June 01, 2011
「スギヤマスタイル」から「SugiyamaStyle」へバトンタッチ
みなさまにお知らせ。livedoor社がブログサービス開始以来、「スギヤマスタイル」として、ブログを展開してきた。 ブログがブームになった当初は、「TrackBack」を頑張ったこと、ちょっとした発言が切欠で、批判的なコメントが大量に寄せられ、これが「炎上」という言葉になったり、今は昔という感じだ。「スギヤマスタイル」は炎上するほど人気ではなかったけどね(笑)。 ぼくは、ブログ前にも、デジタルハリウッド社内で、毎日、日記という形で、テキストと写真をアップしてきた。 実は、「スギヤマスタイル」で使っている写真には、連番を付けており、この数字をみると、なんと、3559回更新してきたことになる。毎年、夏のSIGGRAPHでは、一日に3回更新することも多かったけれど、基本、一日一本。つまり、ほぼ10年、毎日やってきたわけだ。我ながら、良く続いたという気もするね。 5月25日のブログにも書いたが、この「スギヤマスタイル」独自のフォーマットを使っていることや、写真をひとつづつ加工していること、まとめて更新する方法をとっていることから、ここ2年ほど、更新が1週間近く遅れる状況が、しばしばあった。 これは、一重に、ぼくのスケジュールが詰まってしまっていて、なかなか更新作業が出来ていないという問題、さらに本学が、昨年度からfacebookでのコミュニケーションを学内でも推し進めていることで、そちらに時間が取られているということが大きい。 最後の写真は、川井拓也先生が、ズミクロンという名レンズで撮影してくれた僕のポートレート。そして、写真をクリックすると、今年度の専門スクールのポスターの素材写真。この写真には、『最新型のジブンになる』というキャッチフレーズが付いている。ということで、「スギヤマスタイル」も新型になるのだ。 ブログ「スギヤマスタイル」は、 Facebookページ「SugiyamaStyle」へ移行! またFacebookは、5月30日のブログでも書いたが、使い込みが進むと、ソーシャルな交流だけでなく、つぶやき、チャット、メール、写真アルバム、コンテンツ共有、さらにブログのようにも使え、ぼくにとっては、まさにワンストップサービスといえるものとなった。 いくつものツールを使い分けてきたものを、ひとつのサイトへのアクセスで出来るのは、やはり便利だ。それだけでなく、facebookページというfacebookユーザーじゃない方々にも閲覧できる場を設定できる。 個人ユーザーのfacebookは、google検索から除外されているのだが、Facebookページは、検索対象となっている。そんな状況から、このブログ「スギヤマスタイル」を一旦休止して、Facebookページを「SugiyamaStyle」という名前で設定し、もっとリアルタイムに近い形で、どんどん更新するスタイルに移行することに、5月30日に決断。 もしかして、また、このブログに戻ってくることがあるかもしれないけれど、まずは、このブログを読んでくれてきた皆様に、心より感謝!! 以下、URL。ぜひブックマークを! https://www.facebook.com/SugiyamaStyle 引き続き、Facebookページの「SugiyamaStyle」をよろしく! 「いいね!」もクリックもよろしく。 デジタルハリウッド大学・学長 杉山知之 |
May 31, 2011
「AMD Award授賞式典」に出席
朝、秋葉原メインキャンパスに寄って、学生たちの様子を見てから、セカンドキャンパスへ。 12時前に「Bengal」へ行って、いつものとおり野菜カレーを辛くして食べる。 12時半から、オフィスで学長室ミーティング。メンバーは、小倉先生、栗谷先生、高橋先生、いつものようにここ2週間の報告をしてから、昨年度の振り返りから今年度の活動について、それぞれの先生と話をしたのであった。 学長室の先生たちのブログ「Digital Stream」、そちらもよろしくね! 4時、信濃町の明治記念館へ。今日は、デジタルメディア協会の第16回AMD Award授賞式典なのだ。 ぼくが毎年楽しみにしているのは、リージョナル賞。これは地域活性化に役立つコンテンツが選ばれる。今年は、青森県企画政策部広報広聴課の職員3人でカメラを回して編集してアップしている「あおもり映像コンテンツ・プロモーション事業」が受賞。 「青森映像素材ライブラリー」としてYouTubeにアップされている。権利関係がクリアで、ほとんどがフリー素材、かつ映像クオリティが良いということで選ばれたとのこと。学生たちにも、ぜひ使ってもらいたいとのことだった。 今年の優秀賞9作品が発表された後、最後に大賞/総務大臣賞の発表。それは「AKB48コンセプト」、秋元康さんが受賞したのだった。AMDの過去の受賞作品から考えると、ちょっと異色とは言え、確かに昨年度は、まさにAKBが一般に大ブレイクした年だったことは間違いないね。 受賞式典が終わり、マスコミ用のフォトセッション。受賞したほとんどの方が知り合いということで、ぼくはど真ん中から、皆さんを撮影させてもらったのであった(写真Click!)。 そして、隣のバンケットルームに移って記念のパーティ。さっそく秋元康さんの前には長蛇の列が出来ていた。東大の河口洋一郎先生が、秋元さんの親友とのことで、ぼくに秋元さんを紹介してくれたのだった(写真)。 8時過ぎにパーティが終わり、信濃町から一度、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスに戻って、ちょっと仕事をして、10時半、本日終了としたのであった。 |
May 30, 2011
『Creative Connection Tokyo』のキックオフミーティング
朝、起きて、さっそくMacBookを開けて、Facebookへ。最近、たくさんの方々から「友達」のリクエストをいただくのだが、必ずその方のウォールを読んだり、経歴を読ませていただいたりしてから、承認をしているので、ちょっとその作業が間に合わなくなってきた。 これは、一重にぼくが、「友達」にラベルを付けて、交流がしやすいようにしているためで、選別をしているのではない。ただ、たまに名前以外、隠れていて、さらに共通の友人もいない方からリクエストがある。こういう場合は、とりあえず保留となっている。 Facebookをかなり使い込み初めて、ソーシャルな交流だけでなく、つぶやき、チャット、メール、写真アルバム、コンテンツ共有、さらにブログのようにも使え、ぼくにとっては、ワンストップサービスという感覚。 いくつものツールを使い分けてきたものを、ひとつのサイトへのアクセスで出来るのは、やはり便利だ。 国民の半分がユーザーというアメリカでは、ちょっとソーシャルが行き過ぎて、出会い系のような使われ方が目立つとのこと。ということでビジネスライクに交流を求めている人達は、Likedinを使っているとのこと。 先ごろ、IPOして大成功という数字になったLinkedinだけど、日本では、Linkedinの認知は極めて低いね。facebookも、日本では、アーリーアダプターの方々の場という感じだが、ぼくにとっては使いやすいので、しばらく嵌ることにした。 午後2時、明治大学和泉校舎へ。例のごとくメディア錬の講師室で仕事開始。4時20分、303教室で、「クリエータービジネス論」の講義。今日の内容は、デザイナーとアーティストの違いについて。あまり区別せずに使われることも多い言葉だけど、ビジネスという側面からは、大きな違いもあるよね。 午後5時50分に終了。そのまま秋葉原メインキャンパスあるダイビルへ。今日は、ここの5階で、本学が関東経済産業局からの委託事業として今年度行う『Creative Connection Tokyo』のキックオフミーティングがあるのだ。 この事業、簡単にいえば、仕事のチャンスを求めている若い才能と、新しいアイデアを求めている企業を結びつける場を作ろうというもの。昔からある話だけど、いつの世にも必要な事業だね。 ぼくが到着したとき、まさに開始する寸前。大勢の業界人の方々が詰めかけていた。最初に、関東経済産業局地域経済部情報政策課の小澤元樹さん(写真)が挨拶。 ぼくも、「アジアのクリエイティブ産業」という題名で、ミニ講演。また今回の事業について、本学の荻野教授、吉田教授らが説明を行ったのであった。 その後、7時半から懇親会。まずは皆で乾杯(写真Click!)。いろいろな方々と挨拶して交流。 この『Creative Connection Tokyo』で行う事業、楽しみだ。 9時、メインキャンパスへ上がって、しばしスタッフたちと打ち合わせ。そして本日終了とした。 |
May 29, 2011
大阪校で「デジタルメディア概論」の講義
May 28, 2011
福岡校で「デジタルメディア概論」の講義
May 27, 2011
特許庁の官僚の方々が本学を視察
May 26, 2011
夜、大学院「デジタルコミュニケーション原論」の講義
May 25, 2011
大学で「デジタルコミュニケーション論」の講義
May 24, 2011
東京本校で「デジタルメディア概論」の講義。
May 23, 2011
和泉校舎でゲスト講師を招いて講義、夜は紀里谷和明監督のセミナー
午前10時、いつものように高円寺駅前の上島珈琲店で、MacBookを広げて仕事開始。 さすがにここだとWiMaxの電波が安定して入るので、高円寺だと、ここでノマドワーキングすることが、ほとんど。 2時間ほど仕事した後、明治大学和泉校舎へ移動。メディア棟の講師室へ。 午後3時半、ゲスト講師として、毎年お願いしている櫻井孝昌さんが、さらにゲストを連れてやってきた。 一人は、北京で育ち、日本のアニメ声優に成ることを決意して、日本語の猛勉強をして、つい最近、青二プロ所属となった劉セイラさん。 もう一人は、世界のアニメファンに絶大な人気で、海外でのコンサートは、どこでも数千人が押し寄せるというアンカフェのドラマー輝喜さん。 櫻井さんも先週、「ゴロウ・デラックス」に丸々出演していた。Cool Japanを語るには、最適の濃いゲストたちだ(写真Click!)。 講義は、4時20分から90分、明治大学の学生たちは、日本のアニメとファッションが、想像以上に世界各国の若者たちに熱烈に支持されていることを、写真や映像で目の当たりにして、かなり衝撃があったようだ。 講義の最後、セイラさんも輝喜さんも、学生たちの前でしゃべってくれた。うれしいね。講義後、輝紀さんもセイラさんも、学生たちに囲まれていたのだが、ぼくは後は櫻井さんに任せて、すぐに御茶ノ水へ向かった。 6時40分、東京本校に到着。今晩、いっしょに講演を見る現在、ハリウッドで映画タイトル制作のアートディレクターをやっている宇治悦子さんと合流。 ちょうど到着した紀里谷和明監督(写真)に、いっしょに挨拶をした。紀里谷さんは、もう10年もいろいろな学校で、ボランティアで講演をしてきているとのこと。表現者を目指す若者に熱い気持ちがあるのだろう。 「デジハリには、もっと前に来ていても、おかしくなかったのにね」と紀里谷監督。確かに監督の下で働いたCGクリエーターの中に、多くの卒業生がいるので、遠い関係ではなかったはずなのだ。 午後7時から、8時45分までの講演が始まる。流れは、その場での学生の質問が切欠で、紀里谷監督の怒涛のトークが炸裂する。 「恐怖」が本物の表現者になることを阻害するという話は、とても心に響いた。今日の講演で、覚悟を決めた参加者が多かったのではないだろうか? 現在、紀里谷監督は、ハリウッドで有名な事務所に所属し、多くの脚本を読み、多くのプロデューサーに会う日々。そのようにして世界配給となる映画の監督に指名されることを目指している監督たちは、これもたくさんいるとのこと。ハイレベルな競争の中でも、紀里谷監督なら、チャンスを掴むだろう。 また、2ヶ月後には、日本でも新たな試みをネットを中心に展開するとのこと。それも楽しみだ。 紀里谷監督の燃える心に刺激を受けたまま、宇治さんといっしょに夕食。今や仕事が、メジャータイトルばかりとなっている宇治さんも、紀里谷監督の話には、心を動かされたようだった。 ちなみに彼女の最近の仕事は、現在上映中の「Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides」のロゴデザインだったりする。こういう卒業生がいるのは、もちろん誇りだね。 |
May 22, 2011
Startup Weekend Tokyoの最終プレゼンの審査員をやった
さすがに1週間、非常に忙しかったので、午前中は、ゴロゴロしていた。 午後、古い車の修理で、日本堤のARD小柳さんのところに車を転がしていく。オルターネーターが、ほぼダメになっている感じで、バッテリーが上がってしまうのだ。なんとかバッテリーを充電して、日本堤まで行くことができた。 その帰り、恵比寿のデジタルガレージへ向かう。今日は、ここのオープンネットワークラボで、この3日間行われている「Startup Weekend」の最終プレゼンの審査員をやらせてもらうのだ。 「Startup Weekend」は金曜日からの3日間で、ビジネスプランを作るというもので、良いものが出来たら、そのままスタートまで行こうということで、この名前が付いている。 金曜日、初めて顔を合わせた人たちが、チームメイキングからやって、企画をまとめて行くというというプロセス自体が、意味があるものだと思う。今回は、過去最大の13チームが作られた。 参加者たちが、凄い熱気で、最後のプレゼンの練習をしている状況の中に、ぼくは到着したのだった(写真Click!)。 午後5時から、プレゼンが始まる。参加者たちの多くが、ICT系の若いビジネスマン、そして日本で働くIT系外国人たち。プログラミングやデザインスキルが高い人も多いので、プレゼンといっても半完成品ぐらいまで仕上げて、実機でプレゼンするグループもある。これもエキサイティングだ。 最後に、参加者全員の投票による各賞の決定が終わった後、審査員の投票が加わり、最優秀賞が決定。 このイベント「Startup Weekend Tokyo」の主催者は、Jonny Liくん(写真)。自分でもチームに参加して、なおかつ運営もして、大した人だ。 夜9時過ぎに高円寺駅に着く、そのままLa Cocina del Cuatroへ行く。仁さんに、「夕食食べてないんだ」というだけで、量も調整して、美味しいものを食べさせてくれる。お客さんたちと、ワイワイとしゃべりながら夜が更けたのだった。 |
May 21, 2011
TEDxTokyo 2011に参加
朝7時に家を出て、お台場の日本科学未来館へ向かう。 未来館は、震災で天井が落ちたということで、現在、改修工事中で閉館しているのだが、今日は、TEDxTokyo 2011のために、ホールなどの使用部分を開けてくれたとのこと。素晴らしいね配慮だ。 午前8時、TEDxTokyo 2011の受付に着く。共同設立者の一人Todd Porteさんが、にこやかに迎えてくれる。 すでに多くの外国人の方々が着ていて、さっそくコーヒーや軽食を食べながら、自己紹介などが始まる。 午前9時、7階「みらいCANホール」に参加者が着席。いつものように共同設立者のPatrick Newellさんの軽妙なオープニングトークで、TEDxTokyoが始まる。 今年は、すべてのセッションがUSTREAMで全世界に中継されるのだが、生でTEDにいると、参加しているパワフルなオーディエンスたちが醸しだす雰囲気が格別なのだ(写真Click!)。 TEDxTokyoは、実際に見た人たちじゃないと、どんなイベントが説明しにくいところがある。簡単に言えば、様々な分野の様々な立場から選ばれたスピーカーが、次々と現れてプレゼン。それを丸1日、とにかく味わうのだ。脳の中に嵐が起きるような感じにもなる。 今年で3回目のTEDxTokyoは、最初から「みらいCANホール」がメイン会場なのだが、まさにうってつけの会場とロケーションだと思う。 ランチタイムは、たっぷり2時間とってあり、皆で外に出て、ちょっと歩いて埠頭まで行くのだ。そこにテントがあって弁当が配れている。天気のよい中、皆でワイワイと弁当をつまみながら、紹介しあったり、ディスカッションしたりという時間になるのだ。 この時間、回りを人が囲んでお忙しの方が見えた。MIT Media Lab副所長の石井裕教授(写真)だ。人と人が繋がって、アイデアとアイデアが交換され、それがアクションに繋がっていくのが目の前で感じられる。まさにこれがTEDだね。 午後も、素晴らしいプレゼンが続いた。スピーカーが持つそれぞれの世界観が、目の前に広がっていき、引き込まれるような感覚。 夕方、すべてのプレゼンが終わり、全員で、船の科学館へ移動して、東京湾の夜景を見ながら懇親パーティ。 なんとNHKあさイチでもお馴染みのイタリアンシェフのマリオ・フリットリさん自らが来てサーブしてくれていた。美味しいイタリアンとワイン、参加者たちは、どんどん饒舌になっていく。 ということで、特別な1日を過ごせたのであった。 |
May 20, 2011
東京本校で「デジタルメディア概論」の講義準備
May 19, 2011
モバイル広告大賞の審査会
May 18, 2011
いつもの大学になってきた
May 17, 2011
福岡コンテンツ産業振興会議第1回企画運営委員会
朝8時半に高円寺を出て、羽田空港へ向かう。 10時半のフライトで、福岡へ。離陸が混んでいて、出発が遅れ、さらに強風のせいかフライト時間も長くなり、福岡空港のターミナルに着いたのは12時半だった。 さっそく地下鉄に飛び乗り、博多駅のホームに降りて、まず感じたのは、「明るい」ということだ。すっかり東京の節電モードの薄暗さに慣れていたわけだ。 12時50分、博多駅から数分の「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター」の中に居た。空港と街の中心部がここまで近い福岡は、確かに便利だ。 午後1時から、福岡コンテンツ産業振興会議の第1回企画運営委員会。今年も引き続き、ぼくが会長をやらせてもらっている。 福岡県が県として、企画中のコンテンツ産業振興策について、ひとつひとつ説明をしてもらい、それについて地元の有数なコンテンツ関連企業からの委員たちが、質問や要望をしていく(写真Click!)。 当然ながら、企業側からは、実質的に効力が期待できるアイデアが述べられる。今日の2時間半あまりの会議で出た意見が反映されて、県の企画がまとまることになる。 こういう仕組みで、福岡県は10年以上に渡り、コンテンツ産業振興を行っている。福岡のコンテンツ産業の業績を見れば、県の企業の協力体制がプラスに働いていることは明らかだ。 また、1999年、渋谷で「ビットバレー」のムーブメントが起きたことに呼応して、全国で同じような動きが起こった。もちろん福岡でも大名地区を中心にした「D2K」が出現した。その後、数年で、すべての動きが消滅した中、ここでは、その「D2K」が、現在も続いているのだ。 その中心人物として、ICT系ベンチャー企業をつなげているのが、ペンシル社の覚田義明社長(写真)だ。デジタルハリウッド福岡校を開校してから、ずっとお世話になっていて、こうしていっしょに仕事ができることもうれしいことだ。 会議が終わり、福岡県がベンチャーインキュベーション施設として昨年開設した「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター」の中を案内してもらう。とくに、ここでは通常の事業所の中に作りにくい録音スタジオを設けて貸し出している。確かにコンテンツ制作会社が、気軽に使えるこのような施設があることは、とても良いことだね。 福岡空港で、1時間ほどMacBookを広げて仕事をして、予定通り午後5時半のフライトで羽田へ。またも出発が遅れて、羽田に着いたのは8時近く。そのまま高円寺に戻って、本日終了。 |
May 16, 2011
和泉キャンパスで、「クリエータービジネス論」の講義
May 15, 2011
オープンキャンパス、デザフェス、本科懇親会
May 14, 2011
母親の家で、DIY
午前10時に家を出る。途中、オリンピック小金井店で、DIYグッズを購入して、国立の母親の家へ。 母親の家で、買っていった弁当を食べた後、ちょっと大工仕事。 この間、玄関の段差で、母親が転んだとのこと。ということで今日は、壁のところに取手を取り付けることにしたのだ。 最近は、バリアフリーのDIY製品が、いろいろあるので、非常に便利だ。これからも、いろいろありそうなので、先程、オリンピックで、MAKITAの充電式の電動ドリルも購入したのだ。 母親に何度か、玄関に降りたり登ったりする動作をやってもらって、取手の位置を決める。電動ドリルのお陰で、わりと簡単に取手を取り付けることができたのだった(写真)。 母親に数ヶ月前にプレゼントしたiRobot社のルンバが、掃除をしているところを、今日、始めて見た(写真Click!)。けっこう見ていて飽きない動きで、想像したより丁寧に、コース取りをしながら、ちょっと迷路的な母親の家の廊下を掃除をしていた。 夜7時半まで居て、高円寺に戻って、本日終了。 |
May 13, 2011
知的財産戦略推進本部コンテンツ強化専門調査会
May 12, 2011
大学院講義と杉山研究室のミーティング
朝、秋葉原メインキャンパスへ。 午後1時、HRプロ寺澤社長のご紹介で、旭化成アミダスの相談役・三崎雅明さんらとミーティング。 HRプロ主催の「HR戦略総合セミナー2011」で講演をやらせてもらうことになり、その講座のスポンサーが旭化成アミダスさんなのだ。 その後、大学スタッフと教授会についての打ち合わせをして、セカンドキャンパスのオフィスへ。 午後3時過ぎ、徒歩で御茶ノ水へ。雨がけっこう降っている。3時半から本部で定例のボードミーティング。 本当にお陰さまで、デジタルハリウッドには、いろいろなところから、まさにいろいろなオファーをいただいている。ボードミーティングの話題は、ほとんど、そのような案件についてだ。 6時半終了して、すぐにJRで秋葉原へ。秋葉原では、本学修了のまつもとあつしさん(写真)が、最近、上梓した『スマートデバイスが生む商機』を持って訪ねてきてくれていた。 まつもとさんは、大学院修了後、すでに5冊の単行本を出している。今回の本は、いよいよビジネスシーンへの投入が始まったスマートデバイスについて、有名キーマン達のインタビューも入れて、紹介している。グットタイミングの本だね! 7時からメインキャンパスで、大学院の「デジタルコミュニケーション原論」の講義。今日は、1985年のMedia Labの最初期のデモを紹介。現在でも、色褪せないアイデアもあるね。 8時半に終了して、そのままミーティングルームで、杉山研究室のミーティング。ぼくの研究室は、すでに本学の大学院でDCM修士号をとった修了生たちが、研究員として所属している。皆、専門が違うけれど、大きな目標を共有している仲間。ここでの議論は、とてもエキサイティングなのだ(写真Click!)。 ミーティングを10時半に終え、その後、事務室でスタッフたちと話をして、11時に本日終了とした。 |
May 11, 2011
松田圭太監督の最新作『RONNIN POP』メイキングセミナー
午前中から、セカンドキャンパスの学長室でKeynote制作。昨晩作った映像ファイルを貼りつけ、大学院の講義の準備をする。 午後4時にメインキャンパスへ移動して、4時20分から「デジタルコミュニケーション論」の講義。170人が受講。5時50分に終了。みんな集中して聴いてくれた。 その後、御茶ノ水の東京本校に移動。午後7時から、デジタルハリウッド出身で、現在、映画監督としての活動が注目され始めている松田圭太監督のセミナーに参加。 今回の作品は、『RONNIN POP』、主演は、韓国で人気の男性9人組のZE:A(ゼア)。ということで、ロケはすべて韓国で行われたのだそうだ。 松田圭太監督の強みは、自身の「ライスフィールド」というVFXスタジオを持っているところだ。普段は大手メーカーのCMやテレビ番組のオープニングなどを手掛ける制作スタジオ。そこで鍛えられている実写合成の技術が、『RONNIN POP』に生きている。 今日は、メイキングセミナーということで、松田監督自身が、種明かし用に作った映像で説明してくれた。とても分かりやすかった。グリーンバック撮影のワイヤーアクションが、CGと合成されて、ファンタスティックな戦闘シーンになっていた。 ちょうどZE:A(ゼア)が、日本で人気が出始めているとのこと。ぜひ、多くのZE:Aファンにも見ていただきたい映画だ。 午後9時にセミナーが終了して、ギャラリーで松田監督(写真)と歓談。その後、そのままギャラリーのテーブルで仕事を続けて、午後11時に終了とした。 |
May 10, 2011
AR三兄弟の二男さんがやってきた日
May 09, 2011
和泉校舎で「クリエータービジネス論」の講義
朝10時に、昨晩に引き続き、ふたたび西五反田の桐ヶ谷斎場へ。今日は告別式。故人の冥福を祈って、お棺を見送ったのだった。本当に残念だ。 12時過ぎ、一度、高円寺に戻り、支度をして明治大学和泉校舎へ。和泉校舎は自転車通学の学生も多いようで、駐輪場はパンク状態だ(写真Click!)。 最近、東京のビジネスマンたちも、自転車通勤をする人たちが増えている。エコという観点から、ブームになってきて、自転車関連の月刊誌も多く発行されている。 大震災の当日、帰宅困難となり、途中で自転車を購入した人も多かったとのこと。また家族を出迎えようとした自家用車が、都内で朝方まで大渋滞になってしまったことなど、都内における自転車の有用性は、ますます高まったと感じる。 しかし、車を運転する側からみて、最近、あまりにも危険な自転車の運転をしている人が多く、閉口する。信号無視、無灯火、車道逆走の3つだけは、ぜひ守っていただきたいと思うのだ。 夜、家に戻ってからも、ずっと講義用のKeynote作り。10時過ぎ、家でやっているのも飽きて、仲通りのFREE BarDへ。いつものようにオーナーバーテンダーのマークくんと、ひとしきりおしゃべり。 ここのカウンターはとても落ち着くのだ。今日は、ベルギーのホワイトビールVEDETTを飲む(写真)。酵母とよく混ぜるということで、マークくんが、ボトルを回しながら注いでくれた。アルコール度が4.7%なので、仕事しながら、ちょうど良かった。 2時間ほど、FREE BarDに居て、本日終了。 |
May 08, 2011
昼間は近所で撮影の練習、夜は親友のお通夜へ。
ゴールデンウィーク最後の日曜日、今日は天気が良いし暑いぐらいだ。 ということで、α900を持って、近所の馬橋公園へ。ここは住宅地の真ん中の小規模な公園なのだが、木が大きいので、アングルによっては、ダイナミックな絵が撮れるのだ。また花も多いので、接写も楽しめる。 四季折々、定点観測のような写真も、ここで撮っている。今日も、いろいろ撮ったのだが、人口の小川で遊ぶ子供たちを、大きな2本の木の間から臨む絵が気に入ったので、シャッターを切ったのだった(写真Click!)。 その帰り、ついこないだまで煙突の工事をしていたなみのゆさんの煙突に、例年のように鯉のぼりが上がっているのを見つけて、シャッターを切った(写真)。こどもの日にぎりぎり間に合ったようだ。いつもだと4月末から上がっているのだが、震災の影響なのだろう。 午後6時、西五反田にある桐ヶ谷斎場へ。今日は、ぼくの大学院時代からの親友の荘美知子さんのお通夜。荘さんは、航空機騒音の国際的な研究者。住んでいたオハイオで、まったくの急病で亡くなられてしまった。 お通夜には、昭和50年代、日本大学理工学部建築学科の木村翔研究室で院生をやって方々が、大勢集まっていた。80歳を超えてますます元気な木村翔先生を始め、騒音関係の研究者も多く集まっていた。 30年以上、交流のあった同じ年齢の友人を、もう失ってしまうなんて想像もしていないことだった。会いたければ、いつでもまた会えるというように、悠長に構えていられない年齢に入ってきたのかもしれない。 |
May 07, 2011
自由の森学園の保護者会に参加
朝9時に家を出て、高円寺からバスで西武池袋線の練馬駅へ。そこから飯能駅へ。さらにスクールバス(写真)で15分ほどで、息子が通う自由の森学園に到着。今日は保護者会なのだ。 高円寺から毎日通うという意味では、本当に遠いという感じだが、来てしまえば、山の麓の高台にある環境は、絵に書いたようなキャンパスで、とても素晴らしい(写真Click!)。 この学校の教育は、ちょっと変人の息子に合っているようで、距離をものともせず通っている。いつも話を聴くにつけ、どこか校風がデジタルハリウッド大学と通じるところ感じる。 体育館で校長先生の話を聴く。少子化のため中学生の募集を苦労している話や埼玉県の授業料無償化の見直しなども話題になる。このオープンさが良いね。 校長先生も自ら林業という実習もある講座を持っている。去年、息子もとったのだが、とても良い経験をしたようだった。高円寺いたら想像もできない講座だ。 この学校は、卒業生の保護者たちも学校に関わっている人が多い。そのひとつが学食だ。学食は食生活部として、元保護者たちが運営し、安全な食材で、さらに無化調の工夫したメニューを揃えている。 ぼくもスパイスからアレンジしているカレーを食べた。子供用なので辛くないのだが味は美味しかった。さすがにインドでの家庭料理の取材から学んだものというだけのことはある。 事実、このことは、『日本で一番まっとうな学食』という本になって出版されている。 昼食後、地域ごとの保護者会に出た後、ぼくは、ふたたびスクールバスで飯能駅へ向かい、夕方、高円寺に戻った。 妻は、クラス保護者会、学年保護者会に出て、さらに飯能駅の近くで行われた教員と保護者の懇親会に息子と出て、カラオケをして夜中に帰ってきたのだった。 |
May 06, 2011
入学式とデジタルフロンティア
May 05, 2011
一日、家の中に篭る
せっかくのゴールデンウィークというのに天気が良くないし、寒く感じる。 軽い風邪なのか、黄砂のせいなのか、ここ数日、咳が止まらなくなってきた。それも辛いので、今日は一日、家に引き篭もることにする。 ここのところ、バラバラとAppleから、iPad2の周辺パーツが届く。実は、オンラインでの発売日の夕方、気がついてiPad2をオンラインストアでオーダー。どうせなら、名前を刻印したいというのがオンラインストアを利用する理由。 そして、同時にiPad Smart Coverなどを注文したのだが、この周辺機器が、バラバラとひとつづつ届き始めているのだ。本体は、まだ後1週間ぐらいは来ない予定なので、本体が揃って同時に送ってくれれば良いものを、なぜ、細かいものをひとつづつ送ってくるのか? ヤマト運輸の人も、ほぼ1日置きにぼくの家に配達に来ている状況。 まあ、それはAppleの方針なので、仕方が無いとも思うが、今日は、例の“お風呂の蓋”と日本では呼ばれているSmart Coverが来た(写真)。これが先に来て、どうしろというのだ!と、思わないほうが無理。 猫のピートは、薄いポリエチレンの袋が大好き(写真Click!)。じゃれると、シャワシャワという音が出るのが、とても嬉しいらしいのだ。 ぼくは、日替なWOWOWから取り溜めていたハルヒを見続ける。オンエア当時は、ハイビジョンで見てなかったのだ。 しかし、この内容が、そのまま海外で、たいへんな共感を得られるわけだから、日本のアニメって、本当に凄いと思うのだ。京アニ詣をする気持ちになるね。 そんな風に過ぎた「こどもの日」だった。 |
May 04, 2011
「オリンパスホール八王子」のオープニングコンサート
朝、国立の母親の家へ行く。買い物リストをもらって、いろいろ買出し。 午後1時過ぎ、国立駅へ出てJRで八王子駅へ。駅の南側に出来たサザンスカイタワー八王子4階の「オリンパスホール八王子」へ。 「オリンパスホール八王子」は、八王子市の音楽ホール。2000人クラスの多目的ホールをいろいろな催し物に対応できるようにするには、高度な建築音響設計が必要となる。担当したのは、世界的な建築音響設計事務所である永田音響設計の小野朗さん。小野さんは、ぼくの大学院時代の木村研究室での後輩。ちょっと誇りに思う! その「オリンパスホール八王子」、今日が、約1ヶ月遅れのオープニングコンサート。大震災を受けて、コンサートは「オリンパスホール八王子開館・東日本大震災被災地支援コンサート」という名前に変更になった。 このホールのエクゼクティブプロデューサーに就任した指揮者西本智実さんは、オープニングに八王子の学生に参加してもらいたいという気持ちと、新しい試みをされたいということがあり、組曲「展覧会の絵」の演奏とCGアニメーション映像のコラボレーションを企画。 八王子に制作スタジオを持つデジタルハリウッドが、OJTとして、組曲を構成するそれぞれ楽曲にCGアニメーションを作るという、まあプロがやってもたいへんなプロジェクトをやらせてもらうことになったのだ。 午後2時、ホールの2階席へ。とても品がある雰囲気を持つホール内。目をステージに向ければ、オーケストラのセッティングの背後に、普通なら設置されない大きなスクリーンがあった(写真Click!)。 黒須隆一八王子市長の挨拶の後、オープニングコンサートが始まった。「展覧会の絵」の演奏終了後、OJTに参加したデジタルハリウッドの学生、受講生、講師がステージに呼ばれて、西本さんの合図で挨拶。 プロジェクトチームの半分以上が、プロジェクト開始時は、CGを習い始めて3ヶ月程度だった。まさにこのプロジェクトによって彼らも大きく成長したと言える。学校として、こんなプロジェクトに参加できて本当に光栄だと思った。 午後4時過ぎ、楽屋へ行き、ロビーで募金活動を行っている西本さんを待つ。しばらくして、着替えた西本さんが出てきてくれた(写真)。ステージでの西本さんは、まさに男装の麗人という感じなのだが、素顔の西本さんは、チャーミングな大阪弁で話す気さくな方なのだ。 西本さんは、今回のCGとのコラボに、いろいろな可能性を感じたとのことで、次のプロジェクトでも、何かいっしょにやりたいと言っていただいた。有り難いね。 午後5時過ぎ、再度、母親の家に行き、しばらく話をして、高円寺に戻ったのであった。 |
May 03, 2011
オフ、山下公園に行ったのだが、
今日はオフ。写真の練習をしたいと思っていた日なのだけど、天気予報の状況は良くない。 でも午後から新宿湘南ラインで横浜へ。そこから、みなとみらい線を利用して山下公園へ行ってみる。 寒いし曇り、そんな中、大震災の影響でイベントが中止になってたいへんというようなMCをやりながらの大道芸人さんの様子を撮影。しばらくしたら、雨になり、散歩も諦めて、高円寺に戻る。 夜10時になってから、何か食べようと仲通りを行き、串焼き処「Dizz」を覗いたら、大将(写真)が焼いていたので、久しぶりに入る。 1999年にオープンした頃は、仲通りには、「抱瓶」以外、主だったレストランが無く、ここには良く通っていたのだ。たまの焼き鳥、美味しかった。 |
May 02, 2011
明治大学国際日本学部で講義開始
May 01, 2011
自分のものの掃除デー、夜は「波やし」へ
今日は、掃除デー。細かい機材や、車内の掃除のために、ダイソンのDC34モーターヘッドを先週、ヨドバシアキバで手に入れたのだ。 オフィス用にDC35を使っているのだが、充電式が非常に便利ということは経験していた。また、家に猫がいるため、床以外にもいろいろなところに毛が付いていて、それを手軽に取りたいということも、ハンディーなDC34なら良いと思ったわけだ。 本体1.5キロほど。片手で振り回せるし、3種類のヘッドが付いているので、使ってみると、確かに便利だ(写真Click!)。電源コードをコンセントに差し込んで使わないということで、気軽に掃除する気になるのも良いね。 車の中も掃除したのだが、思ったほどホコリがなかった。ゴミが溜まる部分がクリアなので、どこでホコリが良くとれたか見えるのも便利だ。 午後5時半、仲通りにある鮨屋「波やし」に予約電話。ここは、大勢の常連が付いて、うまくタイミングが合わないと、まったく予約が取れないのだ。予約が難しい店が高円寺にあるなんて、かなりレアケースの店だ。 店長は、日本からニューヨークの有名店に派遣され7年ほど過ごし、その後、新宿で店長を務めた後、父上の寿司店をリニューアルする形で継いだ方(写真)。にぎりに行くまでに、いろいろ旬なものを食べさせてくれるのが嬉しい。 毎年のことなのだが、結局、ゴールデンウィークは、食べ歩きウィークになりそうな感じだ。 |
April 30, 2011
高円寺びっくり大道芸2011を見て回る
朝、ゴールデンウィークに突入した気に少しなる。 高円寺では、今日から「高円寺びっくり大道芸2011」だ。高円寺の商店街が全面協力して、街のあちこちで大道芸が繰り広げられる。息子も芸人さんの移動や交通整理のためのボランティアに出ている。 午前11時、家を出る。近くの仲通りでも、いきなり楽しい大道芸(写真)が始まっていた。駅前では、ほとんどサーカスといって良いような大道芸が行われていた(写真Click!)。 午後2時半、秋葉原セカンドキャンパスのオフィスへ。誰もいないところで、ゆっくり講義の準備。前期の前半は、同時に3つの異なる講義が週に展開するので、けっこう準備時間が必要なのだ。 そんな感じで、ぼくのゴールデンウィークが始まった。 |
April 29, 2011
Digital Frontier 2011のリハーサル
今日からゴールデンウィークということだけど、大震災があって、大学のすべての予定がずれているので、まさに意識できないうちに、4月末になってしまったという感じだ。 午前中は、家でずっとfacebookにかじりつく。今年、大学1年生が全員受ける「アクティブラーニング」や担任が付くホームルームで、facebook利用を進めているため、1年生から、ぞくぞくと「友達」申請が飛んでくる。とくに留学生たちの反応は早い。 午後1時、ちょっと遅めのブランチ。自分でパスタを作る。今日は、ツナとアンチョビのパスタ。けっこう美味しかった。 午後3時半、高円寺を出て、御茶ノ水の東京本校へ向かう。 4時過ぎに到着して、5時から1階セミナールームで、デジタルハリウッドの優秀作品発表会「デジタルフロンティア2011」のリハーサル。 「デジタルフロンティア2011」すでに多くのお申し込みをいただいているが、父兄の方々については、まだご参加可能なので、お問い合わせを。 今年は、大学3年生の学生(写真)とぼくが司会者を務めることになる。セミナールームの200インチのスクリーンに、実際に使うプロジェクターを持ち込んでのリハ。 やはり想定したとおり、映像の再生などに問題が出た。現状、世の中全体が、ハイビジョン映像に移行する中、デジタル側には、様々なファイルフォーマット、様々な解像度の映像に、4:3、16:9の画角がある。さらに映像再生ソフトとビデオ再生ハードとの相性まであり、コネクターの種類もいろいろ。教員とスタッフで、しばし悩む(写真Click!)。 あちらを立てれば、こちらが立たずということがあり、全部の映像作品をスクリーン上で、同じ大きさで再生することは諦めることとした。まあ移行期には仕方がないね。 午後9時までリハーサルを行い、本日終了としたのだった。後は、5月6日の午後にリハがあるので、そこで確認だ。 |
April 28, 2011
昼は取締役会、夜は大学院の講義
April 27, 2011
伊藤穣一さんのMIT Media Lab所長就任に思うこと
本日は、丸1日、御茶ノ水の東京本校で仕事する予定。 さて、昨日、ベンチャー起業家として数々のプロジェクトに携わってきた伊藤穣一さんが、MIT Media Lab所長に任命されたとの報道が出て、twitter内でも、たくさんのコメントが飛んでいた。 昨年末、伊藤穣一さん本人から、候補者としてMedia Labとやりとりが始まっているという話は聞いていた。そのとき、「僕がタフツ大学中退というのも、ちょっとひっかかるみたい」と冗談ぽく話してくれていた。 ご存知の方も多いと思うけれど、Media Labは、初代所長のNicholas Negroponte教授のスーパービジネスマン的な感性と行動力で、1985年に設立され、まさに21世紀を先取りした研究開発を最初の5年間ぐらいで、一気に見せてしまった今や伝説的な研究所。 そのときは、日本のすべての大手電気メーカーと、NTT、後のベネッセ、NHKなどが大スポンサーとなり、これが未来だという様々なアイデアがDemoとして公開されていったのだった。 その影響は、全世界の大学やICT系企業に及び、同様の研究開発がまさに主流として行われるようになり、そしてMedia Labが常に輝かしく見えるということが無くなった状況になっていったのだった。 それでも日本では、NTTの研究所出身の石井裕教授がMedia Lab副所長を長く務めていることから、ちょくちょくテレビなどで紹介されるMITの有名研究所という感じだったと思う。しかし、日本企業からのスポンサーシップは激減してしまっていた。 伊藤穣一さんは、数えれば4代目の所長。日本より海外での評価が抜群に高い伊藤穣一さんについて、アメリカのメディアでも、彼のリードによりMedia Labが再度、トップに踊り出ることが期待できると紹介されている。 おこがましいけれど、ぼくの体験と考えから言えば、Media Lab所長は、まず、人生の半分を旅客機のファーストクラスで過ごすことが苦痛ではなく、世界の様々な分野のキーパーソンと交流があり、もちろんICT分野の先端知識があり、大所高所で文化文明も論じられる人ということになる。 これって、まさに皆さんが知っている“伊藤穣一”さん、そのものだよね。だから、ぼくは、とても良いディシジョンをMedia LabのファカルティたちとMIT本部が下したと思うのだ。 伊藤穣一さんのブログに「MIT Media Labに参加するにあたって」という日本語訳した文章がアップされているので、ご興味のある方はぜひどうぞ! 午後3時半から定例のボードミーティング。午後6時に終了。 その後、3階の本部で、クリエイティブ室の近くで仕事を続ける。パンフレットなど紙モノ制作がメインの西平さん(写真)たちは、いつも午前0時近くまで仕事になるのだが、なぜかグラフィック、編集、印刷のプロたちは、昔から夜中から明け方まで仕事が及ぶ。これはもう文化ともいうべき感じ。 ということで、アートディレクションに口を出すぼくも、夜中近くにクリエイティブのスタッフたちと打ち合わせることになるわけだ(笑)。 夜11時、7階のマシンルームへ。震災の影響で4月になってから卒業式をやった受講生たちが、それぞれの作品の仕上げのために、今日も徹夜状態だった(写真Click!)。17年間、変わらないデジタルハリウッドの専門スクールの、これも文化。 残っていた受講生の多くが、5月4日に八王子のオリンパスホールで行われる開館記念コンサートで演奏される「組曲 展覧会の絵」に連動したCGアニメーションを制作した人たちだった。 オリンパスホールの芸術監督に就任された世界的指揮者の西本智実さんが、新しい試みをされたいということでデジタルハリウッドの学生たちにチャンスを与えていただいた。当日は、制作に関わった彼らも招かれているとのこと。今から楽しみだ。 |