで検索すれば出てくる。流しが来たりと高円寺らしい雰囲気がいいよ。 夜8時ごろ、再び家を出て、高円寺の街へ。DIZZはフリーマーケットの流れで満員御礼状態。ということで、駅近くのイタリア料理店イル・バンコーネへ。ここは高円寺料金で西麻布並みの味と言う人もいるような店。 その日のお薦めメニューが白墨で書かれているので、レギュラーのメニューも見て、好きなようにオーダーできるのが、気軽でいい。前菜からデザートまで、シェフのきちっとした仕事を味わえるんだ。 ということで、高円寺三昧の日が終わった。 |
April 28, 2005
木曜なので、夜は大学院の授業
![]() | 大学院の授業のパワポを仕上げてないので、少し早めに東京校へ。昼休みに秋葉原の大学へ。今日も雑誌「経済界」のグラビア撮影の続き。大学生との交流の様子を撮ってもらった。開校以来、大学への取材は多いので、学生たちも慣れてくれていて、気軽に撮影に応じてくれる。うれしいね。 取材後、昼休み中の教室を回って、いろいろな学生と交流。学校に来るのが楽しいという学生ばかり。自分が大学1年から3年までは、逆の気持ちだったということを思い出した。ぼくが大学の楽しさを見出したのは4年だったな。 東京校に戻り、大学院の授業用に作ったパワポを最終チェック。ときどき記憶が間違っている場合があるのだが、今は、Googleで、いくつかのサイトを比較して読み込んでいけば、確認ができる時代なので有難い。 午後7時から、「デジタルコンテンツ産業概論」の授業。2時間、全開。さらにその後、9時15分からゼミの顔合わせ。今年から、デジタルハリウッド大学院では、午後7時からの1時限目に加えて、9時15分からの2時限目も設定。授業が終わるのは、午後11時15分。 昼間、本業のビジネスで忙しい院生たちには、もちろん、この2時限目は、評判が良いのだが、経営者の多い教員にとっても、スケジューリングが楽になったと評判が良い。その一人が、今日の「WEBコンテンツ編集」を担当しているcafeglobe.comを経営する矢野貴久子教員(写真)。おもに2期生の院生たちも、ものすごい熱心さで授業を受けている(写真Click!)。 午後11時半、気がつけば、自分が、まっすぐ歩けないぐらい疲れていることに気がつく。夢中でやっていて気がつかないけど、それだけ授業にエネルギを使ってしまうようだ。そのまま、校長室で横になって、午前2時ごろタクシーで帰宅したのだった。 |
April 27, 2005
夜、ベンチャー仲間と久しぶりに再会!
![]() | 午前11時、東京校から秋葉原の大学へ。12時から大学会議。その後、いよいよ今週から開始されている黒田順子教員によるMAYAの実習授業を見学。 その後、東京校に戻り、普通に仕事。午後5時、いつものように社内のプロデューサー会議。午後7時半からは、オンラインスクールのシステムの検証を、関係者がみんな参加して1時間ほどやってみる。なかなか面白かった。 夜9時、藤本社長と共に、六本木ヒルズの後ろのほうにある上海料理の南翔小籠へ。今晩は、2000年頃から、僕たちのグループでたくさんの新ビジネスをトライしたとき、各方面から集まって、いくつもの会社の経営を指揮した仲間が、久しぶりに集まったのだ。 典型的なベンチャー起業家だけでなく、このグループは、バックグランドで言えば、経営コンサルタント、財務の専門家、ファンド運用の専門家、株式上場請負人と言われる人や、証券系のアナリストであったりと、まさに多種多様の人たちの集まりであった。最大、海外も含めて20社ぐらいのベンチャーがあったように記憶している。 でも、あのビットバレーやITバブルの中、僕たちは、大きな成功は収めることは、できなかった。ということで、ある意味、今日は反省会という趣旨だった。もちろん、本気で反省に来た人はいなかったと思うけど。それでも、あの頃からグループの中核企業であったIMJ、デジタルスケープが、その後、上場したわけだし、デジハリもなんとか頑張れているという今、今日、集まった皆さんにお世話になったなという気持ちだ。 まあ、現在も仲間であるIMJ樫野社長、デジタルスケープ藤川社長、デジハリ藤本社長の状況は、もちろん良く知っているので、他の方々の近況を聞きまくった。それぞれ、やっぱりITやコンテンツ系で面白いビジネスを展開されていて、おいしい上海料理を食べながらも、とっても勉強になってしまった。 みんなを紹介したいところなのだが、今日は、若い頃、世界を渡り歩くプロテニスプレーヤーを目指し、その後、国際的な金融関係の仕事に進み、ぼくたちのグループにジョインした玄ジェイソン奉仁さん(写真)を紹介。今は、ご自分の会社スポーツバンガードを経営。テニスプレーヤーとしての知識と経験を生かして「テニスファンの悩みがすべて解決されるサイト総合サイト」と銘打ったtennis365.netを運営。テニス好きのみなさん、ぜひ、よろしく! ということで、午後11時すぎに解散。ほろ酔い気分で、タクシーを拾おうと、六本木ヒルズ方向へ歩いていったら、間の前に「ミッドナイト25」という深夜バスが、渋谷駅行きだったので、初めての経験ということで思わず乗ってみた。さすがにミッドナイトということで料金は400円だった。 |
April 26, 2005
BREW JAPAN カンファレンス 2005に参加
![]() | 午前10時すぎに出社。昨日、連絡が取れなかった神戸校の受講生と連絡が取れたとのこと。デジハリの登校時間だったので、心配だったのだけど良かった。それにしても犠牲者の数が非常に多く、鉄道事故の怖さだ。 12時前、早めのランチをSoup Stock Tokyoへ。12時15分、大学院事務局の斉藤さんと国の科学技術調整費のプレゼンで、市ヶ谷にある科学技術振興機構へ。 国が定める重要課題解決型研究等の推進の中で、デジタルコンテンツ創造等のための研究開発に、ぼくたちもアプライしている。最初は書類審査。専門部会へのプレゼンと審査があり、今日は2度目のプレゼンだった。他にプレゼンされる方々とも、控え室で顔を合わせたのだけれど、みなさん、知っている方ばかりだった。 プレゼンは、説明が8分、質疑応答が7分。短い時間の中で、審査員の方々に、こちらの意図を伝えることは、非常に難しいものである。プレゼン開始が20分遅れていたので、タクシーに飛び乗って、明治記念館へ移動。 今日は、BREW JAPAN カンファレンス 2005が、明治記念館で催されるのだ。2年前は、デジハリ東京校で行うことができた規模だったのだけれど、今回は、500人の定員が4日間で申し込みがいっぱいとなったとのこと。素晴らしい盛り上がりだ。 このカンファレンスは、QUALCOMM社の全面協力の下、デジタルハリウッドエンタテインメント社が運営をさせてもらっている。ぼくは、ケータイが、当面、僕たちの生活を支える環境として最適だと考えているので、アプリケーションやサービスの開発効率が高いBREWは、発表当初から、その動向に注目してきた。 そんなわけで、ぼくが最初に主催者を代表して挨拶をさせてもらった。まずBREWを採用しているKDDIから、コンテンツ・メディア事業本部コンテンツ推進部長の竹之内 剛さんがプレゼン。ぼくにも定額制がもたらしたマーケットへのインパクトがよく理解できた。 次にモバイルソリューション事業本部モバイルソリューション商品開発本部長の山本泰英さんがプレゼン。BREWを利用した様々な法人向けソリューションの実例が披露された。最近、いろいろな業種の外回りでサービスで、非常に高価と思われる専用端末で仕事をされていることを見るが、それが、普通のケータイで解決できてしまった例を見ることができた。企業から見れば、非常に意味があるものだ。事実、KDDIのモバイルソリューションビジネスは、たいへん伸びているそうだ。 次に、QUALCOMM JAPANの野崎孝幸さんが、ワールドワイドでのBREWの普及状況を報告してくれた。報告された数字を足してみると1億7千万ぐらいがBREW端末ということになり、ゲームのような海外への展開が容易いサービスでは、日本発で世界の大ヒットも狙える状況だということがわかった。 カンファレンスの後、そのまま明治記念館で、懇親会。そこで、KDDIコンテンツ・メディア本部コンテンツビジネスセンター長の大村好則さん(写真)が挨拶。普段は、コンテンツ・メディアということで、大村さんは、映像や音楽を聴きながら、もちろんカジュアルな格好で仕事を進めているとのこと。そう、やっぱり、そういう会社文化の中じゃないと、なかなかコンテンツやメディアは生まれないものだと、ぼくは思うのである。 前にKDDI小野寺社長と対談をさせていただいた時も、コンテンツ・メディア事業は、たいへん伸びているとのことだったが、カンファレンスの盛り上がりも、懇親会での活気も、まさにそういうことを体感できるものだった。 午後7時、東京校に戻る。今日、昼間ずっと外出だったので、通常の仕事開始という感じ。しばらく4階に居座って、内部の打ち合わせをこなし続けたのだった。 |
April 25, 2005
高円寺で、起業している卒業生と遭遇
![]() | 朝、テレビを見ていたら、尼崎での事故のニュースが入ってきた。こういう時は、やはりNHKが早い。神戸校と大阪校では、この路線で通っている受講生がいるので、すぐに、それぞれの拠点校に連絡をとった。 一番、安全な乗り物と感じているJRで、こんなに大きな事故となる要因が、まだ、あったのかと、ただ驚くばかりだ。結局、午前中、神戸校で、事故のあった路線を利用している可能性のある受講生一人と連絡がとれず、心配だ。 午後1時から、日大理工学部の「理工研NEWS」からの取材。午後3時から、秋の音楽教育関連のシンポジウムの件で、ヤマハ音楽振興会の方とミーティング。午後4時、雑誌「経済界」のFACEのコーナーの取材と撮影。なんとグラビア6ページ。ということで、この撮影は、今週いっぱい続くとのこと。 帰り、JRに乗るのに、今朝の事故のことが頭によぎる(写真)。一人だけ、まだ連絡のつかない受講生が心配だ。 午後11時半、高円寺駅に戻ったら、そこにデジハリのハリウッドスタイルの管理で、昨年まで活躍していた堀内さんがいた。そして、いっしょに、デジハリ卒業生が4人。1999年ごろの東京校の卒業生とのこと。 ぼくも、もう仕事帰り、彼らは、どうも帰宅するところだったらしいのだけれど、みんなで一杯飲もうということになり、いつものFREE BARDへ案内(写真Click!)。 聞けば4人は、今、高円寺で起業し、主にケータイコンテンツ関係の仕事をしているとのこと。驚くような大企業とも仕事をしている。会社の名前は、sonicmoov、さすがにカッコイイ名前だね。 4人のうち、3人はクラスメイト、1人は後輩とのことで、堀内さんともいっしょに仕事をしているとのこと。なるほど、デジハリ・コミュニティが、どんどん広がっているわけだ。 午前1時半に解散、家に戻ったら、午前2時過ぎから、彼らから、メールが入り始める。まさにクリエーターライフだね。 |
April 24, 2005
原宿のKスタで、真島理一郎監督とトークイベント
![]() | 午後1時、原宿駅に着く。まず代々木公園でやっているEarth Dayを見学。環境問題に主軸を置きながらも、いろいろな団体がテントを出していて、とても興味深かった。まるで1967年のLove & Peaceの世界が、持続しているような雰囲気。 午後2時半、歩いて竹下通りへ。まさに人の山。明治通りに出るまで15分もかかった。そして、目の前にあるKDDI Designing Studioへ。今日は、ここで、スキージャンプペアの監督・真島理一郎さんとトークイベントがあるのだ。 午後3時半、イベントが始まる。スキージャンプペアの制作期間に起こったことをいろいろ聞くことができた。デジタルハリウッド大学の学生も、見に来てくれていた。 現在、真島さんは、いよいよ、スキージャンプペアの実写版の制作に入っているとのこと。来年の冬季オリンピックのときには、公開になっているはずとのこと。凄いね。午後5時すぎに修了。二人で、記念撮影(写真Click!)。 午後6時半、そのまま原宿で、秘書として、またインターン関係の交渉役として、デジハリで活躍してくれた平田祐紀子さん(写真)とデジハリスタッフOBで食事。 平田さんは、4月いっぱいでデジハリを退職ということで、現在、有給休暇に入っている。4年近く、お世話になったのだが、心から信頼のおける方でした。感謝! そんなわけで、ずっと原宿にいた日曜日だった。実は原宿は、ぼくが12歳から25歳まで暮らした街。ぼくにとっての故郷なのだね。 |
April 23, 2005
渋谷で、「かくれんぼ」のティーチ・イン
![]() | 起きたら、午前11時半だった。しばらく、ぼうっとして、ブランチへ。ちょっと寒いので、高円寺のラーメンの名店「ひら石」で、定番の「ごまみそらぁめん」を食べる。このラーメンの味は、まさに飽きない味。お薦めだ。 午後3時50分、スカパーの721チャンネルで、F1サンマリノグランプリのフリー走行を見る。疲れが溜まっているようで、見ながら寝てしまう。 午後7時に高円寺を出て、渋谷へ。午後7時半、1999年ぐらいまで、デジハリの広報を担当していた野村秀樹さん(写真)と、現在、コミックウェーブの広報を担当している遠田尚美さんと会って食事をした。 午後9時半、いっしょにCGアニメーション「かくれんぼ」の劇場公開の初日へ。場所は、スペイン坂のシネマライズ系の「ライズエックス」。 主催者側から、デジハリにも招待券をもらっていたので、受講生の方に東京校を通じて配っていたのだが、なんと、今日のお昼には整理券がすべてはけてしまったそうで、これは主催者側も、まさに想定外。 夜、「ライズエックス」に来てくれた受講生の方たちが、入場できず、たいへん悪いことをしてしまった。しかし、それだけ、今、CGによるショートムービーは人気があるということなのだろう。 それでも、館内は、渋谷校の卒業生、今年の本科の受講生、総合プロコースの受講生、大学の新入生など、デジハリ度数は、かなり高かった。 上映が終わった後、原案・脚本・監督・絵コンテの森田修平さん(写真Click! 左)、キャラクターデザイン・美術の桟敷大祐 (写真Click! 右)と、ぼくが聞き役で、ティーチ・イン。まあ、早い話がトークイベント。 彼らのユニットYAMATOWORKS どのようにして、誕生し、「かくれんぼ」が、どのように制作されたかを、いろいろな角度から、根掘り葉掘り聞いたのだった。会場から、たくさんの質問が出た。たった二人で、アニメーションを制作できて、実際に世の中にリリースできるようになった、その事実は、多くの映像クリエーターに勇気を与えるものだ。 ちょうど0時に、高円寺に戻る。帰り、いきつけのFREE BARDで、バーボンを飲んだのであった。 |
April 22, 2005
大学院・修士号を授与・デジハリ史に残る日となる
April 21, 2005
夜中にENGINEが、かかった日
![]() | 午前中、今晩の大学院授業のために準備。昨年の流れを改良。パワポを変更し、新たにパワポ追加。 午後1時ランチ。その後、天気がいいので、徒歩で秋葉原の大学(写真)へ。 今日は、大学で、デジタルコンテンツ表現手法総合演習を担当する黒田順子教員がいらして、実習教室の確認や教科書の予約販売を行っていた。黒田先生は、CG教育のスペシャリスト。ゲーム業界や映像業界のトップレベルのところに、すでに多くの教え子を送り込んでいる。今年TAをやってくれる方々も、全員、デジハリ卒業生で黒田先生に習った人たちだ。実際、実習が始まるのが、楽しみだ。 ちょうどそこに、長年の友人でもある向井利光教員(写真Click! 左)と酒井明彦教員(写真Click! 右)が、スタッフとの打ち合わせに来ていた。向井先生も酒井先生も、大学ではプログラミングを担当してくれるのだが、実は二人は、ぼくが1990年に国際メディア研究財団準備事務所として、メディア科学研究所というものを日本大学理工学部8号館のワンフロアを借りてやっていたときの研究員。その後もいっしょにVRの研究開発をやった仲だ。 向井先生と酒井先生は、先ごろ、日立系の会社から独立して、VR系ベンチャーを開始。VR系コンテンツのプログラミングでは、国内屈指という二人、活躍が期待される。ぼくとしては、昔の仲間が大学教員になってくれたことが、とてもうれしい。 午後4時すぎ、東京校に戻り、普通に仕事開始。午後7時から、4階セミナールームで大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」の2回目の授業。今日は、少し「アクティブラーニング」を取り入れて、授業を展開してみた。テレビ会議を通じた大阪校とのやりとりも面白かった。 この間、1階セミナールームでは、「クリエーターズオーディション」。今日も50社あまりの方々が、人材探しに訪れてくれた。プレゼンテーションされた作品の質も高かった評価。いい 午後10時、友人が、ぼくが、なんとカッコイイ方だと、前々から思っていた雑誌ENGINEの編集長・鈴木正文さんを紹介してくれるというので、銀座のとあるフランス料理店へ。ちょうど夕食が終わったところで、仲間に入れていただいて、いろいろお話を聞くことができた。 自動車とファッションに、世界でもトップと思われるような素晴らしいセンスを発揮されている鈴木さんに、そのセンスは、どのように培われたのですか?と質問したところ。あっさり「好きだからじゃない」と。 好きだから感度レベルが上がる。感度が上がるから、対象物をより感じ理解できる。それが長年続くと、頭の中に大きなデータベースと、それをどう見るかの知恵が生まれる。だから、どんなこともセンス良く斬ってしまえる、そんな風にぼくは解釈した。 真っ赤な細身のジーンズに、Vネックの白いTシャツ、白と赤のコンビの美しい形のレーシングシューズ風スニーカー。それを着こなして、なおかつノーブルに見えてしまう中年なんて、ちょっと感動で、絶句でした。 エネルギを出し切った大学院の授業後に、刺激が強すぎたと見えて、午前0時に東京校に戻って、そのまま4時まで仕事をしてしまった。 |
April 20, 2005
「ベンチャー必勝の法則」のスタジオ収録
![]() | 朝9時、順天堂の近くにある企業家ネットワークへ。今日は、ここで、BS-JAPANで放送している「ベンチャー必勝の法則」という番組の収録があるのだ。 オフィスの中に設けられたスタジオでは、司会の米倉誠一郎先生(写真)と三田佐代子さんが待っていてくれた。米倉先生は、一橋大学イノベーションセンター教授として、教育研究に力を入れられると共に、つねにベンチャーを応援するという姿勢を持って委員会活動や講演に当たられている。ぼくも10年ほど前に、先生の講演にゲストとして、呼んでいただいてから、いろいろお世話になってきた。 1時間ほど、打ち合わせをした後に、収録が始まり、午前11時前に終了した。ここ数日、ぼくの活動を撮影した素材と共に編集されるとのこと。どんな30分番組として仕上がるのか、楽しみだ。 米倉先生は、後期からデジタルハリウッド大学で、「経営史」の授業を担当してくださることになっているので、「よろしくお願いいたします」と頭を下げて、スタジオを後にした。米倉先生の「経営史」なら、受講してみたいと思われる経営者の方も多いのではないだろうか。もちろん、ぼくも受講したい気持ちだ。 一度、東京校に戻り、12時に秋葉原へ。大学のスタッフ会議に出る。新入生の科目の受講状況について分析。今月中は、細かい調整が必要そうだ。その後、いつものように学生と直接交流。話しているとエネルギを貰える。 午後2時に戻り、通常に仕事。その後、午後4時に再度、秋葉原へ。大学が入居したダイビルには、東大、筑波大、明治大なども入居しているので、お互いに見学会をしようということで、ダイビル入居者の方々が、デジタルハリウッド大学を見学(写真Click!)にいらした。 放課後も、ノートPCを広げて、自習に励む学生たちの様子も見ていただけた。秋葉原クロスフィールドのプロデューサーを務められた東大の妹尾堅一郎先生もいらした。デジタルハリウッド大学の明るい色調のインテリアを褒めていただいた。 その後、ついつい学生たちと話し込む。自分の出身高校の後輩に見学させたいという話も多い。素直にうれしい。 午後7時に御茶ノ水に戻り、仕事の続き。今日は、断片的しか時間が取れないので、仕事が進まない。午後9時半、広報、校長室、通信科の合同の新人スタッフの歓迎会に出席。在籍一ヶ月ぐらいの方も多いのだが、なぜか数年、いっしょにやってきたように感じる方ばかり。新人といっても、もちろん中途採用。みなさんが口々に言うのは、「デジハリの社員って、個性派集団ですよね!」と。と言う方も個性的な方ばかり。午前0時に解散。 10年以上、いろいろなIT系ベンチャーを見てきたけど、個性的な社員で構成されているというのは、ひとつの共通項かもしれない。 |
April 19, 2005
遅まきながら、タブレットPCを使い始めてみることに
![]() | 朝10時、秋葉原の大学へ。今日から、大教室が、遮音パーティションによって分けられて、グループに分かれての英会話の授業。それぞれの先生の個性で、教室内の机や椅子の位置が異なるのが、いかにもという感じだ。 今日は、大学にメーカーから届いたタブレットPCをピックアップに来たのだ。来月から順次デジタルハリウッド大学エクステンションスクールでは、いろいろなコースが開講となるのだが、そのひとつにタブレットPCを使ったデッサン入門講座があるのだ。この講座には、マイクロソフトが応援をしてくれることになり、ぼくもタブレットPCを使ってみようということになったのだ。ということで、HPのタブレットPCを東京校に持ち帰った。 午前11時、レギュラーになっている音元出版の取材。今日の話題は、超高級なディスクレコーダーを中心とする家庭内音楽配信システムの話。部屋が10以上もあるような欧米の家庭では、家庭内の音楽配信システムの需要は、確実に伸びているとのこと。日本でも、ハイエンドをターゲットにしたインストーラーが、秋葉原にショールームを出したのだそうだ。 お昼、マイクロソフトで、タブレットPCを世に広めるという仕事をメインでやっていらっしゃる飯島圭一さん(写真)が校長室に、わざわざ、最新のタブレットPCならではの利用法を、ぼくに教えてくれるということで、いらした。確かに2年半前、発表になったときの印象より、いろいろ進化していることがわかった。 午後2時、土曜日のイベントの打ち合わせで、フルCGアニメーション「かくれんぼ」を制作した森田修平さんらが、校長室にやってきた。土曜日は、上映会の後、ぼくが司会でティーチ・インをやるのだけれど、かなり映画館が小さいこともあって、大盛況になりそうな状況とのこと。 その後、内部の打ち合わせが、いろいろあったのだが、その合間に、タブレットPCのネット関係の設定を進める。自分で設定した無線LANの暗号化のパスワードとか、もう随分前のことで、どこに残しておいたか忘れていて、探すのに手間取る。誰だって16進数26桁なんて、暗記はできないよね。 午後7時半、ちょっと気分転換に、いつものようにオーディオ・ユニオンへ。チャンネルデバイダーに必要なボードを注文した。 夜、動き出したタブレットPCを、4階のスタッフルームに持っていって、早い話が、見せびらかす(写真Click!)。 さて、ぼくは、タブレットPCを、ちゃんと使ってみるのは、初めて、ということで、経験者の方々、タブレットPCならではの使い方とか、便利なツール類とか、教えていただきたい。とりあえず、ペイントツールすら、どれを導入すべきか迷っている状況。 今日、確認できたことは、WEBサイトのブラージングは、縦に持って読むと、やっぱり雑誌のごとく読めて、なんか良い感じということぐらいかな。 |
April 18, 2005
取材が多かった一日・凄いニュースが!
April 17, 2005
丸一日オフ・横浜へ
![]() | 日曜日、完全にオフをもらうことにした。動物好きの息子は、首都圏の動物園や水族館にかなりの回数通っている。しかし、横浜中華街にある吉本興業がプロデュースしたよしもとおもしろ水族館には、行ったことが無いとのこと。こちらとしては、中華街でランチが食べられるならと、いっしょに行くことになった。 湘南新宿ラインができるまで、横浜まで仕事以外で足を伸ばすことは、ほとんどなかったのだが、新宿から横浜まで27分、そこから、みなとみらい線で、中華街まで直結ということで、とても行きやすくなった。 水族館の内容は、一見、駄洒落が効いた水槽内の仕掛けのように見えて、ちゃんと生物学的な見地の情報を伝えようとしているものが多い。飼育されいる魚は小型だが、擬態などの特別な特徴を持つものが多く、十分、楽しめたのだった。 中華街でランチをとり、山下公演に行くと、ちょうど大黒ふ頭を回るという遊覧船が出るところ。天気もいいので、そのまま乗船。デジハリ横浜校に通うときなどに使う横浜ベイブリッジの下を抜けて、大黒ふ頭を回る。 すると横浜ベイブリッジより東京よりにある鶴見つばさ橋が、遠くから見ると、とても優美だということに初めて気がつく(写真Click!)。上を車で走っていては気がつかない風景だ。さらに説明で、橋脚と橋脚の間を表す中央径間が510mもあり、世界8位(国内3位)の橋ということだった。横浜ベイブリッジより長かったとは知らなかった。、 振り出しの山下埠頭へ戻って行くと、そこには、氷川丸と横浜マリンタワー(写真)という、ぼくにとっての横浜の原風景が見えてきた。マリンタワーが完成した頃、100mという高さに興奮して昇った覚えがあるのだけれど、検索したら昭和36年完成だって! なんと。 帰りも湘南新宿ラインで、一気に戻る。夜、家を抜け出して、近所のグレートフルデッドの世界観で固められたBar「フリーバード」で一杯飲んで、それから寝たのであった。 |
April 16, 2005
大学院生と新プロジェクト発足
![]() | 起きたら昼の12時だった。さすがに、大学の開講と大学院の開講が重なった今週は、ちょっとハードだったようだ。 あわてて支度をして、大学院生とのミーティングへ。この3月までやっていたゼミの一期生(写真Click!)が、今度はゼミではなく、プロジェクトとして、HMDを、仕事も含めて生活空間で利用することについての検討に具体的に取り組むことになったのだ。 もちろん、ぼくの研究領域の中のことなので、このプロジェクトを、そのままプロジェクト科目として認定して、とりあえず指導教官ということで、彼らの活動をサポートすることにした。 今日は、デジハリ東京校の5階にオフィスを持っているデジタルハリウッド・エンタテインメント社が、スタッフが増えてきたので、オフィスのレイアウトチェンジということで、ほとんど引越し状態のような状況になっていた。 ここ15年間ぐらい、いろいろ起業に関わってきて思うのだけど、会社って始めた時は、そんなに書類や荷物が溜まるはずが無いと想像してレイアウトを決めてしまうのだけど、実際には、1年も営業を続けると、あっという間に、あらゆるものがオフィスに堆積し始める。これを、日頃、整理すればいいじゃないか、というのは無理。やっぱり、ときどき、大幅なレイアウトチェンジして、そのときに、思い切って捨てていくしかないんだよね。 さて、ここ半年ぐらいで、大学やエクステンションスクールを立ち上げたこともあって、デジハリには、中途採用のスタッフが、大勢、集まってきている。安藤恵子さん(写真)も、その一人だ。 東京校の広報の配属された安藤さんは、最初から、受講検討者との一対一の相談を、良い雰囲気でやっていた。聞けば、彼女の前職は、心のケアまでするようなカウンセラーとのこと。 この10年、新規分野のベンチャーをやってきて、勉強にもなるし楽しいとも思えることは、多くのスタッフが、なんらかの専門性を持つ前職を持っているということだ。いろいろなお金も時間もかかって作り上げられた既存の産業や企業のノウハウが、お金も知恵も無いベンチャーに、無償で集まっていると見ることもできる。もちろん、デジハリでの役割とうまくマッチングが取れればだが。でも、とにかくベンチャーは楽しいのである。 |
April 15, 2005
Griffith Univ.との留学提携のMOUを調印。
![]() | 寝たのが午前4時半だったので、さすがに午前11時に出社。午後1時からは、DHソリューションズが行っている株式会社タイトーの新人研修に、講師として講演。1時間ほど、日本のデジタルコミュニケーション環境が、世界でも、もっとも先端を走っていて、他国から見れば、日本は未来の国に見えるという話をさせてもらった。 午後2時半、秋葉原の大学へ。そこには、すでにオーストラリアのQueensland州・首相Hon Peter Beattie氏(写真)の一行十数人あまりが到着されていた。 今日は、ここで、デジハリ大学からの留学提携に関するMOUが、Griffith University結ばれるのだ。そのためにGriffith大学からは、Christopher Madden副学長が来日され、今日は、授業風景と秋葉原を先に見ていただいた。 まず、デジハリ藤本CEOが、英語で、デジハリの歴史について、プレゼン。その後、MOUの調印式。その締結のサインの証人として、Queenslandの首相が、わざわざ調印式に出席されたのだ。なんと有難いことか。 お互いにサインをして、その後、記念撮影をした(写真Click!)。左から、首相、副学長、藤本、私。今日は、たまたま、新入生は、合同講義で、外の会場行っていて、残念ながら首相に会うことができなかったのが、ちょっと残念だった。 オーストラリアでは、大学は国立なのだが、今後、デジハリのような産学共同のスタイルは、オーストラリアでも、とても重要になるとの判断で、デジタルハリウッド大学からの留学提携のオファーを、これからの大学を考えるチャンスと捉えてくれたようなのだ。うれしいね。 午後3時半、無事に調印式が終了。準備に奔走したスタッフは、胸をなでおろしていた。 午後4時、東京校で、大学院の運営会議。修了生の中で、数人の方が、研究員というステイタスで、大学院に引き続き関わっていくことについて確認。一歩一歩、大学院の層が厚くなっていくね。 午後9時、高嶋さんが、友人を連れて、校長室へやってきた。。1時間半ほど、お茶も無しに歓談。その後、そのまま校長室で、ちょっと溜まってしまった資料を読み込む。気がついたら、午前2時。ここのところ、どんどん深夜型になっている。 |
April 14, 2005
大学院で「デジタルコンテンツ産業概論」スタート
![]() | 朝、知人の野村滋さんが編集された米国アンチエイジング学会認定医の満尾正氏著の125歳まで元気に生きるが、送られてきていた(写真)。アンチエイジングは、とても興味がある分野だ。この本では、日常で実践できる食べ物についてのことが、多く説明されている。実際に、いろいろ実行してみれそうだ。 昼休み、秋葉原の大学へ。みんな校内で、ワイワイと楽しそうだ。ネイティブの先生方と積極的に英語で話している学生もいる。雰囲気としては、映画で見るアメリカの高校みたいな感じだ。それもそのはず8割の新入生は18歳なのだ。 午後1時、全員が2つの教室に分かれて授業開始。それぞれ100人以上の学生が全員、ノートパソコンを開き、無線LANでネットにつなぎ、講師のパワポが映されるスクリーンを眺めている姿は、ある意味、壮観ですらある(写真Click!)。こうなるとわかっていたスタッフも、実際にこの光景を目の当たりにすると感動するようだ。 午後2時、BS Japanの「ベンチャー必勝の法則」という番組の打ち合わせで、プロデューサーとディレクターの方が校長室にやってくる。この番組のパーソナリティは、一橋大学教授の米倉誠一郎先生。じつは先生は、デジタルハリウッド大学でも講義を持っていただくことになっているのだ。 打ち合わせが長引いているうちに、3時10分に、あわてて隣のセミナールームへ移動して、そこからテレビ会議で、大阪校の本科の入学式に出席。10分ほど祝辞を述べさせてもらった。 そして、そのまま、走って東京校を後にして、同じ御茶ノ水にある明治大学のリバティタワーへ直行。午後3時半に、法学部長の土屋恵一郎教授とミーティング。そこで納谷廣美学長をご紹介してくださることになり、そのまま学長室に伺い、ご挨拶をさせていただいたのだった。 午後7時。今年度のぼくの大学院の授業「デジタルコンテンツ産業概論」がスタート。第一セミスターで、2時間の授業を12回やる予定。テレビ会議システムで、大阪校の大学院生も参加。東京校と大阪校で、30人ぐらいが受講。さっそく、「ベンチャー必勝の法則」から、授業風景の撮影が入った。 午後9時に終了して、そのまま原稿を打ち始める。午前1時、友人からの電話。つい1時間ほど話し込み。東京校を出たのが、午前2時半になってしまったのだった。 |
April 13, 2005
doeprofero社を紹介してもらった
![]() | 午前11時、月初めの社員総会。今日はとくに新年度の最初の総会ということで、藤本社長より再度、会社のミッションと中期目標の確認があった。各部署からの一連の報告の後、この1ヶ月ほどで入社した11人の方の自己紹介(写真Click!)があった。 そのうち4人の方が、デジハリとして久しぶりに迎えた新卒採用。今、彼らは、新人研修の真最中。デジハリでは、今年も積極的に新卒採用を進めていくので、大学4年生の方、よろしく。 総会が終わって、午後1時から、そのまま大学運営会議。223人の新入生たちは、一期生ということで、自分たちで、大学の文化を作っていこうという気概にあふれているようだ。 午後2時半、DOE社の馬渕邦美社長が、イギリスの広告系ベンチャーと組んで、新しい会社を立ち上げたということで、その紹介に来てくれた。馬渕さんは、デジハリ本科の第一期生で、現在50人ものスタッフを抱えで、コンサルタントとコンテンツプロダクション業務をやっており、デジハリ卒業生の雇用にも積極的な頼もしい卒業生の一人だ。 本日、いっしょに、いらしたのは、proferoグループのCEOアーノルド・ダリル氏。ロンドンで、ダリルさんが起業したproferoは、ヨーロッパのオンライン広告のパイオニア。現在では、ロンドン、パリ、マドリッド、ミラノ、ミュンヘン、シンガポール、香港、上海、北京、シドニーにオフィスを展開し、主に世界展開している企業を顧客にしているとのこと。主な顧客には、アルファ・ロメオ、アップル、ブラック&デッカー、ブエナビスタ、ダイムラークライスラー、インターコンチネンタルホテル、ルフトハンザ、メリルリンチ、シンガポール航空、フィアットなどなど。素晴らしいね。 とくに最近、3Gケータイに、iPodの動画広告が付いている90秒の動画番組をヨーロッパで展開していることが、大きな話題になっているとのこと。配信系のシステムやアクセス解析のシステムも持っていて、番組の企画と制作も内部で行って、その力量を使って、顧客を巻き込んで広告展開をしているのがproferoの特徴とのこと。とても新しいスタイルだね。そのダリルさんが、日本進出に当たっては、馬渕さんのDOE社とジョイントベンチャーの形をとり、2月に、doeprofero社を設立した。 ダリルさんに、「各国で直営でやってきたのに、何故、日本ではパートナーを探したのですか?」と質問したら、「日本の市場は、ケータイを中心に独自の文化を築いているので、他国と同じようにはいかないし、何よりも、DOEとproferoは、同じような企業文化を持っていて、気が合うんだよ!、この気が合うっていうのは、いっしょに仕事をするときに、何よりも大切なことだろ!」と。確かに。 ダリルさんは、デジタルハリウッド大学と大学院に、とても興味を持ってくれて、もし学生がロンドンに留学するなら、インターンとして受け入れるよと本気でオファーしてくれた。うれしいね。最後にダリルさんと馬渕さんのツーショットを撮らせてもらった(写真)。 午後3時半からは、日本ユニシス社の広報誌からの取材があった。デジハリ誕生の経緯から話すことになった。 午後5時からは、定例のプロデューサー会議。これまでやってきたスクールに加えて、通信科、ソリューション事業、さらに大学院、大学、エクステンションスクールと、やっていることが、非常に増えてきているので、報告事項、討議事項ともに、たいへん多い。 夜は、大学院の授業を覗きつつ、昨晩の原稿打ちの続き。原稿を打つという精神モードに入らないと、なかなかやれないので、今がチャンス。 |
April 12, 2005
IMJで「クリエイティブアワード」の審査会
![]() | 午前11時、大学院教員会議。今週から2年目の講義が開始された。昨年、初年度だったが、3つのセミスターで、設置している科目は、すべて開講しているので、今年からは、それぞれ改善というフェーズに入った。 12時半、昼休みの秋葉原校舎へ。いよいよ英語ラウンジが機能し始めていた。また全員がノートPCを持ち込んでいるので、至るところで、デジタルリテラシーが高い新入生が、パソコン初心者を教えている状況が見られた。素晴らしいね。 午後2時、五反田に本社があるIMJ社へ。ぼくとしては、今日のメインイベント、IMJグループの「クリエイティブアワード」の審査会があるのだ。 半年に一度、行われる審査会なのだが、今日で5回目。プロがプロの制作物を評価するという意味で、ぼくが年間に関わるコンテンツの審査とは、一味も二味も違う観点で議論がなされる(写真Click!)。 最新のデザイン傾向と最新の技術が盛り込まれている上に企画がよく、納品されたクライアントの満足が高いことは当然のこととして、実際に一般のユーザーをどこまで引き付けて、利潤に貢献したかという点まで見ていくので、審査過程で残っていく作品は、本当に素晴らしいものだった。 IMJグループを率いる樫野社長(写真)とも話したのだが、今回の作品群を見て、ますます、WEBコンテンツとWEBテクノロジーが、映像コンテンツと融合し、それらが、パソコンだけでなく、ケータイやセットトップボックスでも展開される時間帯に入ってきたという印象。まだまだ、デジタルコミュニケーションの革新は進んでいく。 午後6時、東京校に戻り、通常の仕事を開始。午後7時から小倉教員と井上教員による大学院授業を見学。また午後9時15分から始まった三淵教員の授業も後半を見学。今年は大学院に、2限目も設定したのだが、それが終わるのが午後11時15分。まさに都会の真ん中の校舎だからこそ、有り得る時間設定だね。 その後、校長室に篭って、原稿打ち。乗ってきたので、そのまま午前2時まで、打ち続けたのであった。 |
April 11, 2005
ダイビルでの授業開始!
April 10, 2005
今日は、半分、お休みモード
April 09, 2005
久しぶりのオフの土曜日
April 08, 2005
科学技術振興機構でプレゼン。 新入生、ロスから帰国
April 07, 2005
成田から東京校へ直行
April 06, 2005
一足先に、帰国の途
April 05, 2005
2日目続き・アクティブラーニング研修
2日目、ユニバーサルスタジオへ
April 04, 2005
ロスアンゼルスで、大学の入学式
April 03, 2005
入学式とデジタルフロンティア
April 02, 2005
大阪校の大学院入学式
April 01, 2005
新入生が、秋葉原ダイビルに集合
![]() | 前のプログ日記からの続き。記者会見が終わり、楽屋で、松尾貴史さんと歓談(写真)。とても、ものごしの柔らかい紳士的な方だった。松下先生や本塚さんとも、記念写真を撮り合って、その場は解散となった。 その後、東京国際アニメフェア2005の会場を見てまわる。タカラさんのブースでは、「コミカル・イソッピィ」を全面的にプロモーションされていた。いろいろなブースで、昔の仕事仲間や、卒業生、さらに業界で活躍する院生にも出会えた。 とくに13年前、芸大の院生だった中一太さんと、しばらくぶりに出会えたのは、うれしかった。13年前、ぼくが、まだ日大理工の研究室にいた頃、彼は、自分が描いてきた油絵を、バーチャルリアリティで作った美術館に飾りたいと、ぼくたちを訪ねてきた。それから半年、CGどころか、コンピュータのコの字も知らなかったような彼が、素晴らしいバーチャル美術館を制作し、それを修士制作にしたのだった。 そのことこそ、短期間で集中して勉強できる環境さえあれば、多くの人が、デジタルコンテンツクリエーターになれると確信ができた出来事でもあったのだ。中一さんは、10年にも及ぶ、業界での経験を踏まえて、作家としての作品作りを開始したとのこと。素晴らしいね。 午後2時半、秋葉原ダイビルに着く。今日は、大学の新入生が全員集合して、月曜日からの渡米に関してのミーティング。また、さっそく、受験英語ではない実力を試すために、TOEFL-ITPを受けてもらった(写真Click!)。最初の2年間は、忙しい大学生活になると思うけれど、ぜひ未来の自分のために頑張って欲しいと感じた。 午後6時、八芳園の宴会場へ。デジハリとは、兄弟のような関係にあるデジタルスケープのキックオフ・パーティに出席。もう11期が始まるとのこと。デジタルスケープも今年の秋で、10周年となるわけだ。 お陰様で、デジタルスケープは、この2月10日に、ヘラクレス市場に上場し、業績も順調だ。ということで、今日は、社員の方々との上場記念パーティを兼ねていた。デジタルスケープには、いろいろなところで、デザイナーを経験したデジハリ卒業生たちが、その経験を生かして、社員となっているケースも多い。また、元デジハリスタッフの方も社員となっていたりと、良いつながりを感じたのであった。 本日は、さすが、移動の連続だったので、ちょっと疲れた。ということで、午後10時には、家に戻ったのであった。 |
コミカル・イソッピィ完成披露発表会
![]() | 朝、車でお台場のビックサイトに向かう。今日は、東京国際アニメフェア2005で、タカラモバイルエンタテインメント社とデジハリが産学協同という形で組んで制作した「コミカル・イソッピィ」の完成披露発表会を行うのだ。 「コミカル・イソッピィ」は、世界中、誰でもが知っているイソップ童話をモチーフに、イラストレーターとして世界的に有名な松下進先生(写真右)に描いてもらい、それをデジハリ卒業生のプロジェクトチーム・デジハリDNAが、アニメーションにするというもの。 4分の作品が、全部で26話。これを衛星デジタル放送「モバHO!」の中のTAKARANDチャンネルで毎週放送していくのだ。 11時、楽屋に関係者が集合。今回、アニメーション監督をしたのは、本科の卒業生・本塚浩一さん(写真左)。彼は、小さいときから、松下先生の大ファンとのこと。彼の卒業制作も、まさに松下先生のキャラクターが3Dで動いているような世界観だった。ということで、本塚さんは、「先生のキャラクターをCGアニメーションにできたなんて、夢のようです」と熱く語っていた。 12時半、みんなでステージに上がる。まず、松下進先生、本塚浩一監督、スギヤマ、そして服部慎司プロデューサーがトーク。途中から、この作品の声優を務めたタレントの松尾貴史さん、女優の前田真理さんが、加わり、作品のひとつが上映され、楽しい記者発表となったのだった(写真Click!)。 本日、次のブログ日記に続く! |