プロフィール
プロフィール
杉山知之
デジタルハリウッド 学長
デジタルハリウッド大学 学長
デジタルハリウッド大学院 学長
工学博士
1954年東京都生まれ。
1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年より、MITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年、国際メディア研究財団・主任研究員、93年、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッド設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。
 デジハリ創立10周年となる2004年、開校当初からの念願であった、デジタルコンテンツ専門の「デジタルハリウッド大学院」を開学。同年11月、IT×英語&留学×クリエイティブを学ぶ「デジタルハリウッド大学」が文部科学省認可。学長に就任。2005年4月開学。2008年10月、「コンテンツ学会」副会長に就任。
【委員】
デジタルラジオ推進協会・番組審議会委員 その他、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。
NPO法人 エコロジー・カフェ理事、NPO法人 VIPO(映像産業振興機構)理事。
福岡コンテンツ産業拠点推進会議、マルチメディア放送ビジネスフォーラム、メタバース協会の会長、コンテンツ学会の副会長を務める。
また、毎年、多くのデジタルコンテンツのコンテストの審査員を務めている。
【著書】
「デジタル書斎の知的活用術」(岩波アクティブ新書)
「ポストITは日本が勝つ!」(アスキー出版)
「デジタル・ストリーム・未来のリ・デザイニング」(NTT出版)
「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)
「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)
What's DIGITFUL WORLD
DIGITFUL WORLDとは
DIGITFUL WORLD
音楽がCDになった1982年、人はすべての表現がデジタル化することを進歩とした。 1983年、ファミコンは、コンピュータゲームの飛躍的発展を約束した。 本をCD-ROMしようとしたとき、世界にたくさんのデジタルツールが出現した。 CGは、ビジュアル表現に革命を起こし、映画をアニメを変化させた。 1994年PlayStationは、すべてのゲームを3Dへと導いた。 1995年、インターネットは突如、人々の生活空間とリンクした。
PCのスピードと容量の飛躍的な増大は、写真も映画もあらゆる映像をデジタルで扱うことを当たり前にした。20世紀のメディアの覇者テレビは、それでも最期までアナログだった。しかし2011年、アナログ電波は停止する。人の持つ主要メディアがデジタルになった。これがゴールだったのだろうか?
21世紀、ぼくたちは街で生活をする。デジタル情報はぼくの目には見えない。飛び交うケータイのデジタル情報、GPS信号、商品につけられた電子タグ、街はデジタルで溢れている。その中をぼくは歩く。無数の監視カメラがぼくを捉え、デジタル映像として、ハードディスクに書き込んでいく。一度システムがスタートしてしまえば、人が関わらずともデジタル化は進む。
主要なメディアがデジタルとなり、人の動きもモノの動きもデジタル化できた。しかし、みんなバラバラで、繋がっていない。デジタル化することがゴールじゃない! デジタル化されたからこそ、すべてを有機的にリンクすることが始められるのだ!デジタルコミュニケーションが爆発する世界が見えている。
そう、この世界を、ぼくは、「DIGITFUL WORLD」と呼びたい!今、やっとスタート地点に近づいている。デジタルが本当に人類に役に立つのは、これからなのだ。
DIGITFUL WORLDは、
knowledgeful, useful, wonderful, beautiful, powerful,
そしてsoulful!
知恵を出すときだ!
より良い人類として地球に存在するために!
DIGITAL HOLLYWOOD
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド
日本初の産学協同クリエイター養成スクール。つねに最新の産業界のニーズをキャッチし、カリキュラムに反映。現在、卒業生は4万人以上。ゲーム、映画、CG映像、WEBデザイン、ネットビジネスなど様々なコンテンツ産業で働くデジタルクリエイターを数多く輩出しています。
デジタルハリウッド
デジタルハリウッド大学
IT×英語&留学×クリエイティブを徹底習得。Web、TV、ゲーム、アニメ、映画、出版、音楽、ラジオの業界で国際的に活躍する人材育成を目指す4年制大学。2005年4月開学。
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
業界が生み出す日本唯一のデジタルコンテンツの最高学府となる専門職大学院として、2004年4月に開学。ITとコンテンツの融合が進む、ブロードバンド・ユビキタス社会において、グローバルなフィールドで真価を発揮できる人材育成を主眼としています。
デジタルハリウッド大学院
デジハリ・オンラインスクール(通信講座)
「デジハリ・オンラインスクール」は、グラフィック・DTP・Webデザインを学習いただけるeラーニング/通信講座をご提供しています。スクールに通うことなくインターネットを通じて、教室の授業を自宅で受講!好きな場所から臨場感たっぷりの授業をリアルタイムに受講することができます。
オンラインスクール(通信講座)

September 30, 2004

ガクさんとケンさんのトーク「アメリカ映画業界で働く方法」

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午後7時からは、デジハリ学校説明会スペシャル「アメリカ映画業界で働く方法」 〜夢を実現!ハリウッドCGクリエイターへの道〜というイベントを東京校1階セミナールームで開催。

ゲストは、デジタル・ドメイン社に5年以上在籍して、最新作では「i,Robot」を手がけた多田学(ガク)さん、そしてフリーランスのテクニカルディレクターとして、ハリウッドの映画界で活躍している、Kenneth Ibrahim(ケン)さん。ナビゲーターは、ぼくがやった。

ガクさんは、96年本科卒業ということで、デジハリの代表的卒業生の一人だ。あちらの就職に必ず必要なデモテープの作り方の話、そしてデジタルドメインでかかわった数々の作品の話をしてくれた。

ケンさんは、西海岸で育ったのだが、小さい時、ウルトラマンシリーズが大好きだったそうで、それが高じて日本で英語教師もやったことがあり、その後、日本でアップル社、セガ社、エイリアス社に勤めて、MAYAのスペシャリストになったところから、ハリウッドで、テクニカルディレクターの仕事に就いた方だ。ということで、ケンさんは日本語がペラペラだ。最初の仕事が、PDI社でのシュレックだったとのこと。

ガクさんが、学生からインターン、そして本採用というオーソドックスな流れで、仕事に就いたのに比べて、ケンさんは、シュレックの後は、フリーとなり、プロジェクトごとの契約をしている。とくにケンさんの戦略が面白いところは、映画製作のプロジェクトが困る最後の3ヶ月程度のところで、高いフィーで契約し、スーパーマンのようにプロジェクトチームを助けて、最後のエンドロールにも、きちっと名前を残し、また、次のプロジェクトに行くという、まるで助っ人浪人みたいな仕事のスタイルをとっているところだ。

ニュースとしては、ガクさんが先週でデジタルドメインを辞めた。まあ5年も同じ制作会社というのが珍しいということだ。ガクさんはデジタルドメインに引き止められてきたわけだが、自然が大好きで、自分の子供に自然に触れさせたいということから、あのLoad of the Ringを制作したニュージーランドに本拠地を置くWeta Digitalに移るのだそうだ。ワーキングビザは、たった4日間で出たとのこと。さすが国策でデジタルを盛り上げようとしている国だ。日本も見習いたいよね。ちなみにガクさんの奥様もデジハリ卒業生で、ロスアンゼルスのPixcel EnvyでVFXの仕事をやってきた方だ。じつは会場に来ていた。

一通りの話を聞き終わって、会場からは、質問が続出(写真Click!)。海外で就職するための具体的な質問が多かった。逆に将来、海外で働きたい人という質問では、40人ぐらいの人が手をあげた。実際、デジハリ卒業生で、海外で働いている人は、かなり多いのだ。

9時すぎにイベント終了。お礼も兼ねて、みんなで食事に出た。木曜日の夜だし、その時間から6人が簡単に入れて、ゆっくり話ができるところということで、昔の赤坂東急ホテルの最上階にあるZIPANGUへ。ケンさんの昔の同僚でセガの王さんも参加。王さんは、今、大ヒットゲームムシキングの営業担当で、なんとご自分でも着ぐるみ着て、「クワ王」と名乗って、おはスタにも出演したりしているのだそうだ。

ガクさんの奥さんが、「今日のトークを聞いていたら、アメリカに渡ってCGの仕事をしたいと思った」と発言。思わず「それって、もう自分で実現してるじゃない!」と。初心を思い出したというわけだ。彼女も、子育てが落ち着いたら、また戻ってCGの仕事を続けていくということだった。そんなこんなで、みんなで話で盛り上がって、ワインも5本ほど空けてしまった。午前1時半に解散となった。

  

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デジタルラジオの放送番組審議会へ

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午前9時すぎ大江戸線で赤羽橋へ。ときどき乗る大江戸線だが、本当に深いところを走っている。10時半から東京タワー芝公園スタジオビルにあるデジタルラジオ推進協会で、6回目の番組審議会。昨年から試験放送が始まっているので、制度上、番組審議会が、定期的に番組の内容をチェックするわけだが、市場にまだデジタルラジオの受信機が出てないので、どちらかというと普及に向けての進捗状況を聞くという感じの会だ。

アスキー編集主幹の福岡さんも委員の一人だ。推進協会の理事長は、ニッポン放送社長の亀淵昭信さん(写真)がやっていらっしゃるのだが、ぼくのような世代には、ラジオのパーソナリティで活躍していた亀淵さんの印象が強い。今でもとても親しみのある声だ。

本日は、みんなで、PCカード型のデジタルラジオ受信機を使って、PC画面からのコントロールで、多言語放送や画像付きラジオを聞かせてもらった(写真Click!)。デジタルラジオの普及のシナリオは、明確には描けない段階だが、たぶん、ケータイの中に入っていくことだろう。

午後2時から、校長室で、auのケータイで見られるデジハリからの作品チェック。もう、どんどんケータイで、動画を見ることが始まっているわけだ。

その後、毎年やらせてもらっている週刊アスキー主催のこどもホームページコンテストの2次審査を、校長室に篭って行う。プロが作るような常套手段が無い伸び伸びした作りを見ると、とても新鮮だ。

本日は、夜スペシャルイベントがあるので、もう一本、Blogをあげるぞ!

  
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September 29, 2004

静岡県ホームページグランプリの本審査

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しばらく休みが無いので、ちょっと疲れが溜まってきているので、目が醒めても、そのまま9時まで、横になっていた。

午前中、東京校の校長室で普通に仕事。昨晩、堀江社長とのイベントについてBlogにあげたら、さすがにトラックバックをたくさんいただいた。有り難いね。ついでにアクセス数をチェックしたら、これはトラブル中で、昨日の分がカウントされておらず、ゼロのまま。復旧したときの数字を見てみたいね。

さて、12時10分のひかりで、東京から静岡へ移動。今日は、今年で3回目となる静岡県ホームページグランプリ2004の本審査なのだ。

今年の審査会場は、つい2週間ほど前にオープンしたという静岡市産学交流センター。この施設のパーティションには、県内の檜が使われいて、香りがうれしい。さらに県内のメーカーが開発したというお茶の葉を入れると、お茶の香りを出すというマシンがあった。お茶・アロマテラピーというわけか?

今年は2500近い応募があったとのことで、様々なホームページを見ることができた。すでに各審査員は、それぞれプレの審査をしているので、応募作品について、それぞれの意見を持っている。今日は、各部門賞とグランプリなどの賞を決めるわけだが、当然、立場も専門も異なる審査委員が選ばれているので、ディスカッションは、盛り上がる。いつも思うが、審査会って、審査する人たちが、いかにコミュニケーションをとって、お互いの評価を理解し価値づけるかというところになる。今年も、とても良い審査ができたと思えた。

午後4時すぎのひかりで東京へ。すでに台風の影響で遅れてが出ている。しかし、動きだしてしまえば、1時間で東京まで戻ってこれるので、静岡って近いなという印象。

5時半、そのまま定例のプロデューサー会議に30分遅れて合流。いつものように報告事項も話し合うことも、たくさんある。

午後7時半、会議も終わり、大学院の授業に顔を出す。今日は、ドラマ、映画、芝居のプロデューサーをやっている木村元子教員が、演出家の岡村貴也さんを招いて、演劇が、細かい収支も含めて、どのように成り立っているのか、東京にある実際に演劇が行われている小劇場での実例を通じて教えていた。なんか聞いていると演劇をプロデュースしたいという気になる授業だった。大学院の授業は、ほんと面白い!
  
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September 28, 2004

デジハリに、livedoor堀江社長、登場!

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午前11時、来週のシンポジウムに、出版業界代表という感じで来ていただく筑摩書房専務で電子出版のパブリッシングリンク代表の松田哲夫さんを訪問。シンポジウムの件だけでなく、現在の出版を取り巻く状況について、いろいろお話をきいた。

お昼すぎ、新宿へ行き、ちょっと世間を騒がせてしまったCITIBANKで、いろいろ手続き。午後1時となり、目の前にあった中村屋で名物のインドカレーを食べる。スパイスが効いていながら上品な味。このままもっともっと辛いと、ぼくとしては、うれしいのだけど。

午後2時から、JETROからの特区で作った大学院という切り口で、取材を受ける。取材を受けると良いことは、取材者の質問に導かれて、自分たちがやってきたことを、もう一度、整理して考えられるところかもしれない。

午後4時、秋本科の自己推薦の方の最終面接。本日は2名。ふたりとも女性だった。今度の日曜日、秋本科の入学式。ということで、ギリギリの面接だった。

午後6時半、本日の「ブログ会談2004」のために、堀江社長が、デジハリにやってきた。小さな校長室で、アスキー福岡編集主幹と堀江社長とぼくで、本日の打ち合わせということになったのだが、堀江社長は、この前、出張してきたイギリスで、またも新しいものを見つけたようだった。ビジネスのアイデアが止まらないという感じだ。

7時ちょっと過ぎ、東京校一階セミナールームへ。さすがに会場は満席(写真Click!)福岡さんが司会で、「ブログ会談2004」は、始まったのだった。ほぼ2時間近く、いろいろなBlogについて、いろいろな話を聞くことができた。ぼくもむしろ質問者になっていた。不老不死の話で、分散型人工心臓についての話題は面白かった。たぶん堀江さんは、200歳まで生きるつもりだと思う。

会場からも、活発に質問が出たが、ある女性が、「テレビなどで見ると、もっと怖い印象だったけれど、生の堀江社長は、とても柔らかく、ファンになりました」とコメント。確かに、ぼくも、そう感じた。ここのところ、マスコミでは過激な発言ばかり取り上げられる堀江さんだが、どうしてもイメージって、メディアにより操作されて作られてしまいがちになるもんだね。9時半ぐらいに終了。

さて、いよいよ明日9月23日から発売している「永遠のともだち」だが、どこで、映像が見られるかという方が多い。じつは、このCDを買って、ネットに繋がっているパソコンに入れると、そこで認証されて、なんと小野君が制作したCGアニメーションがフルに見れるサイトへ、アクセスできるという仕掛けとのこと。つまり、買った人なら、感動のフルCGプロモーションビデオが見られるということだ。この事は、CDを買っても、そんな事は一言も記載されていないので、まず、わからないとのこと。Fairlifeの公式サイトにその説明がある。試して見てくれ。

  
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September 27, 2004

東京に戻り、溜まった仕事に向かう

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朝、大阪を出て、のぞみで東京へ。東海道新幹線については、ぜひ100V電源とネット環境を整備してもらいたいものだ。時速300Kmで走られてしまうと、AirH"の電波は途切れないのだが、データの受送信が、ほとんど行われなくなってしまう。

午後2時着。東京駅近くでミーティングがあるので、東京校に戻らず、丸ビルにある21cクラブで、電源とネットを借りて、いつものように仕事を開始。ちょうど良い時間調整になる。

午後3時から、来週の月曜日に迫ったシンポジウムの第一部にパネラーとして来ていただくトーマツの藤本貴子さんとミーティングした。監査法人の立場から配信について研究調査している方で、もうすぐ本が出版されるそうだ。

午後4時半、東京校に戻ってから、兄弟のような会社のIMJ社の社内コンテストであるIMJクリエーティブアワードの審査の続きをやる。プロが仕事で制作したサイトを評価するのだから、かなり気合がいるのだ。5時間、集中してやって終了(写真)。

午後9時半、大学設立申請チームで、学校法人審議会からの意見についての対応した状況を、ひとつづつチェックしていく(写真Click!)。すでにかなりの作業をやってきているので、チームの疲れも目立つようになってきたが、少し先が見えてきた感じだ。

明日、10周年記念オープンカレッジで、livedoorの堀江社長に来てもらって、「ブログ会談2004」をやるのだが、司会をやるアスキーの福岡さんも、野球の話題に触れないわけにはいかないねと、メールで3人でやりとり。もう予約が満杯で、当日に来ていただいても狭い東京校には入れないので、よろしく!

  
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September 26, 2004

大阪校で、授業

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午前中、博多から大阪へ、のぞみで移動。今日は、大阪校で、デジタルメディア概論の授業だ。

大阪駅からデジハリ大阪校の近くまでは、ずっと地下街を歩いていけるのだが、そこを歩くと、あらゆる店がある。ぼくが大阪に来たと実感する時だ。

午後3時から、本科の自己推薦の方と面接。午後4時から、昨日の福岡と同じ内容のデジタルメディア概論をやる(写真Click!)。今日は3時間15分かかってしまった。

午後7時半から、大阪工業大学情報メディア学科の小堀先生と近畿大学電子システム情報工学科の辻合先生が、大阪校にいらして、NICOGRAPHへのCG作品応募についてミーティングをした。ちょうど、大阪校の秋本科生の卒業制作を、受講生と共に見る予定だったので、先生方にも、いっしょに見ていただいた。1年間の成果として、非常に高く評価していただいた。うれしいね。

さて、集まった秋本科卒業生8人、ひとりひとりに修了証を渡して、記念撮影(写真)。その後、セミナールームで、ビールで乾杯して、歓談した。ここ数年、大阪校の作品は、ストリーや構成がしっかりしていて、見ていて納得できる作品が多い。ピクサーのジョン・ラセター監督が「すべては、ストリーテリングのためにある」と講演されていたことを思い出す。

さて、デジタル系のコンテストの締め切りは、毎年、秋が多い。そういう意味では、9月末に卒業制作が終わる秋本科生には、たくさんチャンスがある。ぜひ、いろいろなコンテストにチャレンジしてもらいたいね。

夜10時半、大阪校プロデューサー関さんと、お馴染みの橙々屋さんで、軽く夕食。0時にビジネスホテルへチェックインしたのだった。

  
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September 25, 2004

NHK福岡で授業と卒業制作発表会

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朝、メールチェックなどをしながら、BS放送で、ヤンキースの試合を見る。松井が4番でホームラン。途中、イチローの打席が来ると、マリナーズの試合に切り替わる。順調にヒットを重ねる。大リーグの中でもトップレベルで活躍する二人は、本当に凄いとつくづく感心してしまう。

福岡の定宿は、HOTEL IL PALAZZO。このホテル、ぼくの好きな建築家アルド・ロッシと、数々のレストラン内装でカリスマ的なインテリアデザイナーとなった内田繁の作品。何度泊まっても飽きないし、ビジネスホテルのような宿泊代で、うれしい。

本日の福岡校の講義は、デジタルストリームVOL.16というイベントの中に位置づけられているので、なんとNHK福岡放送局の一番大きなスタジオを借りての講義となる。午後1時から、いつものように3時間強のデジタルメディア概論の授業。福岡校のスタッフたち(写真)が、現場のセッティングを朝からやっていてくれた。

午後4時半からは、本日のメインイベントの卒業制作発表会。2003年の秋本科のCGアニメーションの作品と、総合プロコースのWEBデザインの作品を見た。発表者の方々は、大勢の方々が見るステージの上で少し緊張しているようだった(写真Click!)。コメンテーターは、福岡に本社があるインターネットコンサルティング会社ペンシルの覚田社長が、ぼくといっしょにやってくれた。さすがというコメントが多くて、ぼくも勉強になった。

午後9時、後片付けをして、スタッフと共に福岡校へ。その後、打ち上げ。みんなのリクエストで、しゃぶしゃぶを食べることになった。ぼくとしては、久しぶりに牛肉と豚肉を食べることになったのだった。

ところで、9月23日発売となった「永遠のともだち」、なんとオリコンで4位とのこと。でも、音楽だけでなく、ミュージックビデオとして、この作品は味わってもらいたいと思うのである。
  
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September 24, 2004

A&Vフェスタ2004で講演、そして福岡へ

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朝9時半、定例の取締役会。終わって、そのまま横浜へ。横浜駅からみなとみらい線に乗って、神奈川県庁へ。

午後1時という約束から遅れてしまったが、FISCが地元神奈川とどのように協力体制を作っていける可能性ががあるかというミーティング。FISCは、簡単にいえば映像制作の拠点を都心に近いところに作ろうという計画。例えば、日本では、爆破シーンを撮るだけで、ロケ地選定にも苦労するし、大型のモーションカメラが動かせるようなスタジオも確保が難しいのだ。こんなに映像コンテンツの需要が高まっているのだから、場を増やしていく必要があるわけだ。また、プロだけでなく広くアマチュアや教育にも開放されたものにしたいという計画も入っており、それに共鳴して、ぼくも協力している。

午後2時半、横浜市内を移動し、そのままパシフィコ横浜で開催されているA&Vフェスタ2004へ。このイベントに、オーディオ・ヴィジュアルのメーカーに混じって文教大学情報学部も参加していて、そこの高田哲雄教授が「デジタル・コンテンツ教育をめざして」というフォーラムを開催。その2日目、ぼくが「日本のコンテンツ産業と専門教育」というタイトルで講演をさせてもらった。

午後4時すぎ、講演が終わり、ざっと会場を視察。ぼくはオーディオ評論を長くやってきたので、良く知っているものも多かったのだが、ここでも、最近、欲しいと思っている正12面体の無指向性スピーカー(写真)が多数、紹介されていた。

全体的にいえば、さらに大型で高精細度になったディスプレイとプロジェクター、そして、なんと言ってもモーターショーかと思うほど、たくさんの車が持ち込まれていて、各社がいろいろに、車内でのオーディオ・ヴィジュアルを提案。とにかく音だけでなく、車にたくさんのディスプレイを持ち込む提案が多かった(写真Click!)。ネットにつながりっぱなしで走る近未来の車。この世界は、まだまだ始まったばかりだね。

そのままタクシーで、羽田へ。湾岸線をスムースに移動したら、なんと20分で到着。乗れないと思っていた5時半発のフライトに、ぎりぎり間に合ってしまった。ただし、セキュリティでは、たいへん。機材も多いし、体に付けている金属片も多くて、毛局、スニーカーまでX線を通る。

午後7時、福岡着。そのまま地下鉄に乗って天神へ。IMSにある福岡校へは、地下街から、そのまま入れてしまう。便利だ。教室を見て、受講生の人達と楽しく会話。

午後8時半、ちょうど、モバイルコンテンツのプロモーションで福岡入りしているMTV JAPANの方々4人と福岡校スタッフとぼくで、楽しく食事。MTV JAPANとしても、どんどんモバイルでのビジネスが広がっているとのこと。確かに、もうすぐ、ケータイで、ミュージック・ビデオを見ることは確実。そのときMTVのコンテンツは、とても魅力的だよね。ということで、0時にホテルへチェックイン。ちょっと忙しい一日だった。
  
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September 23, 2004

A.D.10 東京校で秋本科卒業制作展

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今日は、東京校は、秋本科の卒業制作展をやった。「A.D.10」という卒展のタイトルは、デジタルハリウッド設立10年ということで、After Digital Hollywoodというところから来ている。

午後1時のCGアニメーションの発表、午後3時からのWEB系の発表があり、東京校セミナールームであった(写真)。

どちらの発表も、祝日にも関わらず、多くの業界人が求人のために来てくれていた。発表後は、さっそくギャラリーで、卒業生側と業界人がコンタクトが、とても熱心に始まっていた。こういう光景(写真Click!)は、とてもデジハリらしいところだ。

途中、VR研究の第一人者でもある東工大の中嶋正之教授が、芸術科学学会の件でデジハリに初めていらした。卒展の様子も見てもらえたので、うれしかった。

午後5時半から、秋本科卒業生、ひとりひとりに修了証を渡した。午後6時半、韓国アニメーション高校の副学長が、講師の方々と学生を連れて、東京校を訪問された。

韓国アニメーション高校は、韓国政府が300億ウォンを出して、2000年に設立された高校で、漫画制作、アニメーション、映像演出、コンピューターゲーム製作の4つの専攻分野を持っていて、それぞれの定員が25人という非常に専門特化した教育内容を持つ高校だ。日本だったら、4つをいっしょにして、ひとつの専攻を作ってしまうだろう。

毎年、10倍ぐらいの倍率ということだが、入試は、漫画、アニメーション専攻ではドローイング、映像演出専攻では絵コンテにシナリオ、コンピューターゲーム製作専攻では、C言語実技テストだというのだから、驚く! 中学までで、それぞれの素養を磨いておかなくてはならない入試を突破できないというわけだ。

ということで、卒業生のレベルが高く、そのまま韓国内の大学では、満足できないという声が大きいので、今年は、アメリカ、カナダ、日本の大学を、彼らの高校からの進学先として、直接見て回っているとのこと。素晴らしい熱意だ。有り難いことに、日本であれば、誰に聞いてもデジハリが良いという推薦があるとのことで、ぜひ、デジタルハリウッド大学と、韓国アニメーション高校のパイプを作りたいとのことだった。うれしいね。

  
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September 22, 2004

第13回 ITS-PLAZAで講演

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午前は普通に部屋で仕事。午後1時、半蔵門にある東條インペリアルパレスへ。今日は、ここで、第13回ITS-PLAZAが行われるのだ。

母体のITS JAPANは、全自動車メーカーや電気メーカーなどが参加して、将来のインテリジェント化された交通システムの確立に向けて、いろいろな活動を行っている団体である。

ITS-PLAZAは、ITS(高度道路交通システム)に関連する新しい技術やビジネスを発表する場で、いろいろなベンチャーの方々が、プレゼンをする。ぼくは、ITS JAPANがやっているIT&Tビジネス研究会の委員で、ITS-PLAZAに進む前のプレゼンを受けたり、経営者の方と面接をしたり、相談を受けたりしている。

今回、デジハリ10周年と大学院設立ということもあり、事務局が、ぼくに基調講演のチャンスを与えてくれたので、まず、午後1時半から講演をさせてもらった。その後は、5件のアイデア発表を聞いた。

今回は、初めて大学からの発表ということで、島根大学の田中章司郎先生が参加された。例えば、「前方5キロ以内で、本日、一番安いガソリンスタンドは?」というようなことが、実現できるデータベースの設計や管理について、かなり詳細な提案があった。日々変化する情報と位置情報が繋がれば、生活者にとって利点があるのは、あきらかだ。実際の採用が始まるといいね。

アメリカのワシントンからもCOMWAREというベンチャーが参加したのだが、この発表は、前も聞いたのだけど、すぐには信じられないぐらい凄い話だ。ひとつは、SensiBeamというアンテナ関連技術。簡単に言えば、レーザーのように電波の焦点を合わせられるような処理で、電波干渉が基地局で18〜24dB、ケータイで6〜10dBも改善。電波がカバーするエリアは、3〜6倍。ネットワークキャパシティは、2〜4倍にもなるというものだ。なんといっても売りは、キャリアの基地局設備コストが、半減するという部分だ。本当なら、投資したほうが良い。

もうひとつの彼らの技術は、Mach-3Gというもので、これを基地局とケータイに入れれば、これまでのシステムをほぼ変更することなく、例えばKDDIのWIN端末のようなCDMA-2000で20Mbps、WCDMAで8Mbpsも出るというものだ。内容は特許出願技術となっているので、技術の中身の説明は無かったのだが、信号圧縮技術ではないというのだ。これについては、プロトタイプが完成しているとのこと。本当なら、ケータイやカーナビで、ハイビジョン放送も軽々見えるぞ!技術屋としては、測定を目の前で見たいところだが、VCや商社も注目しているらしい。

いくつかの発表の後、IT&Tビジネス研究会委員長の東大生研の橋本秀紀助教授(写真)が、総評。この先生は、本当にイイ先生で、いっしょに飲むと楽しいのだ。

さて、5時半からは、懇親会。やはりワシントンから来たCOMWAREのサマーロック社長と藤井取締役(写真Click!)に注目が集まっていた。二人ともMBAホルダー、いかにもアーリーステージのベンチャーという感じの二人。ぜひ成功してもらいたいな。

さて、いよいよ明日9月23日から「永遠のともだち」が発売される。ということで、本日あたりから、テレビで、小野修くんが監督したフルCGビデオクリップが流れ始めているらしい。デジハリのFairlife応援サイトで見てね!

  
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September 21, 2004

オープンカレッジでSIGGRAPH2004の報告をした!

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3時から、月に一度、日経新聞に挟み込まれるという「日経4946File」の取材。ぼくの経歴や大学院の様子について、話させていただいた。掲載は11月らしい。

午後4時半から、SIGGRAPH2004の報告ということで、大学院講師の小倉以索先生(写真)とオープンカレッジをやった。二人で、楽しく今年のSIGGRAPHについて話をした。ほとんどの参加者がCG系の受講生の方々だったので、質問は、かなり専門的だった(写真Click!)。

午後9時すぎからは、デジタルハリウッド大学院の第一回シンポジウムデジ☆フェスの詳細な打ち合わせを、このシンポジウムを企画運営している院生チームとやった。院生といえど、みんなプロなので、面白いことになりそうだ。

  
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今日の一冊

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朝10時から、定例の大学院教員会議。どの先生方も、もっと内容を良いものにして行こうと活発な議論となる。どの先生も院生たちのモチベーションの高さについては言及されており、それが教員側のモチベーションアップにもなっていると感じた。

さて、会議に出席された小林英愛教授から、最近、監修されたというワインに関する本を頂いた。小林教授は、まさに実業家中の実業家という感じで、50社もの会社の代表をやった上に、ワインやシガーについても、趣味を超えてプロになってしまった方だ。ワインについては、フランスに畑を持っていらっしゃるし、カリフォルニアでもワイナリーを持っているので、そちらでも業界人となっているわけだ。

その小林教授が、監修したのが、もっと誰にでもわかりやすくワインの世界を紹介していこうというコンセプトでまとめられた実践!ワイン講座だ。中もオールカラー(写真Click!)で、写真や図も多く、最近の中学校や高校の教科書のような、ある種のわかりやすさがある。どうしても薀蓄を語る系になりやすいワインの本だが、この本は、とても親しみやすい。版形も大きくてオールカラーの本なのに、1900円で、どうやって作ったのだろう?と印刷や出版のことを、少し知っている身としては、不思議だ。

読んでいくと、実際に740ものワイナリーを訪ねてレポートしていることなので、説得力がある。そのとき撮った職人さんのスナップなどが、とてもイイ味を出している。ぼくもワインが好きだけれど、なんだかスタンダードな知識がないので、つい同じようなものばかり飲んでいるのだけれど、この本を読むと、まさに実践して、いろいろ飲んでみたくなってしまった。


  
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September 20, 2004

新番組「やぐちひとり」記者発表!が東京校で!

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午後9時、東京校セミナールームは、80人ほどの報道陣の方々が詰め掛けていた。なんと、テレビ朝日で10月5日24:15から始まる「やぐちひとり」という新番組の発表記者会見だったのだ(写真Click!)。大学院で映像演出を教える山本教授が番組に関係していることから、こういう事体になったのだ。

エンターテインメント情報番組ということで始まる「やぐちひとり」、パーソナリティは、モー娘の矢口真里さんと劇団ひとりさんだ。そして、この番組のエキストラには、デジタルハリウッド大学院の院生が出演してしまう。なんという現場教育なのだろうか!

記者会見後、さっそく第一回目の収録が、デジハリ東京校内のある場所で始まった。ぼくの隣の部屋は、楽屋となり、3階セミナールームは、撮影機材の置き場に。多くの院生たちが、収録現場を見守った。こんな機会があるなんて、本当に有り難いことである。ぜひ、番組が成功するように、陰ながら、ぼくたちデジハリも応援させてもらおう!

  
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祝日でも会議は招集されるのだ!

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今日は祝日ということだが、休めないのが、デジハリライフ。一昨日からの続きで、午前中からWEBサイトの審査を続行。

ブランチということで、御茶ノ水駅前のPRONTOへ。東京校は、たまたま、Starbacksが斜め前、目の前がドトールが展開するExcelsior Caffeということで、PRONTOに縁がなかったのだが、昨年、プロゼミでPRONTOのWEBサイトを受講生がやらせてもらい、さらにそれが縁で、実際のリニューアルもデジハリ卒業生でやった。そこで、ぼくも通ってみた。

で、スパゲッティー類がおいしいことに気付いた。とくにこの夏、ずっと真夏日が続いているわけだが、冷やしたトマトのスパゲッティを、食べ続けた。今日も食べた。契約農家で作られるトマトが、まるでフルーツのような香りなのだ。これにタバスコとオリーブオイルをかえて食べると美味しいのだ!

午後1時からは、大学設立申請関係の会議。みな、それぞれ進捗を報告するのだが、誰もいない4階の事務室で、コツコツと作業は続いているのである(写真Click!)。

午後5時、新宿で、その昔のデジハリ講師の方や、卒業生の方々、そして、ぼくの音楽友達と会食。場所は、なぜか新宿NSビルだったのだけど、信じられないほど、寂れていた。でも空いていたというか貸切状態で、とても楽しい時を過ごせたのであった。

そして、東京校にとんぼ返りした!

  
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September 19, 2004

大学院入試と本科入試

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午前11時から、今年度第二回目の大学院の入試。ぼくは、自己プレゼンテーションの面接官をやる。後半は、ユビキタスマンとして、コンテンツの世界で知られている川井先生(写真)も面接官をやった。

東京校では、今日、秋本科の入試もあり、もちろん、通常の日曜日のクラスもあるので、スタッフは、みんな、忙しそうだ。夜は、総合プロコースのクラスが集まって、企業の要請で行うプロゼミに関しての説明会まであった。

今回の大学院の受験者の方々は、IT関連企業の方が多かった。コンテンツの応用範囲は、すべての産業界にあるので、もっと、いろいろな産業界や専門を持っている方も、この世界に夢を見て欲しいなと、今日の試験結果のまとめをスタッフと行いながら思ったのであった(写真Click!)。

ここのところ、忙しくて校長室が、めちゃくちゃになっている。イイ機会なので、機材を動かして、レイアウト変更と電源の配線をやり直す。部屋には、重い機材が多いので、移動もたいへん。

帰りの電車の中で、雑誌AERAの吊り広告に「B級カルチェ・ラタン 高円寺」というタイトルを発見。さっそく高円寺駅のキオスクで買って、それを読みながら、最近、気に入っている高円寺の韓国料理屋で、夕食を食べる。記事の内容には、ほぼ賛成だけど、カルチェ・ラタンっていう言葉で、今の人達にイメージが共有できるのかなと、ちょっと引っかかったのだった。

  
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September 18, 2004

浜田省吾らのFairlife・第一弾シングル「永遠のともだち」!

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土曜日、午前0時から告知解禁となったあるプロジェクトを紹介したい。それは、浜田省吾さんが、最近、新しい活動スタイルとして立ち上げた「Fairlife」プロジェクトについてだ。

Fairlifeは、2004年1月、浜田省吾氏が長年のパートナーでもあるサウンド・プロデューサー水谷公生氏と新進の女流作家 春嵐氏と共にスタートさせた音楽プロジェクト。

記念すべき第一弾 シングル「永遠のともだち」は、ゲストヴォーカルにポルノグラフィティの岡野昭仁氏を迎えている。岡野さんって歌、素晴らしく巧いよね。この作品の印税収入は、「J.S.Foundation」という民間ボランティア団体を通じて、「国境なき医師団」、「ピースウィンズジャパン」などにすべて寄付される!

そして、この話を聞いて、スギヤマスタイルではサクサク氏として知られるデジタルハリウッド大学院教授で、デジタルハリウッド取締役でもある櫻井孝昌が初のCG映像プロデュースをかって出た。となれば、もちろん、監督は、デジハリ卒業生で新進気鋭のCG作家・小野修くんだ。またも、小野くん、イイ味だしてるよ(写真Click!)。

子供達の視点で環境破壊や戦争に異議を唱える「永遠のともだち」のコンセプト、これをフルCGアニメーションで表現したビデオクリップは、すでに業界では、かなり話題となっており、浜省さんも、完成した映像を見たときは、涙が出そうになってしまったとも聞いている。

ビデオクリップの制作については、ぜひデジハリのFairlife応援サイトで見てくれ!

さて、土曜日は、いつものように10時からの大学院ゼミ。予定を超えて3時間ほど議論。午後は、大学の講師をお願いしえいる先生方数名とミーティング。夜8時過ぎ、大学院の第一回のシンポジウムの件で、パネルをやってくれる吉村先生と打ち合わせ。10月4日は、楽しみだ!


  
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September 17, 2004

Digital Creators Conpetition 2004

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本日、2本目のBlog。

午後1時半から、デジタルコンテンツ協会の方々とデジタルクリエーターズコンペティションについての打ち合わせ。

このコンペティションは、なんと経済産業省が直々に主催者となって、国の予算で、新人クリエーターの発掘をやろうというものだ。どこまでが、新人と判断するかというところが、企画側や審査側では、ちょっと難しいところもあるのだが、とにかく、まだ、世に認知が十分でないプロのクリエーターも含め、もちろん学生も含めて、応募できるコンペティションなのだ。

コンペティションで選ばれた後に、いろいろな形で、そのクリエーターをバックアップするプログラムが用意されているところが、単なるコンテストと異なるところだ。できれば、このような事業から、スタークリエーターが育って欲しいという願いがあるというわけだ。

賞としては、スキージャンプペアの真島氏も頂いた「金の翼」賞という、これまでのデジタルコンテンツグランプリでの賞が継承される。こういう風に発展的に、賞が継承されていくことは、たいへん良いことだと思う。

9月8日から、作品の応募を開始しているが、まだ、応募は少ないと事務局側は心配しているが、10月29日必着で、今から作品が集まるはずもない。まだまだ準備期間はある。ぜひ、自分が新人クリエーターであると思う方は、作品を応募して欲しい!

さて、午後2時半から、大学院の運営会議、午後5時半からは、大学設立申請の会議と、けっこう集中力がいる会議をやり、午後7時からは、またも校長室に篭る。実は、秋は、たくさんのコンテストの審査員を引き受けている。ホームページ系のコンテストでは、審査会を行う前に、各自、事前にサイトを実際に訪ねて予備審査を行って、エクセルの審査票で採点をしておくことが義務付けられているのが普通だ。ということで、相当の時間が審査にかかるのだ。だって、最近のWebサイトは、本当に内容が充実しているからね。コンテンツ制作にかける熱意って、ヒシヒシと感じるものだね。ということで、本日も終電だ!

  
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変貌していく秋葉原

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起きたら9時20分、10時に秋葉原のダイビル集合なので、家を飛び出た。10時すぎからダイビルを見学。天井が2.8mあるので、デジハリのようにプロジェクターとスクリーンで授業を進めるクラスには、有り難い。その後、内装、空調などについて鹿島建設と打ち合わせを行った。

それにしても、秋葉原は、本当に姿を変えつつある。複雑な動線で、昭和30年代みたいな雰囲気を残していた駅構内も、今、どんどんリニューアルしつつある。ダイビルから覗くと、駅の北東の再開発も始まっていた(写真Click!)。全部が終わる数年後には、秋葉原は、電気街というベースを残しながらも、ビジネス街としての顔や夜の繁華街としての顔を付け加えていくのかもしれない。

今日は、夜、もう1本、Blogを上げる予定。

  
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September 16, 2004

Ice Venti Soy Coco

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朝、はなまるでココアの新しい効能として、肌によくて染みがとれるというのを紹介していた。ぼくは、小学校の頃、VAN HOUTENのココアが好きだった。大人になっても時々は飲んでいたが、例のみのもんたさんの番組で、ココアが健康食品としてクローズアップされてからは、けっこう飲んでいる。はなまるでは、ココアを豆乳で作るというのがお薦めだった。

そのレシピは、デジハリ東京校では、かなり前から、はやっている。すぐ斜め前のスターバックスでは、ぼくがカウンターの前に立つだけで、そのオーダーが入ってしまうことがあるぐらいだ。

でもスタバのアルバイト新人君には、こう言うのだ「アイス・ベンティ・ソイ・ココ・ウィズ・アイス」と! このコールは全国統一なので、どこのスタバでもだいじょうぶだ。アイスなのに、ココアの場合は、必ず氷を入れますか?と聞くことになっているとのことで、二重のようでも、最後にウィズ・アイスと付け足すのだ。

この呼び方は、最初にスタバで好きになったのが、スターバックスラテのアイスで、大きさはトールで、それを、こちらが言うと、彼らが「アイス・トール・ラテ」とコールするので、そのルールを覚えたのであった。この言い方をすると、まずオーダー間違いが起こらなくなるところが、いいのだ。

午後1時から、大学設立申請系の会議。午後3時からは、ぼくの真面目な写真を撮るということで、カメラマンの三浦さん(写真Click!)が来てくれて、教室を簡易スタジオにして撮影となった。ここ2年間ぐらいの写真は、どれも派手なファッションで、新聞などの媒体に適さないというわけだ。そして真面目な顔をしているものは、もう5年ぐらい前のものになってしまっているので、今日の取り直しとなった。

再三、メディア企画室の井出さんが、大きく微笑んでと声をかけてくれるのだけど、どうしても、心から微笑めない。ここのところ、子供や夫婦とか、とにかく、あまりにも殺人が多すぎる。ロシアでの旅客機爆破と、学校でのテロ。まだ続くイラクでの戦い。辛すぎる! 殺人や破壊でなく、他人と関わって、何かの創造物を作る素晴らしさ。ぼくは、それを伝えたいのだ。だからデジハリを続けていくわけだ。なんて思いつつ、撮影は衣装や場所を変えて3時間続いたのだった。

夜7時からやっと落ち着いて、いつものようにPCに向かって仕事。今日は午前0時にはあがるつもりだ。

  
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September 15, 2004

水曜日は会議DAY

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昼12時から大学系会議。ロスアンゼルスで予定している入学式の詳細について話し合う。夜学があるデジハリのオペレーションでは、お昼からの会議って、普通の会社の朝一の会議という感じかもしれない。

午後4時、大学設立申請関係の会議。進捗のみ確認。午後5時から、毎週やっているプロデューサー会議。藤本社長、なぜか今日は、豊天横丁のジャージーを着用。お似合いなところが、うれしいね。

午後7時半、会議が終わって、セミナールームへ。本日は外部イベントでセミナールームを使っていただいているのだが、それが、Blog HacksというBlogツールをいろいろと料理して、APIとの合わせ技などで、もっと便利に面白く、実利もあるように使い倒してみようという本の出版記念イベント。まさにオライリー・ジャパンならではの出版物だ。

この筆者の方々が来て、いろいろな使い方を公開してくれたのだが、最近のWEBプログラミングを理解している人じゃないと、そのまま内容がスラスラわからないレベルの話なのだが、会場は、満席。次々と遅れて参加する人達のために椅子が追加されていった。とくにアフィリエイト関係の高度な合わせ技が、とても受けていた。会場に漂うハッキングのコミュニティ感が、なんとも、ぼくには、懐かしい居心地の良さだった(写真Click!)。

  
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September 14, 2004

夜は、初めてXEX ATAGOへ

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午後6時から、マレーシアで金融系の仕事をしている知人が、デジハリを訪問。ぼくたちのやっていることを紹介して、学内を見学してもらった後、会食という運びとなった。

場所は、愛宕グリーンヒルズ森タワー42階。XEX代官山で大成功したサルバトーレ・クオモ兄弟の2店目としてSalvatore Cuomo Bros.は、マスコミでも大きく取り上げられていたので、ぼくも雑誌などからは知っていたけれど、今日まで、まったく縁がなかった。

火曜日なのに、満席。開店が2001年9月というから、人気店のままなのだと感心。予想どおり外人グループ、おじさんたち、少し年齢が高めのカップルというお客様たち。オープンキッチン(写真)が見える席で、ちょっと楽しい。窓の外は、お隣さんという距離で東京タワーが見えて、確かに夜景はきれいだった。

スーパータスカンを飲んで饒舌になったところで、みんなで将来の夢などを語り午後10時半に解散となった(写真Click!)。

  
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日大理工学部長・小嶋勝衛先生を訪ねる

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午前10時、決議事項があったので、社内会議に出席。10分ほどで終わって、そのまま通常に仕事開始。

午後2時、ぼくの母校でもあり、最初の勤務先でもある日本大学理工学部へ。デジハリと同じ神田駿河台という地区にあるので、実際のところ歩いてすぐだ。

ぼくの出身研究室が今でもある理工学部5号館(写真)の3階に学部長室がある。ここで、小嶋先生から、日本の戦後の工学部系大学が、アメリカの指導により、まとめられていった状況。その中で、一般教養が、どのように位置付けられていったかということについて詳しく教えていただいた。

工学部系大学のように大学での専攻と職業が重なることが当然と思われる場で、大きく一般教養の在り方が、問われている現実は、多かれ少なかれ、ほとんどの大学で、在るとのこと。悩んでいるのは、デジハリだけではないわけだ。

午後4時半、火曜日なので、オープンカレッジだ。今日のゲスト講師は、なんと、あのツカサのウィークリーマンションと節がついて歌えてしまうCMにも長年、自ら出演されている川又三智彦代表。どんな話になるのだろうか?

川又代表の講演は、予想とは違っていた。まず10年以上、ビデオで自分の行動のすべてを記録しているのだそうだ。朝起きて、見た夢のことを自分の顔を撮影しながら録画というところから始まって、一日のすべてをポイントごとに撮影、そして時間を見つけて、そのビデオを見て、その中から重要なことを、パソコンに何時何分、何をして何を考えたというような感じで、記録していくとのこと。この方法で、ふとしたアイデアが忘れられずに、次の事業展開につなり、今のツカサグループの発展につながったというわけだ。

また、ネットを使って、ニュースのヘッドラインを集めていらっしゃって、そのラインを時系列で追っていくことにより、背後に隠れている政府や大企業の意図を読み取っていくのだそうだ。その流れから2007〜2008年に、日本の財政破綻を予想されていた。

さらに「夢がなぜ実現するか?」ということについて、なんと最新の量子力学の研究成果を利用して、明確に説明をされていた(写真Click!)。いや、凄かった。
  
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September 13, 2004

アクティブラーニングを受ける!

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12時から、大学設立関係の会議。珍しく藤本さんが、ネクタイ姿。青年社長という感じだね。

午後3時、昼食は、エチオピアへ。ここ、今でこそ、全国的にも有名だし、エチオピアのレトルトが食品メーカーから発売されているぐらいメジャー。でも開業は、昭和63年。ぼくは日本に戻った1990年から、ずっと通っている。

まず自動食券販売機を前に立つので、この時点で、初めての人は大した店ではないと思い込みそうだけど、イイ意味で裏切られる。藤本さんは、すでにエチオピアの最大の辛さ70倍をおいしいと言ってクリアしてしまっているが、さすがに70倍はお薦めできない。しかし、自分が挑戦できる最大限の辛さを試したほうが、エチオピアの真髄が伝わるような気がする。ぼくは、かなり辛さには強いほうだが、30倍でギリギリだった。ということで、自分の体調で、辛さは決めているが、10倍から20倍の間で頼んでいる。

最近の一番気に入っている組み合わせは、野菜カレー15倍でライスは半分にしてもらい、セットで、豆サラダと水出しアイスコーヒーというものだ。ライスを半分にすれば、ルーたっぷりという感じになるし、豆サラダで蛋白質も取り、食後のコーヒーも、時間をかけて水出しした、ちょっとほろ苦い、とても良いお味。かなり満足。

夕方、秋葉原へ部品を探しに。もう少年時代に戻って、パーツ屋さんを探したのだけど、見つからない。諦めかけたところで、昔から通っていた木村無線で、無事、発見。何を探していたかと言えば、アメリカ製のヒューズホルダー。

午後7時からは、大学院羽根教授による「アクティブラーニング」の授業。これは、大学院生の全員が受けていて、さらに外部の方も加わるユニークな授業形式。月1度のペースなので、ぼくもなるべく受講者として出席することにしている(写真Click!)。

本日、とくに印象的だったのは、すでに頭の中に在るものからしか、発想しなくなる傾向が強いという自分の脳に、いかに新しい発想をさせるかという具体的方法。羽根先生のやり方の素晴らしいところは、言われたやり方を身に付けて行動すると、それがちゃんと脳の感じ方や考え方にフィードバックされて、進化していく自分を感じられるところなのではないだろうか? 

その後、そのまま、夜中まで、ごそごそと校長室内で活動。午前2時帰宅。

  
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September 12, 2004

デジタルメディア概論の授業

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日曜日の朝、いつものように竹村健一さんが解説役となっている「報道2001」を見る。今日は、教育問題で、櫻井よしこさんが、なるほどというような発言をしていた。これだけ世界がリンクして動いている状況の中で、日本人として、子供時代どのような教育を受けておくべきなのか?それがしっかりなければ、教育の指針が立たないはずだ。

高円寺駅に行く途中の商店街、顔馴染みの美容院がある。ここのオーナー店長は、天気のイイ日は、素晴らしいカスタムバイクで通勤してくる。メタリックな紫色のフレームにハーレーのエンジン。美しい!(写真Click!)

東京校セミナールームで午後1時から「デジタルメディア概論」の授業。今日は3時間5分で、しゃべり終えた。夕方からは、講師候補の方と面談。

デジハリの日曜日は、本当に忙しい。1階のギャラリースペース(写真)では、たくさんの方が、受講の相談に見える。最近は、地方から高校生も見学に来てくれる。頑張らねば!

夜8時50分、家に戻り、そのままスカパーで、F1グランプリの生中継に張り付く。フェラーリ強すぎだ!

  
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September 11, 2004

大学院受験検討者の方々と懇親会

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朝10時から大学院ゼミで、土曜日が始まった。午後1時まで、たっぷり議論。VRコンテンツを企画するのは楽しい。

午後3時、デジハリ10周年に向けて、受講生たちがイベントを企てていて、そのための撮影。

午後6時からは、御茶ノ水のカフェ「いこい」で、本日、アドバンストプログラムを受けた大学院受験検討者の方々と懇親会。今年もパワフルな院生候補が揃っていて、懇親会はとても盛り上がったのであった(写真Click!)

  
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Blog日記用のデジカメなら

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このスギヤマスタイルで使用しているデジカメについて質問があった。Blog日記というコンテンツとのマッチングを考えるといくつか条件が出てくる。

まず、普段の生活の中でのショットなので、シャッターチャンスを逃がさないために、電源オンからの起動時間が短いこと。建物全体を撮ったり、狭い室内で数人の人が入るスナップを撮るため、レンズが広角であること。ストロボ撮影に頼らず暗い室内での撮影ができるようにシャッター速度が長いところまでカバーしていること。さらに測光、オートフォーカス、シャッターまでの時間が、短いこと。で、もちろん、持ち歩くので、コンパクトサイズであること。

いや、これははっきり言ってかなりの欲張りなのだが、ところが、その条件を満たすデジカメがあったのだ。それが、RICOHのCaplio G4 wideだ。広角28mm相当。スイッチオンから1.8秒で撮影可能になるし、シャッターに触ってから0.14秒で露光開始となる。これって、今でも十分に早い。もう1年あまり愛用しているが、市場でも、まだ現行品だ。新聞記者の方々も口コミで、この機種を愛用している人が多くなっているらしい。

さらに買ってから便利だと感じたのは、専用リチウム電池は軽々と10日間ぐらい持つことだ。また、いざ電池切れというときは、それを通常の単三電池2本に入れ替えることができる。

Blogになってからのスギヤマスタイルの写真を見返して欲しい。夜の野外も、暗いバーの室内も、まったくストロボ撮影は無い。手ぶれしないように、しっかりと構えてとれば、ほんとイイ写真が撮れる。

発売から1年は経っていると思うけど、だからこそ、今ならどこでも2万円を切って買えるのではないだろうか? 希望小売価格5万円だったはずだ。普段SONY愛用者のぼくだし、他のRICOHのデジカメに魅力を感じるわけでも無い。でもG4 wideだけは、好きだね。

  
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September 10, 2004

東大カフェ株式会社・夜は懇親会

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午後3時過ぎ、エンタマ2004の会議から戻り、そのままデジハリの新卒採用説明会へ。挨拶と質問に答える。4時からは、大学院運営会議の後半に出て、午後5時の来客となった。

やってきたのは、東大カフェ株式会社を設立した東大生4人の方々。元々は、堺屋太一ゼミが母体となっているとのこと。彼らは、アートをもっと身近なものにしたいという思いで活動を開始していて、なんと来年の愛知万博に伊藤ハムの協力を得てカフェを出すことになっているのだそうだ。カフェの建築は終わっていて、その写真も見せてくれた。半年に渡る万博の期間中に、そのカフェでデジタルアートを多くの人に楽しんでもらおうという企画を進めているとのこと。

そこで、まずは全国の学校を巻き込んでコンペを行って、そのカフェで公開する作品を集めようということで、ぼくのところに相談にいらしたわけだ。熱い気持ちが伝わってきたので、喜んで協力することにした。まずは、協力してくれそうな方の紹介や、コンペの方法などについてアドバイスをさせていただいたのだった。東大生とデジハリ生が普通に協力しあう時代になったんだなと、またも何かが起きてると感じたのであった。

夜8時半、神楽坂の紺屋という家庭的な料亭で、メディア関係者と食事会をした。デジハリからは、古川さん、滝村さんというメディア担当者と、藤本社長とぼくが参加。楽しい情報交換の場となった。たまにお座敷と和食というのもイイねと話しながら、午後11時半、滝村さんと中央線に乗り込み、本日終了となった。

  
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エンタマ2004の運営局会議

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お昼から、大学設置関係の会議。その後2時から、東京国際エンタテインメントマーケット2004の第3回運営局会議に出るために角川書店本社へ。

通称「エンタマ2004」は、出展者もどんどん増えており、まさにコミック、アニメ、ゲーム、フィルムの世界を結ぶ理想的なイベントとなりそうだ。初めてのことなので、一般の方々に、10月23日と24日に幕張メッセに来てもらえるかが、大きなポイント。ただ、運営局はメディアのプロの集団。メジャーのコミック誌を始め、いろいろな雑誌、テレビ、ラジオ、そしてインターネットやメールを巻き込んだこれまでにないぐらいのPRが展開されることになってきた。

web KADOKAWAでも、大きく参加が表明されていて、なんだか盛り上がってきている。もちろん、デジハリも出展する。そうだ、10月22日は、ビジネスマン向けに公開なので、コンテンツビジネスに興味がある方は、金曜日に幕張メッセに来られると良いだろう。その日は、海外からのバイヤーの方も多数招かれているのだ。

さて、そんなコンテンツ産業が再編される雰囲気を感じつつ、帰りに飯田橋の駅に入ると例のlivedoorの意見広告のような大きなポスターを発見(写真Click!)。何かが、本当に起きつつあると、肌で感じる今日この頃だ!

  
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September 09, 2004

HOMEMATSULIのうちあげ!

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午前11時、知人が立ち上げた会社のサイト構築について、デジハリに依頼したいとのこと。

お昼から、昨晩の文部科学省からの要望について、どのように対応していくか会議を持つ。頭をしぼる過程は楽しい。

その後、講演のための資料作り。ようはパワーポイントを作るのだが、統計数字などは、いろいろなサイトを当たって確認となる。サイトを訪ねると当然、寄り道してしまうので、脳の活性化には良いのだが、作業としては進まない。

午後9時、ベルギーのビールが何十種類とおいてあることで有名なブラッセルズ原宿へ、デジハリのメディア担当の古川さんと向かう。

この1年半、いろいろな形で出演させていただいていたSo-net TVのHOMEMATSULIが終了したので、今晩は、番組を制作していたゴーグルのメンバーと出演者たちやスタッフが集まっての打ち上げとなった(写真Click!)。

俳優さん、モデルさん、衣装さん、ヘア&メイクさんなど、現場の方々と盛り上がるのは、とても楽しい。彼らから見ると、ぼくは、Back to the Futureのドクのようなキャラに見えるらしい。光栄なことだ。ということで、午前0時、解散となった。

  
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今日の1冊

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商売柄、「IT系で、どんな本を読めばいいですか?」と良く受講生から質問を受ける。これまで、ぼくなりにリストを作ってきたのだが、まさにピッタリの本が、ぼくの尊敬する東京大学名誉教授の石田晴久先生から送られてきた。
コンピューターの名著・古典100冊は、本当に役に立つガイドだ。ぼくが、受講生に薦めてきた本が、入っていたので、ぼくとしても自分の判断にお墨付きをいただいたような気分。コンピュータについて、いろいろな観点からの本が紹介されているので、必ず、これを読みたいという本が、この本から見つかるはずだ。

  
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September 08, 2004

大学設立チーム、文部科学省へ出頭

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今日は、風が強くて、暑いけど、外を歩いていると気持ちがいい。しかし、台風が今朝通過した札幌校では、登校してくるのが、困難な風の強さだったとのこと。という感じで、水曜日が始まった。

まず定例の大学設立チームでの進行状況の打ち合わせをやる。午後2時すぎ、サクサク氏とエチオピアのカレーを食べながら、大学院の授業についてのミーティング。さらに午後5時から、いつものようにプロデューサー会議なのだが、5時半に退席。

午後6時、デジハリ藤本社長(写真)と大学設立チームが、東京駅からすぐのところにある文部科学省へ。待合室には、たくさんの大学関係者が集まっており、新学科設置審査の時期であることがよくわかる。待つこと1時間あまり、デジハリの番となった。

専門職大学院設置の時よりも、さらに強い要望を頂いた。その中から、大学設置に関するいろいろな法律の文言が、実際にどのように解釈されているか、やっとわかる面がある。一般教養科目の考え方の違いや、実務家教員の実務実績をどのように表現して伝えられるのか? またも、とても大きな課題を頂いてしまった。

かたや経済産業省では、政府からフリーター対策として、専門特化した人材育成に予算が付き事業が始まっている。産業界は大卒であっても、現在の産業動向に即した専門性のない人材を雇用しない傾向が強くなっているからだ。

現代社会に必要な大学とは何か、いや教育とは何か? それを問うとき、法律の条文解釈の範囲の中で、ぼくたちが出来ることは限られていると、改めて感じたのであった。それでも、デジハリは前に進むしかないのだけれど。

  
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September 07, 2004

経済産業省クリエーター育成講座!

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午後1時、渋谷セルリアンタワー東急ホテル39階へ。渋谷駅から歩いてきたときには、真夏のような日差しが射していたのに、39階に着いたら、大雨になっていて、雹まで見えた。びっくりして遠くの空を眺めていると、ほどなく晴れてきた(写真)。ずいぶんと大気が不安定だ!

今日は、ここで、経済産業省クリエーター人材育成支援事業・第1回評価委員会があるのだ。仲間の会社であるデジタルスケープ社が、この事業を行うことになり、委員会には、経済産業省メディアコンテンツ課の杉浦さんと松本さんも、業界からの委員と共に出席された。

この支援事業、「日本があなたをバックアップします!」というコピーで告知が始まっており、全部で40名の新人CGデザイナーが、アニメーションスキルアップのために特別に配慮されたカリキュラムで、訓練を受けることができるというもので、経済産業省クリエーター育成講座という名前が付いている。映像制作やゲーム会社を目指す新人には、ぴったりの講座だ。国のお金で訓練が受けられるのだから、これはお得。応募を検討する価値は十分だ!

今日は、評価委員の早稲田大学国際情報通信研究センターの坂井滋和教授や委員長のデジタルスケープの川村順一さんなどから、活発な意見が出て、勉強になった(写真Click!)。午後2時45分からは、セルリアンタワーの向かいにあるデジタルスケープ社に全員で移動し、実際に講座が行われるトレーニング施設を見学した。

その後、せっかく渋谷に出てきたので、最近スタッフが入れ替わった渋谷校の様子を見に行った。みんな元気そうで安心した。

午後5時、東京校に戻り、そのまま、秋本科の自己推薦の方の面接。都内私立大学文学部の卒業生だったが、とても面白くパワーのある8mmフィルムでの30分の映像作品を2本も作っていて、その作品を見ながら、面接となった。

午後6時半から、USCの音楽学部で映画音楽を勉強した後、ハリウッド映画の世界で仕事をしてきた中西長谷雄さんが、校長室を訪ねていらした。中西さんは、最近のものでは、スパイダーマン2にも関わっていて、ハリウッド映画での音楽制作について、いろいろ話してくれた。最近、日本に戻り、さっそく今年の夏公開となった「ほたるの星」の音楽を担当したとのこと。今後、デジハリと何か接点をもっていただけそうだった。

夜、デジハリ大学設立プロジェクトの楢木野さんと、いろいろ打ち合わせ。明日の夕方、文部科学省へ行くことになっているのだ。いよいよ本格的なやりとりが始まるというわけだ。

  
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September 06, 2004

外でのミーティングばっかりの日

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月曜日、今日は、外部でいろいろなミーティングの日。大手町でミーティングをした後、歩いて丸ビルへ。この7階にある東京21cクラブで、外の景色(写真)を見ながら、メールチェック。メンバーの方々、何人かとお知り合いになったり、ちょっとしたミーティング。ここは気軽に使えるゆったりとしたスペース(写真Click!)で、喫茶もあるし、食事は、丸ビル内のレストランから出前できたりで、使い勝手が良い。

丸ビルに来ると、地下にある明治屋で、チョコレートを買うことにしているのだが、ぼくの好みは、カカオの含有率が80%以上のものだ。その中でも、結局、甘さがほとんど無いリンツチョコレートEXCELLENCE 85% COCOAが定番となっている。

ただし、このチョコは、デジハリスタッフには、まるで生薬みたいだと人気が無い。ということで、買って帰っても、スタッフに食べられてしまうことが無いというわけだが、それでは、あまりに大人気ないので、スタッフにはミルクチョコレートを買って帰ったのであった。

ビターなチョコレート、お勧めがあったら、ぜひ教えてくれ!

  
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September 05, 2004

寝て食べて、寝て食べて、飲む

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本日オフ。休日だから、外で遊びたいと気持ちはあるのだが、まったく起きられない。先週、風邪を押して出張などしていたツケが来ているのだろう。

お昼すぎに起きて、なぜかひら石のごま味噌ラーメンを食べたくなる。ぼくが高円寺に住んで14年ぐらいになるのだが、ずっと、ここのご主人のラーメンを食べてきた。数年前に独立して「ひら石」となり、通っている。健康に悪いものは、絶対に入れないとう主義も素晴らしい。

ぼくのお薦めは、ごま味噌ラーメンのBセット。ラーメンの量が半分となり、名物のジャンボ餃子が3つ付く。この量なら、スープも飲み干せるし、野菜たっぷりの餃子も食べられるのである。長く飽きない味だ!

家に戻ると、昼寝となってしまった。やっぱり体が動かない。夕方、ぼうっとテレビをザッピングして、夜7時、高円寺の街へ。すし屋に入ったら、さっそく地震。その後、高円寺駅近くのボジョレー村というワインバーへ。バーカウンターと店の外のテーブルという小さな店だけど、おいしいワインが揃っているのだ。ほろ酔い加減でシャッターを切ったら、ボケてしまった(写真Click!)。この店、高円寺では老舗だ。

それにしても最近の高円寺は、元気がいい。たくさんの飲み屋とレストラン。そして古着屋を中心とした若者が経営している店が、どんどん増えている。美容室も増えてきている。やはり確実に人が集まってきているのだろう。

  
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September 04, 2004

東京校で授業

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土曜日午前10時半、いつものように大学院のゼミ。ぼくのゼミは、ヴァーチャルリアリティを利用した一般コンシューマー向けのサービスを考え出そうという、ちょっと息の長そうなテーマ。今日は、CG系の講師を長く続けている院生の高田さんが、3D映像フォーラム第69回研究会に出席してくれたので、発表論文についての説明と解説をしてくれた。

午後4時、東京校セミナールームで、デジタルメディア概論の授業(写真)。今日は、なんとか3時間3分で、しゃべり切ることができた。この授業には、渋谷校の受講生の方々も参加するので、東京校を知ってもらう良い機会にもなっている。

土曜日の夜ということで、さすがに仕事のメールも入ってこない。外は大雨で、傘が役立ちそうにないので、ここ1ヶ月ほどで、いろいろな方から頂いたデモテープを、ゆっくり見ることにした。受講生のものもあるが、アーティストの方のもの。また会社紹介ビデオとか、デジハリやぼくが紹介されたテレビ番組とか、見終わったら午前0時だった。

帰り、いつものように教室を見てまわる。土曜日ということで、各教室にたくさんの受講生がオールナイトをしていたのだった(写真Click!)

  
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September 03, 2004

ニッポン放送の新社屋を見学!

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午前11時半、ちょっと、ぼくが約束時間から遅くなってしまったのだが、日本には根付いていないビジネスを、これから立ち上げようとしている方々とミーティング。1時間あまり熱心な説明を聞く。その後、東京校内を見学してもらう。

午後1時半、ニッポン放送の有楽町新本社ビル内覧会に行く。ニッポン放送は、昭和29年(1954年)開局。50周年というわけだ。ジョン・レノンの楽曲から命名された「Imagine Studio」(写真)は、地下にあって、150名は入れるという大型の収録スタジオ。8階に登ると、ブロードバンド専用のスタジオ(写真Click!)があって、ブロードバンド!ニッポンがオンエア中だった。また、他の階では、大学院授業で題材にしたデジタルラジオもデモをしていた。

2階で、ちょっとした懇親会が開かれていて、社長の亀淵昭信さんに挨拶。「ぜひ、Imagine Studioで、デジハリと何かやりたいね」と、制作系の方々を次々と紹介してくれた。昔、亀淵さんのオールナイトニッポンを聞いていた中学生だった、ぼくとしては、不思議な気持ちだ。

午後2時半、大学院の運営会議。いろいろな運営ルールの再検討を2時間ほど、たっぷり議論した。

午後5時半、11月に予定されているメディア教育開発センターが主催する「社会人大学院の未来」というシンポジウムの件で、センターの吉田文先生とミーティング。早稲田大総長の白井先生と関西学院学長の平松先生とぼくとでパネルをやるとのこと。なんだか有り難い企画だ。

その後、社内の軽い打ち合わせを3つほどやって、その後、メール合戦。夜9時、ビンテージギター専門ショップのオーナー高島さんが、奥様とともに、校長室に遊びにきた。奥様は、エレキギターの先生を京都でやっている方。ぼくの仕事が終わるまで、うちの大学院生が、イベントの後、校長室に預けておいた2台のOvationのギターで、合奏していた。さすがに上手だった。

夜11時半、東京校を出て、赤坂で、みんなで夕食。午前2時まで話し込んで、解散となったのであった。

  
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