完全オフ
| 朝、早めに起きて、映画館へ。9時50分からの回で、スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の「ターミナル」を見る。まさにアメリカの娯楽映画という脚本だった。ちょっと宣伝のイメージと違うなと感じた。
その後、ほんとに久し振りに、Issey Miyakeの青山店へ。Issey Miyakeは、滝沢直己さんがデザイナーとなっているわけだが、Issey Miyakeのデザインと機能の追及に、さらにテクノロジーとかエンジニアリングが加わっていて、凄く面白いのだ。今日も、超音波で布の端を自由な形にカットしたものや、とうもろこしの繊維を入れて、プリーツ加工が可能になったデニムとかを見ることができた。
それから、その辺りを散策。いろいろなファッションブランドを見ると、かなり感性を刺激されるので、ぼくは、けっこう好きだ。高円寺に戻ると、3連休の最後の夜ということなのか、いつもの商店街(写真Click!)が閑散としていた。なんか冬だね。
「本日のオーディオ談義」
さて、今日は、前から紹介したいと思っていたことを紹介。ミュージシャンのうち、特にシンガーは、今やモニター無しに歌うということは、ほとんどないだろう。ステージの上って、いろいろな楽器の音が、かなり大きな音で出ているので、自分の声が聴こえない。そんな状況で歌えば、音程もはずれるし、最悪、リズムまで狂ってしまうのだ。
また、演奏している全部の楽器の音を、モニターからもらうわけではなく、歌手の人が、自分の好みで、楽器の種類と、その音量をミキサーに指示するのだ。例えば、ドラムのスネアとハイハットの音と、サイドギターの音を少々で、他は、いらないとか。
そのモニター、通常のステージでは、歌手の前に斜めにセットしたスピーカーから出すことが、ほとんどなのだったのだけど、とにかく歌手は、ステージを端から端まで飛び回るし、観客席にも出たりという動きになるので、スピーカーでは、安定してモニターを返すことできないのだ。
そこで、モニターの音を、無線にして歌手が身に着けているレシーバーに飛ばして、ヘッドフォンによってモニターを返すことが多くなってきた。そこで、歌手の方は、耳に入れてしまうタイプの小さなヘッドフォンを使うことになるのだが、それでもステージ上の音は大きいので、耳に届いてしまう。そこで、一部の方が使っているのが、ノイズキャンセル型のヘッドフォン。これは、もともと飛行機に乗っているときに明瞭に音を聞きたいということで、開発された経緯がある。
ぼくは飛行機や新幹線での移動が多いので、長年、SONY MDR-NC10(写真)を愛用している。耳の入り口にフィットするようにシリコンが加工されてあって、外れにくいのが良い。耳にぴったり収まるという点が、音にもプラスになっていて、再生音も、大型のヘッドフォンと引けをとらない。
ノイズキャンセルの威力は、とくに低音域で現れる。飛行機や新幹線では、まさにバックグランド騒音が、あきらかに静かになる。音もノイズキャンセルをオンにしたほうが、低音が太くなる感じが良い。
ということで、数年前に生産終了になっているモデルだけど、これを愛用しているのが、浜崎あゆみさんと桑田佳佑さんのようだ。ぼくがテレビで見る限り、まず、このモデルを使っている。浜崎さんは、この前の紅白でも、その後の民放の番組でも、MDR-NC10を耳に入れていた。たぶん、ステージでも、低音がキャンセルされて、明瞭度が上がることと、耳から落ちにくいのがいいのかもしれないと、勝手に想像している。
ぼくのMDR-NC10は、CDウォークマン用だったのだけど、あまりの人気と普及度合で、ぼくも試さなければならなくなったiPod用として、また活躍し始めている。iPodのサウンドについては、また、いつかスギヤマスタイルで述べたい。ということで、今晩は終了。 |
Posted by
mojosgy
at
23:30
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U2ヴァージョンというのが何とも校長らしいですね^^