April 21, 2005
夜中にENGINEが、かかった日
![]() | 午前中、今晩の大学院授業のために準備。昨年の流れを改良。パワポを変更し、新たにパワポ追加。 午後1時ランチ。その後、天気がいいので、徒歩で秋葉原の大学(写真)へ。 今日は、大学で、デジタルコンテンツ表現手法総合演習を担当する黒田順子教員がいらして、実習教室の確認や教科書の予約販売を行っていた。黒田先生は、CG教育のスペシャリスト。ゲーム業界や映像業界のトップレベルのところに、すでに多くの教え子を送り込んでいる。今年TAをやってくれる方々も、全員、デジハリ卒業生で黒田先生に習った人たちだ。実際、実習が始まるのが、楽しみだ。 ちょうどそこに、長年の友人でもある向井利光教員(写真Click! 左)と酒井明彦教員(写真Click! 右)が、スタッフとの打ち合わせに来ていた。向井先生も酒井先生も、大学ではプログラミングを担当してくれるのだが、実は二人は、ぼくが1990年に国際メディア研究財団準備事務所として、メディア科学研究所というものを日本大学理工学部8号館のワンフロアを借りてやっていたときの研究員。その後もいっしょにVRの研究開発をやった仲だ。 向井先生と酒井先生は、先ごろ、日立系の会社から独立して、VR系ベンチャーを開始。VR系コンテンツのプログラミングでは、国内屈指という二人、活躍が期待される。ぼくとしては、昔の仲間が大学教員になってくれたことが、とてもうれしい。 午後4時すぎ、東京校に戻り、普通に仕事開始。午後7時から、4階セミナールームで大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」の2回目の授業。今日は、少し「アクティブラーニング」を取り入れて、授業を展開してみた。テレビ会議を通じた大阪校とのやりとりも面白かった。 この間、1階セミナールームでは、「クリエーターズオーディション」。今日も50社あまりの方々が、人材探しに訪れてくれた。プレゼンテーションされた作品の質も高かった評価。いい 午後10時、友人が、ぼくが、なんとカッコイイ方だと、前々から思っていた雑誌ENGINEの編集長・鈴木正文さんを紹介してくれるというので、銀座のとあるフランス料理店へ。ちょうど夕食が終わったところで、仲間に入れていただいて、いろいろお話を聞くことができた。 自動車とファッションに、世界でもトップと思われるような素晴らしいセンスを発揮されている鈴木さんに、そのセンスは、どのように培われたのですか?と質問したところ。あっさり「好きだからじゃない」と。 好きだから感度レベルが上がる。感度が上がるから、対象物をより感じ理解できる。それが長年続くと、頭の中に大きなデータベースと、それをどう見るかの知恵が生まれる。だから、どんなこともセンス良く斬ってしまえる、そんな風にぼくは解釈した。 真っ赤な細身のジーンズに、Vネックの白いTシャツ、白と赤のコンビの美しい形のレーシングシューズ風スニーカー。それを着こなして、なおかつノーブルに見えてしまう中年なんて、ちょっと感動で、絶句でした。 エネルギを出し切った大学院の授業後に、刺激が強すぎたと見えて、午前0時に東京校に戻って、そのまま4時まで仕事をしてしまった。 |
Posted by
mojosgy
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23:59
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起業しよう、と思うに至るまで。
社会人生活を始めたシリコンバレー時代。
あの頃は全く考えませんでした。
というか考えられなかった。
周りの人が凄すぎたから。
クレイフィッシュの創業者で元社長の松島さん。
初めてお会いしたときはまだ会社も小さく、松島...
起業しよう、と思うまで
【
ワイナリーウエディング日記
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November 07, 2005 09:10