March 14, 2005
LAへ・WILSHIRE GRANDで打ち合わせ
朝、400作品ほど集まった映像産業振興機構のロゴ・コンテストの予備審査を行う。コンセプトの説明を読んで、表現された「VIPO」というロゴを見ると、なるほどというものが多く、審査というより、何かデザインの本を読むように楽しんでしまった。 午後3時、東京校を出て、成田空港へ。今日は、昔から乗りなれているシンガポール航空に乗った。午後6時45分に離陸、日本時間で、午前3時半には、LAXに着陸していた。 飛行機を降りるとき、コミックスウェーブの竹内宏彰社長と、ばったり会った。同じフライトだったのだ。竹内社長は、インディペンデントの若手アニメクリエーターの発掘と作品作りを支えている方で、業界のキーマンだ。いつもアメリカと日本を行き来していらっしゃると聞いていたので、なるほど会ったなという感じだった。 さて、日本とカリフォルニアの時差は、17時間。日本を夜に出たのに、その日の朝に着くので、タイムスリップで1日過去に戻ったみたいだ。昼の12時、デジタルハリウッド大学の入学式を行うWILSHIRE GRANDに到着。このホテル、昔のヒルトンホテル、その頃は、客室が1400ぐらいあったとか。 さっそく先発してロスに入っていた大学スタッフの藤本直樹さんと合流。午後2時からは、デジタルハリウッドのロスアンゼルス校のメンバー(写真Click!)とホテルのディレクターたち、ロスでのツアーを担当するR&C TOURS USA,INC.の方々、全体を取りまとめるワールドエアシステムの村山取締役とで、ミーティングとなった。 まず、宿泊する部屋の確認。日本の基準で考えれば、かなり豪華。その後、入学式を行うボールルームで、ロスアンゼルス校のスタッフが、実際に映像をスクリーンに映したり、サウンドシステムをチェックして、情況を把握。ツアーデスク用に、会議室も確保した。 午後4時から、ホテル内に事務所を持つR&C TOURS USA,INC.で、さらに全体の行程について、細かく打ち合わせ。総勢250人近くとなるツアーなので、受け入れ態勢を万全にしておこうというわけだ。 夜、そのまま旅行社の方々とホテル内で夕食。その後、先週から、UCLAでの研修プログラムのために、こちらに来ているデジタルハリウッドエンタテインメントの木村元子副社長から呼ばれて、パークハイヤットホテルへ移動。 日本の映画やテレビのプロデューサーたち14人が、先週UCLAでの研修を受けたのだが、その研修を統括していた木村さんから、その報告を受けた。たいへん好評だったようだ。 その後、木村さんの紹介で、ハリウッドでプロデューサーとして活躍しているMichelle Manakaさん(写真)に会った。ハリウッド映画の世界で仕事をしていくというのは、アメリカ人でもたいへんな仕事、それもプロデューサーというタフな仕事をこなしているとは、素晴らしいね。 Manakaさんは、脚本の仕事もしているとのこと。プロデューサーというとプロジェクト管理とお金の管理の側面が強調されるけど、やはりクリエイティブへの深い理解が必要とおっしゃっていた。 Manakaさんの名刺に書かれていた「Creativity is Power」というスローガンが、とても印象的だった。 その後、さらに研修から残っていらした日本テレビの方やアメリカのプロダクションIGの方などが、合流して、夜遅くまで、映画や音楽の話で盛り上がったのであった。 そんなこんなで、24時間+17時間の長い月曜日が終わったのであった。 |
Posted by
mojosgy
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23:50
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