December 02, 2004
立体EXPOへ
今日はオフにしてもらって、充電の日にする。午前9時、新宿湘南ラインで横浜へ。そこから、みなとみらい線で、みなとみらい駅へ。実は駅講内が、Queen's Square Yokohamaの真下。上に上がって、人工地盤レベルを300mほど歩けば、目的地、横浜パシフィコに着く。ほんと便利になった。 10時の会場と共に、さっそく'04 国際画像機器展へ入場。お目当ては、同時に開催されている世界初という冠が着いている立体Expo(立体映像産業展2004)である。 VRコンテンツ開発会社として歴史を持つソリッドレイ研究所が縦2.5m横5mのスクリーンを使う立体視VRは、いつものことながら、良く出来ていた。スクリーンが床から立ち上がっているので、スクリーンから1.5mほど離れたところに立って、前方を見ると、非常に広い視野角が得られるので、ある空間を窓から覗いているという感覚ではなく、実際にその場に自分が立っているような素晴らしい没入感が得られる。 ビジュアルウェア社のモバイル機器対応で開発されたアイウェアは、視度調整も左右別に簡単できるし、顔に付けても気にならないぐらい軽く仕上がっていて、一般コンシューマー用の製品として見て、かなりイイ線だと思った。これまで、ヘッドマウントディスプレイ系の製品は、どうしても、この道のプロのためという製品という領域から出られないものなのだ。 とくにケータイ電話に繋げて使うタイプは、将来性を感じた(写真Click!)。説明によれば、来年になれば、立体視用コンテンツを、ダウンロードして、見ることができるようになるということだった。ちょっと、通勤電車の中で、みんながアイウェアを付けて、それぞれに映像コンテンツを楽しんでいる姿を思い浮かべてしまった。外から少し不気味な光景かもしれないけど、アイウェアを楽しんでいる人の前には、大きなディスプレイが浮かんで見えることになるわけだ。 いろいろなブースをゆっくり見た後、同時開催の映像機器展を見て回る。ぼくにとっては、ファクトリーオートメーション用の様々な画像処理システムが、新鮮だった。高解像度のCCDカメラを上手に利用しているシステムが多かった。 午後2時から東京へ移動。午後3時45分から、六本木ヒルズの映画館で「ハウルの動く城」を見る。宮崎監督のこれまでの作品の中から、いろいろなキャラクターやモノが、集まって物語の重要な要素になっているという印象。ぼくは十分に楽しめたし、心も動かされた。内容としては、40歳以上の女性が、もっとも感情移入できる話かなとも感じた。みなさんは、どう感じられただろうか? 夜、そのまま原宿のFONDA DE LA MADRUGADAで、マリアッチを生で聴きながら、久し振りにタコスやエンチラーダを堪能。どうしても辛いものが好きなのである。ということで、技術的にも文化的にも、充電ができた1日を過ごせたのであった。 |
Posted by
mojosgy
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22:00
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