経済産業省クリエーター人材育成支援事業の評価委員会へ
| 午前10時から大学入試関連の仕事を3時間ほど行う。先週、取り組んでいた新プロジェクトの企画書作成がやった終わったので、午後は、通常業務。午後3時から渋谷エクセルホテルへ。ここ数ヶ月関わってきた「経済産業省クリエーター人材育成支援事業」の第3回の評価委員会が始まる。この事業、昨年までに経済産業省が専門家の協力で作成したCGクリエーターのスキルマップというものがあり、それをクリアするための実践的なトレーニングを、若いCGクリエーターに行い、その効果について、評価・分析しようというものである。
今回の事業は、仲間の会社であるデジタルスケープ社が行っており、評価委員には、ナムコ中村勲さん、GDH村濱章司さん、デジタルフロンティア植木英則さん、エイリアス社アレックス・ケリーさんなど、トップの方々がなっている。経済産業省からも、メディアコンテンツ課の杉浦健太郎さん(写真)と松本智佐子さんが、出席。事務局は、デジハリ2期生の中路真紀さんが、担当している。
CGというと、どうしても何のツールで、トレーニングするかということになるのだが、今回の事業では、MAYAが選定された。エイリアス社からは、デジハリ・サンタモニカ校の頃の卒業生である西村洋二郎さんと小川大祐さんも、評価委員側として、参加していた。
1時間ほど、中路さんから、トレーニング結果について、いろいろな角度からの評価や分析が報告された。その後、評価委員長のデジタルスケープの川村順一さんと、実際のトレーニングを行った平井直哉さんを中心に、評価委員が、活発な議論を行った。川村さんは、ナムコで「鉄拳」をプロデュースした方で、デジハリといっしょに、ナムコ・デジハリ・ゲームラボというコースを立ちあげたことがある。平井さんは、元、日産のカーデザイナーという経歴の持ち主でもある。
午後6時からは、場所を移して、実際に12月と1月にトレーニングを受けたCGクリエーターの方々といっしょに懇親会となった。まずは、経産省の杉浦さん(写真)の挨拶から始まって、デジタルスケープの藤川社長が乾杯(写真Click!)。今回のトレーニングは、アニメーションに特化したプログラムだったのだが、受講した方々は、とても役にたったという感想だった。ひとりづつ、カルテのような細かい評価結果も渡され、参加した人達には、実りあるトレーニングだったと思う。デジハリ卒業生や現役生も参加していて、さっそく、評価委員たちとコミュニケーションをしていた。
GDHさんも、デジタルフロンティアさんも、映画制作が数本同時に走っているという状況とのことで、実力さえあれば、100人ぐらい、すぐ現場で働いて欲しいとのこと。今、雰囲気だけでなく、現実にコンテンツビジネスが動いているのを感じる話だった。
午後7時過ぎ、解散。風邪が、ぜんぜん直らないので、そのまま帰宅することにしたのだった。 |
Posted by
mojosgy
at
23:30
│
TrackBack(
0
)
この記事へのトラックバックURL